JPH114479A - 接続要求自動抑制システム及び接続要求自動抑制方法並びに接続要求自動抑制制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

接続要求自動抑制システム及び接続要求自動抑制方法並びに接続要求自動抑制制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH114479A
JPH114479A JP9155175A JP15517597A JPH114479A JP H114479 A JPH114479 A JP H114479A JP 9155175 A JP9155175 A JP 9155175A JP 15517597 A JP15517597 A JP 15517597A JP H114479 A JPH114479 A JP H114479A
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JP
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transmission
speed
connection request
reception
vehicle
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JP9155175A
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Inventor
Fumihisa Shimono
文久 下野
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の運転による高速移動中でも、ドライ
バが運転に集中できる環境を整えられる接続要求自動抑
制システムを提供する。 【解決手段】 検出回路4の手動式のスイッチがオン状
態になると、あるいは自動認識起動スイッチ2が携帯端
末1に接続されてオン状態になると、携帯端末1は送受
信制御部3から予め設定された所定間隔で制御される。
送受信制御部3はほぼ数ms間隔で検出回路4に対して
速度を監視するための監視信号を送出する。検出回路4
は監視信号の認識後、速度メータに対して監視信号を送
出し、速度メータからの速度情報の検出を一定間隔で行
う。送受信制御部3にはその速度情報と速度判断基準値
とを比較して高速移動中か否かを判断する。送受信制御
部3は高速移動であると判断すると、直ちに携帯端末1
における送受信を禁止するとともに、ダイヤル19にキ
ーロックをかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接続要求自動抑制シ
ステム及び接続要求自動抑制方法並びに接続要求自動抑
制制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特に携帯
型移動通信端末[セルラ方式やPHS(Persona
l Handy−Phone System)等の移動
通信端末]の発信及び受信に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯型移動通信端末(以
下、携帯端末とする)においては、基地局及び交換局を
通して呼の送信及び受信が行われており、各基地局のサ
ービスエリア内であれば、自動車によって高速に移動し
ている途中でも携帯端末の使用には制限がなく、呼の送
信及び受信が可能となっている。
【0003】しかしながら、自動車を運転中に携帯端末
を使用すると、ドライバが運転に集中できずに事故を引
き起こす可能性がある。そこで、自動車の運転中でも安
全に通話できるようにするために、携帯端末をサンバイ
ザに掛着して通話可能とした技術がある。この場合、携
帯端末をサンバイザから外すと、自動車の外で通話がで
きるようになっている。この技術については、特開平8
−40070号公報に開示されている。
【0004】また、携帯端末を自動車電話として兼用
し、しかもハンドルから手を放すことなく、自動車の運
転中でも安全に通話できるようにするために、携帯端末
を専用のアダプタに装着して通話可能とする技術もあ
る。この技術については、実開平4−86348号公報
に開示されている。
【0005】この公報記載の技術では、無線機及び電話
機本体を内蔵した携帯端末と、その基部を収納して車内
に固定するアダプタとを備えている。携帯端末の基部及
びアダプタ内の底面のうちの一方に電極を、他方にその
電極と電気的に接続される接触子を夫々設け、これら電
極及び接触子を介して自動車内に設置したマイクロフォ
ンとスピーカとバッテリとを電話機内のマイクロフォン
とスピーカと電源ラインとに夫々接続するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯端
末では、基地局のサービスエリア内であれば、自動車を
運転して高速に移動する途中でも制限なく発信及び受信
が可能となっているので、運転中の通話によってドライ
バが運転に集中することができず、事故を引き起こす可
能性がある。
【0007】また、上記の公報記載の技術では、運転中
の通話を可能としているので、その通話によってドライ
バの運転操作への集中をとぎれさせてしまうため、事故
を引き起こす可能性がある。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、自動車の運転による高速移動中でも、ドライバが
