JP2000107239A - ナースコールシステム - Google Patents

ナースコールシステム

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JP2000107239A
JP2000107239A JP27990498A JP27990498A JP2000107239A JP 2000107239 A JP2000107239 A JP 2000107239A JP 27990498 A JP27990498 A JP 27990498A JP 27990498 A JP27990498 A JP 27990498A JP 2000107239 A JP2000107239 A JP 2000107239A
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nurse call
nurse
call
group
mobile
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JP27990498A
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Shinji Nakamura
真二 中村
Kentaro Okawa
堅太郎 大川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深夜など看護スタッフが少ない時間帯に、集
中管理する特定のナースコール親機と関連する移動機に
対し、他のナースコール親機に属するナースコール子機
からの着信を転送できるナースコールシステムを提供す
る。 【解決手段】 病室内に設置され複数のグループ単位で
管理される複数のナースコール子機3a,3bと、複数
のナースコール子機をグループ別に管理する複数のナー
スコール親機11A,11Bと、複数のナースコール子
機とグループ別に接続される複数グループからなる複数
の移動機6a,6bと、ナースコール子機をナースコー
ル親機または移動機に同一グループ別に接続する制御手
段2とを備え、制御手段は設定された転送指令に基づい
てあるグループに属するナースコール子機からの呼び出
しを他のグループに属するナースコール親機および/ま
たは移動機に転送する着信転送機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者と看護スタッ
フとのコミュニケーションを通話機および通信回線を介
して行うナースコールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、病院の各病室のベッドに呼出
ボタンを設置し、患者がこのボタンを押すとナースステ
ーション(看護婦待機室)に設置した表示装置に患者か
らの呼び出しが表示されるナースコールシステムが知ら
れている。
【0003】また、患者側およびナースステーション側
の双方に通話機を設け、患者からの呼び出しに対して看
護スタッフが応答すると、その患者と看護スタッフとが
相互に通話できるように構成されたナースコールシステ
ムが知られている。
【0004】また、規模の大きな病院では、病棟別また
は診療科別(内科・外科・小児科など)に複数箇所のナ
ースステーションを設け、各患者のベッドに設けた通話
機(ナースコール子機)からの呼び出しは、その患者を
管理するナースステーションに設置した通話機(ナース
コール親機)が受信するようにしたナースコールシステ
ムが知られている。
【0005】この場合、深夜など看護スタッフが少ない
時間帯は、全てのナースステーションに看護スタッフを
配置することができないため、特定のナースステーショ
ンで集中管理するようにしている。このため、この特定
のナースステーションが、閉鎖中の他のナースステーシ
ョンで管理している患者からの呼び出しにも応答できる
ように、着信転送機能を設けたナースコールシステムも
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のナー
スコールシステムの中には、医療電子機器に影響を与え
ない微弱な電波で通信ができるポケットベルやコードレ
ス電話機などの移動機を看護スタッフに携帯させ、患者
からの呼び出しに対して病室番号やベッド番号を表示し
たり、その場で直接患者と通話できるようにしたワイヤ
レス方式のナースコールシステムが提案されている。
【0007】ところが、このワイヤレス方式によるナー
スコールシステムは、患者からの呼び出しに対して、そ
の患者の通話機と接続できる移動機がグループ毎に特定
されている。このため、深夜など看護スタッフが少ない
時間帯に特定のナースステーションで集中管理する場合
は、閉鎖中の他のナースステーションで管理する移動機
は使用されていないため、その移動機に対する患者から
の呼び出しに対しては応答できないという不都合があっ
た。
【0008】この不都合を解消するには、集中管理する
特定のナースステーションの看護スタッフが、自己が管
