JP2760368B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2760368B2
JP2760368B2 JP4223351A JP22335192A JP2760368B2 JP 2760368 B2 JP2760368 B2 JP 2760368B2 JP 4223351 A JP4223351 A JP 4223351A JP 22335192 A JP22335192 A JP 22335192A JP 2760368 B2 JP2760368 B2 JP 2760368B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回線に接続され留守番
機能を有する接続装置と持ち運びができる複数の電話機
からなり、複数の電話機で同時に留守録音の表示と録音
内容のモニタができるコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば接続装置に留守番録音・再生機能
を備えたコードレス電話装置は知られており、接続装置
側から録音、再生などの留守番機能を設定し、動作を実
現させている。留守録音、再生などの状態表示は、接続
装置に配置された発光ダイオード(LED)やランプな
どの表示器で確認することができる。また、いたずら電
話に対応したり、居留守の目的で接続装置にスピーカを
用いた音声拡声器を備えて留守録音の内容をモニタした
り、1台の電話機の受話器等から留守録音の内容をモニ
タして通話の相手を確認してから、電話機を通話状態に
することができるコードレス電話装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の留守番機能を備
え複数の電話機を有するコードレス電話装置は、接続装
置側および任意の電話機1台を操作して留守録音中の状
態表示や留守録音中の相手の声をモニタすることができ
るが、複数の電話機から同時にモニタすることはできな
い。また、電話機から録音内容のモニタを行う場合は、
モニタ操作の早い者勝ちなので、“居留守”等の目的で
相手を確認するために複数の電話機で同時にモニタを行
い、その中から最適なものが通話に入るということがで
きなく、モニタ機能を十分に活用することができない。
【0004】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は留守録音の状態表示や録音
内容の音声モニタを複数の電話機側で同時にできるよう
に構成したコードレス電話装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るコードレス電話装置の接続装置は、制御
部に、留守設定情報に基づいて、留守録音に移行後、留
守録音が終了するまで、前記接続装置と前記複数の電話
機の通話チャネルを保持するために電話機の台数に応じ
たn個の録音中通知情報を順番に繰り返し出力する通話
チャネル保持手段を備え、留守録音中やモニタ中の表示
と録音内容のモニタを全ての電話機で同時に行えるよう
構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明に係るコードレス電話装置は、接続装
置の制御部に、電話機の台数に応じたn個の録音中通知
情報を順番に繰り返し出力する通話チャネル保持手段を
備えたので、留守録音中に接続装置と複数の電話機との
間を同一の通話チャネルで保持することができ、複数の
電話機から同時に接続装置で録音中の内容をモニタする
ことができる。よって、留守録音しながら録音内容を複
数の電話機から同時に聞くことができ、電話をしてきた
相手をモニタしている全ての電話機から確認することが
できるため、必要に応じてモニタしている電話機の内の
最適なものが1台通話に入ることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係るコードレス電話装置
の構成図である。コードレス電話装置は、電話回線13
に接続される接続装置1と、接続装置1と無線で交信す
る電話機21a〜21nで構成される。
【0008】図2はこの発明に係るコードレス電話装置
の接続装置のブロック構成図である。この接続装置1は
電話回線13とのインタフェースを行うもので、回線イ
ンタフェース(I/F)部2と、モデム・フィルタ部3
と、送受信部4と、送受信兼用のアンテナ5と、制御部
6と、留守番機能の録再操作部7と、テープレコーダ部
8と低周波増幅器9、11と、スピーカ等の電気―音響
変換器10と、音声合成部12からなる。
