JP5408794B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、病院などで患者からの要求に応じて医師や看護師などの医療従事者を呼び出すナースコールシステムに関する。
従来、病院などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病室内の患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機および医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されたナースコール親機を有線などにより接続して構成されている。また、ナースコール親機によっては、医療従事者が携行している携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)を無線によって接続するものも存在する。そして、患者によりナースコール子機が操作されると、ナースコール親機や携帯通信端末は、自装置に設けられた報知部を動作させて、スピーカから呼び出し音を出力させたり、表示ディスプレイなどに呼び出し表示を行わせたりして、呼び出しを報知している。医療従事者は、呼び出し音を聞いたり、呼び出し表示を見たりして、患者からの呼び出しを把握する。
ところで、患者が居る病室や病院内の部屋などの場所で、火災が発生したり不審者が侵入したりするなどの緊急事態が発生することがあった。緊急事態を目の当たりにした患者は、緊急事態が発生したことを医療従事者に知らせるために、自身のベッド近傍に設置されているナースコール子機や自身が居る場所の近くに設置されているナースコール子機を操作していた。
しかしながら、ナースコール親機や携帯通信端末(以下、単にナースコール親機とする)は、呼び出しを受けた順番で患者からの呼び出しを報知するため、緊急事態を目の当たりにした患者が呼び出しを行っても、その呼び出しよりも他の患者が早く呼び出しを行えば、他の患者からの呼び出しを先に報知していた。その結果、他の患者からの呼び出しよりも後に行われた呼び出しは、報知が後回しにされていた。このことから、緊急事態を目の当たりにした患者がナースコール子機を使用して医療従事者を呼び出した場合、報知が後回しにされれば、医療従事者が緊急事態に気づくのが遅くなり、緊急事態の対応が遅くなるケースが生じてしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、呼出操作が行われたナースコール子機に該当する呼び出しの優先度に応じて呼び出しを報知する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載のナースコールシステムでは、ナースコール子機毎に優先度を予め登録しておく。そして、複数のナースコール子機による呼出操作が重複した場合に、ナースコール親機は、操作されたナースコール子機に該当する優先度を取得し、取得した優先度が高く登録されているナースコール子機による呼び出しを、取得した優先度が低く登録されているナースコール子機による呼び出しよりも優先して報知するようにしている。これにより、優先度が高く設定されているナースコール子機を使用して患者が呼び出しを行った場合に、ナースコール親機は、その患者からの呼び出しを他の患者からの呼び出しよりも優先して報知することができる。
しかしながら、この特許文献1に記載の技術を従来のナースコールシステムに適用した場合、緊急事態を目の当たりにした患者が使用しているナースコール子機に対して優先度を高く登録しなければならないが、緊急事態がどこで発生するか事前にわからないため、優先度の登録を行うことができないという問題があった。
このような問題を解決するために、優先度を高く登録した緊急用のナースコール子機を通常のナースコール子機とともに患者の近傍に設置したり、通常のナースコール子機に緊急用の操作部を設けたりすることが考えられる。しかしながら、複数のナースコール子機や複数の操作部を患者に使わせるようにすることは、患者自身やナースコール子機の使い方を指導する医療従事者に負担をかけてしまうという新たな問題を生じさせる。
