JP2018056712A - ナースコールシステム - Google Patents

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Tsuyoshi Ogura
剛 小倉
幸正 池田
Yukimasa Ikeda
幸正 池田
晃章 須田
Kosho Suda
晃章 須田
克也 八木
Katsuya Yagi
克也 八木
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Abstract

【課題】 患者が病室にいない場合はそれを通知でき、更には居場所を表示することができるナースコールシステムを提供する【解決手段】 病院内の共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、位置情報を発信するIMES送信機9と、患者が身につけて受信したIMES送信機9の発信信号を基に自身の位置情報を生成して送信する位置送信端末10と、病院内の適宜位置に設置されて携帯端末4及び位置送信端末10の送信信号を受信する基地局6と、患者と位置送信端末10との関係を記憶しており、基地局6が受信した位置送信端末10の信号から患者位置を把握して蓄積するIMES管理装置11とを具備し、廊下灯2は病室の患者の位置情報をIMES管理装置11から入手し、入手した位置情報から患者が病室外に居る場合には不在であることを表示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ベッドに伏す患者が看護師を呼び出して通話するためのナースコールシステムに関する。
徘徊癖のある入院患者の居場所を特定可能としたナースコールシステムがある。例えば特許文献1では、患者に高周波信号を間欠発信する無線ペンダントを携行させると共に、病室毎に設置されている廊下灯に無線ペンダントの高周波信号を受信するための無線基地局を配置して、無線ペンダントの位置を廊下灯の設置間隔の範囲で把握して患者の位置を把握可能とした。
一方で、GPS測位技術をGPS衛星電波の届かない屋内に対しても適用可能とした技術としてIMES(Indoor MEssaging System)がある。この技術を用いることで、屋内においてもGPS測位機能を具備した端末を管理対象の人物が身につければ、屋内においても人物の位置が把握できた(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−9957号公報 特開2011−145873号公報
入院している患者は、談話室や共用部に出かけて見舞客や知り合いと談話する。そのため、徘徊癖が無くても自立歩行できる患者はベッドに居ない場合が多々あり、看護師が患者に処置をしたり医師が検査をする場合、患者がベッドにいなければ探し回ることがあった。
そのため、上記特許文献1の技術を全ての患者に適用すれば、探し回る必要が無くなると考えられるが、無線ペンダントの位置情報は廊下灯を介してナースコール親機に伝送されて、ナースコール親機において位置が表示される。そのため、廊下灯と制御機との間の伝送線(LAN回線)の負担が大きくなるし、廊下灯のない検査室等に患者が居る場合は、場所検知が難しかった。
また、ナースステーションでしか患者の居場所を知ることができないため、見舞客が利用できず有効に利用されてはいなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、患者が病室に見当たらない場合はその場で在/不在を確認できること、更には看護師に加えて見舞客も居場所まで知ることができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、病室毎に設置されて対応する病室の患者情報を表示すると共に、患者からの呼出発生を表示する廊下灯とを有するナースコールシステムにおいて、病院内の共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、設置場所の位置情報を発信する位置情報発信機と、患者が身につけて、位置情報発信機の発信情報を基に、自身の位置情報を生成して送信する位置送信端末と、病院内の適宜位置に設置されて位置送信端末の送信信号を受信する受信機と、患者と位置情報発信機との関係を記憶して、受信機が受信した位置送信端末の信号から患者位置を把握して蓄積する位置情報管理装置とを具備し、廊下灯は、対応する病室の患者の位置情報を位置情報管理装置から入手する患者場所情報入手部と、入手した位置情報から患者が病室外に居ることが判明したら不在であることを表示する不在表示部を具備することを特徴とする。