【0009】回線インタフェース(I/F)部2は、電
話回線13を介して電話局から送られてくる着信信号
(ベル信号)を検出して着信検出信号2aを出力する着
信検出回路と、ループ閉結情報2bに基づいて電話回線
13の直流ループを閉結・開放を制御する直流ループ閉
結回路と、ダイヤル情報に基づいてダイヤル信号を選択
するダイヤル回路と、2線―4線変換回路等を備える。
【0010】2線―4線変換回路は、電話回線13を介
して送られてくる受話信号を効率よく取り出して、取り
出した受話信号2cをモデム・フィルタ部3の音声信号
入力端子3aへ供給するとともに、モデム・フィルタ部
3の音声信号出力端子3bからの送話信号2dを効率よ
く電話回線13に送出する。
【0011】モデム・フィルタ部3は、送話ならびに受
話の各音声信号を処理するフィルタ部と、送信データT
Dおよび受信データRDの処理を行うモデム部(変復調
部)を備える。
【0012】フィルタ部は送話系フィルタ回路と受話系
フィルタ回路を備える。送話系フィルタ回路は、音声信
号入力端子3aへ供給された受話信号2cの高域周波数
成分を除去するとともに、受話信号2cに対して非線形
圧縮処理をした音声信号3eを送受信部4の送信信号入
力端子4aへ供給する。受信フィルタ回路は、送受信部
4の受信信号出力端子4bから出力された検波信号(音
声信号+受信データ)4cの中から音声信号を抽出し、
非線形伸長処理(非線形圧縮処理と逆の処理)をして音
声信号とし、この音声信号をモデム・フィルタ部3の
声信号出力端子3bから送話信号2dとして回線インタ
フェース(I/F)部2へ供給する。
【0013】モデム部(変復調部)は、変調部と復調部
からなる。変調部は、送信データ入力端子3cに供給さ
れるビットシリアルな送信データ信号TDを論理レベル
に応じた音声周波数帯域内の信号へ変換し、変換して得
た変調信号3fを送受信部4の送信信号入力端子4aへ
供給する。なお、変調信号3fは非線形圧縮処理を施し
た音声信号3eよりも優先して出力されるよう構成され
ており、変調信号3fが出力されている間は音声信号3
eが遮断されるが、変調信号3fの出力されている時間
は極めて短いため通常の通話には支障を与えない。
【0014】復調部は、送受信部4の受信信号出力端子
4bから出力された検波信号(音声信号+受信データ)
4cの中から受信データ信号成分を抽出して復調し、そ
の復調出力を受信データ出力端子3dから受信データ信
号RDとして出力する。
【0015】送受信部4は、送信部4dと、シンセサイ
ザ部4eと、受信部4fを備える。送信および受信を行
う通話チャネルは、制御部6から供給される送受信チャ
ネル指定情報6aに基づいてシンセサイザ部4eが設定
する。送信ならびに受信を行うか否かは、制御部6から
供給される送・受信制御情報6bに基づいて制御され
る。
【0016】受信部4fは、送受信チャネル指定情報6
aに基づいて指定された通話チャネルの受信レベルが予
め設定したしきい値を超えた場合は、その通話チャネル
が他のコードレス電話装置に使用されていることを示す
キャリアセンス信号4gを出力するように構成してい
る。
【0017】制御部6は、コードレス電話制御部と留守
番制御部(図2では一括して制御部と表示)と通話チャ
ネル保持手段6Aからなり、マイクロコンピュータを用
いて構成している。
【0018】この制御部6は、送受信チャネル指定情報
6aを出力して送受信するチャネル(制御チャネル、通
話チャネル)を指定し、キャリアセンス信号4gに基づ
いてチャネルが空いているか否かを監視する。また、制
御部6は、電話機21a〜21nとの間で情報の送受を
行い、使用するチャネルの制御を行うとともに、着信検
出信号2aに基づく着信応答処理や電話機側からの発呼
要求等の電話機側での操作内容に応じた直流ループの閉
結・開放やダイヤル信号の送出等の制御をするよう構成
している。さらに、制御部6は、録再操作部7のキー情
報7aに基づいて、音声要求信号6fを音声合成部12
に送り、操作ガイダンスのデータ12aを受けたり、録
音・再生指示情報6hをテープレコーダ部8に送り、録
音や再生を行う。
【0019】通話チャネル保持手段6Aは、図3の通話
チャネル保持手段ブロック構成図に示すように、モニタ
制御部14、タイマ回路15、周波数可変信号発生器1
6から構成される。この通話チャネル保持手段6Aは、
回線インタフェース(I/F)部2が電話回線13を介
して電話局から送られてくる着信信号(ベル信号)を検
出し、録再操作部7録音キー操作で予め設定された着
信回数を超え、テープレコーダ部8で自動録音に入った