理する移動機と共に閉鎖中の他のナースステーションで
管理する移動機も同時に持ち運ばなければならないとい
う他の不都合があった。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、深夜など看護スタッフが少な
い時間帯に、集中管理する特定のナースコール親機に関
連する移動機に対し、他のナースコール親機に属するナ
ースコール子機からの着信を転送できるナースコールシ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のナースコールシ
ステムにおいては、病室内のベッドまたはその近傍に設
置され複数のグループ単位で管理される複数のナースコ
ール子機と、複数のナースコール子機をグループ別に管
理する複数のナースコール親機と、複数のナースコール
子機とグループ別に接続される複数グループからなる複
数の移動機と、ナースコール子機をナースコール親機ま
たは移動機に同一グループ別に接続する制御手段とを備
え、制御手段は設定された転送指令に基づいてあるグル
ープに属するナースコール子機からの呼び出しを他のグ
ループに属するナースコール親機および/または移動機
に転送する着信転送機能を有するものである。
【0011】本発明によれば、深夜など看護スタッフが
少ない時間帯に、集中管理する特定のナースコール親機
に関連する移動機に対し、他のナースコール親機に属す
るナースコール子機からの着信を転送できるナースコー
ルシステムが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、病室内のベッドまたはその近傍に設置され複数のグ
ループ単位で管理される複数のナースコール子機と、複
数のナースコール子機をグループ別に管理する複数のナ
ースコール親機と、複数のナースコール子機とグループ
別に接続される複数グループからなる複数の移動機と、
ナースコール子機をナースコール親機または移動機に同
一グループ別に接続する制御手段とを備え、制御手段は
設定された転送指令に基づいてあるグループに属するナ
ースコール子機からの呼び出しを他のグループに属する
ナースコール親機および/または移動機に転送する着信
転送機能を有するものであり、深夜など看護スタッフが
少ない時間帯には集中管理するグループのナースコール
親機または移動機に他のグループのナースコール子機か
らの着信を転送するという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、制御手段はあるグループに属するナー
スコール子機からの呼び出しを他のそれぞれ同一のグル
ープに属するナースコール親機および/または移動機に
転送するものであり、集中管理する特定のナースコール
親機と同一のグループに属する移動機に転送するという
作用を有する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、制御手段はあるグループに属するナー
スコール子機からの呼び出しを他のそれぞれ異なるグル
ープに属するナースコール親機および/または移動機に
転送するものであり、集中管理する特定のナースコール
親機が複数ある場合は、転送先をナースコール親機と移
動機とで異なるグループとすることができるという作用
を有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、制御手段への転送指令の設定は、転送
するナースコール親機によって行うものであり、制御手
段を直接操作することなくナースコール親機から設定で
きるという作用を有する。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、制御手段への転送指令の設定は、転送
するナースコール子機の属する病室を管理する病室アダ
プターによって行うものであり、制御手段を直接操作す
ることなく病室アダプターから設定できるという作用を
有する。
【0017】以下、本発明の一実施の形態について、図
1〜図5を用いて説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明によるナ
ースコールシステムの一実施の形態を示すブロック図で
ある。このシステムはナースステーション1Aによって
A病棟の各病室A1,A2,…を管理し、ナースステー
ション1BによってB病棟の各病室B1,B2,…を管
理する構成となっている。
【0019】ナースステーション1A,1Bはそれぞれ
ナースコール親機11A,11Bを有し、ナースコール
親機11Aは制御装置2を介してA病棟の各病室A1,
A2,…の病室アダプター3Aに接続され、ナースコー
ル親機11Bは制御装置2を介してB病棟の各病室B
1,B2,…の病室アダプター3Bに接続された構成と
なっている。
【0020】病室アダプター3A,3Bは患者のベッド
毎に設置されたナースコール子機3a,3bと接続され
ている。ナースコール子機3a,3bは患者が看護スタ
ッフを呼び出すための呼出ボタン、看護スタッフと通話
