JP4843133B2 - ナースコール装置。 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明はナースコール装置に係り、特に、ナースコール子機からの呼出しが報知/表示される携帯端末を変更できるナースコール装置に関する。
【従来の技術】
【0003】
従来から、この種のナースコール装置として、図5のブロック図に示す全体構成のナースコール装置が提案されている。
【0004】
同図に示すナースコール装置は、病院内の所定のエリア、ここでは、1階、2階毎で病室内の各病床にそれぞれ設置される複数のナースコール子機101a、101b、・・・、102a、102b、・・・と、各階毎のナースステーション内にそれぞれ設置されるナースコール親機111、112と、各階を巡回中の看護人、例えば、看護婦により携帯(所持)される複数の携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・と、各階毎に設置され携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・を無線制御(呼出先、通話路の選択、信号処理等)するための無線基地局131、132と、病院内の共用部に設置されナースコール親機111、112および無線基地局131、132の間をそれぞれ制御(回線制御等)するための交換機141とで構成されている。
【0005】
このように構成されたナースコール装置において、各階(1階、2階)毎のナースステーション内にそれぞれ設置されるナースコール親機111、112には、製品の出荷時における病院側からの要請に基づいて、病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機101a、101b、・・・、102a、102b、・・・毎、呼出先の携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・に割当てた携帯端末割当テーブル(図示せず)と、携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・にてナースコール子機101a、101b、・・・、102a、102b、・・・からの呼出しに応じて表示させる子機番号情報の子機番号テーブル(図示せず)とがそれぞれ記憶されている。
【0006】
ここで、一方のエリアをなす1階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機101a、101b、・・・のうち、ナースコール子機101aの呼出機能(詳述せず)が患者により能動とされると、この操作を検出したナースコール親機111の呼出報知機能が能動となり、例えば、呼出音の鳴動、呼出元のナースコール子機101aに該当した表示灯(図示せず)の点灯による1階のナースステーション内に居る看護人、例えば、看護婦への呼出報知/表示が行われるとともに、携帯端末割当テーブル(図示せず)および子機番号テーブル(図示せず)に割当てられている呼出先の当該携帯端末にて子機番号情報を表示させる、ここでは、1階を巡回中の看護人、例えば、看護婦が携帯している携帯端末121a、121b、・・・にて呼出報知/表示させるために、呼出先アドレスと子機番号情報とを含有した携帯端末呼出信号を出力し、この携帯端末呼出信号は、交換機141、無線基地局131、132を介して携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・にそれぞれ伝送される。
【0007】
また、携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・は、ナースコール親機111からの携帯端末呼出信号をなす呼出先アドレスと自端末に予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場合にのみ呼出報知/表示を行う。ここでは、携帯端末121a、121b、・・・のみ当該アドレスが一致し、呼出音の鳴動、呼出元のナースコール子機101aに該当した子機番号情報、例えば、「1」の表示により、1階を巡回中の看護人、例えば、看護婦への呼出報知/表示が行われる。
【0008】
なお、上述の説明では、一方のエリアをなす1階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機101a、101b、・・・のうち、ナースコール子機101aからの呼出しを報知/表示させる動作について説明したが、他のナースコール子機101b、・・・や、他方のエリア、即ち、2階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機102a、102b、・・・からの呼出しについても同様、ナースコール親機111、112にそれぞれ記憶されている携帯端末割当テーブル(図示せず)および子機番号テーブル(図示せず)に基づいて、ナースコール親機111、112、呼出先に該当した携帯端末121a、121b、・・・、122a、122b、・・・にて適宜に呼出報知/表示が行われる(詳述せず)。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来のナースコール装置では、製品の出荷時における病院側からの要請に基づいて、ナースコール子機101a、101b、・・・、102a、102b、・・・毎、呼出先の携帯端末122a、122b、・・・、122a、122b、・・・、および呼出先の122a、122b、・・・、122a、122b、・・・にて表示させる子機番号情報を設定し記憶せねばならず、出荷時以降、変更できない煩雑さを有する難点
