JP3047787B2 - 移動端末装置 - Google Patents
移動端末装置Info
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- JP3047787B2 JP3047787B2 JP7225124A JP22512495A JP3047787B2 JP 3047787 B2 JP3047787 B2 JP 3047787B2 JP 7225124 A JP7225124 A JP 7225124A JP 22512495 A JP22512495 A JP 22512495A JP 3047787 B2 JP3047787 B2 JP 3047787B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナ
ル・ハンディホン・システム)等の移動無線システムで
用いられる移動端末装置に関する。
ル・ハンディホン・システム)等の移動無線システムで
用いられる移動端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PHS等の移動無線システムで
は、移動端末から発呼操作を行うと、この発呼情報は無
線信号として最寄りの基地局へ伝達される。この場合、
基地局側では、この発呼情報を受信して発呼情報の中に
含まれる相手ダイヤル番号を収容した電話回線へ送出す
る。この結果、相手の呼出が行われ、相手の応答により
通話が開始される。
は、移動端末から発呼操作を行うと、この発呼情報は無
線信号として最寄りの基地局へ伝達される。この場合、
基地局側では、この発呼情報を受信して発呼情報の中に
含まれる相手ダイヤル番号を収容した電話回線へ送出す
る。この結果、相手の呼出が行われ、相手の応答により
通話が開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような移
動無線システムでは、移動端末が基地局の電波の及ぶ圏
内に存在していない場合や、移動端末が移動中の場合及
び基地局の無線チャネルが満杯等の場合は、相手端末へ
発呼することはできない。また、移動端末が例えば基地
局の圏外にあるか否かも認識することができない。この
ため、移動端末の利用者は、基地局の圏内へ移動してく
るまでの間は、何度も相手端末に対する発呼を試みてい
る。また、通話中の移動端末が基地局の圏外に移動して
しまうと通話が切断されるため、基地局の圏内に戻った
ときには再度の発呼操作を行わなければならないという
問題もある。従って本発明は、移動端末が基地局の圏外
から圏内に移動する際における移動端末の発呼時の操作
性を向上させることを目的とする。
動無線システムでは、移動端末が基地局の電波の及ぶ圏
内に存在していない場合や、移動端末が移動中の場合及
び基地局の無線チャネルが満杯等の場合は、相手端末へ
発呼することはできない。また、移動端末が例えば基地
局の圏外にあるか否かも認識することができない。この
ため、移動端末の利用者は、基地局の圏内へ移動してく
るまでの間は、何度も相手端末に対する発呼を試みてい
る。また、通話中の移動端末が基地局の圏外に移動して
しまうと通話が切断されるため、基地局の圏内に戻った
ときには再度の発呼操作を行わなければならないという
問題もある。従って本発明は、移動端末が基地局の圏外
から圏内に移動する際における移動端末の発呼時の操作
性を向上させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、基地局からの電波の強度を検出して
基地局の圏内にあるか否かを判定する判定手段と、通話
中に判定手段により基地局の圏内にないと判定されて通
話が切断されたときにその通話相手のダイヤル番号が記
憶されている場合は通話中であることを示す通話中情報
を記憶する記憶手段と、判定手段により基地局の圏内に
あると判定された場合は基地局の圏内への戻りの旨を通
知する通知手段と、判定手段により基地局の圏内にある
と判定されかつ記憶手段に通話中情報が記憶されている
場合は基地局に対し発呼要求を行って通話の開始の際に
記憶されたダイヤル番号を送信し再発信する再発信手段
と、所定の操作に応じて再発信手段による再発信をキャ
ンセルする手段とを設けたものである。この結果、通話
中に基地局の圏内から外れて通話が切断され、再び基地
局の圏内に戻った場合に、操作性を向上することができ
るとともに、不要な発信を回避することができる。
るために本発明は、基地局からの電波の強度を検出して
基地局の圏内にあるか否かを判定する判定手段と、通話
中に判定手段により基地局の圏内にないと判定されて通
話が切断されたときにその通話相手のダイヤル番号が記
憶されている場合は通話中であることを示す通話中情報
を記憶する記憶手段と、判定手段により基地局の圏内に