この構成によれば、患者が病室から出ている場合は廊下灯において不在表示が成されるため、看護師や見舞客はそれを見て病室には居ないことを認識できるので、ナースステーションまで行って確認する必要がなくなる。また、見舞客においては患者がいないことで病室を間違えたのではと不安になることもない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、廊下灯は、液晶画面から成る患者情報表示部を有し、不在表示部が患者情報表示部であって、不在表示している患者に関して所定の表示操作を受けたら患者情報表示部に病室外に居る患者の具体的居場所を表示する表示制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、廊下灯において病室に居ない患者の具体的居場所が表示されるため、探し出す必要がないし安心できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、廊下灯はID入力部を有し、所定の表示操作が所定のID入力を伴うことを特徴とする。
この構成によれば、患者の居場所を表示させるにはIDの入力を必要とするため、特定の人しか患者の居場所を確認することができない。よって、人目に付く廊下灯で患者情報を表示しても患者のプライバシーに配慮できる。
請求項4の発明は、患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、病室毎に設置されて設置した病室の患者情報を表示すると共に、患者からの呼出発生を表示する廊下灯とを有するナースコールシステムにおいて、ナースコール子機と対を成すようにベッド毎に設置されて、ベッド上の患者自身或いは看護師が患者関連情報を確認するための表示部を備えたベッドサイド端末と、病院内の共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、設置場所の位置情報を発信する位置情報発信機と、患者が身につけて、位置情報発信機の発信情報を基に、自身の位置情報を生成して送信する位置送信端末と、病院内の適宜位置に設置されて位置送信端末の送信信号を受信する受信機と、患者と位置情報発信機との関係を記憶して、受信機が受信した位置送信端末の信号から患者位置を把握して蓄積する位置情報管理装置とを具備し、ベッドサイド端末は、設置されたベッドに関連付けられている患者の位置情報を位置情報管理装置から入手する患者場所情報入手部を有して、入手した位置情報から患者が病室外に居ることが判明したら不在であることを表示部に表示する表示制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、患者が病室から出ている場合はベッドサイド端末において不在表示が成されるため、看護師や見舞客はそれを見て病室には居ないことを認識できるので、ナースステーションまで行って確認する必要がなくなる。また、見舞客においては患者がいないことで病室を間違えたのではと不安になることもない。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、ベッドサイド端末の表示制御部は、表示部が不在表示を実施している場合に、所定の表示操作を受けたら病室外に居る患者の具体的居場所を表示することを特徴とする。
この構成によれば、不在表示のベッドサイド端末において、所定の操作をすれば病室に居ない患者の具体的居場所が表示されるため、探し出す必要がないし安心できる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構成において、ベッドサイド端末はID入力部を有し、所定の表示操作が所定のID入力を伴うことを特徴とする。
この構成によれば、患者の居場所を表示させるにはIDの入力を必要とするため、特定の人しか患者の居場所を確認することができない。よって、患者のプライバシーに配慮できる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の構成において、 患者からの呼び出しに看護師が応答するための携帯端末を有すると共に、病院内の適宜位置に携帯端末と通信する基地局が設置されて成り、位置情報発信機は自身の位置信号をIMES信号で発信し、IMES信号を受けて位置送信端末が送信する自身の位置情報信号が、IMESに基づくGPS測位信号であって、携帯端末の通信電波と共通する信号で送信し、受信機が基地局であることを特徴とする。
この構成によれば、病院内に構築した携帯端末の通信網を使用して位置送信端末の位置、即ち患者の位置を特定できるので、位置送信端末との通信網を別途設ける必要がない。
