JP5601713B2 - 呼び出しシステム - Google Patents

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Description

本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者が医療従事者や介護者を呼び出す呼び出しシステムに関し、特に、その呼び出しに対して医療従事者や介護者が応答することができる呼び出しシステムに関する。
従来、病院や介護施設(以下、施設とする)では、ナースコールシステムなどの呼び出しシステムが用いられている。呼び出しシステムは、施設の部屋内の患者や被介護者(以下、単に患者とする)の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置された子機および医療従事者や介護者(以下、単に医療従事者とする)の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置された親機を有線などにより接続して構成されている。また、親機によっては、医療従事者が携行している携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)を無線によって接続するものも存在する。そして、患者により子機が操作されると、親機や携帯通信端末(以下、単に親機とする)は、自装置に設けられた報知部を動作させて、報知用スピーカから呼び出し音を出力させたり、表示ディスプレイなどに呼び出し表示を行わせたりして、呼び出しを報知している。医療従事者は、呼び出し音を聞いたり、呼び出し表示を見たりして、患者からの呼び出しを把握する。
呼び出しを把握した医療従事者は、患者からの呼び出しに対して応答するために親機を使用して応答の操作を行う。ここで、応答の操作とは、親機に設けられたハンドセットをオフフックすることや親機に設けられた通話開始ボタンを操作することである。また、医療従事者がハンドセットをオフフックしたり、医療従事者が通話開始ボタンを操作したりすると、親機は報知を停止させ、呼び出しを行った子機との間で通話路を形成する。親機と呼び出しを行った子機との間で通話路が形成されると、医療従事者は、呼び出しを行った患者と会話を行うことができる。
また、これ以外にも、呼び出しを把握した医療従事者が応答のみを行い、患者と会話を行うことなく患者のところへ向かうこともあった。例えば、医療従事者がハンドセットをオフフックして応答していれば、医療従事者は、何も話さずにハンドセットをオンフックする。また、医療従事者が通話開始ボタンを操作して応答していれば、医療従事者は、何も話さずに親機に設けられた終話ボタンを操作する。
このように応答が行われた場合、医療従事者が患者と会話したときには、患者は自身の呼び出しに対して応答が行われたことを医療従事者の声を聞くことで確認することができるが、医療従事者が応答のみを行い会話を行わなかったときには、患者は自身の呼び出しに対して応答が行われたか否かを確認することができないという問題があった。
ところで、電話装置の状況を発信相手に通知する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載の電話装置は、着信に対して直ちに応答できない旨のメッセージを通知するためのボタンを備えている。そして、着信時に電話装置の使用者がボタンを押下すると、発信相手へメッセージを通知するようにしている。これにより、電話装置の使用者が着信に対して応答できないことを発信相手に知らせることができる。
このような、特許文献1に記載の技術を前述の呼び出しシステムに適用すると、呼び出しに応答した旨のメッセージを通知するための応答ボタンを親機に設け、患者からの呼び出しを把握した医療従事者が応答ボタンを操作した場合に、親機が呼び出しを行った子機へ呼び出しに応答した旨のメッセージを出力するようにすることができる。これにより、親機から出力されたメッセージが子機にて通知されるので、患者は自身の呼び出しに対して応答が行われたことを確認することができる。
しかしながら、この従来技術では、医療従事者が応答の操作を行って通話を行う場合には、医療従事者は応答ボタンを操作する必要がなく、医療従事者が応答の操作のみを行う場合には、医療従事者は応答ボタンを操作しなければならなくなるため、医療従事者が会話を行っているにも関わらず応答ボタンを操作して不要なメッセージを子機に出力してしまったり、医療従事者が会話を行っていないにも関わらず応答ボタンを操作し忘れて必要なメッセージが子機に出力されなかったりして、子機にメッセージが適切に出力されなくなってしまうという問題があった。
