JP2006129229A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ナースステーション内に在室中の看護師が遂行する看護業務の利便性および作業効率を高める。
【解決手段】病室内の病床毎にそれぞれ設置された複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、聴取先の当該ベッド子機を一台または複数台選択して制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶させておく、或いは聴取先の当該ベッド子機を複数のグループに割り当てて制御装置の制御装置記憶部に予め記憶させておくことにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて聴取開始操作を行うことのみで、制御装置のCPU401の制御により制御装置記憶部から読み出された聴取先である一台または複数台の当該ベッド子機の子機マイク102に入力された音(送話音声)、或いは聴取先である選択されたグループに該当する当該ベッド子機の子機マイクに入力された音(送話音声)をもとに、聴取先の患者の様子を聴覚を通じて容易に確認することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院や看護施設等に設置されるナースコールシステムに係り、特に、ナースステーション内に在室中の看護師が遂行する看護業務の利便性および作業効率が高められたナースコールシステムに関する。
従来から、この種のナースコールシステムとして、ナースステーション内に設置されるナースコール親機の表示部の視認性の向上が図られ、また、パーソナルコンピュータの不要化により全体としてコンパクトでかつシンプルにデザインし得るナースコール装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
従来例のナースコール装置において、複数のナースコール子機がそれぞれ設置された病室のうち、特定の病室にのみ一斉放送(以下、ルーム一斉放送という。)を行うにあたり、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて所定のルーム一斉放送操作、例えば、カラーLCDのルーム一斉表示部を操作してテンキー表示部で一斉放送先の病室に係る病室番号をタッチ入力していた。
また、複数のナースコール子機がそれぞれ設置された病室内に在室中の患者のうち、特定の患者の様子を子機マイクから聴取するにあたり、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて所定の聴取操作、例えば、カラーLCDの聴取表示部を操作してテンキー表示部で聴取先の病室に係る病室番号をタッチ入力していた。
さらに、複数のナースコール子機がそれぞれ設置された病室のうち、全病室に除局一斉放送(以下、全室除局一斉放送という。)を行うにあたり、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて所定の除局一斉放送操作、例えば、カラーLCDの一斉表示部を操作するとともに、テンキー表示部で放送対象外のナースコール子機に割り当てられている病床番号をタッチ入力していた(例えば、非特許文献1を参照。)。
特開2002−232580号公報(段落番号0043、0048、0051、0053、図1) アイホン総合カタログ 2004/2005年版(339頁)
しかしながら、従来例のナースコール装置において、ナースステーション内に在室中の看護師が前述のようなルーム一斉放送、聴取、全室除局一斉放送を行うにあたっては、各動作の開始時において所定のルーム一斉放送操作、聴取操作、除局一斉放送操作が必要とされ煩雑さを有しており作業効率が低く、緊急を要する場合、迅速な看護業務の遂行が困難となる虞があった。
本発明は、前述の難点を解消するためになされたもので、ナースステーション内に在室中の看護師が聴取、選局放送等の各動作を開始させるにあたり必要とされる操作を簡素化し、利便性および作業効率が高められた看護業務を遂行することができるナースコールシステムを提供すること目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明のナースコールシステムは、病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯と、ナースステーション内に設置され、ベッド子機から廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機と、廊下灯およびナースコール親機を制御するための制御装置とを備えたものである。ベッド子機は、ナースコール親機への送話を形成するための子機マイクを有している。制御装置は、ナースコール親機の操作により、子機マイクからの送話を聴取したいベッド子機を一台または複数台選択して予め記憶するための制御装置記憶部と、聴取開始時には、ナースコール親機の操作により、制御装置記憶部に記憶されているベッド子機の聴取を順次開始するためのCPUとを有している。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、制御装置記憶部は、ベッド子機の聴取先として複数のグループを記憶することにより、ナースコール親機の聴取開始操作で聴取先グループを選択後、選択されたグループの各ベッド子機を順次聴取するものである。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、制御装置記憶部は、過去に聴取したベッド子機の履歴を記憶し、ナースコール親機の操作により、モニタに表示するものである。
また、本発明のナースコールシステムは、病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯と、ナースステーション内に設置され、ベッド子機から廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機と、廊下灯およびナースコール親機を制御するための制御装置とを備えたものである。ベッド子機は、ナースコール親機からの送話を放音するための子機スピーカを有し、制御装置は、ナースコール親機の操作により、放送したいベッド子機を複数台選択して予め記憶するための制御装置記憶部と、放送開始時には、ナースコール親機の操作により、制御装置記憶部に予め記憶されているベッド子機への放送を子機スピーカにより開始するためのCPUとを有している。
また、本発明のナースコールシステムは、病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯と、ナースステーション内に設置され、ベッド子機から廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機と、廊下灯およびナースコール親機を制御するための制御装置とを備えたものである。ベッド子機は、ナースコール親機からの送話を放音するための子機スピーカを有している。制御装置は、ナースコール親機の操作により、放送対象外のベッド子機を一台または複数台選択して予め記憶するための制御装置記憶部と、ナースコール親機の操作により、除局一斉放送開始時には、制御装置記憶部に記憶されているベッド子機を除いて、子機スピーカにより一斉放送を開始するためのCPUとを有している。
本発明のナースコールシステムは、病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯と、ナースステーション内に設置され、ベッド子機から廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機と、廊下灯およびナースコール親機を制御するための制御装置とを備えたものである。ベッド子機は、ナースコール親機からの送話を放音するための子機スピーカを有している。制御装置は、ナースコール親機の操作により、放送したい病室を一室または複数室選択して予め記憶するための制御装置記憶部と、病室選局放送開始時には、ナースコール親機の操作により、記憶部に記憶されている病室への放送を子機スピーカにより開始するCPUとを有している。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、ナースコール親機は、制御装置記憶部に代えて、記憶すべきベッド子機または病室をナースコール親機毎個別に記憶するための親機記憶部を有している。
