JP5527893B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、病院などで患者からの要求に応じて医療従事者を呼び出すナースコールシステムに関する。
病院や福祉施設などに設置されるナースコールシステムは、ナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室の入り口の廊下側に設置され、ナースコール親機と接続される廊下灯と、病室内の壁面に設置され、廊下灯と接続されたウォールユニットと患者により使用されるナースコール子機とを備えている。
ウォールユニットは、その表面にコンセントを備えており、このコンセントにナースコール子機を取り付けることで、患者がナースコール子機によってナースコール親機に呼び出しを行うことができる。ここで、ナースコール親機は、ナースコール子機からの呼び出しを受けると報知を行う。また、ナースコール子機は、ウォールユニットのコンセントに対して着脱自在となっている。
このようなナースコール子機としては、握り押しボタンやハンド形子機などがある。ここで、握り押しボタンは、呼出ボタンによって構成される呼出操作部を備えており、単に呼び出し専用で、握り押しボタン自体は通話機能を持たない。また、ハンド形子機は、呼出ボタンによって構成される呼出操作部に加えて、マイクおよびスピーカを内蔵しており、ハンド形子機自体が通話機能を持っている。
ところで、ナースコールシステムにおいて、ウォールユニットのコンセントからナースコール子機が脱落したり、ナースコール子機のコードが断線したりして、ナースコール子機に異常が生じると、ウォールユニットが脱落呼び出しをかけるようにしているものが知られている(例えば、特許文献1など)。
特許文献1に記載の技術では、ウォールユニットに設けた脱落保留操作部である復旧ボタンを押下しながらナースコール子機をウォールユニットのコンセントから取り外すと、ナースコール親機はナースコール子機がコンセントから脱落したことを示す報知を行わないようにしている。これにより、ナースコール子機を使用しない場合などに、報知を行わせずにナースコール子機をウォールユニットのコンセントから取り外しておくことが可能となる。ここで、ナースコール子機がウォールユニットのコンセントから取り外されるケースとしては、ナースコール子機を交換する場合や、使用しないナースコール子機を外しておく場合などが考えられる。
特開2008−42459号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、脱落保留操作部である復旧ボタンを押下しながらナースコール子機をウォールユニットのコンセントから取り外すと、脱落の報知が行われなくなるため、復旧ボタンが無意識に操作された状態でナースコール子機がコンセントから取り外されても報知が行われなくなってしまうという問題があった。特に、夜間などの病室内が暗い状況では、復旧ボタンを無意識に操作しても気付かないケースがあり問題であった。また、夜間などの病室内が暗い状況では、ナースコール子機がウォールユニットのコンセントから外れていても目視により確認することが困難であるため、ナースコール子機が使用できなくなっても気付かないケースがあり問題であった。また、夜間などの病室内が暗い状況では、ナースコール子機がウォールユニットのコンセントから取り外される作業が行われる可能性が低いため、脱落の報知を停止することは問題であった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、昼間や病室内の照明が点灯している病室内が明るい状況では、ナースコール子機がコンセントから脱落しても報知を行わせないようにすることを可能としつつ、夜間などの病室内が暗い状況では、ナースコール子機がコンセントから脱落したときに確実に報知を行わせるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機をウォールユニットのコンセントに着脱自在に接続し、コンセントの近傍に設置された開口部から病床近傍の照度を照度センサーにより検出して、この照度センサーが第一の所定の値以上の照度を検出した状態から、第一の所定の値より小さい値である第二の所定の値以下の照度を検出した状態に移行してから所定時間が経過するまでに、コンセントからナースコール子機が脱落したときには、ナースコール子機がコンセントから脱落したことを示す報知を行わないようにするとともに、それ以外の状態でコンセントからナースコール子機が脱落したときには、ナースコール子機がコンセントから脱落したことを報知するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、病室内が明るい状況で、コンセントの近傍の開口部を手で覆って、所定時間内にナースコール子機をウォールユニットのコンセントから取り外すと、ナースコール子機がコンセントから脱落したことを示す報知を保留することができる。一方、病室内が明るい状況のままナースコール子機をウォールユニットのコンセントから取り外した場合や、病室内が暗い状況のままナースコール子機をウォールユニットのコンセントから取り外した場合には、ナースコール子機がコンセントから脱落したことを示す報知が行われる。そのため、夜間などの病室内が暗い状況では、開口部の前に手を翳しても照度センサーによって検出される照度が殆ど変わらないため、報知を保留しないようにすることができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのウォールユニットとナースコール子機との接続状態を示す断面図である。 本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、各病床に居る患者によって使用されるナースコール子機1と、病室内の各病床の近傍の壁面に設置されるウォールユニット10と、ナースステーションに設置され、ナースコール子機1からの呼び出しに応答するためのナースコール親機20とを備えて構成される。ここで、図2に示すように、ナースコール子機1に設けられたコードの先端にはプラグが設けられており、そのプラグはウォールユニット10に設けられているコンセントに対して着脱自在(図2(A)、(B))に取り付けられている。また、ウォールユニット10とナースコール親機20との間は、有線または無線により接続されている。また、ナースコール子機1およびウォールユニット10は、各病室に設置されている。
