JP3447853B2 - コードレス携帯端末の返却忘れ防止システム - Google Patents

コードレス携帯端末の返却忘れ防止システム

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JP3447853B2
JP3447853B2 JP16856695A JP16856695A JP3447853B2 JP 3447853 B2 JP3447853 B2 JP 3447853B2 JP 16856695 A JP16856695 A JP 16856695A JP 16856695 A JP16856695 A JP 16856695A JP 3447853 B2 JP3447853 B2 JP 3447853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス携帯端末の返
却忘れ防止システムに係わり、特に、入館者が携帯する
コードレス携帯端末の返却忘れ防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】博物館や美術館においては、展示室内の
各展示物に関して入館者が説明等を必要とする場合が多
い。このため、展示物の説明等の情報提供用に入館者に
携帯端末を貸与し、該携帯端末より展示物の説明を音声
で出力する情報案内システムが提案されている(例え
ば、本願出願人が出願中の特願平6-236586号「情報案内
システム」参照)。かかる情報案内システムによれば、携
帯端末より展示物の説明を入館者毎に個別にでき、ま
た、各入館者は展示物について始めから説明を聴取でき
る利点がある。とことが、かかる携帯端末を貸与するシ
ステムでは、退館時に入館者が携帯端末の返却を忘れて
持ち帰る危険がある。携帯端末自体は、館内以外では使
用不能であるため、入館者が盗む意思があって持ち出す
というよりも、観覧途中で携帯端末の使用を中止し鞄等
にしまい、退館時に返却を忘れるケースが多いと推定さ
れる。以上より、貸与した携帯端末の返却忘れを防止す
ることが要望されている。従って、本発明の目的は、貸
与した携帯端末の返却忘れを防止する方法を提供するこ
とである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は本発明の原理説
明図であり、13a1〜13ap,13b1〜13bq,1
3c1〜13cr,13sは入館者が携帯するコードレス
の携帯端末、14a〜14c,14sは携帯端末との間
で無線信号の送受を行う複数の無線基地局である。無線
基地局14sは携帯端末の返却忘れ防止用に博物館や美
術館MSの出入口付近等の特定の場所に設けられ、その
他の無線基地局14b〜14cは館内に設けられる。1
5は無線基地局を制御する交換機(基地局制御装置)、
16は返却忘れ防止メッセージを出力するトーキトラン
ク、17は携帯端末が館外へ持ち出されたことを警報音
で知らせると共に該携帯端末の端末番号を表示するセン
タ中継台である。RZa〜RZsは各無線基地局14a
〜14sの無線ゾーン(電波到達範囲)である。図2は
本発明の別の原理説明図であり、美術館MSの出入口付
近等に特定の無線基地局14sが存在しない点で図1と
異なる。
【0004】
【作用】美術館MS(図1)の出入口付近等の特定の場
所に、携帯端末の返却忘れ防止用の特定無線基地局14
sを設け、該無線基地局14sより特定の無線信号を送
出する。各携帯端末は、該特定の無線信号を受信するか
否かに基づいて無線基地局14s配下の無線ゾーンRZ
sに進入したか否かを認識する。無線ゾーンRZsに存
在する携帯端末13sは、無線基地局14sを介して無
線ゾーンRZsに進入したことを示す信号を基地局制御
装置15に送出し、基地局制御装置15は該信号の受信
に基づいて携帯端末返却防止対策を講じる。
【0005】例えば、無線基地局14sは特定の無線信
号として、館内の無線基地局14a〜14cと異なる位
置情報を送出し、また、各携帯端末は所定の無線基地局
より最後に受信した位置情報を記憶し、該記憶した位置
情報と所定の無線基地局より新たに受信した位置情報と
を比較し、異なる場合には位置登録要求信号を該特定無
線基地局を介して基地局制御装置15に送出する。従っ
て、携帯端末13sが館外へ持ち出されて無線ゾーンR
Zsに進入すると、該携帯端末は特定無線基地局14s
に位置登録要求信号を送出する。基地局制御装置15
は、携帯端末13sが特定無線ゾーンRZsに進入した
ことを示す信号を受信すると、該携帯端末を呼び出して
トーキトランク16より出力される返却忘れ防止メッセ
ージを送信し、携帯端末13sは該メッセージを受信し
て音声で出力する。また、基地局制御装置15は、携帯
端末より特定無線ゾーンに進入したことを示す信号を受
信すると、センタ中継台17に携帯端末の持出し発生を
通報する。
【0006】
【0007】美術館MS(図1)の出入口付近等の特定
の場所に、携帯端末の返却忘れ防止用の特定無線基地局
14sを設ける。基地局制御装置15は、各携帯端末の
通話中/非通話中を管理し、無線基地局14sを介して
非通話中の携帯端末を鳴動呼び出しする。鳴動呼び出し
に対して携帯端末がオフフック応答した場合、基地局制
御装置15は、該携帯端末13sとトーキトランク16
間を接続して返却忘れ防止用のメッセージを携帯端末に
送信し、携帯端末13sは受信した前記メッセージを音
声で出力する。また、基地局制御装置15は、前記呼び
出しに対して携帯端末13sが着呼応答した場合には、
センタ中継台17に携帯端末の館外への持出しを通報す
る。
【0008】美術館MS(図1)の出入口付近等の特定
の場所に、携帯端末の返却忘れ防止用の特定無線基地局
14sを設ける。基地局制御装置15は、各携帯端末の
通話中/非通話中を管理し、特定無線基地局14sは基
地局制御装置15に対して各携帯端末の状態を問い合わ
せ、非通話中の携帯端末を鳴動呼び出しする。美術館M
S(図1)の出入口付近等の特定の場所に、携帯端末の
返却忘れ防止用の特定無線基地局14sを設ける。基地
局制御装置15は該無線基地局14sを介して携帯端末
13a1〜13ap,13b1〜13bq,13c1〜1
3cr・・・13sを鳴動呼び出しする。呼び出しに携
帯端末13sがオフフック応答した場合、基地局制御装
置15は携帯端末13sとトーキトランク16間を接続
し、該携帯端末に返却忘れ防止用のメッセージを送信
し、携帯端末は受信したメッセージを音声で出力する。
