JP2000271178A - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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JP2000271178A
JP2000271178A JP11084198A JP8419899A JP2000271178A JP 2000271178 A JP2000271178 A JP 2000271178A JP 11084198 A JP11084198 A JP 11084198A JP 8419899 A JP8419899 A JP 8419899A JP 2000271178 A JP2000271178 A JP 2000271178A
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nurse
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patient
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JP11084198A
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Kenji Tachikawa
賢二 立川
Akihiro Kojima
明宏 小島
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自分の受け持ちの患者からの呼び出しにのみ看
護婦に報知させ、ナースステーション内の看護婦による
呼出応答時の操作性、利便性および視認性を向上させ看
護業務の能率の向上を図る。 【解決手段】看護婦が携帯する携帯端末4a、4b、4
cのうち呼び出した患者を受け容れる携帯端末をグルー
プ指定で設定できる機能、複数のグループの患者からの
呼び出しが重複された場合でも自分の受け持ちの患者か
らの呼び出しにのみナースステーション内の看護婦に報
知することができる機能を有する設定・表示ユニット4
4をナースステーションに設置されるナースコール親機
6に備えることにより、ナースステーション内の看護婦
による呼出応答時の操作性、利便性および視認性が向上
され看護業務の能率が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナースコール装置に
係わり、どのベッドからの呼び出しをどの携帯端末のグ
ループに呼び出しをかけるかの設定・表示ユニットをナ
ースコール親機に設け、看護婦が自分の受け持ちの患者
からの呼び出しにのみ優先的に選択して応答・通話する
ことができるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のナースコール装置と
して、図1のブロック図に示す構成のナースコール装置
が提案されている。同図に示すナースコール装置におい
て、病室内の各病床に設けられ患者が受け持ちの看護婦
に対して呼び出しが必要とされる場合に操作し、グルー
プ番号が第1〜第3グループに予め割り当てられた第1
〜第3グループ呼出ボタン1a〜1c、および各グルー
プ共通として予め割り当てられた第4グループ呼出ボタ
ン1dには、病室毎に設置される集合廊下灯2の第1〜
第4グループ呼出検出回路11a〜11dをそれぞれ介
して廊下灯CPU10が接続されており、この廊下灯C
PU10には、メモリ21、グループ毎に指定された看
護婦により携帯される第1〜第3グループ携帯端末4a
〜4cを無線制御(呼出報知制御、通話制御等)する交
換機5の交換機CPU30、ナースステーションに設置
されるナースコール親機6の親機CPU40がそれぞれ
接続された制御機3の制御機CPU20が接続されてい
る。
【0003】また、ナースコール親機6の親機CPU4
0には、各グループ(第1〜第4グループ)にそれぞれ
割り当てられた選局表示ユニット41a〜41dをなす
選局スイッチ42a〜42d、呼出表示灯43a〜43
dと、設定・表示ユニット44のユニットCPU50が
それぞれ接続されており、このユニットCPU50に
は、日勤夜勤切替スイッチ51、設定スイッチ52、登
録スイッチ53、取消スイッチ54、確認スイッチ5
5、第1〜第3グループ選択スイッチ56a〜56cが
