JP2009055274A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の子機にて呼出操作を行った人物が患者又は病院従事者であるかを判別して、判別結果に対応させて呼出報知を行う。
【解決手段】送信機2a、2b、・・・2nから無線通信で伝送されてくる識別情報の子機1b、1b、・・・1nの受信部100での受信の有無をもとに、子機にて呼出操作を行った人物が患者又は送信機を携行している病院従事者であるのかを制御機8の制御部802にて判別するとともに、受信された識別情報をもとに制御部801、802にて病院従事者を特定し、これらの判別結果に対応させた親機4a、4b、・・・4nや携帯端末5a、5b、・・・5nにて呼出報知を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院や福祉・介護施設に設置されるナースコールシステムに係り、特に、患者がナースセンターに居る看護師や担当の看護師を呼び出すために使用する子機と同一の当該子機を使用して、病院従事者が詰め所や他の病院従事者に呼び出しを行うことができるナースコールシステムに関する。
従来から、病院や福祉・介護施設に設置されるナースコールシステムとして、患者又は被介護者が、握り押しボタン又はハンド型子機の押しボタンを押すことでナースコール呼び出しを行うことができるナースコールシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
このナースコールシステムによれば、ナースステーション(福祉・介護施設ではスタッフステーション)だけでなく廊下においてもナースコール呼び出しが判り、看護師又は介護士は呼出応答が素早く出来るので、患者又は被介護者にストレスを感じさせることはない。また、看護師又は介護士は、ナースコール呼び出しに対して、ナースステーション(福祉・介護施設ではスタッフステーション)に戻らずに、直接病室(福祉・介護施設では居室)へ行くことが出来るので、その病室(居室)に近い看護師又は介護士が対応すれば、動線が短くて済む。
特開2006−95039号公報
背景技術に記載した特許文献1のナースコールシステムにおいて、握り押しボタン又はハンド型子機の押しボタンを使用する人物は、ナースコール呼び出しを行う患者又は被介護者やスタッフコール呼び出しを行う看護師又は介護士であり、その他の人物として、例えば、医師、臨床師、レントゲン技師、配膳係、清掃係等の病院従事者(福祉・介護施設では施設従事者)が詰め所等に呼び出しを行うにあたっては、別途の通信設備が必要とされ施工コストが増大となる難点があった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、同一の子機にて呼出操作を行った人物が患者又は病院従事者であるかを判別して、判別結果に対応させて呼出報知を行うことができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すための子機と、病院従事者の識別情報が付加された送信機と、子機からの呼び出しが報知される親機と、子機及び親機をそれぞれ制御するための制御機とを設けたものである。子機には、送信機から無線通信で伝送されてくる識別情報を受信するための受信部を備えている。制御機には、子機の受信部にて受信された識別情報をもとに病院従事者を特定し、呼出相手先の親機を選択して特定された病院従事者からの呼出報知を行うための制御部を備えている。
また、本発明の第2の態様であるナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すための子機と、病院従事者の識別情報が付加された送信機と、子機からの呼び出しが報知される親機及び病院従事者により携行される携帯端末と、子機、親機及び携帯端末をそれぞれ制御するための制御機とを設けたものである。子機には、送信機から無線通信で伝送されてくる識別情報を受信するための受信部を備えている。制御機には、子機の受信部にて受信された識別情報をもとに病院従事者を特定し、呼出相手先の携帯端末を選択して特定された病院従事者からの呼出報知を行うための制御部を備えている。
本発明のナースコールシステムによれば、送信機から無線通信で伝送されてくる識別情報の子機の受信部での受信の有無をもとに、子機にて呼出操作を行った人物が患者又は送信機を携行している病院従事者であるのかを制御機の制御部にて判別するとともに、受信された識別情報をもとに制御部にて病院従事者を特定し、これらの判別結果に対応させた親機や携帯端末にて呼出報知を行うことができる。これにより、病院従事者は、患者がナースセンターに居る看護師や担当の看護師を呼び出すために使用する子機と同一の当該子機を使用して、詰め所等や他の病院従事者に対して呼び出しを行うことができる。
