JP5406139B2 - ナースコールシステム - Google Patents
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Description
このようなナースコールシステムのナースコール子機は、患者が看護師を呼び出す際に操作する呼出子機と、この呼出子機の接続端子を備えて壁面に設置される壁面子機とで構成され、通話するためのマイク、スピーカは壁面子機に設けたり呼出子機に設けられ、これら呼出子機と壁面子機は対を成してベッド数に合わせて設置されていた。
この構成によれば、壁面子機を複数箇所に設けても、呼出子機が接続されている壁面子機を廊下灯アダプタが把握し、何れか1つの壁面子機にのみ呼出子機の接続を認識する以外を断線発生と判断する。即ち1つの壁面子機に呼出子機が接続されていれば断線と認識しない。よって、1つの呼出子機に対して複数の壁面子機を対応させることができ、個室でのベッド位置の変更を容易に実施することが可能となる。そして、呼出子機が外れたらそれを検知できる。
また、二人部屋を個室に変更する場合等、廊下灯アダプタのみ変更すれば良く、従来のシステムを大きく変更する必要が無い。
この構成によれば、稼働時に呼出子機が外れたらそれを検知できるし、ベッド移動により呼出子機を接続する壁面子機が変更された場合は、変更を自動認識して断線発生と判断しない。よって、使用する壁面子機を変更する度にナースコール親機等で別途接続変更操作を必要としない。
また、二人部屋を個室に変更する場合等、廊下灯アダプタのみ変更すれば良く、従来のシステムを大きく変更する必要が無いし、使用する壁面子機を変更する度に設定し直す面倒な操作も必要ない。
廊下灯アダプタ3は、接続されているナースコール子機1が呼出操作されたら、呼出信号を制御機5を経由してナースコール親機4に送信し、廊下灯2を点灯制御する従来の動作を実施する一方で、以下の動作を行う。
そして、第2IF19の2つの接続部19a,19bのうちどちらと通信ラインを確立したか記憶部16に記憶する。
また、二人部屋を個室に変更する場合等、廊下灯アダプタ3のみ変更すれば良く、従来のシステムを大きく変更する必要が無い。
そして、起動時や復旧操作時に呼出子機1bが何れの壁面子機1aにも接続されていなければ、ナースコール親機4が警報を発報するので、看護師は速やかにそれを認識でき、対処し易い。
尚、ここでは第1接続部19aに接続された壁面子機1aに呼出子機1bが接続された状態で稼動しているものとする。
しかし、20秒間第1接続部19bに呼出子機1bが接続されなかったら(S14でY)、次に第2接続部19bに接続された壁面子機1aに呼出子機1bが接続されているか判断する(S16)。このとき、呼出子機1bが接続されていると判断されると、第2接続部19bに接続されたナースコール子機1が稼働される(S18)。また、接続の変更を受けて、記憶部16を書き換える。この場合、ベッドが移動されて使用する壁面子機1aが変更されたと判断され、通信ラインが変更される。
尚、20秒の経過を待って呼出子機1bの接続を判断(S14)する理由は、ベッドの移動頻度が、呼出子機1bの脱落頻度に比べて極めて少ないためである。
ナースコール親機4の発報により脱落発生を認識した看護師等により、ナースコール子機1の脱落又は断線の修復が成されたあと所定の復旧操作(S19)が行われたら、発報が停止(S20)して再度20秒のカウントがスタート(S12)し、ナースコール子機1の自動接続判断処理が継続される。
また、ナースコール子機1を、マイク11及びスピーカ12を内蔵した壁面子機1aと呼出ボタン13を備えた呼出子機1bとで構成しているが、壁面子機1aは呼出子機1bを接続するコネクタ10のみ備え、呼出子機1bにマイク及びスピーカを設けた構成としても良い。更に、廊下灯アダプタ3と廊下灯2は一体に形成しても良い。
Claims (2)
- 看護師を呼び出す機能を有しベッド毎に設置されるナースコール子機と、前記ナースコール子機からの呼び出しに応答する機能を有しナースステーションに設置されるナースコール親機と、前記ナースコール子機による呼び出しが発生したことを病室前で点灯表示する廊下灯と、前記ナースコール子機からの呼び出しを検出して前記廊下灯の点灯を制御するために廊下灯毎に設置される廊下灯アダプタと、前記廊下灯アダプタと前記ナースコール親機との間の通信を制御する制御機とを備えたナースコールシステムにおいて、
前記ナースコール子機は、壁面に設置された壁面子機と患者が操作する呼出子機とで構成される一方、
前記廊下灯アダプタのうち個室用廊下灯アダプタは、前記壁面子機が接続される複数の子機接続部と、前記子機接続部の夫々において呼出子機の接続/未接続を検知し、前記壁面子機の使用状態を判断する子機状況判定部とを有し、
前記子機状況判定部は、何れか1つの前記壁面子機にのみ前記呼出子機の接続を認識する以外を断線発生と判断し、断線信号を生成して前記ナースコール親機に送信することを特徴とするナースコールシステム。 - 前記子機状況判定部は、前記呼出子機の接続を確認した前記子機接続部が未接続状態に変化し、その後所定時間の間に他の子機接続部に前記呼出子機の接続を認識できない場合に断線信号を生成して前記ナースコール親機に送信することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
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JP2010168402A JP5406139B2 (ja) | 2010-07-27 | 2010-07-27 | ナースコールシステム |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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- 2010-07-27 JP JP2010168402A patent/JP5406139B2/ja active Active
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