【0009】各携帯端末は館内の任意の無線基地局14
a〜14c(図2参照)から信号を受信しているか否か
を監視し、いずれの無線基地局からも信号を受信してな
い場合には(図では携帯端末13s)、内蔵の警報装置
を作動して返却忘れ防止用の警報音を出力する。基地局
制御装置15は各携帯端末の通話中/非通話中を管理
し、全無線基地局14a〜14cを介して非通話中の携
帯端末13aを一斉に無鳴動呼び出しする。この呼び出
しに対して携帯端末13sより着呼応答がない場合に
は、該携帯端末13sが全ての無線ゾーンRZa,RZ
b,RZcの圏外に存在するものとみなして、センタ中
継台17に携帯端末13sの館外への持出し発生を通報
する。
【0010】
【実施例】
(a) 情報案内システム (a-1) 全体の構成 図3は本発明の情報案内システムの全体構成図である。
図中、11a〜11nは展示物、12a〜12nは各展
示物の近傍に設置されると共に展示物番号を微弱信号
(赤外線)により送信する微弱信号送信機(例えば赤外
線送信機)、13a〜13mは入館者が携帯するコード
レスの携帯端末、14a〜14nは携帯端末に対する無
線回線と交換機に対する有線回線間の接続制御を行なう
無線基地局、15は無線基地局14a〜14nと音声応
答装置間の接続制御を行なう交換機(基地局制御装置)
である。20は情報提供部であり、21は音声応答装置
で、図示しない音声メモリに多数の音声ファイルを蓄積
し、かつ、音声ファイル指定情報により指定された音声
ファイルより展示物に関する音声情報を取り出して可聴
音で出力するもの、22は音声応答装置21に各種音声
情報を入力する音声入力部、23は音声情報入力、音声
情報の書き替え、追加等を制御するパソコンである。微
弱信号送信機(赤外線送信機)12a〜12nは消費電
力を軽減するために間歇的に微弱信号(赤外線信号)を
送信するように構成されている。
【0011】各携帯端末13a〜13mと無線基地局1
4a〜14nは、通常の携帯電話端末と無線基地局と同
様な関係を有し、通信プロトコルも同様になっている。
携帯端末、例えば携帯端末13aは、発呼に際して、制
御チャネル(制御回線)を介して発呼信号を無線基地局
14aに送出する。無線基地局14aは発呼信号を受信
すると、所定キャリアにおける所定タイムスロットを発
呼した携帯端末13aに指定する(通話チャネルの確
立)。以後、携帯端末13aと無線基地局14a間で同
期バーストを送受しあって同期確立後、携帯端末13a
は着信先ダイヤル番号(実際には、音声応答装置11に
着信させるための所定のサービス番号1XY)を無線基
地局14aに送信する。無線基地局14aは、受信した
サービス番号を基地局制御装置15に送出し、基地局制
御装置15は該サービス番号により音声応答装置21へ
の着信であると認識し、音声応答装置21に対する空き
回線41aを選択して音声回線を設定する。以後、携帯
端末13aは上記設定した通話回線(無線回線、音声回
線)を介して音声ファイル指定情報(展示物番号、言
語、情報深度)を音声応答装置21に送信し、音声応答
装置21は受信した音声ファイル指定情報により指定さ
れた音声ファイルより展示物に関する音声情報を取り出
して可聴音に変換し、該可聴音信号を通話回線を介して
携帯端末に送信する。
【0012】(a-2) 携帯端末 図4は携帯端末の構成図であり、131はアンテナ、1
32はアンテナを送信部と受信部に適宜切り替える切替
器(デュープレクサ)、133は受信部、134は送信
部、135は制御チャネルあるいは通話チャネルに応じ
た所定の周波数信号を出力するシンセサイザ、136は
デジタルデータを復調する復調部、137はデジタルデ
ータを変調する変調部、138はTDMA処理部で、デ
ータ(制御データ、PCM音声データ)の受信に際して
所定のタイムスロットより該データを抽出して出力し、
データの送信に際して所定のタイムスロットに該データ
を挿入して送り出す。139はコーデック部であり、受
信したPCM音声データをアナログに変換すると共に、
PB信号(MF信号)をデジタルに変換するもの、14
0はスピーカ(あるいはイヤホーン)、141は数字の
0〜9、記号*、#を2つの周波数信号の組合せで送出
するMF信号発振器、142は携帯端末の全体を制御す
る制御部、143は操作部であり、操作キー部143
a、表示部143bを有している。144は赤外線送信
機12a〜12n(図3)より送出される赤外線(展示
物番号)を受信して制御部142に入力する赤外線受信
部、145は展示物番号や選択された言語、情報深度等
を一時的に記憶するメモリである。
【0013】図5は携帯端末の外観図であり、131は
アンテナ、140はイヤホーン、143aは操作キー
部、143bはLCD等の表示部である。操作キーとし
ては、携帯端末を起動する開始キーSTK、携帯端末を
停止させる切断キーSPK、展示物の説明言語を選択す
る言語キーLGK、展示物の説明の詳細度(詳細説明、
概要説明)を選択する情報深度キーIDKが設けられて
いる。言語キーLGKは押下される毎に予め定めた順序
で、例えば、日本語→英語→フランス後→ドイツ語→ス
ペイン語→中国語→日本語→・・・というように言語を
選択でき、又、情報深度キーIDKは押下される毎に予
め定めた順序で、例えば、詳細説明→概要説明→詳細説
明・・・というように情報深度を選択することができ
る。開始キーSTKが押下されると、制御部142は
発呼処理、サービス番号のダイアリング処理(呼設定
処理)、赤外線送信機から送出される赤外線信号の受
信処理、音声ファイルを指定する情報の送出処理を実
行する。すなわち、開始キーSTKのワンタッチ操作で
展示物の説明を受けることができる。
【0014】(a-3) 音声応答装置 図6は音声応答装置21の構成図であり、基地局制御装
置15とはn本のアナログ回線(音声回線)41a〜4
1nで接続され、制御ユニット(CPU)61、各アナ
ログ回線に対応して設けられた回線ユニット62a〜6
2n、複数のメモリユニット63a〜63mが設けら
れ、各ユニットはバス線で接続されている。各回線ユニ
ット62a〜62nはCPUを備え、該CPUがバスに
接続され、各メモリユニットに直接アクセスして音声情
報の読み取りができるようになっている。すなわち、音
声応答装置21はバスに多数のCPUが接続されたマル
チプロセッサ構成になっている。
【0015】又、制御ユニット61にはパソコン23が
