JP5751977B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者の状況を検出して医療従事者や介護者を呼び出すナースコールシステムに関する。
従来、病院や介護施設(以下、施設とする)では、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、施設の部屋(例えば、病室など)内の患者や被介護者(以下、単に患者とする)の近辺(例えば、ベッド近傍など)やトイレなどに設置されたナースコール子機および医療従事者や介護者(以下、単に医療従事者とする)の居る部屋(例えば、ナースステーションなど)に設置されたナースコール親機を有線などにより接続して構成されている。また、ナースコール親機によっては、医療従事者が携行している携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)を無線によって接続するものも存在する。そして、患者によりナースコール子機が操作されると、ナースコール親機や携帯通信端末(以下、単にナースコール親機とする)は、自装置に設けられた報知部を動作させて、報知用スピーカーから呼び出し音を出力させたり、表示装置などに呼び出し表示を行わせたりして、呼び出しを報知している。医療従事者は、呼び出し音を聞いたり、呼び出し表示を見たりして、患者からの呼び出しを把握する。
通常、ナースコール子機は、患者が医療従事者を呼び出すための呼出操作部を備えており、呼出操作部が操作されたことを検出している。また、患者の状態によっては、ナースコール子機だけではなく、患者がベッドから転倒または転落したことを検出する機器や患者に異常が生じたことを検出するための機器などが必要となるケースがある。そのため、ナースコール子機やこれらの機器(以下、ナースコール子機およびこれらの機器をまとめて呼出検出装置と記載する)を同時に使用するには、各病床の近傍の壁面に、ナースコール子機を接続する接続部だけではなく、呼出検出装置を接続するための接続部を設ける必要がある。また、呼出検出装置を接続部に接続した場合には、呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法(例えば、報知パターンや報知の優先度など)を呼出検出装置の種類に応じて異ならせることもある。
ここで、患者が呼出操作部を操作すること、患者がベッドから転倒または転落したことを検出すること、患者に異常が生じたことを検出することを総称して患者の状況を検出すると呼ぶ。また、報知パターンとは、どの呼出検出装置によって患者の状況が検出されたのかを区別するために、報知用スピーカーから出力される音声の有無や音声のパターン、報知用表示装置の表示パターン、認知用ランプの点灯パターンである。また、報知の優先度とは、複数の呼出検出装置からの呼び出しが重複した場合に、特定の呼出検出装置からの呼び出しを他の呼出検出装置からの呼び出しよりも先に報知するためのものである。
ところで、車載用オーディオ機器の複数の接続端子に携帯用オーディオ機器を接続し、接続した携帯用オーディオ機器のメーカー名や機種名を選択スイッチにて選択して、選択したメーカー名や機種名により車載用オーディオ機器の動作を制御する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
このような、特許文献1に記載の技術を前述の従来技術に適用すると、ナースコールシステムを管理している医療従事者などが複数の呼出検出装置を接続部に接続し、接続が行われた接続部を選択して、選択した接続部に接続された呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法を選択することで、接続が行われた接続部とその接続部に接続された呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法とを関連付けて登録することができる。
しかしながら、この従来技術では、接続が行われた接続部とその接続部に接続された呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法との関連付けを行うための操作を医療従事者などが接続部毎に行われなければならず、接続部に接続される呼出検出装置の数が多くなると指定する報知方法の種類が少なくても、登録の手間がかかってしまうという問題があった。
特開2002−27358号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコールシステムで使用される複数の呼出検出装置を接続部に接続する際に、接続した呼出検出装置とその呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法との関連付けを医療従事者などができるだけ手間をかけずに行うことができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、ナースコールシステムでは、患者の状況を検出する呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法が指定されている状態で、何れかの接続部に呼出検出装置が接続されたことを検出した場合に、その接続部の接続部識別情報および指定されていた報知方法の報知方法識別情報を関連付けて登録するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、報知方法が指定されている状態で何れかの接続部に呼出検出装置が接続されたことを検出した場合には、その接続部に接続されている呼出検出装置は指定された報知方法で報知を行う呼出検出装置として登録される。