JP2009050386A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ナースコール子機からの呼び出しに対し、携帯端末を使用しなくても処置等を行っている病室から応答することができるナースコールシステムを提供する。
【解決手段】 ナースコール子機1に、看護師を呼び出すための呼出ボタン10、看護師と通話するための子機マイク16及び子機スピーカ12に加えて、他のナースコール子機1から呼び出しが成されたことを通知する呼出通知部11と、呼び出しに応答するための応答ボタン15と、看護師等が携行するRFIDを読み取るRFIDリーダ13と、呼出操作されたナースコール子機1に対応する病室番号を表示する呼出元表示部14とを設け、他のナースコール子機1から呼び出しが成されたらRFIDリーダ13を動作させて読み取ったID情報が所定の条件を満たしている場合に応答ボタン15の操作を有効とした。
【選択図】 図2
【解決手段】 ナースコール子機1に、看護師を呼び出すための呼出ボタン10、看護師と通話するための子機マイク16及び子機スピーカ12に加えて、他のナースコール子機1から呼び出しが成されたことを通知する呼出通知部11と、呼び出しに応答するための応答ボタン15と、看護師等が携行するRFIDを読み取るRFIDリーダ13と、呼出操作されたナースコール子機1に対応する病室番号を表示する呼出元表示部14とを設け、他のナースコール子機1から呼び出しが成されたらRFIDリーダ13を動作させて読み取ったID情報が所定の条件を満たしている場合に応答ボタン15の操作を有効とした。
【選択図】 図2
Description
本発明はナースコールシステムに関し、詳しくはナースコール子機からの呼び出しに対し、ナースコール親機以外での応答が可能なナースコールシステムに関する。
ナースコール子機からの呼び出しに応答する機器として、ナースコール親機以外に携帯端末を備え、個々の看護師が携帯端末を携行することでナースステーションに居なくても呼び出しに応答できるシステムが普及している(例えば、特許文献1参照)。このように携帯端末を備えることで、呼出操作した患者の待ち時間を短縮することができたし、看護師はいちいちナースステーションまで戻って応答する必要がなくなった。更に、担当看護師を最初に呼び出すよう設定することで、スムーズな対応が可能となった。
特開2000−107240号公報
しかしながら、携帯端末を備えたシステムはコストがかかるし、全ての看護師が携帯端末を携行するのは難しく、携帯端末を所持していない看護師や医師が呼出操作した患者のすぐ近くの病室に居ても呼び出しに気づかず、遠くの病室やナースステーション等で応答した看護師が処置に来ていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ナースコール子機からの呼び出しに対し、携帯端末を使用しなくても処置等を行っている病室から応答することができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ナースコール子機からの呼び出しに対し、携帯端末を使用しなくても処置等を行っている病室から応答することができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ベッド毎に設置されて看護師を呼び出すためのナースコール子機と、廊下に設置されてナースコール子機からの呼び出しを表示する廊下灯と、ナースステーションに設置されてナースコール子機からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、機器間の通信を制御するための制御装置とを有するナースコールシステムにおいて、ナースコール子機は、看護師を呼び出すための呼出ボタン、看護師と通話するための通話手段に加えて、他のナースコール子機から呼び出しが成されたことを通知する通知手段と、呼び出しに応答するための応答ボタンと、看護師等が携行するRFIDを読み取るRFIDリーダと、他のナースコール子機から呼び出しが成されたらRFIDリーダを動作させて、読み取ったID情報が所定の条件を満たしている場合に応答ボタン操作を有効とし、応答操作されたら通話路接続信号を制御装置に送信する通話路形成制御部とを備えると共に、制御装置に、ナースコール子機間の通話路を制御する子機間通話路制御部を設け、ナースコール子機間で呼出/応答操作を可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール子機からの呼び出しに対して他のナースコール子機を使用して応答できる。よって、病室に居る看護師等であれば、携帯端末を使用することなく応答することができる。そして、看護師や医師等が携行するRFIDの情報を基に担当看護師等の所定の条件を満たした人でなければ応答できないため、患者や見舞いに来た家族等の病院関係者以外が誤って応答してしまうようなことが無く、混乱を招いたり対処を間違うようなことがない。
