JPH08275241A - 携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム - Google Patents

携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム

Info

Publication number
JPH08275241A
JPH08275241A JP9795795A JP9795795A JPH08275241A JP H08275241 A JPH08275241 A JP H08275241A JP 9795795 A JP9795795 A JP 9795795A JP 9795795 A JP9795795 A JP 9795795A JP H08275241 A JPH08275241 A JP H08275241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
base station
mobile
information
service area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9795795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3015708B2 (ja
Inventor
Yoshiki Azuma
剛紀 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9795795A priority Critical patent/JP3015708B2/ja
Publication of JPH08275241A publication Critical patent/JPH08275241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015708B2 publication Critical patent/JP3015708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の携帯端末をグループ化し、そのグルー
プ化された携帯端末において、他の携帯端末の位置を知
ることができる携帯端末、基地局等を提供するととも
に、携帯端末の位置情報の提供を携帯端末と基地局間の
みで行うことができる携帯端末、基地局を提供すること
を目的とするものである。 【構成】 携帯端末1から携帯端末1と2をグループと
するグループ登録要求を基地局3に行い、基地局3で
は、端末情報テーブルに携帯端末1と2について、基地
局3のサービスエリア内に位置することと、互いのグル
ープ相手の情報を登録する。携帯端末2が基地局3のサ
ービスエリアを離れると、上記端末情報テーブルを書き
替え、携帯端末2が基地局3のサービスエリアを離れた
ことを携帯端末1に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話システムに関
するものであり、特に、該携帯電話システムに含まれる
携帯電話装置と、これと無線通信を行う無線基地局と、
システム制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より携帯端末から無線基地局を介し
て無線通信を行う携帯電話システムが知られている。携
帯電話システムにおいて、携帯端末の位置を知るための
ものとして、例えば、特開平4−360328号に記載
の移動通信システムや特開平4−371027号に記載
の携帯電話システム等がある。ここで、上記特開平4−
360328号に記載の移動通信システムは、携帯端末
と複数の基地局とこれら複数の基地局を統括する統括基
地局で構成する移動通信システムにおいて、基地局が端
末と基地局との距離を測定し、統括基地局に送信する回
路を有し、統括基地局は基地局から受信した情報を基に
端末の位置を求める回路を有し、緊急時に端末の操作に
より所定の通知先に端末の位置情報を通知するものであ
る。
【0003】また、特開平4−360328号に記載の
携帯電話システムは、携帯端末と複数の基地局とこれら
複数の基地局を統括する交換機で構成する携帯電話シス
テムにおいて、交換機が管理する端末の位置情報を外部
のパソコンで取り出せるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、携帯端末の位置情報を統括局又は交換機で集中的
に管理するものであり、携帯端末と一つの基地局だけで
サービスを提供することはできない。また、複数の携帯
端末をグループ化し、グループ化された携帯端末間で互
いの携帯端末の位置に関する情報を送信し合い、他の携
帯端末の位置に関する情報を別の携帯端末で知ることは
できない。特に、グループで遊園地等を訪れた場合等に
各人が携帯端末を所持して、互いに位置を知ることがで
きるのが望ましい。
【0005】そこで、本発明は、複数の携帯端末をグル
ープ化し、そのグループ化された携帯端末において、他
の携帯端末の位置を知ることができる携帯端末、基地局
等を提供するとともに、携帯端末の位置情報の提供を携
帯端末と基地局間のみで行うことができる携帯端末、基
地局を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために創作されたものであって、第1には、基地局
との無線通信を行う携帯端末であって、複数の携帯端末
をグループ化するためのグループ設定情報を送信するグ
ループ設定情報送信手段12、13と、グループ化され
た複数の携帯端末のうちの他の携帯端末の移動情報を出
力する出力手段15、17と、を有することを特徴とす
る。また、第2には、出力手段が、携帯端末が携帯電話
システムにおけるあるサービスエリアを出たことを出力
することを特徴とする。また、第3には、出力手段が、
携帯端末が携帯電話システムにおけるあるサービスエリ
アに位置することを出力することを特徴とする。また、
第4には、出力手段が、報知音により出力することを特
徴とし、第5には、出力手段が、表示部に表示すること
により出力することを特徴とする。
【0007】また、第6には、携帯端末が、さらに、グ
ループ化された他の携帯端末の移動情報を外部に要求す
る移動情報要求信号を送信することを特徴とする。ま
た、第7には、携帯端末システムであって、上記第1か
ら第6のいずれかの構成の携帯端末と、上記携帯端末と
無線通信を行う送受信装置を有する子携帯端末と、を有
することを特徴とする。
【0008】また、第8には、公衆回線網に接続され、
携帯端末との無線通信を行う基地局であって、携帯端末
