JP2009239856A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 他の医療従事者に負担をかけることなく、ベッドの移動が速やかに行われるようにすることを目的とする。
【解決手段】 ベッドBに固定され、ナースコール子機の操作ユニット1を接続する中継ユニット10にベッドBの移動を検知する移動検知部13を設け、移動検知部13がベッドBの移動を検知した場合に、中継ユニット10は脱落の呼び出しを保留する脱落保留信号を出力するようにしている。これにより、ベッドBの移動が中継ユニット10にて検知されることによりナースコール親機50による脱落呼び出しの報知が保留されるので、ベッドBの移動を行う医療従事者は、他の医療従事者に負担をかけずにベッドBの移動を速やかに実行することができる。従って、医療従事者の業務効率を向上させることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 ベッドBに固定され、ナースコール子機の操作ユニット1を接続する中継ユニット10にベッドBの移動を検知する移動検知部13を設け、移動検知部13がベッドBの移動を検知した場合に、中継ユニット10は脱落の呼び出しを保留する脱落保留信号を出力するようにしている。これにより、ベッドBの移動が中継ユニット10にて検知されることによりナースコール親機50による脱落呼び出しの報知が保留されるので、ベッドBの移動を行う医療従事者は、他の医療従事者に負担をかけずにベッドBの移動を速やかに実行することができる。従って、医療従事者の業務効率を向上させることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、ナースコール子機またはナースコール子機を中継する中継ユニットをベッドに固定し、ナースコール子機に設けられた呼び出しボタンを押下することで呼び出しを行うナースコールシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または、介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に患者と記載する)が呼び出しボタンなどを押下することによって看護師や介護師(以下、医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドなどに設置するナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースセンタに設置するナースコール親機と、病室等の各部屋の出入口付近に設置する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、医療従事者が携帯するPHS(Personal Handyphone System)端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを組み合わせて移動中の医療従事者が呼び出しに応答するナースコールシステムも提供されている。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などのランプと患者名とを対応付けて表示パネルに表示するボード型のものがある。このボード型のナースコール親機では、患者からの呼び出しが発生すると、その患者に対応するランプを点灯(または点滅)させて呼び出しを行った患者を視認できるようにしている。また、ナースコール親機には、パソコンを利用したものもある。このパソコンを利用したナースコール親機では、実際のベッドの配置と同じようにディスプレイ上にレイアウト表示を行い、レイアウト上に患者名を表示する。そして、このようなナースコール親機は、患者からの呼び出しが行われたときに、その患者に対応する部分を強調して表示(例えば、ポップアップ表示など)することにより、どの患者が呼び出しを行ったかを医療従事者が視認することができるようにしている。
ナースコール子機は、患者毎に設置されており、患者が医療従事者を呼び出すための呼び出しボタンを備えている。ここで、ナースコール子機は、呼び出しボタンを備え、患者の手元に置かれる操作ユニットと、壁面に設置され、有線により操作ユニットを接続するウォールユニットとにより構成される。
ところで、ナースコールシステムが設置された施設では、人手不足などの理由により、医療従事者は患者の状態を頻繁に監視することができない。そのため、患者がベッドから降りて徘徊していることを監視するために、ベッドのサイドフレームの両端間に患者の通過を検出する赤外線センサを設け、赤外線センサからの検知信号がコントロールボックスを介してナースコール親機に出力される技術が知られている(例えば、特許文献1など)。また、特許文献1に記載の技術では、赤外線センサからの検知信号を入力するコントロールボックスにナースコール用の押しボタンを搭載した操作ユニットを接続することができる。ここで、コントロールボックスには、赤外線センサや操作ユニットだけではなく、様々な機器が接続可能であり、それらの機器からの信号を中継する中継ユニットとしての役割を担うことができる。
特開平7−8462号公報
一方、操作ユニットとウォールユニットとを有線にて接続する場合に、操作ユニットに設けたコードの先端のプラグをウォールユニットに設けたコンセントに接続し、操作ユニットが引っ張られて、プラグがコンセントから抜けると、ナースコール親機にて脱落を報知する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。これにより、ナースコール子機からの呼び出しが確実に行われるようにしている。
