JPH10327464A - 携帯電話の着信規制制御方法 - Google Patents

携帯電話の着信規制制御方法

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JPH10327464A
JPH10327464A JP9132032A JP13203297A JPH10327464A JP H10327464 A JPH10327464 A JP H10327464A JP 9132032 A JP9132032 A JP 9132032A JP 13203297 A JP13203297 A JP 13203297A JP H10327464 A JPH10327464 A JP H10327464A
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JP
Japan
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incoming call
mobile phone
call
portable telephone
telephone set
Prior art date
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Pending
Application number
JP9132032A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sakai
健一 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
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Publication of JPH10327464A publication Critical patent/JPH10327464A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に着信規制を行うことが出来る携帯電
話の着信制御方法の提供にある。 【解決手段】 走行中の車両内における携帯電話19の
受信レベルは、停止中の受信レベルとは異なり、基地局
26からの電波を受けても受信電界が短区間で激しく変
動し、受信レベルにフェージングが発生することに着目
して、携帯電話の受信レベル情報よりフェージングピッ
チを検出して、携帯電話が走行状態あるいは停止状態に
あるか否かを認識し、その結果をもとに携帯電話への着
信の規制制御を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を自動車
等の車両内で使用する場合に、電波の伝搬特性を用い
て、走行中の着信の規制制御を行うようにした携帯電話
の着信規制制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、急速に携帯電話が利用されるよう
になってきているが、自動車運転中の使用による交通事
故が増加しており、そのうち運転中の着信による事故が
4割を占めるといわれている。また、電車内での着信も
他の乗客に迷惑をおよぼし、トラブルを起こす要因とも
なっている。
【0003】従来、このような着信の規制を制御する方
法として、特開昭56−42442号公報に開示された
着信規制方式がある。この着信規制方式は、自動車電話
装置において、運転中で手が放せないときに着信がある
と、これに気を取られて危険なので、これを防止するこ
とを目的としたものである。
【0004】その構成を図3に示す。自動車電話加入者
は、着信規制サービスを受けるためには、自動車電話端
末18の着信規制登録スイッチ5を押す。一方、着信規
制サービスを解除するには、着信規制解除スイッチ6を
押す。着信規制登録スイッチ5が押された場合、移動端
末内に設けられた制御回路4は、着信規制登録/解除表
示部3の表示を登録表示にするとともに、無線送受信機
2の送信機を動作させて、着信規制登録/解除信号を無
線基地局17へ送信する。
【0005】着信規制登録/解除信号を受けた無線基地
局17は、この信号を自動車電話交換局9の制御装置1
1に自動車電話制御回線16を通し送出する。制御装置
11は、着信規制登録/解除信号を受けたとき、着信規
制登録/解除表示部3が登録表示か解除表示かを判定す
る。
【0006】自動車電話交換局9の記憶装置12は、移
動加入者番号ごとに記憶場所を持っており、この記憶場
所には、予めその移動加入者の暗証番号が記憶されてい
るとともに、着信規制中の登録記憶場所を備えている。
そして、着信規制登録/解除信号が登録表示か解除表示
かの判定を行った制御装置11は、この信号に含まれる
移動加入者番号に対応する記憶装置12の記憶場所に、
登録中か解除中かを記憶させる。
【0007】一般電話7から自動車電話識別番号と移動
加入者番号とがダイアルされると、その呼は一般電話網
8を経由して自動車電話交換局9まで接続される。制御
装置11では、一般電話網8を経由して送られてきた移
動加入者番号に対応した記憶装置12の記憶を参照して
着信規制登録がされているか否かを調べる。その結果、
着信規制登録が行われていない場合には、従来の接続処
理を行い移動加入者を呼び出す。
【0008】着信規制登録が行われている場合には、一