がサービスエリア内に位置するか否かを検出する検出手
段32、33と、複数の携帯端末をグループ化するため
のグループ設定情報を格納するグループ登録手段36
と、上記検出手段により、ある携帯端末がサービスエリ
アから出た場合に、グループ化された他の携帯端末に、
上記のある端末がサービスエリアから出たことを送信す
る移動情報送信手段32、33、35と、を有すること
を特徴とする。
【0009】また、第9には、基地局であって、携帯端
末がサービスエリア内に位置するか否かを検出する検出
手段32、33と、複数の携帯端末をグループ化するた
めのグループ設定情報を格納するグループ登録手段36
と、上記検出手段により、ある携帯端末がサービスエリ
アから出た場合に、システム制御部に、上記のある端末
がサービスエリアから出たことを送信する移動情報送信
手段32、33、35と、を有することを特徴とする。
また、第10には、検出手段により、ある携帯端末がサ
ービスエリア内に入ったことが検出された場合に、基地
局が接続された公衆回線網に接続されるシステム制御部
に、上記のある端末がサービスエリア内に入ったことを
送信する位置情報送信手段32、33、35を有するこ
とを特徴とする。
【0010】また、第11には、基地局が、さらに、シ
ステム制御部から受信した移動情報であって、移動した
携帯端末ついての移動情報を、グループ化された複数の
携帯端末のうちの移動した携帯端末以外の携帯端末に対
して送信することを特徴とし、第12には、基地局が、
さらに、システム制御部から受信した位置情報であっ
て、グループ化された複数の携帯端末のうちの移動した
携帯端末以外の携帯端末についての位置情報を、移動し
た携帯端末に対して送信することを特徴とする。また、
第13には、基地局が、さらに、所定のサービスエリア
内に入ってきた携帯端末のグループ相手についての情報
を要求することを特徴とし、第14には、基地局が、さ
らに、携帯端末から受信した移動情報要求信号に従い、
移動情報を返送することを特徴とする。
【0011】また、第15には、複数の基地局が接続さ
れた公衆回線網に接続されたシステム制御装置であっ
て、各携帯端末について、該携帯端末が存在するサービ
スエリアの位置情報と、該各携帯端末について、グルー
プ化された複数の携帯端末のうちの他の携帯端末につい
ての情報を格納する記憶部93を有することを特徴とす
る。また、第16には、ある携帯端末について、存在す
るサービスエリアが変更された場合に、グループ化され
た他の携帯端末に対して、所定の基地局を介して、移動
情報を送信することを特徴とし、第17には、ある携帯
端末について、存在するサービスエリアが変更された場
合に、該存在するサービスエリアが変更された携帯端末
に対して、所定の基地局を介して、グループ化された他
の携帯端末の位置情報を送信することを特徴とする。ま
た、第18には、基地局からのある携帯端末についての
グループ相手情報の要求に対して、該基地局にグループ
相手情報を返送することを特徴とする。
【0012】また、第19には、携帯電話システムであ
って、上記第1又は第2又は第4又は第5又は第6又は
第7の構成の携帯端末と、上記第8の構成の基地局とを
有することを特徴とし、また、第20には、携帯電話シ
ステムであって、上記第1から第7のいずれかの構成の
携帯端末と、上記第9から第14のいずれかの構成の基
地局と、上記第15から第18のいずれかの構成のシス
テム制御装置とを有することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明における請求項1に記載の携帯端末にお
いては、グループ設定情報送信手段12、13が、複数
の携帯端末をグループ化するためのグループ設定情報を
送信する。これを受信した基地局側では、例えば、請求
項8に記載の基地局において、グループ登録手段36に
より記憶しておき、検出手段32、33により、グルー
プ化された携帯端末におけるある携帯端末が移動したこ
とを検知した場合に、他の携帯端末に対して移動情報送
信手段32、33、35により移動情報を送信する。移
動情報は基地局自ら生成する場合もあればシステム制御
装置から得る場合もある。移動情報の送信を受けた携帯
端末では、出力手段15、17により移動情報が出力さ
れる。これにより、グループ化された携帯端末の移動を
監視することができる。出力する内容としては、請求項
2のようにあるサービスエリアを出たという情報や請求
項3のようにどのサービスエリアに位置するかを出力す
る方法がある。また、出力の態様としては、報知音や表
示部への表示がある。
【0014】また、請求項6に記載のように、移動情報
を外部に要求する移動情報要求信号送信手段12、13
を有する場合には、この要求に従い上記請求項14に記
載の基地局側から移動情報が送信されることになる。ま
た、請求項7に記載の携帯端末システムでは、子携帯端
末が送受信装置を有するので、これがサービスエリアか
ら出た場合には、基地局でこれを検出し、携帯端末に出
力することになる。この携帯端末システムの場合には、
子携帯端末には送受信装置を設けておけばよいので、コ
ストを低くすることができる。
【0015】また、請求項9に記載の基地局では、請求
項8とは異なり、ある携帯端末がサービスエリアを出た
ことをシステム制御部に送信する。この情報を受けたシ
ステム制御装置側では、例えば、請求項15に記載の記
憶部にその情報を記憶しておき、移動情報の管理に使用
する。また、請求項10に記載の基地局では、検出手段
によりある携帯端末がサービスエリア内に入ったことが
検出された場合には、システム制御部にその情報を送
り、システム制御部ではこれを移動情報の管理に使用す
る。
【0016】また、請求項11に記載の基地局では、シ
ステム制御部から受信した移動した携帯端末についての
移動情報を、グループ化された他の携帯端末に送信して
出力することにより、該他の携帯端末で移動した携帯端
末の位置を知ることができる。また、請求項12に記載
の基地局では、システム制御部から受信した移動した携
帯端末以外の位置情報を、移動した携帯端末に送信する
ので、該移動した携帯端末に他の携帯端末の位置情報を
出力して、他の携帯端末の位置を知らせることができ
る。また、請求項13に記載の基地局では、サービスエ
リア内に入ってきたグループ相手についての情報を要求
し、受信した該情報を記憶しておくことにより、該基地
局がグループ化された携帯端末に移動情報を送信する場
合に使用する。
【0017】また、請求項15に記載のシステム制御装
置においては、各携帯端末について、該携帯端末が存在
するサービスエリアの位置情報と、グループ化された他