これにより、所望の報知方法が指定されている間に医療従事者などが複数の接続部の何れかに呼出検出装置を接続するだけで、呼出検出装置が接続された接続部の接続部識別情報および報知方法の報知方法識別情報を関連付けて登録することができる。従って、ナースコールシステムで使用される複数の呼出検出装置を接続部に接続する際に、接続部に接続される呼出検出装置の数が多くなっても指定される報知方法の種類が少なければ、接続した呼出検出装置とその呼出検出装置からの呼び出しを報知するときの報知方法との関連付けをできるだけ手間をかけずに行うことができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機の記憶部の記憶内容の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、呼出検出装置1、ナースコール親機(特許請求の範囲の制御装置に該当する)10を備えて構成されている。
図1において、呼出検出装置1は、病室内の各患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)にそれぞれ設置されており、患者の所定の状況を検出するためのものである。ここで、患者の所定の状況とは、患者が医療従事者を呼び出したことや患者が異常な行動を取ったこと、患者に異常が生じたことなどを示す。例えば、呼出検出装置1aは、患者が医療従事者を呼び出すための呼出操作部の操作を検出するナースコール子機により構成されている。また、呼出検出装置1bは、照射された赤外線の反射光の受光量の変化や赤外線の遮断によってベッド上に居る患者が起き上がったことを検出する赤外線センサーにより構成されている。また、呼出検出装置1cは、シート上の荷重を計測し、計測した荷重が所定値となった場合に患者がベッドから転倒または転落したことを検出するマットセンサーにより構成されている。
また、呼出検出装置1は、ナースコール親機10を接続するための図示しないプラグおよび呼出検出装置1の本体とプラグとの間に形成されている図示しないコードを備えている。プラグおよびコードを介してナースコール親機10と接続されている呼出検出装置1が患者の所定の状況を検出すると、呼出操作装置1は、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。
ナースコール親機10は、呼出検出装置1が患者の所定の状況を検出したことを報知するために使用される。また、ナースコール親機10は、呼出検出装置1が検出した患者の所定の状況に対して医療従事者が応答するために使用される。また、ナースコール親機10が図示しない携帯通信端末(例えば、PHSやコードレス電話など)を無線によって接続している場合、携帯通信端末は呼出検出装置1が患者の所定の状況を検出したことを報知する。また、ナースコール親機10は、制御部11、接続部12、報知部13、報知方法指定部14、記憶部15、接続検出部16、復旧操作部17を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御する。接続部12は、接続ポートなどにより構成されており、ナースコール親機10に呼出検出装置1を接続するためのものである。また、接続部12は、病室内のベッド近傍の壁面に複数設けられている。ここで、各接続部12a〜12cは、一台の呼出検出装置1のプラグを接続する。また、接続部12と呼出検出装置1とが接続された場合に、接続部12は、呼出検出装置1から出力された呼出信号を入力することができる。また、接続部12は、この接続部12が設置されている病室を他の病室と識別するための病室識別情報およびこの接続部12を他の接続部12と識別するための接続部識別情報を呼出信号に付加する。
報知部13は、患者の所定の状況を検出したことを報知するためのものであり、スピーカーや表示灯、表示装置などにより構成されている。ここで、報知部13は、スピーカーから音声を出力したり、表示灯を点滅させたり、表示装置に画像を表示したりして報知を行う。
報知方法指定部14は、操作ボタンおよび表示装置により構成されており、接続部12に接続された呼出検出装置1が患者の所定の状況を検出した場合に報知を行うときの報知方法を指定するためのものである。ここで、報知方法指定部14は、各病室に設置されており、医療従事者などが自装置にて指定された報知方法を把握することができるような場所(例えば、接続部12a〜12cが設けられている壁面付近など)に設置されている。
記憶部15は、メモリなどにより構成されており、報知方法指定部14にて指定するための報知方法を他の報知方法と識別するための報知方法識別情報、その報知方法の内容を示す内容情報を関連付けて予め記憶する。ここで、本実施形態における報知方法は、音声の出力の有無、表示灯の点滅/消灯、表示装置の表示の有無、表示装置に表示する内容、報知部13の動作を停止させるための復旧操作を必要とするか否かを組み合わせた報知パターンによって区別される。