また、ナースコール子機101a、101b、・・・、102a、102b、・・・から携帯端末122a、122b、・・・、122a、122b、・・・への呼出先の変更ができないことに起因して、夜間時等で看護業務を遂行する看護人、例えば、看護婦の数が少なく、当該看護婦が所定のエリアにのみ存在している場合には、不在とされるエリアからの呼出しを看護婦が確認できず、緊急の呼出時等、迅速な対応が困難となる難点があった。
【0010】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、ナースコール子機から携帯端末への呼出先、および呼出先の携帯端末にて表示させる子機番号情報を容易に変更可能とするとともに、変更した呼出先を表示可能とすることにより、夜間時等で看護業務を遂行する看護人、例えば、看護婦の数が少ない場合における病床の患者からの緊急の呼出しに対して迅速な対応ができるナースコール装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的を達成するため、本発明によるナースコール装置は、ナースコール子機からの呼出しをナースコール親機および携帯端末に報知/表示させるナースコール装置であって、ナースコール親機には、ナースコール子機毎の呼出先の携帯端末を設定するための呼出先設定テーブルおよびナースコール子機からの呼出しに応じて携帯端末にて表示させる子機番号情報を変更するための子機番号変更テーブルを備える記憶部と、呼出先設定テーブルに基づいてナースコール子機からの呼出先を変更するための第1の呼出先変更スイッチと、子機番号変更テーブルに基づいて携帯端末にて表示させる子機番号情報を変更するための子機番号変更スイッチとが設けられていることを特徴としている。
【0012】
また、本発明によるナースコール装置は、ナースコール親機には、夜間等で看護人が少なくなった場合にナースコール子機から携帯端末への呼出先を変更するための第2の呼出先変更スイッチが設けられていることを特徴としている。
【0013】
また、本発明によるナースコール装置は、ナースコール親機には、第2の呼出先変更スイッチの操作に応じてナースコール子機の呼出先を表示するための表示部が設けられていることを特徴としている。
【0014】
このようなナースコール装置によれば、ナースコール子機から携帯端末への呼出先を変更するための機能、携帯端末にて表示させる子機番号情報を変更するための機能、およびナースコール子機の変更された呼出先を表示するための機能をナースコール親機に備えることにより、ナースコール子機から携帯端末への呼出先、および呼出先の携帯端末にて表示させる子機番号情報の変更が容易となるとともに、変更した呼出先を視覚的に確認することができ、夜間時等で看護業務を遂行する看護人、例えば、看護婦の数が少ない場合における病床の患者からの緊急の呼出しに対して迅速な対応が可能となる。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、本発明によるナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施例によるナースコール装置の全体構成を示すブロック図であり、病院内の所定のエリア、ここでは、1階、2階毎で病室内の各病床にそれぞれ設置される複数のナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・と、各階毎のナースステーション内にそれぞれ設置されるナースコール親機11、12と、各階を巡回中の看護人、例えば、看護婦により携帯(所持)される複数の携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・と、各階毎に設置され携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・を無線制御(呼出先、通話路の選択、信号処理等)するための無線基地局31、32と、病院内の共用部に設置されナースコール親機11、12および無線基地局31、32の間をそれぞれ制御(回線制御等)するための交換機41とで構成されており、ナースコール親機11、12には、子機接続ラインL1a、L1b、・・・、L2a、L2b、・・・を介してナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・が、交換機接続ラインL11、L12を介して交換機41がそれぞれ接続され、この交換機41には、基地局接続ラインL21、L22を介して無線基地局31、32がそれぞれ接続されている。
【0017】
また、ナースコール親機11、12は、それぞれ同様な構成であり、図2のブロック図に示すように、当該ナースコール親機の構成各部(回路等を含む)を制御するための制御回路50と、子機接続ラインL1a、L1b、・・・、L2a、L2b、・・・に接続されるナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・からの呼出しをそれぞれ検出するための呼出検出回路51と、呼出音を鳴動させる、例えば、拡声スピーカ(図示せず)からなる呼出音発報部52と、呼出音発報部52にて鳴動させる呼出音をなす呼出音信号を出力するための呼出音発生回路53と、何れのナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・からの呼出し、即ち、呼出元を表示する、および後述する第2の呼出先変更スイッチ60の操作に応じて、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・の変更された呼出先、即ち、呼出先の携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・を表示する、例えば、複数の表示灯(図示せず)からなる表示部54と、各階毎のナースステーション内に居る看護人、例えば、看護婦が呼出応答して、呼出した病床の患者との通話を成立させるために用いる送受話器55と、送受話器55にて送受信される音声(音声信号)の通話路を形成するための通話回路56と、