JP6046956B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、病院や老人福祉施設等の医療・介護施設内に設置されるナースコールシステムに係り、特に、患者からの呼び出しを優先的に担当の看護師に対して報知することができるナースコールシステムに関する。
従来から、この種のナースコールシステムとして、携帯端末を持ち歩く看護師がチーム毎に割り当てられ、ナースコール子機から担当の看護師が呼び出されると、該当するチーム内の複数の看護師のうち担当となる看護師の携帯端末に呼び出しをかけることができるナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機から呼び出された時にどの携帯端末を呼び出すかを設定するための総合情報(呼出先設定テーブル)が、通信制御のための制御機のメモリに記憶されている。この総合情報には日勤、夜勤の看護師チーム情報等が含まれ、これら情報はスタッフステーション等の施設内共用部に設置されているナースコール親機でこれら情報の更新情報を入力して更新することができる。
特開2006−60412号公報
しかしながら、背景技術において説明したナースコールシステムでは、ナースコール子機から呼び出された時にどの携帯端末を呼び出すかを設定するための総合情報(呼出先設定テーブル)では、担当する複数の看護師を順次呼び出すことはできるが、この呼び出すための順番が担当する患者に対して看護師長や看護主任を含むすべての看護師を呼び出すように設定されているので、役職のない看護師が忙しく呼び出しに応答することが出来ないことが多々ある場合には、管理業務も行わなければならない看護師長や看護主任がしょっちゅう呼び出されてしまう難点があった。
また、総合情報(呼出先設定テーブル)は、施設内共用部にいる複数の看護師が患者からの呼び出しに対して応答することが多々あるナースコール親機で更新しなければならず、その合間を縫って日勤、夜勤の看護師チーム情報等の項目毎に入力していく更新作業を行わなければならないので、管理が大変であると共に設定忘れや設定ミスによって対象となる看護師の携帯端末を呼び出すことが出来なくなり、迅速な対応が困難となる難点があった。
本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、看護すべき患者に係る複数の看護師に、管理業務も行わなければならない看護師長や看護主任が含まれていても、予め定められた役職以外の看護師だけを呼び出すことが出来ると共に、ナースコール親機ではなく外部端末によって総合情報(呼出先設定テーブル)を自動更新することができるナースコールシステムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため本発明のナースコールシステムは、病院等の医療・介護施設内の病床毎に設置され、患者が看護師を呼び出して通話を成立させるためのナースコール子機と、スタッフステーション等の施設内共用部に設置され、看護師が患者からの呼び出しに応答して通話を成立させるためのナースコール親機と、施設内を巡回中の看護師により携帯され、患者からの呼び出しに応答して通話を成立させるための携帯端末と、役職情報を含む勤務表テーブルのデータを生成するための外部端末とから構成され、外部端末で生成された勤務表テーブルのデータを受信するためのデータ受信部と、呼出元となるナースコール子機毎に呼出先の携帯端末を携帯する看護師を割り当てるための呼出先設定テーブルのデータを記憶する記憶部と、外部端末で生成された勤務表テーブルをもとに呼出先設定テーブルを更新するCPUとを親機に備えるナースコールシステムにおいて、記憶部は、外部端末で生成された勤務表テーブルに含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として割り当てる呼出先設定テーブルのデータとともに看護師の役職情報に応じた順序で看護師の呼出順番が設定される呼出順番テーブルのデータを記憶するものであり、CPUは、データ受信部にて勤務表テーブルのデータを受信すると勤務表テーブル及び呼出順番テーブルのデータをもとに看護師の呼出順番を読み出し、呼出先設定テーブルの割当内容を看護師の役職情報に応じた呼出優先順位で優先的に呼び出すように設定するものである
このナースコールシステムによれば、外部端末で生成した勤務表テーブルが親機のデータ受信部で受信されるとナースコール親機のCPUは勤務表テーブルに含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として、ナースコール親機の記憶部に記憶された呼出先設定テーブルの割当内容を設定することができ、外部端末で生成した勤務表テーブルがナースコール親機のデータ受信部で受信されるとナースコール親機のCPUは看護師の呼出順番を呼出順番テーブルのデータから読み出し、ナースコール親機の記憶部に記憶された呼出先設定テーブルの割当内容を当該呼出順番に沿って設定することができる。