特開2008−42459号公報
このように、特許文献2に記載の脱落の報知を行うことがナースコールシステムでは一般的に行われている。そのため、特許文献1に記載の中継ユニットを使用した場合や、操作ユニットがベッドの下に落ちないように操作ユニットをベッドに固定したような場合などでは、ベッドが移動すると中継ユニットや操作ユニットも移動して、中継ユニットや操作ユニットがウォールユニットから外れ、ナースコール親機が脱落呼び出しの報知を行うことがある。
しかしながら、ベッドの移動は医療従事者などによって行われるため、ベッドの移動によって中継ユニットや操作ユニットがウォールユニットから外れても、医療従事者は、ベッドの移動が終了した後に速やかに中継ユニットや操作ユニットを再び接続することができる。そのため、ナースコール親機が脱落呼び出しを報知してしまうと、他の医療従事者が脱落呼び出しに対応しなければならなくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、他の医療従事者に負担をかけることなく、ベッドの移動が速やかに行われるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ベッドに固定され、ナースコール子機の操作ユニットを接続する中継ユニットにベッドの移動を検知する移動検知部を設け、移動検知部がベッドの移動を検知した場合に、中継ユニットは脱落呼び出しの報知を保留する脱落保留信号を出力するようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、ベッドに固定されたナースコール子機の操作ユニットにベッドの移動を検知する移動検知部を設け、移動検知部がベッドの移動を検知した場合に、脱落呼び出しの報知を保留する脱落保留信号を出力するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ベッドの移動が中継ユニットにて検知されることにより脱落呼び出しの報知が保留されるので、ベッドの移動を行う医療従事者は、他の医療従事者に負担をかけずにベッドの移動を速やかに実行することができる。従って、医療従事者の業務効率を向上させることができる。
また、本発明の他の態様によれば、ベッドの移動が操作ユニットにて検知されることにより脱落呼び出しの報知が保留されるので、ベッドの移動を行う医療従事者は、他の医療従事者に負担をかけずにベッドの移動を速やかに実行することができる。従って、医療従事者の業務効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステム全体の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、操作ユニット1、中継ユニット10、ウォールユニット20、廊下灯30、制御機40、ナースコール親機50を備えて構成されている。ここで、操作ユニット1、中継ユニット10、ウォールユニット20は、ナースコール子機を構成している。
操作ユニット1は、病室の各患者が手元で呼び出し操作や通話ができるように中継ユニット10のコンセントに接続されている。また、操作ユニット1は、患者が医療従事者を呼び出すための呼び出しボタン1a、患者が医療従事者と会話を行う際に使用するマイク(図示せず)およびスピーカ(図示せず)を備えている。
中継ユニット10は、ベッドBに固定されており、操作ユニットを接続するための接続部10aを備えている。ここで、中継ユニット10は、接続部10aを複数備えており、操作ユニット1だけではなく、各種のセンサや医療機器などを接続することができる。また、中継ユニット10は、コードCを備えており、コードCの先端にはプラグ(図示せず)が設けられている。そして、中継ユニット10は、プラグをウォールユニット20のコンセント(図示せず)に差し込むことで、中継ユニット10をウォールユニット20に接続する。
ウォールユニット20は、病室の各患者のベッドBの周辺の壁面に埋め込まれており、壁内の配線を介して廊下灯30に接続されている。また、ウォールユニット20は、医療従事者が緊急時に他の医療従事者などを呼び出すための緊急呼び出しボタン(図示せず)、患者が医療従事者を呼び出したときに、医療従事者の操作によりナースコールシステムを元の状態(呼び出し前の状態)に戻すための復旧ボタン20a、中継ユニット10を接続するためのコンセントを備えている。また、ウォールユニット20は、患者が医療従事者と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを必要に応じて備えている。
ここで、中継ユニット10のプラグとウォールユニット20のコンセントとは、ある程度以上の力でコードCが引っ張られた場合に、プラグがコンセントから抜けるような構造となっている。そのため、ベッドBが矢印A方向に移動させられると、ベッドBに固定される中継ユニット10も矢印A方向に移動することとなり、中継ユニット10のコードCも矢印A方向に引っ張られる。そして、コードCの長さで矢印A方向の移動が吸収できなくなり、更にある程度以上の力でコードCが引っ張られると、プラグがコンセントから抜ける。