するためのマイクロフォンおよびスピーカを備えてい
る。
【0021】また、各病室Ai(i=1,2,…)の病
室アダプター3AはラインLAを介して制御装置2に接
続され、各病室Biの病室アダプター3BはラインLB
を介して制御装置2に接続されている。このように、ラ
インLA,LBに病室アダプター3A,3Bを接続する
ことで、病室アダプター3A,3Bの増設および変更が
容易に行えるようになっている。
【0022】また、ラインLA,LBはディジタル化さ
れた音声信号やコマンドを伝送するためのディジタル信
号ラインである。病室アダプター3A,3Bはディジタ
ル信号ラインLA,LBを介して制御装置2に共通に接
続されているため、制御装置2から送信されるコマンド
やディジタル音声信号はそのライン上の全ての病室アダ
プター3A,3Bに同時に送信される。
【0023】このため、病室アダプター3A,3Bには
それぞれ異なる識別番号が設定されており、制御装置2
からコマンドおよび音声信号を送信する場合は、この識
別番号とナースコール子機3a,3bのベッド番号とを
付加して送信することで、指定した病室アダプター3
A,3Bのナースコール子機3a,3bに送信すること
ができる。
【0024】病室アダプター3A,3Bは制御装置2か
ら送信されたコマンドや音声信号が自己宛のものかを識
別番号によって判定し、自己宛のものであれば受信す
る。コマンドを受信した場合はその内容に応じた処理を
実行し、ディジタル音声信号を受信した場合はアナログ
音声信号に変換し、指定されたナースコール子機3a,
3bに送出する。
【0025】ナースコール子機3a,3bから制御装置
2にコマンドや音声信号を送信する場合は、そのナース
コール子機のベッド番号および自己が属する病室アダプ
ター3A,3Bの識別番号を付加して送信する。これに
よって、制御装置2は発信元のナースコール子機3a,
3bを特定することができる。制御装置2はナースコー
ル子機3a,3bからの呼び出しに応じて、そのナース
コール子機3a,3bを管理するナースコール親機11
A,11Bに呼出信号を送出する。
【0026】また、この制御装置2にはコードレス主装
置4が接続されている。このコードレス主装置4は病院
内の各所に設置された複数の基地局5を介して看護スタ
ッフが携帯する移動機6a,6bと無線回線によって接
続されている。移動機6aはナースステーション1Aに
所属する看護スタッフが所持し、移動機6bはナースス
テーション1Bに所属する看護スタッフが所持する。
【0027】制御装置2はナースコール子機3a、3b
から呼び出しがあると、コードレス主装置4を制御し、
各基地局5を通して移動機6a,6bに呼出信号を送出
し、移動機6a,6bを携帯する看護ステッフに患者か
らの呼び出しを通知する。
【0028】図2は、ナースコール親機11A(11
B)の一例を示す正面図で、通話機12および選局ユニ
ット13を備えている。通話機12は送受話器12a、
ダイヤルボタン12b、LCD(液晶表示素子)構成の
表示部12c、スピーカ12dを備え、表示部12cの
両側部には選択ボタン12eが配置されている。
【0029】また、選局ユニット13は自己が管理する
病棟の各病室の患者名を表示する複数の患者表示ボタン
13aを有し、患者からの着信があると点灯表示する。
看護スタッフが点灯表示された患者表示ボタン13aを
押すと、その患者との回線が接続され、通話ができるよ
うに構成されている。この例では、2列9行で18個の
患者表示ボタン13aが配置された構成を示している。
【0030】また、ダイヤルボタン12bの周囲に配置
された機能ボタン12fには、夜間などに自己の管理す
る患者からの呼び出しを他のナースコール親機に転送す
るための着信転送ボタンが含まれている。
【0031】図3は、通話機12の表示部12cおよび
選択ボタン12eを拡大して示す概略図で、表示部12
cの画面上に患者からの呼出状況が表示される。すなわ
ち、表示部12cの画面には患者からの呼び出し順に、
着信番号a、病棟名b、病室名c、患者名d、病状eな
どの情報が表示される。この例では、3名の患者から呼
び出しがあることを示している。
【0032】また、この例では、表示部12cに最大5
名まで表示することができ、横に並んだ選択ボタン12
eの5つのボタン■〜■によって所望の患者を選択する
ことができるように構成されている。
【0033】次に、図4に示すシーケンス図を参照しな
がら、本発明の動作について説明する。なお、昼間など
の通常使用時には、制御装置2によってA病棟のナース
コール親機11Aと複数のナースコール子機3aとが接
続制御され、B病棟のナースコール親機11Bと複数の
ナースコール子機3bとが接続制御されているものとす
る。
【0034】まず、例えばナースコール親機11Aから
A病棟の病室A1のナースコール子機3aを呼び出す場
合は、ナースコール親機11Aの通話機12の送受話器
12aを持ち上げ、選局ユニット13の所定のボタン1