本発明のナースコールシステムによれば、病室内の病床毎にそれぞれ設置された複数のベッド子機のうち、聴取先の当該ベッド子機を一台または複数台選択して制御装置の制御装置記憶部に予め記憶させておく、或いは聴取先の当該ベッド子機を複数のグループに割り当てて制御装置の制御装置記憶部に予め記憶させておくことにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて聴取開始操作を行うことのみで、制御装置のCPUの制御により制御装置記憶部から読み出された聴取先である一台または複数台の当該ベッド子機の子機マイクに入力された音(送話音声)、或いは聴取先である選択されたグループに該当する当該ベッド子機の子機マイクに入力された音(送話音声)をもとに、聴取先の患者の様子を聴覚を通じて容易に確認することができる。これにより、看護業務としてナースステーション内に在室中の看護師が聴取を開始させるにあたり、利便性および作業効率が高められる。なお、制御装置の制御装置記憶部には、過去に聴取した当該ベッド子機の履歴が記憶され、この履歴データは、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機にて簡単な操作を行うことでモニタに表示させることができる。
また、本発明のナースコールシステムによれば、病室内の病床毎にそれぞれ設置された複数のベッド子機のうち、選局放送先の当該ベッド子機を複数台選択して制御装置の制御装置記憶部に予め記憶させておくことにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて選局放送開始操作を行うことのみで、制御装置のCPUの制御により制御装置記憶部から読み出された選局放送先である当該ベッド子機の子機スピーカから選局放送の内容を出力(放音)させることができる。これにより、看護業務としてナースステーション内に在室中の看護師が選局放送を開始させるにあたり、利便性および作業効率が高められる。
また、本発明のナースコールシステムによれば、病室内の病床毎にそれぞれ設置された複数のベッド子機のうち、放送対象外の当該ベッド子機を一台または複数台選択して制御装置の制御装置記憶部に予め記憶させておくことにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて除局一斉放送開始操作を行うことのみで、制御装置のCPUの制御により制御装置記憶部から読み出された放送対象外の当該ベッド子機を除く除局一斉放送先である他の当該ベッド子機の子機スピーカから除局一斉放送の内容を出力(放音)させることができる。これにより、看護業務としてナースステーション内に在室中の看護師が除局一斉放送を開始させるにあたり、利便性および作業効率が高められる。
また、本発明のナースコールシステムによれば、複数のベッド子機が病床毎にそれぞれ設置された病室のうち、病室選局放送先の当該病室を一室または複数室選択して制御装置の制御装置記憶部に予め記憶させておくことにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機にて病室選局放送開始操作を行うことのみで、制御装置のCPUの制御により制御装置記憶部から読み出された病室選局放送先である病室内の当該ベッド子機の子機スピーカから病室選局放送の内容を出力(放音)させることができる。これにより、看護業務としてナースステーション内に在室中の看護師が病室選局放送を開始させるにあたり、利便性および作業効率が高められる。
さらに、本発明のナースコールシステムによれば、制御装置の制御装置記憶部に代えて、当該制御装置記憶部と同様な機能を有する親機記憶部をナースコール親機に備えることもできる。
以下、本発明のナースコールシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるナースコールシステムを示すシステム構成図である。
図1のシステム構成図に示すナースコールシステムは、病院や看護施設等において、101号室、102号室、・・・のような(複数の)病室内の病床毎にそれぞれ設置され個別の子機番号(詳述せず)有しており、病床毎の被看護人、例えば、患者が、看護人、例えば、ナースステーション内に在室中の看護師に対して通常の呼び出し(通常のナースコール呼び出しと同意。)を行い通話を成立させるとともに、前述の患者を看護/担当している看護師が緊急を要し、他の看護師であるナースステーション内に在室中の看護師に対して緊急呼び出しを行い通話を成立させるばかりでなく、患者の様子が聴取され、さらにナースステーション内に在室中の看護師からの放送(選局放送、除局一斉放送、病室選局放送)の内容が出力(放音)される複数のベッド子機(ナースコール子機と同意。)、ここでは、病室毎4台の各病床にそれぞれ設置されたベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・と、病室毎に設置、例えば、病室の出入口近傍や廊下先にそれぞれ設置され個別の廊下灯番号(詳述せず)を有しており、子機ラインL1a、L1b、・・・をそれぞれ介してベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・がバス接続され、病室内の病床毎の患者からの通常呼び出し、または病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師からの緊急呼び出しを検出して、その旨を、病室の出入口近傍や廊下先に居る看護師に知らせるとともに、呼出元の患者または看護師と呼出先の看護師との間で成立される通話の通話路を形成するための廊下灯20a、20b、・・・と、ナースステーション内に設置されており、病室内の病床毎の患者からの通常呼び出し、または病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師からの緊急呼び出しがある旨の報知(放音、表示)が行われ、これを確認して応答した呼出先の看護師が呼出元の患者または看護師との間で通話を成立させるとともに、当該ナースステーション内に在室中の看護師が病室内の病床毎の患者のうち特定の患者の様子を聴取し、さらに、放送(選局放送、除局一斉放送、病室選局放送)のための内容を入力するためのナースコール親機30と、廊下灯ラインL2を介してバス接続された廊下灯20a、20b、・・・および親機ラインL3を介して接続されたナースコール親機30をそれぞれ制御するための制御装置(ナースコール制御装置と同意。)40とから構成されている。
なお、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・および廊下灯20a、20b、・・・の間は、前述のような子機ラインL1a、L1b、・・・をそれぞれ介してバス接続させたが、この接続形態に限定されず、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・および廊下灯20a、20b、・・・をそれぞれ個別に接続する形態も好適である。
また、廊下灯20a、20b、・・・および制御装置40の間についても、前述のような廊下灯ラインL2を介してバス接続させたが、この接続形態に限定されず、廊下灯20a、20b、・・・および制御装置40を渡り配線で接続する形態も好適である。
複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、病室内の病床毎の患者が通常呼び出しのための操作を行う呼出ボタン100と、病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師が緊急呼び出しのための操作を行うスタッフコールボタン101と、呼出元または聴取先である病室内の病床毎の患者、或いは呼出元である病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師が、呼出先または聴取元であるナースステーション内に在室中の看護師との間で通話を成立させるための音声(送話音声)を入力するとともに、病室内の病床毎の患者の様子を聴取するマイク(以下、子機マイクという。)102と、呼出元または聴取先である病室内の病床毎の患者、或いは呼出元である病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師が、呼出先または聴取元であるナースステーション内に在室中の看護師との間で通話を成立させるための音声(受話音声)を出力(放音)するとともに、ナースステーション内に在室中の看護師からの放送(選局放送、除局一斉放送、病室選局放送)の内容が出力(放音)されるスピーカ(以下、子機スピーカという。)103とを有している。