以下、本発明のナースコールを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるナースコールシステムの構成を示すシステム説明図である。このナースコールシステムは、病院や福祉・介護施設に設置されるものであり、複数の病室(但し、福祉・介護施設においては、居室とする。)における各病床、各トイレ、各風呂にそれぞれ設置され、患者が看護師、例えば、ナースセンター(但し、福祉・介護施設においては、スタッフセンターとする。)に居る看護師や病院内(福祉・介護施設内)を巡回中の病院従事者(但し、福祉・介護施設においては、施設従事者とする。)のうち担当の看護師を呼び出して通話を成立させるとともに、病院従事者が詰め所等の所定の場所に居る他の病院従事者や病院内を巡回中の病院従事者のうち特定の病院従事者を呼び出して通話を成立させるための子機1a、1b、・・・1nと、病院従事者により携行される送信機2a、2b、・・・2nと、患者又は病院従事者からの呼び出しが報知される中継器、ここでは、病室の出入口の周囲近傍に設置される廊下灯3と、ナースセンターや病院従事者の詰め所等にそれぞれ設置され、患者又は病院従事者からの呼び出しを報知し、この呼び出しに応答した看護師又は病院従事者が通話を成立させるための親機4a、4b、・・・4nと、病院内を巡回中の病院従事者により携行され、患者又は病院従事者からの呼び出しを報知し、この呼び出しに応答した病院従事者が通話を成立させるための例えば、PHS端末(医療用端末)にて構成される携帯端末5a、5b、・・・5nと、ナースセンターの周囲近傍より一定の間隔で配置され、携帯端末5a、5b、・・・5nとの間で無線通信を行うための無線基地局6a、6b、・・・6nと、ナースセンター又は病院内の共用部に設置され、無線線基地局6a、6b、・・・6nを制御して携帯端末5a、5b、・・・5nの位置情報を検出するための無線通信局7と、ナースセンター又は病院内の共用部に設置され、廊下灯3、親機4a、4b、・・・4n及び(無線通信局7、無線基地局6a、6b、・・・6nを経由して)携帯端末5a、5b、・・・5nをそれぞれ制御するための制御機8とが設けられている。
なお、病院従事者とは、看護師のみならず医師、臨床師、レントゲン技師、配膳係、清掃係等を含むものである。また、子機1a、1b、・・・1nの設置場所としては、前述のような病室における各病床、各トイレ、各風呂に限定されるものではなく、例えば、病院内の通路や備品庫等、病院従事者が立ち寄る主要な場所に設置することもできる。
子機1a、1b、・・・1nはそれぞれ、子機ラインL1を経由して廊下灯3にバス接続されている。また、廊下灯3は、廊下灯ラインL2を経由して制御機8に接続されている。また、親機4a、4b、・・・4nはそれぞれ、親機ラインL3を経由して制御機8にバス接続されている。また、無線基地局6a、6b、・・・6nはそれぞれ、基地局ラインL4を経由して無線通信局7にバス接続されている。さらに、無線通信局7は、通信局ラインL5を経由して制御機8に接続されている。なお、子機1a、1b、・・・1n及び廊下灯3の間の接続の態様、親機4a、4b、・・・4n及び制御機8の間の接続の態様、無線基地局6a、6b、・・・6n及び無線通信局7の間の接続の態様はそれぞれ、図示のような当該各ラインを経由したバス接続に限定されるものではなく、例えば、個別の当該ラインを経由して接続することもできる。
子機1a、1b、・・・1nはそれぞれ同様な構成で個別の子機番号が割り当てられるものであり、送信機2a、2b、・・・2nから無線通信で伝送されてくる病院従事者を識別するための識別情報を受信する受信部100と、患者又は病院従事者が呼出操作を行うための呼出ボタン101と、患者又は病院従事者が呼出相手先である看護師又は病院従事者との間で相互通話を成立させるための音声(音声信号)を入出力する子機マイク102及び子機スピーカ103とを備えている。なお、呼出ボタン101は、ナースコール子機1a、1b、・・・1nの本体に対して着脱自在となるように接続させた図示のような態様に限定されるものではなく、例えば、呼出ボタン101が有する操作機能を本体自体に備えることもできる。
送信機2a、2b、・・・2nはそれぞれ同様な構成で個別の送信機番号が割り当てられるものであり、当該送信機を携行する病院従事者の識別情報が予め付加されている。ここで、識別情報とは、例えば、RFIDが好適とされ、適宜に書き換え可能が性質を有している。