本発明のナースコールシステムにおいて、勤務表テーブルには、看護師を複数のチームに分けたチーム情報が備えられ、CPUは、データ受信部にて受信された勤務表テーブルのデータの当該勤務表テーブルに含まれるチーム情報に基づきチーム毎に呼出先設定テーブルの割当内容を設定するものである。
このナースコールシステムによれば、チーム毎に呼出先設定テーブルの割当内容の設定を行うことができるようになる。
本発明のナースコールシステムにおいて、勤務表テーブルには、看護師の勤務帯情報が備えられ、CPUは、データ受信部にて受信された勤務表テーブルのデータの当該勤務表テーブルに含まれる勤務帯情報に対応させて呼出先設定テーブルの割当内容を設定するものである。
このナースコールシステムによれば、呼出先設定テーブルの割当内容を、勤務帯情報に対応させて設定することができるようになる。
本発明のナースコールシステムにおいて、ナースコール親機は、呼出先設定テーブルの割当内容を表示するための表示部を備えるものである。
このナースコールシステムによれば、呼出先設定テーブルの割当内容をナースコール親機で視覚的に確認できるようになる。
本発明のナースコールシステムにおいて外部端末が接続され、ナースコール親機及び携帯端末を通信制御する制御機を備えている場合には、データ受信部、憶部及びCPUはナースコール親機ではなく当該制御機に備える。
このナースコールシステムによれば、外部端末が接続され、ナースコール親機及び携帯端末を通信制御する制御機を備えている場合においても、呼出先設定テーブルの割当内容を使用することができるようになる。
本発明のナースコールシステムによれば、看護すべき患者に係る複数の看護師に、管理業務も行わなければならない看護師長や看護主任が含まれていても、予め定められた役職以外の看護師だけを呼び出すことが出来ると共に、ナースコール親機ではなく外部端末によって総合情報(呼出先設定テーブル)を自動更新することができるようになる。
本発明のナースコールシステムにおける好ましい実施の形態例を示すシステム構成図である。 図1に示した本発明のナースコールシステムの構成要素であるナースコール親機の具体的な構成を示すブロック図である。 図2に示した親機の記憶部に記憶される呼出先設定テーブルのデータの一例を示すテーブル構成図である。 本発明のナースコールシステムの構成要素である外部端末で生成される勤務表テーブルの一例を示すテーブル構成図である。 図2に示したナースコール親機の記憶部に記憶される呼出順番テーブルのデータの一例を示すテーブル構成図である。 本発明のナースコールシステムにおける他の好ましい実施の形態例を示すシステム構成図である。 図6に示した本発明のナースコールシステムの構成要素である制御機の具体的な構成を示すブロック図である。
以下、本発明のナースコールシステムを実施するための形態例について、図面を参照して説明する。参照する図1は、本発明のナースコールシステムの全体構成を示すブロック図である。
本発明の好ましい実施の形態であるナースコールシステムは図1に示すように、患者が看護師を呼び出して通話を成立させるためのナースコール子機1a、1b、・・・と、患者からの呼び出しに看護師が応答して通話を成立させるためのナースコール親機2と、巡回中の看護師により携帯され、患者からの呼び出しに応答して通話を成立させるための携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・と、看護師の役職情報を含む勤務表テーブルのデータを生成するための外部端末4から構成されている。
また、このナースコールシステムは、さらに、患者からの呼び出しが報知される廊下灯5a、5b、・・・と、携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・との間で無線通信を行うための無線基地局6a、6b、・・・と、無線基地局6a、6b、・・・を制御して携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・と無線通信させる交換機7とを備えている。
ナースコール子機1a、1b、・・・は廊下灯5a、5b、・・・に通信ケーブルで接続され、廊下灯5a、5b、・・・はナースコール親機2に通信ケーブルで接続され、ナースコール親機2には交換機7が通信ケーブルで接続されている。また、交換機7には無線基地局6a、6b、・・・が通信ケーブルで接続されている。
このようなナースコールシステムは、例えば患者を収容する病院等の医療・介護施設内に設置されている。具体的には、ナースコール子機1a、1b、・・・は病室内の病床毎に設置され、ナースコール親機2はスタッフステーション等の施設内共用部に設置されている。
廊下灯5a、5b、・・・は廊下に設置されるが、病室毎に設置する場合には、例えば当該病室の出入口近傍である廊下先に設置されることになる。無線基地局6a、6b、・・・は1台がスタッフステーション近辺に設置され、それ以外は施設内においてスタッフステーションから離れた場所で一定の間隔で配置されている。交換機7はスタッフステーション内または施設内の共用部に設置されている。
次に各機器の詳細について説明する。