記憶部15は、図2(a)に示すように、報知方法識別情報「001」に対して内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(呼び出しあり)、復旧操作:要」を関連付けて予め記憶している。また、報知方法識別情報「002」に対して内容情報「スピーカー:無、表示灯:消灯、表示装置:有(離床あり)、復旧操作:不要」を関連付けて予め記憶している。また、報知方法識別情報「003」に対して内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(転倒・転落の可能性あり)、復旧操作:要」を関連付けて予め記憶している。また、報知方法識別情報「004」に対して内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(徘徊の可能性あり)、復旧操作:要」を関連付けて予め記憶している。ここで、医療従事者などは、報知方法識別情報および内容情報を図示しない入力部などによって入力して記憶部15に記憶させることで、報知方法指定部14にて指定するための報知方法の報知方法識別情報を予め登録することができる。
また、記憶部15は、患者が所定の状況であることが検出されたときの報知方法を示す報知方法識別情報、その報知方法が指定された報知方法指定部14が設置されている病室を他の病室と識別するための病室識別情報およびその報知方法が指定された際に呼出検出装置1が接続された接続部12を他の接続部12と識別するための接続部識別情報を関連付けて記憶する。
接続検出部16は、呼出検出装置1のプラグが各接続部12a〜12cの何れかに接続された場合に、その接続部12(12a〜12cの何れか)を特定して検出する。復旧操作部17は、ボタンなどにより構成されており、報知部13による報知を停止するために操作される。報知部13による復旧操作を必要とする報知が行われている状態で、復旧操作部17が操作されると、制御部11は報知部13の動作を停止させる。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、医療従事者などにより報知方法指定部14の操作ボタンが操作されると、制御部11は記憶部15を参照し、記憶部15に記憶されている報知方法識別情報のうち、一つ目の報知方法識別情報を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報を取得する。そして、制御部11は、取得した内容情報により特定される報知方法の内容を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。ここで、報知方法指定部14の操作ボタンが操作される度に、制御部11は記憶部15を参照し、次の報知方法識別情報を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報により特定される報知方法の内容を報知方法指定部14に表示させる。全ての報知方法の内容を表示した状態で報知方法指定部14の操作ボタンが操作されると、制御部11は処理を終了する。
報知方法の内容が報知方法指定部14の表示装置に表示されている状態で、呼出検出装置1のプラグが接続部12に接続された場合に、接続検出部16は、複数の接続部12のうち、呼出検出装置1のプラグを接続した接続部12を特定する。また、制御部11は、取得していた報知方法識別情報、報知方法指定部14が設置されている病室の病室識別情報および接続検出部16にて特定した、接続部12の接続部識別情報を関連付けて記憶部15に記憶させる。
図1および図2を用いて報知方法を登録する例を説明する。まず、病室Aに居る医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「001」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(呼び出しあり)、復旧操作:要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。その状態で、医療従事者が接続部12aにナースコール子機である呼出検出装置1aのプラグを接続する。すると、接続検出部16は、呼出検出装置1aのプラグを接続した接続部12aを特定し、制御部11は、報知方法識別情報「001」、病室Aの病室識別情報「101」および接続検出部16にて特定した接続部12aの接続部識別情報「12a」を関連付けて記憶部15に記憶させる。
その後、医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「002」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:無、表示灯:消灯、表示装置:有(離床あり)、復旧操作:不要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。その状態で、医療従事者が接続部12bに赤外線センサーである呼出検出装置1bのプラグを接続する。すると、接続検出部16は、呼出検出装置1bのプラグを接続した接続部12bを特定し、制御部11は、報知方法識別情報「002」、病室Aの病室識別情報「101」および接続検出部16にて特定した接続部12bの接続部識別情報「12b」を関連付けて記憶部15に記憶させる。