あると判定された場合は基地局の圏内への戻りの旨を通
知する通知手段と、判定手段により基地局の圏内にある
と判定されかつ記憶手段に通話中情報が記憶されている
場合は基地局に対し発呼要求を行って通話の開始の際に
記憶されたダイヤル番号を送信し再発信する再発信手段
と、所定の操作に応じて再発信手段による再発信をキャ
ンセルする手段とを設けたものである。この結果、通話
中に基地局の圏内から外れて通話が切断され、再び基地
局の圏内に戻った場合に、操作性を向上することができ
るとともに、不要な発信を回避することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図3は本発明に係る移動端末装置の構成を
示すブロック図である。同図において、1はCPU、2
はCPU1の実行するプログラムが格納されるROM、
3はデータ等を一時的に格納するRAM、4はこの移動
端末装置のIDコードが格納されるEEPROM、5は
表示器である。また、6は操作部でありダイヤルキー6
A及び機能キー6Bからなる。7はアンテナATを介し
て図示しない基地局と無線信号の送受信を行う無線送受
信部、8は基地局との間で制御データ等を送受信するた
めのモデム、9は音声信号をデジタル信号またはアナロ
グ信号に変換するコーディック、10は通話回路、11
はブザーである。
て説明する。図3は本発明に係る移動端末装置の構成を
示すブロック図である。同図において、1はCPU、2
はCPU1の実行するプログラムが格納されるROM、
3はデータ等を一時的に格納するRAM、4はこの移動
端末装置のIDコードが格納されるEEPROM、5は
表示器である。また、6は操作部でありダイヤルキー6
A及び機能キー6Bからなる。7はアンテナATを介し
て図示しない基地局と無線信号の送受信を行う無線送受
信部、8は基地局との間で制御データ等を送受信するた
めのモデム、9は音声信号をデジタル信号またはアナロ
グ信号に変換するコーディック、10は通話回路、11
はブザーである。
【0006】このように構成された移動端末装置におい
て、操作部6のダイヤルキー6A等により相手端末への
発呼操作が行われると、CPU1はこれを検出してモデ
ム8に対し操作されたダイヤル番号等を発呼要求情報と
して送出する。すると、このダイヤル番号を含む発呼要
求情報は、無線送受信部7及びアンテナATを介して制
御データとして最寄りの基地局へ無線送信される。基地
局では移動端末装置からの無線信号による発呼要求情報
を受信すると、収容している電話回線を捕捉すると共
に、受信したダイヤル番号をダイヤル信号として捕捉回
線へ送出する。この結果、相手の呼出が行われ、相手が
応答すると移動端末装置による通話が開始される。
て、操作部6のダイヤルキー6A等により相手端末への
発呼操作が行われると、CPU1はこれを検出してモデ
ム8に対し操作されたダイヤル番号等を発呼要求情報と
して送出する。すると、このダイヤル番号を含む発呼要
求情報は、無線送受信部7及びアンテナATを介して制
御データとして最寄りの基地局へ無線送信される。基地
局では移動端末装置からの無線信号による発呼要求情報
を受信すると、収容している電話回線を捕捉すると共
に、受信したダイヤル番号をダイヤル信号として捕捉回
線へ送出する。この結果、相手の呼出が行われ、相手が
応答すると移動端末装置による通話が開始される。
【0007】一方、基地局側からこの移動端末装置への
着信時には、基地局から着呼データがアンテナATを介
して無線送受信部7へ到来する。この場合、CPU1は
モデム8を介してこの着呼データを受信すると、ブザー
11の鳴動させて着信を報知する。この着信に対して本
装置の利用者が着信に応答するため機能キー6Bを操作
すると、CPU1はモデム8、無線送受信部7等を介し
て着信応答データを基地局側へ返送し、この結果、本装
置による着信応答通話が実現する。
着信時には、基地局から着呼データがアンテナATを介
して無線送受信部7へ到来する。この場合、CPU1は
モデム8を介してこの着呼データを受信すると、ブザー
11の鳴動させて着信を報知する。この着信に対して本
装置の利用者が着信に応答するため機能キー6Bを操作
すると、CPU1はモデム8、無線送受信部7等を介し
て着信応答データを基地局側へ返送し、この結果、本装
置による着信応答通話が実現する。
【0008】ところで、本移動端末装置において発呼操
作が行われ、本装置から発呼要求情報が基地局側へ送信
されても、本装置が基地局の電波の及ぶ圏内に存在して
いない場合や、本装置が移動中の場合及び基地局の無線
チャネルが満杯の場合は、相手端末へ発呼することはで
きない。また、本装置では例えば基地局の圏外にあるか
否かも認識できないことから、本装置の利用者は、基地
