JP2014144165A - ナースコールシステム - Google Patents

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康孝 坂詰
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Abstract

【課題】再報知に応答した医療従事者が最初の報知に応答した医療従事者と同一でなくても、その医療従事者が最初の呼び出しが行われた理由を把握できるようにする。
【解決手段】呼出操作部3が操作されると報知部13が報知を行い、これに対して応答が行われると、報知部13の動作を停止させ、通話情報を記憶部18に記憶させる。また、応答が行われてから所定時間が経過しても復旧操作部8が操作されなかった場合に、報知部13を再び動作させ、この再報知に対して応答が行われると、記憶されている通話情報を再生するようにしているので、その音声を聞くことで、患者が医療従事者を呼び出した理由を推測することができ、再び行われた報知に対して応答した医療従事者が最初の報知に対して応答した医療従事者と同一人物ではなくても、その医療従事者が最初の呼び出しが行われた理由を把握することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムに関する。
従来、ナースコールシステムは、患者や被介護者(以下、まとめて患者と記載する)の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機と看護師や介護者(以下、まとめて医療従事者と記載する)の常駐するスタッフルームなどに設置されたナースコール親機とを有線や無線などにより接続している。このように構成されたナースコールシステムでは、患者がナースコール子機に設けられた呼出操作部を操作することによって、ナースコール親機に設けられた報知部が動作し、患者が医療従事者を呼び出すことができる。医療従事者は、ナースコール親機に設けられたハンドセットをオフフックして応答を行うとともに、患者と通話を行うことができる。
また、このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機とナースコール親機との間に、廊下灯を設置することが一般的である。廊下灯は、病室などの部屋の出入口近傍の廊下側の壁面に取り付けられている。また、廊下灯は、取り付けられている病室の番号やその病室に入院している患者の氏名などの患者情報を表示している。また、廊下灯は、ナースコール親機と連動しており、患者がナースコール子機の呼出操作部を操作して呼び出しを行うと、ナースコール子機は、ナースコール親機および廊下灯に呼び出しを通知する。このとき、廊下灯は廊下灯に設けたLEDなどを点灯/点滅させることにより廊下灯が設置されている病室で呼び出しが行われていることを知らせる。これにより、廊下に居る医療従事者などは、呼び出しを行った患者が居る病室を特定することができる。
また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行する携帯端末(例えば、PHS(Personal
Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。そして、ナースコール子機により呼び出しが行われた場合に、携帯端末は鳴動したり振動したりして報知を行う。医療従事者は、携帯端末を操作して応答を行うとともに、患者と通話を行うことができる。
ところで、ナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機のハンドセットや携帯端末にて応答を行うと、ナースコール親機や携帯端末による報知が停止し、廊下灯のランプが消灯して、呼び出しに対する対応が完了した状態(いわゆる復旧状態)となるナースコールシステムが存在している。しかしながら、このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機からの呼び出しに対して、医療従事者がナースコール親機のハンドセットや携帯端末で応答するだけで報知が停止するため、医療従事者が患者の居る病室に赴いて看護を行う必要があるにも関わらず、医療従事者が患者の居る病室へ行くことを忘れるケースが生じてしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、ナースコール子機などに復旧操作部を設け、復旧操作部の操作によってシステムを復旧状態にするナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献1に記載)。特許文献1に記載のナースコールシステムでは、呼出操作部が操作された場合に、復旧操作部が操作されるまで、呼出操作部が操作を受け付けない状態となっている。