この構成によれば、ナースコール子機からの呼び出しに対して他のナースコール子機を使用して応答できる。よって、病室に居る看護師等であれば、携帯端末を使用することなく応答することができる。そして、看護師や医師等が携行するRFIDの情報を基に担当看護師等の所定の条件を満たした人でなければ応答できないため、患者や見舞いに来た家族等の病院関係者以外が誤って応答してしまうようなことが無く、混乱を招いたり対処を間違うようなことがない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、ナースコール子機は、呼出操作されたナースコール子機に対応する病室番号やベッド番号等の患者関連情報を表示する呼出元表示部を具備することを特徴とする。
この構成によれば、他のナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出元の病室番号等の患者関連情報が表示されるので、その表示を見ることで看護師等は近くにいる患者からの呼び出しなのか知ることができ、スムーズな対応が可能となる。
この構成によれば、他のナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出元の病室番号等の患者関連情報が表示されるので、その表示を見ることで看護師等は近くにいる患者からの呼び出しなのか知ることができ、スムーズな対応が可能となる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、通話路形成制御部は、RFIDリーダが読み取ったID情報が所定の条件を満たしている場合に、呼出元表示部を表示動作させることを特徴とする。
この構成によれば、担当看護師等のRFIDを読み取った場合に患者関連情報が表示されるので、看護師は自身が応答すべきであることを認識できると共に、第三者に見られることを防ぐことができる。
この構成によれば、担当看護師等のRFIDを読み取った場合に患者関連情報が表示されるので、看護師は自身が応答すべきであることを認識できると共に、第三者に見られることを防ぐことができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、ナースコール子機毎に呼出通知先のナースコール子機のグループを設定した呼出先記憶部を備え、制御装置は、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、設定されたグループのナースコール子機に対して呼び出し信号を送信する呼出制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、呼出側のナースコール子機が設置された病室から一定の距離以上離れた病室に設置されたナースコール子機には呼び出しの通知がなされないようにしたり、無菌室などに設置されたナースコール子機が他のナースコール子機の呼び出しが通知されないようにでき、応答し難い場所での呼出通知を無くして効果的な呼出通知ができる。
この構成によれば、呼出側のナースコール子機が設置された病室から一定の距離以上離れた病室に設置されたナースコール子機には呼び出しの通知がなされないようにしたり、無菌室などに設置されたナースコール子機が他のナースコール子機の呼び出しが通知されないようにでき、応答し難い場所での呼出通知を無くして効果的な呼出通知ができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、ナースコール子機は、通話手段を構成するマイク及びスピーカと呼出ボタンとを同一のケースに組み込んだハンド型子機を有すると共に、応答ボタンが操作されて呼出元のナースコール子機との通話路が形成されたら、スピーカからの音声出力を低下させる音量制御部を備え、応答する場合は耳に当てて通話するハンドセットとしての使用を可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール子機を使用して応答する場合は、ハンド型子機をハンドセットのように耳元に当てて応答することができるので、呼出側の患者の音声が応答側の病室内に漏れることが無く、病室で応答してもプライバシーの保護を図ることができる。
この構成によれば、ナースコール子機を使用して応答する場合は、ハンド型子機をハンドセットのように耳元に当てて応答することができるので、呼出側の患者の音声が応答側の病室内に漏れることが無く、病室で応答してもプライバシーの保護を図ることができる。
請求項6の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、ナースコール子機による応答操作は、応答側ナースコール子機からの送話のみ実施できることを特徴とする。