局の圏内へ移動して相手端末へ発呼できるまでの間は、
相手端末への発呼を繰り返し試みている。このため、本
発明では例えば基地局の圏外で行われた発呼操作を記憶
しておいて、本移動端末装置が基地局の圏内に移動して
きたときには、基地局の圏内にあることを表示器5によ
る表示やブザー11の鳴動によって報知し、この間の無
駄な発呼操作を回避できるようにする。
作が行われ、本装置から発呼要求情報が基地局側へ送信
されても、本装置が基地局の電波の及ぶ圏内に存在して
いない場合や、本装置が移動中の場合及び基地局の無線
チャネルが満杯の場合は、相手端末へ発呼することはで
きない。また、本装置では例えば基地局の圏外にあるか
否かも認識できないことから、本装置の利用者は、基地
局の圏内へ移動して相手端末へ発呼できるまでの間は、
相手端末への発呼を繰り返し試みている。このため、本
発明では例えば基地局の圏外で行われた発呼操作を記憶
しておいて、本移動端末装置が基地局の圏内に移動して
きたときには、基地局の圏内にあることを表示器5によ
る表示やブザー11の鳴動によって報知し、この間の無
駄な発呼操作を回避できるようにする。
【0009】図1はこのような移動端末装置の要部動作
を示すフローチャートであり、CPU1の動作を示すも
のである。このフローチャートに従って本発明の要部動
作を説明する。待機状態(ステップS1)において、操
作部6で発呼操作が行われると、CPU1は基地局に対
して発呼要求情報を送信して通話開始要求を行う(ステ
ップS2)。ここで、CPU1は無線送受信部7を介し
て基地局からの送信電波の強度を検出しこの強度が所定
値以上か否か(即ち、本装置が基地局の圏内か否か)を
判断する(ステップS3)。ここで、基地局の圏内であ
れば通話開始へ移行する(ステップS4)。
を示すフローチャートであり、CPU1の動作を示すも
のである。このフローチャートに従って本発明の要部動
作を説明する。待機状態(ステップS1)において、操
作部6で発呼操作が行われると、CPU1は基地局に対
して発呼要求情報を送信して通話開始要求を行う(ステ
ップS2)。ここで、CPU1は無線送受信部7を介し
て基地局からの送信電波の強度を検出しこの強度が所定
値以上か否か(即ち、本装置が基地局の圏内か否か)を
判断する(ステップS3)。ここで、基地局の圏内であ
れば通話開始へ移行する(ステップS4)。
【0010】また、本装置が基地局の圏外にあると判断
される場合は、通話開始要求があったことを通話開始要
求情報としてRAM3に記憶する(ステップS5)。そ
の後この通話開始要求のキャンセル操作の有無を判断す
る(ステップS6)。ここで本装置の利用者が相手端末
に対して発呼する必要が無くなって、キャンセル操作が
行われれば通話開始要求情報をRAM3から消去(ステ
ップS7)してステップS8へ移行する。また、上述の
キャンセル操作が検出されない場合(ステップS6で
「N」の場合)は、RAM3に通話開始要求情報を記憶
したままステップS8へ移行する。
される場合は、通話開始要求があったことを通話開始要
求情報としてRAM3に記憶する(ステップS5)。そ
の後この通話開始要求のキャンセル操作の有無を判断す
る(ステップS6)。ここで本装置の利用者が相手端末
に対して発呼する必要が無くなって、キャンセル操作が
行われれば通話開始要求情報をRAM3から消去(ステ
ップS7)してステップS8へ移行する。また、上述の
キャンセル操作が検出されない場合(ステップS6で
「N」の場合)は、RAM3に通話開始要求情報を記憶
したままステップS8へ移行する。
【0011】その後、CPU1は基地局の圏内に入った
か否かを判断し(ステップS8)、基地局の圏内に入っ
たことが判断されると、次には通話開始要求情報がRA
M3に記憶されているか否かを判断する(ステップS
9)。ここで、上述のキャンセル操作が行われた結果、
通話開始要求情報がRAM3から消去されていれば、ス
テップS2へ戻る。一方、通話開始要求情報がRAM3
に記憶されていれば、表示器5に「基地局の圏内に入っ
たことを」表示すると共に、この旨のトーンをブザー1
1から放出して本装置の利用者に報知する(ステップS
10)。その後、一定時間が経過すると(ステップS1
1で「Y」)、ステップS2へ戻る。
か否かを判断し(ステップS8)、基地局の圏内に入っ
たことが判断されると、次には通話開始要求情報がRA
M3に記憶されているか否かを判断する(ステップS
9)。ここで、上述のキャンセル操作が行われた結果、
通話開始要求情報がRAM3から消去されていれば、ス
テップS2へ戻る。一方、通話開始要求情報がRAM3
に記憶されていれば、表示器5に「基地局の圏内に入っ
たことを」表示すると共に、この旨のトーンをブザー1
1から放出して本装置の利用者に報知する(ステップS