の携帯端末についての情報を格納する記憶部93が設け
られているので、外部からの情報に従い記憶部の情報を
書き替え、携帯端末の移動情報を管理する。また、請求
項16に記載のシステム制御装置においては、ある携帯
端末が存在するサービスエリアが変更された場合に、グ
ループ化された他の携帯端末にその旨を送信するので、
移動した携帯端末が存在するサービスエリアを該他の携
帯端末に出力することにより移動した携帯端末がどこに
いるかを知ることができる。また、請求項17に記載の
システム制御装置においては、存在するサービスエリア
が変更された場合に、そのサービスエリアが変更された
携帯端末に対して、グループ化された他の携帯端末の位
置情報を送信するので、移動した携帯端末においても、
グループ化された携帯端末の位置を知ることができる。
【0018】また、請求項18に記載のシステム制御装
置においては、基地局からのグループ相手情報の要求に
対して、グループ相手情報を返送するので、これを受け
た基地局では、そのグループ相手情報をグループ化され
た携帯端末に移動情報を送信する場合に使用できる。ま
た、請求項19及び請求項20に記載の携帯電話システ
ムにおいては、複数の携帯端末をグループ化し、このグ
ループ化された携帯端末間で位置情報を提供することが
できる。特に、請求項19に記載の携帯電話システムに
おいては、携帯端末の位置情報の提供を携帯端末と一つ
の基地局だけで行うことができ、統括局又は交換機で集
中的に管理する必要がない。
【0019】
【実施例】本発明における実施例を図面を使用しながら
説明する。第1実施例の携帯電話システムにおける携帯
端末10は、図1に示すように、アンテナ11と、送受
信回路12と、制御部13と、キー入力部14と、表示
部15と、通話回路16と、スピーカ17と、マイク1
8と、記憶部19とを有している。この携帯端末10
は、下記に説明する基地局30と無線接続するものであ
る。
【0020】ここで、上記送受信回路12は、アンテナ
11を介して基地局30や親機等との無線通信を司るも
のであり、通話データ等のデータをPHS通信方式等の
方式に準拠した変調方式で変調したり、逆に、その変調
方式で変調された受信データを復調したりするものであ
る。また、制御部13は、携帯端末10における各部の
動作を制御するものであり、上記送受信回路12と制御
部13とはグループ設定情報送信手段としても機能し、
上記記憶部19に格納されている情報により送受信回路
12を介してグループ登録要求信号を送信する。
【0021】また、上記キー入力部14は、データ設定
及び電話番号等を入力するためのものであり、このキー
入力部14をキー操作することにより、グループ登録要
求信号送信モードに設定することができる。なお、グル
ープ登録要求信号送信用の特別のキーを設けるようにし
てもよい。表示部15は、受信したデータを表示するた
めのものであり、液晶ディスプレイ等で構成される。ま
た、通話回路16は、スピーカ17とマイク18とによ
り通話を可能とするための回路装置である。上記表示部
15とスピーカ17とは出力手段として機能する。さら
に、記憶部19は、設定データ等の各種情報を保持する
ものであり、例えば、後述するグループ登録要求のため
の情報が格納され、また、グループ相手の端末番号が格
納されている。この端末番号は、親機を共通にする子機
における子機番号でもいいし、通常の公衆電話番号であ
ってもよい。
【0022】次に、基地局30は、図2に示すように、
アンテナ31と、送受信回路32と、制御部33と、回
線制御部34と、サービス制御部35と、記憶部36と
を有している。ここで、送受信回路32は、アンテナ3
1を介しての携帯端末10との無線通信を司り、上記携
帯端末10における送受信回路12と同様の構成であ
る。また、制御部33は、基地局30における各部の動
作を制御するものである。また、回線制御部34は、有
線網に接続され、アナログ回線及びデジタル回線の制御
を行う。また、サービス制御部35は、本実施例の通信
サービスを行うための各部の動作を制御するためのもの
である。つまり、基地局30の各部の動作は上記制御部
33とサービス制御部35とで行うことになる。
【0023】さらに、記憶部36は各種情報を格納する
ものであり、グループ登録部361を有している。この
グループ登録部361は、図3に示すような端末情報テ
ーブルを有している。すなわち、この端末情報テーブル
は、各携帯端末についてその基地局のサービスエリアに
存在しているか否かの情報やグループ相手の情報が登録
されている。上記送受信回路32と制御部33は検出手
段として機能し、上記送受信回路32と制御部33及び
サービス制御部35は移動情報送信手段として機能す
る。
【0024】上記構成における携帯端末10と基地局3
0の動作について、図4、図5、図6を使用して説明す
る。ここで、図4において、携帯端末1及び2は上記携
帯端末10と同一の構成であり、また、基地局3は上記
基地局30と同一の構成であるものとする。ここで、図
6の基地局3の部分に記載された表は端末情報テーブル
を示すものであり、「名」は端末名を、「存」はサービ
スエリアに存在するか否かを、「グ」はグループの相手
を示すものであり、従って、基地局3に記載された表の
左欄は端末の番号を、中欄はYES又はNOを、右欄は
グループ相手の端末番号を示すことになる。
【0025】まず、携帯端末1又は2において基地局3
に対してグループ登録要求を行う。つまり、携帯端末1
又は2において、キー入力部14を介してグループ相手
の端末番号を含むグループ登録要求信号を送信する(図
6 S0参照)。具体的には、グループ登録用特番を入
力するかグループ登録用のキーが別個に設けられている
場合にはそのキーを押して、グループ登録要求信号送信
モードとし、続いて、グループ相手とする端末番号を入
力する。携帯端末1において携帯端末2をグループ相手
としたい場合には、グループ相手の端末番号としては端
末番号2を入力する。ここで、グループ登録要求信号送
信モードとなっていることの表示及びグループ相手の端
末番号の表示は表示部15に行われる。そして、キー入
力部14における所定の送信ボタンを押すことにより、
グループ登録要求信号が基地局3に送信される。
【0026】次に、基地局3においては、このグループ
登録要求信号を受信すると、記憶部36のグループ登録
部361に設けられた端末情報テーブルに登録を行う。
つまり、図3に示すように、グループ登録要求信号を送
信してきた携帯端末の端末名を含む携帯端末名を登録す
るとともに、グループ相手の端末名を登録する。また、
基地局3は携帯端末1、2等とアンテナ11と送受信回
路12を介して、受信感度をチェックするために定期的