般電話7をスイッチ回路網10を介してトーキアナウン
ス発生回路13へ接続し、移動加入者が電話に応答する
ことが困難であること及びもし急用のときには暗証番号
をを送るように案内する。その後、スイッチ回路網10
を切り替えて一般電話7を暗証番号受信機14へ接続
し、暗証番号を受信できるようにする。一般電話7か
ら、暗証番号が送られてきたら、その暗証番号が記憶装
置12内の移動加入者対応の記憶場所に記憶されている
暗証番号と一致するか否かを、制御装置11が判定す
る。一致した場合には、従来の接続動作を行い移動加入
者を呼び出す。もし、一般電話7から一定時間内に暗証
番号が起こられてこなかったり、あるいは送られてきた
暗証番号が移動加入者の暗証番号と一致しなかった場合
には、移動加入者への接続を行わないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方式の場合、着信規制サービスを受けるためには、自
動車電話加入者が自動車電話端末の着信規制登録スイッ
チを押す操作が必要であり、また着信規制サービスを解
除するためには、着信規制解除スイッチを押さなければ
ならず、煩雑であるとともに、操作忘れを生じ、着信漏
れが発生する可能性がある。
【0010】本発明の課題は、自動的に着信規制を行う
ことが出来る携帯電話の着信制御方法の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明は、次のような手段を採用した。本発明の着
信規制制御方法は、携帯電話(19)の受信レベル情報
よりフェージングピッチを検出して、携帯電話が停止あ
るいは走行状態にあるか否かを認識し、その結果をもと
に携帯電話への着信の規制制御を行うようにしたことを
特徴としている。
【0012】走行中の車両内における携帯電話の受信レ
ベルは、停止中の受信レベルとは異なり、基地局からの
電波を受けても受信電界が短区間で激しく変動し、受信
レベルにフェージングが発生する。そこで、このフェー
ジングピッチを検出して、、発信者が走行中の車両内に
おける携帯電話を呼び出そうとしても、着信できないよ
うにすることができる。
【0013】本発明において、携帯電話が走行状態にあ
るときに着信した場合、携帯電話から基地局(26)に
着信規制中であることを送信し、基地局から移動中継交
換機を介して発信者にその旨のアナウンスし、呼出継続
か中止かを選択させるようにすることが好ましい。
【0014】上記のように構成すれば、発信者は呼び出
そうとしている携帯電話が現在走行中の車両等の中に有
ることがわかる。さらに、危険防止のため、呼び出しを
中止するかあるいは緊急の用件なので呼び出しを継続す
るかの判断をすることができる。
【0015】また、呼出継続を選択した場合は、携帯電
話の呼出音が鳴らされ、呼出中止を選択した場合には、
発信者からの必要とするメッセージが携帯電話に入力さ
れるようにするこも好ましい態様である。
【0016】上記のように構成すれば、発信者が緊急用
件と判断して呼び出しを継続した場合には、呼出音が鳴
らされ、受信することができる。一方、中止した場合に
は、発信者からのメッセージが携帯電話に記録されるの
で、携帯電話加入者は車両停止中等の安全な時期に発信
者へ電話することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明に係る携帯電話の着信規制
制御方法を実行するため携帯電話19と移動通信制御系
31とを示す実施形態例である。デジタル携帯電話19
は、移動中モードボタン20、復調器21、受信レベル
情報からフェージングピッチを検出する検出回路23、
その検出結果を識別し識別した受信レベル情報より状態
信号を送出する制御装置24、タイマー回路25及び変
調器22を備えている。
【0019】デジタル携帯電話19は、着信時に電波の
受信レベル情報により状態(停止状態又は走行状態)の
区別をする。移動中モードボタン20がONされている
場合(通常、ONにした状態で使用するが、ハンズフリ
ーマイクセット等の安全運転のために使用する付属機器
が装着されている場合は、着信規制の必要がないのでO
FFにする。)で走行中に着信があったとき、制御装置
24は基地局26に対し着信規制中である状態信号を送
信する。この信号は、基地局26から移動通信制御装置
27を経由して移動中継交換機28に送られる。移動中
継交換機28は、着信規制中であることを発信者30へ
告知し、呼出継続若しくは呼出中止の何れかを選択する
ようにアナウンスする。発信者30が、呼出継続を選択
すれば、デジタル携帯電話19の呼出音が鳴らされる。
呼出中止を選択すれば、発信者30は伝達したい電話番
号とのメッセージを入力して電話を切る。
【0020】移動中継交換機28からは、デジタル携帯
電話19に対して、発信者30からのメッセージを伝送
する。デジタル携帯電話19の表示面には、そのメッセ
ージが表示される。その後、デジタル携帯電話19が、
車両の渋滞や停止等で、停止状態に近似した状態がある
一定時間以上続いたことを、内蔵のタイマー回路25で
感知したしたときに、呼出音を鳴らし走行中に着信があ
ったことを知らせる。
【0021】この着信規制制御方法について、図2を参
照して、さらに説明する。デジタル携帯電話19の着信