10)。その後、一定時間が経過すると(ステップS1
1で「Y」)、ステップS2へ戻る。
【0012】このように、基地局の圏外で行われた通話
開始要求をRAM3に記憶しておいて、本移動端末装置
が基地局の圏内に移動してきたときには、記憶された通
話開始要求を基に基地局の圏内に移動したことを利用者
に報知するようにしたものである。この結果、本装置の
利用者は、この通知を認識して発呼操作を行うことによ
り、的確に相手端末を呼び出して通話を行うことがで
き、基地局の圏内に移動するまでの間の無駄な発呼操作
が不要になる。なお、この移動端末装置が移動中または
基地局の無線チャネルが満杯状態にあって、通話開始要
求を基地局へ送信しても通話が開始できない場合につい
ても、同様にRAM3に通話開始要求情報を記憶してお
けば、通話が可能になった時点でこの旨を移動端末装置
側へ報知することができる。
開始要求をRAM3に記憶しておいて、本移動端末装置
が基地局の圏内に移動してきたときには、記憶された通
話開始要求を基に基地局の圏内に移動したことを利用者
に報知するようにしたものである。この結果、本装置の
利用者は、この通知を認識して発呼操作を行うことによ
り、的確に相手端末を呼び出して通話を行うことがで
き、基地局の圏内に移動するまでの間の無駄な発呼操作
が不要になる。なお、この移動端末装置が移動中または
基地局の無線チャネルが満杯状態にあって、通話開始要
求を基地局へ送信しても通話が開始できない場合につい
ても、同様にRAM3に通話開始要求情報を記憶してお
けば、通話が可能になった時点でこの旨を移動端末装置
側へ報知することができる。
【0013】次にこうした移動端末装置では、相手と通
話中に基地局の圏内から離れると通話が強制的に切断さ
れる。ここで、再び基地局の圏内に戻ったときに同一の
相手と通話を行う場合は、再度発呼操作を行う必要があ
る。このため、本発明では、通話途中で通話が切断され
た移動端末装置が再び基地局の圏内に戻ったときには自
動的にリダイヤル発信を行うようにして操作性を向上さ
せるようにする。
話中に基地局の圏内から離れると通話が強制的に切断さ
れる。ここで、再び基地局の圏内に戻ったときに同一の
相手と通話を行う場合は、再度発呼操作を行う必要があ
る。このため、本発明では、通話途中で通話が切断され
た移動端末装置が再び基地局の圏内に戻ったときには自
動的にリダイヤル発信を行うようにして操作性を向上さ
せるようにする。
【0014】図2は、このような通話途中で通話が切断
された移動端末装置が再び基地局の圏内に戻ったときの
CPU1の詳細な動作を示すフローチャートである。本
装置が基地局の圏内にあり相手と通話中(ステップS2
0)の場合、まず本装置が基地局の圏外にあるか否かを
判断する(ステップS21)。ここで、本装置が移動し
て基地局の圏外と判断されると、通話が切断される(ス
テップS22)。この場合CPU1は、メモリにこの切
断された通話の相手ダイヤル番号が記憶されているか否
かを判断し(ステップS23)、この切断された通話の
相手ダイヤル番号がRAM3の所定のエリアに記憶され
ていれば、今まで通話中であったことを示す通話中情報
をRAM3に記憶する(ステップS24)。なお、本装
置では、相手ダイヤル番号は発信時は勿論、着信時にお
いても通知された発呼者番号を受信し記憶することがで
きる。
された移動端末装置が再び基地局の圏内に戻ったときの
CPU1の詳細な動作を示すフローチャートである。本
装置が基地局の圏内にあり相手と通話中(ステップS2
0)の場合、まず本装置が基地局の圏外にあるか否かを
判断する(ステップS21)。ここで、本装置が移動し
て基地局の圏外と判断されると、通話が切断される(ス
テップS22)。この場合CPU1は、メモリにこの切
断された通話の相手ダイヤル番号が記憶されているか否
かを判断し(ステップS23)、この切断された通話の
相手ダイヤル番号がRAM3の所定のエリアに記憶され
ていれば、今まで通話中であったことを示す通話中情報
をRAM3に記憶する(ステップS24)。なお、本装
置では、相手ダイヤル番号は発信時は勿論、着信時にお
いても通知された発呼者番号を受信し記憶することがで
きる。
【0015】その後、操作部6の所定キーによるこの通
話中情報のキャンセル操作の有無を判断する(ステップ
S25)。ここで本装置の利用者が相手端末に対して再
発呼する必要が無くなって、キャンセル操作が行われれ
ばこの通話中情報をRAM3から消去(ステップS2
6)してステップS27へ移行する。また、上述のキャ
ンセル操作が検出されない場合(ステップS25で
「N」の場合)は、RAM3に通話中情報を記憶したま
まステップS27へ移行する。
話中情報のキャンセル操作の有無を判断する(ステップ