それぞれ接続されている。尚、上述の各スイッチは、親
機CPU40またはユニットCPU50の制御により、
各動作状態に対応して点灯、点滅、消灯するものであ
る。
【0004】このように構成されたナースコール装置に
おいて、看護婦が遂行する看護業務の形態として、日勤
業務時または夜勤勤務時において、ナースステーション
内の看護婦が呼び出した患者を受け容れる当該携帯端末
をグループ指定でそれぞれ設定するためには、ナースコ
ール親機6の選局表示ユニット41a〜41dをなす選
局スイッチ42a〜42d、設定・表示ユニット44を
なす日勤夜勤切替スイッチ51、設定スイッチ52、登
録スイッチ53、グループ選択スイッチ56a〜56c
を適宜に操作(設定操作)し、この設定操作が検出され
た親機CPU40およびユニットCPU50の制御によ
り、親機CPU40から各グループの設定内容データが
それぞれ出力され、制御機3の制御機CPU20を介し
てメモリ21に格納される。
【0005】ここで、複数の病室内の病床の患者が受け
持ちの看護婦に対して呼び出しが必要とされる重複呼出
時において、ナースステーション内の看護婦による呼出
応答、通話等の各動作について、図3のフローチャート
を参照して説明する。複数の病室内の病床のうち、第1
グループ呼出ボタン1aが設置された病室内の病床の患
者が受け持ちの看護婦に対して用件が発生し、第1グル
ープ呼出ボタン1aを押下した後(ステップST51)、
第2グループ呼出ボタン1bが設置された病室内の病床
の患者が受け持ちの看護婦に対して用件が発生し、第2
グループ呼出ボタン1bを押下した(ステップST52)
ような重複呼出時において、これら呼出操作を検出した
集合廊下灯2の第1グループ呼出検出回路11a、第2
グループ呼出検出回路11bから廊下灯CPU10を介
して呼出検出データが順次入力された制御機3の制御機
CPU20は、メモリ21を参照して予め格納されてい
る各グループの設定内容データより、第1グループの設
定内容データ、第2グループの設定内容データを読み出
して交換機5の交換機CPU30、ナースコール親機6
の親機CPU40に順次出力する。
【0006】制御CPU20からの設定内容データが順
次入力された交換機5の交換機CPU30は、第1グル
ープ携帯端末4a、第2グループ携帯端末4bの順に呼
び出しをかける。また、制御CPU20からの設定内容
データが順次入力されたナースコール親機6の親機CP
U40は、選局表示ユニット41aの呼出表示灯43
a、選局表示ユニット41bの呼出表示灯43bを順次
点滅させ、スピーカ(図示せず)から呼出音を鳴動させ
るとともに、親機CPU40を介してユニットCPU5
0の制御により、第1グループ選択スイッチ56a、第
2グループ選択スイッチ56bが順次点滅される。
【0007】ナースステーション内の看護婦は、点滅さ
れたナースコール親機6をなす設定・表示ユニット44
の第1グループ選択スイッチ56a、第2グループ選択
スイッチ56bから自分の受け持ちの患者からの呼び出
しか否か判断し、ここでは第1グループ、第2グループ
の患者からの呼び出しをそれぞれ確認することができ
る。ここで、第1グループの患者を受け持つ看護婦が、
第1グループ携帯端末4aを携帯した看護婦の呼出応答
前においてナースコール親機6の送受器(図示せず)を
取り上げて呼出応答すると(ステップST53)、これを
検出した親機CPU40の制御により、先に呼出検出さ
れた第1グループの患者に割り当てられた選局表示ユニ
ット41aの呼出表示灯43aが点灯されスピーカから
の呼出音の鳴動が停止されるとともに、親機CPU40
を介してユニットCPU50の制御により、点滅されて
いる第1グループ選択スイッチ56aが点灯され、かつ
親機CPU40を介して制御機3の制御機CPU20の
制御により、ナースコール親機6の送受器から第1グル
ープ呼出ボタン1aが設置された病室内の病床の患者が
使用する通話機器(図示せず)間の通話路が形成され双
方向通話が成立する(ステップST54)。尚、このと
き、ナースコール親機6をなす選局表示ユニット41b
の呼出表示灯43b、第2グループ選択スイッチ56b
の点滅状態は保持されている。
【0008】しかしながら、ナースステーション内の第
2グループの患者を受け持つ看護婦が、上述の第1グル
ープの患者を受け持つ看護婦の呼出応答前、かつ第2グ