データ授受可能に、例えばRS232cインタフェース
を介して接続されている。各メモリユニット63a〜6
3nには展示物毎に、かつ、情報深度毎に複数の言語に
よる音声ファイルSF11〜SFmnが格納されている。
音声ファイルは、音声信号(展示物の説明音声)を8K
Hzでサンプリングし、1サンプリング当たり例えば8
ビットでデジタル化してなる音声情報(デジタルオーデ
ィオデータ)で構成されている。制御ユニット61のメ
モリ61aには、音声ファイル指定情報(展示物番号
a、選択言語b、選択された情報深度cの組合せ)に対
応させて音声ファイルの先頭アドレスが記憶されてい
る。
【0016】各回線ユニット62a〜62nは所定の携
帯端末から音声ファイル指定情報(展示物番号a、言語
b、情報深度cの組合せ)を受信すると、該音声ファイ
ル指定情報abcが指示する音声ファイルの先頭アドレ
スを制御ユニット61に問合せ、通知された先頭アドレ
スから音声情報を読み取り、DA変換して音声回線に送
出する。
【0017】(a-4) 全体の制御 図7は情報案内サービス起動時における制御シーケンス
説明図である。携帯端末(例えば携帯端末13a)の所
持者が開始キーSTKを操作すると、該携帯端末の制御
部142(図4)は赤外線受信部144をイネーブルし
て赤外線信号で送られてくる展示物の番号を認識し、メ
モリ145に記憶する。尚、メモリ145には、言語、
情報深度のデフォルト値として日本語、説明概要が記憶
されている。ついで、制御部142は発呼信号(リンク
チャネル割当て要求)の送出をTDMA処理部138に
指示する。これにより、TDMA処理部138は制御チ
ャネルの所定タイムスロットに発呼信号(リンクチャネ
ル割当て要求データ)を挿入して、変調部137、送信
部134を介してアンテナ131より無線基地局14a
(図3)に送信する。
【0018】無線基地局14aは発呼信号(リンクチャ
ネル割当て要求データ)を受信すると、空いている無線
回線の所定タイムスロットをリンクチャネル(通話チャ
ネル)として決定し、該リンクチャネルを携帯端末13
aに通知する。携帯端末13aの制御部142はTDM
A処理部138を介してリンクチャネル(周波数、タイ
ムスロット)を受信すると、該周波数信号を出力するよ
うにシンセサイザ135に指示する しかる後、リンクチャネルを介して携帯端末13aと無
線基地局14a間で同期バーストを送受しあって相互の
同期を確立する。同期が確立すれば、携帯端末13aの
制御部142は音声応答装置21に着信させるためのサ
ービス番号(例えば1XY)をダイヤル番号として制御
チャネル(制御回線)を介して無線基地局14aに送信
し、呼設定を要求する。
【0019】無線基地局14aはサービス番号1XYを
受信すると、携帯端末13aに呼設定の受け付けを通知
すると共に、該サービス番号を有線回線31を介して基
地局制御装置15に送信して呼設定を要求する。基地局
制御装置15は、サービス番号1XYにより音声応答装
置に対する着信呼であると認識し、アナログ回線41a
〜41nより空き回線(アナログ回線41aとする)を
探し、該空き回線を音声回線として設定する。ついで、
該音声回線41aを介して呼出信号を音声応答装置21
に送出する。該音声回線41aに接続された回線ユニッ
ト62a(図6)は呼出信号を受信すると制御ユニット
61に受け付け可否を問合せ、受け付け可能であれば、
基地局制御装置15に応答信号を返す。以後、基地局制
御装置15は音声応答装置21が応答した旨を無線基地
局14aを介して通話チャネルで携帯端末13aに通知
する。以上により、携帯端末13aと音声応答装置21
間の通話回線が他の携帯端末とは別個に確立したことに
なる。
【0020】携帯端末13aの制御部142は応答信号
を受信すると、MF発振器141を制御してメモリ14
5に記憶されている展示物番号、言語、情報深度をMF
信号で出力する。コーデック部139は該MF信号(展
示物番号a、言語b、情報深度c)をデジタルに変換
し、TDMA処理部138は該MF信号(デジタル)を
通話チャネルの所定タイムスロットに挿入し、変調部1
37、送信部134を介してアンテナ131より無線基
地局14aに送信する。無線基地局14aは該MF信号
(デジタル)をアナログ信号に戻して基地局制御装置1
5、音声回線41aを介して音声応答装置21の回線ユ
ニット62aに送信する。回線ユニット62aはMF信
号より音声ファイル指定情報(展示物番号a、言語b、
情報深度c)を取得し、該音声ファイル指定情報abc
が指示する音声ファイルの先頭アドレスを制御ユニット
61に問合せる。制御ユニット61から先頭アドレスが
通知されると、回線ユニット62aは、該先頭アドレス
を現アドレスとして音声ファイル指定情報abcに対応
させて格納する。ついで、回線ユニット62aは、現ア
ドレスから125μs周期でデジタルオーディオデータを読
み取り、アナログの音声信号に変換して音声回線41a
に送出すると共に現アドレスを歩進し、以後、上記オー
ディオデータの読み取りを継続する。
【0021】基地局制御装置15は音声回線41aより
入力されたオーディオ信号を無線基地局14aに送出す
る。無線基地局14aは音声信号をデジタルに変換し、
通話チャネルで携帯端末13aに送出する。携帯端末1
3aの受信部133は通話チャネルより信号を取り出し
て復調部136に入力し、復調部は音声データを復調し
てTDMA処理部138に入力する。TDMA処理部1
38は通話チャネルの所定タイムスロットのデジタルオ
ーディオデータを分離してコーデック139に入力し、
コーデック139は該デジタルオーディオデータをアナ
ログの音声信号に変換してスピーカあるいはイヤホーン
より出力する。以上により、携帯端末の所持者は展示物
の説明を音声で聴取することが可能となる。以後、展示
物の音声による説明の聴取が終了して切断キーSPKを
操作すると、携帯端末13aは制御チャネルで切断要求
を無線基地局14aに送る。これにより、切断信号は順
次基地局制御装置15、音声応答装置21に送出され、
基地局と基地局制御装置、基地局制御装置と音声応答装
置間の回線が切断される。また、無線基地局14aは切
断要求を受信すれば、切断手順に従って携帯端末13a
と所定のデータを授受しあって通話チャネルを切断す
る。
【0022】(b) 返却忘れ防止の第1実施例 (b-1) 概略 図8は貸与した携帯端末の返却忘れ防止制御の第1実施
例説明図である。13a,13b,・・・,13sは携
