JP3414096B2 - デジタル無線電話システム - Google Patents

デジタル無線電話システム

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JP3414096B2 JP33926595A JP33926595A JP3414096B2 JP 3414096 B2 JP3414096 B2 JP 3414096B2 JP 33926595 A JP33926595 A JP 33926595A JP 33926595 A JP33926595 A JP 33926595A JP 3414096 B2 JP3414096 B2 JP 3414096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル無線電話機
を収容したデジタル無線電話システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS(パーソナル・ハンディホ
ン・システム)と呼ばれるデジタル無線電話のサービス
が開始され、そのサービス範囲は、現在急速に拡大され
つつあり、サービス範囲内であれば、デジタル無線電話
機(以下、PHS電話機という)を携帯して最寄りのP
HS基地局を介し自在に通話を行うことができる。ま
た、このようなシステムでは、PHS基地局とPHS電
話機間には複数のタイムスロットが用意され、1台のP
HS電話機はこれらの複数のタイムスロットのうち上り
および下りの各々1個のタイムスロットを介して通話を
行うものであるため、同時に複数台のPHS電話機によ
る通話が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来のデジタル無線電話システムでは、PHS電話機
を携帯して移動するため、PHS電話機にて、従来の有
線電話におけるLCR機能のように、設置位置すなわち
発信エリアに対応した料金データを用いることができ
ず、通話相手とを結ぶ回線として安い料金の回線を正確
に選択することができないという問題点があった。本発
明はこのような課題を解決するためのものであり、デジ
タル無線電話機から通話料金の安い回線を選択すること
ができるデジタル無線電話システムを提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるデジタル無線電話システムは、
無線基地局は、自己の設置位置に対応する第1の発信エ
リア情報、およびこの発信エリアと任意の通話相手との
通話料金を算出するための料金データを記憶する記憶手
段と、デジタル無線電話機からの位置登録要求に応じて
第1の発信エリア情報をデジタル無線電話機に通知する
とともに、デジタル無線電話機からの料金データ要求に
応じて料金データをデジタル無線電話機に通知する制御
手段とを備え、デジタル無線電話機は、自己の在圏する
発信エリアを示す第2の発信エリア情報、および無線基
地局から送信された料金データを記憶する記憶手段と、
位置登録要求に応じて無線基地局から通知された第1の
発信エリア情報に基づいて第2の発信エリア情報に変更
が認められた場合には、第1の発信エリア情報を第2の
発信エリア情報として記憶手段に記憶するとともに、料
金データ要求により無線基地局から料金データを取得し
て記憶手段に記憶する制御手段とを備えるものである。
【0005】
【0006】
【0007】また制御手段は、発信時には、記憶手段に
記憶した料金データに基づいて通話相手の間を結ぶ各回
線の通話料金を算出し、その算出結果に応じていずれか
の回線を選択指定して発信するようにしたものである。
したがって、デジタル無線電話機では、位置登録要求に
応じて無線基地局から通知された第1の発信エリア情報
に基づいて第2の発信エリア情報に変更が認められた場
合には、第1の発信エリア情報が第2の発信エリア情報
として記憶手段に記憶されるとともに、料金データ要求
により無線基地局から料金データが取得されて記憶手段
に記憶され、発信時には記憶手段に記憶された料金デー
タに基づいて通話相手の間を結ぶ各回線の通話料金が算
出され、その算出結果に応じていずれかの回線が選択指
定されて発信される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態であるデジ