本発明によれば、患者が病室から出ている場合は廊下灯或いはベッドサイド端末において不在表示が成されるため、看護師や見舞客はそれを見て病室には居ないことを認識できる。また、見舞客においては患者がいないことで病室を間違えたのではと不安になることもない。更に、不在表示に対しては所定の操作により病室に居ない患者の具体的居場所が表示されるため、探し出す必要がないし安心できる。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 IMES送信機の配置状態を示す病棟レイアウト説明図である。 IMES管理装置の機能ブロック図である。 廊下灯の機能ブロック図である。 ベッドサイド端末の機能ブロック図である。 廊下灯の表示例を示す説明図であり、(a)は病室外に出ている患者が1名いる場合の表示、(b)はその患者の具体的な場所を表示している状態を示している。 ベッドサイド端末の表示例を示す説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1はベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機、2は病室毎に設置されて患者情報を表示すると共に呼出発生を報知し、更に呼出信号を中継する廊下灯、3はナースステーションに設置されてナースコール子機1による呼び出しを報知すると共に呼び出しに応答する機能を備えたナースコール親機、4はナースコール子機1からの呼び出しに応答するために個々の看護師が携行するスマートフォン等の携帯端末、5は機器間の通信を制御する制御機、6は携帯端末4及び後述する位置送信端末10と通信するアクセスポイント等の基地局、7は携帯端末4と基地局6の間の通信に加えて、後述する位置送信端末10と基地局6との間の通信を制御するIP−PBXから成る交換機、8はナースコール子機1と対を成すようにベッドサイドに設置されて、ベッド上の患者自身或いは看護師が患者関連情報を確認するためのベッドサイド端末、13はナースコールシステムを管理する管理PCである。
また、9はIMES技術を適用して自身の位置信号であるIMES信号を発信するIMES送信機、10はIMES送信機からIMES信号を受信して自身の位置情報を発信する位置送信端末、11は個々のIMES送信機9の発信信号を管理すると共に位置送信端末10の位置を管理するIMES管理装置であり、IMES送信機9と位置送信端末10とIMES管理装置11と基地局6とで患者位置を特定する位置特定システムを構成している。
図2はIMES送信機9の配置例を示す病棟レイアウト図であり、IMES送信機9は図2に示すように、個々の病室E1、ナースステーションであるスタッフステーションE2、廊下E3の適宜場所、浴室E4、トイレE5、手術室E6、共用部、待合室等に設置され、位置送信端末10が自身の位置を詳細に把握できるよう配置されている。
そして、廊下灯2、ナースコール親機3、ベッドサイド端末8、制御機5、管理PC13は、HUB12を介してLAN配線L1により互いに接続されている。また、ナースコール子機1は病室毎に伝送線L2を介して廊下灯2に接続されている。
一方、IMES送信機9とIMES管理装置11とは通信線L4で接続され、管理PC13とIMES管理装置11とは通信線L5で接続され協働するよう構成されている。尚、通信線L4はナースコール親機3が接続されているLAN配線L1とは独立したLAN配線で構成されているが、一体化することも可能である。
以下、主要機器を順に説明する。ナースコール子機1は、ベッド上に配置される呼出握りボタン1aと、壁面に設置されて呼出握りボタン1aが接続されるプレート子機1bとから成り、プレート子機1bには通話の為のマイク、スピーカが組み込まれている。
また、ナースコール親機3は、患者情報の一覧を始め各種情報を表示する第1表示部3a、呼出元情報を表示する第2表示部3b、呼び出しに応答するためのハンドセット3c等を備えている。
位置特定システムを構成するIMES送信機9は、IMES管理装置11の制御により、IMES信号(位置信号)をGPS衛星から発信される位置情報信号と共通する信号形態で常時発信する。
一方、位置送信端末10は、GPS衛星電波を受信して自身の位置情報を送信する機能を有している。具体的に、GPS電波を受信して自身の位置を特定し、特定した位置情報に自身のIDを付加して発信するGPS通信部が内蔵されている。この機能により、屋内においてはIMES送信機9が発している位置情報信号を受信し、この信号を基に自身の位置情報を発信する。尚、位置送信端末10は、例えば腕時計のように腕に装着可能な構成であったり、首に掛けるペンダント形状であったり、患者が身に付け易い形状となっている。