また、ナースコール親機30は、ナースステーション内に在室中の看護師が呼出元または聴取先である病室内の病床毎の患者、或いは呼出元である病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入力/出力(放音)するとともに、放送(選局放送、除局一斉放送、病室選局放送)の内容を入力するためのハンドセット300と、ナースステーション内に在室中の看護師が放送(選局放送、除局一斉放送、病室選局放送)の内容を入力するためのマイク(以下、親機マイクという。)301と、病室内の病床毎の患者からの通常呼び出しがある旨の通常呼出音、または病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師からの緊急呼び出しがある旨の緊急呼出音等が出力(放音)されるとともに、ナースステーション内に在室中の看護師が前述の親機マイク301とともに拡声通話を成立させるために使用し、音声(受話音声)が出力(放音)されるスピーカ(以下、親機スピーカといい、拡声スピーカと同意である。)302と、ナースステーション内に在室中の看護師が前述の親機マイク301および親機スピーカ302を使用した拡声通話を終了させるために操作する終話ボタン303と、病室内の病床毎の患者からの通常呼び出しがある旨、または病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師からの緊急呼び出しがある旨、制御装置40の後述する制御装置記憶部400に予め記憶されていた聴取の履歴データ等を文字や絵等を用いて表示するとともに、ナースステーション内に在室中の看護師による各種の登録操作、例えば、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち聴取先の当該ベッド子機を一台または複数台、或いは複数のグループとして割り当てて選択して予め登録するための操作、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち選局放送先の当該ベッド子機を複数台選択して予め登録するための操作、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち放送対象外の当該ベッド子機を一台または複数台選択して予め登録するための操作、101号室、102号室、・・・のような複数の病室のうち病室選局放送先の当該病室を一室または複数室選択して予め登録するための操作と、前述の登録操作により選択された当該ベッド子機または病室への動作を開始させるための起動操作等を行うためのタッチパネル304aが備えられた(カラー)LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のモニタ304と、病室内の病床毎、すなわち、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・毎に割り当てられており、聴取先または放送対象外の当該ベッド子機を選択するための病床選択ボタン305と、病室内の病床毎、すなわち、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・毎に割り当てられており、病室内の病床毎の患者からの通常呼び出しがある旨、または病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師からの緊急呼び出しがある旨の呼出表示、呼出元または聴取先である患者、或いは呼出元である看護師と呼出先である(当該ナースステーション内に在室中の)看護師との間で通話が成立している旨の話中表示、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・が聴取中であること等の状態表示を行うための複数のLED(Light Emitting Diode)からなる表示灯306とを有している。
さらに、制御装置40は、ナースコール親機30にて行われた前述の登録操作により選択された聴取先である当該ベッド子機の子機番号、選局放送先である当該ベッド子機の子機番号、放送対象外である当該ベッド子機の子機番号、病室選局放送先である当該病室の病室番号をそれぞれ記憶するとともに、聴取された当該ベッド子機の履歴データを記憶し、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・にそれぞれ割り当てられた子機番号および廊下灯20a、20b、・・・にそれぞれ割り当てられた廊下灯番号が予め記憶されているRAM(Random Access Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶部(以下、制御装置記憶部という。)400と、制御装置記憶部400に予め記憶されている各種データをもとに、当該システムの動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)401とを有している。
このように構成された本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
なお、本発明の実施例において、101号室、102号室、・・・のような(複数の)病室内の病床毎の患者のうち、特定の患者がナースステーション内に在室中の看護師に対して通常の呼び出しがあり、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・の呼出ボタン100を操作し、この通常呼び出しを検出した廊下灯20a、20b、・・・にて適宜、通常呼出表示を行い病室の出入口近傍や廊下先に居る看護師に知らせるとともに、ナースコール親機30の親機スピーカ302、モニタ304および呼出元に該当した表示灯306をそれぞれ使用して通常呼出報知(通常呼出音の放音、通常呼出表示)を行い、これを確認して取り上げられたハンドセット300(のマイクおよびレシーバ)と呼出元である当該ベッド子機の子機マイク102および子機スピーカ103との間の通話路(送話路、受話路)を形成して通話を成立させる動作と、101号室、102号室、・・・のような(複数の)病室内の病床毎の患者を看護/担当している看護師のうち、特定の看護師がナースステーション内に在室中の看護師に対して緊急の呼び出しがあり、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のスタッフコールボタン101を操作し、この緊急呼び出しを検出した廊下灯20a、20b、・・・にて適宜、緊急呼出表示を行い病室の出入口近傍や廊下先に居る看護師に知らせるとともに、ナースコール親機30の親機スピーカ302、モニタ304および呼出元に該当した表示灯306をそれぞれ使用して緊急呼出報知(緊急呼出音の放音、緊急呼出表示)を行い、また、通話路(送話路)が形成された呼出元である当該ベッド親機の子機マイク102からの送話音声を親機スピーカ302より出力(放音)させ、これを確認して取り上げられたハンドセット300(のマイクおよびレシーバ)と呼出元であるベッド子機の子機マイク102および子機スピーカ103との間の通話路(送話路、受話路)を形成して通話を成立させる動作とは、それぞれ今般開示した先行技術の該当動作やその他のナースコール関連技術文献において既に開示されている該当動作と同様であることから、その説明は省略する。
[第1の動作]
本発明の実施例による第1の動作について説明する。
図1のシステム構成図において、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・がそれぞれ設置された病室内の病床毎の患者のうち、一人または複数人の患者の様子、ここでは、101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者、102号室内でベッド子機1bが病床に設置されている患者の様子を子機マイク102から順次聴取するにあたり、聴取先のベッド子機1a、1bを選択して制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶させるためには、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている聴取先病床登録ボタン(図示せず)をナースステーション内に在室中の看護師が操作した後、ベッド子機1a、1bにそれぞれ割り当てられている病床選択ボタン305を順次操作する。これらの登録操作を検出したナースコール親機30は、ベッド子機1a、1bの各子機番号を聴取先の順序として付加させた聴取先病床登録信号を生成する。この聴取先病床登録信号は、ナースコール親機30から親機ラインL3を介して制御装置40へと伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの聴取先病床登録信号に付加されている各子機番号をもとに、当該ナースコール親機からの聴取先として、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、1番目の聴取先がベッド子機1aであり2番目の聴取先がベッド子機1bであることを検出し、その旨の聴取先病床設定データを制御装置記憶部400に記憶する。