廊下灯3は、患者又は病院従事者からの呼び出しを検出して、呼出元の患者又は病院従事者と呼出相手先の看護師又は病院従事者との間で成立される相互通話の信号伝送路、すなわち、通話路を形成するものである。また、廊下灯3には、患者又は病院従事者からの呼び出しがあった旨を、病室の出入口の近傍や廊下先に居る病院従事者に視覚的手段を通じて報知するための呼出報知機能を有している。なお、廊下灯3は、制御機8に対してバス接続することで複数接続が可能であるため、病院や福祉・介護施設の施設規模に応じて設置台数を増やすことができる。
親機4a、4b、・・・4nはそれぞれ同様な構成で個別の親機番号が割り当てられるものであり、患者又は病院従事者からの呼び出しがあった旨を、ナースセンターや詰め所等に居る看護師や病院従事者に視覚的手段を通じて報知するための呼出報知機能を有する親機表示部400と、患者又は病院従事者からの呼び出しがあった旨を、ナースセンターや詰め所等に居る看護師や病院従事者に聴覚的手段を通じて報知するための呼出報知機能を有する親機スピーカ401と、患者又は病院従事者からの呼び出しを確認した看護師又は病院従事者が応答し、相互通話を成立させるための音声(音声信号)を入出力するハンドセット402とが備えられている。
携帯端末5a、5b、・・・5nはそれぞれ同様な構成で個別の端末番号が割り当てられるものであり、無線基地局6a、6b、・・・6bの後述する基地局アンテナ600との間で無線通信を行うための端末アンテナ500と、患者又は病院従事者からの呼び出しがあった旨を、当該携帯端末を携行している看護師や病院従事者に視覚的手段を通じて報知するための呼出報知機能を有する端末表示部501と、患者又は病院従事者からの呼び出しがあった旨を、当該携帯端末を携行している看護師や病院従事者に聴覚的手段を通じて報知するための呼出報知機能を有する端末スピーカ502と、患者又は病院従事者からの呼び出しを確認した看護師又は病院従事者が応答するための通話ボタン503と、端末スピーカ502と併せて使用され、看護師又は病院従事者が相互通話を成立させるための音声(音声信号)を入出力する端末マイク504とが備えられている。なお、携帯端末5a、5b、・・・5nはそれぞれ、無線基地局6a、6b、・・・6nのうち周囲近傍の当該無線基地局に対して、端末アンテナ500から定期的に自端末の無線信号を送信している。また、携帯端末5a、5b、・・・5nはそれぞれ、患者又は病院従事者からの呼び出しがあった旨を、振動による触覚的手段を通じて報知することもできる。
無線基地局6a、6b、・・・6nはそれぞれ同様な構成で個別の基地局番号が割り当てられるものであり、携帯端末5a、5b、・・・5nの端末アンテナ500との間で無線通信を行うための基地局アンテナ600を備えている。
無線通信局7は、無線基地局6a、6b、・・・6nを回線制御するとともに、無線基地局6a、6b、・・・6nの基地局アンテナ600にてそれぞれ受信される携帯端末5a、5b、・・・5nの自端末無線信号をもとに、当該各携帯端末の位置情報を検出することができる。なお、無線通信局7は、携帯端末5a、5b、・・・5nから定期的に送信されてくる自端末無線信号を受信した無線基地局6a、6b、・・・6nに対して、種々の信号を伝送する回線制御機能も備えている。
制御機8は、自制御機に接続される各種機器の信号処理や通話路の選択等を行うものであり、患者により呼出操作が行われた子機1a、1b、・・・1nからの呼び出しを報知させる機器として、親機4a、4b、・・・4nのうち特定の当該親機、携帯端末5a、5b、・・・5nのうち特定の当該携帯端末を選択して呼出報知を行うための制御部を構成する第1のメモリ800及びCPU802と、送信機2a、2b、・・・2nから送信され、呼出操作が行われた子機1a、1b、・・・1nの受信部100にて受信された識別情報をもとに病院従事者を特定し、この呼び出しを報知させる機器として、親機4a、4b、・・・4nのうち特定の当該親機、携帯端末5a、5b、・・・5nのうち特定の当該携帯端末を選択して呼出報知を行うための制御部を構成する第2のメモリ801及びCPU802とが備えられている。なお、CPU802は、子機1a、1b、・・・1nからの呼び出しが報知される携帯端末5a、5b、・・・5n毎に無線通信局7にて検出される位置情報を受信するための制御機能を備えており、この位置情報は、適宜、記憶することができる。また、第1、第2の各メモリ800、801は、図示のような個別の構成に限定されるものではなく、例えば、単一の当該メモリとして制御機8に備えることもできる。
