JP5713344B2 - ナースコール用端末装置 - Google Patents

ナースコール用端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5713344B2
JP5713344B2 JP2011042538A JP2011042538A JP5713344B2 JP 5713344 B2 JP5713344 B2 JP 5713344B2 JP 2011042538 A JP2011042538 A JP 2011042538A JP 2011042538 A JP2011042538 A JP 2011042538A JP 5713344 B2 JP5713344 B2 JP 5713344B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nurse call
unit
function
terminal device
nurse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011042538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012182537A (ja
Inventor
陽一 長谷川
陽一 長谷川
Original Assignee
株式会社ケアコム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ケアコム filed Critical 株式会社ケアコム
Priority to JP2011042538A priority Critical patent/JP5713344B2/ja
Publication of JP2012182537A publication Critical patent/JP2012182537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5713344B2 publication Critical patent/JP5713344B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

本発明は、病院などで患者からの要求に応じて医師や看護師などの医療従事者を呼び出すナースコールシステムに使用されるナースコール用端末装置に関する。
従来、病院などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病室内の患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機および医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されたナースコール親機を有線などにより接続して構成されている。また、ナースコール親機とナースコール子機との間には、病室に居る患者の名前などを表示したり、患者が医療従事者を呼び出したことを報知したりするための廊下灯が設置されている。また、ナースコール親機によっては、医療従事者が携行している携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)を無線によって接続するものも存在する。そして、患者や患者の近辺に居る医療従事者によりナースコール子機が操作されると、ナースコール親機や廊下灯、携帯通信端末は、自装置に設けられた報知部を動作させて、スピーカーから呼び出し音を出力させたり、表示ディスプレイなどに呼び出し表示を行わせたりして、呼び出しを報知している。医療従事者は、呼び出し音を聞いたり、呼び出し表示を見たりして、患者や患者の近辺に居る医療従事者からの呼び出しを把握する。
ところで、ナースコールシステムを構成するナースコール子機やナースコール親機、廊下灯、携帯通信端末などの装置は、それぞれが専用の機能を有するので、他の装置を代用することができないという問題があった。
このような課題を解決するために、テレビジョン受像機や照明機器などの複数の被制御装置を操作するためのデータコードを記憶しておき、操作する被制御装置に応じてタッチパネルで押下可能な機能を切り替える技術が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載のリモコン装置は、切り替えられたタッチパネルで所望の操作に対応する位置が押下されると、その位置に該当するデータコードを含むリモコン信号を送信するようにしている。
この特許文献1に記載の技術を前述の従来技術に適用すると、ナースコールシステムを構成するナースコール子機やナースコール親機、廊下灯、携帯通信端末などの装置の各機能を一台のナースコール用端末装置に搭載し、所望の装置に応じてナースコール用端末装置で動作する機能を切り替えると、その装置と同様の機能を実現することができる。
しかしながら、この従来技術では、ナースコール用端末装置で動作する機能を手動により切り替えているので、切り替えの動作に手間がかかってしまうという問題があった。また、ナースコール用端末装置で動作する機能を誤って切り替えると、ナースコール用端末装置が適切な動作をしなくなってしまうという問題もあった。