特開2008−258999号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答した場合に、医療従事者の手を煩わせることなく、応答が行われたことを患者に適切に知らせることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の呼び出しシステムでは、子機との間で通話可能な親機により患者からの呼び出しに対する応答が行われたことを検出してから、その応答の動作の終了を検出するまでの間に、親機に設けたマイクが所定の音量以上の音量を入力しなかった場合に、応答が行われたことを示すメッセージを子機の近傍で出力するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、応答の開始から応答の終了までの間に、マイクが所定の音量以上の音量を入力しなかった場合には、メッセージが出力される。これにより、医療従事者が会話を行った場合には、その会話の内容のみが出力されるので、不要なメッセージが出力されなくなる。また、医療従事者が応答の操作のみを行った場合には、メッセージが出力されるので、医療従事者がメッセージを出力する操作を行わなくても良くなる。従って、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答した場合に、医療従事者の手を煩わせることなく、応答が行われたことを患者に適切に知らせることができる。
本実施形態による呼び出しシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態による呼び出しシステムの親機により実行される音声信号および応答メッセージ情報の出力のタイミングを示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態による呼び出しシステムの構成例を示すブロック図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態による呼び出しシステムは、子機1、親機10、スピーカ(特許請求の範囲の提示装置に該当する)20を備えて構成されている。
図1において、子機1は、部屋(例えば、病室など)内の各患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)にそれぞれ設置されており、患者が医療従事者を呼び出すためのものである。ここで、子機1に通話機能が搭載されているので、子機1と親機10との間で通話を行うことができる。これにより、患者は、呼び出しに応答した医療従事者と会話を行うことができる。また、子機1は、制御部2、呼出操作部(特許請求の範囲の呼出検出部に該当する)3、子機用マイク4、インターフェース(以下、I/Fとする)部5を備えて構成されている。
親機10は、医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されており、患者が医療従事者を呼び出したことを報知する。また、親機10は、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答するために使用される。また、親機10と子機1との間には、制御機および廊下灯(ともに図示せず)が設置されている。制御機は、子機1と親機10との間の通信を制御する。また、廊下灯は、自装置に設けた表示灯を点灯または点滅させて患者が医療従事者を呼び出したことを報知する。また、親機10が図示しない携帯通信端末(例えば、PHSやコードレス電話など)を無線によって接続している場合、携帯通信端末は、患者から医療従事者への呼び出しを報知する。また、親機10は、親機用制御部11、ハンドセット12、親機用インターフェース(以下、I/Fとする)部13、報知部14、応答検出部15を備えて構成されている。
スピーカ20は、子機1と親機10との間で通話路が形成されている場合に、親機10から入力した音声信号を音声により出力したり、親機10から出力された応答メッセージ情報を音声により出力したりするためのものである。また、スピーカ20は、子機1の近傍に設置されており、伝送線によりI/F部5に接続されている。ここで、スピーカ20の構造や音声の出力方法は、周知の技術を用いる。また、応答メッセージ情報とは、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答したことを示す音声である。また、応答メッセージ情報は、事前に録音されている音声や合成音声であり、親機10の記憶部(図示せず)に記憶されている。また、応答メッセージ情報は、例えば「呼び出しに対して応答しました」などの音声である。スピーカ20は音声信号や応答メッセージ情報を入力すると、入力した音声信号や応答メッセージ情報を音声に変換して出力する。このように、スピーカ20は、応答メッセージ情報を提示するために使用されるだけでなく、子機1のスピーカとしても使用される。
子機1の制御部2は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、子機1の各構成要素を後述するように制御する。呼出操作部3は、ボタンなどにより構成されており、患者により医療従事者を呼び出すために操作されるものである。呼出操作部3が操作されると、制御部2は、医療従事者に対して呼び出しを行うための呼出信号を生成する。ここで、呼出信号は、自装置を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報(例えば、子機番号など)を含む。また、呼出操作部3が操作されて制御部2が呼出信号を生成すると、呼出操作部3が続けて操作されても、制御部2は呼出信号を生成しなくなる。
子機用マイク4は、子機1と親機10との間で通話路が形成されている場合に、子機1を使用している患者の声を含む子機1の周囲の音声を入力するためのものである。ここで、子機用マイク4の構造や子機用マイク4による音声の入力方法は、周知の技術を用いる。また、子機用マイク4は、子機1の周囲の音声を入力すると、入力した音声を子機音声信号に変換して制御部2へ出力する。