この構成によれば、呼出側の患者は、看護師の応答により安心できるし、呼出側の音声は報音されないのでプライバシーの保護を図ることができる。
この構成によれば、呼出側の患者は、看護師の応答により安心できるし、呼出側の音声は報音されないのでプライバシーの保護を図ることができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の発明において、ナースコール子機からの呼び出しを報音する報音手段がナースコール子機或いは病室に備えられている場合は、報音手段の呼出音を所定の時間帯は停止させる呼出音制御部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、呼び出しを報音することで、看護師等はそれを認識できる。そして、夜間等呼出音が鳴動すると迷惑となる状況では呼出音は鳴動せず、例えば視覚的な報知動作のみにできるので周囲に迷惑をかけずに呼出操作ができ、患者は周囲の患者に気兼ねすることなく呼出操作できる。
この構成によれば、呼び出しを報音することで、看護師等はそれを認識できる。そして、夜間等呼出音が鳴動すると迷惑となる状況では呼出音は鳴動せず、例えば視覚的な報知動作のみにできるので周囲に迷惑をかけずに呼出操作ができ、患者は周囲の患者に気兼ねすることなく呼出操作できる。
本発明によれば、ナースコール子機からの呼び出しに対して他のナースコール子機を使用して応答できるので、病室に居る看護師等であれば、携帯端末を使用することなく応答することができる。そして、看護師や医師等が携行するRFIDの情報を基に担当看護師等の所定の条件を満たした人でなければ応答できないため、患者や見舞いに来た家族等の病院関係者以外が誤って応答してしまうようなことが無く、混乱を招いたり対処を間違うようなことがない。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1,図2は本発明に係るナースコールシステムの構成図を示し、図2は要部機器を回路ブロック図で示している。1は患者が看護師を呼び出すために個々のベッドに設置されたナースコール子機、2は病室毎の廊下に設置されてナースコール子機1からの呼び出しを表示する廊下灯、3はナースステーションに設置されてナースコール子機1から呼び出しに応答するためのナースコール親機、4はシステム内機器間の通信を制御する制御装置である。
ナースコール子機1は、ベッド近くの壁面に設置されるコンセント装置1aと、コンセント装置1aに伝送線L1で接続されて手に持つことができるハンド型子機1bとで構成されている。そして、ナースコール子機1は病室毎に廊下灯2に伝送線L2により接続され、各廊下灯2,2・・は伝送線L3で制御装置4に接続され、ナースコール親機3は伝送線L4で制御装置4に接続されている。
そして、ナースコール子機1は、図2に示すようにナースコール親機3や他のナースコール子機1を呼び出すために押下する呼出ボタン10、他のナースコール子機1にて呼出が成されたことを通知するLEDからなる呼出通知部11、通話する際に通話相手の音声を出力する子機スピーカ12、看護師や医師が所持するRFIDを読み取るRFIDリーダ13、呼出元のナースコール子機1が設置された部屋番号等の患者関連情報を表示するセグメントLEDから成る呼出元表示部14、呼び出しに対して応答するために押下する応答ボタン15、応答者の音声を集音する子機マイク16、子機スピーカ12と子機マイク16を制御する音響制御部17、ナースコール子機1の各回路を制御する子機CPU18等を備えている。
呼出通知部11、RFIDリーダ13、そして子機CPU18はコンセント装置1aに組み込まれ、呼出ボタン10、子機スピーカ12、呼出元表示部14、応答ボタン15、子機マイク16はハンド型子機1bに組み込まれている。尚、ハンド型子機1bは握り易いように棒状に形成され、子機スピーカ12と子機マイク16はこの長さ方向の端部近傍に離して配置され、耳に当てた状態で通話が可能なハンドセットとしての使用が可能に構成されている。
そして、ナースコール親機3は、ナースコール子機1から呼び出しが成されたら、その呼出音を鳴動させると共に、通話する際に通話相手の音声を出力する親機スピーカ21、通話する際に応答音声を集音する親機マイク22、各種設定する際に操作するキーボードやタッチパネル等から成る操作部23、ナースコール親機3を制御する親機CPU24等を備えている。
また、制御装置4は、ナースコール親機3等で設定されたグループ呼出テーブルを保存するテーブルメモリ31、このテーブルメモリ31のデータを参照したり、ナースコール子機1やナースコール親機3と通信したり、ナースコール子機1やナースコール親機3へ状況に応じて命令を出す制御装置CPU32等を備えている。尚、グループ呼出テーブルは、個々のナースコール子機1に対して呼出通知を行うナースコール子機1のグループを設定したテーブルであり、この設定はナースコール親機3の操作部23によって行うことができる。
