JP2002191648A - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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JP2002191648A
JP2002191648A JP2000395072A JP2000395072A JP2002191648A JP 2002191648 A JP2002191648 A JP 2002191648A JP 2000395072 A JP2000395072 A JP 2000395072A JP 2000395072 A JP2000395072 A JP 2000395072A JP 2002191648 A JP2002191648 A JP 2002191648A
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JP
Japan
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drip
nurse
bed
unit
patient
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JP2000395072A
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Ryoji Uno
亮二 宇野
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】点滴の担当医や看護婦が、点滴治療を受けてい
る患者の病室以外の場所に居ても点滴の状況を迅速に確
認できるようにする。 【解決手段】患者のベッド付近に設置されるベッド子機
14と、ナースセンター内に設置されるナースコール親
機16との間で呼出・通話が可能なナースコール装置
に、患者の点滴装置11から点滴残量を検出する検出部
121を有し点滴残量があらかじめ規定した残量以下に
なったとき点滴終了情報をベッド子機14に伝送する点
滴残量検出装置12を備える。また、ナースコール親機
16は、ベッド子機14から伝送されてきた点滴終了情
報に応じて点滴終了を表示する表示部165と、点滴終
了を音で発報する発音部163とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等に設置され
るナースコール装置に係り、特に点滴が終了したことを
ナースコール親機、ハンディナース、廊下灯によって確
認することができるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のナースコール装置と
して、図3に示すようなナースコール装置が提案されて
いる。
【0003】このナースコール装置は、各病室a、b、
・・・・・内の患者のベッド付近に設置されるベッド子機2
2と、ナースセンター内に設置されるナースコール親機
24とを有し、このベッド子機22およびナースコール
親機24間で呼出・通話が可能な構成になっている。
【0004】ベッド子機22は、病室内の患者がナース
センター内の看護婦や巡回中の看護婦や医者を呼び出す
ための呼出ボタン21と、病室内の患者が看護婦と通話
するためのマイク221、スピーカ222とを備えてい
る。ナースコール親機24は、ナースセンター内の看護
婦が患者と通話するためのマイク241、スピーカ24
2を有するハンドセット240と、患者からの呼び出し
があることをナースセンター内の看護婦に知らせるため
に着信音を発生する着信音発生部243と、何れの患者
から呼び出しがあったかを表示する表示部244と、何
れの患者に対して呼び出すかを選択する選択ボタン24
5とを備えている。
【0005】各ベッド子機22は、それぞれ当該ベッド
子機22を制御(信号処理、通話路の選択等)するため
に各病室a、b、・・・・・の出入口近傍に設置された廊下
灯23に子機接続幹線L12を介して接続されている。
これら廊下灯23は、廊下灯接続幹線L11に直列接続
されており、この廊下灯接続幹線L11は制御機25に
接続されている。制御機25は、親機接続幹線L13を
介してナースコール親機24が接続され、また、交換機
接続幹線L14を介して構内交換機26(以下、「PB
X26」とする。)が接続されている。さらに、PBX
26は基地局接続線L15を介してハンディナース基地
局27に接続されている。このハンディナース基地局2
7は、看護婦や医者(以下、「看護婦等」とする。)が
病室の患者や他の看護婦等と通話をするためのマイク・
スピーカ281、発信・着信情報等を表示する表示部2
82、および操作ボタン283を備えたハンディナース
28と、無線による情報のやりとりをすることができ