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・毎、呼出先の携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・を設定するための図3の説明図に示す呼出先設定テーブル57a、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・からの呼出しに応じて携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・にて表示させる子機番号情報を変更するための図4の説明図に示す子機番号変更テーブル57bが設けられた記憶部57と、記憶部57の呼出先設定テーブル57aに基づいて、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・からの呼出先を変更するために操作される第1の呼出先変更スイッチ58と、記憶部57の子機番号変更テーブル57bに基づいて、携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・にて表示させる子機番号情報を変更するために操作される子機番号変更スイッチ59と、夜間時等で看護業務を遂行する看護人、例えば、看護婦の数が少なくなった場合に、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・から携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・への呼出先を変更するために操作される第2の呼出先変更スイッチ60とが備えられている。
【0018】
このように構成された本発明の一実施例によるナースコール装置において、以下、その動作について説明する。
【0019】
図1のブロック図において、各階(1階、2階)毎のナースステーション内にそれぞれ設置されるナースコール親機11、12の記憶部57に設けられた呼出先設定テーブル57aには、図3の説明図に示すように、製品の出荷時において、病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・からの呼出報知/表示が何れも携帯端末21a、21b、・・・となるような初期状態が設定(初期設定)されている。ここで、病院側からの基づいて、第1の呼出先変更スイッチ58を操作すると、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・からの呼出先の携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・を適宜に変更することができる。ここでは、図3の説明図に示すように、ナースコール子機1a、1b、・・・からの呼出しを携帯端末21a、21b、・・・にて報知/表示させる設定(以下、第1の呼出先変更設定と称す)、ナースコール子機2a、2b、・・・からの呼出しを携帯端末22a、22b、・・・にて報知/表示させる設定(以下、第2の呼出先変更設定と称す)の各設定をもとに呼出先が変更され、この変更内容は呼出先設定テーブル57aにそれぞれ記憶される。
【0020】
また、製品の出荷時において、ナースコール親機11、12の記憶部57に設けられた子機情報変更テーブル57bには、携帯端末21a、22aにて表示させる子機番号情報を「1」、携帯端末21b、22bにて表示させる子機番号情報を「2」、・・・とする設定(以下、子機番号情報初期設定と称す)がそれぞれ設定されている。
【0021】
ここで、昼間等の通常時、即ち、各階毎で看護業務を遂行している看護人、例えば、看護婦が多い場合において、一方のエリアをなす1階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機1a、1b、・・・のうち、ナースコール子機1aの呼出機能(図示せず)が患者により能動とされると、子機接続ラインL1aを介してナースコール子機11の呼出検出回路51に呼出信号が伝送される。
【0022】
ナースコール親機11の呼出検出回路51は、子機接続ラインL1aを伝送されてきた呼出信号をもとにナースコール子機1aが設置された病床の患者からの呼出しを検出し、その旨の呼出元情報、例えば、ナースコール子機番号を含有した呼出検出信号を制御回路50に出力する。制御回路50は、呼出検出回路51からの呼出検出信号を検出することにより呼出音発生回路53を能動とし呼出音発報部52、例えば、拡声スピーカ(図示せず)にて呼出音発生回路53からの呼出音信号をもとに呼出音を鳴動させるとともに、表示部54を制御し呼出元のナースコール子機1aに該当した表示灯(図示せず)を点灯させ、1階のナースステーション内に居る看護人、例えば、看護婦への呼出報知/表示を行う。また、呼出検出回路51からの呼出検出信号を検出した制御回路50は、記憶部57の呼出先設定テーブル57a(図示せず)および子機番号情報テーブル57b(図示せず)を参照し、当該呼出検出信号をなすナースコール子機番号に該当して設定されている第1の呼出先変更設定に基づく携帯端末21a、21b、・・・への呼出先情報(図3の説明図を参照)をなす呼出先アドレスと、当該呼出検出信号をなすナースコール子機番号に該当して設定されている子機番号情報初期設定に基づく呼出先の携帯端末21a、21b、・・・にて表示させる子機番号情報(図4の説明図を参照)とを含有した携帯端末呼出信号を、交換機接続ラインL11を介して交換機41に出力する。
【0023】
また、交換機41は、ナースコール親機11からの携帯端末呼出信号を、基地局接続ラインL21、L22、無線基地局31、32を介して携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・へそれぞれ伝送させる。
【0024】