こうして、グループ分けすることで、呼出側のナースコール子機が設置された病室から一定の距離以上離れた病室に設置されたナースコール子機には呼び出しの通知がなされないようにしたり、無菌室などに設置されたナースコール子機が他のナースコール子機の呼び出しが通知されないようにでき、応答し難い場所での呼出通知を無くして効果的な呼出通知が可能となる。
こうして、グループ分けすることで、呼出側のナースコール子機が設置された病室から一定の距離以上離れた病室に設置されたナースコール子機には呼び出しの通知がなされないようにしたり、無菌室などに設置されたナースコール子機が他のナースコール子機の呼び出しが通知されないようにでき、応答し難い場所での呼出通知を無くして効果的な呼出通知が可能となる。
このように構成されたナースコールシステムは次のように動作する。まず、ナースコール子機1の呼出ボタン10が押されると呼出信号が子機CPU18から廊下灯2へ送信される。呼出信号を受けた廊下灯2は、呼出信号にナースコール子機ID及び部屋番号を付加して制御装置4に送信する。
この呼出信号を受信した制御装置4は、制御装置CPU32の制御により、ナースコール親機3、及び予め設定されたグループ呼出テーブルをテーブルメモリ31から読み出し、参照することで設定されたグループのナースコール子機1に対して呼出信号を送信する。
この呼出信号を受信した制御装置4は、制御装置CPU32の制御により、ナースコール親機3、及び予め設定されたグループ呼出テーブルをテーブルメモリ31から読み出し、参照することで設定されたグループのナースコール子機1に対して呼出信号を送信する。
呼出信号を受信したナースコール親機3は、親機CPU24の制御により、親機スピーカ21にて呼出音を鳴動させることで呼び出しを報知する。この報知を受けて、ナースステーションに居る看護師が図示しない通話ボタンを押す等の通話操作をすると、親機CPU24の制御により通話路接続信号が制御装置4へ送信される。この通話路接続信号を受信した制御装置4の制御装置CPU32は、ナースコール子機1とナースコール親機3との間の通話路を接続し、ナースコール子機1とナースコール親機3の両方へ通話開始信号を送信する。
ナースコール親機3の親機CPUは、こうして伝送された通話開始信号を受信したら、呼出音の鳴動を停止し、親機マイク22から入力された音声を通話路へ出力する。そして、形成された通話路を通って送信されたナースコール子機1からの音声を親機スピーカ21から出力する。こうして、ナースコール親機3とナースコール子機1との間で応答及び通話を実施することができる。
ナースコール親機3の親機CPUは、こうして伝送された通話開始信号を受信したら、呼出音の鳴動を停止し、親機マイク22から入力された音声を通話路へ出力する。そして、形成された通話路を通って送信されたナースコール子機1からの音声を親機スピーカ21から出力する。こうして、ナースコール親機3とナースコール子機1との間で応答及び通話を実施することができる。
一方、制御装置4から呼出信号を受信したナースコール子機1は、図3に示すフローチャートに従い動作する。以下、ナースコール親機3にて応答せず、ナースコール子機1により応答する場合を具体的に説明する。
呼出信号を受信した子機CPU18は、呼出通知部11を点滅(S1)させ、子機スピーカ12から呼出音を鳴動させる(S2)。その後、RFIDリーダ13にて応答許可されたIDを読み取らせ(S3)て、RFIDリーダ13にて応答許可されたIDを読み取った場合のみ呼出元表示部14に呼出操作されたナースコール子機1の部屋番号を表示させる(S5)。このとき、応答許可されたIDであるかどうかは子機CPU18の判断で実施され、ナースコール子機1には個々のナースコール子機1と看護師を関連付けた患者・看護師情報記憶部(図示せず)が設けられている。
呼出信号を受信した子機CPU18は、呼出通知部11を点滅(S1)させ、子機スピーカ12から呼出音を鳴動させる(S2)。その後、RFIDリーダ13にて応答許可されたIDを読み取らせ(S3)て、RFIDリーダ13にて応答許可されたIDを読み取った場合のみ呼出元表示部14に呼出操作されたナースコール子機1の部屋番号を表示させる(S5)。このとき、応答許可されたIDであるかどうかは子機CPU18の判断で実施され、ナースコール子機1には個々のナースコール子機1と看護師を関連付けた患者・看護師情報記憶部(図示せず)が設けられている。