に制御信号の送受信を行い、サービスエリア内にある端
末をチェックしているので、受信感度が良好である閾値
を越えており(S1)、すでに登録をしていないものに
ついては(S2)、携帯端末名とグループ相手の端末名
とともに、サービスエリア内に存在するか否かに関して
「YES」と端末情報テーブルに登録を行う(S3)。
【0027】例えば、携帯端末1から携帯端末1と2を
グループとしてグループ登録要求信号を送信してきた場
合には、携帯端末1と2の受信感度をチェックした上
で、端末名に携帯端末1と携帯端末2を登録するととも
に、各携帯端末1、2についてYESと登録し、グルー
プの相手として携帯端末1については携帯端末2を、携
帯端末2については携帯端末1を登録する。
【0028】次に、携帯端末2が基地局3のサービスエ
リアの圏外から外れた場合を考える。この場合には、受
信感度のチェックにおいては閾値以下となるので、携帯
端末2について、端末情報テーブルのサービスエリア内
に存在するか否かを「NO」と変更し(S4)、グルー
プ相手をチェックし(S5)、グループ相手がある場合
にはグループ相手にグループ相手移動情報を送信する
(S6)。携帯端末2についてはグループ相手として携
帯端末1が登録されているので、携帯端末1に対してグ
ループ相手である携帯端末2が移動したことを送信す
る。この送信を受けた携帯端末1においては、スピーカ
17を介して報知音を発生させるか、あるいは表示部に
「端末2移動」というように携帯端末2が移動したこと
を表示させる。
【0029】これによって、携帯端末1の使用者は携帯
端末2が移動したことを知ることができる。また、携帯
端末の位置情報を統括局又は交換機で集中的に管理する
ことなく、携帯端末と一つの基地局だけで携帯端末の移
動情報の提供を行うことができる。本実施例における携
帯電話システムの具体的な適用例としては、複数の携帯
端末を遊園地等で家族やグループで所持したり、また、
家族と徘徊癖のある老人等とで所持することにより、互
いの移動を監視することができる。
【0030】なお、携帯端末からのグループ登録要求信
号を受信し、このグループ登録要求信号を送信した携帯
端末と該携帯端末のグループの携帯端末の受信感度のチ
ェックにおいて、最初はすべての携帯端末の受信感度が
閾値を越えてサービスエリア内にいる場合が通常である
が、もしもその時すでにある携帯端末がサービスエリア
内を出ている場合には、端末情報テーブルのサービスエ
リア内に存在するか否かについては「NO」として登録
する。また、サービスエリアに存在せず「NO」と登録
されていた携帯端末が該サービスエリア内に入った場合
にはこれを「YES」と変更する。また、上記では、基
地局3はグループ相手移動情報を自動的に携帯端末1に
送信するようにしたが、携帯端末1からの移動情報要求
信号の送信に応じて基地局3が移動情報を送るようにし
てもよい。
【0031】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例の携帯電話システムでは、上記第1実施例の場合
と略同一の構成の携帯端末及び基地局に、さらに、基地
局に接続された有線網に接続され、携帯電話システム全
体を制御するセンター90(図7参照)が設けられる。
ここで、本実施例の携帯端末は、上記第1実施例におけ
る携帯端末の機能に加えて、センター90から基地局を
介して送られるグループ相手移動情報を受信し出力する
機能を有する。また、本実施例の基地局は、上記第1実
施例における携帯端末の機能に加えて、携帯端末からグ
ループ登録要求信号を受信すると、端末情報テーブルに
登録された内容をセンターに送信するとともに、携帯端
末がそのサービスエリアを離れた場合に端末移動情報を
センターに送信する。なお、本実施例の基地局は、上記
第1実施例の場合と同様の端末情報テーブルを有する。
例えば、基地局6、8は、それぞれ図10(a)、
(b)に示すような端末情報テーブルを有している。
【0032】また、上記センター90は、送受信部91
と、制御部92と、記憶部93とを有している。ここ
で、送受信回路91は、基地局との通信を行うものであ
り、また、制御部92は該センター90の各部の動作を
制御するものである。また、記憶部93は、図7に示す
ようにグループ登録部931を有している。このグルー
プ登録部931は図8に示すようなテーブルを有し、こ
のテーブルには、各携帯端末の端末名と、その端末が存
在するサービスエリアの情報と、その端末についてのグ
ループ相手の情報とが格納されている。
【0033】ここで、上記構成の携帯端末と基地局及び
センターの動作について、図9から図12を使用して説
明する。なお、上記第1実施例と同一の動作については
説明を省略する。本実施例の動作の説明においては、図
6に示すように、公衆網に基地局6から8が接続される
とともに、センター9が接続されている携帯電話システ
ムを使用して説明する。そして、当初は携帯端末4及び
5が基地局6のサービスエリア内にいるものとする。こ
こで、基地局6〜8は上記で説明した本第2実施例に係
る構成の基地局であり、また、携帯端末4、5も上記で
説明した本第2実施例に係る構成の携帯端末である。ま
た、センター9は、上記センター90と同一の構成であ
る。
【0034】ここで、図12の基地局6に記載された表
は、上記図6の場合と同様に、端末情報テーブルを示す
ものであり、基地局6と8に記載された表の左欄は端末
の番号を、中欄はYES又はNOを、右欄はグループ相
手の端末番号を示すことになる。また、図12のセンタ
ーにおける表はセンターに設けられた端末情報テーブル
(図8参照)を示すものであり、「名」は端末名を、
「サ」は存在するサービスエリアの番号を、「グ」はグ
ループ相手を示すものであり、よって、センターに記載
された表の左欄は端末の番号を、中欄は存在するサービ
スエリアの番号を、右欄はグループ相手の端末番号を示
すことになる。
【0035】まず、上記第1実施例と同様に、携帯端末
から基地局に対してグループ登録要求を行う。ここで
は、携帯端末4から携帯端末4と携帯端末5とをグルー
プとするグループ登録要求をするものとする(図12
S0)。すると、グループ登録要求信号は基地局6で受
信され、基地局6では記憶部36のグループ登録部36
1に設けられた端末情報テーブルに登録が行われる。つ
まり、携帯端末4と5の受信感度をチェックして、図1
2に示すように登録を行う(図11 S1〜S3参
照)。よって、携帯端末4から上記のようなグループ登
録要求が行われた場合には、基地局6の端末情報テーブ
ルにおいては、図12に示すように、携帯端末4につい
ては、存否はYESと、グループ相手は携帯端末5と登