帯端末、14a,14b・・・は美術館等の館内に設け
られた情報案内用の無線基地局(基地局)、14sは美
術館の出入口付近等の特定の場所に設けられた返却忘れ
防止用の特別の無線基地局、15は無線基地局を制御す
る基地局制御装置、16は返却忘れ防止用のメッセージ
を出力するトーキトランク、17は携帯端末が館外へ持
ち出されたことを警報音で管理者に通報すると共に該携
帯端末の端末番号を表示するセンタ中継台である。又、
RZa〜RZsは無線基地局14a〜14sに対応する
無線ゾーンである。
【0023】美術館等の出入口付近等の特定の場所に、
携帯端末の返却忘れ防止用の特別の無線基地局14sを
設け、該無線基地局14sより特定の無線信号を送出す
る。各携帯端末13a〜13sは、該特定の無線信号を
受信するか否かに基づいて無線基地局14s配下の無線
ゾーンRZsに進入したか否かを認識する。携帯端末1
3sは無線ゾーンRZsに進入したことを検出すれば、
無線基地局14sを介して無線ゾーンRZsに進入した
ことを基地局制御装置15に通知する。基地局制御装置
15は、携帯端末13sが特定無線ゾーンRZsに進入
したことが通知されると、該携帯端末13sを呼び出
し、トーキトランク16より出力される返却忘れ防止用
のメッセージを送信する。携帯端末13sは該メッセー
ジを受信して音声で出力する。また、基地局制御装置1
5は、携帯端末13sより特定無線ゾーンRZsに進入
したことが通知されると、センタ中継台17に携帯端末
の館外への持出し発生を通報する。
【0024】(b-2) 携帯端末 図9は返却忘れ防止機能を備えた携帯端末の構成図であ
り、図4の携帯端末と異なる点は、オフフックキー14
3c、自分が属するエリアを示す位置情報等を記憶する
記憶部146、受信電界強度検出部147、返却忘れ防
止用のメッセージを音声で出力する警報装置148、呼
び出し音を発生する呼び出し音発生部149を設けた点
である。図10は携帯端末の位置登録処理フローであ
る。携帯端末は各無線基地局の報知チャンネル(制御チ
ャンネル)をスキャンして最も信号強度の強い無線基地
局を選択し、そのチャンネルに同調する(ステップ10
1)。ついで、該報知チャンネルより報知情報を受信し
(ステップ102)、該報知情報に含まれる位置情報と
記憶部146に記憶してある最後に受信した位置情報と
を比較する(ステップ103)。一致する場合には、エ
リアの移動がないため、始めに戻り以降の処理を行う。
しかし、一致しない場合には、エリアの移動が発生した
ものであるから、携帯端末は位置登録要求信号を無線基
地局に送出する(ステップ104)。尚、位置登録要求
信号には端末番号が含まれている。ついで、位置登録が
正常に終了したことを示す位置登録受付信号を受信して
記憶部146の記憶内容を更新する(ステップ10
5)。
【0025】(b-3) 基地局制御装置 図11は基地局制御装置15の構成図であり、151は
通話路スイッチ、152a〜152mは無線基地局との
インタフェースを司る基地局インタフェース部、153
は交換制御、携帯端末の位置登録制御、携帯端末の通話
中/非通話中(空き)管理制御、携帯端末の返却忘れ防
止制御等を行うコンピュータ構成の制御装置、154は
位置登録テーブルPRTや端末状態テーブルTCT等の
各種データを記憶するメモリ、155はセンタ中継台と
のインタフェースを司る中継台インタフェース部であ
る。
【0026】メモリ154の位置登録テーブルPRTに
は、携帯端末の端末番号に対応させて該携帯端末が位置
するエリア番号が記録される。携帯端末の電源をオンし
たとき、あるいは、携帯端末が移動してエリアが変化し
たとき、該携帯端末は位置登録要求(端末番号を含む)
を現在所属するエリアの無線基地局を介して基地局制御
装置15に送信する。制御装置153は位置登録要求を
所定の無線基地局より受信すれば、該位置登録要求に含
まれる端末番号に対応させて該無線基地局のエリア番号
を位置登録テーブルPRTに登録し、あるいは該エリア
番号で旧のエリア番号を更新する。メモリ154の端末
状態テーブルTCTには、携帯端末の端末番号に対応さ
せて該携帯端末が通話中であるか否かが記録される。制
御装置153は、携帯端末より無線基地局を介して音声
応答装置に対する呼設定要求を受信すると、該携帯端末
と音声応答装置間を接続する。このとき、携帯端末の端
末番号に対応させて通話中(”1”)を端末状態テーブ
ルTCTに記録し、通話終了により空き(”0”)を記
録する。
【0027】(b-4) センタ中継台 センタ中継台17は、美術館等の出入口近傍に設けられ
た管理室内に設けられている。図12はセンタ中継台の
構成図であり、基地局制御装置15とのインタフェース
を司る基地局制御装置インタフェース部171と、制御
部172と、基地局制御装置15から携帯端末の館外へ
の持ち出しが通報されたとき、該携帯端末番号を表示す
る端末番号表示装置173と、持ち出しを示す警報音を
送出する警報音送出装置174を備えている。
【0028】(b-5) 返却忘れ防止制御 図13は第1実施例の返却忘れ防止制御の手順説明図で
ある。携帯端末13s(図8)が館外へ持ち出されて無
線ゾーンRZsに進入すると、最後に受信した位置情報
と無線ゾーンRZsに進入して受信した位置情報が異な
る。このため、携帯端末13sは無線基地局14sを介
して位置登録要求信号を基地局制御装置15に送出する
(ステップ201)。基地局制御装置15の制御装置1
53(図11)は位置登録要求信号を受信すれば、該要
求信号を送出した無線基地局の属するエリアをチェック
する(ステップ202,203)。該エリアが無線ゾー
ンRZsでなければ、通常の位置登録処理を実行する
(ステップ204)。しかし、該エリアが無線ゾーンR
Zsであれば、制御装置153はセンタ中継台17を呼
び出し、応答があれば位置登録要求に含まれる端末番号
を送出する(ステ205)。センタ中継台17は端末番
号を受信すれば、該端末番号を表示装置173に表示す
ると共に(ステップ206)、警報音送出装置174よ
り携帯端末持ち出しの警報音を送出し(ステップ20
7)、しかる後、起動完了信号を制御装置153に送る
(208)。制御装置153は起動完了信号の受信によ
り、切断信号をセンタ中継台17に送り、センタ中継台
から切断確認信号を受信して該センタ中継台とのコネク
ションを切断する(ステップ209)。
【0029】ついで、基地局制御装置15は無線ゾーン
