JPH0724434B2 - 無線電話システム - Google Patents

無線電話システム

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JPH0724434B2
JPH0724434B2 JP61303154A JP30315486A JPH0724434B2 JP H0724434 B2 JPH0724434 B2 JP H0724434B2 JP 61303154 A JP61303154 A JP 61303154A JP 30315486 A JP30315486 A JP 30315486A JP H0724434 B2 JPH0724434 B2 JP H0724434B2
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JP
Japan
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wireless
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wireless telephone
call
zone
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行弘 佐古
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、各種事業所等で用いられる無線電話システ
ムに関するものである。
(従来の技術) 近年、複数の無線接続装置と、この無線接続装置を制御
する無線回線制御装置とを有し、無線電話機を操作する
ことにより最寄りの無線接続装置と当該無線電話機とが
無線回線を介して接続され、上記無線電話機にて通話サ
ービスを受け得る無線電話システムが開発されるに到っ
た。
かかる無線電話システムは、従来の単独無線電話システ
ムでは、無線接続装置が一台であるため、無線電話機を
使用可能な範囲が上記無線接続装置を中心とする半径30
m程度の円内のゾーンであったのに対し、複数の無線接
続装置の夫々のゾーンにおいて無線電話機を使用可能で
あり、事業所等においては、いずれの場所であっても無
線電話機を使用可能とすることができる。
しかしながら、上記無線電話システムにおいては、無線
電話機から送信される識別データをキーとして通話の可
否を決定しているので、同一識別データを送信する無線
電話機が第三者に使用されると、回線が不正に使用され
ることになる。しかも、無線接続装置が複数台設けら
れ、各無線電話機が各ゾーンで自由に使用できることを
考えると、不正使用を行っている無線電話機の存在を検
出することが極めて困難であるという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の上述の無線電話システムによる
と、システム内の無線電話機が発信する識別データと同
一の識別データを発信する無線電話機が第三者によって
使用されても、回線の不正使用の検出ができないという
問題があった。本発明は、かかる問題を解決せんとして
なされたもので、その目的は、システム内の無線電話機
が発信する識別データと同一の識別データを発信する無
線電話機が第三者によって使用されているときには、こ
れを検出し、回線の不正使用の発見を行い得る無線電話
システムを提供することである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明では、複数の無線電話機と、所定の広さのゾーン
内にある無線電話機との間で無線回線による通信を管轄
する無線接続装置と、交換機へ継がる回線と前記無線接
続装置とを接続し、回線制御を行う無線回線制御装置と
を有する無線電話システムにおいて、タイマと、前記複
数の無線電話機毎の通話履歴データを記憶する履歴記憶
手段と、通話要求がなされた場合、当該無線電話機の識
別データとこの識別データに対応する前記履歴記憶手段
内の通話履歴データと前記タイマのデータとに基づき同
一識別データを発信する複数の無線電話機によるのでな
ければ不可能な通話を監視し、当該通話要求に係る無線
電話機と同一識別データを有する無線電話機が他に少な
くとも一台、システム中に存在することを検出する検出
手段とを具備させて、無線電話システムを構成したもの
である。
(作用) 上記無線電話システムにおいて、システム内の無線電話
機が発信する識別データと同一の識別データを発信する
無線電話機が、当該システムにおいて使用されたとする
と、同一または異なるゾーンにおいて同時に通話を行っ
ている場合には、同じ識別データを有する2台以上の無
線電話機が使用されたという通話履歴等のデータによ
り、また、異なるゾーンにおいて時を異にして通話を行
っている場合においても、当該ゾーン間を移動するに要
する時間よりも短い時間をおいて通話がなされたという
通話履歴等のデータにより、不正使用を検出し得る。上
記の判断を行うために、タイマと、履歴記憶手段と、検
出手段を用いて、同時使用、極めて短かい時間間隔での
異なるゾーンにおける使用を検出でき得るようにしたの
である。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
1図は本発明の一実施例のブロック図である。同図にお
いて、1は無線回線制御装置を示す。無線回線制御装置
1には、複数(ここでは3個)の局線回路31〜33が設け
られ、この局線回路31〜33は図示せぬ交換機で継がる局
線3A1〜3A3とスイッチ回路2との間で音声信号の送受を
行う。また、無線回線制御装置1には複数(ここでは、
3個)のライン回路41〜43が設けられ、このライン回路
41〜43はスイッチ回路2、無線接続装置101〜103との間
で、音声信号のほか制御情報の送受を行う。無線接続装
置101〜103は夫々、所定の広さを有するゾーン121〜123
内にある無線電話機11と無線回線により接続可能となっ
ている。スイッチ回路2には、無線回線制御装置1を統
括制御する中央制御装置5、この中央制御装置5が使用
するプログラム等が格納された主記憶装置6、ゾーン12
1〜123間の移動に要する時間データが格納された第1の
記憶部7、システム内の無線電話機毎の終話時刻がその
識別データ毎に記憶される第2の記憶部8、システム内
の無線電話機毎の使用されたゾーンがその識別データ毎
