JP3171065B2 - 電話システム - Google Patents

電話システム

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JP3171065B2
JP3171065B2 JP22512195A JP22512195A JP3171065B2 JP 3171065 B2 JP3171065 B2 JP 3171065B2 JP 22512195 A JP22512195 A JP 22512195A JP 22512195 A JP22512195 A JP 22512195A JP 3171065 B2 JP3171065 B2 JP 3171065B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナ
ル・ハンディホン・システム)等の移動無線システムに
収容される無線電話機及びこの無線電話機に対する呼出
を行う電話機等からなる電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】PHSに収容される無線電話機は、基地
局と無線接続されており、基地局から無線信号による着
信が到来すると、これを受信して着信音を鳴動させ着信
が到来したことを報知する。ここで、無線電話機側でこ
の着信に対する応答操作が行われると、この操作情報は
基地局側へ伝達され、この場合基地局では無線電話機に
対し通話チャネルの割当を指示する。この結果、無線電
話機側ではこの指示された通話チャネルを介する着信応
答通話が行われる。一方、無線電話機において発呼操作
を行うと、この発呼情報は無線信号として最寄りの基地
局へ伝達される。この場合、基地局側では、この発呼情
報を受信して発呼情報の中に含まれる相手ダイヤル番号
を収容した電話回線へ送出する。この結果、相手の呼出
が行われ、相手の応答により通話が開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなP
HS移動無線システムは最近通話サービスが開始された
ばかりであり、そのサービスエリアは徐々に拡大されて
はいるが、まだ比較的狭いエリアに限られている。この
ため、こうしたサービスエリア外にある無線電話機では
着信を受けることができない。また、この無線電話機の
所持者に対して呼出を行おうとしても、所持者が通話サ
ービスエリア外に居ることが多く、この場合は当然その
電話機の所持者に対して呼出を行うことができない。ま
た、通話サービスエリア内であっても、その場所が高速
道路を走行中の車の中や、新幹線の電車内のような場所
では基地局から出力される電波が弱くなるため、同様に
無線電話機への呼出が不可になると共に、無線電話機側
では着信が受信できないという問題がある。
【0004】従って本発明は、通話サービスエリア外に
ある無線電話機に対しても着信を通知することを可能に
すると共に、通話サービスエリア内であっても基地局か
らの電波出力が弱くなるような場所にある無線電話機に
対し的確に着信を報知することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ポケベル呼出を行うポケベルセンタ
と、交換網に接続される基地局と無線接続される第1の
電話機と、電話回線を介して交換網に接続される第2の
電話機とからなる電話システムにおいて、第2の電話機
に、交換網を介する第1の電話機への発信に対して交換
網からのリングバックトーンを検出する検出手段と、検
出手段の非検出出力に応じて電話回線を再捕捉しポケベ
ルセンタに対し第1の電話機宛のポケベル呼出を行うポ
ケベル呼出手段とを設けたものである。この結果、交換
網を介する第1の電話機(無線電話機)の呼出が不可で
あることを容易に識別できると共に、呼出が不可であれ
ばこの電話機宛にポケベル呼出が行えることから、確実
に着信を報知できる。また、第1の電話機に、ポケベル
センタからのポケベル信号を受信するポケベル受信部を
設け、かつ第2の電話機に、交換網を介する第1の電話
機への発信に対して交換網からのリングバックトーンを
検出する検出手段と、検出手段の非検出出力に応じて電
話回線を再捕捉しポケベルセンタに対し第1の電話機へ
のポケベル呼出を行うポケベル呼出手段とを設けたもの
である。この結果、第1の電話機に対する呼出が不可で
あればこの電話機自身に対してポケベル呼出が行えるこ
とから、確実に相手へ呼出できると共に、第1の電話機
側ではポケベルにより着信を受けることができる。ま
た、第2の電話機に、交換網を介する第1の電話機への
発信及びポケベルセンタを介する第1の電話機へのポケ
ベル呼出の一連の発呼手順を記憶するメモリを設けたも