場合、制御部6からの留守設定情報14dに基づき、モ
ニタ制御部14が通話チャネル保持情報14cを制御部
6に伝送する。制御部6に伝送された通話チャネル保持
情報14cは、送信データ信号TDとしてモデム・フィ
ルタ部3、送受信部4を介して送受信兼用のアンテナ5
から電話機21a〜21nに送信するよう構成する。
【0020】制御部6は、通話チャネル保持情報14c
に基づき、通話チャネルを着信音鳴動状態に電話機21
a〜21nとの間で形成した通話チャネルのままに保持
する。一方、送信データ信号TDとして電話機21a〜
21nに送信された通話チャネル保持情報14cに基づ
き、電話機側の制御部でも着信鳴動状態の通話チャネル
を保持するとともにベル鳴動を停止する。
【0021】また、通話チャネル保持手段6Aは、録音
状態になるとモニタ制御部14からタイマ起動情報14
aを発生してタイマ回路15を動作させ、タイマ信号1
5aを信号発生器16に出力する。信号発生器16は、
モニタ制御部14からの留守録音動作中情報14bとタ
イマ信号15aに基づき、電話機の台数に応じたn個の
録音中通知情報16aを順番に繰り返し出力する。
【0022】接続装置1から電話機21a〜21nに
録音状態を通知するn個の録音中通知情報16aのデ
ータは、制御部6の送信データ出力端子6cからモデム
・フィルタ部3の送信データ入力端子3cに供給される
送信データ信号TDとして構成されモデム・フィルタ部
3、送受信部4を介して送受信兼用のアンテナ5から録
音情報として電話機21a〜21nに送信され、表示部
28bを駆動して表示を行う。また、電話機21a〜2
1nから接続装置1に録音内容をモニタするためのモニ
タ情報が送られてくると、モデム・フィルタ部3の受信
データ出力端子3dから受信データ信号RDとして制御
部6に入力され、制御部6は回線インタフェース(I/
F)部2の2線―4線変換回路を介して送られてくる受
話信号2cをモデム・フィルタ部3を通して送受信部4
に送り、送受信兼用のアンテナ5から電話機21a〜2
1nに無線で送信し、電話機21a〜21nの受話器2
5bから相手の声をモニタするよう構成する。
【0023】テープレコーダ部8は、録音部8aと、再
生部8bと、磁気テープ駆動部8cと、録音・再生ヘッ
ド8dと、録音・再生切替えスイッチ8e等からなり、
録再操作部7からのキー情報7aに基づいて制御部6か
ら出力される録音・再生指示情報6hに基づいて、通話
中録音、再生、録音モニタ等の駆動がなされるととも
に、回線インタフェース(I/F)部2からの着信検出
信号2aにより制御された録音・再生指示情報6hに基
づいて、再生部8bから自動的に応答メッセージを送出
したり、録音部8aからの音声を自動的に留守録音する
よう構成されている。
【0024】テープレコーダ部8からの再生出力8f
は、低周波増幅器9で増幅されて音声出力9aをスピー
カ等の電気―音響変換器10から音声出力することで留
守録音状態のモニタを行う。
【0025】音声合成部12からのメッセージや操作ガ
イダンスのデータ12aは、制御部から音声信号6gと
して出力され、低周波増幅器11を介してスピーカ等の
電気―音響変換器10から音声出力したり、モデム・フ
ィルタ部3の音声信号入力端子3a提供され、モデム・
フィルタ部3、送受信部4および送受信兼用のアンテナ
5を介して電話機21a〜21nに送信され、受話器2
5bから音声出力される。
【0026】図4はこの発明に係るコードレス電話装置
の電話機のブロック構成図である。この電話機21a〜
21nは、送受信兼用のアンテナ22と、送受信部23
と、モデム・フィルタ部24と、受話増幅器25a、受
話器25bと、送話器26と、制御部27f、送話切替
スイッチ27gと、表示制御部28a、表示部28b
と、操作部29からなる。
【0027】送受信兼用のアンテナ22、送受信部2
3、モデム・フィルタ部24の構成は接続装置1と同じ
である。モデム・フィルタ部24の音声信号入力端子2
4aには送話器26からの送話信号が供給される。モデ
ム・フィルタ部24の音声信号出力端子24bから出力
された受話信号は受話増幅器25aで増幅され、受話器
25bを駆動するよう構成している。この実施例では、
録音中のモニタは受話増幅器25aを介して受話器25
bから行うように構成している。
【0028】制御部27fは、マイクロコンピュータを
用いて構成し、操作部29からのキー入力情報29aに
応じて電話機21a〜21n側の制御を行うとともに、
キー入力情報29aに基づいて送信データtdを生成し
て接続装置1へ送出するよう構成している。また、接続