その後、医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「003」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(転倒・転落の可能性あり)、復旧操作:要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。医療従事者は、その報知方法の内容に合致する呼出検出装置1が存在しないため、報知方法指定部14の操作ボタンを続けて操作する。
すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「004」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(徘徊の可能性あり)、復旧操作:要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。その状態で、医療従事者が接続部12cにマットセンサーである呼出検出装置1cのプラグを接続する。接続検出部16は、呼出検出装置1cのプラグを接続した接続部12cを特定し、制御部11は、報知方法識別情報「004」、病室Aの病室識別情報「101」および接続検出部16にて特定した接続部12cの接続部識別情報「12c」を関連付けて記憶部15に記憶させる。その後、医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、記憶部15には、それ以上の報知方法識別情報および内容情報が記憶されていないため、制御部11は処理を終了する。
また、病室Bに居る医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「001」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(呼び出しあり)、復旧操作:要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。その状態で、医療従事者が接続部12aにナースコール子機である呼出検出装置1aのプラグを接続する。すると、接続検出部16は、呼出検出装置1aのプラグを接続した接続部12aを特定し、制御部11は、報知方法識別情報「001」、病室Bの病室識別情報「102」および接続検出部16にて特定した接続部12aの接続部識別情報「12a」を関連付けて記憶部15に記憶させる。
その後、医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「002」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:無、表示灯:消灯、表示装置:有(離床あり)、復旧操作:不要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。医療従事者は、その報知方法の内容に合致する呼出検出装置1が存在しないため、続けて報知方法指定部14の操作ボタンを操作する。
すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「003」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(転倒・転落の可能性あり)、復旧操作:要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。その状態で、医療従事者が接続部12bに赤外線センサーである呼出検出装置1bのプラグを接続する。接続検出部16は、呼出検出装置1bのプラグを接続した接続部12bを特定し、制御部11は、報知方法識別情報「003」、病室Bの病室識別情報「102」および接続検出部16にて特定した接続部12bの接続部識別情報「12b」を関連付けて記憶部15に記憶させる。
また、その状態で、医療従事者が接続部12cにマットセンサーである呼出検出装置1cのプラグを接続する。接続検出部16は、呼出検出装置1cのプラグを接続した接続部12cを特定し、制御部11は、報知方法識別情報「003」、病室Bの病室識別情報「102」および接続検出部16にて特定した接続部12cの接続部識別情報「12c」を関連付けて記憶部15に記憶させる。
その後、医療従事者が報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、制御部11は記憶部15を参照して、報知方法識別情報「004」に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(徘徊の可能性あり)、復旧操作:要」を報知方法指定部14の表示装置に表示させる。医療従事者は、その報知方法の内容に合致する呼出検出装置1が存在しないため、続けて報知方法指定部14の操作ボタンを操作すると、記憶部15には、それ以上の報知方法識別情報および内容情報が記憶されていないため、制御部11は処理を終了する。