またIMES管理装置11は、図3の機能ブロック図に示すよう構成されている。図3に示すように、位置送信端末10が発信する位置情報を記憶する位置送信端末位置記憶部111、この位置情報と病棟内の場所の関連付けを記憶する場所記憶部112、位置送信端末10と患者との関係を記憶する位置送信端末テーブル記憶部113、IMES管理装置11を制御するIMES管理装置CPU114、IMES送信機9及び管理PC13と通信するIMES管理装置IF115等を有している。
そして、IMES管理装置CPU114は、基地局6が受信した位置送信端末10の場所情報信号を管理PC13を介して入手し、各位置送信端末10の位置を管理するとともに、各IMES送信機9の発信信号を管理する。
図4は廊下灯2の機能ブロック図を示している。廊下灯2は、図4に示すように病室内の患者氏名等の患者情報を表示する液晶画面から成る患者情報表示部2a、病室内の患者によりナースコール子機1を使用した呼び出しが発生したらそれを通知する表示灯2b、取得した患者情報を記憶する患者情報記憶部22、患者情報を表示させるためのID情報を受信するID受信部23、IMES管理装置11と通信して患者の場所情報を定期的に入手する制御を行うと共に廊下灯を制御する廊下灯CPU24、ナースコール子機1や制御機5と通信する廊下灯IF25等を備えている。
但し、患者情報表示部2aは常時患者氏名等の患者情報を表示することをせず、所定の表示操作がなされたら患者情報を表示する。例えば、ID受信部23がRFIDカード(図示せず)等のIDカードからID情報を読み取る機能を有しており、ID受信部23が受信したID情報が廊下灯2に予め登録されているIDであったら、廊下灯CPU24の制御により患者情報表示部2aに患者氏名等が表示される。また、後述するように不在表示されている患者の場合は、所定の表示操作を受けて患者情報表示部2aには具体的な場所情報が表示される。
そのため、看護師はIDカード或いはID信号を発信する携帯端末4を携行しており、待受時は患者情報が表示されていなくても、廊下灯2の表示操作を携帯端末4を翳す等の操作で容易に実施できる。また見舞客に対しては、受付等でIDカードが貸与され、見舞先病室の廊下灯2を表示させることで容易に見舞先を確認することができる。
図5はベッドサイド端末8の機能ブロック図を示している。ベッドサイド端末8は、図5に示すように、各種情報を表示する液晶画面から成る表示部8a、表示部8a上に設けられたタッチパネルから成る操作部81、取得した患者情報を記憶する患者情報記憶部82、ID情報を受信するID受信部83、IMES管理装置11と通信して患者の場所情報を定期的に入手する制御を行うと共に、ベッドサイド端末8を制御するベッドサイド端末CPU84、制御機5と通信するベッドサイド端末IF85等を備えている。
ID受信部83は廊下灯2のID受信部23と同様であり、RFIDカード(図示せず)等のIDカードからID情報を読み取る機能を有し、ID受信部83が受信したID情報がベッドサイド端末8に予め登録されているIDであったら、ベッドサイド端末CPU84の制御により表示部8aに患者関連情報が表示される。また、後述するように不在表示されている場合は、具体的な場所情報が表示される。
尚、患者が医療に関連しない例えば食事の献立情報や病院内情報を入手する場合は、IDの入力等の表示操作は必要無く常時見ることができる。また、患者関連情報の表示や不在時の場所情報の表示は、IDの入力に頼らず操作部81を所定の操作することで表示させることもできる。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作は以下の様である。但し、呼出握りボタン1aを使用した患者からの呼び出し、ナースコール親機3或いは携帯端末4を使用した看護師によるその応答動作は、従来と同様であるため説明を省略し、ここでは位置情報特定システムの動作を中心に説明する。
位置送信端末10は、IMES送信機9からIMES信号を受信すると、自身のIDを附加した場所情報信号を発信し、最寄りの基地局6がそれを受信する。
位置送信端末10が発信した場所情報信号を受信した基地局6は、交換機7を介して制御機5に受信した位置送信端末10の場所情報を送信し、制御機5は管理PC13を介してIMES管理装置11に転送する。
IMES管理装置11では、受信した場所情報を基にIMES管理装置CPU114が個々の位置送信端末10の現在位置を場所記憶部112から読み取り、位置送信端末位置記憶部111に保存する。また、場所情報信号に含まれるID情報を基に、位置送信端末10を身につけている患者を位置送信端末テーブル記憶部113から読み取り、位置送信端末位置記憶部111に保存する。