ナースコール子機1a、1b、・・・は、病室内の患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン11と、看護師との間で相互に通話を行うための通話機能を有する子機スピーカ12及び子機マイク13とを備えている。
なお、図1において呼出ボタン11は、患者が看護師を呼び出すための呼出握りボタンや、被介護者が看護者に対して所定の呼出操作を行うと共に看護者との間で相互に通話を行うための通話機能を有するハンド子機として本体に対して着脱自在に接続されているが、本体自体に設置してもよい。
ナースコール親機2は、ナースコール子機1a、1b、・・・による呼出元である患者の病室番号や氏名を表示する表示部21と、呼出音の放音と共に呼出元である患者からの受話音声を放音する親機スピーカ22と、呼出音及び受話音の放音と共に患者からの呼び出しに看護師が応答して通話を行うために使用するハンドセット23とを備えている。
なお、このナースコール親機2の操作部24(図2参照。)は、例えば表示部21に設けられたタッチパネルにしてもよい。また、図2においては、親機スピーカ22及びハンドセット23は通話部として記載している。
このようなナースコール親機2は図2に示すように、外部端末4で生成された勤務表テーブルのデータを受信するためのデータ受信部である外部端末インターフェース回路(以下、「I/F」と称する。)25と、呼出元となるナースコール子機1a、1b、・・・毎に呼出先の携帯端末を割り当てると共に当該携帯端末を携帯する看護師を複数の看護師から割り当てるための呼出先設定テーブルのデータを記憶する記憶部26と、外部端末I/F25にて勤務表テーブルのデータが受信されると、当該勤務表テーブルに含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として呼出先設定テーブルの割当内容を設定するCPU27とを備えている。
記憶部26に記憶されているデータである呼出先設定テーブルTB1は図3に示すように、看護師の役職情報、氏名情報、チーム情報及び勤務帯情報が関連付けられている。また、看護師毎に、携帯する携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・の端末番号情報が関連付けられ、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機1a、1b、・・・との関連付けは、携帯する携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・の端末番号情報が用いられる。
さらに、ナースコール子機1a、1b、・・・毎に、チーム毎に振り分けられた複数の携帯端末が割り当てられる。なお、チーム情報は所属するチーム情報であり、勤務帯情報は勤務帯が日勤か夜勤かを区別する情報であるが、さらに、準夜勤も含めて区別することもできる。したがって、この勤務帯に応じて看護師が携帯する携帯端末の端末番号情報は変更される。
また、ナースコール親機2は図2に示すように、廊下灯5a、5b、・・・と信号伝送路を形成するための通信部を構成する廊下灯I/F28と、交換機7と信号伝送路を形成するための通信部を構成する交換機I/F29とを備えている。
このように構成されたナースコール親機2は、CPU27に、表示部21、通話部22、23、操作部24、外部端末I/F25、記憶部26、廊下灯I/F28及び交換機29がそれぞれ電気的に接続されている。
携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・は図1に示すように、ナースコール子機1a、1b、・・・による患者からの呼び出しを報知するために呼出音を放音すると共に、呼出元である患者からの受話音声を放音する端末スピーカ301と、呼出元である患者と通話を行うための端末マイク302と、呼出元である患者の病室番号や氏名を表示する表示画面303と、患者からの呼び出しに看護師が応答するための応答ボタン304とを備え、個別の端末番号を有している。また、携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・は、無線基地局6a、6b、・・・のうち近傍の無線基地局に対して定期的に自端末無線信号を送信している。なお、この携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・は、患者からの呼び出しを振動装置によって知らせるようにしてもよい。
外部端末4は、パーソナルコンピュータが使用され、通常、管理業務を行う看護師長や看護主任が操作するものである。このパーソナルコンピュータである外部端末4の記憶部(図示せず)には看護師の役職情報を含む勤務表テーブルのデータが記憶されている。この記憶部に記憶されているデータである勤務表テーブルTB2は図4に示すように、看護師の役職情報及び氏名情報が関連付けられている。このような外部端末4は、管理業務を行う看護師長や看護主任が、勤務する看護師の役職情報及び氏名情報を適宜入力することで、勤務表テーブルTB2を更新することができる。この更新した勤務表テーブルTB2のデータを、外部端末4はナースコール親機2に転送することができる。