廊下灯30は、病室の出入口の近傍の壁面などに病室毎に設置され、病室内の患者名などを表示する。また、廊下灯30は、病室内の患者が医療従事者の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことを表示する。また、廊下灯30は、病室内の患者が医療従事者の呼び出しを行った場合に、医療従事者により応答操作され呼び出しの表示などの呼び出し動作を解除する復旧ボタン30aを備えている。制御機40は、通話やデータの送受信に関する制御を行う。
ナースコール親機50は、例えば、医療従事者が常駐するナースセンタなどに設置される。また、ナースコール親機50は、ハンドセット50aを備えている。ハンドセット50aは、患者からの呼び出し(操作ユニット1による呼び出し)に対する応答の操作または患者を呼び出す操作を行うためのものである。
次に、本発明の主要な構成である操作ユニット1、中継ユニット10、ウォールユニット20、ナースコール親機50について説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの主要な構成を示すブロック図である。図2に示すように、操作ユニット1は、操作ユニット制御部2、呼び出し操作部3、操作ユニットインターフェース4を備えて構成されている。また、中継ユニット10は、中継ユニット制御部11、中継ユニットインターフェース12、移動検知部13を備えて構成されている。また、ウォールユニット20は、ウォールユニット制御部21およびウォールユニットインターフェース22を備えて構成されている。また、ナースコール親機50は、親機用制御部51、親機用インターフェース52、子機識別部53、呼び出し報知部54、呼び出し方法判定部55を備えて構成されている。
操作ユニット制御部2は、操作ユニット1の各構成要素を後述するように制御する。呼び出し操作部3は、呼び出しボタン1aの操作に連動しており、呼び出しボタン1aが操作されることで呼び出し信号を生成して出力する。操作ユニットインターフェース4は、コードを介して中継ユニット10を接続し、中継ユニット10との間で通信を行うためのものである。
中継ユニット制御部11は、中継ユニット10の各構成要素を後述するように制御する。中継ユニットインターフェース12は、接続部10aに接続された操作ユニット1との間で通信を行うためのものである。また、中継ユニットインターフェース12は、コードCを介してウォールユニット20を接続する。中継ユニット制御部11は、接続された操作ユニット1から入力した呼び出し信号をウォールユニット20に出力する。このとき、操作ユニット1を接続した接続部10cの位置に応じて、ウォールユニット20に出力する呼び出し信号をそれぞれ異なる呼び出し信号に変換するようにしても良い。これにより、接続部10cに複数の機器が接続された場合に、どの機器から出力された呼び出し信号であるかを識別することができるようになる。
移動検知部13は、中継ユニット10に内蔵されており、ベッドBに固定された中継ユニット10の移動を検知する。移動検知部13としては、公知の加速度センサなどが使用される。ここで、移動検知部13は、中継ユニット10の微小な移動(中継ユニット10の振動など)を検知しないように構成されている。中継ユニット制御部11は、移動検知部13がベッドBの移動を検知したか否かを常時観察している。移動検知部13がベッドBの移動を検知したと中継ユニット制御部11にて判断した場合には、中継ユニット制御部11は、中継ユニット10がウォールユニット20から脱落した(中継ユニット10のプラグがウォールユニット20のコンセントから抜けた)ことを報知するための脱落呼び出し信号がウォールユニット20から出力されることを保留するための脱落保留信号を生成してウォールユニット20に出力する。
ウォールユニット制御部21は、ウォールユニット20の各構成要素を後述するように制御する。ウォールユニットインターフェース22は、中継ユニット10を接続し、中継ユニットとの間で通信を行うためのものである。ウォールユニットインターフェース22が中継ユニット10から呼び出し信号を入力すると、ウォールユニット制御部21は、入力した呼び出し信号にウォールユニット20に個別に割り当てられた識別情報を付加してナースコール親機50に出力する。
また、ウォールユニット20に設けられた緊急呼び出しボタン(図示せず)が押下された場合に、ウォールユニット制御部21は、緊急呼び出し信号を生成してナースコール親機50に出力する。ここで、緊急呼び出し信号にも識別情報が付加される。
また、ナースコールシステムが呼び出し状態である場合に、ウォールユニット20に設けられた復旧ボタン20aが押下されたとき、ウォールユニット制御部21は、ナースコールシステムを元の状態に戻すよう各構成要素を制御する。
また、コンセントに接続されている中継ユニット10のプラグが抜けた場合に、ウォールユニット制御部21は、脱落呼び出し信号を生成してナースコール親機50に出力する。この脱落呼び出し信号にも呼び出し信号と同様に識別情報が付加される。また、ウォールユニット制御部21は、ウォールユニットインターフェース22にて中継ユニット10から脱落保留信号を入力すると、脱落呼び出し信号をナースコール親機50に出力することを保留する。
脱落呼び出し信号の出力が保留されている場合に、コンセントに接続されている中継ユニット10のプラグが抜けると、ウォールユニット制御部21は、脱落呼び出し信号を生成するものの、ナースコール親機50への出力を行わない。なお、本実施形態では、脱落呼び出し信号の生成を保留していないが、これに限定されない。例えば、脱落呼び出し信号の生成自体を保留するようにしても良い。