特開2005−349088号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、緊急事態の発生を患者が通報しようとした場合に、呼び出しの報知の優先度が高く設定されていないナースコール子機を使用して呼び出しを行ったときでも、ナースコール親機が他の呼び出しの報知よりも優先して報知することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のナースコールシステムでは、患者が使用するナースコール子機毎に報知の優先度を設定しておくとともに、そのナースコール子機が設置されているエリア毎にグループ分けを行っておく。そして、第一のナースコール子機からの呼び出しと、第一のナースコール子機と異なるグループに属し、報知の優先度が第一のナースコール子機の優先度以下に設定されている第二のナースコール子機からの呼び出しと、第二のナースコール子機と同一のグループに属し、報知の優先度が第一のナースコール子機の優先度以下に設定されている第三のナースコール子機からの呼び出しとが重複した場合に、第二のナースコール子機と第三のナースコール子機とが属するグループのエリアで緊急事態が発生していることを第一のナースコール子機からの呼び出しよりも優先して報知するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、同一のグループに属する第二のナースコール子機および第三のナースコール子機からの呼び出しが重複した場合に、そのグループに該当するエリアで緊急事態が発生したと判断されて、他のグループに属し、第二のナースコール子機および第三のナースコール子機の報知の優先度以上の優先度に設定されている、同じく重複した呼び出しを行っている第一のナースコール子機からの呼び出しの報知よりも優先して緊急事態が発生したことが報知される。これにより、緊急事態の発生を患者が通報しようとした場合に、呼び出しの報知の優先度が高く設定されていないナースコール子機を使用して呼び出しを行ったときでも、ナースコール親機は、他の呼び出しの報知よりも優先して報知することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機の記憶部の記憶内容例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、廊下灯10、ナースコール親機20を備えて構成されている。ここで、ナースコール親機20には、複数のナースコール子機1が接続されている(例えば、第一のナースコール子機1a、第二のナースコール子機1b、第三のナースコール子機1c・・・など)。
また、ナースコール子機1は、子機用制御部2、呼出操作部3、子機用復旧操作部4、子機用インターフェース(以下、I/Fとする)部5を備えて構成されている。また、廊下灯10は、廊下灯用制御部11、廊下灯用インターフェース(以下、I/Fとする)部12、廊下灯用復旧操作部13を備えて構成されている。また、ナースコール親機20は、制御部21、インターフェース(以下、I/Fとする)部22、記憶部23、報知部24、復旧操作部25を備えて構成されている。
図1において、ナースコール子機1は、病室内の各患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)にそれぞれ設置されており、患者が医療従事者を呼び出すためのものである。ここで、ナースコール子機1に通話機能が搭載されている場合には、ナースコール子機1とナースコール親機20との間で通話を行うことができる。これにより、患者は、呼び出しに応答した医療従事者と会話することができる。また、第一のナースコール子機1aと第二のナースコール子機1bおよび第三のナースコール子機1cとは異なる病室に設置されている。
廊下灯10は、病室の出入口付近の廊下側の壁面に取り付けられており、病室の番号や病室を使用している患者の氏名などを表示したり、患者からの呼び出しを医療従事者に報知したり、医療従事者が患者からの呼び出しに対して復旧操作を行ったりするためのものである。ここで、廊下灯10には、複数のナースコール子機1が接続されている。また、復旧操作とは、呼び出しを行ったナースコール子機1を元の状態に戻したり、報知が行われたナースコール親機20を元の状態に戻したりするための操作である。
ナースコール親機20は、医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されており、患者からの呼び出しを医療従事者に報知したり、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答したりするためのものである。ここで、ナースコール親機20とナースコール子機1との間には、制御機(図示せず)および廊下灯10が設置されている。制御機は、ナースコール子機1とナースコール親機20との間の通信を制御する。
ナースコール子機1の子機用制御部2は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御する。呼出操作部3は、ボタンなどにより構成されており、患者により医療従事者を呼び出すために操作されるものである。呼出操作部3が操作されると、子機用制御部2は、医療従事者に対して呼び出しを行うための呼出信号を生成する。ここで、呼出信号は、自装置を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報(例えば、子機番号など)を含む。また、呼出操作部3が操作されて子機用制御部2が呼出信号を生成すると、呼出操作部3が続けて操作されても、制御部2は呼出信号を生成しなくなる。