S25)。ここで本装置の利用者が相手端末に対して再
発呼する必要が無くなって、キャンセル操作が行われれ
ばこの通話中情報をRAM3から消去(ステップS2
6)してステップS27へ移行する。また、上述のキャ
ンセル操作が検出されない場合(ステップS25で
「N」の場合)は、RAM3に通話中情報を記憶したま
まステップS27へ移行する。
【0016】ステップS27では、CPU1は本装置が
基地局の圏内に戻ったか否かを判断し、基地局の圏内に
戻ったことを判断すると、次に表示器5に「基地局の圏
内に戻ったことを」表示すると共に、この旨のトーンを
ブザー11から放出して本装置の利用者に報知する(ス
テップS28)。続いて上述の通話中情報がRAM3に
記憶されているか否かを判断し(ステップS29)、上
述のキャンセル操作が行われた結果、通話中情報がRA
M3から消去されていれば、ステップS22へ戻る。一
方、通話中情報がRAM3に記憶されていれば、次に相
手端末への自動再発呼をキャンセルする自動発信キャン
セルの操作の有無を判断し(ステップS30)、キャン
セル操作が検出されれば自動再発呼を行わずにステップ
S21へ戻る。また、キャンセル操作が検出されなけれ
ば、自動的にダイヤル発信を行う(ステップS31)。
基地局の圏内に戻ったか否かを判断し、基地局の圏内に
戻ったことを判断すると、次に表示器5に「基地局の圏
内に戻ったことを」表示すると共に、この旨のトーンを
ブザー11から放出して本装置の利用者に報知する(ス
テップS28)。続いて上述の通話中情報がRAM3に
記憶されているか否かを判断し(ステップS29)、上
述のキャンセル操作が行われた結果、通話中情報がRA
M3から消去されていれば、ステップS22へ戻る。一
方、通話中情報がRAM3に記憶されていれば、次に相
手端末への自動再発呼をキャンセルする自動発信キャン
セルの操作の有無を判断し(ステップS30)、キャン
セル操作が検出されれば自動再発呼を行わずにステップ
S21へ戻る。また、キャンセル操作が検出されなけれ
ば、自動的にダイヤル発信を行う(ステップS31)。
【0017】即ち、CPU1は、基地局に対して自動的
に通話開始要求を送信して回線を捕捉させると共に、R
AM3の所定のエリアに記憶され今まで通話中であった
相手ダイヤル番号を読み出して基地局へ送信しダイヤル
信号として捕捉回線へ送出させる。その後、この自動ダ
イヤル発信中にもこの自動発信キャンセル操作の有無を
判断し(ステップS32)、相手端末へ再発信する必要
が無くなって利用者によりキャンセル操作が行われれ
ば、回線開放を行ったうえ(ステップS35)、ステッ
プS21へ戻る。また、自動ダイヤル発信中にこれのキ
ャンセル操作が行われなければ(ステップS32で
「N」の場合)、ダイヤル発信が続行される。そしてダ
イヤル発信が終了すると、相手端末が呼び出しされ、相
手がこの呼出に応答する(ステップS33)と、相手と
の通話が開始される(ステップS34)。
に通話開始要求を送信して回線を捕捉させると共に、R
AM3の所定のエリアに記憶され今まで通話中であった
相手ダイヤル番号を読み出して基地局へ送信しダイヤル
信号として捕捉回線へ送出させる。その後、この自動ダ
イヤル発信中にもこの自動発信キャンセル操作の有無を
判断し(ステップS32)、相手端末へ再発信する必要
が無くなって利用者によりキャンセル操作が行われれ
ば、回線開放を行ったうえ(ステップS35)、ステッ
プS21へ戻る。また、自動ダイヤル発信中にこれのキ
ャンセル操作が行われなければ(ステップS32で
「N」の場合)、ダイヤル発信が続行される。そしてダ
イヤル発信が終了すると、相手端末が呼び出しされ、相
手がこの呼出に応答する(ステップS33)と、相手と
の通話が開始される(ステップS34)。
【0018】このように、通話中に基地局の圏外へ移動
し通話が切断された場合は、通話中情報をRAM3に記
憶すると共に、基地局の圏内に戻った場合はこの通話中
情報を基に相手端末へ自動的にリダイヤル発信を行うよ
うにしたものである。この結果、基地局の圏内に再び戻
った場合には、再度相手番号をダイヤルする必要がな
く、従って操作性が向上する。
し通話が切断された場合は、通話中情報をRAM3に記
憶すると共に、基地局の圏内に戻った場合はこの通話中
情報を基に相手端末へ自動的にリダイヤル発信を行うよ
うにしたものである。この結果、基地局の圏内に再び戻
った場合には、再度相手番号をダイヤルする必要がな
く、従って操作性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
話中に基地局の圏内から圏外へ移動し通話が切断された
ときにその通話相手のダイヤル番号が記憶されている場
合は、通話中であることを示す通話中情報を記憶すると
共に、再び基地局の圏内に戻ったときにはその旨を通知
