JP2013009135A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】子機による呼び出しに対して応答が行われた状態で患者が話をすることができなくなった場合でも、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを医療従事者ができるだけ把握することができるようにする。
【解決手段】呼出操作部3が操作された場合に録音装置10にて録音を開始し、応答操作部25が操作された場合に録音を終了して、再生操作部26が操作された場合に録音された音声を再生するようにしている。これにより、呼び出しを行った患者や見舞い客が焦った状態で応答の前に話してしまい応答が行われてから話せなくなったり、呼び出しを行った患者が呼び出しの直後に意識を失ったりしても、呼出操作部3が操作されてから応答操作部25が操作されるまでの音声が録音装置10に録音されるので、その音声を再生した医療従事者が、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを把握することができる可能性が高くなる。
【選択図】図1
【解決手段】呼出操作部3が操作された場合に録音装置10にて録音を開始し、応答操作部25が操作された場合に録音を終了して、再生操作部26が操作された場合に録音された音声を再生するようにしている。これにより、呼び出しを行った患者や見舞い客が焦った状態で応答の前に話してしまい応答が行われてから話せなくなったり、呼び出しを行った患者が呼び出しの直後に意識を失ったりしても、呼出操作部3が操作されてから応答操作部25が操作されるまでの音声が録音装置10に録音されるので、その音声を再生した医療従事者が、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを把握することができる可能性が高くなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が医師や看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、これらをまとめて患者と記載する)がボタン状の呼出操作部を操作することによって医者や看護師、介護師(以下、これらをまとめて医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室内のベッドの近傍やトイレ、浴室などに設置され、呼出操作部を備えるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置され、患者からの呼び出しを報知するナースコール親機と、病室や介護室などの各部屋(以下、これらをまとめて病室と記載する)の出入口付近の廊下側に設置され、病室内の患者の氏名を表示したり、病室内の患者が呼び出しを行ったりしていることを表示する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行するPHS(Personal Handy phone System)端末などの携帯端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。
このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機の呼出操作部が操作されると、ナースコール子機にて生成された呼出信号が廊下灯を介してナースコール親機へ出力される。ナースコール親機や携帯端末では、患者から呼び出しが行われたことを音声などにより報知する。この報知を把握した医療従事者は、ナースコール親機に設置されているハンドセットをオフフックしたり、自身が携行している携帯端末をオフフックしたりすることで、呼び出しに応答することができる。また、ナースコール子機に通話機能が搭載されている場合には、ナースコール親機にて応答した後でナースコール子機との間で通話路が形成される。また、携帯端末で応答した後でナースコール子機との間で通話路が形成される。通話路が形成されると、医療従事者は患者と会話することができるので、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを確認することができる。
ところで、患者が呼び出しを行っても、医療従事者が多忙でナースコール親機や携帯端末で応答することができなかった場合には、医療従事者は、患者が呼び出しを行ったことは把握することができても、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを把握することができないという問題があった。このような問題を解決するために、ナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機や携帯端末が応答しなかったときに代理応答して、患者の音声を録音して保存する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。この特許文献1によれば、医療従事者が呼び出しに応答することができなかった場合でも、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを後から確認することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ナースコール子機からの呼び出しに対してナースコール親機や携帯端末が応答しなかったときに代理応答が行われて患者の音声が録音されるので、ナースコール子機からの呼び出しが行われてから代理応答が行われるまでの音声は録音されず、患者や患者の代わりの見舞い客が呼び出しを行った直後に話した内容については録音が行われないという問題があった。