また、本実施形態によるナースコールシステムは、他の標準的な構成要素として、ナースコール子機1とナースコール親機10との間に設置され、ナースコール子機1からの呼び出しを表示したり、病室内の患者の氏名などを表示したりする図示しない廊下灯を備えている。また、ナースコール子機1とナースコール親機10との間には、ナースコール子機1およびナースコール親機10間の通話やデータの送受信に関する制御を行う図示しない制御機が接続されている。また、病院内の通信センターに設置される図示しないハンディナースコール主装置、図示しない構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)、図示しない公衆網、図示しない無線ユニットを備えることにより、医療従事者が携行するPHS(Personal
Handy-phone System)によって、ナースコール親機20の代わりにナースコール子機1からの呼び出しに応答することができる。
ナースコール子機1は、ウォールユニット10を介してナースコール親機20と通信可能であり、子機制御部2、呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、呼出操作部3を操作する。すると、子機制御部2は呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報(例えば、ベッド番号など)が含まれる。子機インターフェース4は、ナースコール子機1とナースコール親機20とをウォールユニット10を介して接続し、通信を行うためのものである。ここで、子機インターフェース4は、子機制御部2により生成された呼出信号をナースコール親機20に出力する。
ウォールユニット10は、制御部11、接続部12、照度センサー13、記憶部14、タイマー15、インターフェース16を備えて構成されている。制御部11は、ウォールユニット10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。接続部12は、ナースコール子機1のコードの先端に設けられたプラグを着脱自在に接続するためのコンセントおよびナースコール子機1から出力された呼出信号を入力するためのインターフェース装置を備えて構成されている。
照度センサー13は、接続部12の近傍に設置されている開口部から、ウォールユニット10が設置されている病床の近傍の照度を検出するためのものである。記憶部14は、メモリなどの記憶装置により構成されており、照度センサー13が検出した照度の閾値である第一の所定の値を記憶している。例えば、第一の所定の値は、病室内の照明装置が点灯している場合や、昼間に太陽光が窓から入ってくるような場合の照度を第一の所定の値以上であると判定できるような値である。一方、記憶部14は、照度センサー13が検出した照度の閾値である第二の所定の値も記憶している。例えば、第二の所定の値は、夜間に病室内の照明装置が消灯している場合や、照度センサー13に対向する開口部が人の手などにより覆われている場合の照度を第二の所定の値以下であると判定できるような値である。すなわち、病床の近傍が明るく、かつ、開口部が覆われていない場合には、照度センサー13が検出した照度は、第一の所定の値以上になると言える。また、病床の近傍が暗いか、または、開口部が覆われている場合には、照度センサー13が検出した照度は、第二の所定の値以下になると言える。また、記憶部14は、後述する所定時間の値も記憶している。
タイマー15は、時間を計測するための装置である。制御部11は、照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出した状態から第二の所定の値以下の照度を検出した状態に移行した場合に、タイマー15を動作させる。制御部11は、記憶部14から所定時間の値を取得し、タイマー15が計測した時間の値が記憶部14から取得した所定時間(例えば、5秒程度)の値になるまでに、接続部12のコンセントからナースコール子機1のプラグが脱落したか否かを判定する。ここで、接続部12のコンセントからナースコール子機1のプラグが脱落したか否かの判定は、周知の技術により行われるため、詳細な説明は省略する。
そして、タイマー15が計測した時間の値が記憶部14から取得した所定時間の値になるまでに(換言すると、照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出した状態から第二の所定の値以下の照度を検出した状態になってから所定の時間が経過するまでに)、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したと制御部11にて判断した場合には、制御部11は、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したことを示す脱落呼出信号の生成を保留する。これは、病床の近傍が明るい状態で、開口部が手などにより覆われて、所定時間内にナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから取り外されたケースを想定している。