る。
【0006】また、制御機25は中継器として設置され
ており、ナースコール親機24、各廊下灯23およびP
BX26をそれぞれ制御(信号処理、通話路の選択等)
する。
【0007】このように構成されたナースコール装置に
おいて、病室内の患者、例えば、病室a内のひとつのベ
ッド子機22が設置されたベッドの患者(以下、「特定
患者a」という。)が、ナースセンター内の看護婦また
は巡回中の看護婦等を呼び出すために、このベッド子機
22が有する呼出ボタン21を押すと、呼出信号が子機
接続幹線L12を介して廊下灯23に伝送される。この
呼出信号により、廊下灯23は特定患者aから呼び出し
があることを表示部231で表示すると共に、当該呼出
信号を制御機25に伝送する。制御機25はこの呼出信
号のアドレスに基づき当該呼出信号を、親機接続幹線L
13を介してナースコール親機24と、交換機接続幹線
L14を介してPBX26とにそれぞれ伝送する。
【0008】この呼出信号が入力されたナースコール親
機24は、着信音発生部243による着信音や、特定患
者aを表示する表示部244で看護婦に対して特定患者
aから呼び出しがあることを伝え、看護婦にナースコー
ル親機24に取り付けられたハンドセット240を取る
ことを促す。
【0009】また、呼出信号が入力されたPBX26
は、この呼出信号を基地局接続線L15およびハンディ
ナース基地局27を介して各ハンディナース28に伝送
する。この呼出信号が入力された各ハンディナース28
は、マイク・スピーカ281による着信音や、表示部2
82による文字情報(例えば、″ビョウシツa XXX
サン ツウジョウヨビダシ″)で看護婦等に対して特定
患者aから呼び出しがあることを伝え、看護婦等にハン
ディナース28の操作ボタン283にて呼出応答するこ
とを促す。
【0010】ここで、病室a内のひとつのベッド子機2
2が設置されたベッドの特定患者aからの呼び出しを確
認したナースセンター内の看護婦または巡回中の看護婦
等のうち、例えばナースセンター内の看護婦がハンドセ
ット240を取ると、ハンドセット240が有するマイ
ク241、スピーカ242と、ベッド子機22が有する
マイク221、スピーカ222との間の通話路が、親機
接続幹線L13、制御機25、廊下灯接続幹線L11、
廊下灯23および子機接続幹線L12を介して形成さ
れ、ナースセンター内の看護婦と病室a内のひとつのベ
ッド子機22が設置されたベッドの特定患者aとの通話
が成立する。なお、終話はナースコール親機24のハン
ドセット240を置くことにより成立する。
【0011】また、巡回中の看護婦等の何れか一人がハ
ンディナース28の操作ボタン283にて呼出応答操作
すると、ハンディナース28が有するマイク・スピーカ
281と、ベッド子機22が有するマイク221、スピ
ーカ222との間の通話路が、ハンディナース基地局2
7、基地局接続線L15、PBX26、交換機接続幹線
L14、制御機25、廊下灯接続幹線L11、廊下灯2
3および子機接続幹線L12を介して形成され、巡回中
の看護婦等の何れか一人と、病室a内のひとつのベッド
子機22が設置されたベッドの特定患者aとの通話が成
立する。なお、終話はハンディナース28の操作ボタン
283で終話操作することにより成立する。
【0012】一方、ナースセンター内の看護婦または巡
回中の看護婦等のうち、ナースセンター内の看護婦が、
病室a内のひとつのベッド子機22が設置されたベッド
の特定患者aを呼び出すために、ナースセンター内のナ
ースコール親機24に備えられた特定患者aを呼び出す
選択ボタン245を押すと、ナースコール親機24に親
機接続幹線L13を介して接続された制御機25に呼出
信号が伝送される。また、巡回中の看護婦等の何れか一
人が、この特定患者aを呼び出すために、ハンディナー
ス28の操作ボタン283にて呼出操作すると、ハンデ
ィナース基地局27、基地局接続線L15、PBX26
および交換機接続幹線L14を介して制御機25に呼出
信号が伝送される。制御機25は、このような呼出信号
のアドレスに基づきどの病室の患者への呼び出し情報か
を判断し、その呼び出しの相手(特定患者a)に対応し
た病室a内のベッド子機22に、この呼出信号を、廊下
灯接続幹線L11、廊下灯23および子機接続幹線L1
2を介して伝送する。廊下灯23を介して制御機25か
らの呼出信号が入力されたベッド子機22は、スピーカ
222から呼出音を鳴動させ、このベッド子機22が設
置されたベッドの特定患者aに対してナースセンター内
の看護婦または巡回中の看護婦等の何れか一人から呼び
出しがあることを伝え、このベッドの特定患者aにマイ
ク221で応答することを促す。
【0013】なお、この場合においても、ナースセンタ
ー内の看護婦がハンドセット240を取ることにより、