しかしながら、復旧操作部が操作されるまで呼出操作部が操作を受け付けない状態となってしまうと、医療従事者が復旧操作部を操作し忘れた場合に、患者が呼出操作部を操作できなくなってしまうという問題があった。そのため、ナースコール子機の呼出操作部が操作され、ナースコール親機で報知が行われ、この報知に対してナースコール親機にて応答が行われた場合に、呼出操作部の操作を受け付けるようにするとともに、廊下灯のLEDを点灯させたままとし、復旧操作部が操作されると廊下灯のLEDを消灯させるナースコールシステムも存在している。
いずれにしても、上述したナースコールシステムでは、復旧操作部が確実に操作される必要がある。そのため、復旧操作部が所定の時間以上経過しても操作されなかった場合に、復旧操作部が操作されていないことを報知する点が特許文献1に記載されている。
特開2009−77387号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の通り、復旧操作部が操作されていないことが報知された場合に、その報知に対して復旧操作部を操作した医療従事者が、その復旧操作部を操作するに至った最初の呼出操作部の操作による呼び出しに応答した医療従事者と異なるときには、復旧操作部を操作した医療従事者は、呼出操作部が操作された理由(どのような理由で患者が医療従事者を呼び出したのか)を知ることができないという問題があった。
本発明は、上述したような問題を解決するために成されたものであり、ナースコール子機からの呼び出しに対して、そのナースコール子機の近傍に設置された復旧操作部が所定時間の経過後も操作されなかった場合に、ナースコール親機にて再び報知を行うナースコールシステムで、再び行われた報知に対して応答した医療従事者が最初の報知に対して応答した医療従事者と同一人物ではなくても、その医療従事者が最初の呼び出しが行われた理由を把握できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機により呼び出しが行われるとナースコール親機にて報知が行われ、この報知に対して応答が行われると、ナースコール親機の報知を停止し、ナースコール子機とナースコール親機との間で通話路を形成して、通話内容を示す音声を記憶させておく。そして、所定時間が経過してもナースコール子機の近傍に設置された復旧操作部が操作されなかった場合に、ナースコール親機にて再び報知を行うとともに、この報知に応答した場合に、記憶されている音声を再生するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール子機による呼び出しに対して、応答のみが行われ、復旧操作部の操作が行われなかった場合に、再び報知が行われるとともに、この報知に対して応答が行われたときに、ナースコール子機による呼び出しに対して応答が行われた際の患者と医療従事者との通話内容を示す音声が再生されるので、その音声を聞くことで、患者が医療従事者を呼び出した理由を推測することができ、再び行われた報知に対して応答した医療従事者が最初の報知に対して応答した医療従事者と同一人物ではなくても、その医療従事者が最初の呼び出しが行われた理由を把握することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの変形例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、患者の居る病室のベッド近傍に設置され、患者が呼び出しの操作を行うためのナースコール子機1と、ナースコール子機1の近傍に設置され、ナースコール子機1を呼び出しが行われる前の状態に戻すために操作される復旧操作部8と、医療従事者が常駐するスタッフルーム(例えば、ナースステーションなど)に設置され、呼び出しを報知するためのナースコール親機10とを備える。
ここで、ナースコール子機1は、子機制御部2、呼出操作部3、呼出信号生成部4、マイク5、スピーカー6、子機インターフェース7を備えて構成されている。また、ナースコール親機10は、親機制御部11、インターフェース12、報知部13、タイマー14、応答操作部15、親機用マイク16、親機用スピーカー17、記憶部18を備えて構成されている。また、ナースコール子機1とナースコール親機10との間には図示しない廊下灯が設置されている。また、ナースコール子機1とナースコール親機10との間では通話が可能である。