タル無線電話システムの構成例を示す説明図であり、P
HSと呼称される本システムは、交換機1A,1Bと、
各交換機1A,1Bに収容されるセンタ装置2と、交換
機1Aに接続される各PHS基地局(BS)3と、交換
機1Bに接続される各有線電話機6と、交換機1A,1
Bを結ぶ回線4A,4Bとからなる。なお、各PHS基
地局は、それぞれ図中に示す円状の無線エリアを有して
いる。
【0009】図2は、交換機1にISDN回線を介して
接続されるPHS基地局3の構成を示すブロック図であ
る。同図において、31はPHS電話機と無線信号を送
受する無線送受信部、32は基地局3の制御を行うCP
U(制御手段)、39は自己の設置位置に対応する所定
の発信エリア情報などを記憶するメモリ、33は受信信
号を復調するモデム復調器、34,36はチャネルコー
ディック、35は音声コーディック、37はモデム変調
器である。なお、音声コーディック35には2線4線変
換部30が接続される。そして、PHS基地局3は、2
線4線変換部30およびIインタフェース部38を介し
て交換機1と接続される。
【0010】ここで、PHS基地局3の無線送受信部3
1は次のように構成されている。即ち、311はアンテ
ナATの送受信を切り換えるアンテナスイッチ、312
は受信信号を増幅する受信アンプ、313は第1ミキ
サ、314は第2ミキサ、315は中間周波発生部であ
る。また、316は直交変調器、317は第3ミキサ、
318は送信信号を増幅する送信アンプ、319は第1
〜第3ミキサおよび直交変調器316に対しそれぞれ所
定の各周波数の信号を供給するPLLシンセサイザであ
る。
【0011】次に図3は、PHS基地局3と無線接続さ
れるPHS電話機5の構成を示すブロック図である。同
図において、無線送受信部等の構成はPHS基地局3と
同一であるため、同一部分は同一符号を付してその説明
を省略する。なお、PHS基地局3との構成の違いは、
CPU51(制御手段)にキーボード52、表示部53
およびメモリ54が接続されることと、音声信号のD/
A変換またはA/D変換を行う音声コーディック35に
スピーカSPおよびマイクMICが接続されることであ
る。この他、CPU51にはブザーBZが接続され、着
信時などに鳴動するようになっている。
【0012】このようなPHS電話機5を携帯し、その
キーボード5を操作してダイヤル発信を行うと、この操
作情報は無線送受信部31の制御チャネルを介して最寄
りのPHS基地局3へ送信される。PHS基地局3では
この操作情報を受信すると、Iインタフェース部38が
交換機1との間で発呼のプロトコルを行うことによって
交換機1に収容された相手電話端末、または交換機1を
経由し他の交換機に収容された相手電話端末に対する呼
出を行う。そして、相手電話端末の応答によりこの電話
端末とPHS電話機5との間で通話が開始される。
【0013】また、PHS基地局3側から無線送受信部
31の制御チャネルを介し着信信号が到来すると、PH
S電話機5のCPU51はこの着信信号を検出して、ブ
ザーBZの鳴動やランプの点滅等を行い着信を報知す
る。ここで、PHS電話機5側でキーボード52が操作
されこれが着信応答信号としてPHS基地局3側へ送信
されると、PHS基地局3ではPHS電話機5との間の
通話チャネルを確立し、この結果、PHS電話機5によ
る着信応答通話が行われる。
【0014】さらに、PHS基地局3のメモリ39に
は、それぞれその設置地域に対応して所定の発信エリア
情報が予め設定されており、任意のPHS電話機5によ
る位置登録に応じて、個々の持つ発信エリア情報がPH
S基地局3からPHS電話機5に通知されるものとなっ
ている。なお、発信エリアとは通話料金を算出する場合
の地域、例えば関東、東北、東海などの地域とその周辺
地域を識別するための情報である。また、交換機1A,
1Bを結ぶ回線4A,4Bは通話相手の地域に応じて通
話料金が異なっており、PHS電話機5からのダイヤル
番号に応じて交換機1Aにて選択できるものとなってい
る。
【0015】次に、図4を参照して、本発明の第1の実
施の形態による動作について説明する。図4は本発明の
第1の実施の形態による動作を示すフローチャートであ
る。ここでは、PHS電話機5に各発信エリアごとの料
金データを備え、PHS基地局3からの発信エリア情報
に応じてPHS電話機5にて、回線4A,4Bの通話料