そのため、呼び出しを行った患者や見舞い客が焦った状態で応答の前に話してしまい応答が行われてから話せなくなったり、呼び出しを行った患者がその直後に意識を失ったりすると、代理応答に限らず医療従事者が応答を行うことができた場合でも、医療従事者は患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを把握することができなくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコール子機による呼び出しに対して応答が行われた状態で患者が話をすることができなくなった場合でも、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを医療従事者ができるだけ把握することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機の呼出操作部が操作された場合に録音を開始し、ナースコール親機にて応答の操作が行われた場合に録音を終了して、ナースコール親機に設けた再生操作部が操作された場合に録音された音声を再生するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、呼び出しを行った患者や見舞い客が焦った状態で応答の前に話してしまい応答が行われてから話せなくなったり、呼び出しを行った患者がその直後に意識を失ったりしても、ナースコール子機の呼出操作部が操作されてからナースコール親機にて応答の操作が行われるまでの音声が録音されるので、その音声を再生した医療従事者が、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを把握することができる可能性が高くなる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、録音装置10、ナースコール親機20を備えて構成されている。また、本実施形態によるナースコールシステムは、他の標準的な構成要素として、例えば、病院内の通信センターに設置される図示しないハンディナースコール主装置、図示しない構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)、図示しない公衆網、図示しない無線ユニットを備えている。ハンディナースコール主装置には無線ユニットが接続されている。
また、PBXは、公衆網に接続されている。ハンディナースコール主装置は、例えば構内PHS(Personal Handy-phone System)対応の交換装置からなるもので、内部制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線と、局線と、保守とを備える。ここで、ハンディナースコール主装置の内線にはそれぞれ無線ユニットの無線基地局が接続されている(何れも図示せず)。無線基地局は、それぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する構内PHSとの間で無線回線を介して接続されている。また、ハンディナースコール主装置の局線には構内交換機が接続されている。携帯端末は、医療従事者によって携行される。
ナースコール子機1は、患者の居る病室のベッド近傍に設置されており、患者が医療従事者を呼び出すために使用される。ここで、ナースコール子機1は、子機制御部2、呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。子機インターフェース4は、ナースコール親機20の親機インターフェース22に接続されており、ナースコール子機1とナースコール親機20とを電気的に接続する。
患者が医療従事者を呼び出す場合には、患者は呼出操作部2を操作する。すると、子機制御部2は、呼出信号を生成する。呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報が用いられる。また、子機インターフェース4は、子機制御部2により生成された呼出信号をナースコール親機20に出力する。また、ナースコール子機1は、呼び出しを行うと次の呼び出しを行うことができない状態になるが、この状態を呼び出し前の待機状態に戻すための復旧信号を入力することで、次の呼び出しを行うことができるようになる。
録音装置10は、ナースコール子機1の近傍(換言すると、患者の居る病室のベッド近傍)に設置されており、患者の声を録音するために使用される。ここで、録音装置10は、録音制御部11、インターフェース12、マイクロホン13、音声記憶部14を備えて構成されている。録音制御部11は、録音装置10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。インターフェース12は、ナースコール親機20の親機インターフェース22に接続されており、録音装置10とナースコール親機20とを電気的に接続する。また、インターフェース12は、ナースコール親機20から録音開始信号および録音終了信号を入力する。