ここで、廊下灯は、病室の出入口近傍の廊下側の壁面に取り付けられている。また、廊下灯は、取り付けられている病室の番号やその病室に入院している患者の氏名などの患者情報を表示している。また、廊下灯は、ナースコール子機1およびナースコール親機10と連動しており、患者がナースコール子機1の呼出操作部3を操作して呼び出しを行うと、ナースコール子機1は、廊下灯に呼び出しを通知する。このとき、廊下灯は内蔵したLEDなどを点灯/点滅させることにより廊下灯が設置されている病室で呼び出しが行われていることを知らせる。これにより、廊下に居る医療従事者などは、呼び出しを行った患者や医療従事者が居る病室を特定することができる。
まず、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、ボタンなどにより構成されている。ここで、呼出操作部3は、患者の手元で使用することができるように、可搬性の筐体に設けられている。また、筐体にはコードが取り付けられており、このコードの先端にはプラグが設けられている。このプラグは、ベッドの近傍の壁面に設置されているウォールユニットに設けたコンセントに接続される。そのため、ナースコール子機1の筐体は、ベッド近傍で移動可能である。
呼出信号生成部4は、呼出操作部3が操作された場合に呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。子機識別情報としては、例えばベッド番号などが用いられる。
マイク5は、ナースコール子機1の筐体やウォールユニットに取り付けられており、ナースコール子機1とナースコール親機10との間で通話路が形成されている場合に動作し、周囲の音声を集音して患者側音声信号に変換する。この患者側音声信号に変換される音声は、主に患者の声などである。スピーカー6は、ナースコール子機1の筐体やウォールユニットなどに取り付けられており、ナースコール子機1とナースコール親機10との間で通話路が形成されている場合に動作し、ナースコール親機10から入力した医療従事者側音声信号を音声に変換して周囲に出力する。この医療従事者側音声信号の音声は、ナースコール親機10の近傍の医療従事者の声などである。
子機インターフェース7は、ナースコール親機10のインターフェース12に接続されており、ナースコール子機1とナースコール親機10とを電気的に接続する。また、子機インターフェース7には復旧操作部8が接続されている。
このように構成されたナースコール子機1では、呼出操作部3が操作されると、呼出信号生成部4が呼出信号を生成する。子機制御部2は、生成された呼出信号を子機インターフェース7により出力する。一方、子機制御部2は、呼出操作部3の操作を受け付けない状態にする。
呼出信号を入力した復旧操作部8は、操作可能な状態となり、この状態で操作されると、復旧信号を生成してナースコール子機1に出力する。ここで、復旧信号には、復旧操作部8が接続されているナースコール子機1の呼出信号生成部4により生成される呼出信号に含まれる子機識別情報と同一の子機識別情報が含まれる。子機インターフェース7が復旧信号を入力すると、子機制御部2は呼出操作部2を操作可能な状態へと戻す。また、子機インターフェース7は、入力した復旧信号をナースコール親機10へと出力する。
次に、ナースコール親機10の構成要素について説明する。親機制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。インターフェース12は、ナースコール子機1の子機インターフェース7に接続されており、ナースコール親機10とナースコール子機1とを電気的に接続する。ここで、ナースコール親機10とナースコール子機1との間の通信は、有線や無線によって行われる。また、インターフェース12は、ナースコール子機1から呼出信号および復旧信号を入力する。
報知部13は、スピーカーなどの音声出力装置やディスプレイなどの表示装置、LEDなどの点灯装置の少なくとも一つの装置により構成されている。また、報知部13は、患者が医療従事者を呼び出していることを報知する。ここで、インターフェース12がナースコール子機1から呼出信号を入力した場合に、親機制御部11は、報知部13を動作させる(特許請求の範囲の第一の制御に該当する)。このとき、親機制御部11は、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報に基づいて、呼び出しが行われたナースコール子機1を特定することができるように、スピーカーから報知音を出力させたり、ディスプレイに呼び出しが行われていること、および、呼び出しを行った患者の氏名などを表示させたり、LEDを点滅させたりする。