子機用復旧操作部4は、ボタンなどにより構成されており、呼出操作部3が操作されたナースコール子機1や報知が行われている廊下灯10およびナースコール親機20を元の状態に戻すためのものである。呼出操作部3が操作されると、子機用制御部2は、子機用復旧操作部4が操作されたか否かを判定する。子機用復旧操作部4が操作されたと子機用制御部2にて判断した場合に、子機用制御部2は、呼出操作部3が操作されると呼出信号を生成する状態に戻すとともに、報知が行われた廊下灯10およびナースコール親機20を元の状態に戻すための信号を示す復旧信号を生成する。ここで、復旧信号は、自装置の子機識別情報を含む。
子機用I/F部5は、ナースコール子機1に廊下灯10を介してナースコール親機20を接続しており、子機用制御部2にて生成した呼出信号および復旧信号をナースコール親機20へ出力する。また、子機用I/F部5は、廊下灯10またはナースコール親機20から出力された復旧信号を入力する。
呼出操作部3が操作されると、子機用制御部2は、子機用I/F部5が廊下灯10またはナースコール親機20から復旧信号を入力したか否かを判定する。子機用I/F部5が復旧信号を入力したと子機用制御部2にて判断した場合に、子機用制御部2は、呼出操作部3が操作されると呼出信号を生成する状態に戻す。
廊下灯用制御部11は、CPUなどにより構成されており、廊下灯10の各構成要素を後述するように制御する。廊下灯用I/F部12は、廊下灯10にナースコール子機1およびナースコール親機20を接続している。また、廊下灯用I/F部12は、ナースコール子機1から出力された呼出信号および復旧信号を入力するとともに、ナースコール親機20から出力された復旧信号を入力する。また、廊下灯用I/F部12は、ナースコール子機1から出力された呼出信号および復旧信号をナースコール親機20へ出力するとともに、ナースコール親機20から出力された復旧信号をナースコール子機1へ出力する。また、廊下灯用I/F部12は、廊下灯用制御部11にて生成した復旧信号をナースコール子機1およびナースコール親機20へ出力する。
廊下灯用復旧操作部13は、ボタンなどにより構成されており、スピーカや表示ディスプレイ、表示灯などにより構成されている廊下灯用報知部(図示せず)による報知を停止させて、ナースコール子機1や廊下灯用報知部、ナースコール親機20を元の状態に戻すためのものである。
廊下灯用制御部11は、廊下灯用I/F部12がナースコール子機1から出力された呼出信号を入力したか否かを判定する。廊下灯用I/F部12が呼出信号を入力したと廊下灯用制御部11にて判断した場合に、廊下灯用制御部11は廊下灯用報知部を動作させる。
また、廊下灯用報知部が動作すると、廊下灯用制御部11は、廊下灯用I/F部12がナースコール子機1またはナースコール親機20から出力された復旧信号を入力したか否かを判定するとともに、廊下灯用復旧操作部13が操作されたか否かを判定する。廊下灯用I/F部12が復旧信号を入力したと廊下灯用制御部11にて判断した場合または、廊下灯用復旧操作部13が操作されたと廊下灯用制御部11にて判断した場合に、廊下灯用制御部11は廊下灯用報知部の動作を停止させる。
また、廊下灯用復旧操作部13が操作されたと廊下灯用制御部11にて判断した場合に、廊下灯用制御部11は、自装置に接続されているナースコール子機1の子機識別情報を含む復旧信号を生成する。廊下灯用I/F部12は、自装置に接続されているナースコール子機1およびナースコール親機20へ復旧信号を出力する。
ナースコール親機20の制御部21は、CPUなどにより構成されており、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御する。I/F部22は、ナースコール子機1を、廊下灯10を介してナースコール親機20に接続しており、ナースコール子機1から出力された呼出信号および復旧信号を廊下灯10を介して入力する。また、I/F部22は、廊下灯10から出力された復旧信号を入力する。また、I/F部22は、後述の処理により生成された復旧信号を廊下灯10を介してナースコール子機1へ出力するとともに、廊下灯10へ出力する。
記憶部23は、ナースコール子機1の子機識別情報、ナースコール子機1が設置されているエリア毎にグループ分けした際に属するグループを示すグループ情報およびそのナースコール子機1からの呼び出しに対する報知の優先度を示す優先度情報を関連付けて記憶している。ここで、エリアとは病室などである。例えば、第二のナースコール子機1bと第三のナースコール子機1cとが同一のグループに属するということは、第二のナースコール子機1bと第三のナースコール子機1cとが同一の病室に設置されているということである。
