JP2006180008A - 電話装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機からなる電話装置およびその制御方法を提供するものである。
【解決手段】回線26を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末4に回線26からの発信者情報を取得可能とする親機2と子機3からなる電話装置1において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部13と、発信者情報を記憶する着信履歴記憶部11と、発信者情報を電子電話帳10に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等の情報からアナウンス音源を生成する音源生成部12と、子機3およびヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部6とを有すことで、ヘッドセット端末4の装着者が発信相手を確認した上で通話開始できる。
【選択図】図1
【解決手段】回線26を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末4に回線26からの発信者情報を取得可能とする親機2と子機3からなる電話装置1において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部13と、発信者情報を記憶する着信履歴記憶部11と、発信者情報を電子電話帳10に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等の情報からアナウンス音源を生成する音源生成部12と、子機3およびヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部6とを有すことで、ヘッドセット端末4の装着者が発信相手を確認した上で通話開始できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヘッドセット端末において回線からの発信者情報を取得可能とする電話装置およびその制御方法に関するものである。
従来、ヘッドセット端末を利用できるコードレス電話装置は、ヘッドセット端末で着信に音声応答して発信者との間の通話を開始可能とすることができるものであった。
図6は従来のコードレス電話装置のブロック図である。
図6において、電話装置は、電話回線73に接続され送受話機能および発着信機能を有する親機51と、親機51と無線回線74により接続されこの無線回線74および親機51を通して電話回線73との間で行われる送受話機能および発着信機能をそれぞれ有する複数の子機52と、親機51と無線回線75により接続されこの無線回線75および親機51を通して電話回線73との間で行われる送受話機能をそれぞれ有する複数の着信専用のヘッドセット端末53とを備えている。
なお、図6では子機52とヘッドセット端末53をそれぞれ1個だけ図示しているが、実際はそれぞれ複数個を使用することができる(例えば特許文献1参照)。
親機51は電話回線73と接続された電話機54と、親機51の発着信制御、送受話制御を含むすべての制御を行う制御回路55と、この制御回路55と接続された送信部57および受信部56と、アンテナ59と接続された送受共用器58とを備えている。
また、各子機52は電話機60と、子機52の発着信制御、送受話制御を含むすべての制御を行う制御回路61と、この制御回路61と接続された送信部63および受信部62と、アンテナ65と接続された送受共用器64とを備えている。
さらに、各ヘッドセット端末53は頭部に装着可能であり、ヘッドセット端末53の送受話制御を含むすべての制御を行う制御回路66と、制御回路66と接続された送信部68および受信部67と、アンテナ70と接続された送受共用器69と、制御回路66と接続され音声出力を行うスピーカー71と音声入力を行うマイクロホン72とを備えている。
次に動作について説明すると、外部から電話回線73を通して親機51に着信があると、この着信信号は電話機54を通して制御回路55に入力され、さらに送信部57および送受信共用器58を通してアンテナ59から無線回線74、75へ送信される。
子機52では、無線回線74からこの着信信号をアンテナ65で受信し、アンテナ65から送受共用器64および受信部62を通して制御回路61に着信信号が入力され、電話機60はこの着信に応答することにより外部の発信者からの音声信号を受話することができる。
また、電話機60からの音声信号は制御回路61、送信部63および送受共用器64を通してアンテナ65から電波が送信され、親機51では、無線回線74からアンテナ59で電波を受信し、子機52からの音声信号は送受共用器58、送信部57および制御回路55を通して電話機54に入力され、さらに電話回線73に送られる。
一方、無線回線75を通して電話回線73からの着信信号を受信したヘッドセット端末53では、アンテナ70で受信した着信信号は送受共用器69および受信部67を通して制御回路66に入力され、スピーカー71によりヘッドセット端末53の装着者に着信を知らせる。
ここで、ヘッドセット端末53の装着者がマイクロホン72から音声を入力して応答すると、制御回路66は応答信号を送信部68および送受共用器69を通してアンテナ70から電波を送信し、この応答信号は無線回線75通してアンテナ59で受信され、さらに送受共用器58、受信部56、制御回路55および電話機54を通して電話回線73に送信される。
発信側交換機は電話回線73から応答信号を受信すると、一般に知られている手法で着信信号の送信を停止し、発信者とヘッドセット端末53の装着者との間の通話パスが形成される。