ループ携帯端末4bを携帯した看護婦の呼出応答前にお
いて、ナースコール親機6の送受器を取り上げて呼出応
答すると、親機CPU40にて先に呼出検出された第1
グループの患者との双方向通話が成立される。これによ
り、第2グループの患者を受け持つ看護婦が第2グルー
プの患者からの呼び出しに第1グループの患者よりも先
に呼出応答するためには、第2グループ携帯端末4bを
携帯した看護婦の呼出応答前、かつ第1グループの患者
と同グループの患者を受け持つ看護婦との通話が終了さ
れたことを検出した親機CPU40の制御によりスピー
カから鳴動される第2グループの患者からの呼び出しを
報知する呼出音(ステップST55、ST56)と、消灯さ
れた選局表示ユニット41aの呼出表示灯43aと、親
機CPU40を介してユニットCPU50の制御により
消灯された第1グループ選択スイッチ56aを確認した
後に送受器を取り上げて呼出応答する(ステップST5
7)。これを検出した親機CPU40は、選局表示ユニ
ット41bの呼出表示灯43bを点灯させスピーカから
の呼出音の鳴動を停止させるとともに、親機CPU40
を介してユニットCPU50の制御により、点滅されて
いる第2グループ選択スイッチ56bが点灯され、かつ
親機CPU40を介して制御機3の制御機CPU20の
制御により、ナースコール親機6の送受器から第2グル
ープ呼出ボタン1bが設置された病室内の病床の患者が
使用する通話機器(図示せず)間の通話路が形成され双
方向通話が成立する(ステップST58)。また、第2グ
ループの患者を受け持つ看護婦が、送受器を戻すなどし
て通話を終了させると、これを検出した親機CPU40
の制御により、選局表示ユニット41bの呼出表示灯4
3bが消灯されるとともに、親機CPU40を介してユ
ニットCPU50の制御により、点灯されている第2グ
ループ選択スイッチ56bが消灯され、ナースコール親
機6は待受状態に復旧される(ステップST59)。
【0009】次に、上述のナースコール親機6をなす設
定・表示ユニット44の第1グループ選択スイッチ56
a、第2グループ選択スイッチ56bの点滅、およびス
ピーカにて鳴動される呼出音から、第1グループ、第2
グループの患者からの呼び出しを確認したナースステー
ション内の第2グループの患者を受け持つ看護婦が、第
2グループ携帯端末4bを携帯した看護婦の呼出応答前
において第2グループの患者からの呼び出しを優先して
呼出応答するためには、ナースコール親機6をなす選局
表示ユニット41bの選局スイッチ42bを押下後に送
受器を取り上げて呼出応答する(ステップST60)。こ
れを検出した親機CPU40は、選局表示ユニット41
bの選局スイッチ42bを点滅させ呼出表示灯43bを
点灯させ、スピーカからの呼出音の鳴動を停止させると
ともに、親機CPU40を介してユニットCPU50の
制御により、点滅されている第2グループ選択スイッチ
56bが点灯され、かつ親機CPU40を介して制御機
3の制御機CPU20の制御により、ナースコール親機
6の送受器から第2グループ呼出ボタン1bが設置され
た病室内の病床の患者が使用する通話機器(図示せず)
間の通話路が形成され双方向通話が成立する(ステップ
ST61)。尚、このとき、ナースコール親機6をなす選
局表示ユニット41aの呼出表示灯43a、第1グルー
プ選択スイッチ56aの点滅状態は保持されている。
【0010】更に、ナースステーション内の第1グルー
プの患者を受け持つ看護婦が、第1グループの患者から
の呼び出しに呼出応答するためには、第1グループ携帯
端末4aを携帯した看護婦の呼出応答前、かつ第2グル
ープの患者と同グループの患者を受け持つ看護婦との通
話が終了されたことを検出した親機CPU40の制御に
よりスピーカから鳴動される第1グループの患者からの
呼び出しを報知する呼出音(ステップST62、ST63)
と、消灯された選局表示ユニット41bの選局スイッチ
42bおよび呼出表示灯43bと、親機CPU40を介
してユニットCPU50の制御により消灯された第2グ
ループ選択スイッチ56bを確認した後に送受器を取り
上げて呼出応答する(ステップST64)。これを検出し
た親機CPU40は、選局表示ユニット41aの呼出表
示灯43aを点灯させスピーカからの呼出音の鳴動を停
止させるとともに、親機CPU40を介してユニットC
PU50の制御により、点滅されている第1グループ選