脱落呼び出し信号の出力が保留されている状態で、かつ、中継ユニット10のプラグがウォールユニット20のコンセントから抜けている状態である場合に、中継ユニット10のプラグをウォールユニット20のコンセントに再び差し込むと、ウォールユニット制御部21は、脱落呼び出し信号の出力の保留を解除する。
親機用制御部51は、ナースコール親機50の各構成要素を後述するように制御する。親機用インターフェース52は、ウォールユニット20との間で通話や各種信号の受信を行う。親機用インターフェース52が受信する信号としては、ウォールユニット20から呼び出し信号および脱落呼び出し信号を受信する。子機識別部53は、親機用インターフェース52が入力した呼び出し信号または脱落呼び出し信号に付加されている識別情報を基に、呼び出しまたは脱落呼び出しを行ったウォールユニット20を特定する。
呼び出し報知部54は、呼び出しまたは脱落呼び出しを報知するものであり、LEDなどの発光装置やスピーカなどの音声出力装置が使用される。親機用インターフェース52が呼び出し信号または脱落呼び出し信号を入力すると、親機用制御部51は、呼び出し報知部54を動作させる。ここで、呼び出し報知部54は、呼び出しおよび脱落呼び出しを異なる方法で報知することが可能であり、LEDの発光状態を点灯および点滅の二種類としたり、スピーカから出力される音声を二種類としたりすることなどにより異なる方法での報知を実現する。なお、ナースコール親機50をコンピュータにより構成した場合には、コンピュータのディスプレイの表示により呼び出しを報知するようにしても良い。
ベッドBが固定された状態で、中継ユニット10のコードCが引っ張られ、中継ユニット10のプラグがウォールユニット20のコンセントから抜けると、ウォールユニット制御部21は、脱落呼び出し信号を生成し、ナースコール親機50に出力する。ナースコール親機50では、親機用インターフェース52が脱落呼び出し信号を入力し、親機用制御部51は、呼び出し報知部54を動作させて脱落呼び出しの報知を行う。
一方、医療従事者がベッドBを移動させると中継ユニット10の移動検知部13がベッドの移動を検知する。中継ユニット制御部11は、脱落保留信号を生成して中継ユニットインターフェース12を介して出力する。ウォールユニット20では、ウォールユニットインターフェース22が脱落保留信号を入力する。ウォールユニット制御部21は、脱落呼び出し信号の出力を保留する。
この状態で、ベッドBの移動に伴って中継ユニット10のコードCが引っ張られ、中継ユニット10のプラグがウォールユニット20のコンセントから抜けると、ウォールユニット制御部21は、脱落呼び出し信号を生成するが、脱落呼び出し信号の出力は保留されたままの状態であるから、脱落呼び出し信号はナースコール親機50に入力しない。そのため、ナースコール親機50では、脱落呼び出しの報知が行われない。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ベッドBに固定され、ナースコール子機の操作ユニット1を接続する中継ユニット10にベッドBの移動を検知する移動検知部13を設け、移動検知部13がベッドBの移動を検知した場合に、中継ユニット10は脱落の呼び出しを保留する脱落保留信号を出力するようにしている。これにより、ベッドBの移動が中継ユニット10にて検知されることによりナースコール親機50による脱落呼び出しの報知が保留されるので、ベッドBの移動を行う医療従事者は、他の医療従事者に負担をかけずにベッドBの移動を速やかに実行することができる。従って、医療従事者の業務効率を向上させることができる。
なお、前述した実施形態では、ウォールユニット20では、脱落呼び出しを報知していないが、これに限定されない。例えば、ウォールユニット20に脱落呼び出しを報知するための警告報知部(図示せず)を設け、コンセントに接続されている中継ユニット10のプラグが外れた場合に警告報知部を動作させるようにしても良い。これにより、ベッドBを移動する場合に、中継ユニット10のプラグがウォールユニット20のコンセントから抜けたときに、ナースコール親機50では脱落呼び出しの報知が行わないものの、ベッドBの設置されている病室内では、脱落呼び出しの報知が行われる。従って、ベッドBの移動を行った医療従事者に対してのみ脱落呼び出しを報知することができる。
また、前述した実施形態では、中継ユニット10を使用しているが、これに限定されない。例えば、操作ユニット1がベッドBに固定されて使用されるような場合には、操作ユニット1に移動検知部を設け、移動検知部がベッドBの移動を検知したときに、操作ユニット制御部2が脱落保留信号を生成して出力するようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、病院などで患者が医療従事者を呼び出すナースコールシステムに有用である。
1 操作ユニット
2 操作ユニット制御部
3 呼び出し操作部
4 操作ユニットインターフェース
10 中継ユニット
11 中継ユニット制御部
12 中継ユニットインターフェース
13 移動検知部
20 ウォールユニット
21 ウォールユニット制御部
22 ウォールユニットインターフェース
50 ナースコール親機
51 親機用制御部
52 親機用インターフェース
53 子機識別部
54 呼び出し報知部
2 操作ユニット制御部
3 呼び出し操作部
4 操作ユニットインターフェース
10 中継ユニット
11 中継ユニット制御部