このように構成された本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
最初に、本発明の実施例による第1の動作として、複数の病室における各病床の患者が、ナースセンターに居る看護師や携帯端末5a、5b、・・・5nを携行しながら病院内を巡回中の病院従事者のうち担当の看護師を呼び出すために、例えば、子機1aの呼出ボタン101を操作すると、この子機1aの受信部100は、送信機2a、2b、・・・2nからの無線信号の受信の有無を検出する。ここでは、呼出操作を行った人物が患者であり当該送信機を携行していないため、無線信号は受信せずに自子機が有する子機番号を付加した呼出信号(以下、患者呼出信号という。)を生成する。この患者呼出信号は、子機1aから子機ラインL1、廊下灯3、廊下灯ラインL2を経由して制御機8に伝送されるとともに、子機1aから子機ラインL1を経由して他の子機1b、・・・1nにそれぞれ伝送される。このとき、廊下灯3は、例えば、呼出元である子機1aに割り当てられている表示灯(図示せず。)を所定のパターンで点滅又は点灯させることにより、病室の出入口の周囲近傍や廊下先に居る病院従事者に対して呼出報知を行うことができる。なお、子機1aを除く他の子機1b、・・・1nはそれぞれ、伝送されてきた患者呼出信号が制御機8からの出力信号でないため、当該患者呼出信号が無効であると判断する。
制御機8において、CPU802は、伝送されてきた患者呼出信号に付加されている子機番号をもとに、子機1aの呼出ボタン101を操作した患者からの呼び出し(ナースコール呼び出し)があることを検出し、呼出元である子機1aからの呼び出しを報知させる呼出相手先の機器を、第1のメモリ800の記憶内容を参照して検出する。ここでは、呼出元が患者であり、この呼び出しを報知させる当該親機として、例えば、ナースセンターに設置される親機4aを選択するための親機番号と、同様な呼び出しを報知させる当該携帯端末として、例えば、担当の看護師が携行している携帯端末5aを選択するための端末番号とをそれぞれ読み出す。また、CPU802は、前述の子機番号及び親機番号を付加した呼出報知信号(以下、第1の患者呼出報知信号という。)を生成し、親機ラインL3を経由して全ての親機4a、4b、・・・4nにそれぞれ送出するとともに、前述の子機番号及び端末番号を付加した呼出報知信号(以下、第2の患者呼出報知信号という。)を生成し、通信局ラインL5、無線通信局7、基地局ラインL4を経由して(全ての)無線基地局6a、6b、6n、・・・にそれぞれ送出する。
親機4a、4b、・・・4nはそれぞれ、制御機8から伝送されてきた第1の患者呼出報知信号に付加されている子機番号及び親機番号のうち、親機番号と自親機が有する当該親機番号とを照合し、一致した場合のみ、子機番号に該当する子機1aからの患者による呼び出しがある旨の呼出報知を、親機表示部400の使用による呼出メッセージや絵データ等の表示及び親機スピーカ401からの呼出音や音声メッセージ等の出力をもとに行うことができる。ここでは、ナースセンターに設置されている親機4aのみ当該親機番号が一致し、前述の呼出報知が行われる。
無線基地局6a、6b、・・・6nはそれぞれ、制御機8から伝送されてきた第2の患者呼出報知信号を無線信号に信号処理した後、基地局アンテナ600から自基地局との間で無線通信が可能な携帯端末5a、5b、・・・5nの端末アンテナ500に送信する。
携帯端末5a、5b、・・・5nはそれぞれ、無線基地局6a、6b、・・・6nのうち無線通信が可能な少なくとも何れか1の当該基地局の端末アンテナ600から伝送されてきた第2の患者呼出報知信号を端末アンテナ500にて受信し、この第2の患者呼出報知信号に付加されている子機番号及び端末番号のうち、端末番号と自携帯端末が有する当該端末番号とを照合し、一致した場合のみ、子機番号に該当する子機1aからの患者による呼び出しがある旨の呼出報知を、端末表示部501の使用による呼出メッセージや絵データ等の表示及び端末スピーカ502からの呼出音や音声メッセージ等の出力をもとに行うことができる。ここでは、担当の看護師が携行している携帯端末5aのみ当該端末番号が一致し、前述の呼出報知が行われる。
