JP5618412B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、患者が看護師などの医療従事者を呼び出し、医療従事者が呼び出しに応答するナースコールシステムに関する。
一般的に、ナースコールシステムは、呼出ボタンなどにより構成される呼出操作部を有するナースコール子機を各病室内の各ベッドの近傍に設置するとともに、看護師などの医療従事者が常駐するナースステーションにナースコール親機を設置している。そして、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しを報知するように構成されている。ここで、ナースコールシステムは、病院だけではなく、介護施設などでも使用される。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などの表示灯と患者氏名を表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。ボード形のナースコール親機は、ナースステーションの壁面などに取り付けられ、ナースステーション内の医療従事者がボード形親機に表示された情報を閲覧することが可能である。ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれ、ナースコール子機を識別するための子機識別情報により呼び出しを行ったナースコール子機を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者に対応する選局部の表示灯を点灯または点滅させることで呼び出しを報知している。また、同時にナースコール親機に設けられたスピーカーから報知音を出力する。
ナースコール親機にて呼び出しが報知されると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、呼び出しの報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの報知が行われている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。
このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機とナースコール親機との間に廊下灯を設置することが一般的である。廊下灯は、LEDなどの発光手段により構成されており、各病室の入口近傍の廊下側の壁面や天井などに設置されている。そして、ナースコール子機により呼び出しが行われた場合に、廊下灯は点灯したり点滅したりして報知を行う。医療従事者は、廊下灯により呼び出しが行われている病室を把握することができる。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行する携帯端末(例えば、PHS(Personal Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。そして、ナースコール子機により呼び出しが行われた場合に、携帯端末は鳴動したり振動したりして報知を行う。医療従事者は、携帯端末により応答を行ったり、通話を行ったりすることができる。
ところで、ナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機のハンドセットや携帯端末にて応答を行うと、ナースコール親機や廊下灯、携帯端末による報知が停止し、ナースコール子機にて再び呼び出しを行うことができる状態(いわゆる復旧状態)となる。また、廊下灯やナースコール子機の近傍に復旧ボタンを設置し、復旧ボタンの操作によりシステムを復旧状態にすることも知られている。
しかしながら、ナースコール親機や携帯端末で応答が行われると廊下灯による点灯や点滅も停止してしまうので、呼び出しを行った患者が居る病室の廊下が見通せるような場所で医療従事者が応答を行っていない場合には、呼び出しに応答して、呼び出しが行われた病室の近くへ駆けつけた医療従事者は、どの病室で呼び出しが行われたのかを直感的に把握することができなくなってしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、病室に設けられたナースコール子機ごとの個別表示灯を設けた集合廊下灯に、病室内の個別表示灯を遅延して復旧させる復旧ボタンを備える技術が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載の技術を上述した従来技術に適用すると、ナースコール親機や携帯端末にて応答を行った場合に、廊下灯を遅延して復旧させるようにすることができる。
しかしながら、上述した従来技術では、廊下灯やナースコール子機などの近傍に復旧ボタンが設置されている場合でも廊下灯を遅延して復旧させているので、遅延した時間分だけ廊下灯が無駄に動作してしまうという問題があった。
実開平6−30887号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、廊下灯を無駄に動作させることなく、ナースコール子機の呼び出しに応答した医療従事者が呼び出しを行った病室を直感的に特定することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機により呼び出しが行われた場合に、ナースコール子機が設置されている病室の入口近傍の廊下側に設置された廊下灯およびナースコール親機にて報知を行い、呼び出しを行ったナースコール子機が設置されている病室内またはその病室の近傍にて報知を停止する操作が行われたときには、廊下灯による報知およびナースコール親機による報知を直ちに停止し、ナースコール親機にて報知を停止する操作が行われたときには、ナースコール親機による報知を直ちに停止し、廊下灯による報知を遅延させて停止するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、呼び出しが行われた場合に、呼び出しを行った病室の入口近傍の廊下側に設置されている廊下灯により報知が行われるので、医療従事者は呼び出しを行った病室を直感的に特定することができる。