択スイッチ56aが点灯され、かつ親機CPU40を介
して制御機3の制御機CPU20の制御により、ナース
コール親機6の送受器から第1グループ呼出ボタン1a
が設置された病室内の病床の患者が使用する通話機器
(図示せず)間の通話路が形成され双方向通話が成立す
る(ステップST65)。また、第1グループの患者を受
け持つ看護婦が、送受器を戻すなどして通話を終了させ
ると、これを検出した親機CPU40の制御により、選
局表示ユニット41aの呼出表示灯43aが消灯される
とともに、親機CPU40を介してユニットCPU50
の制御により、点灯されている第1グループ選択スイッ
チ56aが消灯され、ナースコール親機6は待受状態に
復旧される(ステップST66)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナースコール装置において、複数のグループからの呼び
出しが重複された場合(重複呼出時)には、呼び出した
グループに該当したナースコール親機6のグループ選択
スイッチが点滅され、これを確認したナースステーショ
ン内の看護婦が送受器を取り上げて呼出応答すると、最
も早い呼び出しに自動応答することとなり、自動応答さ
れた当該患者が自分の受け持ちの患者以外の場合には、
通話成立時において受け容れた呼出用件を呼び出した患
者を受け持つ看護婦に伝言せねばならず、看護業務の能
率の向上が阻害される難点があった。
【0012】また、上述の重複呼出時において、ナース
ステーション内の看護婦が自分の受け持ちの患者からの
呼び出しを優先して呼出応答するためには、呼び出した
グループに該当して点滅されたナースコール親機6をな
す設定・表示ユニット44のグループ選択スイッチを確
認後、該当したグループに割り当てられた選局表示ユニ
ットの選局スイッチを押下せねばならず、呼出応答時に
おける操作性、利便性の向上が阻害されるとともに、複
数のスイッチの点滅により視認性の向上も阻害される難
点があった。
【0013】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、看護婦が携帯する携帯端末のうち、呼び出
した患者を受け容れる携帯端末のグループ指定を設定す
る機能と、複数のグループの患者からの呼び出しが重複
された場合でもナースコール親機で自分の受け持ちの患
者からの呼び出しにのみを受けることができる機能とを
ナースコール親機の設定・表示ユニットに備えることに
より、ナースステーション内の看護婦による呼出応答時
の操作性、利便性および視認性の向上とともに看護業務
の能率を向上させたナースコール装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明によるナースコール装置は、病室内の各
病床に設けられた呼出ボタンと、病室毎に設置され呼出
ボタンの呼び出しを検出し呼び出しを表示する集合廊下
灯と、集合廊下灯からの呼び出しを受信する制御機と、
呼び出しを受信でき看護婦によって携帯される携帯端末
と、制御機によって制御され呼び出しが通報されるナー
スコール親機と、制御機に接続され携帯端末の制御を行
う交換機とを備えたナースコール装置であって、ナース
コール親機は、制御機によって制御され携帯端末のうち
呼出ボタンの呼び出しを受け容れる携帯端末のグループ
指定を設定するとともに重複した呼び出しに対して優先
選択して応答、通話できる設定・表示ユニットを有する
ものである。
【0015】このようなナースコール装置によれば、看
護婦が携帯する携帯端末のうち呼び出した患者を受け容
れる携帯端末をグループ指定で設定できるとともに、複
数のグループの患者からの呼び出しが重複された場合で
も自分の受け持ちの患者からの呼び出しにのみナースス
テーション内の看護婦に報知することができる。これに
より、ナースステーション内の看護婦による呼出応答時
の操作性、利便性および視認性が向上され看護業務の能
率が向上される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるナースコール
装置を適用した好ましい形態の一実施例について、図面
を参照して説明する。図1は本発明によるナースコール
装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、従来例
と同様に病室内の各病床に設けられた第1〜第4グルー
