JP4878300B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、病院などで患者からの要求に応じて医療従事者を呼出すナースコールシステムに関する。
病院や福祉施設などの施設に設置されるナースコールシステムは、ナースセンタに設置されるナースコール親機と、病室側に設置され、ナースコール親機と接続された廊下灯と、各患者のベッド毎に病室内の壁面に設置され、廊下灯と接続された壁埋込形子機とを備えている。
壁埋込形子機は、医療従事者を呼出すための呼出ボタン、マイク、スピーカを備えることで、ナースコール親機側と連絡を取り合うことができるが、表面に露出して設けられたコンセントにナースコール子機を取り付けることで、コンセントに取り付けたナースコール子機によってもナースコール親機側と連絡を取り合うことができる。ここで、ナースコール子機は、壁埋込形子機のコンセントに対して着脱自在となっている。
このようなナースコール子機としては、握り押しボタンやハンド形子機等がある。ここで、握り押しボタンは、呼出ボタンを備えており、単に呼出し専用で通話機能は持たない。また、ハンド形子機は、呼出ボタンに加えてマイクおよびスピーカを内蔵し、通話機能を持っている。
ところで、ナースコールシステムにおいて、ナースコール子機に脱落や断線などの異常が生じると脱落呼出しがかかるようになっているものが知られている(例えば、特許文献1など)。
特開2004−112015号公報
特許文献1に記載のナースコールシステムでは、ナースコール子機は外部電源を受けて本体内の各部回路に電源を供給する電源回路を設け、さらに、電源回路と本体内の各部回路との間に、電源脱落回路を設け、電源供給が停止した場合、脱落呼出しする構成となっている。
また、ナースコール子機の脱落・断線の報知を保留にすることができる切替えスイッチを壁埋込形子機に設ける例が知られている。また、ナースコール子機が脱落してから所定時間が経過してから脱落呼出しを行う例が知られている。
特許文献1に記載の技術では、電源回路と本体内の各部回路との間に電源脱落回路を設ける構成のため、回路構成が複雑になってしまう。また、ナースコール子機に異常があると、常に脱落呼出しがかかってしまう。
しかしながら、例えば患者の容態が良好であったり、病床が使用されていなかったりした場合には、ナースコール子機を必要としないことがあり、医療従事者側でナースコール子機を壁埋込形子機から取り外すことがある。この場合、ナースコール子機を取り外すと脱落呼出しがかかってしまうという課題があった。
また、ナースコール子機の脱落・断線の報知を保留にすることができる切替えスイッチを壁埋込子機に設ける構成のものについては、医療従事者がナースコール子機の脱落・断線の報知が保留となっているか否かを目視にて確認できるものの、以下の課題が存在していた。切替えスイッチを操作して、ナースコール子機の脱落・断線の報知を保留にした状態で、ナースコール子機を再度取り付ける場合に、医療従事者などは、切替えスイッチを操作して、保留の状態を解除しなければならず面倒であった。また、医療従事者などが切替えスイッチの操作を忘れて、ナースコール子機の脱落・断線の報知を保留にしたままナースコール子機が取り付けられてしまうと、脱落呼出しが行われなければならない場合であっても脱落呼出しが保留されてしまい危険であった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ハンド形子機などのナースコール子機を必要としない場合、医療従事者が脱落呼出しの保留と保留の解除とを目視にて確認しつつ容易に切替えることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、呼出し操作を行うための呼出し操作部を備えたナースコール子機をコンセントに着脱自在に接続し、コンセントからナースコール子機が脱落した場合に脱落呼出し信号を送出して、脱落保留操作部が操作されながらコンセントからナースコール子機が脱落した場合に脱落呼出し信号の送出を保留するとともに、脱落呼出し信号の送出が保留されている状態でコンセントにナースコール子機が接続されたときには脱落呼出し信号の送出の保留を解除するようにしている。このとき、脱落呼出し信号を送出している場合と脱落呼出し信号の送出を保留している場合とで確認表示灯の表示を異ならせるようにするとともに、脱落呼出し信号が連続して送出される時間が所定時間以上となった場合に脱落報知を行うようにしている。