このように、報知方法が登録された状態で接続部12が呼出検出装置1から出力された呼出信号を入力すると、制御部11は記憶部15を参照し、入力した呼出信号に含まれる病室識別情報および接続部識別情報を抽出して、抽出した病室識別情報および接続部識別情報に関連付けて記憶されている報知方法識別情報を取得する。そして、制御部11は記憶部15を参照し、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報を取得して、取得した内容情報に基づいて報知部13を動作させる。
次に、図1および図2を用いて報知を行う例を説明する。まず、病室Aに居る患者がナースコール子機である呼出検出装置1aを操作すると、呼出検出装置1aは、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。呼出信号を入力した制御部11は記憶部15を参照し、呼出信号に含まれる病室識別情報「101」および接続部識別情報「12a」に関連付けて記憶されている報知方法識別情報「001」を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(呼び出しあり)、復旧操作:要」に基づいて報知部13を動作させる。
また、病室Aに居る患者がベッド上から起き上がると、赤外線センサーである呼出検出装置1bは、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。呼出信号を入力した制御部11は記憶部15を参照し、呼出信号に含まれる病室識別情報「101」および接続部識別情報「12b」に関連付けて記憶されている報知方法識別情報「002」を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:無、表示灯:消灯、表示装置:有(離床あり)に基づいて報知部13を動作させる。
また、病室Aに居る患者がベッドから降りると、マットセンサーである呼出検出装置1cは、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。呼出信号を入力した制御部11は記憶部15を参照し、呼出信号に含まれる病室識別情報「101」および接続部識別情報「12c」に関連付けて記憶されている報知方法識別情報「004」を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(徘徊の可能性あり)、復旧操作:要」に基づいて報知部13を動作させる。
また、病室Bに居るナースコール子機である呼出検出装置1aを操作すると、呼出検出装置1aは、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。呼出信号を入力した制御部11は記憶部15を参照し、呼出信号に含まれる病室識別情報「102」および接続部識別情報「12a」に関連付けて記憶されている報知方法識別情報「001」を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(呼び出しあり)、復旧操作:要」に基づいて報知部13を動作させる。
また、病室Bに居る患者がベッド上から起き上がると、赤外線センサーである呼出検出装置1bは、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。呼出信号を入力した制御部11は記憶部15を参照し、呼出信号に含まれる病室識別情報「102」および接続部識別情報「12b」に関連付けて記憶されている報知方法識別情報「003」を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(転倒・転落の可能性あり)、復旧操作:要」に基づいて報知部13を動作させる。
また、病室Bに居る患者がベッドから降りると、マットセンサーである呼出検出装置1cは、呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。呼出信号を入力した制御部11は記憶部15を参照し、呼出信号に含まれる病室識別情報「102」および接続部識別情報「12c」に関連付けて記憶されている報知方法識別情報「003」を取得して、取得した報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報「スピーカー:有、表示灯:点滅、表示装置:有(転倒・転落の可能性あり)、復旧操作:要」に基づいて報知部13を動作させる。
このように、病室Aと病室Bとには、同じ種類の呼出検出装置1a〜1cがそれぞれ設置されているが、病室Aに居る患者がベッド上に起き上がった場合には、報知部13の表示装置に「離床あり」との表示が行われるだけで、その患者がベッドから降りた場合に、スピーカーおよび表示灯を用いて報知が行われ、報知部13の表示装置に「徘徊の可能性あり」との表示が行われる。一方、病室Bに居る患者がベッド上に起き上がった場合やベッドから降りた場合には、スピーカーおよび表示灯を用いて報知が行われ、報知部13の表示装置に「転倒・転落の可能性あり」との表示が行われる。そのため、徘徊の可能性がある病室Aの患者と、転倒・転落の可能性がある病室Bの患者とで、同じ呼出検出装置1b、1cを使用しても異なる報知方法を設定することができる。