このような課題を解決するために、車載用受信装置の選局ボタンに割り当てられている放送周波数を車両の現在位置に適合した放送周波数に自動的に変更する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。特許文献2に記載の車載用受信装置では、ナビゲーションユニットから車両の現在位置を取得し、取得した車両の現在位置が含まれる放送エリアにて受信可能な放送局を選局ボタンに割り当てるようにしている。
この特許文献2に記載の技術を前述の従来技術に適用すると、ナースコール用端末装置の位置を検出し、検出したナースコール用端末装置の位置が患者の使用するベッド近傍である場合にナースコール用端末装置の機能をナースコール子機の機能に、検出したナースコール用端末装置の位置がスタッフルームである場合にナースコール用端末装置の機能をナースコール親機の機能に、検出したナースコール用端末装置の位置が病室の出入口付近である場合にナースコール用端末装置の機能を廊下灯の機能に切り替えることができる。
しかしながら、この従来技術では、設置位置が特定されている機器にナースコール用端末装置の機能を切り替えることはできるが、医療従事者によって携行される携帯通信端末は様々な場所で使用されるため、ナースコール用端末装置を携帯通信端末の機能に切り替えることができないという問題があった。
特開2010−251968号公報 特開2003−32083号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコールシステムを構成する複数の機器を一つのナースコール用端末装置に搭載しつつ、これらの機能のうち、特定の場所に設置される機器の機能と、医療従事者によって携行される携帯通信端末の機能とを適切に切り替えることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のナースコール用端末装置は、ナースコールシステムを構成する複数の機器であるナースコール子機、廊下灯、ナースコール親機、携帯通信端末の機能を切り替え可能に搭載し、特定の場所に設置された場合に入力する機能指定情報としてナースコール子機を示す情報を入力した場合に、少なくともマイク部、スピーカー部および操作部を有効とし、機能指定情報として廊下灯を示す情報を入力した場合に、少なくとも表示部を有効として、機能指定情報としてナースコール親機を示す情報を入力した場合および機能指定情報を入力しなかった場合に、マイク部、スピーカー部、表示部および操作部を有効とするようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコールシステムを構成する複数の機器の機能を切り替え可能に搭載したナースコール用端末装置が特定の場所に設置されると、ナースコール用端末装置は機能指定情報を入力し、機能指定情報を入力したナースコール用端末装置の機能が機能指定情報により特定される機器の機能に切り替えられる。また、ナースコール用端末装置が医療従事者によって携行されると、ナースコール用端末装置は機能指定情報を入力せず、そのナースコール用端末装置の機能が携帯通信端末の機能に切り替えられる。これにより、ナースコールシステムを構成する複数の機器の機能のうち、特定の場所に設置される機器の機能と、医療従事者によって携行される携帯通信端末の機能とを適切に切り替えることができる。
本実施形態によるナースコール用端末装置を含むナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコール用端末装置を含むナースコールシステムの記憶装置の記憶内容の例を示す図である。 本実施形態によるナースコール用端末装置の各機能における表示部の表示の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態によるナースコール用端末装置を含むナースコールシステムの構成例を示すブロック図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態によるナースコール用端末装置を含むナースコールシステムは、ナースコール用端末装置1、接続装置2、記憶装置3、管理装置4、交換機5、無線基地局6を備えて構成されている。
図1において、ナースコール用端末装置1は、制御部11、記憶部12、マイク部13、スピーカー部14、表示部15、操作部16、インターフェース(特許請求の範囲の入力部に該当し、以下、I/Fとする)部17、無線通信部18を備えて構成されている。また、ナースコール用端末装置1は、ナースコールシステムを構成する複数の機器(例えば、ナースコール子機やナースコール親機、廊下灯、携帯通信端末など)の機能を切り替え可能に搭載している。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、ナースコール用端末装置1の各構成要素を後述するように制御する。記憶部12は、メモリなどの記憶装置により構成されており、ナースコールシステムを構成する複数の機器の機能を切り替えるためのプログラムなどのデータを記憶している。
