JP3088999B2 - 無線端末着信制御方式 - Google Patents

無線端末着信制御方式

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JP3088999B2
JP3088999B2 JP643799A JP643799A JP3088999B2 JP 3088999 B2 JP3088999 B2 JP 3088999B2 JP 643799 A JP643799 A JP 643799A JP 643799 A JP643799 A JP 643799A JP 3088999 B2 JP3088999 B2 JP 3088999B2
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進志 斎藤
栄 永山
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機と無線
端末で構成される緊急連絡システムにおける無線端末着
信制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構内交換機網における無線端末の利用形
態として緊急連絡システムがあり、構内警備に使用する
ケースが増えている。従来の緊急連絡システムでは、構
内警備の管理者が巡回中の警備員の位置を常に把握し、
緊急事態が発生すると、現場付近の警備員の無線端末を
呼び出して緊急事態の発生を連絡し、警備員を現場に急
行させて対処させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の緊
急連絡システムでは、管理者が巡回中の警備員の位置を
常に把握していなければ、警備員に緊急事態を通報する
ことができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、管理者が複数の無線端末
の位置を把握していなくても、現場付近の無線端末を自
動的に呼び出すことができる緊急連絡システムの無線端
末着信制御方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数のグループに対応して設置された無線
基地局と、前記無線基地局と無線通信する移動自在な複
数の無線端末と、前記複数の無線端末の各々を前記グル
ープに対応させて記憶する記憶手段と、受付者から前記
グループに対するグループ番号を受付ける受付手段と、
前記受付手段が前記グループ番号を受信すると前記記憶
手段を参照し、当該グループに対応する無線端末を認識
すると共に、当該グループに対応する無線基地局に呼出
信号の送出を指示し、当該グループに対応する無線端末
を呼出す呼出手段と、前記呼出手段による呼出信号に一
の無線端末が応答したときに、前記一の無線端末と前記
受付者との通信路を設定する制御手段とを備えた構成と
なっている。
【0006】本発明によれば、受付者から受付手段
定されたグループ番号に対応するグループの無線基地局
からそのグループに存在する無線端末に対して呼出信号
を送出させ、呼び出した無線端末と受付者との通信路を
設定させるので、緊急事態が発生した場合に、受付者
無線端末の位置を把握していなくても、自動的に緊急事
発生現場のグループに存在する無線端末を呼出して、
その無線端末を携帯する警備員に緊急事態を通報するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
について説明する。
【0008】図1は本発明の実施の形態による無線端末
着信制御方式を適用した非常電話設備のシステム構成を
示したものである。図1において、構内交換機11は、
接続手段としてのネットワーク12、制御手段としての
中央制御装置(CPU)13、および記憶手段としての
主記憶装置(MEM)14を備え、これらは、通信プロ
セッサバス15により接続されている。無線端末(R
T)16と通信する複数の無線基地局(RC)17およ
び非常電話機18は、それぞれ無線基地制御装置(RI
F)19および非常電話制御装置(LIN)20を介し
てネットワーク12と接続されている。警備する範囲は
複数の地区に分割されており、本実施の形態の場合で
は、建物の各階を地区として割り当てている。各地区す
なわち各階別に複数の無線基地局17および非常電話機
18が設置され、専用回線21によりネットワーク12
と接続されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数のグループに対応して設置された無線
基地局と、前記無線基地局と無線通信する移動自在な複
数の無線端末と、前記複数の無線端末の各々を前記グル
ープに対応させて記憶する記憶手段と、受付者から前記
グループに対するグループ番号を受付ける受付手段と、
前記受付手段が前記グループ番号を受信すると前記記憶
手段を参照し、当該グループに対応する前記無線端末を
認識すると共に、当該グループに対応する前記無線基地
局に呼出信号の送出を指示し、当該グループに対応する
無線端末を呼び出す第1の呼出手段と、前記グループに
対応する前記無線基地局に前記無線端末が存在しないと
きには、前記グループに最も近い位置の他のグループの
無線基地局に存在する無線端末を認識すると共に、当該