なお、親機4aが設置されているナースセンターに居る看護師及び携帯端末5aを携行している担当の看護師のうち、最先に応答した看護師、例えば、親機4aが設置されているナースセンターに居る看護師がハンドセット402を取り上げると、この応答操作を検出した廊下灯3及び制御機8(のCPU802)のそれぞれの制御(詳述せず。)により、親機4aのハンドセット402と、親機ラインL3、制御機8、廊下灯ラインL2、廊下灯3、子機ラインL1を経由して呼出元の患者が使用する子機1aの子機マイク102及び子機スピーカ103との間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立する。このとき、廊下灯3は、子機1aに割り当てられている表示灯(図示せず。)を所定のパターンで点滅又は点灯させることにより、子機1a及び親機4aの間で通話が成立されていることを、病室の出入口の周囲近傍や廊下先に居る病院従事者に対して報知することができる。
一方、携帯端末5aを携行している病院内を巡回中の看護師が通話ボタン503を操作すると、この応答操作を検出した廊下灯3、無線通信局7及び制御機8(のCPU802)のそれぞれの制御(詳述せず。)により、携帯端末5aの端末マイク504及び端末スピーカ502と、無線基地局6a、6b、・・・6nのうち無線通信が可能な何れか1の当該無線基地局、基地局ラインL4、無線通信局7、通信局ラインL5、制御機8、廊下灯ラインL2、廊下灯3、子機ラインL1を経由して呼出元の患者が使用する子機1aの子機マイク102及び子機スピーカ103との間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立する。このとき、廊下灯3は、子機1aに割り当てられている表示灯(図示せず。)を所定のパターンで点滅又は点灯させることにより、子機1a及び携帯端末5aの間で通話が成立されていることを、病室の出入口の周囲近傍や廊下先に居る病院従事者に対して報知することができる。
次に、本発明の実施例による第2の動作として、送信機2a、2b、・・・2nを携行している病院従事者のうち、例えば、送信機2aを携行している病院従事者が、他の病院従事者として詰め所に居る病院従事者や携帯端末5a、5b、・・・5nを携行しながら病院内を巡回中の病院従事者のうち特定の病院従事者を呼び出すために、例えば、子機1bの呼出ボタン101を操作すると、この子機1bの受信部100は、送信機2aからの無線信号の受信の有無を検出する。ここでは、呼出操作を行った人物が病院従事者であり送信機2aを携行しているため、送信機2aからの無線信号を受信して、送信機2aが有する送信機番号、無線信号に付加されている識別情報及び自子機が有する子機番号をそれぞれ付加した呼出信号(以下、病院従事者呼出信号という。)を生成する。この病院従事者呼出信号は、子機1bから子機ラインL1、廊下灯3、廊下灯ラインL2を経由して制御機8に伝送されるとともに、子機1bから子機ラインL1を経由して他の子機1a、・・・1nにそれぞれ伝送される。このとき、廊下灯3は、例えば、呼出元である子機1bに割り当てられている表示灯(図示せず。)を、所定のパターンで点滅又は点灯させることにより、病室の出入口の周囲近傍や廊下先に居る病院従事者に対して呼出報知を行うことができる。なお、子機1bを除く他の子機1a、・・・1nはそれぞれ、伝送されてきた病院従事者呼出信号が制御機8からの出力信号でないため、当該病院従事者呼出信号が無効であると判断する。
制御機8において、CPU802は、伝送されてきた病院従事者呼出信号に付加されている送信機番号、識別情報及び子機番号をもとに、子機1bの呼出ボタン101を操作した送信機2aを携行している病院従事者からの呼び出しがあることを検出し、呼出元である子機1bからの呼び出しを報知させる呼出相手先の機器と病院従事者が誰であるのかの従事者情報とをそれぞれ、第2のメモリ801の記憶内容を参照して検出する。ここでは、呼出元が送信機2aを携行している病院従事者であり、この呼び出しを報知させる当該親機として、例えば、詰め所に設置されている親機4bを選択するための親機番号と、同様な呼び出しを報知させる当該携帯端末として、例えば、携帯端末5bを選択するための端末番号と、病院従事者が誰であるのかの従事者情報とをそれぞれ読み出す。また、CPU802は、前述の送信機番号、子機番号、親機番号及び従事者情報を付加した呼出報知信号(以下、第1の病院従事者呼出報知信号という。)を生成し、親機ラインL3を経由して全ての親機4a、4b、・・・4nにそれぞれ送出するとともに、前述の送信機番号、子機番号、端末番号及び従事者情報を付加した呼出報知信号(以下、第2の病院従事者呼出報知信号という。)を、通信局ラインL5、無線通信局7、基地局ラインL4を経由して(全ての)無線基地局6a、6b、6n、・・・にそれぞれ送出する。