I/F部5は、子機1に親機10を接続しており、制御部2にて生成した呼出信号、制御部2が子機用マイク4から入力した子機音声信号を親機10へ出力する。また、I/F部5は、親機10から出力された音声信号および応答メッセージ情報を入力する。また、I/F部5は、親機10から入力した音声信号を制御部2へ出力し、親機10から入力した応答メッセージ情報をスピーカ20へ出力する。
I/F部5が親機10へ呼出信号を出力すると、制御部2は、親機10にて応答が行われて、子機1と親機10との間で通話路が形成されたか否かを判定する。子機1と親機10との間で通話路が形成されていないと制御部2にて判断した場合に、制御部2はこの判定処理を繰り返す。一方、子機1と親機10との間で通話路が形成されたと制御部2にて判断した場合に、制御部2は子機用マイク4を動作させる。子機用マイク4は、入力した周囲の音声を子機音声信号に変換して制御部2へ出力する。また、I/F部5は、制御部2が子機用マイク4から入力した子機音声信号を親機10へ出力する。また、制御部2は、I/F部5が入力した音声信号をスピーカ20へ出力する。それに併せて、制御部2は、I/F部5が親機10から出力された応答メッセージ情報を入力したか否か、子機1と親機10との間で形成されていた通話路が切断されたか否かを判定する。
I/F部5が応答メッセージ情報を入力せず、かつ、子機1と親機10との間で形成されていた通話路が切断されていないと制御部2にて判断した場合に、制御部2はこの判定処理を繰り返す。また、I/F部5が親機10から出力された応答メッセージ情報を入力したと制御部2にて判断した場合に、I/F部5は、入力した応答メッセージ情報をスピーカ20に出力する。また、子機1と親機10との間で形成されていた通話路が切断されたと制御部2にて判断した場合に、制御部2は子機用マイク4の動作を停止させ、呼出信号を再び生成することができるようにする。
親機用制御部11は、CPUなどにより構成されており、親機10の各構成要素を後述するように制御する。ハンドセット12は、医療従事者が子機1を使用している患者と会話を行う場合に使用されるものである。また、ハンドセット12は伝送線により親機用制御部11に接続されている。また、ハンドセット12は、マイク16、ハンドセット用スピーカ17を備えて構成されている。
マイク16は、親機10と子機1との間で通話路が形成されている場合に、ハンドセット12を使用している医療従事者の声を含むハンドセット12の周囲の音声を入力するためのものである。ここで、マイク16の構造やマイク16による音声の入力方法は、周知の技術を用いる。また、マイク16は、ハンドセット12の周囲の音声を入力すると、入力した音声を音声信号に変換して親機用制御部11へ出力する。
ハンドセット用スピーカ17は、親機10と子機1との間で通話路が形成されている場合に、子機1から入力した子機音声信号を出力するためのものである。ここで、ハンドセット用スピーカ17の構造やハンドセット用スピーカ17による音声の出力方法は、周知の技術を用いる。また、ハンドセット用スピーカ17は子機音声信号を入力すると、入力した子機音声信号を音声に変換して出力する。
親機用I/F部13は、親機10に子機1を接続している。また、親機用I/F部13は、子機1から出力された呼出信号および子機音声信号を入力し、子機1から入力した子機音声信号を親機用制御部11へ出力する。また、親機用I/F部13は、親機用制御部11がハンドセット12のマイク16から入力した音声信号、親機用制御部11が記憶部から読み出した応答メッセージ情報を子機1へ出力する。
報知部14は、報知用スピーカや表示ディスプレイ、表示灯などにより構成されており、報知用スピーカから呼び出し音や音声を出力したり、表示ディスプレイに呼び出し表示を行ったり、表示灯を点灯または点滅したりして報知を行う。
親機用制御部11は、親機用I/F部13が子機1から出力された呼出信号を入力したか否かを判定する。親機用I/F部13が呼出信号を入力していないと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11はこの判定処理を繰り返す。一方、親機用I/F部13が呼出信号を入力したと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11は報知部14を動作させて、報知部14は報知を行う。
応答検出部15は、フックスイッチなどにより構成されており、報知に対する応答が行われたこと(オフフック)を検出するとともに、応答の動作の終了(オンフック)を検出する。
報知部14による報知が行われている状態で、親機用制御部11は、オフフックを応答検出部15にて検出したか否かを判定する。応答検出部15がオフフックを検出していないと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11はこの判定処理を繰り返す。一方、応答検出部15がオフフックを検出したと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11は報知部14の動作を停止させる。それに併せて、親機用制御部11は、呼出信号を出力した子機1との間で通話路を形成するとともにマイク16を動作させる。親機用制御部11は、マイク16から入力した音声信号の音量が所定の音量以上であるか否かを判定するとともに、応答検出部15がオンフックを検出したか否かを判定する。ここで、所定の音量とは、医療従事者が患者と会話を行った場合に発生するであろう音量のしきい値である。