他のグループの無線基地局に対して呼出信号の送出を指
示し、当該他のグループに対応する無線端末を呼び出す
第2の呼出手段と、前記第1もしくは第2の呼出手段に
よる呼出信号に前記一の無線端末が応答したとき、前記
一の無線端末と前記受付者との通信路を設定する制御手
段とを備えた構成となっている。
【0010】無線端末16は、構内の各階を巡回する警
備員が携行し、各階の無線基地局17と通信するための
無線送受信機である。複数の無線端末16は、それぞれ
を識別する無線端末識別子(RTID)を記憶してい
る。
【0011】無線端末16は警備員の位置を通知するた
めに、手動操作または自動で周期的に端末識別子を含む
位置登録情報を送信し、また、発呼、応答、切断、電鍵
情報を送信する。さらに、無線基地局17より緊急連絡
等の呼出し信号、復旧情報等を受信する。各階の無線基
地局17は、それぞれの階に存在する無線端末16と通
信し、前述の端末識別子の受信およびその他の信号を送
受信する。無線基地局17は無線基地制御装置19と接
続され、無線端末16と送受信する情報を無線基地制御
装置19とデータ通信により送受信する。
【0012】1階からn階の各階における無線基地局1
7およびこれと接続する無線基地制御装置19は、RC
グループ1ないしRCグループnとして分類されて、無
線端末16と共に主記憶装置14に記録される。
【0013】図2(a)は、RCグループ1ないしRC
グループnに含まれる無線基地制御装置19の登録デー
タを示したものである。登録データ31には、例えば、
ある階の無線基地制御装置(以下、RIFiと称する)に
対応する主記憶装置14のアドレスAiに、ネットワー
ク12におけるRIFiの収容位置とRIFiに接続す
る無線基地局17を識別するための無線局識別子(RC
ID)とが記憶されている。
【0014】図2(c)は複数の無線端末(RT)登録
データを示したものである。登録データ32には、無線
端末(RTj)に対応するアドレスBjに無線端末(R
Tj)の構内交換機11における内線番号および無線端
末識別子(RTID)が記録される。
【0015】図2(b)は複数の無線端末16の位置登
録データを示したものである。登録データ33には、図
2(c)の無線端末(RTj)のアドレスBjで修飾した
アドレスCjに、無線端末RTjの位置するRCグルー
プが記憶される。
【0016】図1において、中央制御装置13はバス1
5を介して無線基地制御装置19を周期的に走査し、無
線端末16の送信する無線端末識別子を含む識別情報を
監視し、位置登録情報を受信すると、図2(b)の位置登
録データ33を更新する。
【0017】図7は、中央制御装置13と無線端末16
間に送受される信号を示したものである。信号フォーマ
ット40に示すように受信側識別子(ID)、コマンド
および送信側識別子(ID)で構成され、RT起動信号4
1、起動完了信号42、呼出信号43および応答信号4
4がある。
【0018】中央制御装置13は、ネットワーク12を
介して非常電話機18と非常受付台制御装置24との接
続、非常受付台制御装置24と無線基地局17との接続
等の接続制御を行う。中央制御装置13は、バス15を
介して非常電話制御装置20より非常電話機18の発呼
情報を検出すると、ネットワーク12を介して非常電話
制御装置20と非常受付台制御装置24を接続し、発信
した非常電話機18を非常受付台25に接続する。さら
に、バス15を介して発信階表示灯制御装置22に発信
した非常電話機の位置を示す発信階表示灯23を点灯さ
せ、また非常受付制御装置24より非常受付台25の図
示しないLCD(液晶)表示部に、発信非常電話機のR
Cグループにおける位置を表示する。
【0019】次に、本実施の形態における無線端末着信
制御方式の動作を図3〜図5を参照して説明する。図1
の非常電話機18が発信し、非常受付台25に着信す
る。非常受付台25の受付者は、発信階表示灯23およ
び非常受付台25のLCD(液晶)表示部の表示によ
り、発信者のいるRCグループを確認する。
【0020】図3は非常受付台25のダイヤル送出を示
す状態遷移図である。同図において、受付者は、例え
ば、RCグループ指定呼出特番と発信者の位置するRC
グループ番号とをダイヤルする。図1の中央制御装置1
3は、非常受付台25より受信したダイヤル情報を分析
し、図2(b)の無線端末16の位置登録データ33を
サーチし、発信者の位置するRCグループ番号、また
は、発信者の位置するRCグループ番号がない場合に
は、中央制御装置13が指定するRCグループ番号、例
えば発信者の位置するRCグループ番号に最も近い位置
のRCグループ番号を抽出する。そして、そのアドレス
Cjより図2(c)の登録データ32のアドレスBjを求
め、アドレスBjの無線端末16の無線端末識別子を抽
出する。また、中央制御装置13は、図2(a)のグル
ープ対応の無線基地制御装置19の登録データ31よ
り、発信者のRCグループ対応の無線基地制御装置19
の収容位置、およびその無線局識別子を抽出し、その識
別子の無線基地制御装置19を介してそれに接続する無
線基地局17に無線端末16の起動を指示する。
【0021】図4はRT起動中を示す状態遷移図であ
る。同図において、無線基地局17は、図1の中央制御