プ呼出ボタン1a〜1dと、病室毎に設置され第1〜第
4グループ呼出ボタン1a〜1dからの呼び出しを検出
し表示する集合廊下灯2と、集合廊下灯2からの呼び出
しを受信する制御機3と、第1〜第4グループ呼出ボタ
ン1a〜1dからの呼び出しを受信、かつ通話のための
音声信号(詳述せず)を送受信でき巡回時等の看護婦に
より携帯される第1〜第3グループ携帯端末4a〜4c
と、制御機3に接続され第1〜第3グループ携帯端末4
a〜4cを無線制御(呼出制御、通話制御)する交換機
5と、ナースステーションに設置され制御機3の制御に
より呼出報知されるナースコール親機6とで構成されて
いる。
【0017】集合廊下灯2は、廊下灯CPU10と第1
〜第4グループ呼出検出回路11a〜11dからなり、
出力側に廊下灯CPU10が接続された第1〜第4グル
ープ呼出検出回路11a〜11dの入力側には、第1〜
第4グループ呼出ボタン1a〜1dがそれぞれ接続され
ている。制御機3は、制御機CPU20とメモリ21か
らなり、制御機CPU20にはメモリ21、集合廊下灯
2の廊下灯CPU10の出力側、交換機5の交換機CP
U30の入出力側、ナースコール親機6の親機CPU4
0の入出力側がそれぞれ接続されている。
【0018】ナースコール親機6には、親機CPU40
に接続され各グループ(第1〜第4グループ)にそれぞ
れ割り当てられた第1〜第4グループ選局表示ユニット
41a〜41dをなす選局スイッチ42a〜42d、呼
出表示灯43a〜43dと、看護婦が遂行する看護業務
の日勤、夜勤を切り替える日勤夜勤切替スイッチ51、
各病床の患者からの呼び出しを受け容れる当該携帯端末
を設定する設定スイッチ52、当該携帯端末の設定内容
を登録する登録スイッチ53、当該携帯端末の設定内容
を取り消す取消スイッチ54、当該携帯端末の設定内容
を確認する確認スイッチ55、各グループ(第1〜第3
グループ)を選択する第1〜第3グループ選択スイッチ
56a〜56c、親機CPU40がそれぞれ接続される
ユニットCPU50からなる設定・表示ユニット44が
備えられている。尚、第1〜第4グループ選局表示ユニ
ット41a〜41dをなす選局スイッチ42a〜42
d、呼出表示灯43a〜43d、設定・表示ユニット4
4をなす日勤夜勤切替スイッチ51、設定スイッチ5
2、登録スイッチ53、取消スイッチ54、確認スイッ
チ55、第1〜第3グループ選択スイッチ56a〜56
cは、親機CPU40またはユニットCPU50の制御
により、各動作状態に対応して点灯、点滅、消灯するも
のである。
【0019】このように構成されたナースコール装置に
おいて、看護婦が遂行する看護業務の形態として、日勤
業務時または夜勤勤務時において、ナースステーション
内の看護婦が呼び出した患者を受け容れる当該携帯端末
をグループ指定でそれぞれ設定するためには、従来例と
同様にナースコール親機6の選局表示ユニット41a〜
41dをなす選局スイッチ42a〜42d、設定・表示
ユニット44をなす日勤夜勤切替スイッチ51、設定ス
イッチ52、登録スイッチ53、グループ選択スイッチ
56a〜56cを適宜に操作(設定操作)し、この設定
操作が検出された親機CPU40およびユニットCPU
50の制御により、親機CPU40から各グループの設
定内容データがそれぞれ出力され、制御機3の制御機C
PU20を介してメモリ21に格納される。
【0020】ここで、複数の病室内の病床の患者が受け
持ちの看護婦に対して呼び出しが必要とされる重複呼出
時において、ナースステーション内の看護婦による呼出
応答、通話等の各動作について、図2のフローチャート
を参照して説明する。従来例と同様に、複数の病室内の
病床のうち、第1グループ呼出ボタン1aが設置された
病室内の病床の患者が受け持ちの看護婦に対して用件が
発生し、第1グループ呼出ボタン1aを押下した後(ス
テップST1)、第2グループ呼出ボタン1bが設置さ
れた病室内の病床の患者が受け持ちの看護婦に対して用
件が発生し、第2グループ呼出ボタン1bを押下した
(ステップST2)ような重複呼出時において、これら
呼出操作を検出した集合廊下灯2の第1グループ呼出検
出回路11a、第2グループ呼出検出回路11bから廊
下灯CPU10を介して呼出検出データが順次入力され
た制御機3の制御機CPU20は、メモリ21を参照し
て予め格納されている各グループの設定内容データよ