タイマー14は時間を計測するためのものである。応答操作部15は、ハンドセットや置き台、フックスイッチなどにより構成されており、応答操作部15を構成するハンドセットを置き台から取り上げることでフックスイッチが動作してオフフックとなり、ハンドセットを置き台に戻すことでフックスイッチが動作してオンフックとなる。ここで、応答操作部15が操作されてオンフックとなった場合に、親機制御部11は、タイマー14を動作させ、タイマー14は時間の計測を開始する(特許請求の範囲の第二の制御に該当する)。また、親機制御部11は、報知部13を動作させる起因となった呼出信号に含まれる子機識別情報と同一の子機識別情報を持つ復旧信号をインターフェース12が入力した場合に、タイマー14の動作を停止させる。
報知部13が動作している状態で、医療従事者は、患者からの呼び出しに対して応答するために応答操作部15を操作する(すなわち、ハンドセットをオフフックする)。親機制御部11は、報知部13の動作を停止させるとともにタイマー14を動作させる。また、親機制御部11は、ナースコール親機10とナースコール子機1との間で通話路を形成する。
親機用マイク16は、ナースコール親機10のハンドセットや筐体などに取り付けられており、ナースコール親機10とナースコール子機1との間で通話路が形成されている場合に動作し、周囲の音声を集音して医療従事者側音声信号に変換する。親機用スピーカー17は、ナースコール親機10のハンドセットや筐体などに取り付けられており、ナースコール親機10とナースコール子機1との間で通話路が形成されている場合に動作し、ナースコール子機1から入力した患者側音声信号を音声に変換して周囲に出力する。
記憶部18は、上述した患者側音声信号および医療従事者側音声信号を記憶する。ここで、親機制御部11がナースコール親機10とナースコール子機1との間で通話路を形成すると、親機制御部11は、インターフェース12が入力する患者側音声信号および親機用マイク16によって変換される医療従事者側音声信号を通話情報として記憶部18に記憶させる(特許請求の範囲の第三の制御に該当する)。この通話情報には、インターフェース12が入力した呼出信号に含まれる子機識別情報と同じ子機識別情報が含まれる。
このように通話情報が記憶された状態で、応答操作部15が再び操作される(すなわち、ハンドセットがオンフックされる)と、親機制御部11は、通話情報の記憶を終了させる。この状態では、復旧操作部8が操作されていないため、ナースコール子機1の呼出操作部3は依然として操作不能である。
この状態で、タイマー14が計測した時間が所定時間以上となった場合に(換言すると、タイマー14が計測した時間が所定時間となるまでに、インターフェース12が復旧信号を入力しなかった場合に)、親機制御部11は、報知部13を再度動作させる(以下、再報知と記載する)。ここで、最初に呼び出しを報知した場合と、再度呼び出しを報知した場合とで、報知部13の動作パターンを異ならせるようにしても良いことはもちろんである。また、所定時間は、応答に対して復旧操作部8が操作されずに患者が放置されていても許容される時間(換言すると、患者からの呼び出しに対して応答したものの、医療従事者が患者の居る病室に行っていない状態が継続している時間)であり、例えば5分などに設定される。
上述した再報知に対して、応答操作部15が操作される(すなわち、ハンドセットが不オフフックされる)と、親機制御部11は、記憶部18を参照し、この再報知に起因する呼出信号に含まれていた子機識別情報と一致する子機識別情報を持つ通話情報を読み出す。そして、親機制御部11は、読みだした通話情報を親機用スピーカー17にて再生する(特許請求の範囲の第四の制御に該当する)。この再生された通話情報を聞いた医療従者が患者の居る病室に行って、復旧操作部8を操作すると、インターフェース12が復旧信号を入力し、親機制御部11は、記憶部18に記憶されている通話情報を消去する。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作されると、ナースコール親機10の報知部13が報知を行い、この報知に対して応答操作部15が操作されると、親機制御部11は、報知部13の動作を停止させ、ナースコール親機10とナースコール子機1との間で通話路を形成して、通話内容を示す通話情報を記憶部18に記憶させる。また、応答操作部15が操作されてから動作していたタイマー14によって計測されている時間が所定時間以上になってもナースコール子機1の近傍に設置された復旧操作部8が操作されなかった場合に、親機制御部11は報知部13を再び動作させる。そして、この再報知に対して応答操作部15が操作されると、親機制御部11は、記憶部13から通話情報を読み出して再生するようにしている。