12 中継ユニットインターフェース
13 移動検知部
20 ウォールユニット
21 ウォールユニット制御部
22 ウォールユニットインターフェース
50 ナースコール親機
51 親機用制御部
52 親機用インターフェース
53 子機識別部
54 呼び出し報知部
Claims (4)
- 患者による呼び出し操作を行う操作ユニットと、
前記操作ユニットを接続する接続部を少なくとも備え、ベッドに固定される中継ユニットと、
壁面に設置され、前記中継ユニットを着脱自在に有線にて接続し、前記呼び出し操作により呼び出し信号を出力するとともに、前記中継ユニットが脱落した場合に脱落呼び出し信号を出力するウォールユニットと、
ナースセンタに設置され、前記呼び出し信号および前記脱落呼び出し信号を入力し、前記呼び出し信号または前記脱落呼び出し信号の入力を報知するナースコール親機とを備えたナースコールシステムであって、
前記中継ユニットは、前記ベッドの移動を検知する移動検知部と、前記移動検知部が前記ベッドの移動を検知した場合に、前記脱落呼び出し信号の出力を保留させる脱落保留信号を前記ウォールユニットに出力する中継ユニット制御部とを備え、
前記ウォールユニットは、前記脱落保留信号を前記中継ユニットから入力した場合に、前記脱落呼び出し信号の出力を保留することを特徴とするナースコールシステム。 - 前記ウォールユニットは、脱落した前記中継ユニットが前記ウォールユニットに再び接続された場合に、前記脱落信号の保留を解除することを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
- 患者による呼び出し操作を行う操作ユニットと、
壁面に設置され、前記操作ユニットを着脱自在に有線にて接続し、前記呼び出し操作により呼び出し信号を出力するとともに、前記操作ユニットが脱落した場合に脱落呼び出し信号を出力するウォールユニットと、
ナースセンタに設置され、前記呼び出し信号および前記脱落呼び出し信号を入力し、前記呼び出し信号または前記脱落呼び出し信号の入力を報知するナースコール親機とを備えたナースコールシステムであって、
前記操作ユニットは、前記ベッドの移動を検知する移動検知部と、前記移動検知部が前記ベッドの移動を検知した場合に、前記脱落呼び出し信号の出力を保留させる脱落保留信号を前記ウォールユニットに出力する操作ユニット制御部とを備え、
前記ウォールユニットは、前記脱落保留信号を前記操作ユニットから入力した場合に、前記脱落呼び出し信号の出力を保留することを特徴とするナースコールシステム。 - 前記ウォールユニットは、脱落した前記操作ユニットが前記ウォールユニットに再び接続された場合に、前記脱落信号の保留を解除することを特徴とする請求項3に記載のナースコールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008086777A JP2009239856A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ナースコールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008086777A JP2009239856A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ナースコールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009239856A true JP2009239856A (ja) | 2009-10-15 |
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---|---|---|---|
JP2008086777A Pending JP2009239856A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ナースコールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009239856A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3640950A3 (en) * | 2018-09-30 | 2020-08-12 | Hill-Rom Services, Inc. | Patient care system for a home environment |
JP7422851B2 (ja) | 2021-12-03 | 2024-01-26 | パラマウントベッド株式会社 | ベッドシステム |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008086777A patent/JP2009239856A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3640950A3 (en) * | 2018-09-30 | 2020-08-12 | Hill-Rom Services, Inc. | Patient care system for a home environment |
JP7422851B2 (ja) | 2021-12-03 | 2024-01-26 | パラマウントベッド株式会社 | ベッドシステム |
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