JP2011172884A - ナースコール子機およびナースコールシステム - Google Patents

ナースコール子機およびナースコールシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 ナースコール子機が落下したことをできるだけ正確に医療従事者に知らせることができる。
【解決手段】 加速度センサ4とマイク5とをナースコール子機1に設け、加速度センサ4が所定の加速度以上の加速度を検出した後にマイク5が所定の音量以上の音量を入力した場合に、ナースコール子機1の落下が加速度センサ4により検出され、その後にナースコール子機1が床に着いた際に発生する衝突音がマイク5に入力されて報知が行われる。そのため、マイク5が所定の音量以上の音量を入力した場合には、マイク5が患者の声などの音を入力しただけであると判断されて報知が行われない。また、加速度センサ4が所定の加速度以上の加速度を検出した場合でも、その後にマイク5が所定の音量以上の音量を入力しなかったときには、ナースコール子機1が患者などにより単に動かされただけであると判断されて報知が行われない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院などで患者からの要求に応じて医師や看護師などの医療従事者を呼び出すために使用するナースコール子機およびナースコールシステムに関する。
従来、病院などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病室内の患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機および医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されたナースコール親機を有線などにより接続して構成されている。また、ナースコール子機およびナースコール親機は、廊下灯や制御機などを介して接続されている。また、ナースコール親機によっては、医療従事者が携行している携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)を無線によって接続するものも存在する。そして、患者によりナースコール子機が操作されると、ナースコール親機や携帯通信端末は、自装置に設けられた報知部を動作させて、スピーカから呼び出し音を出力させたり、表示ディスプレイなどに呼び出し表示を行わせたりして、呼び出しを報知している。医療従事者は、呼び出し音を聞いたり、呼び出し表示を見たりして、患者からの呼び出しを把握する。
また、ナースコール子機としては、握り押しボタン式子機やハンド形子機などがある。握り押しボタン式子機は、医療従事者を呼び出すための呼出操作部(例えば、呼び出しボタンなど)を備えている。また、ハンド形子機は、呼出操作部に加えて、マイクやスピーカを内蔵しており通話機能を有している。握り押しボタン式子機やハンド形子機などのナースコール子機は、患者が操作し易いように、ベッド上の患者の手元付近に置かれることが多い。そのため、ナースコール子機が置かれた位置によっては、ベッド上の患者が体を動かしたり、ベッド上に敷かれている布団が動いたりすると、その動きによりナースコール子機がベッド上から落下してしまうことがあった。
ナースコール子機がベッド上から落下した場合、体を自由に動かすことができる患者は、ベッドから身を乗り出したり、ベッドから降りたりしてナースコール子機を拾い上げることができる。一方、体を自由に動かすことができない患者は、ベッドから身を乗り出したり、ベッドから降りたりすることが困難であるため、ベッド上から落下したナースコール子機を自分で拾い上げることができない。ベッド上から落下したナースコール子機を患者が拾い上げることができない場合、患者以外の人(例えば、見舞い人や医療従事者など)がナースコール子機を拾い上げるまで、ベッド上から落下したナースコール子機は、床などに落ちたままになってしまう。そのため、この状態が続くと、患者が医療従事者を呼び出そうとしても、患者の手元付近にナースコール子機が無いため、患者が医療従事者を呼び出すことができないという問題があった。このような問題を解決するために、ナースコール子機がベッド上から落下した場合に、患者以外の人にその旨を知らせる技術が望まれていた。
ところで、携帯電話などの携帯電子機器の落下を検出した場合に、落下を知らせる技術が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載の携帯電子機器は、自装置が落下したことによって生じた加速度を検出した場合に、落下したことを報知するようにしている。
このような、特許文献1に記載の技術をナースコールシステムに適用すると、ナースコール子機に加速度センサを設け、ナースコール子機がベッド上から落下したことを加速度センサにて検出した場合に、ナースコール親機は、ベッド上から落下したことを報知することができる。しかしながら、この従来技術では、落下したことにより生じた加速度だけでなく、落下以外の動きにより生じた加速度も加速度センサが検出することになるので、落下以外の動きがナースコール子機に加わった場合でも報知が行われてしまうという問題があった。ここで、落下以外の動きとは、例えば、ベッド上に置かれているナースコール子機を患者などが取り上げたときやベッド上に置かれているナースコール子機に患者の体がぶつかったときなどの動きである。