したがって、発信者からの通話音声は電話回線73、親機51および無線回線75を通し、さらにアンテナ70、送受共用器69、受信部67および制御回路66を通してスピーカー71に達する。
一方、マイクロホン72から入力されたヘッドセット端末53の装着者の通話音声は上述した音声応答時の応答信号と同じ通話パスを通して発信者に達する。
特開平8−181745号公報
しかしながら、上記従来の電話装置では、ヘッドセットの装着者に発信者が誰であるか等の発信者情報を提供することができないため、通話拒否したい相手であっても通話を開始しなければ相手がわからないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決するものであり、電話装置に音源生成部を搭載したことにより、ヘッドセットの装着者に発信者情報のアナウンス音源を提供することができる電話装置およびその制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するために、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかを備えた電話装置において、音源生成部を搭載しヘッドセットの装着者に発信者情報のアナウンス音源を提供する構成を備えるとともに、通話制御部がアナウンス音源提供のために形成された音声無線通信を通話開始と判断してしまうヘッドセット端末のボタン操作により通話終了を受けると一旦通話終了手順を行い、再度改めて音声無線通信を開始し、正常にヘッドセット端末を通話開始状態に移行し、かつ発信者に対して着信応答できる構成も備えている。
この構成により、音源生成部を使用して生成された発信者の名前や電話番号等の発信者情報のアナウンス音源をヘッドセットの装着者に提供し、発信相手を確認した上で通話開始できるという作用を達成することができる。
以上のように本発明によれば、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかを備えた電話装置において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部と、この発信者情報検知部で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部と、この着信履歴記憶部で記憶した発信者情報を電子電話帳に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成部と、アナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する通話制御部と、子機または携帯電話端末およびヘッドセット端末と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部とを親機、子機または携帯電話端末の少なくともいずれかに備えた構成にしたことにより、音源生成部を使用して生成された発信者の名前や電話番号等の発信者情報のアナウンス音源をヘッドセットの装着者に提供し、発信相手を確認した上で通話開始できるという効果が得られる。
本発明の電話装置は、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかを備えた電話装置において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部と、この発信者情報検知部で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部と、この着信履歴記憶部で記憶した発信者情報を電子電話帳に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成部と、アナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する通話制御部と、子機または携帯電話端末およびヘッドセット端末と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部とを親機、子機または携帯電話端末の少なくともいずれかに備えた構成を有する。
これにより、音源生成部を使用して生成された発信者の名前や電話番号等の発信者情報のアナウンス音源をヘッドセットの装着者に提供し、発信相手を確認した上で通話開始できるという効果が得られる。
また、前記音源生成部はメロディー音源も生成可能であり、着信音や保留音のメロディー音源として利用可能とした構成を有する。
これにより、着信音や保留音のメロディー音源が生成でき、ヘッドセットの装着者に着信音や保留音のメロディーを提供することで、発信相手を確認し通話開始できるという効果が得られる。
また、前記子機または携帯電話端末を複数備えた構成を有する。
これにより、音源生成部を使用して生成された発信者の名前や電話番号等の発信者情報のアナウンス音源や着信音や保留音のメロディー音源を親機に登録された複数の子機または携帯電話端末で利用できるという効果が得られる。
本発明の電話装置制御方法は、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかを備えた電話装置において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知ステップと、この発信者情報検知ステップで取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶ステップと、この着信履歴記憶ステップで記憶した発信者情報を電子電話帳に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成ステップと、アナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する通話制御ステップと、子機または携帯電話端末およびヘッドセット端末と双方向に音声無線通信を行なう無線通信ステップとを親機、子機または携帯電話端末の少なくともいずれかで行なうようにしたものである。