親機4a、4b、・・・4nはそれぞれ、制御機8から伝送されてきた第1の病院従事者呼出報知信号に付加されている送信機番号、子機番号、親機番号及び従事者情報のうち、親機番号と自親機が有する当該親機番号とを照合し、一致した場合のみ、送信機2aを携行している病院従事者による子機1bからの呼び出しがある旨の呼出報知を、病院従事者が誰であるのかの従事者情報とともに、親機表示部400の使用による呼出メッセージや絵データ等の表示及び親機スピーカ401からの呼出音や音声メッセージ等の出力をもとに行うことができる。ここでは、詰め所に設置されている親機4bのみ当該親機番号が一致し、前述の呼出報知が行われる。
無線基地局6a、6b、・・・6nはそれぞれ、制御機8から伝送されてきた第2の病院従事者呼出報知信号を無線信号に信号処理した後、基地局アンテナ600から自基地局との間で無線通信が可能な携帯端末5a、5b、・・・5nの端末アンテナ500に送信する。
携帯端末5a、5b、・・・5nはそれぞれ、無線基地局6a、6b、・・・6nのうち無線通信が可能な少なくとも何れか1の当該基地局の端末アンテナ600から伝送されてきた第2の病院従事者呼出報知信号を端末アンテナ500にて受信し、この第2の病院従事者呼出報知信号に付加されている送信機番号、子機番号、端末番号及び従事者情報のうち、端末番号と自携帯端末が有する当該端末番号とを照合し、一致した場合のみ、送信機2aを携行している病院従事者による子機1bからの呼び出しがある旨の呼出報知を、病院従事者が誰であるのかの従事者情報とともに、端末表示部501の使用による呼出メッセージや絵データ等の表示及び端末スピーカ502からの呼出音や音声メッセージ等の出力をもとに行うことができる。ここでは、携帯端末5bのみ当該端末番号が一致し、前述の呼出報知が行われる。
なお、親機4bが設置されている詰め所に居る病院従事者及び携帯端末5bを携行している病院従事者のうち、最先に応答した病院従事者、例えば、親機4bが設置されている詰め所に居る病院従事者がハンドセット402を取り上げると、この応答操作を検出した廊下灯3及び制御機8(のCPU802)のそれぞれの制御(詳述せず。)により、親機4bのハンドセット402と、親機ラインL3、制御機8、廊下灯ラインL2、廊下灯3、子機ラインL1を経由して送信機2aを携行している病院従事者が使用する子機1bの子機マイク102及び子機スピーカ103との間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立する。このとき、廊下灯3は、子機1bに割り当てられている表示灯(図示せず。)を所定のパターンで点滅又は点灯させることにより、子機1b及び親機4bの間で通話が成立されていることを、病室の出入口の周囲近傍や廊下先に居る病院従事者に対して報知することができる。
一方、携帯端末5bを携行している病院内を巡回中の病院従事者が通話ボタン503を操作すると、この応答操作を検出した廊下灯3、無線通信局7及び制御機8(のCPU801)のそれぞれの制御(詳述せず。)により、携帯端末5bの端末マイク504及び端末スピーカ502と、無線基地局6a、6b、・・・6nのうち無線通信が可能な何れか1の当該無線基地局、基地局ラインL4、無線通信局7、通信局ラインL5、制御機8、廊下灯ラインL2、廊下灯3、子機ラインL1を経由して呼出元の病院従事者が使用する子機1bの子機マイク102及び子機スピーカ103との間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立する。このとき、廊下灯3は、子機1bに割り当てられている表示灯(図示せず。)を所定のパターンで点滅又は点灯させることにより、子機1b及び携帯端末5bの間で通話が成立されていることを、病室の出入口の周囲近傍や廊下先に居る病院従事者に対して報知することができる。
なお、本発明の実施例によるナースコールシステムにおいては、子機1a、1b、・・・1nが有する機能として、受信部100における送信機2a、2b、・・・2nからの無線信号の受信の有無を検出し、呼出操作を行った人物が患者であり当該送信機を携行していない場合(第1の動作)には、無線信号は受信せずにナースコール呼び出しとしてナースセンターに設置されている親機4aにて呼出報知を行う一方、呼出操作を行った人物が病院従事者であり当該送信機を携行している場合(第2の動作)には、無線信号を受信して例えば、詰め所に設置されている親機4bにて呼出報知を行うように、無線信号の受信が無い場合であっても呼出報知を行う態様について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、子機1a、1b、・・・1nが有する機能として、受信部100における送信機2a、2b、・・・2nからの無線信号の受信が無い場合の呼び出しについては当該呼び出しを無効にすることにより、ナースセンターに設置されている親機4aへの呼出報知の動作は行われないため、子機1a、1b、・・・1nを病院従事者専用の当該子機として使用することができる。