記憶部23は、図2に示すように、ナースコール子機1の子機識別情報として、例えば、第一のナースコール子機1aを「01」、第二のナースコール子機1bを「02」、第三のナースコール子機1cを「03」として記憶している。また、ナースコール子機1が設置されているエリア毎にグループ分けした際に属するグループを示すグループ情報として、例えば、第一のナースコール子機1aを「G1」、第二のナースコール子機1bおよび第三のナースコール子機1cを「G2」として記憶している。また、ナースコール子機1からの呼び出しに対する報知の優先度を示す優先度情報として、例えば、第一のナースコール子機1aを「高」、第二のナースコール子機1bおよび第三のナースコール子機1cを「低」として記憶している。
ここで、制御部21は、呼び出しが重複した場合に、優先度情報により特定される報知の優先度が「高」となっているナースコール子機1からの呼び出しを、優先度が「低」となっているナースコール子機1からの呼び出しよりも優先する。また、優先度が「高」と設定されている患者は、例えば、重症の患者などの迅速に対応すべき患者を指す。また、ナースコールシステムを管理している管理者などは、ナースコール親機20に設けた設定部(図示せず)にてナースコール子機1の子機識別情報、そのナースコール子機1のグループ情報およびそのナースコール子機1の優先度情報を関連付けて登録する。
報知部24は、患者からの呼び出しを報知するためのものである。また、報知部24は、スピーカや表示ディスプレイ、表示灯などにより構成されており、スピーカから呼び出し音や音声を出力したり、表示ディスプレイに呼び出し表示を行ったり、表示灯を点灯または点滅したりして報知を行う。ここで、報知部24は、医療従事者が報知を見たり聞いたりするだけで、医療従事者が呼び出しを行った患者を把握することができるように報知パターンを異ならせるとともに、これらの呼び出しと緊急事態が発生していることとを医療従事者が区別することができるように報知パターンを異ならせる。また、緊急事態とは、病室などで火災が発生したり不審者が侵入したりしたことを指す。
復旧操作部25は、ボタンなどにより構成されており、報知部24による報知を停止させて、ナースコール子機1や廊下灯10、報知部24を元の状態に戻すためのものである。報知部24にて報知が行われると、制御部21は、復旧操作部25が操作されたか否かを判定するとともに、I/F部22がナースコール子機1または廊下灯10から出力された復旧信号を入力したか否かを判定する。復旧操作部25が操作されたと制御部21にて判断した場合、または、I/F部22が復旧信号を入力したと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、報知部24にて現在報知されている呼び出しを行ったナースコール子機1を元の状態に戻すための復旧信号を生成するとともに、報知部24の動作を停止させる。また、I/F部22は、特定したナースコール子機1およびそのナースコール子機1が接続されている廊下灯10へ生成した復旧信号を出力する。
また、ナースコール子機1からの呼び出しが重複している状態で、復旧操作部25が操作されたと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、重複した複数のナースコール子機1からの呼び出しのうち、報知中の呼び出しから二番目に優先すべき呼び出しに報知を切り換えるように報知部24を動作させる。ここで、呼び出しの重複とは、I/F部22が複数のナースコール子機1から出力された呼出信号を同時または続けて入力し、報知部24による報知が複数重なったことを示すものである。
(1)制御部21は、I/F部22がナースコール子機1から出力された呼出信号を入力したか否かを判定する。(2)I/F部22が呼出信号を入力したと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、I/F部22が呼出信号を重複して入力したか否かを判定する。(3−1)呼出信号を重複して入力していない(換言すると、一台のナースコール子機1から出力された呼出信号を入力した)と制御部21にて判断した場合に、制御部21は報知部24を動作させる。