また、勤務表テーブルTB2には、看護師を複数のチームに分けたチーム情報が備えられていてもよい。勤務表テーブルTB2にチーム情報を備えた場合には、ナースコール親機2のCPU27は外部端末I/F25にて受信された勤務表テーブルのデータの当該勤務表テーブルTB2に含まれるチーム情報に基づきチーム毎に呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定することになる。即ち、管理業務を行う看護師長や看護主任が外部端末4でチーム情報を入力後、そのチーム情報をナースコール親機2に転送することで、勤務表テーブルTB2の更新をチーム毎に行うことができるようになる。したがって、勤務表テーブルTB2のそれぞれのチーム毎に携帯端末を割り当てることができる。
また、勤務表テーブルTB2には、看護師の勤務帯情報が備えられていてもよい。勤務表テーブルTB2に勤務帯情報を備えた場合には、ナースコール親機2のCPU27は外部端末I/F25にて受信された勤務表テーブルのデータの当該勤務表テーブルTB2に含まれる勤務帯情報に対応させて呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定することになる。即ち、管理業務を行う看護師長や看護主任が外部端末4で勤務帯情報を入力後、その勤務帯情報をナースコール親機2に転送することで、勤務表テーブルTB2の更新を勤務帯情報に対応させて行うことができるようになる。なお、勤務帯情報は呼出先設定テーブルTB1の勤務帯情報と同様で、勤務帯が日勤か夜勤かを区別する情報であるが、さらに、準夜勤も含めて区別することもできる。
廊下灯5a、5b、・・・は、病室の病床毎の患者からの呼び出しを検出して、呼出元の患者と呼出先の看護師との間で成立する通話路を形成するものである。また、廊下灯5a、5b、・・・には、患者からの呼び出しがあった旨を病室の出入口近傍や廊下先に居る看護師に視覚的な表示で知らせる機能を有していてもよい。なお、廊下灯5a、5b、・・・は、ナースコール親機2に対してバス接続することで複数接続することができるので、施設の規模に応じて増やすことができる。
無線基地局6a、6b、・・・は、看護師が携帯する携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・と無線信号の送受信をするアンテナ61を備えている。交換機7は、無線基地局6a、6b、・・・を回線制御する機能を有すると共に、無線基地局6a、6b、・・・で受信された携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・の自端末無線信号に基づき各携帯端末の位置情報を検出する。また、交換機7は、携帯端末から定期的に送信される自端末無線信号を受信した無線基地局に対して種々の信号を伝送する回線制御機能を有している。
このように構成されたナースコールシステムで、外部端末4によってナースコール親機2の記憶部26が記憶している呼出先設定テーブルTB1を自動更新するための動作について、以下、説明する。なお、外部端末4の記憶部に記憶されているデータである勤務表テーブルTB2は、病院等の医療・介護施設においては毎日更新するものである。
看護師長が外部端末4で当日に勤務する看護師の役職情報、氏名情報、チーム情報及び勤務帯情報をそれぞれ適宜入力すると、例えば図4に示すような勤務表テーブルTB2となる。具体的には、10名の看護師から構成され、1名が看護師長A、2名が看護主任B、C、5名が役職のない看護師D、E、F、G、H、2名が役職のないパートの看護師I、Jで、チームT1は看護主任B、役職のない看護師D、E、役職のないパートの看護師Iの4名から構成され、チームT2は看護主任C、役職のない看護師G、H、役職のないパートの看護師Jの4名から構成され、勤務帯は日勤の看護師が看護師長A、看護主任B、役職のない看護師D、G、役職のないパートの看護師I、Jとなり、夜勤の看護師が主任C、役職のない看護師E、Hとなり、休暇の看護師が役職のない看護師Fとなっている。なお、チーム情報のT0は、看護師長が該当すると共に、看護師長以外の看護師が休暇であることを示している。
このような勤務表テーブルTB2を看護師長が外部端末4で作成後、当該外部端末4を操作して勤務表テーブルTB2のデータをナースコール親機2に転送すると、ナースコール親機2の外部端末I/F25がこの勤務表テーブルTB2のデータを受信するので、ナースコール親機2のCPU27は、この勤務表テーブルTB2に基づきナースコール親機2の記憶部26が記憶している呼出先設定テーブルTB1を図3に示すように自動更新する。この際、ナースコール親機2のCPU27は勤務表テーブルTB2に含まれる役職情報から看護師長A以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として、ナースコール親機2の記憶部26に記憶された呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定する。