また、ナースコール親機にて報知を停止する操作が行われたときには、廊下灯の報知の停止が遅延するので、ナースコール親機にて報知を停止する操作を行った医療従事者が呼び出しを行った病室の近くに駆けつけるであろう時点でも廊下灯による報知が行われており、医療従事者は呼び出しを行った病室を直感的に特定することができる。また、病室内または病室の近傍にて報知を停止する操作が行われたときには、廊下灯の報知が直ちに停止するが、報知を停止する操作が呼び出しを行った病室内またはその病室の近傍にて行われるため、医療従事者が呼び出しを行った病室を特定する際の妨げにはならず、廊下灯による報知を無駄に行わせないようにすることができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの廊下灯の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すナースコールシステムは、患者の病床近傍に設置され、患者によって使用されるナースコール子機1と、各病室の入口近傍の廊下側に設置され、その病室内のナースコール子機1を接続する廊下灯10と、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置され、医療従事者によって使用されるナースコール親機20とを備えて構成されている。
ここで、ナースコール子機1は、各病室内に病室内のベッドの数に応じて設置されている。また、ナースコール子機1は、子機制御部2、呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。また、廊下灯10は、廊下灯制御部11、廊下灯インターフェース12、廊下灯報知部13、廊下灯復旧操作部(特許請求の範囲の復旧操作装置に該当する)14を備えて構成されている。また、ナースコール親機20は、親機制御部(特許請求の範囲の制御装置に該当する)21、親機インターフェース22、記憶部23、報知部24、復旧操作部25を備えて構成されている。
まず、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。なお、本実施形態では、呼出操作部3を呼出ボタンなどにより構成しているが、これに限定されない。例えば、患者の各種の動作を検出するためのセンサーなどを用いて呼出操作部3を構成するようにしても良い。
患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、呼出操作部3の呼出ボタンを操作する。すると、子機制御部2は、呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。また、呼出操作部3が操作されて、子機制御部2が呼出信号を生成すると、子機制御部2は、以降の呼出操作部3の操作を無効とする。すなわち、呼出操作部3が一度操作されると、呼出操作部3が続けて操作されても、子機制御部2が呼出信号を続けて生成することはない。この状態で、後述する廊下灯復旧信号または復旧信号を子機制御部2が入力すると、子機制御部2は呼出操作部3の操作を再び有効とする状態に戻す。
子機インターフェース4は、廊下灯10を介してナースコール子機1とナースコール親機20とを接続して通信を行うためのものである。ここで、子機インターフェース4は、子機制御部2により生成された呼出信号を廊下灯10およびナースコール親機20に出力する。また、子機インターフェース4は、廊下灯10から廊下灯復旧信号を入力するとともに、廊下灯10を介してナースコール親機20から復旧信号を入力する。
次に、廊下灯10の各構成要素について説明する。廊下灯制御部11は、廊下灯10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。廊下灯インターフェース12は、ナースコール子機1およびナースコール親機20を接続しており、ナースコール子機1から出力された呼出信号を入力したり、ナースコール親機20から出力された後述する復旧信号を入力したりする。また、廊下灯インターフェース12は、廊下灯制御部11にて生成された廊下灯復旧信号やナースコール親機20から入力した復旧信号をナースコール子機1へ出力したり、ナースコール子機1から入力した呼出信号をナースコール親機20へ出力したりする。
廊下灯報知部13は、LEDなどの表示灯により構成されており、ナースコール子機1により呼び出しが行われたことを報知する。ここで、廊下灯インターフェース12がナースコール子機1から呼出信号を入力した場合、廊下灯制御部11は、廊下灯報知部13を動作させ、廊下灯報知部13は表示灯を点灯させる。なお、本実施形態では、廊下灯報知部13は、表示灯を点灯させることで報知を行っているが、これに限定されない。例えば、表示灯を点滅させることで報知を行うようにしても良い。また、本実施形態では、廊下灯報知部13は表示灯により構成されているが、これに限定されない。例えば、廊下灯報知部13がスピーカーや表示ディスプレイなどにより構成されるようにしても良い。
廊下灯復旧操作部14は、廊下灯10の筐体に設置されており、ボタンなどにより構成されている。廊下灯報知部13が動作している状態で廊下灯復旧操作部14が操作されると、廊下灯制御部11は廊下灯復旧信号を生成するとともに廊下灯報知部13の動作を停止させる。また、廊下灯制御部11にて生成された廊下灯復旧信号は、廊下灯インターフェース12によりナースコール子機1およびナースコール親機20へ出力される。ここで、廊下灯復旧信号には、この廊下灯10を他の廊下灯10と識別するための識別情報が含まれる。