金を算出し、最も安い方を選択するようにした場合を例
に説明する。したがって、PHS電話機5のメモリ54
には、自己の発信エリア情報(第2の発信エリア情報)
と各発信エリアに対応する料金データとが格納されてい
る。
【0016】PHS基地局3は、自己の無線エリヤに在
圏するPHS電話機を認識するため、常時、PHS電話
機に対して自己の位置登録エリアの情報を送信してい
る。PHS電話機5は、PHS基地局3から受信した位
置登録エリアの情報と自己が保持する位置登録エリアの
情報とを比較し、両者が異なる場合には自己の移動によ
り位置登録エリアが変わったと判断して、所定の位置登
録要求を送信する(ステップ40)。
【0017】この位置登録要求は、PHS基地局3を介
して交換機1Aに転送され、交換機1Aにてセンタ装置
2への位置登録処理が行われる。これによりPHS電話
機5の在圏位置が登録され、これ以降のPHS電話機5
に対する呼制御が交換機1AおよびPHS基地局3にて
実施されるものとなる。また、位置登録完了に応じてP
HS基地局3から位置登録エリアがPHS電話機5に通
知され、PHS電話機5で保持される。
【0018】このとき、PHS基地局3は、位置登録エ
リアとともに自己の発信エリア情報(第1の発信エリア
情報)をPHS電話機5に通知する。これに応じて、P
HS電話機5は、PHS基地局3から受信した発信エリ
ア情報がメモリ54に記憶されている以前のもの(第2
の発信エリア情報)と替わったか否か判断し(ステップ
41)、替わった場合には(ステップ41:YES)、
受信した発信エリア情報をメモリ54に更新保持すると
ともに、新たな発信エリアに対応する料金データへの切
り替えを行う(ステップ42)。
【0019】この後、およびステップ41にて発信エリ
アが切り替わらなかった場合(ステップ41:NO)、
PHS基地局3からの位置登録エリアの情報と自己が保
持する位置登録エリアの情報とを比較し、自己が移動し
たか否か判断する(ステップ43)。ここで、位置登録
エリアの情報が異なった場合には(ステップ43:YE
S)、自己が移動したと判断して、ステップ40に戻っ
て再び位置登録を実施する。
【0020】また、位置登録エリアの情報が一致した場
合には(ステップ43:NO)、自己の移動がなかった
と判断して、キーボード52のダイヤル押下などの有無
を検査することにより発信操作が行われたか否か判断し
(ステップ44)、発信操作が検出されなかった場合に
は(ステップ44:NO)、ステップ43に戻る。一
方、発信操作が検出された場合には(ステップ44:Y
ES)、以下のような回線選択処理を実施して発信を行
う。
【0021】まず、キーボード52のダイヤルキーから
入力された通話相手を示すダイヤル番号をチェックし
(ステップ45)、現在選択されている料金データから
このダイヤル番号に基づいて各回線4A,4Bごとの通
話料金を算出し、通話料金が最も安い回線を選択する
(ステップ46)。なお、本発明における通話料金算出
方法については、従来の有線電話機が備えるLCR機能
と同様であり、ここでの説明は省略する。
【0022】このようにして、有線電話機6との通話料
金が最も安い回線、例えば回線4Aが選択され、回線4
Aを選択する所定のダイヤル番号が通話相手電話番号の
先頭に付加した電話番号により、PHS電話機5からダ
イヤル発信が行われる(ステップ47)。これに応じ
て、PHS基地局3では、Iインタフェース部38が交
換機1Aとの間で発呼のプロトコルを行うことによっ
て、交換機1Aにて回線4Aが選択されるとともに交換
機1Bに収容された有線電話機6に対する呼び出しが行
われ、有線電話機6の応答により通話が開始され(ステ
ップ48)、通話終了に応じて所定の終話処理が実施さ
れる(ステップ49)。
【0023】このように、各PHS基地局3に所定の発
信エリア情報を設定しておき、PHS電話機5からの位
置登録要求に応じて発信エリア情報を通知し、発信時に
はPHS電話機5にて、この発信エリア情報と通話相手
電話番号とから各回線4A,4Bの通話料金をそれぞれ
算出して最も通話料金が安い回線を選択し、その回線を
指定して発信するようにしたので、従来の有線電話機に
おけるLCR機能と同様に、PHS電話機が移動するデ
ジタル無線電話システムであっても、その移動場所すな
わち発信エリアに対応した通話料金算出のための料金デ