すなわち、壁埋込形子機に設けられたナースコール子機着脱用のコンセントからナースコール子機が取り外される場合に、脱落保留操作部を操作しながらナースコール子機を取り外せば脱落報知が行なわれないようにしている。また、脱落保留操作部を操作せずにナースコール子機を取り外して所定時間が経過すると脱落報知が行なわれるようにしている。また、脱落保留操作部を操作しながらナースコール子機を取り外した状態でナースコール子機をコンセントに再度取り付けると、脱落呼出し信号の送出の保留を解除するようにしている。また、脱落呼出し信号を送出している場合と脱落呼出し信号の送出を保留している場合とで確認表示灯の表示状態を異ならせるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、脱落保留操作部が操作されながらコンセントからナースコール子機が脱落した場合には、脱落呼出し信号の送出が保留されるので、医療従事者は、脱落呼出しをかけることなく、ナースコール子機を壁埋込形子機から取り外すことができる。また、この状態で、ナースコール子機を壁埋込形子機に取り付けると脱落呼出し信号の送出の保留が解除されるので、医療従事者は、脱落呼出し信号の送出の保留をいちいち解除する必要が無くなる。従って、脱落呼出し信号の送出の保留を解除し忘れることがなくなり、危険な状態になることを防止することができる。また、脱落呼出し信号の送出を保留している場合と脱落呼出し信号を送出している場合とで確認表示灯の表示状態が異なるので、医療従事者は、脱落呼出しの保留が成功したか否かを目視にて確認しつつ、脱落呼出しの保留と脱落呼出しの保留の解除とを容易に切替えることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示す概略構成図である。また、図2は、本実施形態によるナースコールシステムに適用されるナースコール子機および廊下灯の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、各病室に設置される病室ユニット1と、ナースセンタに設置されてセンタ装置として機能するナースコール親機2とを備える。ここで、病室ユニット1とナースコール親機2との間は、それぞれ通信線路を介して接続される。また、病室ユニット1は、各病室にそれぞれ設置されている。
また、本実施形態によるナースコールシステムは、他の標準的な構成要素として、例えば、病院内の通信センタに設置されるハンディナースコール主装置3、構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)4、公衆網5、無線ユニット6を備えている。
ハンディナースコール主装置3には無線ユニット6が接続されている。また、PBX4は、公衆網5に接続されている。ハンディナースコール主装置3は、例えば構内PHS(Personal Handy-phone System)対応の交換装置からなるもので、内部制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線と、局線と、保守とを備える。ここで、ハンディナースコール主装置3の内線にはそれぞれ無線ユニット6の無線基地局7,8が接続されている。
無線基地局7,8は、それぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する携帯端末7a〜7n,8a〜8nとの間で無線回線を介して接続されている。また、ハンディナースコール主装置3の局線には構内交換機4が接続されている。携帯端末7a〜7n,8a〜8nは、医者や看護師などの医療従事者や介護者が携帯する。
病室ユニット1は、通話用のハンド形子機(特許請求の範囲のナースコール子機に該当する)9と、ハンド形子機9が着脱自在に接続された壁埋込形子機10とを備えている。ここで、壁埋込形子機10は、病床の壁面等に設けられており、廊下灯11に接続されている。
ハンド形子機9は、ナースコール親機2と通話可能な機器であり、図2に示すように、呼出ボタン12、スピーカ部13、マイク部14、これらと接続されたハンド形子機用インターフェース15を備えて構成されている。
呼出ボタン12は、患者による操作によって呼出しを行うボタン状の操作装置であり、患者によって操作されると呼出し信号を出力する。スピーカ部13は、ハンド形子機9とナースコール親機2とが通話中である場合に、ナースコール親機2からの音声を出力する。また、スピーカ部13は、ナースコール親機2から放送があった場合に、ナースコール親機2からの音声を出力する。マイク部14は、ハンド形子機9とナースコール親機2とが通話中である場合に、患者が発する音声を入力する。ハンド形子機用インターフェース15は、上述した呼出し信号や音声信号を入出力する。
壁埋込形子機10は、コンセント16、壁埋込形子機用インターフェース17、確認表示灯18、復旧ボタン(特許請求の範囲の脱落保留操作部に該当する)19、復旧ボタンオン・オフ検出部20、脱落呼出し信号出力判定部21を備えて構成されている。
コンセント16は、ハンド形子機9を壁埋込形子機10に接続するためのものであり、ハンド形子機9のコード先端に設けられたプラグのような接続具がコンセント16に着脱自在に接続するように構成されている。壁埋込形子機用インターフェース17は、ハンド形子機9から出力された呼出し信号や音声信号を入力すると共に、ナースコール親機2から入力した音声信号をハンド形子機9に出力する。また、壁埋込形子機用インターフェース17は、ハンド形子機9が壁埋込形子機10のコンセント16に接続されているか否かを検出し、その結果を脱落呼出し信号出力判定部21に出力する。