のである。この結果、第2の電話機はメモリに記憶され
た発呼手順に従って自動的に発信を行うことができるた
め、無線電話機に対する発信操作が簡略化され操作性が
大幅に向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図3は本発明に係る電話システムを構成す
る電話機の一例を示すブロック図であり、PHS移動無
線システムに収容される無線電話機50の例を示すもの
である。同図において、1はCPU、2はCPU1の実
行するプログラムが格納されるROM、3はデータ等を
一時的に格納するRAM、4はこの移動端末装置のID
コードが格納されるEEPROM、5は表示器である。
また、6は操作部でありダイヤルキー6A及び機能キー
6Bからなる。7はアンテナATを介して図示しない基
地局と無線信号の送受信を行う無線送受信部、8は基地
局との間で制御データ等を送受信するためのモデム、9
は音声信号をデジタル信号またはアナログ信号に変換す
るためのコーディック、10は通話回路、11はブザ
ー、12はポケベル受信部である。
【0007】以上のように構成された無線電話機50に
おいて、操作部6のダイヤルキー6A等を用いて相手端
末への発呼操作が行われると、CPU1はこれを検出し
てモデム8に対し操作されたダイヤル番号等を発呼要求
情報として送出する。するとこのダイヤル番号を含む発
呼要求情報は、モデム8から無線送受信部7へ送られア
ンテナAT1を介して制御データとして最寄りの基地局
へ無線送信される。基地局では無線電話機50からの無
線信号による発呼要求情報を受信すると、収容している
電話回線を捕捉すると共に、受信したダイヤル番号をダ
イヤル信号として捕捉回線へ送出する。この結果、相手
番号であるダイヤル番号が交換機側へ伝達されて相手の
呼出が行われ、相手が応答すると無線電話機50による
通話が開始される。
【0008】一方、基地局側からこの無線電話機50へ
の着信時には基地局から着呼データがアンテナAT1を
介して無線送受信部7へ到来する。この場合、CPU1
はモデム8を介しこの着呼データを受信するとブザー1
1を鳴動させて着信を報知する。この着信に対して本無
線電話機50の利用者が着信に応答するため機能キー6
Bを操作すると、CPU1はモデム8、無線送受信部7
等を介して着信応答データを基地局側へ返送し、この結
果、本無線電話機50による着信応答通話が実現する。
【0009】図4は、上述の無線電話機50に対し呼出
を行う電話機の構成を示すブロック図であり、この電話
機は電話回線(以下、回線)L1,L2を介して交換機
に接続される有線電話機100の一例である。同図にお
いて、21はCPU、22は回線L1,L2に到来する
図示しない交換機側からの着信をダイオードブリッジD
B1を介して検出しCPU21に報知する着信検出回
路、23はダイヤルキー23A及び機能キー23Bから
なる操作部、24はフックスイッチである。また、25
は回線L1,L2に到来する交換機側からのリングバッ
クトーン(以下、RBT)をダイオードブリッジDB2
を介して検出しCPU1に報知するRBT検出回路であ
る。
【0010】また、26は回線L1,L2の直流ループ
を閉結する回線閉結回路、27は回線L1,L2に対し
ダイヤル信号を生成して送出するダイヤル回路、28は
通話回路である。なお、この他この電話機には、アンプ
29、保留音発生回路30、時計回路31、PBレシー
バ32、表示部33、及びメモリ34等が設けられてい
る。
【0011】ところで、上述したPHS移動無線システ
ムは、最近通話サービスが開始されたばかりであり、そ
のサービスエリアは比較的狭い範囲に限られている。こ
のため、こうした無線電話機50に対して図4に示す一
般の有線電話機100側から呼出を行った場合にしばし
ば呼出が不可になるといった問題を生じている。また、
通話サービスエリア内であっても、その場所が高速道路
を走行中の車の中や、新幹線の電車内のような場所では
基地局から出力される電波が弱くなるため、同様に無線
電話機50への呼出が不可になるという問題も生じてい
る。このため、本発明では、通話サービスエリア外にあ
る無線電話機50に対しても着信を通知できるように
し、かつ通話サービスエリア内であっても基地局からの
電波出力が弱くなるような場所にある無線電話機に対し
的確に着信を報知できるようにする。
【0012】即ち、図3に示す無線電話機50がポケベ
ルとしても用いられるように、図示しないポケベルセン
タに加入しポケベルセンタからの呼出が可能なようにポ
ケベル受信部12及びアンテナAT2を設ける。また、
図4に示す電話機100においては、ポケベルセンタへ