ナースセンター内の看護婦と病室a内のベッドの特定患
者aとの通話が成立し、終話は看護婦がハンドセット2
40を置くことにより成立する。また、巡回中の看護婦
等の何れか一人がハンディナース28の操作ボタン28
3にて通話操作することにより、巡回中の看護婦等の当
該一人と病室a内のベッドの特定患者aとの通話が成立
し、終話は巡回中の看護婦等の当該一人がハンディナー
ス28の操作ボタン283にて終話操作することにより
成立する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、治療におけ
る点滴は点滴時間が長い場合が多いので、点滴の担当医
や看護婦からは他の場所に居ながら点滴の終了を確認で
きることが望まれているが、このような従来のナースコ
ール装置では、音声の送受信しかできず、点滴が終了し
たことを、音声による情報以外に伝える術がなかった。
そのため担当医や看護婦は、点滴治療を受けている患者
に細心の注意を払わなければならず、また、点滴が終了
したにも拘らず、患者はそのままの状態で放置される場
合も考えられる。
【0015】本発明は、このような従来の難点を解決す
るためになされたもので、点滴の状況をナースセンター
内のナースコール親機、医者や看護婦が携帯するハンデ
ィナース、廊下灯に設置される廊下灯から、点滴の担当
医や看護婦に通知するナースコール装置を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のナースコール装置は、患者のベッド付近に設置され
るベッド子機と、ナースセンター内に設置されるナース
コール親機との間で呼出・通話が可能なナースコール装
置であって、患者の点滴装置から点滴残量を検出する検
出部を有し点滴残量があらかじめ規定した残量以下にな
ったとき点滴終了情報をベッド子機に伝送する点滴残量
検出装置を備え、ナースコール親機は、ベッド子機から
伝送されてきた点滴終了情報に応じて点滴終了を表示す
る表示部および/または点滴終了を音で発報する発音部
を有するものである。
【0017】このようなナースコール装置によれば、ベ
ッド子機から伝送される点滴残量検出装置による点滴終
了情報に応じて、ナースコール親機は表示部および/ま
たは発音部によってその点滴終了をナースセンター内の
看護婦に知らせることができるので、点滴の担当看護婦
は点滴治療を受けている患者の病室以外の場所に居なが
ら点滴の状況を迅速に確認することができる。
【0018】また、本発明のナースコール装置は、患者
のベッド付近に設置されるベッド子機と、ナースセンタ
ー内に設置されるナースコール親機と、看護婦等が携帯
するハンディナースとの間で呼出・通話が可能なナース
コール装置であって、患者の点滴装置から点滴残量を検
出する検出部を有し点滴残量があらかじめ規定した残量
以下になったとき点滴終了情報をベッド子機に伝送する
点滴残量検出装置を備え、ハンディナースは、ベッド子
機から伝送されてきた点滴終了情報に応じて点滴終了を
表示する表示部および/または点滴終了を音で発報する
スピーカ部を有するものである。このナースコール装置
においてハンディナースは、表示部に点滴残量を表示す
るための操作ボタンを有するものである。
【0019】このようなナースコール装置によれば、ベ
ッド子機から伝送される点滴残量検出装置による点滴終
了情報に応じて、ハンディナースは表示部および/また
はスピーカ部によってその点滴終了を、当該ハンディナ
ースを携帯した看護婦等に知らせることができるので、
点滴の担当看護婦等は点滴治療を受けている患者の病室
以外の場所に居ながら点滴の状況を迅速に確認すること
ができる。
【0020】さらに、本発明のナースコール装置は、患
者のベッド付近に設置されるベッド子機と、ナースセン
ター内に設置されるナースコール親機と、看護婦等が携
帯するハンディナースとの間で病院施設内の廊下に設置
される廊下灯を介して呼出・通話が可能なナースコール
装置であって、患者の点滴装置から点滴残量を検出する
検出部を有し点滴残量があらかじめ規定した残量以下に
なったとき点滴終了情報をベッド子機に伝送する点滴残
量検出装置を備え、廊下灯は、ベッド子機から伝送され
てきた点滴終了情報に応じて点滴終了を表示する表示部
を有するものである。
【0021】このようなナースコール装置によれば、ベ
ッド子機から伝送される点滴残量検出装置による点滴終
了情報に応じて、廊下灯の表示部によってその点滴終了
を廊下にいる看護婦等に知らせることができるので、点
滴の担当看護婦等は点滴治療を受けている患者の病室以
外の場所に居ながら点滴の状況を迅速に確認することが
できる。
【0022】
【発明の実態の形態】以下、本発明のナースコール装置
における好ましい実施の形態例について図面を参照して