これにより、ナースコール子機1による呼び出しに対して、応答のみが行われ、復旧操作部8の操作が行われなかった場合に、再報知が行われるとともに、この再報知に対して応答が行われたときに、ナースコール子機1による呼び出しに対して応答が行われた際の患者と医療従事者との通話内容を示す通話情報が再生されるので、その音声を聞くことで、患者が医療従事者を呼び出した理由を推測することができ、再び行われた報知に対して応答した医療従事者が最初の報知に対して応答した医療従事者と同一人物ではなくても、その医療従事者が最初の呼び出しが行われた理由を把握することができる。
なお、上述した実施形態では、報知部13による報知または再報知に対する応答は、ナースコール親機10によって行なっているが、これに限定されない。例えば、ナースコールシステムにPBXを追加し、医療従事者が携行する携帯端末で応答を行うようにしても良い。この場合、通話や通話情報の再生も携帯端末で行うことが可能である。
また、前述した実施形態では、復旧操作部8はナースコール子機1に接続されているが、これに限定されない。ナースコール子機1およびナースコール親機10の両方に復旧操作部8を接続するようにしても良い。これにより、ナースコール子機1がナースコール親機10へ復旧信号を出力する必要がなくなる。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作された場合に、復旧操作部8が操作されるまで呼出操作部3が操作不能としているが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作された場合に、廊下灯表示部を点滅させ、ナースコール親機10にて応答の操作が行われると廊下灯表示部を点灯状態とし、復旧操作部8が操作されると廊下灯表示部を消灯するようにしても良い。
具体的には、図2に示すように、ナースコール子機1とナースコール親機10との間に廊下灯20を設置し、復旧操作部8を廊下灯20に接続する。ここで、廊下灯20は、廊下灯制御部21、廊下灯インターフェース22、廊下灯表示部23を備えて構成されている。
廊下灯制御部21は、廊下灯20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。廊下灯インターフェース22は、ナースコール子機1の子機インターフェース7に接続されるとともに、ナースコール親機10のインターフェース12に接続されており、廊下灯20とナースコール子機1およびナースコール親機10とを電気的に接続する。ここで、廊下灯インターフェース22は、ナースコール子機1から呼出信号および復旧信号を入力し、ナースコール親機10から応答信号を入力する。
廊下灯表示部23は、ディスプレイなどの表示装置やLEDなどの点灯装置などにより構成されている。また、廊下灯表示部23は、患者が医療従事者を呼び出していること、患者からの呼び出しに対して応答が行われ、復旧操作部8が操作されていない状態であることを表示する。ここで、廊下灯制御部21が廊下灯表示部23を制御する際に、呼び出していることを点滅表示にて行い、復旧操作部8が操作されていない状態であることを点灯表示にて行うことで、廊下灯表示部23を見る医療従事者は、両者の区別が可能となる。
ここで、ナースコール親機10の親機制御部11は、応答操作部15が操作されると応答信号を生成し、インターフェース12により廊下灯20へ出力する。
このように構成されたナースコールシステムでは、廊下灯インターフェース22がナースコール子機1から呼出信号を入力すると、廊下灯制御部21は、廊下灯表示部23を点滅表示させる。この状態で、廊下灯インターフェース22がナースコール親機10から応答信号を入力すると、廊下灯制御部21は、廊下灯表示部23を点灯表示させる。そして、廊下灯インターフェース22が復旧操作部8から復旧信号を入力すると、廊下灯制御部21は、廊下灯表示部23の点灯表示を消灯させる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 呼出信号生成部
5 マイク
6 スピーカー
7 子機インターフェース
8 復旧操作部
10 ナースコール親機
11 親機制御部
12 インターフェース
13 報知部
14 タイマー
15 応答操作部
16 親機用マイク
17 親機用スピーカー
18 記憶部

Claims (2)