確認表示灯18は、壁埋込形子機10の表面に発光部分を露出しており、脱落呼出し信号出力判定部21による判定結果に応じて、表示(発光)状態を異ならせる。復旧ボタン19は、ハンド形子機9の呼出ボタン12を患者が押下して、ハンド形子機9からナースコール親機2への呼出しが行われた場合に、元の状態に復旧する動作を行うためのものである。また、復旧ボタン19は、従来において、呼出しが行われているとき以外に単独で押下された際に働く機能はないが、本実施形態による復旧ボタン19は、ハンド形子機9を取り外す際に押下される。
復旧ボタンオン・オフ検出部20は、復旧ボタン19が押下されているか否かを検出し、その結果を脱落呼出し信号出力判定部21に出力する。
脱落呼出し信号出力判定部21は、壁埋込形子機用インターフェース21が入力した呼出し信号や音声信号をナースコール親機2に出力すると共に、ナースコール親機2から入力した音声信号をハンド形子機9に出力する。ここで、ハンド形子機9の呼出ボタン12が操作されると、呼出し信号がナースコール親機2に出力され呼出しが行われる。これに対して、復旧ボタン19の押下、または、ナースコール親機2による応答の操作により、呼出し状態の解除が行われる。
また、脱落呼出し信号出力判定部21は、復旧ボタンオン・オフ検出部20から復旧ボタン19が押下されているか否かの結果を入力する。また、脱落呼出し信号出力判定部21は、壁埋込形子機用インターフェース17からハンド形子機9がコンセント16から脱落しているか否かの結果を入力する。そして、これらの結果により、ハンド形子機9がコンセント16から脱落したと判断した場合に、復旧ボタン19が押下されていないときには、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号を廊下灯11に送出し続ける。このとき、確認表示灯18は、点灯した状態となる。
一方、ハンド形子機9がコンセント16から脱落したと判断した場合に、復旧ボタン19が押下されているときには、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号の送出を保留する。このとき、確認表示灯18は、一定の回数(例えば、3回など)点滅した後に消灯する。
廊下灯11は、ナースコール親機2と壁埋込形子機10との間に介在している機器であり、図2に示すように、タイマー部22、脱落呼出し信号出力保留判定部23、脱落報知部24を備えて構成されている。
タイマー部22は、壁埋込形子機10の脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が連続して送出されている時間を計測するためのものである。脱落呼出し信号出力保留判定部23は、タイマー部22により計測された時間が所定時間(例えば、10秒など)以上となったか否かを判定し、所定時間以上となった場合に、脱落呼出し信号を脱落報知部24やナースコール親機2に出力する。なお、脱落呼出し信号出力保留判定部23は、前述した所定時間を可変させて設定できるようにしても良い。
脱落報知部24は、ハンド形子機9が壁埋込形子機10のコンセント16から脱落したことを報知するためのものであり、脱落呼出し信号出力保留判定部23から脱落呼出し信号を入力した場合に、警告音を出力したり、警告灯を点灯したりする。また、脱落呼出し信号出力保留判定部23から出力された脱落呼出し信号は、ナースコール親機2に入力し、ナースコール親機2でも脱落報知部24と同様に脱落の報知を行う。
このように構成された本実施形態によるナースコールシステムにおいて、医療従事者が脱落を報知させないように、壁埋込形子機10のコンセント16からハンド形子機9を取り外すためには、復旧ボタン19を押下しながらハンド形子機9を取り外す必要がある。しかしながら、復旧ボタン19の押下が充分でない場合などには、確認表示灯18が点灯したままの状態となり、脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が出力されている状態となる。このとき、脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が出力されているが、廊下灯11では、タイマー部22にて計測された時間が所定時間以上とならない限り、脱落報知部24およびナースコール親機2では、ハンド形子機9の脱落の報知は行われない。
従って、医療従事者は、確認表示灯18が点灯したままの状態であることを視認して、脱落の保留が成功しなかったことを把握し、壁埋込形子機10のコンセント16にハンド形子機9を再度取り付ける。ハンド形子機9が取り付けられると、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号の送出を終了する。また、確認表示灯18は、消灯する。また、廊下灯11の脱落呼出し信号出力保留判定部23では、脱落呼出し信号出力判定部21から送出された脱落呼出し信号が所定時間以上でなければ、脱落呼出し信号を脱落報知部24およびナースコール親機2に出力しない。そのため、医療従事者が所定時間内に壁埋込形子機10のコンセント16にハンド形子機9を取り付けることができれば、脱落の報知が行われることは無い。