ータを用いることができ、通話料金の最も安い回線を用
いて通話を行うことが可能となり、通話料金を低減する
ことが可能となる。
【0024】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図5は本発明の第2の実施
の形態による動作を示すフローチャートであり、(a)
はPHS電話機側、(b)はPHS基地局側の動作を示
している。前述した第1の実施の形態(図4参照)で
は、予めPHS電話機5に各発信エリアに対応する料金
データを備えた場合を例に説明したが、ここでは、PH
S基地局3から送信された現在の発信エリアに対応する
料金データに基づいて、PHS電話機5にて回線4A,
4Bの通話料金を算出し、最も安い方を選択するように
した場合を例に説明する。
【0025】したがって、PHS基地局3のメモリ39
には、自己が設置されている発信エリアに対応する料金
データが格納されており、必要に応じてCPU32に読
出され、無線送受信部31を介してPHS電話機5に通
知される。まず、前述(図4参照)のステップ40と同
様に、PHS電話機5は、PHS基地局3から受信した
位置登録エリアの情報と自己が保持する位置登録エリア
の情報とを比較し、両者が異なる場合には自己の移動に
より位置登録エリアが変わったと判断して、所定の位置
登録要求を送信する(ステップ60)。
【0026】これに応じて、PHS基地局3から、位置
登録エリアとともに自己の発信エリア情報(第1の発信
エリア情報)がPHS電話機5に通知される。PHS電
話機5は、PHS基地局3から受信した発信エリア情報
がメモリ54に記憶されている以前のもの(第2の発信
エリア情報)と替わったか否か判断し(ステップ6
1)、替わった場合には(ステップ61:YES)、受
信した発信エリア情報をメモリ54に更新保持するとと
もに、前述した位置登録エリアの情報と同様に通話とは
異なるデータ伝送により、PHS基地局3に対して新た
な発信エリアに対応する料金データの要求を行う(ステ
ップ62S)。
【0027】PHS基地局3では、PHS電話機5から
のデータを受信し(ステップ70)、受信したデータが
料金データの要求を示す場合には(ステップ71:YE
S)、メモリ39に予め格納されている料金データ、す
なわち自己の設置位置に対応する発信エリアの料金デー
タをPHS電話機5に前述のデータ伝送により送信する
(ステップ72)。PHS電話機5では、このようにし
てPHS基地局3から受信した料金データをメモリ54
に格納する(ステップ62R)。これにより、PHS電
話機5のメモリ54には、位置登録に応じて移動先の発
信エリアに対応する最新の料金データが格納されるもの
となる。
【0028】この後、およびステップ61にて発信エリ
アが切り替わらなかった場合(ステップ61:NO)、
PHS基地局3からの位置登録エリアの情報と自己が保
持する位置登録エリアの情報とを比較し、自己が移動し
たか否か判断する(ステップ63)。ここで、位置登録
エリアの情報が異なった場合には(ステップ63:YE
S)、自己が移動したと判断して、ステップ60に戻っ
て再び位置登録を実施する。
【0029】また、位置登録エリアの情報が一致した場
合には(ステップ63:NO)、自己の移動がなかった
と判断して、キーボード52のダイヤル押下などの有無
を検査するとにより発信操作が行われたか否か判断し
(ステップ64)、発信操作が検出されなかった場合に
は(ステップ64:NO)、ステップ63に戻る。一
方、発信操作が検出された場合には(ステップ64:Y
ES)、前述(図4のステップ45〜49参照)と同様
の回線選択および発信処理(ステップ65〜69)が実
施される。
【0030】このように、各PHS基地局3にその設置
位置に対応する発信エリアの料金データを設定してお
き、PHS電話機5では発信エリアの変更に伴って料金
データをPHS基地局から入手してメモリ54に記憶
し、発信時には記憶されている料金データに基づいて通
話相手電話番号とから各回線4A,4Bの通話料金をそ
れぞれ算出して最も通話料金が安い回線を選択するよう
にしたので、PHS電話機5に予め各発信エリアに対応
する料金データを記憶しておく場合と比較して、PHS
電話機5の記憶容量を大幅に削減することができるとと
もに、料金データが変更された場合の保守作業負担を軽
減することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、デジタ
ル無線電話機に、無線基地局から送信された料金データ
を記憶する記憶手段を設けて、デジタル無線電話機から
の位置登録に応じて無線基地局から通知された第1の発
信エリア情報に基づいて第2の発信エリア情報に変更が
認められた場合には料金データ要求により無線基地局か
ら料金データを取得して記憶手段に記憶し、発信時には
記憶手段に記憶した料金データに基づいて通話相手の間
を結ぶ各回線の通話料金を算出し、その算出結果に応じ
ていずれかの回線を選択指定して発信するようにしたも
のである。
【0032】
【0033】
【0034】したがって、デジタル無線電話機が移動す
るデジタル無線電話システムであっても、従来の有線電
話機におけるLCR機能と同様に、その移動場所すなわ
ち発信エリアに対応した通話料金算出のための料金デー
タを用いることができる。これにより、通話料金の最も
安い回線を正確に選択して通話を行うことが可能とな
り、通話料金を低減することができる。また、デジタル
無線電話機に予め各発信エリアに対応する料金データを
記憶しておく場合と比較して、デジタル無線電話機の記
憶容量を大幅に削減することができるとともに、料金デ
ータが変更された場合の保守作業負担を軽減することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるデジタル無線電
話システムの構成例を示す説明図である。
【図2】 PHS基地局のブロック図である。
【図3】 PHS電話機のブロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態による動作を示す
フローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態による動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1A,1B…交換機、2…センタ装置、3…PHS基地
局(BS)、4A,4B…回線、5…PHS電話機(P
S)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局を収容する交換機と、無線基
    地局に無線接続されるデジタル無線電話機とからなり、
    デジタル無線電話機からの位置登録により確認されたデ
    ジタル無線電話機の在圏位置情報に基づいて各種呼制御
    を行うデジタル無線電話システムにおいて、無線基地局は、 自己の設置位置に対応する第1の発信エリア情報、およ
    びこの発信エリアと任意の通話相手との通話料金を算出
    するための料金データを記憶する記憶手段と、 デジタル
    無線電話機からの位置登録に応じて前記第1の発信エリ
    ア情報を前記デジタル無線電話機に通知するとともに、
    デジタル無線電話機からの料金データ要求に応じて前記
    料金データを前記デジタル無線電話機に通知する制御手
    段とを備え、 デジタル無線電話機は、 自己の在圏する発信エリアを示す第2の発信エリア情
    報、および無線基地局から送信された料金データを記憶
    する記憶手段と、 位置登録に応じて無線基地局から通知された第1の発信
    エリア情報と第2の発信エリア情報と比較に基づいて自
    己の在圏する発信エリアに変更が認められた場合には、
    前記第1の発信エリア情報を第2の発信エリア情報とし
    て記憶手段に記憶するとともに、料金データ要求により
    無線基地局から料金データを取得して記憶手段に記憶す
    る制御手段とを備える ことを特徴とするデジタル無線電
    話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタル無線電話システ
    ムにおいて、制御手段は、 発信時には、記憶手段に記憶した前記料金データに基づ
    いて通話相手の間を結ぶ各回線の通話料金を算出し、そ
    の算出結果に応じていずれかの回線を選択指定して発信
    するようにした ことを特徴とするデジタル無線電話シス
    テム。
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