なお、日勤帯においては、看護主任Bは携帯する携帯端末が携帯番号21c、役職のない看護師Dは携帯する携帯端末が21a、役職のない看護師Gは携帯する携帯端末が22a、役職のないパートの看護師Iは携帯する携帯端末が21b、役職のないパートの看護師Jは携帯する携帯端末が22bに関連付けられ、夜勤帯においては、看護主任Cは携帯する携帯端末が携帯番号22b、役職のない看護師Eは携帯する携帯端末が21a、役職のない看護師Hは携帯する携帯端末が22aに関連付けられているので、図3に示すような呼出先設定テーブルTB1に自動更新される。
このように外部端末4によってナースコール親機2の記憶部26が記憶している呼出先設定テーブルTB1が自動更新されると、ナースコール親機2のCPU27はこの自動更新された呼出先設定テーブルTB1を表示部21に表示させる。なお、この自動更新された呼出先設定テーブルTB1は、操作部24による表示操作で表示部21に表示するように設定することもできる。
そして、当日、日勤帯に勤務する看護師は、ナースコール親機2の表示部21に表示されている呼出先設定テーブルTB1の自分の日勤帯の端末番号を確認することで、携帯すべき携帯端末を携帯して看護業務を開始する。また、当日、夜勤帯に勤務する看護師は、ナースコール親機2の表示部21に表示されている呼出先設定テーブルTB1の自分の夜勤帯の端末番号を確認することで、携帯すべき携帯端末を携帯して看護業務を開始する。
このようなナースコールシステムの状態において、病室内の病床の患者が、スタッフステーション内に在室中の看護者や携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・を携行しながら施設内を巡回中の看護者を呼び出すために、例えばナースコール子機1aの呼出ボタン11を押下すると、呼出元のナースコール子機1aに接続されている廊下灯5aは、呼出信号をナースコール親機2に伝送する。
廊下灯5aからナースコール親機2に伝送された呼出信号は廊下灯I/F28を介してCPU27に入力される。CPU27は、ナースコール子機1aからの呼出信号を検出すると、親機スピーカ22から呼出音を鳴動させると共に、ナースコール子機1aに関連付けされているチームを呼出先設定テーブルTB1で確認する。
CPU27は、ナースコール子機1aに関連付けされているチームが例えばチームT1の場合は、チームT1の看護師が携帯する携帯端末を日勤帯の端末番号に基づき呼出元であるナースコール子機1aを使用した患者の病室番号や氏名の情報を含む端末呼出信号を、交換機I/F29を介して交換機7に伝送する。この際、CPU27は、チームT1の看護師すべてを日勤帯の端末番号が若い順に順次呼び出すことができるように設定したり、あるいはその内の一人、即ち、日勤帯の端末番号が若い携帯端末を携帯する看護師だけを呼び出すことができるように設定したりすることもできる。なお、管理業務を行っている看護師長Aが携帯している携帯端末は呼出先設定テーブルTB1に設定されていないので、端末スピーカ301から呼出音が放音することはない。
交換機7は、この端末呼出信号を無線基地局6a、6b、・・・から無線送信させるので、その無線信号をチームT1の看護師が携帯する携帯端末で受信すると、その携帯端末の端末スピーカ301から呼出音が放音することになる。したがって、その携帯端末を携行した看護師は、担当する患者から呼び出しがあったことを確認することができる。
その携帯端末を携行したチームT1の看護師がその携帯端末で確認した場合には応答ボタン304で応答することになるので、その携帯端末は応答信号を一番近い位置にある無線基地局に送信する。その無線基地局が受信した応答信号は交換機7を介してナースコール親機2に伝送される。交換機7からナースコール親機2に伝送された応答信号は交換機I/F29を介してCPU27に入力される。CPU27は、この応答信号に基づきその携帯端末とナースコール子機1aとの間で通話路を確立するので、患者とチームT1の看護師との通話が可能となる。
なお、ナースコール親機2は、勤務表テーブルTB2をもとに呼出先設定テーブルTB1を更新していたが、さらに、記憶部26に看護師の役職情報に応じた順序で看護師の呼出順番が設定される呼出順番テーブルTB3のデータを記憶しておくことで、呼出先設定テーブルTB1を勤務表テーブルTB2及び呼出順番テーブルTB3をもとに更新できるようにしてもよい。記憶部26に記憶されているデータである呼出順番テーブルTB3は図5に示すように、役職及び呼出優先順位が関連付けられている。この図5に示す呼出順番テーブルTB3の呼出優先順位は数字の若い順に優先的に呼び出すことを意味するが、呼出優先順位が0の場合は呼び出しを行わない看護師を意味する。