一方、廊下灯報知部13が動作している状態で廊下灯インターフェース12がナースコール親機20から復旧信号を入力すると、廊下灯制御部14は、所定時間が経過した後に廊下灯報知部13の動作を停止させる。このように、廊下灯報知部13が動作している状態で廊下灯復旧操作部14が操作された場合には、廊下灯報知部13は直ちに動作を停止し、廊下灯報知部13が動作している状態で廊下灯インターフェース12が復旧信号を入力した場合には、廊下灯報知部13が所定時間だけ遅延して動作を停止する。ここで、所定時間は、ナースコール親機20が設置されているナースステーションから廊下灯10が設置されている病室までの距離と、医療従事者の歩く速さとに基づいて決められることが好ましいが、一般的には3分程度の時間となる。
次に、ナースコール親機20の各構成要素について説明する。親機制御部21は、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース22は、ナースコール親機20とナースコール子機1とを廊下灯10を介して接続し、通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース22は、ナースコール子機1から出力された呼出信号を、廊下灯10を介して入力したり、廊下灯10から出力された廊下灯復旧信号を入力したりする。また、親機インターフェース22は、ナースコール子機1へ廊下灯10を介して復旧信号を出力したり、廊下灯10へ復旧信号を出力したりする。
記憶部23は、メモリやハードディスクドライブにより構成されており、ナースコール子機1の子機識別情報と、そのナースコール子機1が接続されている廊下灯10の識別情報とを関連付けて予め記憶している。
報知部24は、スピーカーや表示ディスプレイ、表示灯などにより構成されており、ナースコール子機1により呼び出しが行われたことを報知する。ここで、親機インターフェース22が呼出信号を入力した場合には、親機制御部21は、呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出し、その子機識別情報によって呼び出しを行ったナースコール子機1を特定し、報知部24を報知させる。例えば、表示ディスプレイに子機識別情報を表示したり、特定されたナースコール子機1を使用している患者に対応する選局部の表示灯を点灯させたりして、報知部24は呼び出しを報知する。
復旧操作部25は、ナースコール親機20の筐体に設置されており、ボタンなどにより構成されている。報知部24が動作している状態で復旧操作部25が操作された場合、親機制御部21は復旧信号を生成するとともに報知部24の動作を直ちに停止させる。ここで、親機制御部21は、記憶部23を参照して、呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶されている識別情報を抽出する。そして、親機制御部21は、親機インターフェース22を制御して、抽出した子機識別情報によって特定されるナースコール子機1へ生成した復旧信号を出力するとともに、抽出した識別情報によって特定される廊下灯10へ生成した復旧信号を出力する。また、報知部24が動作している状態で親機インターフェース22が廊下灯10から廊下灯復旧信号を入力した場合、親機制御部21は報知部24の動作を直ちに停止させる。
なお、本実施形態では、復旧操作部25がボタンなどにより構成されているが、これに限定されない。例えば、ナースコール親機20とナースコール子機1との間で通話が可能であり、ナースコール親機20にハンドセットが設けられている場合には、ハンドセットにより操作されるフックスイッチを復旧操作部25としても良い。すなわち、報知部24が動作している状態で医療従事者がハンドセットをオフフックすると、フックスイッチの押下が解除されて、親機制御部21が復旧信号を生成するとともに、報知部24の動作を停止させる。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの廊下灯10の動作を示すフローチャートである。まず、廊下灯インターフェース12が呼出信号を入力したか否かを廊下灯制御部11にて調べる(ステップS1)。ここで、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作されていない場合には、子機制御部2にて呼出信号が生成されないため、子機インターフェース4から呼出信号が出力されず、廊下灯インターフェース12が呼出信号を入力することはない。一方、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作された場合には、子機制御部2にて呼出信号が生成され、子機インターフェース4から呼出信号が出力されて、廊下灯インターフェース12が呼出信号を入力する。
廊下灯インターフェース12が呼出信号を入力していないと廊下灯制御部11にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。一方、廊下灯インターフェース12が呼出信号を入力したと廊下灯制御部11にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、廊下灯制御部11は廊下灯報知部13を動作させる(ステップS2)。廊下灯報知部13が動作すると、呼び出しを行った患者が居る病室の入口近傍の廊下側に設置された表示灯が点灯する。