マイクロホン13は、周囲の音声を入力し、入力した音声を音声信号に変換して出力する。また、マイクロホン13は、ナースコール子機1を使用する患者の顔の近傍に設置されていることが好ましい。音声記憶部14は、ハードディスクドライブやメモリーにより構成されており、マイクロホン13から出力された音声信号を記憶する。インターフェース12が録音開始信号を入力すると、録音制御部11は、マイクロホン13および音声記憶部14を制御して音声信号を録音する。この状態で、インターフェース12が録音終了信号を入力すると、録音制御部11は、マイクロホン13および音声記憶部14を制御して音声信号の録音を終了し、音声記憶部14に録音された音声信号をインターフェース12によりナースコール親機20へ出力させる。
ナースコール親機20は、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置されており、患者からの呼び出しを報知したり、応答したり、録音装置11にて録音された音声を再生したりするために使用される。ここで、ナースコール親機20は、制御部21、親機インターフェース22、記憶部23、報知部24、応答操作部25、再生操作部26を備えて構成されている。制御部21は、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。
親機インターフェース22は、ナースコール子機1の子機インターフェース4および録音装置10のインターフェース12に接続されており、ナースコール親機20とナースコール子機1とを電気的に接続するとともに、ナースコール親機20と録音装置10とを電気的に接続する。また、親機インターフェース22は、ナースコール子機1から出力された呼出信号を入力するとともに、制御部21にて生成された復旧信号をナースコール親機1へ出力する。また、親機インターフェース22は、録音装置10から出力された音声信号を入力するとともに、制御部21にて生成された録音開始信号および録音終了信号を録音装置10へ出力する。
記憶部23は、ハードディスクドライブやメモリーなどにより構成されており、子機識別情報と、その子機識別情報により特定されるナースコール子機1を使用する患者の氏名などの患者情報とを関連付けて予め記憶している。また、記憶部23は、子機識別情報と、その子機識別情報により特定されるナースコール子機1の近傍に設置されている録音装置10を他の録音装置と識別するための録音装置識別情報とを関連付けて予め記憶している。
報知部24は、少なくともスピーカーなどの音声出力装置により構成されており、報知音を出力する。親機インターフェース22がナースコール子機1から呼出信号を入力した場合に、制御部21は報知部24を動作させ、報知部24はスピーカーから報知音を出力する。なお、報知部24は、音声出力装置に加えて、表示ディスプレイなどの表示装置やランプなどの点灯装置を備えていても良い。この場合、親機インターフェース22がナースコール子機1から呼出信号を入力すると、制御部21は、記憶部24を参照し、呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶されている患者情報を取得して、表示ディスプレイに表示したり、該当する患者の表示ランプを点灯させたりして報知部24を動作させる。
一方、親機インターフェース22がナースコール子機1から呼出信号を入力すると、制御部21は、記憶部24を参照し、呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶されている録音装置識別情報を取得して、この録音装置識別情報を含む録音開始信号を生成する。親機インターフェース22は、制御部21にて生成された録音開始信号を録音装置10へ出力する。この場合、各録音装置10では、録音制御部11が録音開始信号に含まれる録音装置識別情報と自装置の録音装置識別情報をと比較して、一致したときのみ録音開始信号をインターフェース12にて入力する。録音開始信号を入力すると、録音制御部11は、マイクロホン13および音声記憶部14を動作させ、患者の声を録音する。
応答操作部25は、ハンドセットなどを置くための置き台にハンドセットを置いた際に操作されるフックスイッチなどにより構成されており、ハンドセットがオフフックされるとフックスイッチの操作が解除されて応答操作が行われ、ハンドセットがオンフックされるとフックスイッチが操作されて応答操作が行われていない状態となる。すなわち、報知部24が報知を行っている状態で応答操作部25が操作されると(換言すると、ハンドセットがオフフックされると)、制御部21は報知部24の動作を停止させ、報知部24は報知を停止する。すると、制御部21は、報知部24を動作させる際に親機インターフェース22に入力した呼出信号に含まれる子機識別情報を含む復旧信号を生成する。親機インターフェース22は、制御部21にて生成された復旧信号をナースコール子機1へ出力する。
この場合、各ナースコール子機1では、子機制御部2が復旧信号に含まれる子機識別情報と自装置の子機識別情報とを比較して、一致したときのみ復旧信号を子機インターフェース4にて入力する。復旧信号を入力すると、子機制御部2は、呼出操作部3が操作されると呼出信号を生成することができる待機状態に戻す。