また、本発明の実施例によるナースコールシステムにおいては、子機1a、1b、・・・1nからの呼び出しが報知される機器として、親機4a、4b、・・・4n及び携帯端末5a、5b、・・・5nをそれぞれ有する当該システムについて説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、親機4a、4b、・・・4n及び携帯端末5a、5b、・・・5nのうち少なくとも何れか一方の機器を有する当該システムを適用することもできる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例によるナースコールシステムによれば、送信機2a、2b、・・・2nから無線通信で伝送されてくる識別情報の子機1b、1b、・・・1nの受信部100での受信の有無をもとに、子機1a、1b、・・・1nにて呼出操作を行った人物が患者又は送信機2a、2b、・・・2nを携行している病院従事者であるのかを制御機8の制御部802にて判別するとともに、受信された識別情報をもとに制御部801、802にて病院従事者を特定し、これらの判別結果に対応させた親機4a、4b、・・・4nや携帯端末5a、5b、・・・5nにて呼出報知を行うことができる。これにより、病院従事者は、患者がナースセンターに居る看護師や担当の看護師を呼び出すために使用する子機1a、1b、・・・1nと同一の当該子機を使用して、詰め所等や他の病院従事者に対して呼び出しを行うことができる。
最後に、本発明のナースコールシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のナースコールシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の実施例によるナースコールシステムの構成を示すシステム説明図。
符号の説明
1a、1b、・・・1n……子機
100……受信部
2a、2b、・・・2n……送信機
4a、4b、・・・4n……親機
5a、5b、・・・5n……携帯端末
8……制御機
801……第2のメモリ(制御部)
802……CPU(制御部)

Claims (2)

  1. 患者が看護師を呼び出すための子機(1a、1b、・・・1n)と、病院従事者の識別情報が付加された送信機(2a、2b、・・・2n)と、前記子機からの呼び出しが報知される親機(4a、4b、・・・4n)と、前記子機及び前記親機をそれぞれ制御するための制御機(8)とを設け、
    前記子機には、前記送信機から無線通信で伝送されてくる前記識別情報を受信するための受信部(100)を備え、
    前記制御機には、前記子機の前記受信部にて受信された前記識別情報をもとに前記病院従事者を特定し、呼出相手先の前記親機を選択して前記特定された病院従事者からの呼出報知を行うための制御部(801、802)を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 患者が看護師を呼び出すための子機(1a、1b、・・・1n)と、病院従事者の識別情報が付加された送信機(2a、2b、・・・2n)と、前記子機からの呼び出しが報知される親機(4a、4b、・・・4n)及び前記病院従事者により携行される携帯端末(5a、5b・・・5n)と、前記子機、前記親機及び前記携帯端末をそれぞれ制御するための制御機(8)とを設け、
    前記子機には、前記送信機から無線通信で伝送されてくる前記識別情報を受信するための受信部(100)を備え、
    前記制御機には、前記子機の前記受信部にて受信された前記識別情報をもとに前記病院従事者を特定し、呼出相手先の前記携帯端末を選択して前記特定された病院従事者からの呼出報知を行うための制御部(801、802)を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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JP2014195214A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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