マイク部13は、周囲の音声を入力し、入力した音声を音声信号として出力するためのものである。ここで、マイク部13の構造やマイク部13による音声の入力方法は、周知の技術を用いる。また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール子機の機能に切り替えた場合には、マイク部13は、通話時にナースコール用端末装置1を使用している患者の声を含む周囲の音声を入力するために使用される。また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能または携帯通信端末の機能に切り替えた場合には、マイク部13は、通話時にナースコール用端末装置1を使用している医療従事者の声を含む周囲の音声を入力するために使用される。また、制御部11がナースコール用端末装置1を廊下灯の機能に切り替えた場合には、マイク部13は使用されない。
スピーカー部14は、入力した音声信号を音声として出力するためのものである。ここで、スピーカー部14の構造やスピーカー部14による音声の出力方法は、周知の技術を用いる。また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール子機の機能に切り替えた場合には、スピーカー部14は、ナースコール子機による呼び出しが行われたときに、呼び出しが行われたことを示す呼出確認音を出力したり、通話時に医療従事者の声を含む音声を出力したりするために使用される。また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能または携帯通信端末の機能に切り替えた場合には、スピーカー部14は、ナースコール子機からの呼び出しを報知する音声を出力したり、通話時に患者の声を含む音声を出力したりするために使用される。また、制御部11がナースコール用端末装置1を廊下灯の機能に切り替えた場合には、スピーカー部14は使用されない。
表示部15は、表示ディスプレイなどの表示装置により構成されており、文字や絵などを表示するためのものである。ここで、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール子機の機能に切り替えた場合には、表示部15は、後述する操作部16がどのような目的で使用されるのかを示す情報を表示するために使用される。具体的には、操作部16が医療従事者を呼び出す(以下、呼出操作と記載する)ために使用されることを表示部15は表示する。また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能、廊下灯の機能または携帯通信端末の機能に切り替えた場合には、表示部15は、ナースコール子機からの呼び出しを報知するための表示を行うために使用される。なお、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能に切り替えた場合には、表示部15は、このナースコール親機で呼び出しを報知することができるナースコール子機(ナースコール親機に接続されているナースコール子機)を使用している患者の名前の一覧を表示するために使用されるようにしても良いし、呼び出しを報知する際に、呼び出しを行った患者の名前を強調表示するために使用されるようにしても良い。また、制御部11がナースコール用端末装置1を廊下灯の機能に切り替えた場合には、表示部15は、そのナースコール用端末装置1が設置された部屋を使用している患者の名前を表示するために使用されるようにしても良いし、呼び出しを報知する際に、呼び出しを行った患者の名前を強調表示するために使用されるようにしても良い。
操作部16は、ボタンなどによって構成されており、ナースコール用端末装置1にて所定の動作を実行させるためのものである。操作部16が操作されると、制御部11は、ナースコール用端末装置1の機能に応じた信号を生成する。なお、操作部16は、複数のボタンにより構成されるようにしても良い。ここで、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール子機の機能に切り替えた場合には、操作部16は、呼出操作を行うために使用され、操作部16が操作されると、制御部11は呼出信号を生成する。
また、制御部11がナースコール用端末装置1を廊下灯の機能に切り替えた場合には、操作部16は、表示部15による報知を停止させ、呼出操作を行ったナースコール子機が再び呼出操作を行うことができるようにする復旧操作を行うために使用される。このとき、呼出信号を出力したナースコール子機が設置されている部屋の廊下灯のみで復旧操作を行うことができる。表示部15による報知が行われている状態で操作部16が操作されると、制御部11は復旧信号を生成する。
また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能または携帯通信端末の機能に切り替えた場合には、操作部16は、スピーカー部14および表示部15による報知を停止させるとともに、呼び出しを行ったナースコール子機と通話路を形成する操作(以下、応答操作と記載する)を行うために使用される。このとき、呼出信号を入力したナースコール親機のみで応答操作を行うことができる。呼出信号を入力した状態で操作部16が操作されると、制御部11は、復旧信号を生成し、呼出信号を出力したナースコール子機との間で通話路を形成させる。また、ナースコール子機との間で通話路が形成されている場合に、操作部16は、通話路を切断する操作(以下、終話操作と記載する)を行うために使用される。