これにより、音源生成部を使用して生成された発信者の名前や電話番号等の発信者情報のアナウンス音源をヘッドセットの装着者に提供し、発信相手を確認した上で通話開始できるという効果が得られる。
また、親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかにおいて、前記音源生成ステップはメロディー音源も生成可能であり、着信音や保留音のメロディー音源として利用可能とする。
これにより、着信音や保留音のメロディー音源が生成でき、ヘッドセットの装着者に着信音や保留音のメロディーを提供することで、発信相手を確認し通話開始できるという効果が得られる。
以下、本発明の実施例における電話装置およびその制御方法について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の電話装置のブロック図である。
図1は本発明の実施例1の電話装置のブロック図である。
図1において、本発明の電話装置1は、回線26に接続された親機2と、この親機2に登録され双方向に無線通信可能な子機3とで構成される。
親機2は、子機3およびヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部6と、回線26を通じて外部と通話(外線通話)を行なう通話回路部15と、スピーカーホン通話をするためスピーカー/マイク16を含むスピーカーホン通話部14と、外部と通話するためのダイヤル等の操作をするための親機操作部8と、LCD等で構成されダイヤルした電話番号や相手の名前や同じく着信時の相手電話番号や名前を表示したりする親機表示部9と、予め電話番号や名前等を登録する電子電話帳10と、回線26から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部13と、この発信者情報検知部13で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部11と、この着信履歴記憶部11で記憶した発信者情報を電子電話帳10に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成部12と、CPUやRAMやROM等で構成され親機2の全体制御およびアナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する通話制御を行なう制御部5と、通話するための受話器7により構成される。
子機3は、親機2と双方向に無線通信を行なう無線通信部17と、親機2との内線通話や親機2を介して外部と通話するための通話部22と、通話するためのダイヤル等の操作をするための子機操作部18と、LCD等で構成されダイヤルした電話番号や相手の名前や同じく着信時の相手電話番号や名前を表示したりする子機表示部19と、予め電話番号や名前等を登録する電子電話帳20と、親機2から送られてくる着信音や保留音等の音声出力をするスピーカー23と、CPUやRAMやROM等で構成され子機3の全体制御およびアナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する通話制御を行なう制御部21により構成される。
ヘッドセット端末4は、親機2と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部24と、ヘッドセット端末4の電源ON/OFFをするPowerボタン、通話開始および終了を行なうためのTALKボタン、通話中の受話音量を可変するVol up/downボタンからなる操作部25により構成される。
以上のように構成された電話装置の動作について説明する。
図2は、本発明の実施例1の電話装置の動作、すなわち電話装置制御方法を示すフローチャートである。
例えば、予め電話装置1の親機2に登録された子機3およびヘッドセット端末4があり、親機2に回線26から着信があると親機2はその発信者情報(電話番号や着信相手の名前、着信音等)を受け(ステップS21)、親機2は子機3やヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信をするために無線通信規約(通信プロトコル)にしたがってリンク(通信可能状態)を張る(ステップS22)。
親機2は、ステップS21で回線26から受けた発信者情報を発信者情報検知部13で検知すると(ステップS23)、その発信者情報を着信履歴記憶部11に記憶し(ステップS24)、記憶した発信者情報と予め電子電話帳10に登録してある名前や電話番号等の個人情報と比較する(ステップS25)。
そして、親機2はヘッドセット端末4と音声無線通信を形成(ステップS26)、ヘッドセット端末4は通話開始と判断し(ステップS27)、発信者が確定できると音源生成部12でヘッドセット端末4にアナウンスする内容にしたがって最も適した読みやアクセントに処理するテキスト解析処理を行ない、このテキスト解析処理で生成された内容を実際の音声データに変換処理しアナウンス音源を生成する(ステップS28)。
ステップS28で生成するアナウンス音源は、例えば発信相手の名前であったり電話番号であったり、また発信者がわからない場合は発信者が不明である旨を知らせる内容である。
ステップS28でアナウンス音源が生成されると、親機2はステップS27でヘッドセット端末4と通信可能状態になっているのでアナウンス音源を送信し(ステップS29)、それを受けたヘッドセット端末4の装置者は発信者が誰であるか等をアナウンス音源により確認し、操作部25のTALKボタンを押下するが(ステップS30)、このステップS30の操作をアナウンス中に行なうと、制御部5は一旦親機2とヘッドセット端末4との双方向の音声無線通信を終了する(ステップS31)。