装置1からの受信データは、モデム・フィルタ部24の
受信データ出力端子24dから受信データ信号rdとし
て入力されるよう構成している。また、制御部27f
は、送受信チャネル指定情報27aを出力して送受信す
るチャネル(制御チャネル、通話チャネル)を指定し、
キャリアセンス信号23gに基づいてチャネルが空いて
いるか否かを監視し、送・受信制御情報27bを出力し
て送信・受信状態を制御する点については接続装置1の
制御部6と同様に構成している。さらに、21a〜21
nの電話機のおのおのの制御部27fは、接続装置1か
ら送られてくるn個の録音中通知情報16aのいずれか
1個を受信し、着信鳴動状態で接続装置1との間に形成
した通話チャネルを保持するとともに、留守録音中の状
態表示を表示部28bで行う。
【0029】送話切替スイッチ27gは、制御部27f
からの送話制御情報27iにより制御され、通話状態で
はスイッチがオンとなり送話器26とモデム・フィルタ
部24の音声信号入力端子24aを接続し、留守録モニ
タ状態ではスイッチがオフとなり送話器26からの送話
信号は遮断される。
【0030】表示制御部28aは制御部27fからの表
示制御情報27eに基づいて表示駆動モードを変化さ
せ、表示部28bを駆動する。表示制御情報27eは接
続装置1から送られてくる録音中状態を示す録音中通知
情報16aや電話機21a〜21nの操作部29のモニ
タキー情報29aに基づくモニタ情報に対応した表示を
制御するように構成している。
【0031】表示部28bは、発光ダイオード(LE
D)やランプ等の可視的な表示器で構成し、表示器の配
置は、例えば対応するキーに表示器を内蔵した自照式の
キースイッチ等で構成する。
【0032】次に本発明に係るコードレス電話装置の動
作を説明する。接続装置1の録再操作部7で留守録音に
設定された状態で着信があると、回線インタフェース
(I/F)部2の着信検出信号2aにより、制御部6は
着信信号の回数を監視し、予め設定した着信信号回数
(例えば1秒オン、2秒オフの信号を1回と数える)に
なると制御部6から録音・再生指示情報6hをテープレ
コーダ部8に送り、録音・再生指示情報6hに基づいて
再生部8bから応答メッセージ8fを回線インタフェー
ス(I/F)部2を介して電話回線13に送出し、続い
て相手の音声信号2cを録音部8aに取込み、テープへ
用件録音を開始する。
【0033】一方、録音状態は、通話チャネル保持手段
6Aからタイマ回路15で設定された時間Tの順番に出
力されるn個の各電話機21a〜21nに対応する録音
中通知情報16aが送信データ信号TDとして制御部6
からモデム・フィルタ部3の復調部へ提供され、データ
を論理レベルに応じた音声周波数帯域内の信号に変換さ
れた変調信号3fとして送受信部4の送信信号入力端子
4aへ供給される。この変調信号は送受信部4の送信部
4dを介して送受信兼用のアンテナ5から電話機21a
〜21nへ送信される。
【0034】電話機21a〜21nの送受信兼用のアン
テナ22で順番に受信された信号継続時間Tのn個の録
音中通知情報の変調信号は、送受信部23の受信部23
fで検波され、モデム・フィルタ部24の復調部で復調
され、受信データ出力端子24dから録音通知情報の受
信データrdとして制御部27fに提供される。制御部
27fの録音中通知情報データは表示制御情報27eに
変換され、表示制御部28aに提供されて、録音中通知
情報データに応じた表示駆動出力を発生して表示部28
bに接続装置1の留守録音中の状態表示を行う。
【0035】ここでは、録音中通知情報にデータを用い
たが、接続装置1の音声合成部12に録音中を知らせる
音声(例えば、“ただいま用件録音中です。”)を準備
しておき、音声データ12aは制御部6から音声信号6
gを出力し、低周波増幅器11を介してモデム・フィル
タ部3へ提供して音声信号の経路で送受信部4を通り、
送受信兼用のアンテナ5から電話機21a〜21nへ送
信されるよう構成することができる。
【0036】録音内容のモニタは、電話機21a〜21
nのうちで1台の電話機(例えば、電話機21a)の
示部28bで留守録音中であることを確認した後に1台
の電話機(例えば、電話機21a)の操作部29のモニ
タキー29bを押下すると、モニタキー情報29aが制
御部27fへ提供される。自分(例えば電話機21a)
宛の録音通知情報16aが受信されると、制御部27f
からモニタ情報として送信データtdを端子27cから
モデム・フィルタ部24へ提供し、送受信部23を経由
して変調され送受信兼用のアンテナ22から接続装置1
にモニタ情報が送信される。n個の各電話機は、おのお