I/F部17は、ナースコール用端末装置1と接続装置2とを接続するためのものである。I/F部17を介してナースコール用端末装置1と接続装置2とが接続されると、I/F部17は、接続装置2が設置されている機器の機能に切り替えるための機能指定情報(例えば、ナースコール子機、ナースコール親機または廊下灯など)を後述の管理装置4から入力する。
I/F部17がナースコール用端末装置1をナースコール子機の機能に切り替えるための機能指定情報を接続装置2から入力すると、制御部11は、記憶部12からナースコール子機の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。また、I/F部17がナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能に切り替えるための機能指定情報を接続装置2から入力すると、制御部11は、記憶部12からナースコール親機の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。また、I/F部17がナースコール用端末装置1を廊下灯の機能に切り替えるための機能指定情報を接続装置2から入力すると、制御部11は、記憶部12から廊下灯の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。一方、I/F部17が接続装置2に接続されず、ナースコール用端末装置1をナースコール親機の機能に切り替えるための機能指定情報を入力していない場合には、制御部11は、記憶部12から携帯通信端末の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。
無線通信部18は、制御部11がナースコール用端末装置1を携帯通信端末の機能に切り替えた場合に、呼出操作を行ったナースコール子機との間で無線通信を行うために使用される。また、制御部11がナースコール用端末装置1をナースコール子機の機能、ナースコール親機の機能または廊下灯の機能に切り替えた場合には、無線通信部18は使用されない。
接続装置2は、病院内の特定の場所(例えば、ベッド近傍などの病室内の各患者が居る場所やスタッフルームなどの医療従事者の居る部屋、病室の出入口付近など)にそれぞれ設置されており、ナースコール用端末装置1を接続するためのものである。ここで、接続装置2のそれぞれには、自装置を他の接続装置2と識別するための接続装置識別情報が割り振られている。また、接続装置2は、管理装置4に伝送線を介して接続されている。また、接続装置2は、ナースコール用端末装置1が接続されると、ナースコール用端末装置1との間で通信を行う。
記憶装置3は、メモリなどにより構成されており、スタッフルームなどに設置されている。また、記憶装置3は、接続装置2の接続装置識別情報およびその接続装置2が設置されている特定の場所に応じた機器の機能に切り替えるための機能指定情報を関連付けて予め記憶している。例えば、記憶装置3は、図2(a)に示すように、接続装置識別情報である「2a」〜「2c」に対して、機能指定情報として「ナースコール子機」を関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2e」、「2f」に対して、機能指定情報として「廊下灯」を関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2g」に対して、機能指定情報として「ナースコール親機」を関連付けて予め記憶している。
また、接続装置識別情報に関連付けて記憶装置3に記憶されている機能指定情報が「ナースコール子機」である場合に、記憶装置3は、接続装置識別情報と、その接続装置2が設置されている病室のベッドのベッド番号を示すベッド番号情報と、そのベッド番号により特定されるベッドを使用している患者を他の患者と識別するための患者識別情報とを関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報に関連付けて記憶装置3に記憶されている機能指定情報が「廊下灯」である場合に、記憶装置3は、接続装置識別情報と、その接続装置識別情報により特定される接続装置2が設置されている病室を他の病室と識別するための病室識別情報(例えば、病室番号など)とを予め関連付けて記憶している。
例えば、記憶装置3は、図2(b)に示すように、接続装置識別情報である「2a」に対して、ベッド番号情報として「201−1」を、患者識別情報として「山田一郎」を関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2b」に対して、ベッド番号情報として「201−2」を、患者識別情報として「田中二郎」を関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2c」に対して、ベッド番号情報として「201−3」を、患者識別情報として「鈴木三郎」を関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2d」に対して、患者識別情報が存在しないためベッド番号情報として「201−4」のみを関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2e」に対して、病室識別情報として「201」を関連付けて予め記憶している。また、接続装置識別情報である「2f」に対して、病室識別情報として「202」を関連付けて予め記憶している。なお、接続装置識別情報と、病室識別情報および病室識別情報とを全てのナースコール用端末装置1の記憶部12に記憶しておけば、それらの情報を記憶装置3に記憶しておかなくても良い。