時、基地局26からの電波は復調器21を介して検出回
路23へ送られる。検出回路23は、基地局26からの
電波の受信レベル情報を認識し、移動中モードボタン2
0が設定に押されていたとき、着信があった場合、デジ
タル携帯電話19より基地局26へ、デジタル携帯電話
19の状態信号(走行中か停止中)を送信する。デジタ
ル携帯電話19の状態が停止中で有れば、変調器22を
介して基地局26へ、着信許可信号32を送信し、走行
中で有れば、着信拒否信号33を送信する。
【0022】着信許可信号32又は着信拒否信号33
は、移動通信制御装置27を介し移動中継交換機28へ
送られる。着信許可信号32の場合には、発信者30に
対し、デジタル携帯電話19が自動車等で走行中である
ことを、公衆回線網29を通してアナウンス35によっ
て通知する。アナウンス35を受けた発信者30は呼出
選択36の動作を行い、呼出継続信号37又は呼出中止
信号38は、公衆回線網29を介して移動中継交換機2
8へ送られる。
【0023】呼出継続信号37の場合は、呼出処理39
が行われ、デジタル携帯電話19の着信音が鳴る。呼出
中止信号38の場合は、発信者30が入力した電話番号
等のメッセージ40をデジタル携帯電話19の表示面に
表示41する。その後、デジタル携帯電話19の検出回
路23が、基地局26から発信されている電波の受信レ
ベル情報を検出し続け42、走行状態か停止状態かを検
出し、停止状態である信号が有る一定時間継続している
ことをタイマー回路25が感知したときデジタル携帯電
話19の呼出音を鳴らし走行中に着信があったことを通
知43する。
【0024】なお、上記実施形態例では、自動車の走行
状態の判定に、受信レベル情報からの電波のフェージン
グレベルのピッチを検出して行ったが、振動センサーや
自動車走行時に発生するイグニッションノイズを検出す
るセンサーを併用すれば、さらに判定制度の向上が図れ
る。また、携帯電話が留守番機能を有する場合、走行中
に着信を拒否されたとき、留守番電話サービスセンター
に接続して、発信者のメッセージを保存するようにして
もよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯電話の着信規制を、電波の伝搬特性利用して行うの
で、自動車等内で用いる場合、自動的に着信規制制御が
行われる。このため、着信規制の登録解除操作を行う煩
雑さを軽減させることができるとともに、操作忘れとい
う事態が発生しないので着信漏れをなくすことができ
る。また、着信規制が行われても、後に発信者の情報を
得ることができるので、情報の伝達を確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話の着信規制制御方法を実
行するための携帯電話と交換局とを示す実施形態例の図
である。
【図2】図1に示す実施形態例の動作ブロック図であ
る。
【図3】従来の着信制御方式を示す図である。
【符号の説明】
19 デジタル携帯電話 20 移動中モードボタン 21 復調器 22 変調器 23 検出回路 24 制御装置 25 タイマー回路 26 基地局 27 移動通信制御装置 28 移動中継交換機 29 公衆回線 30 発信者 31 移動通信制御系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話の受信レベル情報よりフェージ
    ングピッチを検出して、携帯電話が停止あるいは走行状
    態にあるか否かを認識し、その結果をもとに携帯電話へ
    の着信の規制制御を行うようにしたことを特徴とする携
    帯電話の着信規制制御方法。
  2. 【請求項2】 携帯電話が走行状態にあるときに着信し
    た場合、携帯電話から基地局に着信規制中であることを
    送信し、基地局から移動中継交換機を介して発信者にそ
    の旨をアナウンスし、呼出継続か中止かを選択させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話の
    着信規制制御方法。
  3. 【請求項3】 呼出継続を選択した場合は、携帯電話の
    呼出音が鳴らされ、呼出中止を選択した場合には、発信
    者からの必要とするメッセージが携帯電話に入力される
    ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の携帯電
    話。
JP9132032A 1997-05-22 1997-05-22 携帯電話の着信規制制御方法 Pending JPH10327464A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001033248A1 (fr) * 1999-11-02 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de communication mobile
WO2008027076A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Method for safe operation of mobile phone in a vehicle

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