RZsに進入した携帯端末13sを無線基地局14sを
介して呼び出し、該呼び出しにより携帯端末の所持者が
オフフック応答(オフフックキー143cの操作)をす
れば(ステップ210)、図示しないアナウンス装置を
起動すると共にトーキトランク16と携帯端末13s間
を接続する(ステップ211)。これにより、返却忘れ
防止用のメッセージが携帯端末13sに送出され、携帯
端末13sは該メッセージを受信して警報装置148よ
り音声で出力する。以上のようにすれば、携帯端末が館
外へ持ち出されて無線ゾーンRZsに進入すると、セン
タ中継台に警報が発せられ、又、オフフック応答により
警報メッセージが音声出力されるから、携帯端末の返却
忘れを防止することができる。
【0030】(c) 返却忘れ防止の第2実施例 図14は貸与した携帯端末の返却忘れ防止制御の第2実
施例説明図である。13a,13b,・・・,13sは
携帯端末、14a,14b・・・は美術館等の館内に設け
られた情報案内用の無線基地局(基地局)、14sは美
術館の出入口付近等の特定の場所に設けられた返却忘れ
防止用の特別の無線基地局、15は無線基地局を制御す
る基地局制御装置である。又、RZa〜RZsは無線基
地局14a〜14sの無線ゾーンである。尚、携帯端
末、基地局制御装置は図9、図11と同一構成を備えて
いる。美術館等の出入口付近等の特定の場所に、携帯端
末の返却忘れ防止用の特別の無線基地局14sを設け、
該無線基地局14sより特定の無線信号を送出する。各
携帯端末13a〜13sは、該特定の無線信号を受信す
るか否かに基づいて無線基地局14s配下の無線ゾーン
RZsに進入したか否かを認識する。携帯端末13sは
無線ゾーンRZsに進入したことを検出すれば、内蔵の
警報装置148(図9参照)を駆動して返却忘れ防止用の
メッセージを音声で出力し、あるいは、警報音を出力す
る。
【0031】図15は第2実施例の返却忘れ防止制御の
手順説明図である。尚、特定の無線基地局14sより送
出される報知情報に含まれる発識別符号CS−IDを館
内の無線基地局の発識別符号CS−IDと異ならせ、該
無線基地局14sの発識別符号を各携帯端末の記憶部1
46(図9)に記憶しておく。携帯端末13sは報知情
報を受信すると、該報知情報に含まれる位置情報が最後
に受信した位置情報と一致するか調べ(ステップ30
2)、一致する場合には次の報知情報の受信を待つ(ス
テップ303)。しかし、一致しない場合には、エリア
(無線ゾーン)の移動が発生したものであるから、携帯
端末13sは位置登録要求信号を無線基地局に送出し、
位置登録受付信号を受信する(ステップ304)。つい
で、携帯端末13sは、受信した報知情報に含まれる発
識別符号CS−IDと記憶部146に記憶してある発識
別符号CS−IDとを比較する(ステップ305、30
6)。一致しない場合には、換言すれば、報知情報に含
まれる発識別符号CS−IDが館外の発識別符号CS−
IDでなければ、記憶部146の位置情報を更新する
(ステップ307)。しかし、一致する場合には、換言
すれば、報知情報に含まれる発識別符号CS−IDが館
外の発識別符号であれば、内蔵の警報装置148(図9
参照)を駆動して返却忘れ防止用のメッセージを音声で
出力し、あるいは、警報音を出力する。以上により、携
帯端末は無線ゾーンRZsに進入すれば、自動的に内蔵
の警報装置を駆動するため、返却忘れを防止することが
できる。
【0032】(d) 返却忘れ防止の第3実施例 図16は貸与した携帯端末の返却忘れ防止制御の第3実
施例説明図である。13a,13b,・・・,13sは
携帯端末、14a,14b・・・は美術館等の館内に設け
られた情報案内用の無線基地局、14sは美術館の出入
口付近等の特定の場所に設けられた携帯端末の返却忘れ
防止用の特別の無線基地局、15は無線基地局を制御す
る基地局制御装置、16は返却忘れ防止用のメッセージ
を出力するトーキトランク、17は携帯端末が館外へ持
ち出されたことを警報音で通報すると共に該携帯端末の
端末番号を表示するセンタ中継台である。携帯端末、基
地局制御装置、センタ中継台はそれぞれ、図9、図1
1、図12に示す構成を備えている。基地局制御装置1
5は、各携帯端末の通話中/非通話中を管理し、出入口
付近に設置した無線基地局14sを介して非通話中の携
帯端末を鳴動呼び出しする。この鳴動呼び出しに対して
携帯端末13sがオフフック応答すれば、基地局制御装
置15は、該携帯端末13sとトーキトランク14間を
接続して返却忘れ防止用のメッセージを携帯端末に送信
し、携帯端末は受信したメッセージを音声で出力する。
また、基地局制御装置15は携帯端末より着呼応答があ
れば、無線ゾーンRZsに存在するものとみなし、セン
タ中継台17に携帯端末の館外への持出し発生を通報す
る。
【0033】図17は第3実施例における基地局制御装
置15の返却忘れ防止処理フローである。基地局制御装
置15の制御装置153(図11)は、始めに1→iと
し(ステップ401)、第i番目の携帯端末の状態(通
話中/空き状態)を端末状態テーブルTCTより取得す
る(ステップ402)。ついで、第i携帯端末が通話中
か判断し(ステップ403)、通話中であれば、全端末
の処理が終了したかチェックし(ステップ404)、終
了してなければiを歩進し(i+1→i,ステップ40
5)、ステップ402以降の処理を繰り返す。一方、全
端末の処理が終了していれば、所定時間待合せし(ステ
ップ406)、以後、始めに戻り以降の処理を繰り返
す。
【0034】一方、ステップ403において、通話中で
なく空きであれば、無線基地局14sを介して第i番目
の携帯端末を鳴動呼出しする(ステップ407)。無線
基地局14sの無線ゾーンRZs内に第i番目の携帯端
末が存在する場合には、該携帯端末は着信メッセージを
受信して着信時の制御シーケンスを実行する。そして、
この制御シーケンスの実行において携帯端末は着呼応答
メッセージを基地局制御装置15に送出する。しかし、
無線ゾーンRZs内に第i番目の携帯端末が存在しない
場合には、換言すれば、第i番目の携帯端末が館内に存
在する場合には、該携帯端末は着信メッセージを受信で
きず、着信応答メッセージを基地局制御装置15に返さ
ない。
【0035】以上から、呼び出し後、所定時間以上、着
呼応答がないかチェックし(ステップ408)、なけれ
ば、携帯端末は館内に存在しているものと見做し、返却
忘れ防止対策を講じることなくステップ404の処理を
実行する。一方、携帯端末より着呼応答がある場合に