尚、これらの動作は、ナースコール親機3で応答操作された時点で終了する。また、呼出音の鳴動は、ナースコール子機1とは別途設置されている放送用スピーカ等から報音させても良い。但し、制御装置4の制御により、ナースコール子機1、或いは放送用スピーカからの呼出音の鳴動は、夜間等の所定の時間帯では実施しないよう構成されている。こうすることで、視覚的な報知動作のみにでき、周囲に迷惑をかけずに呼出操作ができ、患者は周囲の患者に気兼ねすることなく呼出操作できる。
更に、ナースコール子機1は、呼出信号に含まれる情報から、呼出信号を受けたら部屋番号に加えてナースコール子機IDを呼出元表示部14に表示させても良い。
また、呼出信号を受信したナースコール子機1は、RFIDの読み取りを待たずに、呼出元表示部14に呼出元のナースコール子機1の部屋番号を表示させてもよい。
更に、ナースコール子機1は、呼出信号に含まれる情報から、呼出信号を受けたら部屋番号に加えてナースコール子機IDを呼出元表示部14に表示させても良い。
また、呼出信号を受信したナースコール子機1は、RFIDの読み取りを待たずに、呼出元表示部14に呼出元のナースコール子機1の部屋番号を表示させてもよい。
呼出通知部14に病室番号が表示された後、一定時間内に応答ボタン15が押下される(S6)と、子機CPU18は子機間通話路接続信号を制御装置4へ送信する。この子機間通話路接続信号を受信した制御装置4の制御装置CPU32は、呼出元のナースコール子機1と応答操作したナースコール子機1との間の通話路を形成し、双方へ通話開始信号を送信する。
通話開始信号を受信した応答側ナースコール子機1の子機CPU18は、呼出通知部11の点滅を停止する(S7)と共に、子機スピーカ12からの呼出音を停止する(S8)する。更に、呼出元表示部14の表示を停止する(S9)。そして、音響制御部17に命令を出して子機マイク16から入力された音声を通話路へ出力し、通話路を通り受信した呼出元のナースコール子機1からの音声を子機スピーカ12から出力する(S10)。こうして応答及び通話が可能となると共に、他の子機スピーカ12、親機スピーカ21の呼出音が停止する。
但し、子機CPU18は、子機間通話の場合、音響制御部17に子機スピーカ12からの出力を低下させる命令を出し、ハンド型子機1bをハンドセットのように直接耳に当てて通話が実施できるよう制御する。
但し、子機CPU18は、子機間通話の場合、音響制御部17に子機スピーカ12からの出力を低下させる命令を出し、ハンド型子機1bをハンドセットのように直接耳に当てて通話が実施できるよう制御する。
このように、ナースコール子機からの呼び出しに対して他のナースコール子機を使用して応答できる。よって、病室に居る看護師等であれば、携帯端末を使用することなく応答することができる。そして、看護師や医師等が携行するRFIDの情報を基に担当看護師等の所定の条件を満たした人でなければ応答できないため、患者や見舞いに来た家族等の病院関係者以外が誤って応答してしまうようなことが無く、混乱を招いたり対処を間違うようなことがない。
また、他のナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出元の病室番号等の患者関連情報が表示されるので、その表示を見ることで看護師等は近くにいる患者からの呼び出しなのか知ることができ、スムーズな対応が可能となる。そして、この患者関連情報の表示は、担当看護師等のRFIDを読み取った場合に表示されるので、看護師は自身が応答すべきであることを認識できるし、第三者に見られることを防ぐことができる。
更に、ナースコール子機を使用して応答する場合は、ハンド型子機をハンドセットのように耳元に当てて応答することができるので、呼出側の患者の音声が応答側の病室内に漏れることが無く、病室で応答してもプライバシーの保護を図ることができる。
また、他のナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出元の病室番号等の患者関連情報が表示されるので、その表示を見ることで看護師等は近くにいる患者からの呼び出しなのか知ることができ、スムーズな対応が可能となる。そして、この患者関連情報の表示は、担当看護師等のRFIDを読み取った場合に表示されるので、看護師は自身が応答すべきであることを認識できるし、第三者に見られることを防ぐことができる。
更に、ナースコール子機を使用して応答する場合は、ハンド型子機をハンドセットのように耳元に当てて応答することができるので、呼出側の患者の音声が応答側の病室内に漏れることが無く、病室で応答してもプライバシーの保護を図ることができる。
尚、上記実施形態では、ナースコール子機1の呼び出しを受けてナースコール子機1により応答する場合は、呼出側の音声が漏れないハンドセット仕様としているが、通常の通話のように子機スピーカ12から拡声して呼出側の音声を報音させる構成としても良く、この場合、応答側ナースコール子機1からの送話のみ行われる構成とすれば、呼出側の音声は報音されないのでプライバシーの保護を図ることができるし、呼出側の患者は看護師の応答により安心できる。