3aを押して病室A1のナースコール子機3aを指定す
る。ナースコール親機11Aからは制御装置2に指定し
たナースコール子機3aへの呼出信号が送信される(ス
テップS1)。
【0035】制御装置2はこの信号を受けると、その子
機3aが所属する病室A1の病室アダプター3Aの識別
番号およびその子機3aのベッド番号を付加した呼出コ
マンドをラインLAに送信する(ステップS2)。
【0036】この呼出コマンドはラインLAに接続され
た全ての病室アダプター3Aに送信されるが、病室A1
の病室アダプター3Aが自己宛のコマンドであると判定
して受信し、指定されたナースコール子機3aの回路系
を起動する。これによってナースコール親機11Aと指
定されたナースコール子機3aとが通話状態となり、看
護スタッフと患者との通話が行われる(ステップS
3)。
【0037】次に、病室A1のナースコール子機3aか
らナースコール親機11Aを呼び出す場合の動作につい
て説明する。患者が自己のナースコール子機3aの呼出
ボタンを押すと、自己の属する病室アダプター3Aから
識別番号およびベッド番号が付加された呼出コマンドが
ラインLAから制御装置2に送信される(ステップS1
1)。
【0038】制御装置2はこの呼出コマンドを受信する
と、識別番号等から送信元の子機を特定し、その子機を
管理するナースコール親機に対して呼出信号を出力す
る。この場合はA病棟のナースコール子機3aからの呼
び出しであるので、ナースコール親機11Aに対して呼
出信号を出力する(ステップS12)。
【0039】ナースコール親機11Aはこの信号を受信
すると選局ユニット13の対応する患者表示ボタン13
aを点滅させ、スピーカ12dから着信音を鳴動させて
病室A1のナースコール子機3aからの呼び出しを通知
する。また、表示部12cの画面にそのナースコール子
機3aの情報を表示する。
【0040】看護スタッフがこの通知を認識し、点滅し
ている患者表示ボタン13aまたは選択ボタン12eの
5つのボタン■〜■の中の対応位置のボタンを押して応
答すると(ステップS13)、制御装置2はナースコー
ル親機11Aとナースコール子機3aとを通話状態とす
る(ステップS14)。これによってナースコール子機
3aの患者と看護スタッフとの通話が可能になる。
【0041】なお、表示部12cの画面には、呼び出し
順に複数のナースコール子機の情報が表示されるが、看
護スタッフは通常は呼び出し順に応答する。しかし、病
状eが表示されるので、重症患者から呼び出しがあった
場合は、その患者に優先的に応答するために選択ボタン
12dの5つのボタン■〜■の中からその患者の表示位
置に対応するボタンを押して通話を行う。
【0042】また、病室A1のナースコール子機3aか
らの呼び出しは、制御装置2からコードレス主装置4に
送られ(ステップS21,S22)、基地局5からA病
棟を管理するグループの移動機6aに対して発呼する
(ステップS23)。
【0043】看護スタッフが移動機6aから応答すると
(ステップS24)、コードレス主装置4はその応答を
制御装置2に伝える(ステップS25)。制御装置2は
この応答を受けて移動局6aと病室A1のナースコール
子機3aとを通話状態とする(ステップS26)。
【0044】次に、図5に示すシーケンス図を参照しな
がら、深夜など看護スタッフが少ない時間帯における動
作について説明する。深夜など看護スタッフが少ない時
間帯は、全てのナースステーションに看護スタッフを配
置することができないため、例えばナースステーション
1Aで集中管理する。
【0045】このため、他のナースステーション1Bは
自己の管理するナースコール子機3bからの呼び出しを
ナースステーション1Aに着信転送するように設定す
る。これにより制御装置2はナースコール親機11Bが
管理するナースコール子機3bから呼び出しがあると、
ナースコール親機11Aに強制的に着信転送するように
設定する。
【0046】また、制御装置2はコードレス主装置4を
制御して、B病棟を管理する移動機6bのグループに対
するナースコール子機3bからの呼び出しを、A病棟を
管理する移動機6aのグループに強制的に着信転送する
ように設定する。
【0047】この状態において、B病棟のナースコール
子機3bから呼び出しがあると(ステップS31)、制
御装置2は識別番号等から送信元がナースコール親機1
1Bが管理するナースコール子機3bからの呼び出しで
あると判定し、転送先であるナースコール親機11Aに
呼出信号を出力する(ステップS32)。
【0048】ナースコール親機11Aはこの信号を受信
すると、スピーカ12dから自己が管理するナースコー
ル子機3aの呼び出しとは異なる着信音を鳴動し、転送
されたナースコール子機3bからの呼び出しであること
を通知する。
【0049】また、表示部12cの画面にそのナースコ
ール子機3bの情報を表示する。図3の例では、表示部
12cの画面の3番目にB病棟の21号室のナースコー
ル子機3bから呼び出しがあることを表示している。看
護スタッフがこの通知を認識して選択ボタン12eのボ