(3−2)一方、I/F部22が呼出信号を重複して入力した(換言すると、二台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力した)と制御部21にて判断した場合に、制御部21は、三台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力したか否かを判定する。(4−1)三台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力していない(換言すると、二台のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力した)と制御部21にて判断した場合に、制御部21は、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報をそれぞれ抽出し、記憶部23を参照して、抽出した子機識別情報に関連付けて記憶されている優先度情報を取得する。
また、制御部21は、取得した優先度情報により特定される報知の優先度を比較し、報知の優先度が同一の優先度であるか否かを判定する。(5−1)両者の報知の優先度が同一の優先度であると制御部21にて判断した場合に、制御部21は、I/F部22が呼出信号を入力した順番で呼び出しを報知するように報知部24を動作させる。
(5−2)一方、両者の報知の優先度が同一の優先度ではないと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、記憶部23を参照して、抽出した優先度情報のうち、報知の優先度が低いことを示す優先度情報に関連付けて記憶されている子機識別情報により特定されるナースコール子機1による呼び出しよりも、報知の優先度が高いことを示す優先度情報に関連付けて記憶されている子機識別情報により特定されるナースコール子機1による呼び出しを優先して報知するように報知部24を動作させる。
(4−2)また、三台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力したと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報をそれぞれ抽出し、記憶部23を参照して、抽出した子機識別情報に関連付けて記憶されているグループ情報および優先度情報を取得する。また、制御部21は、取得したグループ情報により特定されるグループを比較するとともに、取得した優先度情報により特定される報知の優先度を比較する。制御部21は、二台以上のナースコール子機1が同一のグループに属するか否かを判定する。(6−1)二台以上のナースコール子機1が同一のグループに属さない(換言すると、三台のナースコール子機1が属するグループが全て異なる)と制御部21にて判断した場合に、制御部21は、報知の優先度が同一の優先度であるか否かを判定する。(7−1)報知の優先度が同一の優先度であると制御部11にて判断した場合に、制御部21は、I/F部22が呼出信号を入力した順番で呼び出しを報知するように報知部24を動作させる。(7−2)一方、報知の優先度が同一の優先度ではないと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、報知の優先度が高い順番かつI/F部22が呼出信号を入力した順番で呼び出しを報知するように報知部24を動作させる。
(6−2)また、二台以上のナースコール子機1が同一のグループに属すると制御部21にて判断した場合に、制御部21は、同一のグループに属するナースコール子機1のうち、報知の優先度が最も高いナースコール子機1の報知の優先度とそのグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度とを比較し、同一のグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度が同一のグループに属するナースコール子機1の優先度以上であるか否かを判定する。
(8−1)同一のグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度が同一のグループに属するナースコール子機1の優先度以上ではない(換言すると、同一のグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度よりも優先度が高く設定されているナースコール子機1が同一のグループに属するナースコール子機1の中に存在する)と制御部21にて判断した場合に、制御部21は、報知の優先度が高い順番かつI/F部22が呼出信号を入力した順番で呼び出しを報知するように報知部24を動作させる。
(8−2)一方、同一のグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度が同一のグループに属するナースコール子機1の優先度以上である(換言すると、同一のグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度よりも優先度が高く設定されているナースコール子機1が同一のグループに属するナースコール子機1の中に存在しない)と制御部21にて判断した場合に、制御部21は、そのグループに該当するエリアで緊急事態が発生したと判断して、そのグループに該当するエリアで緊急事態が発生していることを、そのグループに属さないナースコール子機1からの呼び出しよりも優先して報知するように報知部24を動作させる。