は、該携帯端末は着呼シーケンス実行により呼び出し音
を発生する。基地局制御装置15はオフフック応答を待
ち(ステップ409、410)、所定時間内にオフフッ
ク応答があれば、アナウンス装置を起動すると共にトー
キトランク16と第i番目の携帯端末13s間を接続す
る。これにより、返却忘れ防止用のメッセージが携帯端
末13sに送出され、携帯端末13sは該メッセージを
受信して警報装置148(図9)より音声で出力する
(ステップ411)。しかる後、あるいは、オフフック
応答がない場合、基地局制御装置15はセンタ中継台1
7を呼び出し、端末番号を送出する(ステップ41
2)。センタ中継台17は端末番号を受信すれば、受信
端末番号を表示装置173(図12)に表示すると共
に、警報音送出装置174より携帯端末持ち出しの警報
音を送出する。以後、基地局制御装置15はステップ4
04の処理を実行する。
【0036】以上のようにすれば、館外である出入口の
無線ゾーンRZsに存在する非通話中の携帯端末は必ず
鳴動し、また、オフフック応答により警報メッセージを
音声出力するから、さらには、センタ中継台に警報が通
知されるから、携帯端末の返却忘れを防止することがで
きる。以上では、基地局制御装置15の制御のもとに非
通話中の携帯端末を鳴動呼び出しする場合であるが、出
入口付近に設けた無線基地局14sが基地局制御装置1
5に携帯端末の状態を問い合わせ、空き状態の携帯端末
を鳴動呼び出しするように構成することもできる。
【0037】(e) 返却忘れ防止の第4実施例 図18は貸与した携帯端末の返却忘れ防止制御の第4実
施例説明図である。13a,13b,・・・,13sは
携帯端末、14a,14b・・・は美術館等の館内に設け
られた情報案内用の無線基地局、14sは美術館の出入
口付近等の特定の場所に設けられた無線基地局、15は
無線基地局を制御する基地局制御装置、16は返却忘れ
防止用のメッセージを出力するトーキトランク、17は
携帯端末が館外へ持ち出されたことを警報音で通報する
と共に該携帯端末の端末番号を表示するセンタ中継台で
ある。携帯端末、基地局制御装置、センタ中継台はそれ
ぞれ、図9、図11、図12に示す構成を備えている。
第4実施例において、基地局制御装置15は携帯端末が
通話中であるか否かに関係なく、無線基地局14sを介
して全携帯端末を鳴動呼び出しする。この鳴動呼び出し
に対して携帯端末13sがオフフック応答すれば、基地
局制御装置15は、該携帯端末13sとトーキトランク
14間を接続して返却忘れ防止の警告メッセージを該携
帯端末に送信し、携帯端末は受信したメッセージを音声
で出力する。また、基地局制御装置15は携帯端末13
sより着呼応答があれば、センタ中継台17に携帯端末
の館外への持出し発生を通報する。
【0038】図19は第4実施例における基地局制御装
置15の返却忘れ防止処理フローである。基地局制御装
置15の制御装置153(図11)は、始めに1→iと
し(ステップ501)、特定基地局14sを介して第i
番目の携帯端末を鳴動呼出する(ステップ502)。無
線基地局14sの無線ゾーンRZs内に第i番目の携帯
端末が存在する場合には、該携帯端末は着信メッセージ
を受信して着信時の制御シーケンスを実行する。そし
て、この制御シーケンスの実行により携帯端末は着呼応
答メッセージを基地局制御装置15に送出する。しか
し、無線ゾーンRZs内に第i番目の携帯端末が存在し
ない場合には、換言すれば、第i番目の携帯端末が館内
に存在する場合には、該携帯端末は着信メッセージを受
信できず、着信応答メッセージを基地局制御装置15に
返さない。
【0039】以上から、呼び出し後、所定時間以上、着
呼応答がないかチェックし(ステップ503)、なけれ
ば、携帯端末は館内に存在しているものと見做し、返却
忘れ防止対策を講じることなく、全端末の処理が終了し
たかチェックし(ステップ504)、終了してなければ
iを歩進し(i+1→i,ステップ505)、ステップ
502以降の処理を繰り返す。全端末の処理が終了して
いれば、所定時間待合せし(ステップ506)、以後、
始めに戻り以降の処理を繰り返す。一方、ステップ50
3において、第i携帯端末より着呼応答がある場合には
(第i携帯端末が無線ゾーンRZs内に存在)、該携帯
端末は着呼シーケンス実行により呼び出し音を発生す
る。基地局制御装置15はオフフック応答を待ち(ステ
ップ507,508)、所定時間内にオフフック応答が
あれば、アナウンス装置を起動すると共にトーキトラン
ク16と第i番目の携帯端末13s間を接続する。これ
により、返却忘れ防止用のメッセージが携帯端末13s
に送出され、携帯端末13sは該メッセージを受信して
警報装置148(図9)より音声で出力する(ステップ
509)。
【0040】しかる後、あるいは、オフフック応答がな
い場合、基地局制御装置15はセンタ中継台17を呼び
出し、端末番号を送出する(ステップ510)。センタ
中継台17は端末番号を受信すれば、該端末番号を表示
装置173(図12)に表示すると共に、警報音送出装
置174より携帯端末持ち出しの警報音を送出する。以
後、基地局制御装置15はステップ504の処理を実行
する。以上のようにすれば、館外の出入口における無線
ゾーンRZsに存在する携帯端末は必ず鳴動し、また、
オフフック応答により警報メッセージを音声出力するこ
とにより、さらには、センタ中継台に警報が通知される
ことにより、携帯端末の返却忘れを防止できる。
【0041】(f) 返却忘れ防止の第5実施例 図20は貸与した携帯端末の返却忘れ防止制御の第5実
施例説明図である。図中、13a,13b,13c・・・
は携帯端末、14a,14b,14c・・・は美術館等の
館内に設けられた情報案内用の無線基地局、13sは館
外に持ち出された携帯端末、RZa,RZb,RZcは
各無線基地局の電波到達範囲(無線ゾーン)である。各
携帯端末は任意の無線基地局14a〜14cから報知情
報を受信しているか否かを監視し、いずれの無線基地局
からも報知信号を受信しない場合には、館外に持ち出さ
れたものとして内蔵の警報装置148(図9)を作動し
て、返却忘れ防止用の警報を発生する。
【0042】図21は第5実施例における各携帯端末の
処理フローである。携帯端末は、始めに1→jとし(ス
テップ601)、第j番目の無線基地局の報知チャンネ
ルに同調する(ステップ602)。かかる状態で報知情
報を受信したかチェックし(ステップ603)、受信し