一方、タイマー15が計測した時間の値が記憶部14から取得した所定時間の値になっても(換言すると、照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出した状態から第二の所定の値以下の照度を検出した状態になってから所定の時間が経過しても)、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落しなかったと制御部11にて判断した場合には、制御部11は、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したことを示す脱落呼出信号を生成する。これは、病室内の照明が消され場合や、昼から夜へと移行した場合などに、病床の近傍が明るい状態から暗い状態へと移行したことを示しており、所定時間経過後にナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したケースを想定している。ここで、脱落呼出信号には、このウォールユニット10を他のウォールユニット10と識別するためのウォールユニット識別情報(例えば、ベッド番号など)が含まれる。
また、照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出した状態のまま、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したと制御部11にて判断した場合にも、制御部11は、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したことを示す脱落呼出信号を生成する。これは、病室内が明るい状態で、単にナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したケースを想定している。
同様に、照度センサー13が第二の所定の値以下の照度を検出した状態のまま、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したと制御部11にて判断した場合にも、制御部11は、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したことを示す脱落呼出信号を生成する。これは、病室内が暗い状態で、開口部が覆われたか否かに関わらず、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したケースを想定している。
インターフェース16は、ウォールユニット10とナースコール親機20とを接続して通信を行うためのものである。ここで、インターフェース16は、ナースコール子機1から入力した呼出信号や制御部11により生成された脱落呼出信号をナースコール親機20へ出力する。
親機制御部21は、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース22は、ナースコール親機20とウォールユニット10とを接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース22は、ウォールユニット10から出力された呼出信号や脱落呼出信号を入力する。
報知部23は、ナースコール子機1により呼び出しが行われたこと、または、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したことを報知するためのものであり、スピーカーや表示装置、ランプなどにより構成される。親機インターフェース22が呼出信号を入力した場合、または、脱落呼出信号を入力した場合には、親機制御部21は報知部23を動作させる。このとき、報知部23は、親機インターフェース22が呼出信号を入力した場合の報知のパターンと脱落呼出信号を入力した場合の報知のパターンとを異ならせるようにしても良いことはもちろんである。また、親機制御部21は、呼出信号に含まれる子機識別情報により呼び出しを行ったナースコール子機1を特定することができ、脱落呼出信号に含まれるウォールユニット識別情報により脱落したナースコール子機1を特定することができる。
このように構成された本実施形態によるナースコールシステムにおいて、医療従事者が脱落を報知させないようにウォールユニット10のコンセントからナースコール子機1を取り外すためには、病床の近傍が明るい状態で、開口部を手で覆って、所定時間内にナースコール子機1を取り外す必要がある。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図3は、本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。まず、照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出したか否かを制御部11にて調べる(ステップS1)。照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出していないと制御部11にて判定した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS3へ移行する。一方、照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出したと制御部11にて判定した場合には(ステップS1にてYES)、照度センサー13が第二の所定の値以下の照度を検出したか否かを制御部11にて調べる(ステップS2)。
照度センサー13が第二の所定の値以下の照度を検出していないと制御部11にて判定した場合には(ステップS2にてNO)、ステップS3へ移行する。ステップS3では、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したか否かを制御部11にて調べる。ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落していないと制御部11にて判定した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したと制御部11にて判定した場合には(ステップS3にてYES)、制御部11は、脱落呼出信号を生成する(ステップS4)。