前述のように、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、1番目の聴取先がベッド子機1aであり2番目の聴取先がベッド子機1bである旨の聴取先病床設定データが制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている状態において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている聴取開始ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと聴取起動信号(以下、第1の聴取起動信号という。)が伝送されるとともに、親機ラインL3から当該ナースコール親機の親機スピーカ302への信号伝送路が形成される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの第1の聴取起動信号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により聴取開始のための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている聴取先病床設定データ、すなわち、1番目の聴取先がベッド子機1aであり2番目の聴取先がベッド子機1bである旨の聴取先病床設定データを読み出す。また、CPU401は、1番目の聴取先であるベッド子機1aが聴取中である旨の履歴データを制御装置記憶部400に記憶させ、このベッド子機1aを指定するための子機番号および当該子機番号に割り当てられて予め記憶されている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20aを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した子機番号および廊下灯番号を付加させた聴取信号(以下、第1の聴取信号という。)を生成するとともに、廊下灯ラインL2から親機ラインL3への信号伝送路について制御装置記憶部400に予め記憶されている所定の時間内形成する。なお、CPU401にて生成された第1の聴取信号は、廊下灯ラインL2を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの第1の聴取信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とを照合する。ここでは、廊下灯20aのみ当該廊下灯番号が一致し、この廊下灯20aは、1番目の聴取先であるベッド子機1aの子機マイク102から子機ラインL1a、当該廊下灯を介して廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成することにより、ベッド子機1aの子機マイク102からナースコール親機30の親機スピーカ302への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている聴取開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、ベッド子機1aの子機マイク102に入力され親機スピーカ302から出力(放音)された音(送話音声)をもとに、聴取先として1番目に選択された101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者の様子を聴覚を通じて容易に確認することができる。
前述のように、聴取先として選択されたベッド子機1a、1bのうち、1番目の聴取先である101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者の様子がナースコール親機30の親機スピーカ302から出力(放音)され、当該聴取の時間が制御装置40のCPU401にて計時され制御装置記憶部400に予め記憶されている所定の時間を経過すると、このタイムアップを検出したCPU401は、2番目に聴取する聴取先のベッド子機1bが聴取中である旨の履歴データを制御装置記憶部400に記憶させ、このベッド子機1bを指定するための子機番号および当該子機番号に割り当てられて予め記憶されている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20bを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した子機番号および廊下灯番号を付加させた聴取信号(以下、第2の聴取信号という。)を生成するとともに、廊下灯ラインL2から親機ラインL3への信号伝送路について制御装置記憶部400に予め記憶されている所定の時間内、再度形成する。なお、CPU401にて生成された第2の聴取信号は、前述の第1の聴取信号と同様な経路を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの第2の聴取信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とを照合する。ここでは、廊下灯20bのみ当該廊下灯番号が一致し、この廊下灯20bは、2番目の聴取先であるベッド子機1bの子機マイク102から子機ラインL1b、当該廊下灯を介して廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成することにより、ベッド子機1bの子機マイク102からナースコール親機30の親機スピーカ302への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている聴取開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、ベッド子機1bの子機マイク102に入力され親機スピーカ302から出力(放音)された音(送話音声)をもとに、聴取先として2番目に選択された102号室内でベッド子機1bが病床に設置されている患者の様子を聴覚を通じて容易に確認することができる。
また、前述のように聴取の動作が終了した後において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている一括履歴読出ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと一括履歴読出信号が伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの一括履歴読出信号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により一括履歴読み出しのための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている過去の全聴取履歴データ、例えば、101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者、102号室内でベッド子機1bが病床に設置されている患者に関する聴取履歴データ(以下、第1の聴取履歴データという。)を読み出す。この第1の聴取履歴データは、前述の履歴読出信号と逆の経路を介してナースコール親機30へと伝送される。
ナースコール親機30では、制御装置40からの第1の聴取履歴データをもとに、過去の全聴取履歴データである101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者、102号室内でベッド子機1bが病床に設置されている患者の聴取履歴データを、モニタ304に文字や絵等を用いて表示させ、ナースステーション内に在室中の看護師に報知することができる。
なお、前述の説明では、ナースステーション内に在室中の看護師により行われる履歴読出操作として、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている一括履歴読出ボタン(図示せず)の操作を適用し、制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている過去の全聴取履歴データを読み出させたが、この履歴読出操作に限定されず、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている履歴読出ボタン(図示せず)を操作した後、聴取履歴データを制御装置記憶部400から読み出したい当該ベッド子機に割り当てられている病床選択ボタン305を操作することにより、制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている過去の全聴取履歴データのうち、読み出したい患者の聴取履歴データのみを、モニタ304に文字や絵等を用いて表示させ、ナースステーション内に在室中の看護師に報知することができる。