管理装置4は、パーソナルコンピューターなどにより構成されており、医療従事者が居る部屋(例えば、スタッフルーム)などに設置されている。また、管理装置4は、接続装置2に接続されたナースコール用端末装置1に対して、その接続装置2が設置されている特定の場所に応じた機能指定情報を通知する。
交換機5は、所謂PBX(Private Branch eXchange)であり、携帯通信端末の機能に切り替えられているナースコール用端末装置1をナースコールシステムに接続するための中継装置である。ここで、交換機5は、管理装置4に伝送線を介して接続されている。
無線基地局6は、携帯通信端末の機能に切り替えられているナースコール用端末装置1と無線通信するためのものである。ここで、無線基地局6は、病院内の各所に分散して複数配置されている。また、無線基地局6は、交換機5に伝送線を介して接続されている。
図3は、本実施形態によるナースコール用端末装置1が各機能に切り替わった場合の使用例を示す図である。ここで、接続装置識別情報が「2a」である接続装置2に接続されたナースコール用端末装置1は、「ナースコール子機」である機能識別情報をI/F部17にて入力する。すると、制御部11は、記憶部12からナースコール子機の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。これにより、図3(a)に示すように、ナースコール用端末装置1は、ナースコール子機の機能に切り替わる。そのため、マイク部13は、患者の声を含む周囲の音声を入力するために使用され、スピーカー部14は、呼び出しが行われたことを示す呼出確認音を出力したり、医療従事者の声を含む音声を出力したりするために使用される。また、表示部15は、操作部16の操作内容を表示するために使用され、操作部16は、呼出操作を行うために使用される。ここで、接続装置識別情報が「2a」である接続装置2に接続されたナースコール用端末装置1は、記憶装置3に関連付けて記憶されているように、「山田一郎」の患者識別情報に特定される患者によって使用されるナースコール子機となる。
また、接続装置識別情報が「2g」である接続装置2に接続されたナースコール用端末装置1は、「ナースコール親機」である機能指定情報をI/F部17にて入力する。すると、制御部11は、記憶部12からナースコール親機の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。これにより、図3(b)に示すように、ナースコール用端末装置1は、ナースコール親機の機能に切り替わる。そのため、マイク部13は、医療従事者の声を含む周囲の音声を入力するために使用され、スピーカー部14は、患者からの呼び出しを報知したり、患者の声を音声として出力したりするために使用される。また、表示部15は、ナースコール親機として使用されているナースコール用端末装置1に接続されているナースコール子機を使用している患者の名前の一覧表示を行ったり、患者からの呼び出しを報知したりするために使用される。また、操作部16は、応答操作や終話操作を行うために使用される。ここで、ナースコール親機として使用されているナースコール用端末装置1に接続されているナースコール子機を使用している患者の患者識別情報は、記憶部12や記憶装置3に予め記憶されている。
また、接続装置識別情報が「2e」である接続装置2に接続されたナースコール用端末装置1は、「廊下灯」である機能指定情報をI/F部17にて入力する。すると、制御部11は、記憶部12からナースコール親機の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。これにより、図3(c)に示すように、ナースコール用端末装置1は、廊下灯の機能に切り替わる。そのため、マイク部13およびスピーカー部14は使用されなくなる。また、表示部15は、廊下灯として使用されているナースコール用端末装置1が設置されている部屋を使用している患者の名前の一覧表示を行ったり、患者からの呼び出しを報知したりするために使用される。また、操作部16は、復旧操作を行うために使用される。ここで、接続装置識別情報が「2e」である接続装置2に接続されたナースコール用端末装置1は、記憶装置3に関連付けて記憶されているように、「201」の病室識別情報により特定される部屋にて使用される廊下灯となる。また、病室識別情報によって特定される部屋を使用している患者の患者識別情報は、記憶部12や記憶装置3に予め記憶されている。
また、接続装置2に接続されなかったナースコール用端末装置1では、制御部11が記憶部12から携帯通信端末の機能を実現するためのプログラムを取得して実行する。これにより、図3(d)に示すように、ナースコール用端末装置1は、携帯通信端末の機能に切り替わる。そのため、マイク部13は、医療従事者の声を含む周囲の音声を入力するために使用され、スピーカー部14は、患者からの呼び出しを報知したり、患者の声を音声として出力したりするために使用される。また、表示部15は、患者からの呼び出しを報知するために使用され、操作部16は、応答操作や終話操作を行うために使用される。