したがって、ナースコール親機2のCPU27は、無線基地局6a、6b、・・・から無線送信されたナースコール子機1aからの呼出信号を受信すると、勤務表テーブルTB2及び呼出順番テーブルTB3をもとに呼出先設定テーブルTB1が更新されるので、この更新された呼出先設定テーブルTB1に設定されている看護師の呼出順番で、それぞれの看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を放音させることができる。なお、各看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を順次放音させるには、例えばナースコール親機2にタイマ(図示せず)を備えるとよい。この場合、ナースコール親機2が有するタイマで設定された時間内に看護師が携帯端末の応答ボタン304で応答操作しないと、CPU27は、呼出順番テーブルTB3に設定されている次の看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を放音させることができるようになる。図5に示す呼出順番テーブルTB3では、役職のない看護師→役職のないパートの看護師→看護主任の順番で、各看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を放音させることになる。
また、上述した実施例においては、ナースコール親機2に、外部端末4で生成された勤務表テーブルのデータを受信するためのデータ受信部である外部端末インターフェース回路(以下、「I/F」と称する。)25と、呼出元となるナースコール子機1a、1b、・・・毎に呼出先の携帯端末を割り当てると共に当該携帯端末を携帯する看護師を複数の看護師から割り当てるための呼出先設定テーブルTB1のデータを記憶する記憶部26と、外部端末I/Fにて勤務表テーブルTB2のデータが受信されると、当該勤務表テーブルTB2に含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定するCPU27とを備えていたが、これに限らず、図6に示すような外部端末4が設定され、ナースコール親機2及び携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・を通信制御する制御機8に備えてもよい。
この制御機8は、中継器として設置されており、接続されている機器の信号処理、通話路の選択等を行うもので、呼出元であるナースコール子機からの呼出信号の種類によって、そのナースコール子機と通話路を形成する無線端末の端末番号を特定すると共に、該当する患者の病室番号や氏名の情報をナースコール親機2及び交換機7に伝送する機能を、後述するCPU83が有するものである。
このような制御機8は、外部端末4で生成された勤務表テーブルTB2のデータを受信するための外部端末I/F81と、呼出元となるナースコール子機1a、1b、・・・毎に呼出先の携帯端末を割り当てると共に当該携帯端末を携帯する看護師を複数の看護師から割り当てるための呼出先設定テーブルTB1のデータを記憶する記憶部82と、外部端末I/F81にて勤務表テーブルTB2のデータが受信されると、当該勤務表テーブルTB2に含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定するCPU83とを備えている。なお、呼出先設定テーブルTB1、勤務表テーブルTB2は上述した実施例と同様なので説明は省略する。
また、制御機8は、廊下灯5a、5b、・・・と信号伝送路を形成するための通信部を構成する廊下灯I/F84と、交換機7と信号伝送路を形成するための通信部を構成する交換機I/F85と、ナースコール親機2と信号伝送路を形成するための通信部を構成する親機I/F86とを備えている。
このように構成された制御機8は、CPU83に、外部端末I/F81、記憶部82、廊下灯I/F84及び親機I/F86がそれぞれ電気的に接続されている。
したがって、ナースコール親機2は、記憶部26には呼出先設定テーブルTB1のデータ及び呼出順番テーブルTB3のデータは記憶されず、また、CPU27には外部端末I/Fにて勤務表テーブルTB2のデータが受信されると、当該勤務表テーブルTB2に含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定する機能を有していない。
なお、この第2の実施例のナースコールシステムを示す図6においては、制御機8以外は上述した第1の実施例のナースコールシステムを示す図1の構成と同一なので、各構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
このように構成された第2の実施例のナースコールシステムは、勤務表テーブルTB2を看護師長が外部端末4で作成後、当該外部端末4を操作して勤務表テーブルTB2のデータを制御機8に転送すると、制御機8の外部端末I/F81がこの勤務表テーブルTB2のデータを受信するので、制御機8のCPU83は、この勤務表テーブルTB2に基づき制御機8の記憶部82が記憶している呼出先設定テーブルTB1を図3に示すように自動更新する。この際、制御機8のCPU83は勤務表テーブルTB2に含まれる役職情報から看護師長A以外の看護師が携帯する携帯端末のみ呼出先として、制御機8の記憶部82に記憶された呼出先設定テーブルTB1の割当内容を設定する。