上述の(3−1)、(5−1)、(5−2)、(7−1)、(7−2)、(8−1)、(8−2)に記載したように報知部24にて報知が行われると、制御部21は、I/F部22がナースコール子機1または廊下灯10から出力された復旧信号を入力したか否かを判定するとともに、復旧操作部25が操作されたか否かを判定する。復旧信号を入力したと制御部21にて判断した場合に、制御部21は、入力した復旧信号に含まれる子機識別情報を抽出する。そして、制御部21は、報知部24を制御して、抽出した子機識別情報により特定されるナースコール子機1からの呼び出しの報知を停止させる。
次に、本実施形態によるナースコールシステムにおいて、図2に示す例に基づいて、ナースコール子機1が操作された際の処理を説明する。ここで、第一のナースコール子機1aは、グループ「G1」に属する病室に設置されており、報知の優先度が「高」である。また、第二のナースコール子機1bおよび第三のナースコール子機1cは、グループ「G2」に属する病室に設置されており、報知の優先度が「低」である。
(1)第一のナースコール子機1aからの呼び出しおよび第二のナースコール子機1bからの呼び出しが重複した場合
I/F部22が第一のナースコール子機1aから出力された呼出信号および第二のナースコール子機1bから出力された呼出信号を重複して入力すると、制御部21は、三台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力していないと判断し、呼出信号に含まれる子機識別情報「01」、「02」を抽出する。また、制御部21は、記憶部23を参照し、抽出した子機識別情報「01」、「02」に関連付けて記憶されている優先度情報(子機識別情報「01」に対して報知の優先度が「高」であり、子機識別情報「02」に対して報知の優先度が「低」である)を取得して比較する。
制御部21は、両者の優先度情報を比較した結果、第一のナースコール子機1aの報知の優先度が第二のナースコール子機1bの報知の優先度よりも高いと判断し、第二のナースコール子機1bからの呼び出しよりも、第一のナースコール子機1aからの呼び出しを優先して報知するように報知部24を動作させる。
(2)第一のナースコール子機1aからの呼び出し、第二のナースコール子機1bからの呼び出しおよび第三のナースコール子機1cからの呼び出しが重複した場合
I/F部22が第一のナースコール子機1aから出力された呼出信号、第二のナースコール子機1bから出力された呼出信号および第三のナースコール子機1cから出力された呼出信号を重複して入力すると、制御部21は、三台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力したと判断し、呼出信号に含まれる子機識別情報「01」、「02」、「03」を抽出する。また、制御部21は、記憶部23を参照し、抽出した子機識別情報「01」、「02」、「03」に関連付けて記憶されているグループ情報(子機識別情報「01」に関連付けられているグループ情報が「G1」であり、子機識別情報「02」に関連付けられているグループ情報が「G2」であり、子機識別情報「03」に関連付けてられているグループ情報が「G2」である)および優先度情報(子機識別情報「01」に関連付けられている優先度情報が「高」であり、子機識別情報「02」に関連付けられている優先度情報が「低」であり、子機識別情報「03」に関連付けられている優先度情報が「低」である)を取得する。
制御部21は、取得したグループ情報および取得した優先度情報を比較する。その結果、制御部21は、第二のナースコール子機1bおよび第三のナースコール子機1cが同一のグループ「G2」に属し、さらに、グループ「G2」に属さず、グループ「G1」に属する第一のナースコール子機1aの報知の優先度がグループ「G2」に属する第二のナースコール子機1bの報知の優先度「低」および第三のナースコール子機1cの報知の優先度「低」よりも高い優先度「高」であると判断する。これにより、制御部21は、グループ「G2」に該当するエリアで緊急事態が発生したと判断して、グループ「G2」に該当するエリアで緊急事態が発生していることを、グループ「G2」に属さない第一のナースコール子機1aからの呼び出しよりも優先して報知するように報知部24を動作させる。