てなければ、カウンタ計数値(初期値は無線基地局の数
n)を1減算し(ステップ604)、ついで、計数値が
0になったかチェックする(ステップ605)。0でな
ければjを歩進し(ステップ606)、ステップ602
において次の報知チャンネルに同調して以降の処理を繰
り返す。しかし、ステップ605において、カウンタ計
数値が0であれば、換言すれば、全ての基地局からの報
知情報を受信できない場合は、携帯端末が館外へ持ち出
されたものであり、警報装置148を作動して返却忘れ
防止用の警報を発生する(ステップ607)。以後、所
定時間待ち合わせた後(ステップ608)、始めに戻り
以降の処理を繰り返す。
【0043】一方、ステップ603において、報知信号
を受信すれば、携帯端末は館内に存在するものであるか
ら、カウンタ計数値を初期値nにセットし(ステップ6
09)、警報装置が作動している場合には停止する(ス
テップ610)。しかる後、所定時間待ち合わせた後
(ステップ608)、始めに戻り以降の処理を繰り返
す。以上、携帯端末を館外へ持ち出したことを検知して
警報音を発生するから、携帯端末の返却忘れを防止する
ことができる。また、第5実施例では館外に特別の無線
基地局を設ける必要がない。
【0044】(g) 返却忘れ防止の第6実施例 図22は貸与した携帯端末の返却忘れ防止制御の第6実
施例説明図である。図中、13a,13b1,13b2
13c1,13c2・・・は携帯端末、14a,14b,1
4c・・・は美術館等の館内に設けられた情報案内用の無
線基地局、13sは館外に持ち出された携帯端末、15
は基地局制御装置、17はセンタ中継台、RZa,RZ
b,RZcは各無線基地局の電波到達範囲(無線ゾー
ン)である。基地局制御装置15は、各携帯端末の通話
中/非通話中を管理し、館内の全無線基地局14a〜1
4cを介して非通話中の携帯端末を無鳴動呼び出する。
該呼び出しに対して携帯端末より着呼応答がない場合に
は、該携帯端末が全ての無線ゾーンの圏外、換言すれ
ば、館外に存在するものとみなして、センタ中継台17
に携帯端末の館外への持出し発生を通報する。
【0045】図23は第6実施例における基地局制御装
置15の返却忘れ防止処理フローである。基地局制御装
置15の制御装置153(図11)は、始めに1→iと
し(ステップ701)、第i番目の携帯端末の状態(通
話中/空き状態)を端末状態テーブルTCTより取得す
る(ステップ702)。ついで、第i携帯端末が通話中
か判断し(ステップ703)、通話中であれば、全端末
の処理が終了したかチェックし(ステップ704)、終
了してなければiを歩進し(i+1→i,ステップ70
5)、ステップ702以降の処理を繰り返す。全端末の
処理が終了していれば、所定時間待合せし(ステップ7
06)、以後、始めに戻り以降の処理を繰り返す。一
方、ステップ703において、通話中でなく空きであれ
ば、全無線基地局14a〜14cに第i番目の携帯端末
の無鳴動呼出を指示し、全無線基地局より該携帯端末を
一斉に無鳴動呼出する(ステップ707)。
【0046】各無線基地局14a〜14cの無線ゾーン
RZa〜RZc内に第i番目の携帯端末が存在する場
合、該携帯端末は着信メッセージを受信して着信時の制
御シーケンスを実行し、着呼応答メッセージを基地局制
御装置15に送出する。しかし、いずれの無線ゾーンR
Za〜RZcにも第i番目の携帯端末が存在しない場合
には、換言すれば、第i番目の携帯端末が館外に存在す
る場合には、該携帯端末は着信メッセージを受信でき
ず、着信応答メッセージを基地局制御装置15に返さな
い。
【0047】以上から、呼び出し後、所定時間以上、着
呼応答がないかチェックし(ステップ708)、着呼応
答があれば、携帯端末は館内に存在しているものと見做
し、返却忘れ防止対策を講じることなくステップ704
の処理を実行する。一方、第i携帯端末より着呼応答が
ない場合には、基地局制御装置15は携帯端末は館外に
存在するものとみなし、センタ中継台17を呼び出し、
端末番号を送出する(ステップ709)。センタ中継台
17は端末番号を受信すれば、該端末番号を表示装置1
73(図12)に表示すると共に、警報音送出装置17
4より携帯端末持ち出しの警報音を送出する。以後、基
地局制御装置15はステップ704の処理を実行する。
【0048】図24は第6実施例における基地局制御装
置15、各無線基地局14a〜14c、センタ中継台1
7間の制御手順説明図である。以上、携帯端末を館外へ
持ち出したことを検知してセンタ中継台に警報通知する
から、携帯端末の返却忘れを防止することができる。ま
た、第6実施例では館外に特別の無線基地局を設ける必
要がない。以上、本発明を実施例により説明したが、本
発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の
変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものでは
ない。
【0049】
【発明の効果】以上本発明によれば、出入口付近等の特
定の場所に携帯端末の返却忘れ防止用の無線基地局を設
け、該無線基地局は、特定の無線信号を送出し、携帯端
末は、該特定の無線信号を受信するか否かに基づいて無
線基地局配下の特定無線ゾーンに進入したかを監視し、
特定無線ゾーンに進入した場合には、無線基地局を介し
て特定無線ゾーンに進入したことを基地局制御装置に通
知し、基地局制御装置は該通知に基づいて携帯端末返却
防止対策を講じるようにしたから、例えば、携帯端末
が館外の特定無線ゾーンに進入したことが通知される
と、該携帯端末より警報メッセージを音声で出力するよ
うにしたから、あるいは、携帯端末より特定無線ゾー
ンに進入したことが通知されると、センタ中継台に携帯
端末の持出し発生の警告を通報するようにしたから、確
実に携帯端末の返却忘れを防止できる。
【0050】本発明によれば、出入口付近等の特定の場
所に携帯端末の返却忘れ防止用の特定無線基地局を設置
し、該無線基地局は特定の無線信号(発識別符号)を送
出し、携帯端末は前記特定の無線信号を受信するか否か
に基づいて特定無線基地局配下の特定無線ゾーンに進入
したかを監視し、特定無線ゾーンに進入した場合には、
内部の警報装置を作動して警報音を出力するようにした
から、携帯端末の返却忘れを防止することができる。本
発明によれば、出入口付近等の特定の場所に特定無線基
地局を設置し、基地局制御装置は携帯端末の通話中/非