録され、また、携帯端末5については、存否はYES
で、グループ相手は携帯端末4と登録されることにな
る。
【0036】すると、基地局6は、この端末情報テーブ
ルに登録された内容を端末移動情報としてセンター9へ
送信する(図11、図12 S7参照)。つまり、セン
ター9の端末情報テーブルには、図12に示すように、
携帯端末4については、サービスエリアが基地局6でグ
ループの相手が携帯端末5と、携帯端末5については、
サービスエリアが基地局6でグループの相手が携帯端末
4と登録される。
【0037】次に、携帯端末5が移動し、基地局6のサ
ービスエリアから基地局8のサービスエリアに移ったも
のとする。すると、基地局6においては、端末情報テー
ブルを変更し(図11 S4)、グループ相手がいる場
合にはそのグループ相手にその情報を送信する(図11
S5、S6)。つまり、携帯端末5が基地局6のサー
ビスエリアを離れた場合であるので、携帯端末5につい
ての存否はNOとなり(図10(a)参照)、携帯端末
5が基地局6のサービスエリアを離れたことを携帯端末
4に送信する(図11、図12S6)。すると、これを
受けた携帯端末4では、その情報を報知音又は表示によ
って出力し、携帯端末4では携帯端末5が基地局6のサ
ービスエリアを離れたことが分かる。また、基地局6
は、同様に、携帯端末5が基地局6のサービスエリアを
離れたことをセンター9に送信し(図11、図12 S
8)、これを受けたセンター9では、携帯端末5につい
てのサービスエリアについての情報が取り消される。
【0038】また、携帯端末5が基地局8のサービスエ
リアに移動すると、基地局8では携帯端末5の受信感度
が良好になるので、携帯端末5が自分のサービスエリア
に入ったことを自身の端末情報テーブルに登録し(図1
1 S1〜S3)、具体的には、基地局8の端末情報テ
ーブルにおいて、携帯端末5がYESとなる。また、基
地局8は、携帯端末5が基地局8のサービスエリアに入
ったことをセンター9に送信する(図11、図12 S
7)。すると、センター9は、携帯端末5が基地局8の
サービスエリアに入ったことが分かるので、携帯端末5
についてのサービスエリアを基地局8とする。
【0039】すると、センター9は、携帯端末5につい
てのサービスエリアが変更されたので、この携帯端末5
についてグループの相手があるか否かを検索し、ある場
合にはそのグループの相手に、携帯端末5が自身のサー
ビスエリアに移動してきたことを通知する。つまり、携
帯端末5にはグループの相手として携帯端末4が存在す
るので、携帯端末4に対して「携帯端末5が基地局8の
サービスエリアに移動したこと」を通知する。具体的に
は、携帯端末4がいるサービスエリアが基地局6のサー
ビスエリアであるので、一旦基地局6にグループ相手移
動情報を送信する(S9)。このグループ相手移動情報
には、送信先情報(この場合には携帯端末4)と、移動
した携帯端末の情報(この場合には携帯端末5であるこ
と)と、移動したサービスエリアの情報(この場合には
基地局8であること)が含まれていることになる。
【0040】基地局6は、このグループ相手移動情報を
受けとると、この送信先情報を見て携帯端末4に対して
「携帯端末5が基地局8のサービスエリアに移動した」
旨のグループ相手移動情報を送信する(S10)。する
と、携帯端末4においては、「携帯端末5が基地局8の
サービスエリアに移動した」旨の出力を行う。よって、
携帯端末4の所持者が携帯端末5の所持者を探したい場
合には、基地局8のサービスエリアを探せばよいことに
なる。
【0041】これによって、グループ相手の携帯端末が
移動した場合に、その移動先を知ることができ、遊園地
等における迷子の場合や徘徊癖のある老人の所在が分か
らない場合等に、非常に効果を発揮する。
【0042】なお、センター9は、移動した携帯端末の
情報をグループ相手に送信するのみでなく、移動した携
帯端末に対しても、グループ端末の位置情報を送信する
ようにしてもよい。つまり、上記の例では、携帯端末5
が位置するサービスエリアが変更になった時点で、基地
局8を介して携帯端末5に対して携帯端末4の情報を送
信する(S11、S12)。つまり、携帯端末4は基地
局6のサービスエリアにいることを携帯端末5に送信す
ることにより、携帯端末5の側でも携帯端末4がいる基
地局6の方へ向かえばよいことになる。
【0043】なお、上記の例で基地局8は、携帯端末5
が移動してきた場合に、携帯端末5が自身のサービスエ
リアに入ってきたことを検知することはできるが、携帯
端末5のグループ相手までは分からないので、グループ
相手に関する情報をセンター9に要求して得るようにし
てもよい(S13)。つまり、基地局8はグループ相手
に関する情報をセンター9に要求し、センター9からグ
ループ相手についての返答を得ることにより、携帯端末
5についてのグループ相手を携帯端末4と登録する(図
10(b)参照)。このようにすることにより、例え
ば、携帯端末4と5が一緒に基地局8のサービスエリア
に移動し、その後、携帯端末5が他のサービスエリアに
移動してしまった場合に、基地局8が携帯端末5が離れ
たことをグループ相手に送信する際に、送信先であるグ
ループ相手の情報を確保しておくことができる。
【0044】なお、本第2実施例では、携帯端末5が基
地局6のサービスエリアから移動した場合に、携帯端末
5が離れたことを携帯端末4に送信するものとしたが
(図12 S6)、最終的にセンター9からの情報によ
り移動先が分かるので、その処理を省略してもよい。ま
た、本第2実施例では、携帯端末が移動した場合に、グ
ループ相手の携帯端末に自動的に移動先を送信するよう
にしたが、携帯端末から基地局にグループ相手の情報の
要求があった場合にのみ、センター9から送信するよう
にしてもよい。このようにすることにより無駄な送信を
防ぐことができる。
【0045】また、上記第1、第2実施例においては、
2つの携帯端末をグループ化する場合について説明した
が、3台以上の携帯端末をグループ化するようにしても
よい。その場合の基地局及びセンターの端末情報テーブ
ルにおけるグループの相手には複数の携帯端末名が登録
されることになり、ある携帯端末が移動した場合には、
他のすべてのグループ相手の携帯端末にグループ相手移
動情報を送ることになる。
【0046】また、上記の各実施例においては、各携帯
端末が図1に示す構成であるものとして説明したが、複
数の携帯端末において、1台を親端末、他の端末を子端
末として、上記子端末には、送受信回路、制御部、記憶
部等の簡単な構成とし、子端末が移動した場合に、上記
親端末に、子端末がサービスエリアを離れたことや子端