一方、報知部24が報知を行っている状態で応答操作部25が操作されると(換言すると、ハンドセットがオフフックされると)、制御部21は、記憶部24を参照し、報知部24を動作させる際に用いられた呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶されている録音装置識別情報を取得して、この録音装置識別情報を含む録音終了信号を生成する。親機インターフェース22は、制御部21にて生成された録音終了信号を録音装置10へ出力する。この場合、各録音装置10では、録音制御部11が録音終了信号に含まれる録音装置識別情報と自装置の録音装置識別情報をと比較して、一致したときのみ録音終了信号をインターフェース12にて入力する。録音終了信号を入力すると、録音制御部11は、マイクロホン13および音声記憶部14の動作を停止させ、録音を終了する。
再生操作部26は、ボタンなどにより構成されており、録音装置10に録音された音声を再生するために使用されるものである。応答操作部25が操作された後に再生操作部26が操作されると、制御部21は、録音装置10の音声記憶部14に記憶された音声信号を取得する。この場合、再生操作部26が操作されると、制御部21は、録音装置識別情報を含む音声取得信号を生成し、親機インターフェース22により出力する。この音声取得信号に含まれる録音装置識別情報と同一の録音装置識別情報を持つ録音装置10では、録音制御部11が音声記憶部14に記憶されている直近の音声信号を抽出して、インターフェース12によりナースコール親機20へ出力する。音声信号を入力したナースコール親機20では、制御部21が音声信号をハンドセットにより音声に変換して出力させたり、報知部24を構成するスピーカーにより音声に変換して出力させたりする。
なお、本実施形態では、ナースコール親機20は、再生操作部26が操作されたタイミングで録音装置10から音声信号を入力するようにしているが、これに限定されない。例えば、ナースコール親機20は、録音装置10にて録音が終了したタイミングで音声信号を入力するようにしても良い。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。ここで、ナースコール子機1および録音装置10を特定する動作は省略する。まず、ナースコール子機1では、呼出操作部3が操作されたか否かを子機制御部2にて調べる(ステップS1)。呼出操作部3が操作されていないと子機制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。一方、呼出操作部3が操作されたと子機制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、子機制御部2は、呼出信号を生成して、子機インターフェース4によりナースコール親機20へ出力する(ステップS2)。
ナースコール親機20では、親機インターフェース22が呼出信号を入力したか否かを制御部21にて調べる(ステップS3)。親機インターフェース22が呼出信号を入力していないと制御部21にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS3の処理を繰り返す。一方、親機インターフェース22が呼出信号を入力したと制御部21にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、制御部21は報知部24を動作させるとともに、録音開始信号を生成して親機インターフェース22により録音装置10へ出力する(ステップS4)。
録音装置10では、インターフェース12が録音開始信号を入力したか否かを録音制御部11にて調べる(ステップS5)。インターフェース12が録音開始信号を入力していないと録音制御部11にて判断した場合には(ステップS5にてNO)、ステップS5の処理を繰り返す。一方、インターフェース12が録音開始信号を入力したと録音制御部11にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、録音制御部11は、マイクロホン13および音声記憶部14を制御して録音を開始する(ステップS6)。
報知部24が動作しているナースコール親機20では、応答操作部25が操作されたか否かを制御部21にて調べる(ステップS7)、応答操作部25が操作されていないと制御部21にて判断した場合には(ステップS7にてNO)、ステップS7の処理を繰り返す。一方、応答操作部25が操作されたと制御部21にて判断した場合には(ステップS7にてYES)、制御部21は復旧信号を生成して親機インターフェース22にてナースコール子機1に出力するとともに、録音終了信号を生成して親機インターフェース22にて録音装置に出力する(ステップS8)。
ナースコール子機1では、子機インターフェース4が復旧信号を入力したか否かを子機制御部2にて調べる(ステップS9)。子機インターフェース4が復旧信号を入力していないと子機制御部2にて判断した場合には(ステップS9にてNO)、ステップS9の処理を繰り返す。一方、子機インターフェース4が復旧信号を入力したと子機制御部2にて判断した場合には(ステップS9にてYES)、子機制御部2は、呼出操作部3を操作できる待機状態に戻す(ステップS10)。
録音装置10では、インターフェース12が録音終了信号を入力したか否かを録音制御部11にて調べる(ステップS11)。インターフェース12が録音終了信号を入力していないと録音制御部11にて判断した場合には(ステップS11にてNO)、ステップS11の処理を繰り返す。一方、インターフェース12が録音終了信号を入力したと録音制御部11にて判断した場合には(ステップS11にてYES)、録音制御部11はマイクロホン13および音声記憶部14を制御して録音を終了する(ステップS12)。