また、制御装置CPU32は、グループ呼出テーブルを持たずに、システムに接続された全てのナースコール子機1へ呼出信号を送信しても良い。
また、制御装置CPU32は、グループ呼出テーブルを持たずに、システムに接続された全てのナースコール子機1へ呼出信号を送信しても良い。
1・・ナースコール子機、1b・・ハンド型子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、4・・制御装置、10・・呼出ボタン、11・・呼出通知部(通知手段)、12・・子機スピーカ、13・・RFIDリーダ、14・・呼出元表示部、15・・応答ボタン(通話手段)、16・・子機マイク(通話手段)、17・・音響制御部(音量制御部)、18・・子機CPU(通話路形成制御部)、23・・操作部、24・・親機CPU、31・・テーブルメモリ(呼出先記憶部)、32・・制御装置CPU(子機間通話路制御部、呼出制御部)。
Claims (7)
- ベッド毎に設置されて看護師を呼び出すためのナースコール子機と、廊下に設置されて前記ナースコール子機からの呼び出しを表示する廊下灯と、ナースステーションに設置されて前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、機器間の通信を制御するための制御装置とを有するナースコールシステムにおいて、
前記ナースコール子機は、看護師を呼び出すための呼出ボタン、看護師と通話するための通話手段に加えて、
他のナースコール子機から呼び出しが成されたことを通知する通知手段と、呼び出しに応答するための応答ボタンと、看護師等が携行するRFIDを読み取るRFIDリーダと、他のナースコール子機から呼び出しが成されたら前記RFIDリーダを動作させて、読み取ったID情報が所定の条件を満たしている場合に前記応答ボタン操作を有効とし、応答操作されたら通話路接続信号を前記制御装置に送信する通話路形成制御部とを備えると共に、
前記制御装置に、ナースコール子機間の通話路を制御する子機間通話路制御部を設け、
ナースコール子機間で呼出/応答操作を可能としたことを特徴とするナースコールシステム。 - 前記ナースコール子機は、呼出操作されたナースコール子機に対応する病室番号やベッド番号等の患者関連情報を表示する呼出元表示部を具備することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
- 前記通話路形成制御部は、前記RFIDリーダが読み取ったID情報が所定の条件を満たしている場合に、前記呼出元表示部を表示動作させることを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
- ナースコール子機毎に呼出通知先のナースコール子機のグループを設定した呼出先記憶部を備え、
前記制御装置は、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、設定された前記グループのナースコール子機に対して呼び出し信号を送信する呼出制御部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。 - 前記ナースコール子機は、前記通話手段を構成するマイク及びスピーカと前記呼出ボタンとを同一のケースに組み込んだハンド型子機を有すると共に、前記応答ボタンが操作されて前記呼出元のナースコール子機との通話路が形成されたら、前記スピーカからの音声出力を低下させる音量制御部を備え、応答する場合は耳に当てて通話するハンドセットとしての使用を可能としたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナースコールシステム。
- 前記ナースコール子機による応答操作は、応答側ナースコール子機からの送話のみ実施できることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナースコールシステム。
- 前記ナースコール子機からの呼び出しを報音する報音手段が前記ナースコール子機或いは病室に備えられている場合は、前記報音手段の呼出音を所定の時間帯は停止させる呼出音制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のナースコールシステム。
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-
2007
- 2007-08-24 JP JP2007218705A patent/JP2009050386A/ja active Pending
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