のの録音中通知情報を受信した後、モニタ情報を送信す
ることにより、電話機同士のモニタ情報(電波)がぶつ
かってデータが壊れることを防止する。
【0037】また、既に1台の電話機(例えば電話機2
1a)がモニタ情報を送信してモニタに移行している状
態で、他の電話機がモニタ状態に移行しようとする場合
は、既にモニタ状態の電話機(電話機21a)は、自分
宛の録音中通知情報16aはなく、モニタ情報を送信す
ることもないため、モニタに移行しようとしている電話
機との間で電波がぶつかることはない。モニタ中の電話
機(電話機21a)がモニタを中止すると、再び自分宛
の録音中通知情報16aが送られてくるので、この情報
を受信した後にモニタ情報を送信してモニタに移行する
ことができる。
【0038】接続装置1の送受信兼用のアンテナ5で受
信されたモニタ情報の変調信号は、送受信部4の受信部
4fで検波され、モデム・フィルタ部3の復調部で復調
され、受信データ出力端子3dからモニタ情報の受信デ
ータTDとして制御部6に入力され、制御部から通話チ
ャネル保持手段6Aに提供される。通話チャネル保持手
段6Aは接続装置1と電話機21a〜21nの通話チャ
ネルを保持し、電話回線13からの音声(ここではモニ
タ音声)は接続装置1から電話機21a〜21nに送ら
れて受話器25bから受聴することができる。
【0039】一方、モニタキー29bが押下されると、
電話機21a〜21nの制御部27fから送話制御情報
27iが送話切替スイッチ27gに送られ、スイッチが
オフとなり送話器26からの送話信号は遮断される。さ
らに、モニタキー29bが押下されると、電話機21a
〜21nの制御部27fから表示制御情報27eが表示
制御部28aに提供されて、モニタキー情報データに応
じた表示駆動出力を発生して表示部28bに接続装置2
のモニタ中の状態表示を行う。
【0040】接続装置1と電話機21a〜21nの通話
チャネルは着信状態に形成したチャネルが保持されてい
るので、録音中通知情報16aが継続している時間内
(例えば表示部28bが点灯している間)にモニタキー
29bを操作して、n個の電話機21a〜21nを同時
にモニタ状態にすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るコー
ドレス電話装置は、接続装置の制御部に、電話機の台数
に応じたn個の録音中通知情報を順番に繰り返し出力す
る通話チャネル保持手段を備え、留守録音中に接続装置
と複数の電話機との間を同一の通話チャネルで保持する
ことができ、複数の電話機から同時に接続装置で録音中
の内容をモニタすることができる。よって、留守録音し
ながら録音内容を複数の電話機から同時に聞くことがで
きるので、留守番機能を備えたコードレス電話装置の利
便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコードレス電話装置の構成図
【図2】この発明に係るコードレス電話装置の接続装置
のブロック構成図
【図3】通話チャネル保持手段ブロック構成図
【図4】この発明に係るコードレス電話装置の電話機の
ブロック構成図
【符号の説明】
1…接続装置、2…回線インタフェース(I/F)部、
3,24…モデム・フィルタ部、4,23…送受信部、
5,22…送受信兼用のアンテナ、6,27f…制御
部、6A…通話チャネル保持手段、7…録再操作部、8
…テープレコーダ部 、12…音声合成部、21a〜2
1n…電話機、25b…受話器、26…送話器、27g
…送話切替スイッチ、28b…表示部、29…操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続され、留守録音・再生機
    能を有する接続装置と、前記接続装置と無線で通話がで
    き、持ち運びが可能な複数の電話機からなるコードレス
    電話装置において、前記接続装置は、制御部に、 留守設定情報に基づいて、
    留守録音に移行後、留守録音が終了するまで、前記接続
    装置と前記複数の電話機の通話チャネルを保持するため
    に電話機の台数に応じたn個の録音中通知情報を順番に
    繰り返し出力する通話チャネル保持手段を備え、留守録
    音中やモニタ中の表示と録音内容のモニタを全ての電話
    機で同時に行えるよう構成したことを特徴とするコード
    レス電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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