詳述する。
【0023】このナースコール装置は図1に示すよう
に、各病室A、B、・・・・・内の患者のベッド付近に設置
されるベッド子機14と、ナースセンター内に設置され
るナースコール親機16とを有し、このベッド子機14
およびナースコール親機16間で呼出・通話が可能な構
成になっている。
【0024】ベッド子機14は、病室内の患者がナース
センター内の看護婦や巡回中の看護婦や医者を呼び出す
ための呼出ボタン13と、病室内の患者が看護婦と通話
するためのマイク141、スピーカ142とを備えてい
る。ナースコール親機16は、ナースセンター内の看護
婦が患者と通話するためのマイク161、スピーカ16
2を有するハンドセット160と、患者からの呼び出し
があることをナースセンター内の看護婦に知らせるため
に着信音を発生する着信音発生部163と、何れの患者
から呼び出しがあったかを表示するLED(発光ダイオ
ード)表示など表示部164と、何れの患者に対して呼
び出すかを選択する選択ボタン165とを備えている。
【0025】また、ナースコール装置は、患者のベッド
付近に据え置き患者に点滴を受けさせるための点滴装置
11から点滴残量を検出する検出部121を有し、点滴
残量があらかじめ規定した残量以下になったとき点滴終
了情報をベッド子機14に伝送する点滴残量検出装置1
2を備えている。これに対応してナースコール親機16
は、ベッド子機14から伝送されてきた点滴終了情報に
応じて表示部164によって点滴終了を表示し、発音部
163によって点滴終了を音で発報するように設定され
ている。なお、この表示部164と発音部163とは何
れか一方だけで点滴終了を知らせるようにしてもよい。
ここで、点滴残量検出装置12とは、光学式液面センサ
などの医療機器に好適なセンサを用いて点滴残量を検出
するものである。
【0026】さらに、このナースコール装置の各ベッド
子機14は、それぞれ当該ベッド子機14を制御(信号
処理、通話路の選択等)するために各病室A、B、・・・・
・の出入口近傍に設置された廊下灯15に子機接続幹線
L2を介して接続されている。これら廊下灯15は、廊
下灯接続幹線L1に直列接続されており、この廊下灯接
続幹線L1は制御機17に接続されている。制御機17
は、親機接続幹線L3を介してナースコール親機16
が、交換機接続幹線L4を介して構内交換機18(以
下、「PBX18」とする。)がそれぞれ接続されてい
る。また、PBX18は基地局接続線L5を介してハン
ディナース基地局19に接続されている。このハンディ
ナース基地局19は、看護婦や医者(以下、「看護婦
等」とする。)が病室の患者や他の看護婦等と通話をす
るためのマイク・スピーカ201、発信・着信情報等を
文字などによって表示する表示部202、および通信操
作等の種々の操作をするための操作ボタン203を備え
たハンディナース20と、無線による情報のやりとりを
することができる。
【0027】このハンディナース20は、ベッド子機1
4から伝送されてきた点滴残量検出装置12からの点滴
終了情報に応じて表示部202によって点滴終了を表示
し、スピーカ部201によって点滴終了を音で発報する
ように設定されている。なお、この表示部202とスピ
ーカ部201とは何れか一方だけで点滴終了を知らせる
ようにしてもよい。また、ハンディナース20は、操作
ボタン203によって表示部202に点滴残量を表示す
ることができるように設定されている。この操作ボタン
203で点滴中の特定患者の点滴残量を表示するように
操作すると、点滴残量検出装置12は検出部121で検
出された点滴状況の情報を、ベッド子機14や制御機1
7等を介してハンディナース20に伝送する。
【0028】また、廊下灯15は、ベッド子機14から
伝送されてきた点滴残量検出装置12からの点滴終了情
報に応じて、LEDなどによって表示する表示部151
で点滴終了を知らせるように設定されている。
【0029】なお、制御機25は中継器として設置され
ており、ナースコール親機16、各廊下灯15およびP
BX18をそれぞれ制御(信号処理、通話路の選択等)
する。
【0030】このように構成されたナースコール装置に
おいて、例えば、病室A内のひとつのベッド子機14が
設置されたベッドの患者(以下、「特定患者A」とい
う。)に対して、看護婦が点滴装置11によって点滴を
開始して他の場所へ移動しているものとする。
【0031】この状況において、検出部121から点滴
装置11の点滴残量情報が点滴残量検出装置12に伝送
され、点滴残量検出装置12はこの点滴残量があらかじ
め規定した残量以下になると、点滴終了情報をベッド子
機14に伝送する。ベッド子機14は、この点滴終了情
報を子機接続幹線L2を介して廊下灯15に伝送する。