一方、医療従事者は、確認表示灯18が点滅したことを視認して、脱落の保留が成功したことを把握することができる。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作および脱落保留切替え方法および脱落保留解除方法を説明する。図3は、本実施形態によるナースコールシステムの動作および脱落保留切替え方法を示すフローチャートである。
まず、壁埋込形子機用インターフェース17は、ハンド形子機9が壁埋込形子機10のコンセント16から取り外されたか否かを検出する(ステップS1)。ハンド形子機9の取り外しが壁埋込形子機用インターフェース21にて検出されない場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。一方、ハンド形子機9の取り外しが壁埋込形子機インターフェース21にて検出された場合には(ステップS1にてYES)、復旧ボタン19が押下されているか否かを復旧ボタンオン・オフ検出回路20にて検出する(ステップS2)。
復旧ボタン19が押下されていない場合、換言すると、復旧ボタン19の押下が復旧ボタンオン・オフ検出回路20にて検出されない場合には(ステップS2にてNO)、脱落呼出し信号出力判定部21は、ハンド形子機9が脱落したことを示す脱落呼出し信号を送出し、確認表示灯18を点灯させる(ステップS3)。一方、復旧ボタン19が押下されていると復旧ボタンオン・オフ検出回路20にて検出した場合には(ステップS2にてYES)、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号の送出を保留し、確認表示灯18を一定の回数点滅させる(ステップS4)。
ステップS3にて、脱落呼出し信号出力判定部21が脱落呼出し信号を送出すると、廊下灯11の脱落呼出し信号出力保留判定部23は、脱落呼出し信号を入力し、脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が所定時間以上送出されたか否かを調べる(ステップS5)。脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が所定時間以上送出されていないと脱落呼出し信号出力保留判定部23にて判断した場合には(ステップS5にてNO)、ステップS6に移行する。一方、脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が所定時間以上送出されていると脱落呼出し信号出力保留判定部23にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、脱落報知部24に脱落の報知を行う(ステップS7)。
ステップS4にて脱落呼出し信号出力判定部21が脱落呼出し信号の送出を保留した場合、または、ステップS5にて脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が所定時間以上送出されていないと脱落呼出し信号出力保留判定部23にて判断した場合には、脱落呼出し信号出力保留判定部23は、脱落報知部24およびナースコール親機2に脱落呼出し信号を出力せず、脱落の報知を保留した状態となる(ステップS6)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、呼出しボタン12を備えたハンド形子機9を壁埋込形子機10のコンセント16に着脱自在に接続し、コンセント16からハンド形子機9が脱落した場合に、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号を送出するが、復旧ボタン19が操作されながらハンド形子機9が脱落した場合には、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号の送出を保留する。また、脱落呼出し信号の送出が保留されている状態でコンセント16にハンド形子機9が接続された場合には、脱落呼出し信号出力判定部21は、脱落呼出し信号の送出の保留を解除するようにしている。このとき、脱落呼出し信号を送出している場合と脱落呼出し信号の送出を保留している場合とで確認表示灯18の表示を異ならせるようにするとともに、脱落呼出し信号出力判定部21から脱落呼出し信号が連続して送出される時間が所定時間以上となった場合に、廊下灯11の脱落報知部24およびナースコール親機2にて脱落報知を行うようにしている。
これにより、復旧ボタン19が操作されながらコンセント16からハンド形子機9が脱落した場合には、脱落呼出し信号出力判定部21からの脱落呼出し信号の送出が保留されるので、医療従事者は、脱落呼出しをかけることなく、ハンド形子機9を壁埋込形子機10から取り外すことができる。また、この状態で、ハンド形子機9を壁埋込形子機10のコンセント16に取り付けると、脱落呼出し信号出力判定部21からの脱落呼出し信号の送出の保留が解除されるので、医療従事者は、脱落呼出し信号の送出の保留をいちいち解除する必要が無くなる。従って、脱落呼出し信号の送出の保留を解除し忘れることがなくなり、危険な状態になることを防止することができる。