し、かつこのとき通話中情報が記憶されている場合は基
地局に対し発呼要求を行って記憶されているダイヤル番
号を再発信する一方、所定の操作に応じて再発信をキャ
ンセルするようにしたので、通話中に基地局の圏内から
外れて通話が切断され、再び基地局の圏内に戻ったよう
な場合に操作性を向上することができるとともに、不要
な発信を回避することができる。
話中に基地局の圏内から圏外へ移動し通話が切断された
ときにその通話相手のダイヤル番号が記憶されている場
合は、通話中であることを示す通話中情報を記憶すると
共に、再び基地局の圏内に戻ったときにはその旨を通知
し、かつこのとき通話中情報が記憶されている場合は基
地局に対し発呼要求を行って記憶されているダイヤル番
号を再発信する一方、所定の操作に応じて再発信をキャ
ンセルするようにしたので、通話中に基地局の圏内から
外れて通話が切断され、再び基地局の圏内に戻ったよう
な場合に操作性を向上することができるとともに、不要
な発信を回避することができる。
【図1】 本発明に係る移動端末装置の要部動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】 移動端末装置の要部動作の他の例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】 移動端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1…CPU、3…RAM、5…表示器、6…操作部、6
A…ダイヤルキー、6B…機能キー、7…無線送受信
部、8…モデム、9…コーディック、10…通話回路、
11…ブザー。
A…ダイヤルキー、6B…機能キー、7…無線送受信
部、8…モデム、9…コーディック、10…通話回路、
11…ブザー。
Claims (1)
- 【請求項1】 電話回線を収容した基地局と無線接続さ
れる移動端末装置において、 基地局からの電波の強度を検出して基地局の圏内にある
か否かを判定する判定手段と、通話中に判定手段により
基地局の圏内にないと判定されて通話が切断されたとき
にその通話相手のダイヤル番号が記憶されている場合は
通話中であることを示す通話中情報を記憶する記憶手段
と、判定手段により基地局の圏内にあると判定された場
合は基地局の圏内への戻りの旨を通知する通知手段と、
前記判定手段により基地局の圏内にあると判定されかつ
記憶手段に通話中情報が記憶されている場合は基地局に
対し発呼要求を行って前記通話の開始の際に記憶された
ダイヤル番号を送信し再発信する再発信手段と、所定の
操作に応じて前記再発信手段による再発信をキャンセル
する手段とを設けたことを特徴とする移動端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7225124A JP3047787B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 移動端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7225124A JP3047787B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 移動端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0970063A JPH0970063A (ja) | 1997-03-11 |
JP3047787B2 true JP3047787B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16824346
Family Applications (1)
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JP7225124A Expired - Fee Related JP3047787B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 移動端末装置 |
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JP (1) | JP3047787B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7225124A patent/JP3047787B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0970063A (ja) | 1997-03-11 |
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