ここで、接続装置識別情報が「2a」である接続装置2に接続され、ナースコール子機の機能に切り替えられたナースコール用端末装置1にて呼出操作が行われると、呼出信号は、接続装置2、管理装置4、交換機5、無線基地局6を介して携帯通信端末として使用されているナースコール用端末装置1の無線通信部18にて受信される。すると、スピーカー部14にて報知が行われる。また、「ナースコール呼出」という報知の内容が表示部15に表示されるとともに、接続装置識別情報の「2a」に関連付けて記憶装置3に記憶されている「201−1」のベッド番号情報および「山田一郎」の患者識別情報が表示部15に表示される。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のナースコール用端末装置1を含むナースコールシステムでは、特定の場所に設置されている接続装置2の接続装置識別情報およびその接続装置2が設置されている特定の場所に応じた機器の機能に切り替えるための機能指定情報を関連付けて記憶装置3に予め記憶しておく。そのナースコール用端末装置1が接続装置2に接続されると、I/F部17は、その接続装置2の接続装置識別情報に関連付けて記憶装置3に記憶されている機能指定情報を入力する。制御部11は、入力した機能指定情報に応じてナースコール用端末装置1の機能を切り替えるようにしている。一方、I/F部17が機能指定情報を入力していない場合に、制御部11は、ナースコール用端末装置1の機能を携帯通信端末の機能に切り替えるようにしている。
これにより、ナースコールシステムを構成する複数の機器の機能を切り替え可能に搭載したナースコール用端末装置1が特定の場所に設置された接続装置2に接続されると、ナースコール用端末装置1は、その特定の場所に応じた機能指定情報を入力し、機能指定情報を入力したナースコール用端末装置1の機能が機能指定情報により特定される機器の機能に切り替えられる。また、ナースコール用端末装置1が医療従事者によって携行されると、ナースコール用端末装置1は、特定の場所に設置された接続装置2に接続されず、機能指定情報を入力していないので、そのナースコール用端末装置1の機能が携帯通信端末の機能に切り替えられる。従って、ナースコールシステムを構成する複数の機器の機能のうち、特定の場所に設置される機器の機能と、医療従事者によって携行される携帯通信端末の機能とを適切に切り替えることができる。
なお、前述した実施形態では、ナースコール用端末装置1と接続装置2とは、伝送線を介して接続されているが、これに限定されない。例えば、ナースコール用端末装置1と接続装置2とが近距離無線を用いて通信するようにしても良い。この場合、接続装置2の通信範囲は、接続装置2が設置されている場所付近にナースコール用端末装置1を設置した場合のみに、接続装置2とナースコール用端末装置1とが無線通信することができる程度のものである必要がある。
また、前述した実施形態では、操作部16は、ボタンによって構成されているが、これに限定されない。例えば、操作部16がタッチパネルなどにより構成されるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、I/F部17は、ナースコール用端末装置1が接続装置2に接続された場合に、接続装置2が設置されている機器の機能に切り替えるための機能指定情報を管理装置4から入力しているが、これに限定されない。例えば、ナースコール用端末装置1が接続装置2に接続された場合に、制御部11が記憶装置3から機能指定情報を取得するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機の機能に切り替わったナースコール用端末装置1の表示部15は、操作部16の操作内容を表示しているが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機の機能に切り替わったナースコール用端末装置1の表示部15が操作部16の操作内容を表示しないようにしても良い。
その他、ナースコール用端末装置1を含むナースコールシステムの構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1 ナースコール用端末装置
2 接続装置
3 記憶装置
4 管理装置
5 交換機
6 無線基地局
11 制御部
12 記憶部
13 マイク部
14 スピーカー部
15 表示部
16 操作部
17 インターフェース(I/F)部
18 無線通信部

Claims (1)

  1. ナースコールシステムを構成する複数の機器の機能として、音声を入力するマイク部、音声を出力するスピーカー部、画像を表示する表示部、操作を行うための操作部を切り替え可能に搭載したナースコール用端末であって、
    特定の場所に設置された場合に、前記特定の場所に設置される機器の機能に切り替えるための機能指定情報として、患者が医療従事者を呼び出す際に使用するナースコール子機、病室内の患者が呼び出しを行っていることを表示する廊下灯、前記患者が呼び出しを行っていることを音声および表示により報知するとともに、医療従事者が前記患者からの呼び出しに応答する際に使用するナースコール親機を示す情報を入力する入力部と、