マイク16から入力した音声信号の音量が所定の音量以上ではないと親機用制御部11にて判断し、かつ、応答検出部15がオンフックを検出していないと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11はこの判定処理を繰り返す。一方、マイク16から入力した音声信号の音量が所定の音量以上であったと親機用制御部11にて判断し、かつ、応答検出部15がオンフックを検出していないと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11は、マイク16から入力した音声信号を親機用I/F部13へ出力し、親機用I/F部13は、親機用制御部11から入力した音声信号を子機1へ出力する。この状態で、応答検出部15がオンフックを検出したと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11は、親機10と子機1との間で形成されていた通話路を切断するとともにマイク16の動作を停止させる。
また、マイク16から入力した音声信号の音量が所定の音量以上ではなかったと親機用制御部11にて判断した状態のまま、応答検出部15がオンフックを検出したと親機用制御部11にて判断した場合に、親機用制御部11は、記憶部から応答メッセージ情報を読み出して親機用I/F部13へ出力する。親機用I/F部13は、親機用制御部11から入力した応答メッセージ情報を子機1へ出力する。それに併せて、親機用制御部11は、親機10と子機1との間で形成されていた通話路を切断して、マイク16の動作を停止させる。
図2は、本実施形態による呼び出しシステムの親機10により実行される音声信号および応答メッセージ情報の出力のタイミングを示す図である。親機10は、同図(a)に示すように、医療従事者が会話を行った場合の動作を示す第一の動作、または、同図(b)に示すように、医療従事者が応答の操作のみを行った場合の動作を実行する。なお、同図における横軸は時間の経過を示す。同図(a)に示すように、報知部14による報知が行われている状態で、応答検出部15がオフフックを検出すると、親機用制御部11は、呼出信号を出力した子機1との間で通話路を形成する。通話路が形成されている状態で、マイク16は、親機10の周囲の音声を入力するとともに、入力した音声を音声信号に変換する。そして、この音声信号は親機用I/F部13により子機へ出力される。この状態で、親機用制御部11は、マイク16が入力した音声の音量が所定の音量以上であるか否かを判定する。ここで、医療従事者が声を発して、マイク16が入力した音声の音量が所定の音量以上であると親機用制御部11にて判断し、応答検出部15がオンフックを検出すると、親機用制御部11は、応答メッセージ情報を記憶部から読み出すことなく、親機10と子機1との間の通話路を切断する。
一方、図2(b)に示すように、報知部14による報知が行われている状態で、応答検出部15がオフフックを検出すると、親機用制御部11は、呼出信号を出力した子機1との間で通話路を形成する。通話路が形成されている状態で、マイク16は、親機10の周囲の音声を入力するとともに、入力した音声を音声信号に変換する。そして、この音声信号は親機用I/F部13により子機1へ出力される。この状態で、親機用制御部11は、マイク16が入力した音声の音量が所定の音量以上であるか否かを判定する。ここで、医療従事者が声を発することなく、マイク16が入力した音声の音量が所定の音量以上ではない親機用制御部11にて判断した状態のまま、応答検出部15がオンフックを検出すると、親機用制御部11は、応答メッセージ情報を記憶部から読み出して親機用I/F部13へ出力する。そして、親機用I/F部13は、親機用制御部11から入力した応答メッセージ情報を子機1へ出力する。その後、親機用制御部11は、親機10と子機1との間の通話路を切断する。
以上、詳しく説明したように、本実施形態の呼び出しシステムでは、応答検出部15がオフフックを検出してからオンフックを検出するまでの間に、マイク16から入力した音声信号が所定の音量以上の音量ではなかった場合に、親機10は、応答メッセージ情報を子機1へ出力する。一方、応答検出部15がオフフックを検出してからオンフックを検出するまでの間に、マイク16から入力した音声信号が所定の音量以上の音量であった場合に、親機10は、マイク16から入力した音声信号をそのまま子機1へ出力する。
これにより、医療従事者が応答の操作のみを行った場合には、応答メッセージが出力されるので、医療従事者が応答メッセージを出力する操作を行わなくても良くなる。また、医療従事者が会話を行った場合には、その会話の内容のみが出力されるので、不要な応答メッセージが出力されなくなる。従って、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答した場合に、医療従事者の手を煩わせることなく、応答が行われたことを患者に適切に知らせることができる。