また、自動車のドアの開閉音を検出した場合に警報を発する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。特許文献2に記載の車上盗難警報装置は、自動車のドアの開閉によって生じる音をマイクが入力すると、その音の電子信号を所定のサンプリング周期でサンプリングして得たサンプリング値を所定時間毎に積算する。そして、所定時間毎に積算されたサンプリング値の積算値の変化が予め設定しておいたしきい値以上である場合に、盗難が発生したことを示すブザーを鳴動させるようにしている。これにより、マイクがしきい値以上の音を入力した場合にのみブザーが鳴動するので、トラックなどの大型車の通行による振動音や雨音などの比較的小さい衝撃音をマイクが入力してもブザーが鳴動することがなくなる。
このような、特許文献2に記載の技術を、ナースコールシステムに適用すると、ナースコール子機にマイクを設け、ナースコール子機がベッド上から落下して床に着いた際に発生した衝突音をマイクにて入力した場合に、マイクに入力した音が予め設定しておいたしきい値以上であるときに、ナースコール親機は、ナースコール子機がベッド上から落下したことを報知することができる。しかしながら、この従来技術では、ナースコール子機が落下して床に着いた際に発生した衝突音だけでなく、マイクの周囲で発生した音もマイクによって入力することになるので、その音が落下による衝突音以外の音でもしきい値以上であれば、報知が行われてしまうという問題があった。ここで、落下による衝突音以外の音とは、例えば、ベッド近傍に居る患者の声や見舞い客の声、医療従事者の声、他の患者の声、館内放送による音声、テレビの音声、ラジオの音声などの音である。
特開平11−296765号公報 特開2004−133706号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコール子機が落下したことをできるだけ正確に医療従事者に知らせることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のナースコール子機は、加速度を検出する加速度センサと、周囲の音を入力するマイクとを備え、加速度センサが所定の加速度以上の加速度を検出した後にマイクが所定の音量以上の音量を入力した場合に、ナースコール親機にてナースコール子機が落下したことを報知するための呼出信号を生成して出力するようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、ナースコール子機に加速度センサを設け、そのナースコール子機が落下した際に発生する衝突音を入力することができる場所にマイクを設ける。そして、加速度センサが所定の加速度以上の加速度を検出した後にマイクが所定の音量以上の音量を入力した場合に、ナースコール親機にて報知を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、加速度センサが所定の加速度以上の加速度を検出した後にマイクが所定の音量以上の音量を入力した場合には、ナースコール子機の落下が加速度センサにより検出され、その後にナースコール子機が床に着いた際に発生する衝突音がマイクに入力されて報知が行われる。そのため、マイクが所定の音量以上の音量を入力した場合には、マイクが患者の声などの音を入力しただけであると判断されて、報知が行われない。また、加速度センサが所定の加速度以上の加速度を検出した場合でも、その後にマイクが所定の音量以上の音量を入力しなかったときには、ナースコール子機が患者などにより単に動かされただけであると判断されて、報知が行われない。従って、ナースコール子機が落下して床に着いたと判断された場合にのみ報知が行われるので、ナースコール子機が落下したことをできるだけ正確に医療従事者に知らせることができる。
本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムの構成例を示すブロック図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムは、ナースコール子機1、ナースコール親機10を備えて構成されている。
また、ナースコール子機1は、制御部2、呼出操作部3、加速度センサ4、マイク5、インターフェース(以下、I/Fとする)部6を備えて構成されている。また、ナースコール親機10は、親機用制御部11、親機用インターフェース(以下、I/Fとする)部12、報知部13を備えて構成されている。
図1において、ナースコール子機1は、病室内の各患者の近辺(例えば、ベッド上の患者の手元付近など)にそれぞれ置かれている。また、ナースコール子機1は、患者が呼出ボタンなどの呼出操作部3を操作することにより、医療従事者に対して呼び出しを行うための呼出信号を出力する。また、ナースコール子機1は、後述するナースコール子機1の落下の判定処理の結果に基づいて呼出信号を出力する。
ナースコール親機10は、医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されており、患者から呼び出しが行われた場合やナースコール子機1が落下した場合に報知を行う。ここで、ナースコール親機10には、複数のナースコール子機1が接続されている。また、ナースコール親機10とナースコール子機1との間には、制御機および廊下灯(ともに図示せず)が設置されている。制御機は、ナースコール子機1とナースコール親機10との間の通信を制御する。また、廊下灯は、自装置に設けた表示灯を点灯または点滅させることで報知を行う。