    前記入力部が前記機能指定情報として前記ナースコール子機を示す情報を入力した場合に、少なくとも前記マイク部、スピーカー部および前記操作部を有効とし、前記入力部が前記機能指定情報として前記廊下灯を示す情報を入力した場合に、少なくとも前記表示部を有効として、前記入力部が前記機能指定情報として前記ナースコール親機を示す情報を入力した場合および前記入力部が前記機能指定情報を入力しなかった場合に、前記マイク部、前記スピーカー部、前記表示部および前記操作部を有効とする制御部と、
    を備えることを特徴とするナースコール用端末装置。
JP2011042538A 2011-02-28 2011-02-28 ナースコール用端末装置 Active JP5713344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011042538A JP5713344B2 (ja) 2011-02-28 2011-02-28 ナースコール用端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011042538A JP5713344B2 (ja) 2011-02-28 2011-02-28 ナースコール用端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012182537A JP2012182537A (ja) 2012-09-20
JP5713344B2 true JP5713344B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=47013388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011042538A Active JP5713344B2 (ja) 2011-02-28 2011-02-28 ナースコール用端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5713344B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014171529A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
JP6988943B2 (ja) * 2015-05-29 2022-01-05 日本電気株式会社 情報処理システム、カルテ画面表示方法、およびプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3859188B2 (ja) * 1998-10-26 2006-12-20 三洋電機株式会社 携帯用通信機器
WO2007072547A1 (ja) * 2005-12-20 2007-06-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯端末システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012182537A (ja) 2012-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6055699B2 (ja) ナースコールシステム
JP2007124312A (ja) ナースコールシステム
JP6144567B2 (ja) ナースコールシステム
JP2009212813A (ja) ナースコールシステム
JP5713344B2 (ja) ナースコール用端末装置
JP2013121387A (ja) ナースコールシステム
JP6046956B2 (ja) ナースコールシステム
JP2018033592A (ja) ナースコールシステム
JP6441600B2 (ja) ナースコールシステムおよび携帯端末
JP5832025B2 (ja) 呼出機能付き携帯端末
JP7352934B2 (ja) ナースコールシステム
JP2019193016A (ja) ナースコールシステム
JP5822344B2 (ja) ナースコールシステム
JP6481982B2 (ja) インターホン親機及びインターホンシステム
JP6285789B2 (ja) ナースコールシステム、ナースコール親機およびナースコール子機
JP6595749B2 (ja) ナースコールシステムおよびナースコール親機
JP6196862B2 (ja) ナースコールシステム
JP2014158528A (ja) ナースコールシステム
JP6579575B2 (ja) ナースコールシステム
JP2009178403A (ja) ナースコールシステム
JP5898517B2 (ja) ナースコールシステム
JP2010154891A (ja) ナースコール親機
JP5955801B2 (ja) ナースコールシステム
JP2017017640A (ja) ナースコールシステム
JP6162545B2 (ja) ナースコールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5713344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250