また、脱落呼出し信号の送出を保留している場合と脱落呼出し信号を送出している場合とで確認表示灯18の表示状態が異なるので、医療従事者は、脱落呼出しの保留が成功したか否かを目視にて確認しつつ、脱落呼出しの保留と脱落呼出しの保留の解除とを容易に切替えることができる。
なお、本実施形態では、壁埋込形子機10のコンセント16には、ハンド形子機9を接続するようにしているが、これに限定されない。例えば、壁埋込形子機10のコンセント16に、通話機能を持たず、呼出しの操作を行う操作部のみを設けた握り押しボタンを着脱自在に接続するようにしても良い。
また、本実施形態では、タイマー部22および脱落呼出し信号出力保留判定部23を廊下灯11に設けているが、これに限定されない。例えば、タイマー部22および脱落呼出し信号出力保留判定部23を壁埋込形子機10に設けたり、ナースコール親機2に設けたりしても良い。
また、本実施形態では、脱落呼出しの保留が成功したか否かを確認表示灯18の表示状態を異ならせることにより区別しているが、これに限定されない。例えば、確認表示灯18の代わりに確認アラーム発生部を設け、確認アラーム発生部にて発生するアラーム音を異ならせることにより脱落呼出しの保留が成功したか否かを区別するようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの概略構成図である。 本実施形態によるナースコールシステムに適用されるナースコール子機および廊下灯の構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの動作および脱落保留切替え方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 病室ユニット
2 ナースコール親機
3 ハンディナースコール主装置
4 構内交換機
5 公衆網
6 無線ユニット
7 無線基地局
7a〜7n 携帯端末
8 無線基地局
8a〜8n 携帯端末
9 ハンド形子機
10 壁埋込形子機
11 廊下灯
12 呼出ボタン
13 スピーカ部
14 マイク部
15 ハンド形子機用インターフェース
16 コンセント
17 壁埋込形子機用インターフェース
18 確認表示灯
19 復旧ボタン
20 復旧ボタンオン・オフ検出部
21 脱落呼出し信号出力判定部
22 タイマー部
23 脱落呼出し信号出力保留判定部
24 脱落報知部

Claims (2)

  1. 病床の近傍に設置され、患者による呼出し操作により呼出しを行うナースコール子機と、ナースセンタに設置され、前記ナースコール子機による呼出しに応答するナースコール親機とを備えるナースコールシステムであって、
    前記ナースコール子機は壁埋込形子機に接続可能であり、この壁埋込形子機は、
    前記呼出し操作を行うための呼出し操作部を備えたナースコール子機を着脱自在に接続する接続部と、
    前記接続部から前記ナースコール子機が脱落した場合でも前記ナースコール子機の脱落を示す脱落呼出し信号の送出を保留させるための操作を行う脱落保留操作部と、
    前記接続部から前記ナースコール子機が脱落した場合に前記脱落呼出し信号を送出するとともに、前記脱落保留操作部が操作されながら前記接続部から前記ナースコール子機が脱落した場合に前記脱落呼出し信号の送出を保留し、前記脱落呼出し信号の送出が保留されている状態で前記接続部に前記ナースコール子機が接続されたときには、前記脱落呼出し信号の送出の保留を解除する脱落呼出し信号出力判定部と、
    前記脱落呼出し信号出力判定部が前記脱落呼出し信号を送出している場合と、前記脱落呼出し信号出力判定部が前記脱落呼出し信号の送出を保留している場合とで表示を異ならせる確認表示部とを備え
    前記壁埋込形子機、前記ナースコール親機、前記壁埋込形子機と前記ナースコール親機との間に介在している廊下灯の何れかは、
    前記脱落呼出し信号出力判定部から前記脱落呼出し信号が連続して送出される時間を計測するタイマー部と、
    前記タイマー部により計測した時間が所定時間となったか否かを判定し、所定時間以上となった場合に前記脱落呼出し信号を出力する脱落呼出し信号出力保留判定部とを備え
    前記ナースコール親機および前記廊下灯の少なくとも一方は、前記脱落呼出し信号出力判定部から出力された前記脱落呼出し信号を入力して脱落報知を行う脱落報知部と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記脱落保留操作部は、前記ナースコール子機による呼出しに対する復旧動作を行う復旧ボタンであることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
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