ナースコール子機1の制御部2は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御する。呼出操作部3は、ボタンなどにより構成されており、患者が医療従事者を呼び出す際に操作される。加速度センサ4は、加速度を検出するためのものである。ここで、加速度センサ4がナースコール子機1に内蔵されていることから、加速度センサ4は、ナースコール子機1の動きを検出することができる。また、加速度センサ4の構造や加速度センサ4による加速度の検出方法は、周知の技術を用いる。また、加速度センサ4は、所定の加速度以上の加速度を検出すると、加速度検出信号を生成して制御部2へ出力する。ここで、所定の加速度とは、ナースコール子機1がベッド上から落下した場合に生じるであろう動きのしきい値である。
マイク5は、周囲の音を入力するためのものである。ここで、マイク5がナースコール子機1に内蔵されていることから、マイク5は、ナースコール子機1の周囲の音、すなわち、ナースコール子機1を使用している患者の声や見舞い客の声、医療従事者の声、他の患者の声、館内放送による音声、テレビの音声、ラジオの音声などの音、ナースコール子機1の動きにより生じた音(例えば、ナースコール子機1が周囲の物にぶつかった際に発生した衝突音など)を入力し、音声信号として制御部2へ出力することができる。
制御部2は、呼出操作部3が操作されたか否かを判定する処理、加速度センサ4から出力された加速度検出信号を入力したか否かを判定する処理、および、マイク5から入力した音声信号が所定の音量以上の音量であるか否かを判定する処理を行う。ここで、所定の音量とは、落下したナースコール子機1が床に着いた際に発生するであろう衝突音のしきい値である。
呼出操作部3が操作されたと制御部2にて判断した場合に、制御部2は呼出信号を生成する。また、加速度センサ4から出力された加速度検出信号を入力し、その後に、マイク5から音声信号を入力して、その音声信号が所定の音量以上の音量であると制御部2にて判断した場合に、制御部2は呼出信号を生成する。また、それ以外の場合には、制御部2は呼出信号を生成しない。ここで、制御部2が加速度検出信号を入力してからマイク5が音声信号を出力するまでの時間は、ナースコール子機1がベッド上から落下して床に着くまでの時間であるため、極めて短い時間が設定される(例えば、数秒程度など)。また、設定された時間の計測は、タイマー部(図示せず)などによって行われる。また、呼出信号は、自装置を識別するための子機識別情報(例えば、子機番号など)を含む。
具体的には、ベッド上に置かれていたナースコール子機1がベッド上から落下すると、加速度センサ4は、ナースコール子機1に生じた所定の加速度以上の加速度を検出し、加速度検出信号を生成して制御部2へ出力する。制御部2は、加速度センサ4から出力された加速度検出信号を入力したと判断して、予め設定された時間内に、マイク5から音声信号を入力して、その音声信号が所定の音量以上の音量であるか否かを判定する。ナースコール子機1がベッド上から落下すると、ナースコール子機1と床とが衝突する。このとき、マイク5は、ナースコール子機1と床とが衝突した際に発生した衝突音を入力して、音声信号を制御部2へ出力する。ここで、マイク5から入力した音声信号が所定の音量以上の音量であると制御部2にて判断されるので、制御部2は、ナースコール子機1がベッド上から落下したものであると判断して、呼出信号を生成する。
また、ナースコール子機1がベッド上に置かれている場合には、加速度センサ4は、加速度を検出しないので加速度検出信号を出力しない。この状態で患者がしきい値以上の音量の声を出すと、マイク5は患者の声を入力して、音声信号を制御部2へ出力する。すると、制御部2は加速度検出信号を入力せずに、マイク5から入力した音声信号が所定の音量以上の音量であると判断する。そのため、制御部2は、マイク5が患者の声などの音を入力しただけであると判断して、呼出信号を生成しない。
また、ベッド上に置かれていたナースコール子機1を患者などが取り上げると、加速度センサ4は、ナースコール子機1に発生した加速度を検出する。そして、検出した加速度が所定の加速度以上の加速度であれば、加速度センサ4は、加速度検出信号を生成して制御部2へ出力する。制御部2は、加速度センサ4から出力された加速度検出信号を入力したと判断して、マイク5から音声信号を入力して、その音声信号が所定の音量以上の音量であるか否かを判定する。ここで、マイク5から音声信号を入力しなかった、または、マイク5から入力した音声信号が所定の音量以上の音量ではなかったと制御部2にて判断されるので、制御部2は、ナースコール子機1が患者などにより単に動かされただけであると判断して、呼出信号を生成しない。
I/F部6は、ナースコール子機1にナースコール親機10を接続しており、制御部2にて生成された呼出信号をナースコール親機10へ出力する。
ナースコール親機10の親機用制御部11は、CPUなどにより構成されており、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御する。親機用I/F部12は、ナースコール親機10にナースコール子機1を接続しており、ナースコール子機1から出力された呼出信号を入力する。報知部13は、患者からの呼び出しやナースコール子機1が落下したことを報知するためのものである。ここで、報知部13は、スピーカや表示ディスプレイ、表示灯などにより構成されており、スピーカから呼び出し音や音声を出力させたり、表示ディスプレイに呼び出し表示を行わせたり、表示灯を点灯または点滅させたり、これらを組み合わせたりして報知を行う。
また、ナースコール親機10には、報知部13の動作を停止させるための操作部(図示せず)が設けられている。ここで、報知部13による報知が行われると、報知を把握した医療従事者は、操作部を操作することで報知部13の動作を停止させることができる。また、操作部は、ナースコール親機10や廊下灯などに設置されている。