発呼して無線電話機に対してポケベル呼出が行えるよう
に構成する。
【0013】図2は電話機100が無線電話機50を呼
び出すための一連の発呼の手順を示すフォーマットであ
り、このような発呼手順はデータとして電話機100の
メモリ34に予め記憶されている。即ち、メモリ34の
領域には無線電話機50の電話番号であるPHS電話
番号が記憶され、続いて領域にはポーズコードが記憶
される。このポーズコードは、電話機100がオフフッ
クしてPHS電話番号を回線L1,L2へ送出した後、
スタートする図示しないタイマのタイマ値を意味し、こ
のタイマ値の計時の間にRBT検出回路25からRBT
が検出されればCPU21は無線電話機(PHS電話
機)への呼出が行われたと判断する。
【0014】続いて、領域の回線切断指示コードは、
無線電話機50への呼出が不可と判断される場合にCP
U21に回線L1,L2を切断させるためのコードであ
る。領域の回線再捕捉指示コードは、回線切断指示コ
ードによる回線L1,L2の切断後、CPU21に回線
L1,L2を再捕捉させるためのコードである。領域
のポケベル呼出番号は、ポケベルセンタに発呼してポケ
ベルを呼び出すための番号であり、この例では、ポケベ
ル受信部12を備えた無線電話機50が呼び出しされ
る。領域のポーズコードはポケベル呼出番号の送信に
対しポケベル(即ち、無線電話機50)が呼び出される
までの時間を示す。また、領域の自電話番号を含むメ
ッセージは、電話機100の電話番号及びポケベルの表
示器に表示されるこの電話機100からのメッセージを
示す。なお、領域の回線切断指示コードは、領域の
メッセージを送信後、ポケベルセンタとの回線接続を切
断するためのコードである。
【0015】以上のような一連の発呼手順がメモリ34
に記憶されている時に、電話機100は、図1のフロー
チャートに示すように動作する。即ち、電話機100に
おいてオフフックすると、CPU21はこれを検出して
回線閉結回路を26を駆動し回線L1,L2の閉結を行
うと共に、メモリ34の領域に記憶されているPHS
電話番号を順次読み出してダイヤル回路27へ与える。
すると、ダイヤル回路27ではこのPHS電話番号をD
PまたはPBダイヤル信号に変換して回線L1,L2を
介し交換機側へ出力することによりステップS1の「P
HS電話番号の発信」が行われる。そして、このPHS
電話番号の発信の結果、交換機側ではこのPHS電話機
(即ち、無線電話機50)に無線接続される基地局を介
してPHS電話機の呼出を行うことになる。
【0016】次に、CPU21は、メモリ34の領域
のポーズコードを読み出してこのポーズコードに相当す
るタイマ値を図示しないタイマにセットし、ステップS
2で「ポーズ終了」、即ちこのタイマのタイムアップの
有無を判断する。そしてこれが「N」となる場合は、ス
テップS3でRBT検出回路25を介するRBTの検出
の有無を判断する。ここで、ステップS2のポーズ終了
が「N」の間に、PHS電話番号の発信により無線電話
機50への呼出が行われ、従って交換機側からRBT
(リングバックトーン)が返送されてくると、ステップ
S3の判定は「Y」となる。
【0017】即ち、電話機100から交換機に対し無線
電話機50宛の呼び出しを行った結果、無線電話機50
が交換機に接続される基地局100の電波の及ぶ範囲内
にあり、従って無線電話機50へ着信が報知できる状態
にあれば、交換機は電話機100に対してRBTを返送
する。この場合、電話機100のCPU21は無線電話
機50へ呼出が可能と判断して、後続するダイヤル出力
(即ち、ポケベル呼出番号の送出)をステップS4で停
止し終了する。この結果、無線電話機50が電話機10
0からの呼出に応答すれば両者の間で通話を行うことが
できる。
【0018】また、交換機側からのRBTが検出されな
い間に、ステップS2の「ポーズ終了」が「Y」となる
場合は、CPU21は、無線電話機50は基地局の電波
の及ぶ範囲外(即ち、通話サービスエリア外)か、或い
は高速走行する自動車の車内等にあると認識して呼出が
不可能と判断する。従ってこの場合は、CPU21はス
テップS5でメモリ34の領域に記憶されている回線
切断指示コードに従って回線閉結回路26を駆動し回線
L1,L2を開放する。続いてステップS6では、メモ
リ34の領域に記憶されている回線再捕捉指示コード
に従って回線閉結回路26を駆動し回線L1,L2を再
捕捉する。
【0019】次にCPU21は、ステップS7でメモリ
34の領域に記憶されているポケベル呼出番号を読み
出してダイヤル回路27へ出力しダイヤル回路27から
捕捉回線L1,L2へ送出させる。この結果、ポケベル