通話中を管理し、特定無線基地局を介して非通話中の携
帯端末を鳴動呼び出しすると共に、オフフック応答によ
り携帯端末より警報メッセージを音声で出力するように
したから、携帯端末の返却忘れを防止できる。本発明に
よれば、出入口付近等の特定の場所に携帯端末の返却忘
れ防止用の特定無線局を設置し、基地局制御装置は該特
定無線基地局を介して携帯端末を鳴動呼び出しすると共
に、呼び出しに携帯端末がオフフック応答した場合、携
帯端末より警報メッセージを音声出力するようにしたか
ら携帯端末の返却忘れを防止できる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】本発明の情報案内システムの構成図である。
【図4】携帯端末の構成図である。
【図5】携帯端末の外観図である。
【図6】音声応答装置の構成図である。
【図7】情報案内サービス起動時における制御シーケン
ス説明図である。
【図8】第1実施例の説明図である。
【図9】返却忘れ防止機能を備えた携帯端末の構成図で
ある。
【図10】携帯端末の位置登録処理フローである。
【図11】基地局制御装置の構成図である。
【図12】センタ中継台の構成図である。
【図13】第1実施例の返却忘れ防止制御の手順説明図
である。
【図14】第2実施例の説明図である。
【図15】第2実施例の返却忘れ防止制御の手順説明図
である。
【図16】第3実施例の説明図である。
【図17】第3実施例における返却忘れ防止処理フロー
である。
【図18】第4実施例の説明図である。
【図19】第4実施例における返却忘れ防止処理フロー
である。
【図20】第5実施例の説明図である。
【図21】第5実施例における携帯端末の処理フローで
ある。
【図22】第6実施例の説明図である。
【図23】第6実施例における基地局制御装置の処理フ
ローである。
【図24】第6実施例の制御手順説明図である。
【符号の説明】
13a〜13s・・携帯端末 14a〜14c・・館内の無線基地局 14s・・出入口付近に設置された無線基地局 15・・基地局制御装置 16・・トーキトランク 17・・センタ中継台 MS・・美術館 RZa〜RDs・・無線ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−37460(JP,A) 特開 平7−30959(JP,A) 特開 昭62−51839(JP,A) 特開 平5−41730(JP,A) 特開 平7−162956(JP,A) 特開 平6−261365(JP,A) 特開 平3−6929(JP,A) 特開 平8−102790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入館者が携帯するコードレス携帯端末の
    返却忘れ防止システムにおいて、 館内の出入口付近等の特定の場所に、コードレス携帯端
    末の返却忘れ防止用の特定無線基地局を備え、かつ、該
    無線基地局を制御する基地局制御装置を備え、 前記コードレス携帯端末は、 前記特定無線基地局より送信される特定無線信号を受信
    するか否かに基づいて該特定無線基地局配下の特定無線
    ゾーンに進入したかを監視する手段、 前記特定無線ゾーンに進入した場合には、前記特定無線
    基地局を介して所定の信号を基地局制御装置に送信する
    手段、を備え前記基地局制御装置は、 返却忘れ防止メッセージを音声で通知するトーキトラン
    ク、 前記コードレス携帯端末から特定無線ゾーンに進入した
    ことを通知する信号を受信した時、該コードレス携帯端
    末を呼び出す手段、 コードレス携帯端末が呼び出しに応答したとき前記トー
    キトランクを接続して前記メッセージを送信する手段、 を備え、前記コードレス携帯端末は前記基地局制御装置
    から受信したメッセージを音声で出力することを特徴と
    するコードレス携帯端末の返却忘れ防止システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局制御装置に接続されたセンタ
    中継台を備え、 前記基地局制御装置は、コードレス携帯端末より特定無
    線ゾーンに進入したことを通知する信号を受信した時、
    該センタ中継台にコードレス携帯端末の持出し発生を通
    報する手段、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のコードレス携
    帯端末の返却忘れ防止システム。
  3. 【請求項3】 入館者が携帯するコードレス携帯端末の
    返却忘れ防止システムにおいて、 館内の出入口付近等の特定の場所に、コードレス携帯端
    末の返却忘れ防止用の特定無線基地局を備え、かつ、該
    無線基地局を制御する基地局制御装置を備え、 前記基地局制御装置は、 コードレス携帯端末の通話中/非通話中を管理する手
    段、 返却忘れ防止メッセージを音声で通知するトーキトラン
    ク、 前記特定無線基地局を介して非通話中の携帯端末を鳴動
    呼び出しする手段、 前記鳴動呼び出しに対してコードレス携帯端末が応答し
    た場合、該コードレス携帯端末とトーキトランク間を接
    続して前記メッセージを該コードレス携帯端末に送信す
    る手段、 を備え、前記コードレス携帯端末は前記基地局制御装置
    から受信したメッセージを音声で出力することを特徴と
    するコードレス携帯端末の返却忘れ防止システム。
  4. 【請求項4】 入館者が携帯するコードレス携帯端末の
    返却忘れ防止システムにおいて、 館内の出入口付近等の特定の場所に、コードレス携帯端
    末の返却忘れ防止用の特定無線基地局を備え、かつ、該
    無線基地局を制御する基地局制御装置を備え、 前記基地局制御装置は、 返却忘れ防止メッセージを音声で通知するトーキトラン
    ク、 前記特定無線基地局を介して携帯端末を鳴動呼び出しす
    る手段、 前記鳴動呼び出しに対してコードレス携帯端末が応答し
    た場合、該コードレス携帯端末とトーキトランク間を接
    続して前記メッセージを該コードレス携帯端末に送信す
    る手段、 を備え、前記コードレス携帯端末は前記基地局制御装置
    から受信したメッセージを音声で出力することを特徴と
    するコードレス携帯端末の返却忘れ防止システム。
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