なお、前述した実施形態では、呼出操作部3は、ボタンなどにより構成されているが、これに限定されない。例えば、呼出操作部3は、接触センサなどの検出センサにより構成されるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、スピーカ20は、親機10から出力された応答メッセージ情報を入力すると、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答したことを音声にて患者に提示しているが、これに限定されない。例えば、スピーカ20の代わりに、バイブレータを用いて振動させたり、表示ディスプレイを用いて表示を行ったり、表示灯を用いて点灯または点滅させたりして、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答したことを患者に知らせるようにしても良い。ここで、バイブレータを用いた場合や表示灯を用いた場合には、その振動や点灯、点滅が応答メッセージであることを患者に周知させておく必要がある。
また、前述した実施形態では、応答検出部15は、フックスイッチにより構成されているが、これに限定されない。例えば、応答検出部15は、通話を開始する際に操作され、報知に対する応答を行うための通話開始ボタン、および、通話を終了する際に操作され、応答の動作を終了するための終話ボタンにより構成されるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、親機10は、子機1との間に形成されていた通話路を切断する前に応答メッセージ情報を子機1へ出力しているが、これに限定されない。例えば、親機10が子機1との間に形成されていた通話路を切断した後に応答メッセージ情報を子機1へ出力するようにしても良い。この場合、親機用制御部11は、子機1との間で通話路を形成したときに、親機用I/F部13が入力していた呼出信号に含まれている子機識別情報を自装置に設けた記憶部(図示せず)に記憶させておく。親機用制御部11は、応答メッセージ情報を生成するときに記憶部を参照して、記憶部に記憶されている子機識別情報を取得する。そして、親機用I/F部13は、親機用制御部11が取得した子機識別情報により特定される子機1へ親機用制御部11にて生成した応答メッセージ情報を出力するようにする。
また、前述した実施形態では、スピーカ20は、子機1の近傍に設置されているが、これに限定されない。例えば、スピーカ20が子機1に内蔵されるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、親機10は、医療従事者の居る部屋に設置されているが、これに限定されない。例えば、親機10がPHSなどの携帯通信端末により構成され、医療従事者が親機10を携行するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、親機10は、医療従事者の居る部屋に設置されているが、これに限定されない。例えば、医療従事者の居る部屋に設置されている親機10とは別に、本実施形態のハンドセット12、報知部14、応答検出部15の機能を有する携帯通信端末を用いるようにしても良い。
その他、呼び出しシステムの構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1 子機
2 制御部
3 呼出操作部
4 子機用マイク
5 インターフェース(I/F)部
10 親機
11 親機用制御部
12 ハンドセット
13 親機用インターフェース(I/F)部
14 報知部
15 応答検出部
16 マイク
17 ハンドセット用スピーカ
20 スピーカ

Claims (1)

  1. 医療従事者を呼び出すための患者の動作を検出する呼出検出部と、前記呼出検出部が前記患者の動作を検出した場合に呼出信号を生成する制御部と、前記制御部にて生成された前記呼出信号を出力するインターフェース部とを有する子機と、
    前記子機が出力した呼出信号を入力する親機用インターフェース部と、前記患者が医療従事者を呼び出したことを報知する報知部と、前記報知に対する応答が行われたことを検出するとともに、前記応答の動作の終了を検出する応答検出部と、前記子機との間で通話路が形成された場合に、周囲の音声を入力して音声信号として出力するマイクと、前記インターフェース部が呼出信号を入力した場合に前記報知部を動作させ、前記報知部が動作した後に前記報知に対する応答が行われたことを前記応答検出部にて検出した場合に、前記子機との間で通話路を形成して、前記医療従事者が前記患者と会話を行った場合に発生するであろう音量のしきい値を示す所定の音量以上の音量を前記マイクが入力せずに、前記応答検出部が前記応答の動作の終了を検出したときに、前記医療従事者が前記患者からの呼び出しに対して応答したことを示す応答メッセージ情報を前記親機用インターフェース部により出力させる親機用制御部を有する親機と、
    前記子機の近傍に設置され、前記親機から出力された応答メッセージ情報を入力することで応答メッセージを前記患者に提示する提示装置と、
    を備えることを特徴とする呼び出しシステム。
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