しかし、制御部5は再度親機2からヘッドセット端末4と音声無線通信を開始する通話制御を行ない(ステップS32)、ヘッドセット端末4は通話開始と判断し(ステップS33)、通話を開始する。
なお、親機2と子機3およびヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信する無線通信規約は、IEEE802.11a、11b、11gで勧告化された規格や近距離無線規格のブルートゥース(Bluetooth)やジグビー(Zigbee)等であったり、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)方式やPHS(Personal Handyphone System)方式等である。
ここで、前記ステップにおいて、親機2が回線26から受けた発信者情報を発信者情報検知部13で検知するステップS23が発信者情報検知ステップで、この発信者情報検知ステップで検知した発信者情報を着信履歴記憶部11に記憶するステップS24が着信履歴記憶ステップで、この着信履歴記憶ステップで記憶した発信者情報と予め電子電話帳10に登録してある名前や電話番号等の個人情報と比較するステップS25と、発信者が確定できると音源生成部12でヘッドセット端末4にアナウンスする内容にしたがって最も適した読みやアクセントに処理するテキスト解析処理を行ない、このテキスト解析処理で生成された内容を実際の音声データに変換処理しアナウンス音源を生成するステップS28とが音源生成ステップで、この音源生成ステップでアナウンス音源が生成され、親機2からヘッドセット端末4に音声通信を開始しアナウンス音源を送信するステップS29が無線通信ステップで、ヘッドセット端末4の装置者が発信者が誰であるか等をアナウンス音源により確認し、操作部25のTALKボタンを押下するステップS30と、このステップS30の操作をアナウンス中に行なうと、制御部5は一旦親機2とヘッドセット端末4との双方向の音声無線通信を終了するステップS31と、再度親機2からヘッドセット端末4と音声無線通信を開始する通話制御を行なうステップS32とが制御ステップである。
以上のように本実施例1によれば、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末4に回線からの発信者情報を取得可能とする親機2と子機3からなる電話装置1において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部13と、この発信者情報検知部13で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部11と、この着信履歴記憶部11で記憶した発信者情報を電子電話帳10に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成部12と、アナウンス中にヘッドセット端末4から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する制御部と、子機3およびヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部6とを親機2に有することにより、音源生成部12を使用して生成された発信者の名前や電話番号等の発信者情報のアナウンス音源をヘッドセット端末4の装着者に提供し、発信相手を確認した上で通話開始ができる。
なお、図3の本発明の実施例1の電話装置の子機に機能追加したブロック図に示すように、子機3に回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部29と、この発信者情報検知部29で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部27と、この着信履歴記憶部27で記憶した発信者情報を電子電話帳20に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成部28と、ヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部17とを備えた構成でも良く、また図4の本発明の実施例1の携帯電話端末を利用した電話装置のブロック図に示すように、高機能音源を生成できる音源生成部32と、電話装置1の親機2や子機3やヘッドセット端末4と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部と、携帯ネットワークから送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部35と、この発信者情報検知部35で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部34と、携帯電話端末30の全体制御を行なう制御部31とを備えた携帯電話端末30を利用する構成でも良く、また電話装置1に複数の子機3または携帯電話端末30が登録された構成でもよい。
また上述の通り、電話装置としてハードウェア的に実現できることは勿論のこと、「ステップ」として把握し電話装置の制御方法としてソフトウェア的に実現することもできることは明らかである。
(実施例2)
以下、本発明の実施例2における電話装置およびその制御方法について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施例2における電話装置およびその制御方法について、図面を参照しながら説明する。
実施例2の電話装置1は、図1の本発明の実施例1における電話装置のブロック図の構成と同様であり、その説明は省略する。