一方、廊下灯2及びベッドサイド端末8は、定期的にIMES管理装置11から自身に関連付けられている患者の場所情報を入手して、位置情報が病室外である場合は不在である旨を表示する。以下、具体的に説明する。
まず廊下灯2では、廊下灯CPU24の制御により、関連付けられている病室(設置されている病室)の患者の場所情報をIMES管理装置11から定期的に入手しており、入手した情報は患者情報記憶部22に保存される。そして、入手した情報から病室内に居るべき患者が現在病室外に居ることが判明したら、不在である旨が表示される。この表示は、患者氏名等を表示する患者情報表示部2aに「○○は不在」等の表示が成され、図6(a)はこの表示例を示している。
図6では、4人部屋の病室に設置された廊下灯2の表示を示し、図6(a)では4人の患者のうちの1名の表示枠F1に不在であることが表示されている。
また、この表示状態で登録されているID情報の入力(IDカード等によりID信号の入力)があると、表示操作が成されたと判断して具体的居場所が表示される。図6(b)はこの表示状態を示し、患者情報表示部2aの不在表示が成されていた表示枠F1に、現在の居場所を含む移動場所の履歴が表示される。
このように、患者が病室から出ている場合は廊下灯2において不在表示が成されるため、看護師や見舞客はそれを見て病室には居ないことを認識できるので、ナースステーションまで行って確認する必要がなくなる。また、見舞客においては患者がいないことで病室を間違えたのではと不安になることもない。更に、廊下灯2において病室に居ない患者の具体的居場所が表示されるため、探し出す必要がないし安心できる。
そして、患者の居場所を表示させるにはIDの入力を必要とするため、特定の人しか患者の居場所を確認することができない。よって、患者のプライバシーに配慮できる。
加えて、病院内に構築した携帯端末4の通信網を使用して患者の位置を特定できるので、位置送信端末10との通信網を別途設ける必要がない。
一方、ベッドサイド端末8では、ベッドサイド端末CPU84の制御により、関連付けられているベッドの患者の場所情報をIMES管理装置11から定期的に入手しており、入手した情報は患者情報記憶部82に保存される。そして、入手した情報から患者が現在病室外に居ることが判明したら、不在である旨が表示部8aに表示される。この表示は、例えば「○○は不在です」が表示される(図示せず)。
更に、この表示状態において、廊下灯2の表示操作と同様にID情報が入力されると(IDカード等でIDが入力されると)、詳細な情報が表示される。図7はこの詳細情報を表示した状態を示し、図7に示すように表示部8aに患者の現在の居場所を含む一定時間内の移動履歴が表示される。尚、この表示から現在は浴室付近に居ることがわかる。
このように、ベッドサイド端末8においても、患者が病室から出ている場合は不在表示が成されるため、看護師や見舞客はそれを見て病室には居ないことを認識できるので、ナースステーションまで行って確認する必要がなくなる。また、見舞客においては患者がいないことで病室を間違えたのではと不安になることもない。
更に、不在表示されているベッドサイド端末8において、所定の操作をすれば病室に居ない患者の具体的居場所が表示されるため、探し出す必要がないし安心できる。
そして、患者の居場所を表示させるにはIDの入力を必要とするため、特定の人しか患者の居場所を確認することができない。よって、患者のプライバシーに配慮できる。
尚、廊下灯2における患者の不在表示は、患者情報表示部2aで表示しなくても良く、特に患者情報表示部2aが液晶画面でない場合はLEDの点灯/点滅等で表示しても良い。
また、IMES管理装置11において、位置送信端末10の位置を管理しているが、位置送信端末位置記憶部111、場所記憶部112、位置送信端末テーブル記憶部113等を管理PC13に設ければ管理PC13において患者位置の管理が可能であるし、これらの記憶部をナースコール親機3或いは制御機5に設ければ、それらでの管理も可能である。
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、2a・・患者情報表示部(不在表示部)、3・・ナースコール親機、4・・携帯端末、5・・制御機、6・・基地局(受信機)、7・・交換機、8・・ベッドサイド端末、9・・IMES送信機(位置情報発信機)、10・・位置送信端末、11・・IMES管理装置(位置情報管理装置)、13・・管理PC、22・・患者情報記憶部、23・・ID受信部、24・・廊下灯CPU(患者場所情報入手部、表示制御部)、81・・操作部、82・・患者情報記憶部、83・・ID受信部、84・・ベッドサイド端末CPU(患者場所情報入手部、表示制御部)、111・・位置送信端末位置記憶部、112・・場所記憶部、113・・位置送信端末テーブル記憶部、114・・IMES管理装置CPU。