ナースコール親機20では、再生操作部26が操作されたか否かを制御部21にて調べる(ステップS13)。再生操作部26が操作されたと制御部21にて判断した場合には(ステップS13にてYES)、制御部21は録音装置10の音声記憶部14から音声信号を取得して再生する(ステップS14)。一方、再生操作部26が操作されていないと制御部21にて判断した場合には(ステップS13にてNO)、制御部21は親機インターフェース22が呼出信号を入力したか否かを調べる(ステップS15)。親機インターフェース22が呼出信号を入力していないと制御部21にて判断した場合には(ステップS15にてNO)、ステップS13の処理に戻り、親機インターフェース22が呼出信号を入力したと制御部21にて判断した場合には(ステップS15にてYES)、ステップS4の処理に戻る。このステップS15の処理は、ナースコール親機10にて録音装置10に録音された音声が再生されないまま、次の呼び出しが行われたケースを示している。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作された場合に録音装置10にて録音を開始し、ナースコール親機20にて応答操作部25が操作された場合に録音装置10による録音を終了して、ナースコール親機20に設けた再生操作部26が操作された場合に録音装置10に録音された音声を再生するようにしている。これにより、呼び出しを行った患者や見舞い客が焦った状態でナースコール親機20による応答の前に話してしまい応答が行われてから話せなくなったり、呼び出しを行った患者が呼び出しの直後に意識を失ったりしても、ナースコール子機1の呼出操作部3が操作されてからナースコール親機20にて応答操作部25が操作されるまでの音声が録音装置10に録音されるので、その音声を再生した医療従事者が、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを把握することができる可能性が高くなる。
なお、前述した実施形態では、再生操作部26が操作された場合に、録音装置10に直近に録音された音声のみを再生可能としているが、これに限定されない。例えば、録音装置10や録音装置10に録音された音声を選択可能とし、選択された音声を再生することができるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、録音装置10による録音の制御を録音装置10に設けた録音制御部11にて行っているが、これに限定されない。例えば、録音制御部11をナースコール親機20に設けるようにしても良い。同様に、音声記憶部14をナースコール親機20に設けるようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 録音装置
11 録音制御部
12 インターフェース
13 マイクロホン
14 音声記憶部
20 ナースコール親機
21 制御部
22 親機インターフェース
23 記憶部
24 報知部
25 応答操作部
26 再生操作部
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 録音装置
11 録音制御部
12 インターフェース
13 マイクロホン
14 音声記憶部
20 ナースコール親機
21 制御部
22 親機インターフェース
23 記憶部
24 報知部
25 応答操作部
26 再生操作部
Claims (1)
- 医療従事者を呼び出すために操作される呼出操作部と、前記呼出操作部の操作によって呼出信号を生成する子機制御部と、前記呼出信号を出力する子機インターフェースとを有するナースコール子機と、
前記ナースコール子機の周囲の音声を入力して音声信号に変換するマイクロホンと、前記マイクロホンにより変換された音声信号を記憶する音声記憶部と、前記マイクロホンおよび音声記憶部を制御して録音の開始および終了を制御する録音制御部とを備えた録音装置と、
前記呼出信号を入力する親機インターフェースと、呼び出しが行われていることを報知する報知部と、前記呼び出しに応答するために操作される応答操作部と、前記録音装置の記憶部に記憶された音声信号を再生するために操作される再生操作部と、前記親機インターフェースが呼出信号を入力した場合に前記報知部を動作させるとともに、前記録音制御部により録音の開始を行わせ、前記応答操作部が操作された場合に、前記報知部の動作を停止させるとともに、前記録音制御部により録音を終了させて、前記再生操作部が操作された場合に前記音声記憶部が記憶している音声信号を前記親機インターフェースにより取得して再生する制御部とを備えたナースコール親機と、
を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011140178A JP2013009135A (ja) | 2011-06-24 | 2011-06-24 | ナースコールシステム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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- 2011-06-24 JP JP2011140178A patent/JP2013009135A/ja active Pending
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Legal Events
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