また、携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・は、ナースコール親機11からの携帯端末呼出信号をなす呼出先アドレスと自端末に予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場合にのみ呼出報知/表示を行う。ここでは、携帯端末21a、21b、・・・のみ当該アドレスが一致し、呼出音の鳴動、呼出元のナースコール子機1aに該当した子機番号情報「1」の表示により、1階を巡回中の看護人、例えば、看護婦への呼出報知/表示を行う。
【0025】
さらに、上述の呼出報知/表示をもとに、ナースコール子機1aが設置された病床の患者からの呼出しを確認した1階のナースステーション内に居る看護婦、1階を巡回中で携帯端末21a、21b、・・・を携帯している看護婦のうち、最先に呼出応答した看護婦、1階のナースステーション内に居る看護婦においてはナースコール親機11の送受話器55を取上げる、巡回中の看護婦においては応答ボタン(図示せず)を押下する等の適宜な応答操作を行うことにより、ナースコール子機1aとの間の通話路が形成され、この通話路を介して音声(音声信号)を送受信させることにより通話が成立する(詳述せず)。
【0026】
なお、上述の説明では、一方のエリアをなす1階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機1a、1b、・・・のうち、ナースコール子機1aからの呼出しを報知/表示させる動作について説明したが、他のナースコール子機1b、・・・や、他方のエリア、即ち、2階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機2a、2b、・・・からの呼出しについても同様、ナースコール親機11、12の記憶部54にそれぞれ設けられた呼出先設定テーブル57a(図3の説明図を参照)および子機番号変更テーブル57b(図4の説明図を参照)に基づいて、ナースコール親機11、12、呼出先に該当した携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・にて適宜に呼出報知/表示が行われる(詳述せず)。
【0027】
また、上述の呼出操作、呼出報知/表示、通話の各動作を、通常時における動作とする。
【0028】
次に、夜間時、即ち、各階毎で看護業務を遂行している看護人、例えば、看護婦の数が少ない場合、ここでは、他方のエリアをなす2階で看護業務を遂行している看護婦の数が少ない場合において、2階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機2a、2b、・・・からの呼出しを、一方のエリアをなす1階を巡回中の看護婦が携帯している携帯端末21a、21b、・・・にて報知/表示させるためには、2階のナースステーション内に設置されたナースコール親機12の第2の呼出先変更スイッチ60を操作する。この操作を検出した制御回路50は、記憶部57の呼出先設定テーブル57aの設定内容を、上述の第2の呼出先変更設定から第1の呼出先変更設定(図3の説明図を参照)に変更するとともに、第1の呼出先変更設定により、元来、1階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機1a、1b、・・・からの呼出先、即ち、1階を巡回中の看護婦が携帯している携帯端末21a、21b、・・・にて表示させる子機番号情報に差異をもたせ、これを確認する看護婦に対する利便性を向上させるため、子機番号情報変更テーブル57bの設定内容を、上述の子機番号情報初期設定から第1の子機番号情報設定に変更する、即ち、携帯端末21a、21b、・・・にて表示させる子機番号情報を、ナースコール子機2a、2b、・・・からの各呼出時において「21」、「22」、・・・とするとともに、表示部54を制御し変更された呼出先の携帯端末21a、21b、・・・に該当した表示灯(図示せず)を点灯させ、2階のナースステーション内に居る看護人、例えば、看護婦への子機番号情報変更の表示を行う。
【0029】
ここで、他方のエリアをなす2階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機2a、2b、・・・のうち、ナースコール子機2aの呼出機能(図示せず)が患者により能動とされると、子機接続ラインL2aを介してナースコール子機12の呼出検出回路51に呼出信号が伝送される。
【0030】
ナースコール親機12の呼出検出回路51は、子機接続ラインL2aを伝送されてきた呼出信号をもとにナースコール子機2aが設置された病床の患者からの呼出しを検出し、その旨の呼出元情報、例えば、ナースコール子機番号を含有した呼出検出信号を制御回路50に出力する。制御回路50は、呼出検出回路51からの呼出検出信号を検出することにより呼出音発生回路53を能動とし呼出音発報部52、例えば、拡声スピーカ(図示せず)にて呼出音発生回路53からの呼出音信号をもとに呼出音を鳴動させるとともに、表示部54を制御し呼出元のナースコール子機2aに該当した表示灯(図示せず)を点灯させ、2階のナースステーション内に居る看護人、例えば、看護婦への呼出報知/表示を行う。また、呼出検出回路51からの呼出検出信号を検出した制御回路50は、記憶部57の呼出先設定テーブル57a(図示せず)および子機番号情報テーブル57b(図示せず)を参照し、当該呼出検出信号をなすナースコール子機番号に該当して設定されている第1の呼出先変更設定に基づく携帯端末21a、21b、・・・への呼出先情報(図3の説明図を参照)をなす呼出先アドレスと、当該呼出検出信号をなすナースコール子機番号に該当して設定されている第1の子機番号情報設定に基づく呼出先の携帯端末21a、21b、・・・にて表示させる子機番号情報(図4の説明図を参照)とを含有した携帯端末呼出信号を、交換機接続ラインL12を介して交換機41に出力する。
【0031】