装置13よりの指示に従い、図7のRT起動信号41を
電波で送出する。無線端末16は、これを受信すると、
RT起動信号41の無線端末識別子と記憶している無線
端末識別子とを比較し、一致した場合に、図4のRT起
動完了信号42を送出する。RT起動完了の情報は無線
基地局(RC)17より無線基地制御装置19を介して
中央制御装置13に受信される。中央制御装置13は、
無線基地制御装置19を介して無線基地局17に無線端
末16の呼出しを指示し、かつ非常受付台制御装置24
に対して非常受付台25の呼出音の発生を指示する。
【0022】図5は無線端末の呼出中を示す状態遷移図
である。同図において、無線基地制御装置19の指示に
より無線基地局17は周期的に図7の呼出信号43を無
線端末16に送出する。これを受信した無線端末16
は、呼出ベルを鳴動して警備者に着信を知らせる。一
方、非常受付25では呼出中を示す呼出し音(リング
バックトー)が鳴動する。無線端末16が応答(オフ
フック等)すると、図7の応答信号44が無線基地局1
7に送信される。
【0023】中央制御装置13は、無線基地制御装置1
9を介して無線基地局17が応答信号44を受信したこ
とを確認すると、無線基地制御装置19に呼出信号43
の停止を指示し、かつ非常受付台制御装置24に対して
非常受付台25の呼出し音停止を指示し、非常受付台2
5と無線基地制御装置19をネットワーク12を介して
接続する。
【0024】図6は通信中を示す状態遷移図である。同
図において、非常受付台25と無線端末16との通話が
可能となり、通話終了後、中央制御装置13は、所定の
復旧手順を経て、RCグループ指定の無線端末着信制御
方式の制御を終了する。
【0025】
【発明の効果】このように、本発明によれば、構内を無
線基地局のある複数の地区に分割し、無線端末の位置す
る地区を構内交換機が記憶することにより、指定地区ま
たはその近くの地区に位置する無線端末を、自動的に呼
出すことができる。したがって、本発明による無線端末
着信制御方式を、実施の形態の非常電話設備等のビル管
理システムや、病院のナースコールシステム等に適用す
ることにより、緊急事態が発生した現場の近くの人に容
易に連絡を取れるようになり、緊急事態発生に対して迅
速な対応が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における無線端末着信制御方式の一つの
実施の形態を示す非常電話設備のシステム構成図であ
る。
【図2】本実施の形態におけるデータ構成の一例を示し
た説明図である。
【図3】本実施の形態における中央制御装置のダイヤル
受信時の状態遷移図である。
【図4】本実施の形態における無線端末起動時の状態遷
移図である。
【図5】本実施の形態における無線端末呼出し時の状態
遷移図である。
【図6】本実施の形態における非常受付台と無線端末の
通信時の状態遷移図である。
【図7】本実施の形態における中央制御装置と無線端末
間の信号を示す図である。
【符号の説明】
11 構内交換機 12 ネットワーク 13 中央制御装置 14 主記憶装置 15 通信プロセッサバス 16 無線端末 17 無線基地局 18 非常電話機 19 無線基地制御装置 20 非常電話制御装置 21 専用回線 22 発信階表示灯制御装置 23 発信階表示灯 24 非常受付台制御装置 25 非常受付台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−126862(JP,A) 特開 昭49−84103(JP,A) 特開 平3−268625(JP,A) 特開 昭63−87830(JP,A) 特開 昭63−94723(JP,A) 特開 平2−185130(JP,A) 特開 平2−250493(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のグループに対応して設置された無
    線基地局と、前記無線基地局と無線通信する移動自在な
    複数の無線端末と、前記複数の無線端末の各々を前記グ
    ループに対応させて記憶する記憶手段と、 受付者から前記グループに対するグループ番号を受付け
    る受付手段と、 前記受付手段が前記グループ番号を受信すると前記記憶
    手段を参照し、当該グループに対応する前記無線端末を
    認識すると共に、当該グループに対応する前記無線基地
    局に呼出信号の送出を指示し、当該グループに対応する
    無線端末を呼び出す第1の呼出手段と、前記グループに対応する前記無線基地局に前記無線端末
    が存在しないときには、前記グループに最も近い位置の
    他のグループの無線基地局に存在する無線端末を認識す
    ると共に、当該他のグループの無線基地局に対して呼出
    信号の送出を指示し、当該他のグループに対応する無線
    端末を呼び出す第2の呼出手段と、 前記第1もしくは第2の呼出手段による呼出信号に前記
    一の無線端末が応答したとき、前記一の無線端末と前記
    受付者との通信路を設定する制御手段とを備えたことを
    特徴とする無線端末着信制御方式。
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