センタを介して無線電話機50への呼出が行われること
になる。続いてCPU21はメモリ34の領域のポー
ズコードに基づきタイマを所定時間起動する。この所定
時間は、電話機50がポケベル呼出番号を送出してから
無線電話機50に対してポケベル呼出が行われるまでの
時間に相当する。
【0020】そして、この所定時間が経過してステップ
S8の判定が「Y」となると、CPU21はステップS
9でポケベルセンタを介し無線電話機50側へこの電話
機50の電話番号を含むメッセージをメモリ34の領域
から読み出してダイヤル回路27へ出力する。この結
果、ダイヤル回路27からこれらのメッセージ等がPB
ダイヤル信号として捕捉回線L1,L2を介しポケベル
センタ側へ送出され、ポケベルセンタではこれら電話番
号やメッセージ等を、無線信号として無線電話機50へ
送信する。
【0021】無線電話機50では、これらメッセージ等
をアンテナAT2及びポケベル受信部12を介してCP
U1で受信し、表示器5に表示する。その後、電話機1
00のCPU21は、メモリ34の領域に記憶されて
いる回線切断指示メッセージに従ってステップS10で
回線閉結回路26を駆動し、回線L1,L2を開放す
る。
【0022】このように、無線電話機50が基地局の電
波の及ばない範囲にあるか、或いは高速走行する自動車
の車内等にあり、呼出が不可能な場合は、この無線電話
機50に対し自動的にポケベル呼出を行うようにしたも
のである。この結果、無線電話機50を確実に呼び出す
ことが可能になり、この場合無線電話機50側では最寄
りの基地局の近傍に移動して表示されている電話機10
0の電話番号を発信する等を行って、呼出相手と連絡を
とることができる。なお、電話機100では無線電話機
100に対する発呼手順を予めメモリ34に記憶し、C
PU21がこの手順に従って自動的に発信するようにし
ているが、手動操作で発信するように構成しても良い。
【0023】図5はこのような電話機100の動作に応
動する無線電話機50のCPU1の動作を示すフローチ
ャートである。即ち、電話機100による無線電話機5
0へのポケベル呼出があった場合は、これがアンテナA
T2及びポケベル受信部12を介して受信されステップ
S11の「ポケベル着信」が「Y」となる。この場合、
CPU1はステップS12でこのポケベル信号に含まれ
るメッセージを受信し、かつこの受信メッセージをステ
ップS13で表示器5に表示する。
【0024】その後CPU1はステップS14でポケベ
ル信号の中に電話番号(電話機100の番号)があるか
否かを判断し、電話番号がある場合はステップS14で
その電話番号をRAM3に格納する。続いて、CPU1
は例えば図示しないスイッチ等で設定されている自動発
信可否情報をステップS16で判断し、自動発信モード
が設定されていれば、次に無線送受信部7を介して基地
局からの電波の強度検出やモデム8及び無線送受信部7
を介し基地局の無線チャネルの空き状況の検出等を行っ
て基地局に対する無線発信が可能か否かをステップS1
7で判断する。
【0025】ここで、無線発信が可能であれば、CPU
1はステップS18でRAM3に電話機100の電話番
号が格納されているか否かを判断し、その電話番号が格
納されていれば、ステップS19でモデム8及び無線送
受信部7を介して基地局側に発呼する発信処理を行い、
続いてステップS20でRAM3に格納されている電話
番号を送信する。この結果、送信された電話番号が基地
局から電話回線を介して交換機へ送出され、電話機10
0への呼出が行われる。そして、電話機100がこれに
応答すると無線電話機50による通話が開始される。
【0026】このように、無線電話機50に対してポケ
ベル呼出が行われた場合は、無線電話機50は、そのポ
ケベル信号に含まれるメッセージを表示器5に表示する
と共に相手電話機100の電話番号をRAM3に記憶
し、無線発信が可能になった時点でこの記憶された電話
番号を自動的に無線信号として基地局側へ送信するよう
にしたものである。この結果、無線電話機50に対する
基地局を介する呼出が不可能なときでも、この無線電話
機50に対し自動的にポケベル呼出を行って着信を報知
できると共に、かつ無線電話機50側では、基地局に対
する無線発信が可能になった時点でこのポケベル呼出時
に受信した相手番号を自動発信することによりポケベル
呼出を行った相手と通話できる。
【0027】なお、RAM3に電話番号が格納されてい
ない場合や、自動発信が不可に設定されている場合で
も、表示器5に表示されたメッセージから相手が誰であ
るかを認識することもでき、この場合は基地局との無線
通信が可能になった時点で手動でダイヤル操作を行って