に記憶される第3の記憶部9、タイマ13が接続されてい
る。ここにおいて、第1の記憶部7、第2の記憶部8、
第3の記憶部9は、本来、主記憶装置6内にあるもので
あるが、説明の都合上、分割して示したもので、これら
各部は履歴記憶手段20を構成している。また、中央制御
装置5は、主記憶装置6とともに、第2図、第3図に示
されるフローチャートのプログラムにより、通話要求に
係る無線電話機と同一識別データを有する無線電話機が
他に少なくとも一台、システム中に存在することを検出
する検出手段30として、機能する。
以下、上記無線電話システムの動作を説明する。先ず、
予め、第1の記憶部7には、第4図の如くゾーン121〜1
23間の移動に要する時間データが格納されている。次
に、通話終了時には、中央制御装置5は、第5図に示さ
れるように、タイマ13より時刻データを読出し、無線電
話機(図では、PTEL)の識別データ毎に第2の記憶部8
へ格納する(第2図、101)。次に、同じく、当該無線
電話機が使用したゾーン(接続ゾーン)の識別データ
を、第6図の如く、その識別データ毎に、第3の記憶部
9へ格納し(第2図、102)、終了となる。また、通話
開始時には、中央制御装置5は、第3図のフローチャー
トの動作を行う。先ず、無線電話機11が通話要求すると
きには、登録ボタン、フックボタンを操作等することに
より、この無線電話機11の識別データが発信され、対応
する無線接続装置を介して、中央制御装置5により主記
憶装置6に登録されると共に、上記無線接続装置に対応
するゾーンの識別データも同様にして登録される。そし
て、登録に係る無線電話機の識別データに基づいて、第
3の記憶部9(第6図)から、対応する前回に使用した
ゾーンの識別データを読出し(201)、登録してある今
回の使用に係るゾーンの識別データと比較し、異なるゾ
ーンでの通話か否か検出する(202)。このとき、同一
ゾーンであれば終了となるが、異なるゾーンでの通話で
あることが検出されると、当該無線電話機の識別データ
に基づいて、第2の記憶部8(第5図)から対応する前
回の終話時刻データを読出す(203)。次に、中央制御
装置5は、タイマ13を参照して現在の時刻データを取込
み、これと上記前回の終話時刻データとに基づき発呼時
間間隔を求める(204)。更に、前回の使用に係るゾー
ンと今回の使用に係るゾーンとの識別データに基づき、
第1の記憶部7(第4図)を参照して、該当するゾーン
間の移動に要する時間間隔を求める(205)。そして、
ステップ204で求めた発呼時間間隔がステップ205で求め
た時間間隔より小さいか否か−即ち、一台の無線電話機
が当該ゾーン間を移動したものでないこと−を検出し
(206)、ここで、YESとなると、中央制御装置5は図示
せぬブザーを鳴動させ、ランプを点灯させる等し、ま
た、所要の場合には、当該識別データを発信する無線電
話機への通話サービスを禁止する等の不正使用処理を行
って(207)、終了となり、また上記ステップ206でNOと
なると、終了となる。
従って、第1図のように、無線電話機11がゾーン122
通話を終了した場合、ゾーン122からゾーン123へ移動可
能な時間間隔より短い時間間隔で不正使用の無線電話機
11Aがゾーン123にて通話を開始したような場合には、不
正使用があることを検出できる。
尚、実施例では示していないが、同一の識別データを発
信する複数の無線電話機が同時に、異なるゾーンまたは
同一ゾーンにおいて通話状態となった場合には、識別デ
ータに基づいて、不正使用があることを検出可能であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、無線電話機毎の通
話履歴データ等により、同一識別データを発信する複数
の無線電話機によるのでなければ不可能な通話を監視す
るので、システム内の無線電話機が発信する識別データ
と同一の識別データを発信する無線電話機が第三者によ
って使用されていることを検出し、回線の不正使用の発
見を行い得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の一実施例のブロック図、第2図、第3図
は本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート、第4図乃至第6図は第1図の要部のメモリマップ
を示す図である。 1……無線回線制御装置、5……中央制御装置 6……主記憶装置、7……第1の記憶部 8……第2の記憶部、9……第3の記憶部 101〜103……無線接続装置 11,11A……無線電話機、121〜123……ゾーン 13……タイマ、20……履歴記憶手段 30……検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無線電話機と、所定の広さのゾーン
    内にある無線電話機との間で無線回線による通信を管轄
    する無線接続装置と、交換機へ継がる回線と前記無線接
    続装置とを接続し、回線制御を行う無線回線制御装置と
    を有する無線電話システムにおいて、タイマと、前記複
    数の無線電話機毎の通話履歴データを記憶する履歴記憶
    手段と、通話要求がなされた場合、当該無線電話機の識
    別データとこの識別データに対応する前記履歴記憶手段
    内の通話履歴データと前記タイマのデータとに基づき同
    一識別データを発信する複数の無線電話機によるのでな
    ければ不可能な通話を監視し、当該通話要求に係る無線
    電話機と同一識別データを有する無線電話機が他に少な
    くとも一台、システム中に存在することを検出する検出
    手段とを具備することを特徴とする無線電話システム。
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JPH0746661A (ja) * 1993-07-27 1995-02-14 Nec Corp 移動無線通信方式および装置
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JP5405185B2 (ja) * 2009-05-07 2014-02-05 株式会社Nttドコモ 位置登録受付装置、位置登録受付方法

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