末の移動先を表示させるようにしてもよい。具体的な適
用例としては、例えば、家族で遊園地等に出掛けた場合
に、親が親端末を所持し、子供が子端末を所持すること
により子供の移動を親端末によって監視することができ
る。この場合には、子端末は図1に示す構成に比べて簡
単な構成でよいため、低コストでの実現が可能となる。
【0047】なお、上記実施例では、各基地局がそれぞ
れ異なったエリアをカバーするものとして説明したが、
互いにサービスエリアが重複する場合であってもよい。
例えば、図9において、3つのサービスエリアをすべて
網羅するサービスエリアを有する基地局が設けられてい
る場合であってもよい。この場合には、3つのエリアを
網羅するエリアを1つのエリアとして、携帯端末がこの
エリアから出たか否かを監視するようにしてもよい。ま
た、図9の3つのエリアを1つのエリアと考え、このエ
リアから出たか否かを監視するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の携帯端末によ
れば、グループ設定情報送信手段がグループ設定情報を
送信するので、これを基地局又はシステム制御装置側で
管理することにより携帯端末の移動を監視することがで
きる。また、出力手段が設けられているので、これによ
りグループ化された他の携帯端末の移動情報を出力して
他の携帯端末の位置を知ることができる。例えば、請求
項2に記載の携帯端末のように、携帯端末があるサービ
スエリアを出たことを出力する場合には、これを所持す
る者がサービスエリアを出たことが分かる。また、請求
項3に記載の携帯端末のように、携帯端末があるサービ
スエリアに位置することを出力する場合には、どのエリ
ア内にいるかを知ることができる。
【0049】また、請求項4に記載の携帯端末において
は、報知音によりある携帯端末がサービスエリアを出た
ことを知ることができる。また、請求項5に記載の携帯
端末においては、表示部に移動情報を表示するので、具
体的にどのサービスエリアにいるかを表示可能となる。
また、請求項6に記載の携帯端末においては、移動情報
要求信号送信手段が設けられ、また、請求項14に記載
の基地局では、携帯端末からの移動情報要求に対して移
動情報を返送するので、他の携帯端末の位置を知りたい
場合に移動情報を要求でき、移動情報が必要ない時にま
で移動情報を受信することがない。また、請求項7に記
載の携帯端末においては、子携帯端末には送受信装置を
設けておけばよいので、コストを低くすることができ
る。
【0050】特に、上記の各携帯端末は、遊園地等でグ
ループや家族で使用したり、また、家族と徘徊老人が持
つことで、携帯端末を持った人が遠く離れることを防
ぎ、相手の大まかな位置を知り相手を容易に捜すことが
できる。
【0051】また、請求項8に記載の基地局において
は、ある携帯端末がサービスエリアを出た場合には、こ
れを他の携帯端末に知らせるので、携帯端末の移動の監
視が可能となる。また、携帯端末の位置情報の提供を該
基地局と携帯端末間で行うことができ、統括局又は交換
機で集中的に管理する必要がない。また、請求項9に記
載の基地局では、移動情報をシステム制御装置に送信す
るので、システム制御装置での集中管理に寄与すること
ができる。また、請求項10に記載の基地局では、ある
サービスエリアに入ったことをシステム制御装置に送信
するので、システム制御装置での集中管理に寄与するこ
とができる。
【0052】また、請求項11に記載の基地局や請求項
16に記載のシステム制御装置では、移動情報を他の携
帯端末に送信するので、該他の携帯端末側で移動した携
帯端末の位置を知ることができる。また、請求項12に
記載の基地局や請求項17に記載のシステム制御装置で
は、グループ化された携帯端末のうちの他の携帯端末の
位置情報を、移動した携帯端末に対して送るので、移動
した携帯端末において、他の携帯端末がどこにいるのか
を知ることができる。
【0053】また、請求項13に記載の基地局や請求項
18に記載のシステム制御装置では、基地局からの要求
によりシステム制御装置に対して携帯端末のグループ相
手についての情報を送信するので、携帯端末のグループ
相手についての情報を記憶しておくことにより、グルー
プ化された携帯端末に対して移動情報を送信する場合に
資することができる。
【0054】また、請求項15に記載のシステム制御装
置では、記憶部が設けられているので、外部からの情報
によって該記憶部の情報を書き替えることにより携帯端
末の移動情報を管理することができる。また、請求項1
9及び請求項20に記載の携帯電話システムでは、グル
ープ化された携帯端末間で移動及び位置に関する情報を
提供し、お互いの位置を知ることができる。特に、請求
項19に記載の携帯電話システムでは、携帯端末と基地
局間で携帯端末の移動や位置についての情報を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における携帯端末の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例における基地局の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】基地局の記憶部に設けられた端末情報テーブル
を示す説明図である。
【図4】第1実施例における携帯電話システムの構成を
示す説明図である。
【図5】第1実施例における基地局の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】第1実施例における携帯電話システムの動作を
示すシーケンス図である。
【図7】第2実施例におけるセンターの構成を示すブロ
ック図である。
【図8】センターに設けられた端末情報テーブルを示す
説明図である。
【図9】第2実施例における携帯電話システムの構成を
示す説明図である。
【図10】基地局の記憶部に設けられた端末情報テーブ
ルを示す説明図であり、(a)は基地局6の記憶部に設
けられた端末情報テーブルを示す説明図で、(b)は。
基地局8の記憶部に設けられた端末情報テーブルを示す
説明図である。
【図11】第2実施例における基地局の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】第2実施例における携帯電話システムの動作
を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1、2、4、5、10、 携帯端末 3、6、7、8、30 基地局 9、90 センター 11 アンテナ 12 送受信回路 13 制御部 15 表示部 19 記憶部 32 送受信回路 33 制御部 34 回線制御部 35 サービス制御部 36 記憶部 361 グループ登録部 91 送受信制御部 93 記憶部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局との無線通信を行う携帯端末であ