以上のように構成された電話装置の動作について説明する。
本発明の実施例2の電話装置の動作、すなわち電話装置制御方法は基本的に図2の本発明の実施例1の電話装置の動作を示すフローチャートで示され、異なる点は図5の本発明の実施例2の電話装置の動作を示すフローチャートのステップS34で親機2は発信者情報から音源生成部12でメロディー音源も生成可能なところである。
ステップS34で親機2が発信者情報から音源生成部12で生成するメロディー音源は、着信履歴記憶部11で記憶した発信者情報を電子電話帳10に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等を示すメロディー音源で、FM音源やPCM音源やMIDI音源等の少なくともいずれかの音源生成が可能である。
なお、このメロディー音源は子機3または携帯電話端末30において生成される構成でも良く、また電話装置1に複数の子機3または携帯電話端末30が登録された構成でもよい。
以上のように本実施例2によれば、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末4に回線からの発信者情報を取得可能とする親機2と子機3または携帯電話端末30からなる電話装置1において、音源生成部12はメロディー音源も生成可能な構成を備えたことにより、着信音や保留音のメロディー音源が生成でき、ヘッドセット端末4の装着者に着信音や保留音のメロディーを提供し、発信相手を確認した上で通話開始できる。
また上述の通り、電話装置としてハードウェア的に実現できることは勿論のこと、「ステップ」として把握し電話装置の制御方法としてソフトウェア的に実現することもできることは明らかである。
以上のように本発明の電話装置およびその制御方法は、回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末からなる電話装置において、ヘッドセットの装着者が発信相手を確認した上で通話開始できるという効果を有し、様々なヘッドセット端末と連携する電話装置の利用方法として有用である。
1 電話装置
2 親機
3 子機
4 ヘッドセット端末
5,21,31 制御部
6,17,24,33 無線通信部
7 受話器
8 親機操作部
9 親機表示部
10,20 電子電話帳
11,27,34 着信履歴記憶部
12,28,32 音源生成部
13,29,35 発信者情報検知部
14 スピーカーホン通話部
15 通話回路部
16 スピーカー/マイク
18 子機操作部
19 子機表示部
22 通話部
23 スピーカー
25 操作部
26 回線
30 携帯電話端末
2 親機
3 子機
4 ヘッドセット端末
5,21,31 制御部
6,17,24,33 無線通信部
7 受話器
8 親機操作部
9 親機表示部
10,20 電子電話帳
11,27,34 着信履歴記憶部
12,28,32 音源生成部
13,29,35 発信者情報検知部
14 スピーカーホン通話部
15 通話回路部
16 スピーカー/マイク
18 子機操作部
19 子機表示部
22 通話部
23 スピーカー
25 操作部
26 回線
30 携帯電話端末
Claims (5)
- 回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかを備えた電話装置において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知部と、この発信者情報検知部で取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶部と、この着信履歴記憶部で記憶した発信者情報を電子電話帳に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成部と、アナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する制御部と、子機または携帯電話端末およびヘッドセット端末と双方向に音声無線通信を行なう無線通信部とを親機、子機または携帯電話端末の少なくともいずれかに備えた電話装置。
- 前記音源生成部はメロディー音源も生成可能であり、着信音や保留音として利用可能とした請求項1に記載の電話装置。
- 前記子機または携帯電話端末を複数備えた請求項1または2に記載の電話装置。
- 回線を通じて音声信号の送受信を行なうと共に、ヘッドセット端末に回線からの発信者情報を取得可能とする親機と子機または携帯電話端末の少なくともいずれかを備えた電話装置において、回線から送られてくる発信者情報を検知する発信者情報検知ステップと、この発信者情報検知ステップで取得した発信者情報を記憶する着信履歴記憶ステップと、この着信履歴記憶ステップで記憶した発信者情報を電子電話帳に登録してある情報と比較し発信者の名前や電話番号等のアナウンス音源を生成する音源生成ステップと、アナウンス中にヘッドセット端末から通話終了の要求があると一旦双方向の音声無線通信を終了させ、再度親機側から音声無線通信を開始する制御ステップと、子機または携帯電話端末およびヘッドセット端末と双方向に音声無線通信を行なう無線通信ステップとを親機、子機または携帯電話端末の少なくともいずれかに行なわせる電話装置制御方法。
- 前記音源生成ステップはメロディー音源も生成可能であり、着信音や保留音として利用可能とする請求項4に記載の電話装置制御方法。
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2004
- 2004-12-21 JP JP2004368798A patent/JP2006180008A/ja active Pending
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