廊下灯15はこの点滴終了情報に応じて表示部151に
よって点滴終了を表示して、病室A内の患者の点滴が終
了したことを廊下にいる看護婦等に知らせる。
【0032】また、廊下灯15は、この点滴終了情報を
廊下灯接続幹線L1を介して制御機17に伝送する。制
御機17は、この点滴終了情報を親機接続幹線L3を介
してナースコール親機16に、また、交換機接続幹線L
4、PBX18、基地局接続線L5およびハンディナー
ス基地局19を介して各ハンディナース20にそれぞれ
伝送する。ナースコール親機16はこの点滴終了情報に
応じて、特定患者Aを表示する表示部164で点滴終了
を表示し、発音部163で点滴終了を音で発報して、病
室A内の特定患者Aの点滴が終了したことをナースセン
ター内の看護婦に知らせる。また、ハンディナース20
はこの点滴終了情報に応じて、表示部202による文字
情報(例えば、″ビョウシツA XXXサン テンテキ
シュウリョウ″)で点滴終了を表示し、スピーカ部20
1で点滴終了を音で発報して、病室A内の特定患者Aの
点滴が終了したことを、当該ハンディナース20を携帯
した看護婦等に知らせる。
【0033】なお、ハンディナース20を携帯した特定
看護婦が特定患者Aの点滴状況を確認する場合は、操作
ボタン203で点滴中の特定患者Aの点滴残量を表示す
るように操作して、病室Aにいる特定患者Aの点滴状況
確認要求の情報を、ハンディナース基地局19、基地局
接続線L5、PBX18および交換機接続幹線L4を介
して制御機17に伝送する。制御機17は、この点滴状
況確認要求の情報が、どの病室のどのベッド子機14に
接続された点滴残量検出装置12であるかを判定し、そ
の点滴残量検出装置12に点滴状況確認要求の情報を、
廊下灯接続幹線L1、該当する廊下灯15、子機接続幹
線L2および該当するベッド子機14を介して伝送す
る。この点滴残量検出装置12はこの点滴状況確認要求
の情報に呼応して、検出部121で検出された点滴状況
の情報を、ベッド子機14、子機接続幹線L2、廊下灯
15および廊下灯接続幹線L1を介して制御機17に伝
送する。制御機17は、特定看護婦が携帯したハンディ
ナース20に対して、病室Aにいる特定患者Aの点滴状
況の情報を、交換機接続幹線L4、PBX18、基地局
接続線L5およびハンディナース基地局19を介して伝
送する。このハンディナース20は、この点滴状況の情
報を表示部202による文字情報(例えば、″ビョウシ
ツA XXXサン テンテキザンリョウYYY″)で表
示する。
【0034】このような本発明の好ましい実施の一形態
であるナースコール装置のナースコール機能は従来のナ
ースコール装置と同様で、病室のベッドの患者がナース
センター内の看護婦または巡回中の看護婦等を呼び出す
ために、ベッド子機14が有する呼出ボタン13を押す
と、この呼び出しをナースコール親機16の着信音発生
部163による着信音や、呼び出しを行った患者を表示
する表示部164で確認した看護婦がハンドセット16
0を取ることになるので、ハンドセット160が有する
マイク161、スピーカ162と、ベッド子機14が有
するマイク141、スピーカ142との通話路が形成さ
れ、ナースセンター内の看護婦と病室内の患者との通話
が成立する。また、この病室内の患者からの呼び出しを
ハンディナース20のマイク・スピーカ201による着
信音や、表示部202による文字情報で確認した看護婦
が、当該ハンディナース20の操作ボタン203にて呼
出応答することになるので、ハンディナース20が有す
るマイク・スピーカ201と、ベッド子機14が有する
マイク141、スピーカ142との通話路が形成され、
巡回中の看護婦等と病室内の患者との通話が成立する。
【0035】一方、ナースセンター内の看護婦や巡回中
の看護婦等が病室内の特定患者を呼び出すために、ナー
スセンター内のナースコール親機16に備えられた該当
するベッドの患者を呼び出す選択ボタン165を押した
り、ハンディナース20の操作ボタン203にて呼出操
作したりすると、この呼び出しをベッド子機14のスピ
ーカ142による呼出音で確認した患者がマイク141
で応答する。なお、この場合においても、ナースセンタ
ー内の看護婦がハンドセット160を取ったり、巡回中
の看護婦等がハンディナース20の操作ボタン203に
て通話操作したりすることにより、ナースセンター内の
看護婦や巡回中の看護婦等と、病室内の患者との通話が
成立する。
【0036】なお、上述した本発明の好ましい実施の一
形態であるナースコール装置においては、ナースセンタ
ー内に設置されるナースコール親機16に備えられた送
受部としてハンドセット160が用いられていたが、こ
れに限らず、図2に示すように、ナースコール親機16
にマイク166、スピーカ167が内蔵される送受部を