なお、日勤帯においては、看護主任Bは携帯する携帯端末が携帯番号21c、役職のない看護師Dは携帯する携帯端末が21a、役職のない看護師Gは携帯する携帯端末が22a、役職のないパートの看護師Iは携帯する携帯端末が21b、役職のないパートの看護師Jは携帯する携帯端末が22bに関連付けられ、夜勤帯においては、看護主任Cは携帯する携帯端末が携帯番号22b、役職のない看護師Eは携帯する携帯端末が21a、役職のない看護師Hは携帯する携帯端末が22aに関連付けられているので、図3に示すような呼出先設定テーブルTB1に自動更新される。
このように外部端末4によって制御機8の記憶部82が記憶している呼出先設定テーブルTB1が自動更新されると、制御機8のCPU83はこの自動更新された呼出先設定テーブルTB1のデータを親機I/F86を介してナースコール親機2に伝送する。したがって、ナースコール親機2は表示部21にこの呼出先設定テーブルTB1を表示させることができる。
そして、当日、日勤帯に勤務する看護師は、ナースコール親機2の表示部21に表示されている呼出先設定テーブルTB1の自分の日勤帯の端末番号を確認することで、携帯すべき携帯端末を携帯して看護業務を開始する。また、当日、夜勤帯に勤務する看護師は、ナースコール親機2の表示部21に表示されている呼出先設定テーブルTB1の自分の夜勤帯の端末番号を確認することで、携帯すべき携帯端末を携帯して看護業務を開始する。
このようなナースコールシステムの状態において、病室内の病床の患者が、スタッフステーション内に在室中の看護者や携帯端末31a、31b、31c、・・・、32a、32b、32c、・・・を携行しながら施設内を巡回中の看護者を呼び出すために、例えばナースコール子機1aの呼出ボタン11を押下すると、呼出元のナースコール子機1aに接続されている廊下灯5aは、呼出信号を制御機8に伝送する。
廊下灯5aから制御機8に伝送された呼出信号は廊下灯I/F84を介してCPU83に入力される。CPU83は、ナースコール子機1aからの呼出信号を検出すると、その呼出信号を親機I/F86を介してナースコール親機2に伝送するので、ナースコール親機2は親機スピーカ22で呼出音を鳴動させる。また、CPU83は、その呼出信号に基づきナースコール子機1aに関連付けされているチームを呼出先設定テーブルTB1で確認する。
CPU83は、ナースコール子機1aに関連付けされているチームが例えばチームT1の場合は、チームT1の看護師が携帯する携帯端末を日勤帯の端末番号に基づき呼出元であるナースコール子機1aを使用した患者の病室番号や氏名の情報を含む端末呼出信号を、交換機I/F85を介して交換機7に伝送する。この際、CPU83は、チームT1の看護師すべて、あるいはその内の一人の看護師だけを呼び出すことができるように設定することもできる。なお、管理業務を行っている看護師長Aが携帯している携帯端末は呼出先設定テーブルTB1に設定されていないので、端末スピーカ301から呼出音が放音することはない。
交換機7は、この端末呼出信号を無線基地局6a、6b、・・・から無線送信させるので、その無線信号をチームT1の看護師が携帯する携帯端末で受信すると、その携帯端末の端末スピーカ301から呼出音が放音することになる。したがって、その携帯端末を携行した看護師は、担当する患者から呼び出しがあったことを確認することができる。
その携帯端末を携行したチームT1の看護師がその携帯端末で確認した場合には応答ボタン304で応答することになるので、その携帯端末は応答信号を一番近い位置にある無線基地局に送信する。その無線基地局が受信した応答信号は交換機7を介して制御機8に伝送される。交換機7から制御機8に伝送された応答信号は交換機I/F85を介してCPU83に入力される。CPU83は、この応答信号に基づきその携帯端末とナースコール子機1aとの間で通話路を確立するので、患者とチームT1の看護師との通話が可能となる。
なお、制御機8は、勤務表テーブルTB2をもとに呼出先設定テーブルTB1を更新していたが、さらに、記憶部82に看護師の役職情報に応じた順序で看護師の呼出順番が設定される呼出順番テーブルTB3のデータを記憶しておくことで、呼出先設定テーブルTB1を勤務表テーブルTB2及び呼出順番テーブルTB3をもとに更新できるようにしてもよい。記憶部82に記憶されているデータである呼出順番テーブルTB3は図5に示すように、役職及び呼出優先順位が関連付けられている。この図5に示す呼出順番テーブルTB3の呼出優先順位は数字の若い順に優先的に呼び出すことを意味するが、呼出優先順位が0の場合は呼び出しを行わない看護師を意味する。
したがって、制御機8のCPU83は、無線基地局6a、6b、・・・から無線送信されたナースコール子機1aからの呼出信号を受信すると、勤務表テーブルTB2及び呼出順番テーブルTB3をもとに呼出先テーブルTB1が更新されるので、この更新された呼出先テーブルTB1に設定されている看護師の呼出順番で、それぞれの看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を放音させることができる。なお、各看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を順次放音させるには、例えば制御機8にタイマ(図示せず。)を備えるとよい。この場合、制御機8が有するタイマで設定された時間内に看護師が携帯端末の応答ボタン304で応答操作しないと、CPU83は、呼出順番テーブルTB3に設定されている次の看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を放音させることができるようになる。図5に示す呼出順番テーブルTB3では、役職のない看護師→役職のないパートの看護師→看護主任の順番で、各看護師が携帯する携帯端末の端末スピーカ301から呼出音を放音させることになる。
このように実施例1及び実施例2の本発明のナースコールシステムによれば、管理業務も行わなければならない看護師長や看護主任がしょっちゅう呼び出されてしまうことを防ぐことができ、また、呼出先設定テーブルTB1をスタッフステーションにいる複数の看護師が患者からの呼び出しに対して応答することが多々あるナースコール親機で更新しなくてもよいので、管理が容易になると共に、設定忘れや設定ミスによって対象となる看護師の携帯端末を呼び出すことが出来なくなることも防ぐことができるようになる。したがって、迅速な対応を的確に行えるようになる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
1a、1b、・・・……ナースコール子機
2……ナースコール親機
25……外部端末I/F(データ受信部)
26……記憶部
27……CPU
31a、31b、31c、32a、32b、32c、……携帯端末
4……外部端末
8……制御機
81……外部端末I/F(データ受信部)
82……記憶部
83……CPU
TB1……呼出先設定テーブル
TB2……勤務表テーブル
TB3……呼出順番テーブル

Claims (5)

  1. 病院等の医療・介護施設内の病床毎に設置され、患者が看護師を呼び出して通話を成立させるためのナースコール子機と、スタッフステーション等の施設内共用部に設置され、前記看護師が前記患者からの呼び出しに応答して通話を成立させるためのナースコール親機と、前記施設内を巡回中の前記看護師により携帯され、前記患者からの呼び出しに応答して通話を成立させるための携帯端末と、役職情報を含む勤務表テーブル(TB2)のデータを生成するための外部端末とから構成され、前記外部端末で生成された前記勤務表テーブル(TB2)の前記データを受信するためのデータ受信部と、呼出元となる前記ナースコール子機毎に呼出先の携帯端末を携帯する看護師を割り当てるための呼出先設定テーブル(TB1)のデータを記憶する記憶部と、前記外部端末で生成された前記勤務表テーブル(TB2)をもとに前記呼出先設定テーブル(TB1)を更新するCPUとを前記親機に備えるナースコールシステムにおいて、
    前記記憶部は、前記外部端末で生成された前記勤務表テーブル(TB2)に含まれる役職情報から予め定められた役職以外の看護師が携帯する前記携帯端末のみ呼出先として割り当てる前記呼出先設定テーブル(TB1)のデータとともに前記看護師の前記役職情報に応じた順序で前記看護師の呼出順番が設定される呼出順番テーブル(TB3)のデータを記憶するものであり
    前記CPUは、前記データ受信部にて前記勤務表テーブル(TB2)のデータを受信すると前記勤務表テーブル(TB2)及び前記呼出順番テーブル(TB3)の前記データをもとに前記看護師の呼出順番を読み出し、前記呼出先設定テーブル(TB1)の割当内容を前記看護師の前記役職情報に応じた呼出優先順位で優先的に呼び出すように設定するものであることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記勤務表テーブルには、前記看護師を複数のチームに分けたチーム情報が備えられ、
    前記CPUは、前記データ受信部にて受信された前記勤務表テーブルの前記データの当該勤務表テーブルに含まれる前記チーム情報に基づきチーム毎に前記呼出先設定テーブルの割当内容を設定することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記勤務表テーブルには、前記看護師の勤務帯情報が備えられ、
    前記CPUは、前記データ受信部にて受信された前記勤務表テーブルの前記データの当該勤務表テーブルに含まれる前記勤務帯情報に対応させて前記呼出先設定テーブルの割当内容を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記ナースコール親機は、前記呼出先設定テーブルの割当内容を表示するための表示部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のナースコールシステム。
  5. 前記外部端末が接続され、前記ナースコール親機及び前記携帯端末を通信制御する制御機を備えている場合には、前記データ受信部、前記記憶部及び前記CPUは前記ナースコール親機ではなく当該制御機に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項記載のナースコールシステム
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