[第2の動作]
次に、本発明の実施例による第2の動作について説明する。
図1のシステム構成図において、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・がそれぞれ設置された病室内の病床毎の患者を複数のグループに割り当てる、ここでは、101号室内でベッド子機1a、4aがそれぞれ病床に設置されている患者を第1グループ、102号室内でベッド子機1b、4bがそれぞれ病床に設置されている患者を第2グループに割りあてて、何れか1のグループに該当する患者の様子を子機マイク102から聴取するにあたり、前述の2つのグループを制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶させるためには、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている聴取先グループ登録ボタン(図示せず)をナースステーション内に在室中の看護師が操作して第1グループを選択した後、ベッド子機1a、4aにそれぞれ割り当てられている病床選択ボタン305を順次操作し、さらに、聴取先グループ登録ボタン(図示せず)を操作して第2グループを選択した後、ベッド子機1b、4bにそれぞれ割り当てられている病床選択ボタン305を順次操作する。これらの登録操作を検出したナースコール親機30は、ベッド子機1a、4aの各子機番号を聴取先の順序として第1グループのグループ番号(詳述せず)に付加させたグループ設定データ(以下、第1のグループ設定データという。)と、ベッド子機1b、4bの各子機番号を聴取先の順序として第2グループのグループ番号(詳述せず)に付加させたグループ設定データ(以下、第2のグループ設定データという。)とを含む聴取先グループ登録信号を生成する。この聴取先グループ登録信号は、ナースコール親機30から親機ラインL3を介して制御装置40へと伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの聴取先グループ登録信号に含まれた第1、第2の各グループ設定データに付加されている各子機番号およびグループ番号をもとに、当該ナースコール親機からの聴取先として、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、第1グループとして1番目の聴取先がベッド子機1aであり2番目の聴取先がベッド子機4aであることと、第2グループとして1番目の聴取先がベッド子機1bであり2番目の聴取先がベッド子機4bであることとを検出し、その旨の聴取先グループ設定データを制御装置記憶部400に記憶する。
前述のように、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、第1グループとして1番目の聴取先がベッド子機1aであり2番目の聴取先がベッド子機4aであることと、第2グループとして1番目の聴取先がベッド子機1bであり2番目の聴取先がベッド子機4bである旨の聴取先グループ設定データが制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている状態において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている第1グループに該当した聴取開始ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと第1グループのグループ番号を付加させた聴取起動信号(以下、第2の聴取起動信号という。)が伝送されるとともに、親機ラインL3から当該ナースコール親機の親機スピーカ302への信号伝送路が形成される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの第2の聴取起動信号に付加されているグループ番号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により第1グループへの聴取開始のための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている聴取先グループ設定データから第1グループとして1番目の聴取先がベッド子機1aであり2番目の聴取先がベッド子機4aである旨の聴取先グループ設定データを読み出す。また、CPU401は、第1グループとして1番目の聴取先であるベッド子機1aが聴取中である旨の履歴データを制御装置記憶部400に記憶させ、このベッド子機1aを指定するための子機番号および当該子機番号に割り当てられて予め記憶されている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20aを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した子機番号および廊下灯番号を付加させた聴取信号(以下、第3の聴取信号という。)を生成するとともに、廊下灯ラインL2から親機ラインL3への信号伝送路について制御装置記憶部400に予め記憶されている所定の時間内形成する。なお、CPU401にて生成された第3の聴取信号は、廊下灯ラインL2を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの第3の聴取信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とを照合する。ここでは、廊下灯20aのみ当該廊下灯番号が一致し、この廊下灯20aは、第1グループとして1番目の聴取先であるベッド子機1aの子機マイク102から子機ラインL1a、当該廊下灯を介して廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成することにより、ベッド子機1aの子機マイク102からナースコール親機30の親機スピーカ302への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている第1グループに該当した聴取開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、ベッド子機1aの子機マイク102に入力され親機スピーカ302から出力(放音)された音(送話音声)をもとに、第1グループの聴取先として1番目に選択された101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者の様子を聴覚を通じて容易に確認することができる。
前述のように、第1グループの聴取先として選択されたベッド子機1a、4aのうち、1番目の聴取先である101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者の様子がナースコール親機30の親機スピーカ302から出力(放音)され、当該聴取の時間が制御装置40のCPU401にて計時され制御装置記憶部400に予め記憶されている所定の時間を経過すると、このタイムアップを検出したCPU401は、第1グループとして2番目に聴取する聴取先のベッド子機4aが聴取中である旨の履歴データを制御装置記憶部400に記憶させ、このベッド子機4aを指定するための子機番号および当該子機番号に割り当てられて予め記憶されている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20aを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した子機番号および廊下灯番号を付加させた聴取信号(以下、第4の聴取信号という。)を生成するとともに、廊下灯ラインL2から親機ラインL3への信号伝送路について制御装置記憶部400に予め記憶されている所定の時間内、再度形成する。また、CPU401にて生成された第4の聴取信号は、前述の第3の聴取信号と同様な経路を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの第3の聴取信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とを照合する。ここでは、廊下灯20aのみ当該廊下灯番号が一致し、この廊下灯20aは、第1グループとして2番目の聴取先であるベッド子機4aの子機マイク102から子機ラインL1a、当該廊下灯を介して廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成することにより、ベッド子機4aの子機マイク102からナースコール親機30の親機スピーカ302への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている第1グループに該当した聴取開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、ベッド子機4aの子機マイク102に入力され親機スピーカ302から出力(放音)された音(送話音声)をもとに、第1グループの聴取先として2番目に選択された101号室内でベッド子機4aが病床に設置されている患者の様子を聴覚を通じて容易に確認することができる。