    って、 複数の携帯端末をグループ化するためのグループ設定情
    報を送信するグループ設定情報送信手段(12、13)
    と、 グループ化された複数の携帯端末のうちの他の携帯端末
    の移動情報を出力する出力手段(15、17)と、を有
    することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 出力手段が、携帯端末が携帯電話システ
    ムにおけるあるサービスエリアを出たことを出力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 出力手段が、携帯端末が携帯電話システ
    ムにおけるあるサービスエリアに位置することを出力す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 出力手段が、報知音により出力すること
    を特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 出力手段が、表示部に表示することによ
    り出力することを特徴とする請求項2又は3に記載の携
    帯端末。
  6. 【請求項6】 携帯端末が、さらに、グループ化された
    複数の携帯端末のうちの他の携帯端末の移動情報を外部
    に要求する移動情報要求信号を送信する移動情報要求信
    号送信手段(12、13)を有することを特徴とする請
    求項1から5のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の携帯
    端末と、上記携帯端末と無線通信を行う送受信装置を有
    する子携帯端末と、を有することを特徴とする携帯端末
    システム。
  8. 【請求項8】 公衆回線網に接続され、携帯端末との無
    線通信を行う基地局であって、 携帯端末がサービスエリア内に位置するか否かを検出す
    る検出手段(32、33)と、 携帯端末から送信された情報であって、複数の携帯端末
    をグループ化するためのグループ設定情報を格納するグ
    ループ登録手段(36)と、 上記検出手段により、ある携帯端末がサービスエリアか
    ら出た場合に、グループ化された複数の携帯端末のうち
    の他の携帯端末に、上記のある端末がサービスエリアか
    ら出たことを送信する移動情報送信手段(32、33、
    35)と、を有することを特徴とする基地局。
  9. 【請求項9】 公衆回線網に接続され、携帯端末との無
    線通信を行う基地局であって、 携帯端末がサービスエリア内に位置するか否かを検出す
    る検出手段(32、33)と、 携帯端末から送信された情報であって、複数の携帯端末
    をグループ化するためのグループ設定情報を格納するグ
    ループ登録手段(36)と、 上記検出手段により、ある携帯端末がサービスエリアか
    ら出た場合に、基地局が接続された公衆回線網に接続さ
    れるシステム制御部に、上記のある端末がサービスエリ
    アから出たことを送信する移動情報送信手段(32、3
    3、35)と、を有することを特徴とする基地局。
  10. 【請求項10】 検出手段により、ある携帯端末がサー
    ビスエリア内に入ったことが検出された場合に、基地局
    が接続された公衆回線網に接続されるシステム制御部
    に、上記のある端末がサービスエリア内に入ったことを
    送信する位置情報送信手段(32、33、35)を有す
    ることを特徴とする請求項8又は9に記載の基地局。
  11. 【請求項11】 基地局が、さらに、システム制御部か
    ら受信した移動情報であって、移動した携帯端末ついて
    の移動情報を、グループ化された複数の携帯端末のうち
    の移動した携帯端末以外の携帯端末に対して送信するこ
    とを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の基
    地局。
  12. 【請求項12】 基地局が、さらに、システム制御部か
    ら受信した位置情報であって、グループ化された複数の
    携帯端末のうちの移動した携帯端末以外の携帯端末につ
    いての位置情報を、移動した携帯端末に対して送信する
    ことを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の
    基地局。
  13. 【請求項13】 基地局が、さらに、所定のサービスエ
    リア内に入ってきた携帯端末のグループ相手についての
    情報を要求することを特徴とする請求項8から12のい
    ずれかに記載の基地局。
  14. 【請求項14】 基地局が、さらに、携帯端末から受信
    した移動情報要求信号であって、グループ化された複数
    の携帯端末のうちの他の携帯端末の移動情報を要求する
    移動情報要求信号に従い、移動情報を返送することを特
    徴とする請求項8から13のいずれかに記載の基地局。
  15. 【請求項15】 複数の基地局が接続された公衆回線網
    に接続されたシステム制御装置であって、 複数の携帯端末における各携帯端末について、該携帯端
    末が存在するサービスエリアの位置情報と、該各携帯端
    末について、グループ化された複数の携帯端末のうちの
    他の携帯端末についての情報を格納する記憶部(93)
    を有することを特徴とするシステム制御装置。
  16. 【請求項16】 ある携帯端末について、存在するサー
    ビスエリアが変更された場合に、グループ化された複数
    の携帯端末のうちの他の携帯端末に対して、所定の基地
    局を介して、移動情報を送信することを特徴とする請求
    項15に記載のシステム制御装置。
  17. 【請求項17】 ある携帯端末について、存在するサー
    ビスエリアが変更された場合に、該存在するサービスエ
    リアが変更された携帯端末に対して、所定の基地局を介
    して、グループ化された複数の携帯端末のうちの他の携
    帯端末の位置情報を送信することを特徴とする請求項1
    5又は16に記載のシステム制御装置。
  18. 【請求項18】 基地局からのある携帯端末についての
    グループ相手情報の要求に対して、該基地局にグループ