次に、本実施形態によるナースコール子機1を含むナースコールシステムの動作を説明する。図2は、本実施形態によるナースコール子機1を含むナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。まず、ナースコール子機1の制御部2は、呼出操作部3が操作されたか否かを判定する(ステップS1)。呼出操作部3が操作されたと制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、ステップS5の処理へ移行する。一方、呼出操作部3が操作されていないと制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、制御部2は、加速度検出信号を入力したか否かを判定する(ステップS2)。
加速度検出信号を入力していないと制御部2にて判断した場合には(ステップS2にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、加速度検出信号を入力したと制御部2にて判断した場合には(ステップS2にてYES)、制御部2は、音声信号を入力し、その音声信号が所定の音量以上の音量であるか否かを判定する(ステップS3)。入力した音声信号が所定の音量以上の音量であると制御部2にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、ステップS5の処理へ移行する。
一方、音声信号を入力していないと制御部2にて判断した場合、または、入力した音声信号が所定の音量以上の音量ではないと制御部2にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、制御部2は、設定された時間が経過したか否かを判定する(ステップS4)。設定された時間が経過していないと制御部2にて判断した場合には(ステップS4にてNO)、ステップS3の処理に戻る。一方、設定された時間が経過したと制御部2にて判断した場合には(ステップS4にてYES)、ステップS1の処理に戻る。
ステップS5において、制御部2は呼出信号を生成して、I/F部6は制御部2にて生成された呼出信号をナースコール親機10へ出力し、ステップS1の処理に戻る。
ナースコール親機10の親機用制御部11は、親機用I/F部12が呼出信号を入力したか否かを判定する(ステップS6)。呼出信号を入力していないと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS6の処理を繰り返す。一方、呼出信号を入力したと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、親機用制御部11は報知部13を動作させ、報知部13は報知を行う(ステップS7)。
そして、親機用制御部11は、操作部が操作されたか否かを判定する(ステップS8)。操作部が操作されていないと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS8にてNO)、ステップS8の処理を繰り返す。一方、操作部が操作されたと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS8にてYES)、親機用制御部11は報知部13の動作を停止させ、報知部13は報知を停止し(ステップS9)、ステップS6の処理に戻る。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のナースコール子機1は、所定の加速度以上の加速度を検出した場合に加速度検出信号を生成して出力する加速度センサ4と、ナースコール子機1の周囲の音を入力し、音声信号として出力するマイク5とを備える。そして、加速度検出信号を入力した後に音声信号を入力し、その音声信号が所定の音量以上の音量である場合に、制御部2は呼出信号を生成してI/F部6によりナースコール親機10へ出力するようにしている。また、それ以外の場合には、制御部2は呼出信号を生成しないようにしている。
これにより、ナースコール子機1の落下が加速度センサ4により検出され、その後に、ナースコール子機1が床に着いた際に発生する衝突音がマイク5に入力されて報知が行われる。そのため、マイク5が所定の音量以上の音量を入力しただけでは、マイク5が患者の声などの音を入力しただけであると判断されて、報知が行われない。また、加速度センサ4が所定の加速度以上の加速度を検出した場合でも、その後にマイク5が所定の音量以上の音量を入力しなかったときには、ナースコール子機1が患者などにより単に動かされただけであると判断されて、報知が行われない。従って、ナースコール子機1が落下したことをできるだけ正確に医療従事者に知らせることができる。