また、前述のように聴取の動作が終了した後において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている一括履歴読出ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと一括履歴読出信号が伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの一括履歴読出信号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により一括履歴呼び出しのための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている過去の全聴取履歴データ、例えば、第1グループとして101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者、101号室内でベッド子機4aが病床に設置されている患者に関する聴取履歴データ(以下、第2の聴取履歴データという。)を読み出す。この第2の聴取履歴データは、前述の履歴読出信号と逆の経路を介してナースコール親機30へと伝送される。
ナースコール親機30では、制御装置40からの第2の聴取履歴データをもとに、過去の全聴取履歴データである第1グループとして101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者、101号室内でベッド子機4aが病床に設置されている患者の聴取履歴データを、モニタ304に文字や絵等を用いて表示させ、ナースステーション内に在室中の看護師に報知することができる。
なお、前述の説明では、ナースステーション内に在室中の看護師により行われる履歴読出操作として、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている一括履歴読出ボタン(図示せず)の操作を適用し、制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている過去の全聴取履歴データを読み出させたが、この履歴読出操作に限定されず、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている履歴読出ボタン(図示せず)を操作した後、聴取履歴データを制御装置記憶部400から読み出したい当該グループに割り当てられているグループ選択ボタン(図示せず)を操作する、または第1の動作と同様、読み出したい当該ベッド子機に割り当てられている病床選択ボタン305を操作することにより、制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている過去の全聴取履歴データのうち、読み出したいグループに該当する患者の聴取履歴データ、または読み出したい患者の聴取履歴データのみを、モニタ304に文字や絵等を用いて表示させ、ナースステーション内に在室中の看護師に報知することもできる。
[第3の動作]
次に、本発明の実施例による第3の動作について説明する。
図1のシステム構成図において、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・がそれぞれ設置された病室内の病床毎の患者のうち、複数人の患者、ここでは、101号室内でベッド子機1a、4aがそれぞれ病床に設置されている計2人の患者に対して選局放送を行うにあたり、選局放送先のベッド子機1a、4aを選択して制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶させるためには、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている選局放送先病床登録ボタン(図示せず)をナースステーション内に在室中の看護師が操作した後、ベッド子機1a、4aにそれぞれ割り当てられている病床選択ボタン305を順次操作する。これらの登録操作を検出したナースコール親機30は、ベッド子機1a、4aの各子機番号を付加させた選局放送先病床登録信号を生成する。この選局放送先病床登録信号は、ナースコール親機30から親機ラインL3を介して制御装置40へと伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの選局放送先病床登録信号に付加されている各子機番号をもとに、当該ナースコール親機からの選局放送先として、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、ベッド子機1a、4aの計2台が選局放送先であることを検出し、その旨の選局放送先病床設定データを制御装置記憶部400に記憶する。
前述のように、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、ベッド子機1a、4aの計2台が選局放送先である旨の選局放送先病床設定データが制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている状態において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている選局放送開始ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと選局放送起動信号が伝送されるとともに、当該ナースコール親機のフックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301から親機ラインL3への信号伝送路が形成される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの選局放送起動信号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により選局放送開始のための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている選局放送先病床設定データ、すなわち、選局放送先がベッド子機1a、4aの計2台である旨の選局放送先病床設定データを読み出す。また、CPU401は、選局放送先であるベッド子機1a、4aをそれぞれれ指定するための各子機番号および当該子機番号に割り当てられている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20aを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した各子機番号および廊下灯番号を付加させた選局放送信号を生成するとともに、親機ラインL3から廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成する。なお、CPU401にて生成された選局放送信号は、廊下灯ラインL2を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの選局放送信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とを照合する。ここでは、廊下灯20aのみ当該廊下灯番号が一致し、この廊下灯20aは、廊下灯ラインL2から当該廊下灯、子機ラインL1aを介してベッド子機1a、4aの各子機スピーカ103への信号伝送路を形成することにより、ナースコール親機30のフックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301からベッド子機1a、4aの各子機スピーカ103への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている選局放送開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、フックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301に入力されベッド子機1a、4aの各子機スピーカ103から出力(放音)された音(送話音声)を選局放送の内容として、101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者およびベッド子機4aが病床に設置されている患者に聴覚を通じて容易に確認させることができる。