り、第1グループの設定内容データ、第2グループの設
定内容データを読み出して交換機5の交換機CPU3
0、ナースコール親機6の親機CPU40に順次出力す
る。
【0021】制御CPU20からの設定内容データが順
次入力された交換機5の交換機CPU30は、第1グル
ープ携帯端末4a、第2グループ携帯端末4bの順に呼
び出しをかける。また、制御CPU20からの設定内容
データが順次入力されたナースコール親機6の親機CP
U40は、選局表示ユニット41aの呼出表示灯43
a、選局表示ユニット41bの呼出表示灯43bを順次
点滅させ、スピーカ(図示せず)から呼出音を鳴動させ
るとともに、親機CPU40を介してユニットCPU5
0の制御により、第1グループ選択スイッチ56a、第
2グループ選択スイッチ56bが順次点滅される。
【0022】ナースステーション内の看護婦は、点滅さ
れたナースコール親機6をなす設定・表示ユニット44
の第1グループ選択スイッチ56a、第2グループ選択
スイッチ56bから自分の受け持ちの患者からの呼び出
しか否か判断し、ここでは第1グループ、第2グループ
の患者からの呼び出しをそれぞれ確認することができ
る。ここで、第2グループの患者を受け持つ看護婦が第
2グループの患者からの呼び出しを優先して呼出応答す
るためには、第2グループ携帯端末4bを携帯した看護
婦の呼出応答前において、点滅されているナースコール
親機6をなす設定・表示ユニット44のグループ選択ス
イッチ56bを押下後に送受器を取り上げて呼出応答す
る(ステップST3)。これを検出したユニットCPU
40は、グループ選択スイッチ56bを点灯させるとと
もに、ユニットCPU50を介して親機CPU40の制
御により、選局表示ユニット41bの呼出表示灯43b
が点灯されスピーカからの呼出音の鳴動が停止され、か
つ親機CPU40を介して制御機3の制御機CPU20
の制御により、ナースコール親機6の送受器から第2グ
ループ呼出ボタン1bが設置された病室内の病床の患者
が使用する通話機器(図示せず)間の通話路が形成され
双方向通話が成立する(ステップST4)。尚、このと
き、ナースコール親機6をなす選局表示ユニット41a
の呼出表示灯43a、第1グループ選択スイッチ56a
の点滅状態は保持されている。
【0023】更に、ナースステーション内の第1グルー
プの患者を受け持つ看護婦が、第1グループの患者から
の呼び出しに呼出応答するためには、第1グループ携帯
端末4aを携帯した看護婦の呼出応答前、かつ第2グル
ープの患者と同グループの患者を受け持つ看護婦との通
話が終了されたことを検出した親機CPU40の制御に
よりスピーカから鳴動される第1グループの患者からの
呼び出しを報知する呼出音(ステップST5、ST6)
と、消灯された選局表示ユニット41bの呼出表示灯4
3bと、親機CPU40を介してユニットCPU50の
制御により消灯された第2グループ選択スイッチ56b
を確認した後に送受器を取り上げて呼出応答する(ステ
ップST7)。これを検出した親機CPU40は、選局
表示ユニット41aの呼出表示灯43aを点灯させスピ
ーカからの呼出音の鳴動を停止させるとともに、親機C
PU40を介してユニットCPU50の制御により、点
滅されている第1グループ選択スイッチ56aが点灯さ
れ、かつ親機CPU40を介して制御機3の制御機CP
U20に制御により、ナースコール親機6の送受器から
第1グループ呼出ボタン1aが設置された病室内の病床
の患者が使用する通話機能(図示せず)間の通話路が形
成され双方向通話が成立する(ステップST8)。ま
た、第1グループの患者を受け持つ看護婦が、送受器を
戻すなどして通話を終了させると、これを検出した親機
CPU40の制御により、選局表示ユニット41aの呼
出表示灯43aが消灯されるとともに、親機CPU40
を介してユニットCPU50の制御により、点灯されて
いる第1グループ選択スイッチ56aが消灯され、ナー
スコール親機6は待受状態に復旧される(ステップST
9)。
【0024】これにより、ナースステーション内の看護
婦は、呼び出したグループの患者に該当して点滅された
ナースコール親機6をなす設定・表示ユニット44のグ
ループ選択スイッチを押下することにより、重複呼出時
において自分の受け持ちの患者からの呼び出しを優先し
て呼出応答することができ、呼出応答時における操作