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のナースコールシステムでは、ナースコール子機1の子機識別情報、そのナースコール子機1が設置されているエリア毎にグループ分けした際に属するグループを示すグループ情報およびそのナースコール子機1からの呼び出しに対して報知の優先度を示す優先度情報を関連付けて記憶部23に記憶しておく。I/F部22が三台以上のナースコール子機1から出力された呼出信号を重複して入力したと制御部21にて判断した場合に、二台以上のナースコール子機1が属するグループと同一のグループに属さないナースコール子機1の報知の優先度が上述した二台以上のナースコール子機1の優先度以上であると制御部21にて判断した場合に、制御部21は、上述した二台以上のナースコール子機1が属するグループに該当するエリアで緊急事態が発生したと判断して、上述した二台以上のナースコール子機1が属するグループと同一のグループに属さないナースコール子機1からの呼び出しよりも優先して報知するように報知部24を動作させるようにしている。
これにより、同一のグループに属する二台以上のナースコール子機1からの呼び出しが重複した場合に、そのグループに該当するエリアで緊急事態が発生したと判断されて、他のグループに属し、上述した二台以上のナースコール子機1の報知の優先度以上の優先度に設定されている、同じく重複した呼び出しを行っているナースコール子機1からの呼び出しの報知よりも優先して緊急事態が発生したことが報知される。このことから、緊急事態の発生を患者が通報しようとした場合に、呼び出しの報知の優先度が高く設定されていないナースコール子機1を使用して呼び出しを行ったときでも、ナースコール親機20は、他の呼び出しの報知よりも優先して報知することができる。
なお、前述した実施形態では、報知部24は、緊急事態が発生した場合における報知と緊急事態が発生していない場合における報知とを区別して報知しているが、これに限定されない。例えば、緊急事態が発生した場合における報知と緊急事態が発生していない場合における報知とを区別せずに報知部24にて報知するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、一つの病室を一つのエリアとしてグループ分けを行っているが、これに限定されない。例えば、複数の病室を纏めたものや病院内の同一のフロアを一つのエリアとしてグループ分けを行うようにしても良い。
その他、ナースコールシステムの構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1 ナースコール子機
1a 第一のナースコール子機
1b 第二のナースコール子機
1c 第三のナースコール子機
2 子機用制御部
3 呼出操作部
4 子機用復旧操作部
5 子機用インターフェース(I/F)部
10 廊下灯
11 廊下灯用制御部
12 廊下灯用インターフェース(I/F)部
13 廊下灯用復旧操作部
20 ナースコール親機
21 制御部
22 インターフェース(I/F)部
23 記憶部
24 報知部
25 復旧操作部

Claims (1)

  1. 医療従事者を呼び出すために操作される呼出操作部と、前記呼出操作部が操作された場合に、自装置を他の装置と識別するための子機識別情報を含む呼出信号を生成する子機用制御部と、前記子機用制御部にて生成された呼出信号を出力する子機用インターフェース部とを有するナースコール子機と、
    前記ナースコール子機から出力された呼出信号を入力するインターフェース部と、前記ナースコール子機の子機識別情報、前記ナースコール子機が設置されているエリア毎にグループ分けした際に属するグループを示すグループ情報および前記ナースコール子機からの呼び出しに対して行われる報知の優先度を示す優先度情報を関連付けて記憶する記憶部と、呼び出しを報知する報知部と、前記インターフェース部が少なくとも三台のナースコール子機からそれぞれ出力された前記呼出信号を重複して入力した場合に、前記呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記グループ情報および前記優先度情報を取得し、取得したグループ情報により特定されるグループおよび取得した優先度情報により特定される報知の優先度から、少なくとも二台のナースコール子機が同一のグループに属し、かつ、このグループに属さないナースコール子機の報知の優先度が前記同一のグループに属するナースコール子機の優先度以上であるときに、前記同一のグループに該当するエリアで緊急事態が発生していることを、前記同一のグループに属さないナースコール子機からの呼び出しよりも優先して前記報知部により報知させる制御部とを有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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