ポケベル呼出の相手を呼び出すことができる。また、無
線電話機50にポケベル受信部12を設けなくても、こ
の無線電話機50の所持者がポケベルを所持していれ
ば、このポケベルに対して呼び出すことも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の電話機(無線電話機)を呼び出しする第2の電話機
は、無線電話機への発信に対して交換網からのRBTが
検出されない場合は、電話回線を再捕捉しこの無線電話
機宛のポケベル呼出を行うようにしたので、交換網を介
する無線電話機への呼出が不可であることを容易に識別
できると共に、呼出が不可であればこの電話機宛にポケ
ベル呼出が行えることから、この電話機の所有者がポケ
ベルを所持していれば確実に着信を報知できる。また、
第1の電話機を呼び出しする第2の電話機は、無線電話
機への発信に対して交換網からのRBTが検出されない
場合は、電話回線を再捕捉し無線電話機へのポケベル呼
出を行うようにしたので、呼出が不可であればこの電話
機自身に設けられたポケベル受信部にポケベル呼出が行
えることから、より確実な呼出が可能になると共に、無
線電話機側ではこのポケベル呼出に基づく着信を受ける
ことができる。また、第2の電話機に、交換網を介する
第1の電話機への発信及びポケベルセンタを介する第1
の電話機へのポケベル呼出の一連の発呼手順を記憶する
ようにしたので、第2の電話機はメモリに記憶された発
呼手順に従って自動的に発信を行うことができ、従って
無線電話機に対する発信操作が簡略化され操作性が大幅
に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の要部動作を示すフローチャートであ
る。
【図2】 無線電話機に対する発呼手順を示すフォーマ
ットである。
【図3】 無線電話機の構成を示すブロック図である。
【図4】 無線電話機に対して呼出を行う電話機の構成
を示すブロック図である。
【図5】 無線電話機の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,21…CPU、3…RAM、5…表示器、6,23
…操作部、7…無線送受信部、8…モデム、9…コーデ
ィック、10,28…通話回路、11…ブザー、12…
ポケベル受信部、25…RBT検出回路、26…回線閉
結回路、27…ダイヤル回路、34…メモリ、L1,L
2…電話回線、AT1,AT2…アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 H04M 3/42 102

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポケベル呼出を行うポケベルセンタと、
    交換網に接続される基地局と無線接続される第1の電話
    機と、電話回線を介して前記交換網に接続される第2の
    電話機とからなる電話システムにおいて、 前記第2の電話機に、交換網を介する第1の電話機への
    発信に対して交換網からのリングバックトーンを検出す
    る検出手段と、検出手段の非検出出力に応じて電話回線
    を再捕捉し前記ポケベルセンタに対し第1の電話機宛の
    ポケベル呼出を行うポケベル呼出手段とを備えたことを
    特徴とする電話システム。
  2. 【請求項2】 ポケベル呼出を行うポケベルセンタと、
    交換網に接続される基地局と無線接続される第1の電話
    機と、電話回線を介して前記交換網に接続される第2の
    電話機とからなる電話システムにおいて、前記第1の電話機に、ポケベルセンタからのポケベル信
    号を受信するポケベル受信部を備え、かつ 前記第2の電
    話機に、交換網を介する第1の電話機への発信に対して
    交換網からのリングバックトーンを検出する検出手段
    と、検出手段の非検出出力に応じて電話回線を再捕捉し
    前記ポケベルセンタに対し第1の電話機へのポケベル呼
    出を行うポケベル呼出手段とを備えたことを特徴とする
    電話システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電話シス
    テムにおいて、前記 第2の電話機に、交換網を介する第1の電話機への
    発信及びポケベルセンタを介する第1の電話機へのポケ
    ベル呼出の一連の発呼手順を記憶するメモリを備え、第
    2の電話機はメモリに記憶された発呼手順に従って自動
    的に発信を行うことを特徴とする電話システム。
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