用いたハンズフリー通話ができるものでもよい。この場
合、ナースセンター内の看護婦と病室内の患者との通話
を成立させるには、ナーススセンター内の看護婦がナー
スコール親機16に備えられた該当するベッドの患者を
呼び出す選択ボタン165を押したり、予めナースコー
ル親機16に設けられた通話ボタンを押したりすること
により、ナースコール親機16に内蔵されたマイク16
6、スピーカ167と、ベッド子機14が有するマイク
141、スピーカ142との通話路が形成されるような
機能をナースコール親機16に備えるとよい。また、マ
イク166、スピーカ167が内蔵された送受部のスピ
ーカ167に、着信音発生部163の機能をもたせても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるナースコール装置によれば、ナースセンター内の
ナースコール親機、医者や看護婦が携帯するハンディナ
ース、廊下灯に設置される廊下灯によって点滴の状況を
確認できるので、点滴の担当医や看護婦は他の場所に居
ても点滴の状況を迅速に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナースコール装置における好ましい実
施の形態例を示す全体構成図。
【図2】本発明のナースコール装置が有しているナース
コール親機が備える送受部の他の実施例を示す構成図。
【図3】従来のナースコール装置を示す全体構成図。
【符号の説明】
11・・・・・・点滴装置 12・・・・・・点滴残量検出装置 121・・・・・・検出部 14・・・・・・ベッド子機 15・・・・・・廊下灯 151・・・・・・表示部 16・・・・・・ナースコール親機 163・・・・・・発音部 164・・・・・・表示部 20・・・・・・ハンディナース 201・・・・・・スピーカ部 202・・・・・・表示部 203・・・・・・操作ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者のベッド付近に設置されるベッド子機
    (14)と、ナースセンター内に設置されるナースコー
    ル親機(16)との間で呼出・通話が可能なナースコー
    ル装置であって、 前記患者の点滴装置(11)から点滴残量を検出する検
    出部(121)を有し前記点滴残量があらかじめ規定し
    た残量以下になったとき点滴終了情報を前記ベッド子機
    に伝送する点滴残量検出装置(12)を備え、 前記ナースコール親機は、前記ベッド子機から伝送され
    てきた前記点滴終了情報に応じて点滴終了を表示する表
    示部(164)および/または点滴終了を音で発報する
    発音部(163)を有することを特徴とするナースコー
    ル装置。
  2. 【請求項2】患者のベッド付近に設置されるベッド子機
    (14)と、ナースセンター内に設置されるナースコー
    ル親機(16)と、看護婦等が携帯するハンディナース
    (20)との間で呼出・通話が可能なナースコール装置
    であって、 前記患者の点滴装置(11)から点滴残量を検出する検
    出部(121)を有し前記点滴残量があらかじめ規定し
    た残量以下になったとき点滴終了情報を前記ベッド子機
    に伝送する点滴残量検出装置(12)を備え、 前記ハンディナースは、前記ベッド子機から伝送されて
    きた前記点滴終了情報に応じて点滴終了を表示する表示
    部(202)および/または点滴終了を音で発報するス
    ピーカ部(201)を有することを特徴とするナースコ
    ール装置。
  3. 【請求項3】前記ハンディナースは、前記表示部に点滴
    残量を表示するための操作ボタン(203)を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載のナースコール装置。
  4. 【請求項4】患者のベッド付近に設置されるベッド子機
    (14)と、ナースセンター内に設置されるナースコー
    ル親機(16)と、看護婦等が携帯するハンディナース
    (20)との間で病院施設内の廊下に設置される廊下灯
    (15)を介して呼出・通話が可能なナースコール装置
    であって、 前記患者の点滴装置(11)から点滴残量を検出する検
    出部(121)を有し前記点滴残量があらかじめ規定し
    た残量以下になったとき点滴終了情報を前記ベッド子機
    に伝送する点滴残量検出装置(12)を備え、 前記廊下灯は、前記ベッド子機から伝送されてきた前記
    点滴終了情報に応じて点滴終了を表示する表示部(15
    1)を有することを特徴とするナースコール装置。
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