    相手情報を返送することを特徴とする請求項15から1
    7のいずれかに記載のシステム制御装置。
  19. 【請求項19】 請求項1又は2又は4又は5又は6又
    は7に記載の携帯端末と、請求項8に記載の基地局とを
    有することを特徴とする携帯電話システム。
  20. 【請求項20】 請求項1から7のいずれかに記載の携
    帯端末と、請求項9から14のいずれかに記載の基地局
    と、請求項15から18のいずれかに記載のシステム制
    御装置とを有することを特徴とする携帯電話システム。
JP9795795A 1995-03-29 1995-03-29 携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム Expired - Fee Related JP3015708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9795795A JP3015708B2 (ja) 1995-03-29 1995-03-29 携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9795795A JP3015708B2 (ja) 1995-03-29 1995-03-29 携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08275241A true JPH08275241A (ja) 1996-10-18
JP3015708B2 JP3015708B2 (ja) 2000-03-06

Family

ID=14206155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9795795A Expired - Fee Related JP3015708B2 (ja) 1995-03-29 1995-03-29 携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015708B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003517781A (ja) * 1999-12-14 2003-05-27 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 存在管理システムにおける集合体
JP2003517776A (ja) * 1999-12-14 2003-05-27 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 存在管理システム
JP2011103616A (ja) * 2009-11-12 2011-05-26 Funai Electric Co Ltd 携帯端末装置および携帯端末装置間の通信方法
JP2014147128A (ja) * 1999-12-14 2014-08-14 Nortel Networks Ltd 存在管理システム、格納媒体、多重アクセス通信ネットワーク及び動作方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003517781A (ja) * 1999-12-14 2003-05-27 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 存在管理システムにおける集合体
JP2003517776A (ja) * 1999-12-14 2003-05-27 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 存在管理システム
JP2014147128A (ja) * 1999-12-14 2014-08-14 Nortel Networks Ltd 存在管理システム、格納媒体、多重アクセス通信ネットワーク及び動作方法
JP2011103616A (ja) * 2009-11-12 2011-05-26 Funai Electric Co Ltd 携帯端末装置および携帯端末装置間の通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3015708B2 (ja) 2000-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2586347B2 (ja) 移動無線電話システム
JPH0226140A (ja) コードレス電話方式
JPH098917A (ja) 移動通信端末を用いた情報提供方式
JP2009296529A (ja) 携帯端末装置、その制御方法及びプログラム
WO2002054799A1 (fr) Systeme et procede de notification d'informations de position
JP3331937B2 (ja) 緊急通報システムおよび端末装置
JP3015708B2 (ja) 携帯端末、基地局、システム制御装置及び携帯電話システム
JP2004221810A (ja) 通信システム
JP3390841B2 (ja) 携帯電話装置
JP3806642B2 (ja) 携帯通信機器及び通信方法
JP4302291B2 (ja) 移動体捜索システムおよび移動体捜索方法
KR101042832B1 (ko) 휴대단말기의 위치추적 장치 및 방법
JP3778737B2 (ja) 移動通信端末装置
JP3742266B2 (ja) 位置情報通知方法及びシステム並びにセンタ装置及び移動端末
JP2003061123A (ja) 移動局、サービス提供装置
JPH0537462A (ja) 移動体通信端末
JP3473094B2 (ja) 情報伝達装置
JP2001285182A (ja) 移動通信ネットワークを使用した派遣支援システムとそのセンタ装置
JPH05167704A (ja) 移動電話及びそれを用いた位置情報管理システム
KR100478851B1 (ko) 위치 설정기능을 구비한 이동통신단말기
JP3324711B2 (ja) 移動無線端末機
JP2002318875A (ja) エリア情報配給システム
JP2003115099A (ja) 地図情報提供方法及び地図情報提供装置
US20080090558A1 (en) Mobile device system and mobile device
KR100630114B1 (ko) 사용자 지정 장소에 대한 접근 알람 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees