JP6343578B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、ナースコールシステムに関するものである。
ナースコールシステムにとって、ナースコール子機からナースコール親機を呼び出して通話する機能、または、ナースコール子機から担当看護師の携帯端末を呼び出して通話する機能は、基本的な機能の一つであり、その役割は重要である。患者によって聴力に差があるため、従来のナースコールシステムでは、看護師等の医療従事者は、ナースコール親機の操作部を操作することによってナースコール子機毎に通話音量を設定することが可能である。また、例えば、下記の特許文献1〜2には、ナースコールシステムの通話機能の音量設定に関する技術が開示されている。
特開平09−261354号公報 特開2001−186266号公報
しかしながら、従来のナースコールシステムでは、患者がベッドを移動した場合、移動した患者は、移動前の患者のための音量設定または初期の音量設定に基づいてナースコール子機を使用しなければならない場合があった。この場合、患者は、音量設定が自分に適したものでないことに気づかない限り、その患者の聴力にあった通話音量で通話できないこととなってしまう。この状況を回避するために、医療従事者は、移動後のナースコール子機に対してその患者に適した通話音量に再度の設定処理を行わなければならず、この重複した設定作業が大変手間であった。
そこで、本発明は、医療従事者が通話音量を設定する作業を再度行うことなく、ベッドを移動した患者がその患者に適した通話音量で通話することが可能なナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のナースコールシステムは、
各ベッド毎にそれぞれ設けられたナースコール子機と、ナースコール親機と、前記各ナースコール子機及び前記ナースコール親機と通信可能に接続された制御機と、を備えるナースコールシステムであって、
前記制御機は、
患者を特定可能な患者特定情報と、前記患者が使用するベッド情報と、前記患者がナースコール子機を使用する際の音量設定情報とが対応づけられた患者情報テーブルが記憶された患者情報記憶部と、
前記ベッド情報と、前記ベッドで使用されるナースコール子機の音量設定情報とが対応づけられた音量設定テーブルが記憶された音量情報記憶部と、を有し、
患者がベッドを移動したことに伴って前記患者情報テーブルの前記ベッド情報が更新されたとき、更新された前記患者情報テーブルに基づいて、前記音量設定テーブルにおける前記患者の移動先のベッドのナースコール子機の音量設定情報が更新される。
この構成によれば、患者がベッドを移動した場合、医療従事者が患者情報テーブルのベッド情報を更新すると、更新した患者情報テーブルを参照して音量設定テーブルの音量設定情報が自動的に更新される。このため、医療従事者は、患者がベッドを移動しても、音量設定テーブルに対して、移動後のナースコール子機の音量設定を再度行う必要がなくなり、音量設定の再度の手間を省くことができる。また、患者は、ベッドを移動しても自分に適した通話音量でナースコール子機を使用することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記制御機は、患者がベッドを移動したことに伴って前記患者情報テーブルが更新されたとき、ベッドを移動した前記患者が使用していたベッドのナースコール子機の音量設定情報を初期設定に戻しても良い。
この構成によれば、患者が移動や退院等をして空きとなったベッドについて、ナースコール子機の音量を自動的に初期設定に戻すことができる。このため、医療従事者は、空きベッドとなったベッドのナースコール子機の音量設定を再度行う必要がなく、業務効率が向上する。
また、本発明のナースコールシステムは、
複数の前記制御機を備え、
前記各制御機は、それぞれ互いに通信可能に接続されるととともに、自制御機と接続される前記ナースコール子機及び前記ナースコール親機を制御可能であり、
患者がベッドを移動した際に前記患者が使用するナースコール子機を制御する制御機が変更になった場合、変更後の前記制御機において前記患者情報テーブルが更新され、変更後の前記制御機は、更新された前記患者情報テーブルに基づいて、前記音量設定テーブルにおけるベッドを移動した前記患者の移動先のベッドの音量設定情報を更新しても良い。
この構成によれば、制御機の支配下を超える移動を患者がした場合でも、医療従事者は、移動後のナースコール子機の音量設定を再度行う必要がなく便利である。
本発明のナースコールシステムによれば、医療従事者が通話音量を設定する作業を再度行うことなく、ベッドを移動した患者がその患者に適した通話音量で通話することができる。
本発明の実施形態に係るナースコールシステムの構成図である。 ナースコールシステムにおける制御機の機能ブロック図である。 (a)は患者情報テーブルの一例、(b)は音量設定テーブルの一例を示す図である。 (a)は更新後の患者情報テーブルの一例、(b)は更新後の音量設定テーブルの一例を示す図である。 ナースコールシステムの変形例を示す構成図である。 (a),(b)は患者情報テーブルの一例、(c),(d)は音量設定テーブルの一例を示す図である。 (a),(b)は更新後の患者情報テーブルの一例、(c),(d)は更新後の音量設定テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明に係るナースコールシステムの実施形態の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、ナースコールシステム1は、複数の(本例では4つの)ナースコール子機2a,2b,2c,2d(以下、総称する場合はナースコール子機2と称する)と、ナースコール親機3と、複数の(本例では2つの)廊下灯4a,4b(以下、総称する場合は廊下灯4と称する)と、制御機5と、複数の(本例では4つの)携帯端末6a,6b,6c,6d(以下、総称する場合は携帯端末6と称する)と、基地局7と、交換機8と、管理PC(オーダリングシステム)9を備えている。これらの各部は、ハブ(HUB)10を介して通信可能に接続されている。
ナースコールシステム1は、例えば患者を収容する病院等の医療,介護施設内に設置されている。本例では、外科病棟S内のナースコールシステム1を示す。
ナースコール子機2は、患者が看護師を呼び出して通話を行うためのものであり、病室内の病床(ベッド)毎に設置されている。ナースコール子機2は、プレート子機21と、握り子機22とを有する。プレート子機21は、患者が看護師との間で相互に通話を行うマイクとスピーカを備え、例えば各患者のベッドの上方の壁面に設置されている。握り子機22は、病室内の患者が看護師を呼び出すための呼出ボタンを備え、プレート子機21にケーブルで接続されている。ナースコール子機2は、通信ケーブルを通じて廊下灯4に接続されている。
廊下灯4は、各患者からの呼出信号を検出してその呼出信号を病室外へ報知するものであり、病室の入口付近に設置されている。本例の廊下灯4は、ハブ10を経由して制御機5と接続されている。本例の廊下灯4には、液晶表示部41と表示ランプ42が設けられている。液晶表示部41は、ナースコール子機2から呼び出しがあると、呼び出しをした患者の名前等の患者情報が液晶表示部41に表示されるように構成されている。また、表示ランプ42は、ナースコール子機2から呼び出しがあると、例えば点滅するように構成されている。
ナースコール親機3は、患者からの呼び出しに看護師が応答して通話を行ったり、患者や看護師等の情報を表示したりする機能を有する。ナースコール親機3は、スタッフステーション等の施設内共用部に設置されている。ナースコール親機3は、大型モニタ31と、小型モニタ32と、通話部33とを有する。
大型モニタ31は、例えば24型の縦長のタッチパネル画面で構成されており、外科病棟Sの全患者に関する患者情報を表示するとともに、ナースコール親機3の操作部としても機能することが可能である。小型モニタ32は、例えば7型の横長のタッチパネル画面で構成されており、ナースコール子機2によって患者から呼び出しが有った場合、その呼び出しをした患者のベッド番号や名前等を含む患者情報を表示する。通話部33は、患者からの呼出音および患者の音声を出力するスピーカと、患者の呼び出しに看護師が応答して通話を行うためのマイクとを有している。
制御機5は、中継器として設置されており、各患者に関する情報の制御、接続されている各機器の呼出制御あるいは通話制御等を行なう。制御機5は、ハブ10を介して、廊下灯4、ナースコール親機3、交換機8、管理PC9と例えばLAN(Local Area Network)により接続されている。
携帯端末6は、ナースコール子機2からの呼び出しを通知するとともに、呼び出しに応答して患者と通話するためのものであり、各看護師によって携帯されている。携帯端末6には表示画面が設けられており、ナースコール子機2からの呼び出しが有ると、呼出元である患者の病室番号、ベッド番号、名前等が表示される。携帯端末6としては、例えばPHS6a,6bやスマート端末6c,6d等が用いられ、各携帯端末6a,6b,6c,6dは個別の携帯端末IDを有している。
基地局7は、携帯端末6との間で無線通信を行うためのアンテナであり、スタッフステーションの近辺、および施設内でスタッフステーションから離れた場所に所定の間隔で設置されている。交換機(例えば、Internet Protocol Private Branch eXchange等)8は、携帯端末6とナースコール子機2とを接続するための機器である。交換機8は、通信ケーブルを通じて基地局7に接続されている。
管理PC9は、各患者の患者情報を含む病院に関する情報を一括して管理する機器であり、例えば施設の管理室等の所定の場所に設置されている。
次に、制御機5の機能について説明する。
図2に示すように、制御機5は、制御機CPU51と、記憶部52と、廊下灯インターフェース回路(以下、インターフェース回路を「I/F」と称す)53と、親機I/F54と、交換機I/F55と、管理I/F56とを備えている。
廊下灯I/F53は、廊下灯4と信号伝送路を形成するための通信部を構成している。親機I/F54は、ナースコール親機3と信号伝送路を形成するための通信部を構成している。交換機I/F55は、交換機8と信号伝送路を形成するための通信部を構成している。管理I/F56は、管理PC9と信号伝送路を形成するための通信部を構成している。
記憶部52には、患者情報記憶部52aと、音量情報記憶部52bとが設けられている。
患者情報記憶部52aには、患者を特定する患者ID(患者特定情報の一例)と、患者が使用するベッドに装備されたナースコール子機2を特定する子機ID(ベッド情報の一例)と、患者がナースコール子機2を使用する際の通話音量(音量設定情報の一例)とが対応づけられた患者情報テーブルが記憶されている(図3(a)参照)。
音量情報記憶部52bには、ナースコール子機2a,2b,2c,2dの各子機IDと各通話音量とがそれぞれ対応づけられた音量設定テーブルが記憶されている(図3(b)参照)。
制御機CPU51は、例えば記憶部52及び管理PC9に記憶される情報の管理、ナースコール子機2の呼び出しに対するナースコール親機3及び所定の携帯端末6への接続処理等を行う。呼出に対する接続処理を行う際には、各情報が対応づけられている患者情報テーブル及び音量設定テーブルが用いられる。各ナースコール子機2と、ナースコール親機3又は携帯端末6との通話の際には、音量設定テーブルを参照して通話音量が決定される。
次に、ナースコールシステム1の動作について説明する。
図3(a)に示すように、患者情報テーブル60には、患者ID61と、子機ID62と、子機の通話音量63と、患者が受診する診療科64と、担当の看護師ID65と、担当看護師の携帯端末ID66とが対応づけて格納されている。例えば、患者情報テーブル60の一行目の情報は、患者ID0007が、外科の101号室の1番ベッド(子機ID101-1)に入院し、ナースコール子機2を使用する際に通話音量を大中小のうちの「大」で使用することを意味している。また、担当の看護師ID1259の携帯端末IDが1009であることを意味している。これらの各情報は、ナースコール親機3の大型モニタ31画面の操作により入力することができる。
また、図3(b)に示すように、音量設定テーブル70には、子機ID62と、子機の通話音量63とが対応づけて格納されている。音量設定テーブル70の各情報は、図3(a)に示す患者情報テーブル60の情報のうちの子機ID62と子機の通話音量63の情報と対応している。
ここで、108号室の1番ベッド(子機ID108-1)の患者ID0025が退院し、101号室の2番ベッド(子機ID101-2)にいた患者ID0033が、108号室の1番ベッド(子機ID108-1)に移動することになったとする。
この場合、患者のベッド移動に伴って医療従事者によりナースコール親機3の大型モニタ31又は小型モニタ32が操作され、患者情報テーブル60における患者ID0033の子機IDの移動先のベッド情報として子機ID108-1が入力される。また、退院した患者ID0025の情報は削除される。入力及び削除された情報は、ナースコール親機3から制御機5へ送信される。
制御機CPU51は、送信されてきた情報に基づいて、患者情報テーブル60における患者ID0033の子機IDの情報を、図4(a)のハッチングを付した領域に示すように、子機ID108-1に更新する。また、患者ID0025の情報を患者情報テーブル60から削除する。
また、更新された患者情報テーブル60の情報に基づいて、制御機CPU51は、音量設定テーブル70における子機の通話音量63を、図4(b)のハッチングを付した領域に示すように、更新する。つまり、108号室の1番ベッド(子機ID108-1)に移動した患者ID0033が使用するナースコール子機2の通話音量を、患者ID0033が移動前に使用していた通話音量である「小」に更新する。また、患者ID0033が移動前に使用していた101号室の2番ベッド(子機ID101-2)のナースコール子機2の通話音量を、初期設定の音量である「中」に更新する。
更新された患者情報テーブル60及び音量設定テーブル70の情報は、管理PC9へ送信される。管理PC9は、送信されてきた情報に基づいて、管理PC9の記憶部に記憶する患者情報及び音量情報を更新する。
患者ID0033のベッド移動に伴って上記のように更新がされた後、患者ID0033が108号室の1番ベッド(子機ID108-1)のナースコール子機2から呼出を行った場合、以下のように動作する。
呼出信号を受信した制御機5は、先ず、呼出信号に含まれる子機ID108-1を検出する。続いて、制御機5は、患者情報テーブル60を参照して、子機ID108-1に対応づけられている患者ID0033と、看護師ID1133の携帯端末ID1007を特定する。続いて、制御機5は、ナースコール親機3及び特定した看護師ID1133の携帯端末6へ、子機ID108-1のナースコール子機2からの呼出信号を送信する。呼出信号に対してナースコール親機3側の看護師または携帯端末6を携帯する看護師ID1133が応答すると、更新された音量設定テーブル70における通話音量「小」で患者ID0033と通話が行われる。
ところで、従来のナースコールシステムでは、患者がナースコール子機を使用する際の通話音量(音量設定情報)は、子機ID(ベッド情報)と対応づけられた音量設定テーブルのみで管理されるベッドベースの管理が行われ、患者情報テーブルでは管理されていなかった。このため、患者がベッドを移動した場合、医療従事者は、音量設定テーブルに対して、再度、患者の移動後のベッドにおけるナースコール子機の音量を設定しなければならなかった。
これに対して、本実施形態のナースコールシステム1では、患者情報テーブル60と音量設定テーブル70とを備え、音量設定テーブル70の情報の更新は、患者情報テーブル60の情報の更新と関連づけられており(紐づけられており)、患者ベースの情報管理を行うことができる構成とされている。このため、例えば入院患者(患者ID0033)が外科病棟S内で移動して、患者ID0033の使用するベッドが変わった(子機ID101-2から子機ID108-1へ移動)場合、医療従事者は、移動した患者に関する患者情報テーブル60の子機IDの情報だけを更新すればよい。患者情報テーブル60の情報を更新することにより、更新された患者情報に基づいて音量設定テーブル70における移動した患者に関する子機の通話音量の情報は、移動前に使用していた通話音量へ自動的に更新される。また、患者情報テーブル60における患者ID0033の子機IDの情報を子機ID101-2から子機ID108-1へ更新することにより、更新された患者情報に基づいて音量設定テーブル70における使用しなくなった子機ID101-2の通話音量の情報は、初期設定の音量へ自動的に更新される。
これにより、医療従事者は、音量設定テーブル70に対して、移動した患者に関する子機の通話音量の設定や、移動により患者が使用しなくなった空きベッドに関する子機の通話音量の設定を再度行う必要がなくなり、業務効率を向上させることができる。また、患者は、ベッドを移動しても自分に適した通話音量で移動前と同じように移動先のナースコール子機2を通じて看護師と通話することができる。また、新たに入院した患者は、中音量に初期設定されたナースコール子機2を使用することになるので、比較的に違和感なく通話することができる。
(変形例)
次に、上述したナースコールシステムの変形例について図5〜図7を参照して説明する。
図5に示すように、ナースコールシステム1Aは、外科病棟Sに設置された制御機5の他に例えば内科病棟Iに設置された制御機5Aを備えている。各制御機5,5Aは、それぞれ互いに通信可能にLANで接続されている。制御機5は、制御機5に接続されているナースコール子機2、ナースコール親機3等を制御可能に構成されている。制御機5Aは、制御機5Aに接続されているナースコール子機2A、ナースコール親機3A等を制御可能に構成されている。なお、内科病棟I内に設置されているナースコール子機2A、ナースコール親機3A等の機能は、上記形態で説明した外科病棟Sのナースコール子機2、ナースコール親機3等の機能と同様である。
ナースコールシステム1Aの動作について説明する。
図6(a),(b)に示すように、外科病棟制御機の患者情報テーブル60A及び内科病棟制御機の患者情報テーブル60Bには、図3(a)に示す患者情報テーブル60の情報に加えて親機ID67と、制御機ID68とが対応づけて格納されている。親機IDは、情報を転送する対象の親機を特定し、「01」が外科病棟Sのナースコール親機3を意味し、「02」が内科病棟Iのナースコール親機3Aを意味する。制御機IDは、制御を行う制御機を特定し、「1」が外科病棟Sの制御機5を意味し、「2」が内科病棟Iの制御機5Aを意味する。また、患者情報テーブル60A,60Bには、外科及び内科の全ての患者情報が格納されている。また、図6(c),(d)に示すように、外科病棟制御機の音量設定テーブル70A及び内科病棟制御機の音量設定テーブル70Bには、図3(b)に示す音量設定テーブル70と同じ項目の情報が格納されている。
ここで、外科病棟Sの101号室の1番ベッド(子機ID101-1)にいた患者ID0007が、内科病棟Iの201号室の3番ベッド(子機ID201-3)に一時的に移動することになったとする。これにより、患者ID0007が使用するナースコール子機を制御する制御機が外科病棟Sの制御機5から内科病棟Iの制御機5Aへ変更になった。
この場合、医療従事者の操作によって、図7(a)のハッチングを付した領域に示すように、外科病棟制御機の患者情報テーブル60Aにおける患者ID0007の子機IDの情報が、子機ID201-3に更新される。更新される情報は、制御機5から制御機5Aへ送信される。これにより、制御機5Aの制御機CPU51A(図2参照)は、図7(b)のハッチングを付した領域に示すように、内科病棟制御機の患者情報テーブル60Bにおける患者ID0007の子機IDの情報を子機ID201-3に更新する。
また、更新された患者情報テーブル60Aの情報に基づいて、制御機5の制御機CPU51は、音量設定テーブル70Aにおける子機の通話音量63を、図7(c)のハッチングを付した領域に示すように、更新する。つまり、201号室の3番ベッド(子機ID201-3)に移動した患者ID0007が使用するナースコール子機2の通話音量を、患者ID0007が移動前に使用していた通話音量である「大」に更新する。また、患者ID0007が移動前に使用していた101号室の1番ベッド(子機ID101-1)のナースコール子機2の通話音量を、初期設定の音量である「中」に更新する。
同様にして、制御機5Aの制御機CPU51Aは、更新された患者情報テーブル60Bの情報に基づいて、音量設定テーブル70Bにおける子機の通話音量63を、図7(d)のハッチングを付した領域に示すように、更新する。
患者ID0007のベッド移動に伴って上記のように更新がされた後、患者ID0007が201号室の3番ベッド(子機ID201-3)のナースコール子機2から呼出を行った場合、以下のように動作する。
子機ID201-3のナースコール子機2と直接接続される制御機5Aが呼出信号を受信して、呼出信号に含まれる子機ID201-3を検出する。続いて、制御機5Aは、患者情報テーブル60Bを参照して、子機ID201-3に対応づけられている患者ID0007と、親機ID01と、制御機ID1を確認する。制御機5Aは、確認した親機ID01と制御機ID1とに基づいて、患者ID0007が外科の患者であると判別し、呼出信号を制御機5へ転送する。制御機5は、呼出信号を受信すると、患者情報テーブル60Aを参照して、子機ID201-3に対応づけられている患者ID0007と、看護師ID1259の携帯端末ID1009を特定する。続いて、上記形態と同様にして、呼出信号にナースコール親機3側の看護師または携帯端末6を携帯する看護師ID1259が応答すると、更新された音量設定テーブル70Aにおける通話音量「大」で患者ID0007と通話が行われる。
本例のナースコールシステム1Aにおいても、上記形態のナースコールシステム1と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1,1A:ナースコールシステム、2(2a〜2h):ナースコール子機、3,3A:ナースコール親機、5,5A:制御機、6(6a〜6h):携帯端末、51,51A:制御機CPU、52a:患者情報記憶部、52b:音量情報記憶部、60,60A,60B:患者情報テーブル、61:患者ID(患者特定情報の一例)、62:子機ID(ベッド情報の一例)、63:子機の通話音量(音量設定情報の一例)、70,70A,70B:音量設定テーブル

Claims (3)

  1. 各ベッド毎にそれぞれ設けられたナースコール子機と、ナースコール親機と、前記各ナースコール子機及び前記ナースコール親機と通信可能に接続された制御機と、を備えるナースコールシステムであって、
    前記制御機は、
    患者を特定可能な患者特定情報と、前記患者が使用するベッド情報と、前記患者がナースコール子機を使用する際の音量設定情報とが対応づけられた患者情報テーブルが記憶された患者情報記憶部と、
    前記ベッド情報と、前記ベッドで使用されるナースコール子機の音量設定情報とが対応づけられた音量設定テーブルが記憶された音量情報記憶部と、を有し、
    患者がベッドを移動したことに伴って前記患者情報テーブルの前記ベッド情報が更新されたとき、更新された前記患者情報テーブルに基づいて、前記音量設定テーブルにおける前記患者の移動先のベッドのナースコール子機の音量設定情報が更新される、
    ナースコールシステム。
  2. 前記制御機は、患者がベッドを移動したことに伴って前記患者情報テーブルが更新されたとき、ベッドを移動した前記患者が使用していたベッドのナースコール子機の音量設定情報を初期設定に戻す、請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 複数の前記制御機を備え、
    前記各制御機は、それぞれ互いに通信可能に接続されるととともに、自制御機と接続される前記ナースコール子機及び前記ナースコール親機を制御可能であり、
    患者がベッドを移動した際に前記患者が使用するナースコール子機を制御する制御機が変更になった場合、変更後の前記制御機において前記患者情報テーブルが更新され、変更後の前記制御機は、更新された前記患者情報テーブルに基づいて、前記音量設定テーブルにおけるベッドを移動した前記患者の移動先のベッドの音量設定情報を更新する、請求項1または請求項2に記載のナースコールシステム。
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