また、交換機41は、ナースコール親機12からの携帯端末呼出信号を、基地局接続ラインL21、L22、無線基地局31、32を介して携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・へそれぞれ伝送させる。
【0032】
また、携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・は、上述の通常時の動作と同様、ナースコール親機12からの携帯端末呼出信号をなす呼出先アドレスと自端末に予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場合にのみ呼出報知/表示を行う。ここでは、携帯端末21a、21b、・・・のみ当該アドレスが一致し、呼出音の鳴動、呼出元のナースコール子機2aに該当した子機番号情報「21」の表示により、1階を巡回中の看護人、例えば、看護婦への呼出報知/表示を行う。
【0033】
さらに、上述の呼出報知/表示をもとに、ナースコール子機2aが設置された病床の患者からの呼出しを確認した2階のナースステーション内に居る看護婦、1階を巡回中で携帯端末21a、21b、・・・を携帯している看護婦のうち、最先に呼出応答した看護婦の適宜な応答操作を行うことにより、上述の通常時の動作と同様、ナースコール子機2aとの間の通話路が形成され、この通話路を介して音声(音声信号)を送受信させることにより通話が成立する(詳述せず)。
【0034】
なお、上述の説明では、一方のエリアをなす2階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機2a、2b、・・・のうち、ナースコール子機2aからの呼出しを報知/表示させる動作について説明したが、他のナースコール子機2b、・・・や、他方のエリア、即ち、1階の病室内の各病床にそれぞれ設置されるナースコール子機1a、1b、・・・からの呼出しについても同様、ナースコール親機11、12の記憶部54にそれぞれ設けられた呼出先設定テーブル57a(図3の説明図を参照)および子機番号変更テーブル57b(図4の説明図を参照)に基づいて、ナースコール親機11、12、呼出先に該当した携帯端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・にて適宜に呼出報知/表示が行われる(詳述せず)。
【発明の効果】
【0035】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、ナースコール子機から携帯端末への呼出先を変更するための機能、携帯端末にて表示させる子機番号情報を変更するための機能、およびナースコール子機の変更された呼出先を表示するための機能をナースコール親機に備えることにより、ナースコール子機から携帯端末への呼出先、および呼出先の携帯端末にて表示させる子機番号情報の変更が容易となるとともに、変更した呼出先を視覚的に確認することができ、夜間時等で看護業務を遂行する看護人、例えば、看護婦の数が少ない場合における病床の患者からの緊急の呼出しに対して迅速な対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施例によるナースコール装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール親機の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール親機の記憶部に設けられた呼出先設定テーブルの構成例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール親機の記憶部に設けられた子機番号変更テーブルの構成例を示す説明図である。
【図5】従来のナースコール装置の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0037】
1a、1b、・・・、2a、2b、・・・ ・・・・・ナースコール子機
11、12・・・・・ナースコール親機
21a、21b、・・・、22a、22b、・・・ ・・・・・携帯端末
54・・・・・表示部
57・・・・・記憶部
57a・・・・・呼出先設定テーブル
57b・・・・・子機番号変更テーブル
58・・・・・第1の呼出先変更スイッチ
59・・・・・子機番号変更スイッチ
60・・・・・第2の呼出先変更スイッチ

Claims (3)

  1. ナースコール子機(1a、1b、・・・、2a、2b、・・・)からの呼出しをナースコール親機(11、12)および携帯端末(21a、21b、・・・、22a、22b、・・・)に報知/表示させるナースコール装置であって、
    前記ナースコール親機には、前記ナースコール子機毎の呼出先の前記携帯端末を設定するための呼出先設定テーブル(57a)および前記ナースコール子機からの呼出しに応じて前記携帯端末にて表示させる子機番号情報を変更するための子機番号変更テーブル(57b)を備える記憶部(57)と、前記呼出先設定テーブルに基づいて前記ナースコール子機からの呼出先を変更するための第1の呼出先変更スイッチ(58)と、前記子機番号変更テーブルに基づいて前記携帯端末にて表示させる前記子機番号情報を変更するための子機番号変更スイッチ(59)とが設けられていることを特徴とするナースコール装置。
  2. 前記ナースコール親機には、夜間等で看護人が少なくなった場合に前記ナースコール子機から前記携帯端末への呼出先を変更するための第2の呼出先変更スイッチ(60)が設けられていることを特徴とする請求項1記載のナースコール装置。
  3. 前記ナースコール親機には、前記第2の呼出先変更スイッチの操作に応じて前記ナースコール子機の呼出先を表示するための表示部(54)が設けられていることを特徴とする請求項記載のナースコール装置。
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