以上、詳しく説明したように、本実施形態によるナースコールシステムでは、報知方法指定部14が操作されると、制御部11は記憶部15を参照し、報知方法識別情報に関連付けて記憶されている内容情報によって特定される報知方法の内容を報知方法指定部14に表示させる。この状態で、呼出検出装置1が接続部12に接続されると、接続検出部16は、呼出検出装置1が接続された接続部12を特定し、制御部11は、報知方法指定部14に表示されている報知方法の内容を示す内容情報に関連付けて記憶されている報知方法識別情報、および、接続検出部16にて特定した接続部12の接続部識別情報を関連付けて記憶部15に記憶させるようにしている。
これにより、報知方法が指定されている状態で何れかの接続部12に呼出検出装置1が接続されたことを検出した場合には、その接続部12に接続されている呼出検出装置1は指定された報知方法で報知を行う呼出検出装置1として登録される。このことから、所望の報知方法が指定されている間に医療従事者が複数の接続部12の何れかに呼出検出装置1を接続するだけで、呼出検出装置1が接続された接続部12の接続部識別情報と報知方法の報知方法識別情報とを関連付けて登録することができる。従って、ナースコールシステムで使用される複数の呼出検出装置1を接続部12に接続する際に、接続部12に接続される呼出検出装置1の数が多くなっても指定される報知方法の種類が少なければ、接続した呼出検出装置1とその呼出検出装置1からの呼び出しを報知するときの報知方法との関連付けをできるだけ手間をかけずに行うことができる。
なお、前述した実施形態では、報知方法指定部14は、指定された報知方法を医療従事者が把握するための表示装置を備えているが、これに限定されない。例えば、報知方法指定部14が、指定された報知方法を医療従事者が把握するためのスピーカーを備えるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、制御部11は、報知方法指定部14の操作ボタンが操作される度に報知方法指定部14の表示装置に表示される報知方法の内容を切り換えるようにしているが、これに限定されない。例えば、報知方法指定部14の操作ボタンが操作された後、制御部11が、所定時間が経過する度に報知方法指定部14の表示装置に表示される報知方法の内容を切り換えるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、報知方法の内容を報知パターンの違いにより区別しているが、これに限定されない。例えば、複数の呼出検出装置1からの呼び出しが重複した場合に報知を行う優先度を報知方法の内容として区別するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、表示灯の点滅/消灯を報知方法の内容としているが、これに限定されない。例えば、表示灯の点灯/消灯を報知方法の内容とするようにしても良いし、表示灯の点滅の速さの違いを報知方法の内容とするようにしても良いし、これらを組み合わせるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、接続部12は、この接続部12が設置されている病室の病室識別情報を呼出信号に付加しているが、これに限定されない。例えば、病室内に複数のベッドが存在する場合に、接続部12がこの接続部12の設置されているベッドを他のベッドと識別するためのベッド識別情報を呼出信号に付加するようにしても良い。この場合、記憶部15は、報知方法識別情報、その報知方法識別情報により特定される報知方法が指定された報知方法指定部14が設置されているベッドのベッド識別情報およびその報知方法が指定された際に呼出検出装置1が接続された接続部12を他の接続部12と識別するための接続部識別情報を関連付けて記憶する。
その他、ナースコールシステムの構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1、1a、1b、1c 呼出検出装置
10 ナースコール親機
11 制御部
12、12a、12b、12c 接続部
13 報知部
14 報知方法指定部
15 記憶部
16 接続検出部
17 復旧操作部

Claims (1)

  1. 患者の所定の状況を検出する複数の呼出検出装置を接続するための複数の接続部と、
    前記呼出検出装置が前記接続部に接続された場合に、接続された接続部を特定して検出する接続検出部と、
    前記接続部に接続された呼出検出装置が前記患者の所定の状況を検出した場合に報知を行うときの報知方法を指定する報知方法指定部と、
    前記複数の接続部を各々識別するための接続部識別情報および前記接続部識別情報によって特定される接続部に接続された呼出検出装置により前記患者が所定の状況であることが検出されたときの報知方法を示す報知方法識別情報を関連付けて記憶する記憶部と、
    前記報知方法指定部にて報知方法が指定されている状態で前記呼出検出装置が前記接続部に接続されたことを前記接続検出部にて検出した場合に、特定されている接続部の接続部識別情報および前記報知方法指定部にて指定されている報知方法の報知方法識別情報を関連付けて前記記憶部に記憶させる制御部とを有する制御装置と、
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
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