そして、廊下灯復旧操作部14が操作されたか否かを廊下灯制御部11にて調べる(ステップS3)。ここで、廊下灯復旧操作部14は、廊下灯10の筐体に設置されている。廊下灯復旧操作部14が操作されたと廊下灯制御部11にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、廊下灯制御部11は、直ちに廊下灯報知部13の動作を停止させる(ステップS4)。一方、廊下灯復旧操作部14が操作されていないと廊下灯制御部11にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、廊下灯インターフェース12がナースコール親機20から復旧信号を入力したか否かを廊下灯制御部11にて調べる(ステップS5)。廊下灯インターフェース12が復旧信号を入力していないと廊下灯制御部11にて判断した場合には(ステップS5にてNO)、ステップS3の処理に戻る。
一方、廊下灯インターフェース12が復旧信号を入力したと廊下灯制御部11にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、廊下灯制御部11は、所定時間が経過した後に廊下灯報知部13の動作を停止させる(ステップS6)。すなわち、所定時間が経過するまで、廊下灯報知部13の表示灯は点灯し続ける。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作されて、子機制御部2が呼出信号を生成し、子機インターフェース4が子機制御部2にて生成された呼出信号を出力する。そして、呼出信号を入力した廊下灯10では、廊下灯制御部11が廊下灯報知部13を動作させ、呼出信号を入力したナースコール親機20では、親機制御部21が報知部24を動作させる。この状態で、呼び出しを行ったナースコール子機1が接続された廊下灯10に設けられている廊下灯復旧操作部14が操作された場合には、廊下灯制御部11は、直ちに廊下灯報知部13を停止させるようにしている。一方、この状態で、廊下灯インターフェース12がナースコール親機20から出力された復旧信号を入力した場合には、廊下灯制御部11は、所定時間が経過した後に廊下灯報知部13を停止させるようにしている。
これにより、ナースコール子機1により呼び出しが行われた場合に、そのナースコール子機1が接続された廊下灯にて報知が行われるので、医療従事者は呼び出しを行った病室を直感的に特定することができる。また、ナースコール親機20にて報知を停止する操作が行われたときには、所定時間が経過した後に廊下灯10の報知が停止するので、ナースコール親機20にて報知を停止する操作を行った医療従事者が呼び出しを行った病室の近くに駆けつけるであろう時点でも廊下灯10による報知が行われており、医療従事者は呼び出しを行った病室を直感的に特定することができる。一方、廊下灯復旧操作部14にて報知を停止する操作が行われたときには、廊下灯10の報知が直ちに停止するが、報知を停止する操作が呼び出しを行った病室内またはその病室の近傍にて行われるため、医療従事者が呼び出しを行った病室を特定する際の妨げにはならず、無駄に廊下灯報知部13を動作させないようにすることができる。
なお、前述した実施形態では、廊下灯10に設けられた廊下灯復旧操作部14およびナースコール親機20に設けられた復旧操作部25によってのみ復旧の動作が行われているが、これに限定されない。例えば、医療従事者が携行する携帯端末により行われる応答の操作によって復旧の動作が行われるようにしても良い。この場合、携帯端末にて応答が行われた場合、ナースコール親機20から復旧信号が出力される。すなわち、廊下灯制御部11は、所定時間が経過した後に廊下灯報知部13を停止させる。
また、前述した実施形態では、所定時間は固定されているが、これに限定されない。例えば、ナースステーションからの距離に応じて廊下灯10ごとに所定時間を変更するようにしても良い。すなわち、ナースステーションから遠い病室に設置された廊下灯10では、所定時間を長めに設定し、ナースステーションに近い病室に設置された廊下灯10では、所定時間を短めに設定する。これにより、所定時間が適正なものとなる。
また、携帯端末を用いた変形例において、携帯端末の現在位置を検出し、携帯端末の位置に応じて所定時間を変更するようにしても良い。この場合、応答した携帯端末の位置に応じて所定時間が変更されるので、所定時間が適正なものとなる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 廊下灯
11 廊下灯制御部
12 廊下灯インターフェース
13 廊下灯報知部
14 廊下灯復旧操作部
20 ナースコール親機
21 親機制御部
22 親機インターフェース
23 記憶部
24 報知部
25 復旧操作部

Claims (1)

  1. 病室内に設置されており、医療従事者を呼び出す際に使用される呼出操作部と、前記呼出操作部が操作された場合に呼出信号を生成する子機制御部とを備えたナースコール子機と、
    前記病室の入口近傍の廊下側に設置され、前記ナースコール子機から呼出信号を入力すると報知を行う廊下灯報知部を備えた廊下灯と、
    前記医療従事者によって使用され、前記ナースコール子機から呼出信号を入力すると報知を行う報知部と、前記報知部および前記廊下灯報知部の動作を停止させるとともに、前記ナースコール子機を呼出操作部が操作される前の状態に戻すために操作される復旧操作部とを備えたナースコール親機と、
    前記病室内または前記病室の近傍に設置され、前記報知部および前記廊下灯報知部の動作を停止させるとともに、前記ナースコール子機を呼出操作部が操作される前の状態に戻すために操作される復旧操作装置と、
    前記廊下灯報知部および前記報知部が動作している状態で前記復旧操作装置が操作された場合には、前記廊下灯報知部および前記報知部を直ちに停止させ、前記廊下灯報知部および前記報知部が動作している状態で前記復旧操作部が操作された場合には、前記廊下灯報知部を遅延させて停止させるとともに、前記報知部を直ちに停止させる制御装置と、
    を備えたナースコールシステム。
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