[第4の動作]
次に、本発明の実施例による第4の動作について説明する。
図1のシステム構成図において、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・がそれぞれ設置された病室内の病床毎の患者のうち、一人または複数人の患者、ここでは、101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者を放送対象外の患者とし、放送対象外のベッド子機1aを選択して制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶させるためには、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている放送対象外病床登録ボタン(図示せず)をナースステーション内に在室中の看護師が操作した後、ベッド子機1aに割り当てられている病床選択ボタン305を操作する。これらの登録操作を検出したナースコール親機30は、ベッド子機1aの子機番号を付加させた放送対象外病床登録信号を生成する。この放送対象外病床登録信号は、ナースコール親機30から親機ラインL3を介して制御装置40へと伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの放送対象外病床登録信号に付加されている子機番号をもとに、当該ナースコール親機からの除局一斉放送先として、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、ベッド子機1aが放送対象外であることを検出し、その旨の放送対象外病床設定データを制御装置記憶部400に記憶する。
前述のように、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のうち、ベッド子機1aが放送対象外である旨の放送対象外病床設定データが制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている状態において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている除局一斉放送開始ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと除局一斉放送起動信号が伝送されるとともに、当該ナースコール親機のフックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301から親機ラインL3への信号伝送路が形成される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの除局一斉放送起動信号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により除局一斉放送開始のための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている放送対象外病床設定データ、すなわち、放送対象外がベッド子機1aである旨の放送対象外病床設定データを読み出す。また、CPU401は、放送対象外のベッド子機1aを指定するための子機番号および当該子機番号に割り当てられている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20aを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した子機番号および廊下灯番号を付加させた除局一斉放送信号を生成するとともに、親機ラインL3から廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成する。なお、CPU401にて生成された除局一斉放送信号は、廊下灯ラインL2を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの除局一斉放送信号を受信すると、当該除局一斉放送信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とが一致する、または不一致となるか否かにかかわらず、廊下灯ラインL2から当該廊下灯、子機ラインL1a、L1b、・・・を介してベッド子機1bを除く他のベッド子機2a〜4a、1b〜4b、・・・の各子機スピーカ103への信号伝送路を形成する、一方、廊下灯番号が一致した廊下灯20aでは、前述の信号伝送路のうち、当該除局一斉放送信号に付加されている子機番号と一致する放送対象外のベッド子機1aへの信号伝送路を遮断することにより、ナースコール親機30のフックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301からベッド子機1aを除く他のベッド子機2a〜4a、1b〜4b、・・・の各子機スピーカ103への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている一斉除局聴取開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、フックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301に入力されベッド子機1aを除く他のベッド子機2a〜4a、1b〜4b、・・・の各子機スピーカ103から出力(放音)された音(送話音声)を除局一斉放送の内容として、101号室内でベッド子機1aが病床に設置されている患者を除く他の全ての患者に聴覚を通じて容易に確認させることができる。
[第5の動作]
次に、本発明の実施例による第5の動作について説明する。
図1のシステム構成図において、複数のベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・が病床毎にそれぞれ設置された101号室、102号室、・・・のような(複数の)病室のうち、病室選局放送先の病室を一室または複数室選択、ここでは、病室選局放送先として101号室を選択して制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶させるためには、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている選局放送先病室登録ボタン(図示せず)をナースステーション内に在室中の看護師が操作した後、テンキーボタン(図示せず)等を操作して病室番号「101」をキー入力する。これらの登録操作を検出したナースコール親機30は、101号室の病室番号「101」を付加させた選局放送先病室登録信号を生成する。この選局放送先病室登録信号は、ナースコール親機30から親機ラインL3を介して制御装置40へと伝送される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの選局放送先病室登録信号に付加されている病室番号「101」をもとに、当該ナースコール親機からの病室選局放送先として、101号室、102号室、・・・のような複数の病室のうち、101号室が病室選局放送先であることを検出し、その旨の選局放送先病室設定データを制御装置記憶部400に記憶する。
前述のように、101号室、102号室、・・・のような複数の病室のうち、101号室が病室選局放送先である旨の選局放送先病室設定データが制御装置40の制御装置記憶部400に予め記憶されている状態において、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている病室選局放送開始ボタン(図示せず)を操作すると、当該ナースコール親機から親機ラインL3を介して制御装置40へと病室選局放送起動信号が伝送されるとともに、当該ナースコール親機のフックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301から親機ラインL3への信号伝送路が形成される。
制御装置40のCPU401は、ナースコール親機30からの病室選局放送起動信号をもとに、ナースステーション内に在室中の看護師により病室選局放送開始のための操作が行われたことを検出し、制御装置記憶部400に予め記憶されている選局放送先病室設定データ、すなわち、101号室が病室選局放送先の当該病室である旨の選局放送先病室設定データを読み出す。また、CPU401は、病室選局放送先である101号室内に設置された4台のベッド子機1a〜4aをそれぞれ指定するための各子機番号および当該子機番号に割り当てられている廊下灯番号、すなわち、廊下灯20aを指定するための廊下灯番号を制御装置記憶部400から読み出し、読み出した各子機番号および廊下灯番号を付加させた病室選局放送信号を生成するとともに、親機ラインL3から廊下灯ラインL2への信号伝送路を形成する。なお、CPU401にて生成された病室選局放送信号は、廊下灯ラインL2を介して全ての廊下灯20a、20b、・・・へとそれぞれ伝送される。