なお、前述した実施形態では、制御部2は、加速度検出信号を入力した後にマイク5から音声信号を入力し、その音声信号が所定の音量以上の音量であると判断した場合に、呼出信号を生成しているが、これに限定されない。例えば、加速度検出信号を入力した後にマイク5から所定の音量以上の音量の音声信号を入力し、マイク5から所定の音量以上の音量の音声信号を入力したのと略同時に加速度検出信号を入力しなくなったと制御部2にて判断した場合に、制御部2が呼出信号を生成するようにしても良い。ここで、加速度センサ4は、所定の加速度以上の加速度を検出し続けている間、継続して加速度検出信号を出力する。これにより、ナースコール子機1が落下した際に生じる加速度が検出されなくなったタイミングで衝突音が生じた場合にのみ報知が行われるので、ナースコール子機1の落下の判定処理をより精度高く実行することができる。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1は、有線により呼出信号をナースコール親機10へ出力しているが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機1から無線により呼出信号をナースコール親機10へ送信するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1の落下の判定処理は、ナースコール子機1の制御部2にて行われているが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機1の落下の判定処理がナースコール親機10の親機用制御部11にて行われるようにしても良い。この場合、ナースコール子機1は、加速度検出信号および音声信号をナースコール親機10へ出力するようにする。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1が落下したことを知らせるための報知は、ナースコール親機10の報知部13のみで行われているが、これに限定されない。例えば、落下したナースコール子機1が設置されている病室でも報知が行われるようにしても良いし、医療従事者が携行している携帯通信端末で報知が行われるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、マイク5は、ナースコール子機1に内蔵されているが、これに限定されない。例えば、少なくともナースコール子機1が落下した際に発生する衝突音を入力することができる場所(例えば、ベッド近傍の床付近など)にマイク5が設置されるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1は、呼出操作部3が操作された場合と自装置が落下した場合とを区別せずに呼出信号を出力しているが、これに限定されない。例えば、呼出操作部3が操作された場合とナースコール子機1が落下した場合とを区別して、ナースコール子機1が呼出信号を出力するようにしても良い。この場合、制御部2は、呼び出しの種別を識別するための種別識別情報(例えば、通常など)を含む呼出信号を生成するようにする。ここで、種別識別情報には、呼出操作部3が操作されたことを示す「通常」、ナースコール子機1の落下の判定処理の結果に基づいてナースコール子機1が落下したことを示す「落下」という情報が格納される。
これにより、ナースコール親機10は、入力した呼出信号に含まれる種別識別情報の値から、ナースコール子機1からの呼び出しの種別を特定することができる。また、ナースコール親機10は、特定した呼び出しの種別に応じて報知のパターンを異ならせて、患者からの呼び出しおよびナースコール子機1が落下したことを知らせるための呼び出しを区別して報知することができる。
その他、ナースコール子機1およびナースコールシステムの構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1 ナースコール子機
2 制御部
3 呼出操作部
4 加速度センサ
5 マイク
6 インターフェース(I/F)部
10 ナースコール親機
11 親機用制御部
12 親機用インターフェース(I/F)部
13 報知部

Claims (2)

  1. 医療従事者を呼び出すための呼出操作を行うための呼出操作部と、
    加速度を検出する加速度センサと、
    周囲の音を入力するマイクと、
    自装置が落下した場合に生じるであろう動きのしきい値を示す所定の加速度以上の加速度を前記加速度センサにて検出した後に自装置が落下して床に着いた場合に発生するであろう衝突音のしきい値を示す所定の音量以上の音量を前記マイクにて入力した場合、または、前記呼出操作部が操作された場合に呼出信号を生成する制御部と、
    前記制御部にて生成された前記呼出信号を出力するインターフェース部と、
    を備えることを特徴とするナースコール子機。
  2. 医療従事者を呼び出すための呼出操作を行うための呼出操作部と、加速度を検出する加速度センサと、前記呼出操作部が操作された場合に呼出信号を生成する制御部と、前記制御部にて生成された前記呼出信号を出力するとともに、前記加速度センサが検出した加速度を示す加速度検出信号を出力するインターフェース部とを有するナースコール子機と、
    前記ナースコール子機が落下した際に発生する衝突音を入力することができる場所に設けられ、周囲の音を入力して音声信号として出力するマイクと、
    前記呼出操作部が操作されたことや前記ナースコール子機が落下したことを報知する報知部と、前記ナースコール子機から出力された加速度検出信号および呼出信号を入力するとともに、前記マイクから出力された音声信号を入力する親機用インターフェース部と、前記ナースコール子機が落下した場合に生じるであろう動きのしきい値を示す所定の加速度以上の加速度検出信号を前記親機用インターフェース部が入力した後に前記ナースコール子機が落下して床に着いた場合に発生するであろう衝突音のしきい値を示す所定の音量以上の音量の音声信号を前記親機用インターフェース部にて入力した場合、または、前記呼出信号を前記親機用インターフェース部が入力した場合に、前記報知部を動作させる親機用制御部とを有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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