  1. 患者が医療従事者を呼び出すための呼出操作部と、前記呼出操作部の操作により呼出信号を生成する呼出信号生成部と、前記患者の周囲の音声を集音して患者側音声信号に変換するマイクと、前記医療従事者の周囲の音声を示す医療従事者側音声信号を音声に変換して出力するスピーカーと、前記呼出信号生成部にて生成された呼出信号および前記患者側音声信号を出力するとともに復旧信号および前記医療従事者側音声信号を入力する子機インターフェースと、前記呼出操作部を操作することにより前記呼出操作部への操作を受け付けない状態にするとともに前記子機インターフェースが前記復旧信号を入力することにより前記呼出操作部への操作を受け付けない状態から操作を受け付ける状態へと復旧させる子機制御部とを有するナースコール子機と、
    前記ナースコール子機の近傍に設置され、操作されることにより前記復旧信号を生成して出力する復旧操作部と、
    前記ナースコール子機および前記復旧操作部に接続されており、前記患者が前記医療従事者を呼び出していることを報知する報知部と、前記報知部による報知に応答するために操作される応答操作部と、時間を計測するタイマーと、前記医療従事者の周囲の音声を集音して前記医療従事者側音声信号に変換する親機用マイクと、前記患者側音声信号を音声に変換して出力する親機用スピーカーと、前記患者側音声信号および前記医療従事者側音声信号を記憶する記憶部と、前記呼出信号を入力した場合に前記報知部を動作させる第一の制御を行い、前記報知部の動作に対して前記応答操作部が操作された場合に前記タイマーを動作させる第二の制御、および、前記呼出信号を出力した前記ナースコール子機との間で通話路を形成して、前記ナースコール子機から入力した前記患者側音声信号および前記親機用マイクに入力した前記医療従事者側音声信号を通話情報として前記記憶部に記憶させる第三の制御を行って、前記タイマーが計測した時間が所定時間となるまでに前記復旧信号を入力しなかった場合に、前記報知部を再度動作させるとともに、この報知部の再度の動作に対して前記応答操作部が操作された場合に、前記記憶部に記憶された前記通話情報を再生する第四の制御を行う親機制御部とを有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 患者が医療従事者を呼び出すための呼出操作部と、前記呼出操作部の操作により呼出信号を生成する呼出信号生成部と、前記患者の周囲の音声を集音して患者側音声信号に変換するマイクと、前記医療従事者の周囲の音声を示す医療従事者側音声信号を音声に変換して出力するスピーカーと、前記呼出信号生成部にて生成された呼出信号および前記患者側音声信号を出力するとともに前記医療従事者側音声信号を入力する子機インターフェースとを有するナースコール子機と、
    前記ナースコール子機の近傍に設置され、操作されることにより前記復旧信号を生成して出力する復旧操作部と、
    前記ナースコール子機および前記復旧操作部に接続されており、前記呼出信号を入力することで報知を行うとともに、前記復旧信号を入力することで前記報知を停止する廊下灯と、
    前記廊下灯を介して前記ナースコール子機および前記復旧操作部に接続されており、前記患者が前記医療従事者を呼び出していることを報知する報知部と、前記報知部による報知に応答するために操作される応答操作部と、時間を計測するタイマーと、前記医療従事者の周囲の音声を集音して前記医療従事者側音声信号に変換する親機用マイクと、前記患者側音声信号を音声に変換して出力する親機用スピーカーと、前記患者側音声信号および前記医療従事者側音声信号を記憶する記憶部と、前記呼出信号を入力した場合に前記報知部を動作させる第一の制御を行い、前記報知部の動作に対して前記応答操作部が操作された場合に前記タイマーを動作させる第二の制御、および、前記呼出信号を出力した前記ナースコール子機との間で通話路を形成して、前記ナースコール子機から入力した前記患者側音声信号および前記親機用マイクに入力した前記医療従事者側音声信号を通話情報として前記記憶部に記憶させる第三の制御を行って、前記タイマーが計測した時間が所定時間となるまでに前記復旧信号を入力しなかった場合に、前記報知部を再度動作させるとともに、この報知部の再度の動作に対して前記応答操作部が操作された場合に、前記記憶部に記憶された前記通話情報を再生する第四の制御を行う親機制御部とを有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。

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