また、照度センサー13が第二の所定の値以下の照度を検出したと制御部11にて判定した場合には(ステップS2にてYES)、制御部11はタイマー15を動作させる(ステップS5)。そして、タイマー15が計測した時間が所定時間となるまでに(換言すると、所定時間が経過するまでに)ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したか否かを制御部11にて調べる(ステップS6)。所定時間が経過するまでにナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落しなかったと制御部11にて判定した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS1の処理に戻る。
一方、所定時間が経過するまでにナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落したと制御部11にて判定した場合には(ステップS6にてYES)、制御部11は脱落呼出信号の生成を保留する(ステップS7)。そして、ナースコール親機20では、脱落呼出信号を入力した場合にのみ報知部23を動作させる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1をウォールユニット10のコンセントに着脱自在に接続し、コンセントの近傍に設置された開口部から病床近傍の照度を照度センサー13により検出する。この照度センサー13が第一の所定の値以上の照度を検出した状態から、第一の所定の値より小さい値である第二の所定の値以下の照度を検出した状態に移行した場合に、制御部11はタイマー15を動作させる。そして、タイマー15が計測した時間が所定時間になるまでにウォールユニット10のコンセントからナースコール子機1が脱落したときには、制御部11は脱落呼出信号の生成を保留し、それ以外の状態でコンセントからナースコール子機1が脱落したときには、制御部11は脱落呼出信号を生成するようにしている。
これにより、病室内が明るい状況で、コンセントの近傍の開口部を手で覆って、所定時間内にナースコール子機1をウォールユニット10のコンセントから取り外すと、ナースコール子機1がコンセントから脱落したことを示す報知を保留することができる。一方、病室内が明るい状況のままナースコール子機1をウォールユニット10のコンセントから取り外した場合や、病室内が暗い状況のままナースコール子機1をウォールユニット10のコンセントから取り外した場合には、ナースコール子機1がコンセントから脱落したことを示す報知が行われる。そのため、夜間などの病室内が暗い状況では、開口部を手などで覆っても照度センサー13によって検出される照度が殆ど変わらないため、報知を保留しないようにすることができる。従って、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから取り外されたことが目視できなくても、脱落の報知が確実に行われる。また、病室内が暗い状況のまま、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから取り外される作業が行われる可能性は低いため、脱落の報知が確実に行われる。
なお、本実施形態では、ナースコール子機1は呼出操作部3を備えるようにしているが、これに限定されない。例えば、患者の状態を検出して呼出信号を生成するようなナースコール子機1をウォールユニット10のコンセントに接続するようにしても良い。
また、本実施形態では、制御部11が脱落呼出信号の生成を保留にすることで、ナースコール親機20にて脱落の報知が行われないようにしているが、これに限定されない。例えば、制御部11が脱落呼出信号の生成を保留にする代わりに、ナースコール子機1がウォールユニット10のコンセントから脱落した場合に、制御部11が脱落呼出信号を常に生成するようにし、制御部11がインターフェース16による脱落呼出信号の出力を保留にすることで、ナースコール親機20にて脱落の報知が行われないようにしても良い。
同様に、制御部11がナースコール親機20の報知部23の動作を制御することで、ナースコール親機20にて脱落の報知が行われないようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 ウォールユニット
11 制御部
12 接続部
13 照度センサー
14 記憶部
15 タイマー
16 インターフェース
20 ナースコール親機
21 親機制御部
22 親機インターフェース
23 報知部

Claims (2)

  1. 病床の近傍に設置され、患者が医療従事者を呼び出すために使用されるナースコール子機を着脱自在に接続する接続部と、
    前記接続部の近傍に設置された開口部から前記病床の近傍の照度を検出する照度センサーと、
    時間を計測するタイマーと、
    前記照度センサーが、第一の所定の値以上の照度を検出した状態から、前記第一の所定の値より小さい値である第二の所定の値以下の照度を検出した状態に移行した場合に、前記タイマーを動作させ、前記タイマーが計測した時間が所定時間になるまでに前記接続部から前記ナースコール子機が脱落したときには、前記接続部から前記ナースコール子機が脱落したことを示す脱落呼出信号の生成を保留し、それ以外の状態で前記接続部から前記ナースコール子機が脱落したときには、前記脱落呼出信号を生成する制御部と、
    ナースステーションに設置され、前記制御部にて生成された脱落呼出信号を入力して、前記ナースコール子機が前記接続部から脱落したことを報知する報知部と、
    を備えたナースコールシステム。
  2. 前記制御部は、前記脱落呼出信号の生成を保留する代わりに、前記脱落呼出信号の出力の保留、または、前記報知部による報知の保留を行うことを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
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