全ての廊下灯20a、20b、・・・は、それぞれ制御装置40のCPU401からの病室選局放送信号に付加されている廊下灯番号と自廊下灯の廊下灯番号とを照合する。ここでは、廊下灯20aのみ当該廊下灯番号が一致し、この廊下灯20aは、廊下灯ラインL2から当該廊下灯、子機ラインL1aを介してベッド子機1a〜4aの各子機スピーカ103への信号伝送路をそれぞれ形成することにより、ナースコール親機30のフックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301からベッド子機1a〜4aの各子機スピーカ103への通話路が形成されることになる。これにより、ナースステーション内に在室中の看護師は、ナースコール親機30のモニタ304上のタッチパネル304aに予め表示されている病室選局放送開始ボタン(図示せず)を操作するような簡単な操作を行うことのみで、フックオフされたハンドセット300(のマイク)または子機マイク301に入力されベッド子機1a〜4aの各子機スピーカ103から出力(放音)された音(送話音声)を選局放送の内容として、101号室内に設置されている全ての病床の患者に聴覚を通じて容易に確認させることができる。
なお、本発明の実施例における第1〜第5の各動作では、ナースコール親機30にて行われた前述の登録操作により選択された聴取先である当該ベッド子機の子機番号、選局放送先である当該ベッド子機の子機番号、放送対象外である当該ベッド子機の子機番号、病室選局放送先である当該病室の病室番号をそれぞれ制御装置40の制御装置記憶部400に記憶させたが、この制御装置記憶部400に代えて、ナースコール親機30に図1のシステム構成図に示すような親機記憶部307を設け、前述の子機番号または病室番号を当該ナースコール親機毎、個別に記憶させることもできる。
また、本発明の実施例では、ナースコール親機30にて行われる登録動作が必須として説明したが、特別な登録動作を行わず、聴取等の各種操作時の操作内容を制御装置40の制御装置記憶部400が自動的に記憶して登録するようにしてもよい。
本発明の実施例によるナースコールシステムを示すシステム構成図。
符号の説明
1a〜4a、1b〜4b、・・・……複数のベッド子機
102……子機マイク
103……子機スピーカ
20a、20b、・・・……廊下灯
30……ナースコール親機
304……モニタ
307……親機記憶部
40……制御装置
400……制御装置記憶部
401……CPU

Claims (7)

  1. 病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機(1a〜4a、1b〜4b、・・・)と、前記ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯(20a、20b、・・・)と、ナースステーション内に設置され、前記ベッド子機から前記廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機(30)と、前記廊下灯および前記ナースコール親機をそれぞれ制御するための制御装置(40)とを備え、
    前記ベッド子機は、前記ナースコール親機への送話を形成するための子機マイク(102)を有し、
    前記制御装置は、前記ナースコール親機の操作により、前記子機マイクからの送話を聴取したいベッド子機を一台または複数台選択して予め記憶するための制御装置記憶部(400)と、聴取開始時には、前記ナースコール親機の操作により、前記制御装置記憶部に記憶されている前記ベッド子機の聴取を順次開始するためのCPU(401)とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記制御装置記憶部は、前記ベッド子機の聴取先として複数のグループを記憶することにより、前記ナースコール親機の聴取開始操作で聴取先グループを選択後、選択されたグループの各ベッド子機を順次聴取することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記制御装置記憶部は、過去に聴取した前記ベッド子機の履歴を記憶し、前記ナースコール親機の操作により、モニタ(304)に表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機(1a〜4a、1b〜4b、・・・)と、前記ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯(20a、20b、・・・)と、ナースステーション内に設置され、前記ベッド子機から前記廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機(30)と、前記廊下灯および前記ナースコール親機をそれぞれ制御するための制御装置(40)とを備え、
    前記ベッド子機は、前記ナースコール親機からの送話を放音するための子機スピーカ(103)を有し、
    前記制御装置は、前記ナースコール親機の操作により、放送したい前記ベッド子機を複数台選択して予め記憶するための制御装置記憶部(400)と、選局放送開始時には、前記ナースコール親機の操作により、前記制御装置記憶部に予め記憶されているベッド子機への放送を前記子機スピーカにより開始するためのCPU(401)とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  5. 病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機(1a〜4a、1b〜4b、・・・)と、前記ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯(20a、20b、・・・)と、ナースステーション内に設置され、前記ベッド子機から前記廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機(30)と、前記廊下灯および前記ナースコール親機をそれぞれ制御するための制御装置(40)とを備え、
    前記ベッド子機は、前記ナースコール親機からの送話を放音するための子機スピーカ(103)を有し、
    前記制御装置は、前記ナースコール親機の操作により、放送対象外のベッド子機を一台または複数台選択して予め記憶するための制御装置記憶部(400)と、前記ナースコール親機の操作により、除局一斉放送開始時には、前記制御装置記憶部に記憶されているベッド子機を除いて、前記子機スピーカにより一斉放送を開始するためのCPU(401)とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  6. 病室内の病床毎にそれぞれ設置される複数のベッド子機(1a〜4a、1b〜4b、・・・)と、前記ベッド子機からの呼び出しがあることを表示し、看護師に知らせるための廊下灯(20a、20b、・・・)と、ナースステーション内に設置され、前記ベッド子機から前記廊下灯を介して伝送されてくる呼び出しに応答するためのナースコール親機(30)と、前記廊下灯および前記ナースコール親機をそれぞれ制御するための制御装置(40)とを備え、
    前記ベッド子機は、前記ナースコール親機からの送話を放音するための子機スピーカ(103)を有し、
    前記制御装置は、前記ナースコール親機の操作により、放送したい病室を一室または複数室選択して予め記憶するための制御装置記憶部(400)と、病室選局放送開始時には、前記ナースコール親機の操作により、前記記憶部に記憶されている病室への放送を前記子機スピーカにより開始するCPU(401)とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  7. 前記ナースコール親機は、前記制御装置記憶部に代えて、記憶すべき前記ベッド子機または前記病室を前記ナースコール親機毎個別に記憶するための親機記憶部(307)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち何れか1項記載のナースコールシステム。
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JP2008092400A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用インターホンシステム
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