性、利便性の向上とともに視認性が向上され、看護業務
の能率が向上される。
【0025】尚、上述のナースコール親機6をなす設定
・表示ユニット44の第1グループ選択スイッチ56
a、第2グループ選択スイッチ56bの点滅、およびス
ピーカにて鳴動される呼出音から、第1グループ、第2
グループの患者からの呼び出しを確認したナースステー
ション内の第2グループの患者を受け持つ看護婦が、優
先選択せずに第1グループの患者を受け持つ看護婦によ
る通話終了後に送受器を取り上げることにより呼出応答
して通話を成立させる各動作(ステップST51〜ST5
9)、および優先選択としてナースコール親機6をなす
選局表示ユニット41bの選局スイッチ42bを押下後
に送受器を取り上げることにより呼出応答して通話を成
立させる各動作(ステップST51、ST52、ST60〜S
T66)については、従来例と同様であることからその説
明は省略する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のナースコール装置によれば、看護婦が携帯する携帯端
末のうち呼び出した患者を受け容れる携帯端末をグルー
プ指定で設定できるとともに、複数のグループの患者か
らの呼び出しが重複された場合でも自分の受け持ちの患
者からの呼び出しにのみナースステーション内の看護婦
に報知することができる。これにより、ナースステーシ
ョン内の看護婦による呼出応答時の操作性、利便性およ
び視認性が向上され看護業務の能率が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例、および従来例におけるナー
スコール装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明によるナースコール装置の一実施例にお
いて、ナースステーション内の看護婦による呼出応答
(優先選択呼出応答)方法を示すフローチャート。
【図3】従来のナースコール装置において、ナースステ
ーション内の看護婦による呼出応答(優先選択呼出応
答)方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
1a・・・・・呼出ボタン(第1グループ呼出ボタン) 1b・・・・・呼出ボタン(第2グループ呼出ボタン) 1c・・・・・呼出ボタン(第3グループ呼出ボタン) 1d・・・・・呼出ボタン(第4グループ呼出ボタン) 2・・・・・集合廊下灯 3・・・・・制御機 4a・・・・・携帯端末(第1グループ携帯端末) 4b・・・・・携帯端末(第2グループ携帯端末) 4c・・・・・携帯端末(第3グループ携帯端末) 5・・・・・交換機 6・・・・・ナースコール親機 44・・・・・設定・表示ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】病室内の各病床に設けられた呼出ボタン
    (1a〜1d)と、前記病室毎に設置され前記呼出ボタ
    ンの呼び出しを検出し前記呼び出しを表示する集合廊下
    灯(2)と、前記集合廊下灯からの前記呼び出しを受信
    する制御機(3)と、前記呼び出しを受信でき看護婦に
    よって携帯される携帯端末(4a〜4c)と、前記制御
    機によって制御され前記呼び出しが通報されるナースコ
    ール親機(6)と、前記制御機に接続され前記携帯端末
    の制御を行う交換機(5)とを備えたナースコール装置
    であって、 前記ナースコール親機は、前記制御機によって制御され
    前記携帯端末のうち前記呼出ボタンの前記呼び出しを受
    け容れる前記携帯端末のグループ指定を設定するととも
    に重複した前記呼び出しに対して優先選択して応答、通
    話できる設定・表示ユニット(44)を有することを特
    徴とするナースコール装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191648A (ja) * 2000-12-26 2002-07-09 Aiphone Co Ltd ナースコール装置
JP2005349088A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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