タン■を押して応答すると(ステップS33)、制御装
置2はナースコール親機11Aとナースコール子機3b
とを通話状態とする(ステップS34)。これによりナ
ースコール子機3bの患者とナースステーション1Aに
待機する看護スタッフとの通話が可能になる。
【0050】また、ナースコール子機3bからの呼び出
しは、制御装置2からコードレス主装置4に送られ(ス
テップS41,S42)、基地局5からA病棟を管理す
るグループの移動機6aに転送される(ステップS4
3)。
【0051】看護スタッフが移動機6aから応答すると
(ステップS44)、コードレス主装置4はその応答を
制御装置2に伝える(ステップS45)。制御装置2は
この応答を受けて移動機6aとB病棟のナースコール子
機3bとを通話状態とする(ステップS46)。
【0052】なお、前述の実施の形態においては、A病
棟を管理するナースコール親機1Aへ転送設定した場合
は、連動してA病棟を管理する移動機6aのグループに
強制的に転送する場合について述べたが、どの移動機に
転送するかについては任意に設定するようにしてもよ
い。
【0053】例えば、前述の例では2箇所のナースコー
ル親機11A,11Bと2つのグループの移動機6a,
6bしか示していないが、複数箇所のナースコール親機
と複数グループの移動機とが設置されているような場合
は、複数箇所および複数グループの転送先を選択するこ
とができるためである。
【0054】また、前述の実施の形態においては、転送
先の設定をナースコール親機から行う場合について述べ
たが、制御装置2または各病室アダプター3A,3Bか
ら行うようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、深夜など看護スタッフ
が少ない時間帯に特定のナースステーションで集中管理
する場合においても、指定した移動機に着信転送するこ
とができるため、閉鎖した他のナースステーションで管
理する患者からの呼び出しに対しても迅速に応答するこ
とができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナースコールシステムの一実施の
形態を示すブロック図
【図2】ナースコール親機の正面図
【図3】ナースコール親機の表示部と選択ボタンを示す
拡大図
【図4】本発明によるナースコールシステムの動作を説
明するシーケンス図
【図5】本発明によるナースコールシステムの動作を説
明するシーケンス図
【符号の説明】
1A,1B ナースステーション 2 制御装置 3A,3B 病室アダプター 3a,3b ナースコール子機 4 コードレス主装置 5 基地局 6a,6b 移動機 11A,11B ナースコール親機 12 通話機 13 選局ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病室内のベッドまたはその近傍に設置さ
    れ複数のグループ単位で管理される複数のナースコール
    子機と、 前記複数のナースコール子機を前記グループ別に管理す
    る複数のナースコール親機と、 前記複数のナースコール子機と前記グループ別に接続さ
    れる複数のグループからなる複数の移動機と、 前記ナースコール子機を前記ナースコール親機または前
    記移動機に同一グループ別に接続する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は設定された転送指令に基づいてあるグル
    ープに属するナースコール子機からの呼び出しを他のグ
    ループに属するナースコール親機および/または移動機
    に転送する着信転送機能を有することを特徴とするナー
    スコールシステム。
  2. 【請求項2】 制御手段はあるグループに属するナース
    コール子機からの呼び出しを他のそれぞれ同一のグルー
    プに属するナースコール親機および/または移動機に転
    送することを特徴とする請求項1記載のナースコールシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 制御手段はあるグループに属するナース
    コール子機からの呼び出しを他のそれぞれ異なるグルー
    プに属するナースコール親機および/または移動機に転
    送することを特徴とする請求項1記載のナースコールシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 制御手段への転送指令の設定は、転送す
    るナースコール親機によって行うことを特徴とする請求
    項1記載のナースコールシステム。
  5. 【請求項5】 制御手段への転送指令の設定は、転送す
    るナースコール子機の属する病室を管理する病室アダプ
    ターによって行うことを特徴とする請求項1記載のナー
    スコールシステム。
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