Claims (7)

  1. 患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、病室毎に設置されて対応する病室の患者情報を表示すると共に、患者からの呼出発生を表示する廊下灯とを有するナースコールシステムにおいて、
    病院内の共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、設置場所の位置情報を発信する位置情報発信機と、
    患者が身につけて、前記位置情報発信機の発信情報を基に、自身の位置情報を生成して送信する位置送信端末と、
    病院内の適宜位置に設置されて前記位置送信端末の送信信号を受信する受信機と、
    患者と前記位置情報発信機との関係を記憶して、前記受信機が受信した位置送信端末の信号から患者位置を把握して蓄積する位置情報管理装置とを具備し、
    前記廊下灯は、対応する病室の患者の位置情報を前記位置情報管理装置から入手する患者場所情報入手部と、入手した位置情報から患者が病室外に居ることが判明したら不在であることを表示する不在表示部を具備することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記廊下灯は、液晶画面から成る患者情報表示部を有し、
    前記不在表示部が前記患者情報表示部であって、不在表示している患者に関して所定の表示操作を受けたら前記患者情報表示部に病室外に居る患者の具体的居場所を表示する表示制御部を有することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記廊下灯はID入力部を有し、前記所定の表示操作が所定のID入力を伴うことを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、病室毎に設置されて設置した病室の患者情報を表示すると共に、患者からの呼出発生を表示する廊下灯とを有するナースコールシステムにおいて、
    前記ナースコール子機と対を成すようにベッド毎に設置されて、ベッド上の患者自身或いは看護師が患者関連情報を確認するための表示部を備えたベッドサイド端末と、
    病院内の共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、設置場所の位置情報を発信する位置情報発信機と、
    患者が身につけて、前記位置情報発信機の発信情報を基に、自身の位置情報を生成して送信する位置送信端末と、
    病院内の適宜位置に設置されて前記位置送信端末の送信信号を受信する受信機と、
    患者と前記位置情報発信機との関係を記憶して、前記受信機が受信した位置送信端末の信号から患者位置を把握して蓄積する位置情報管理装置とを具備し、
    前記ベッドサイド端末は、設置されたベッドに関連付けられている患者の位置情報を前記位置情報管理装置から入手する患者場所情報入手部を有して、入手した位置情報から患者が病室外に居ることが判明したら不在であることを前記表示部に表示する表示制御部を有することを特徴とするナースコールシステム。
  5. 前記ベッドサイド端末の前記表示制御部は、前記表示部が不在表示を実施している場合に、所定の表示操作を受けたら病室外に居る患者の具体的居場所を表示することを特徴とする請求項4記載のナースコールシステム。
  6. 前記ベッドサイド端末はID入力部を有し、前記所定の表示操作が所定のID入力を伴うことを特徴とする請求項5記載のナースコールシステム。
  7. 患者からの呼び出しに看護師が応答するための携帯端末を有すると共に、病院内の適宜位置に前記携帯端末と通信する基地局が設置されて成り、
    前記位置情報発信機は自身の位置信号をIMES信号で発信し、
    前記IMES信号を受けて前記位置送信端末が送信する自身の位置情報信号が、IMESに基づくGPS測位信号であって、前記携帯端末の通信電波と共通する信号で送信し、
    前記受信機が前記基地局であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のナースコールシステム。
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