運転に集中できる環境を整えることができる接続要求自
動抑制システム及び接続要求自動抑制方法並びに接続要
求自動抑制制御プログラムを記録した記録媒体を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による接続要求自
動抑制システムは、無線通信で呼の送受信を行う送受信
機能を含む携帯型移動通信端末の接続要求自動抑制シス
テムであって、自動車に搭載される速度メータに接続さ
れかつ前記速度メータの出力信号を基に前記自動車の速
度を検出する検出手段と、前記携帯型移動通信端末に設
けられかつ前記検出手段の検出結果に基づいて前記送受
信機能による送受信の禁止及びその解除を行う送受信制
限手段とを備えている。
【0010】本発明による接続要求自動抑制方法は、無
線通信で呼の送受信を行う送受信機能を含む携帯型移動
通信端末の接続要求自動抑制方法であって、自動車に搭
載される速度メータの出力信号を基に前記自動車の速度
を検出するステップと、検出された前記自動車の速度に
基づいて前記送受信機能による送受信の禁止及びその解
除を行うステップとを備えている。
【0011】本発明による接続要求自動抑制制御プログ
ラムを記録した記録媒体は、無線通信で呼の送受信を行
う送受信機能を含む携帯型移動通信端末の接続要求自動
抑制制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記
接続要求自動抑制制御プログラムは前記送受信機能の送
受信動作を制御する制御手段に、自動車に搭載される速
度メータの出力信号を基に前記自動車の速度を検出さ
せ、その検出結果に基づいて前記移動通信端末の送受信
機能による送受信の禁止及びその解除を行わせるように
している。
【0012】すなわち、本発明の接続要求自動抑制方式
では、携帯端末(セルラ方式やPHS等)を携帯する使
用者が高速移動中(例えば、時速80km以上)である
と判断された場合、携帯端末が自動的に発信及び受信を
制限する機能を備えている。
【0013】自動車に搭載された速度メータに、別途設
ける送受信制御部及び検出回路を接続し、この検出回路
から速度メータに対して一定のタイマで監視信号を送出
する。検出回路はこの監視信号によって速度メータで計
測されている速度を検出し、送受信制御部に通知する。
【0014】通知を受けた送受信制御部は事前に定めた
判断基準値によって処理判断を行い、高速移動中と判断
された場合、その間の発信及び受信を禁止する。高速移
動中ではないと判断された場合、その発信及び受信の禁
止を解除するので、通常通りの運用が可能となる。尚、
送受信を禁止している間に伝言が交換局に残された場合
のみ、携帯端末は音声または光等の手段で使用者に通知
を行う。
【0015】これによって、事故を引起こす原因となる
高速移動時の通話が禁止されるので、自動車の運転によ
る高速移動中でも、ドライバが運転に集中できる環境を
整えることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る携帯型移動通信端末(以下、携帯端末とする)の構成
を示すブロック図である。図において、携帯端末1はア
ンテナ10と、共用器11と、受信部12と、周波数シ
ンセサイザ13と、送信部14と、復調部15と、制御
部16と、変調部17と、スピーカ18と、ダイヤル1
9と、マイクロフォン20と、通知方法切替スイッチ
(SW)21と、液晶表示部(LED)22とを備えて
いる。
【0017】また、携帯端末1には接続要求自動抑制回
路起動(自動認識起動)スイッチ(以下、自動認識起動
スイッチとする)2と、送受信制御部3と、検出回路4
とが接続可能となっている。これら自動認識起動スイッ
チ2、送受信制御部3、検出回路4各々は既存の携帯端
末1を活用できるように工夫された外付け回路で用意さ
れており、送受信制御部3及び検出回路4は図示せぬ車
載速度メータに接続される。
【0018】尚、検出回路4には速度メータがアナログ
信号の場合も対応できるように、A/D(アナログ/デ
ィジタル)変換機能を持つ回路が具備されている。ま
た、上記の接続は電気的に接続されるものとする。
【0019】図2は本発明の一実施例による高速移動検
出処理の概要を示す図であり、図3は図1に示す自動認
識起動スイッチ2の携帯端末1への接続例を示す図であ
る。図において、検出回路4が持つ手動式のスイッチ
(図示せず)をオン状態にすると、あるいは自動認識起
動スイッチ2を携帯端末1に接続してオン状態にする
と、送受信制御部3及び検出回路4の構成によって実現
される接続要求自動抑制機能がイネーブルとなる。
【0020】検出回路4の手動式のスイッチをオン状態
にすることによって、自動認識起動スイッチ2を携帯端
末1に接続してオン状態にするよりも融通性をもたせる
ことができる。
【0021】尚、この自動認識起動スイッチ2を使用し
た場合には携帯端末1に接続すると、つまり自動認識起
動スイッチ2のコネクタ2aを携帯端末1のコネクタ1
aに接続すると、内部プルアップ抵抗1b及びドライバ
1cによって制御部16が自動的に自動認識起動スイッ
チ2の接続を認識し、接続要求自動抑制機能がイネーブ
ルとなる。この自動認識起動スイッチ2は携帯端末1を
車載する場合に便利な機能である。
【0022】携帯端末1は検出回路4が上記の設定によ
ってオン状態になっている場合に、送受信制御部3から
予め設定された所定間隔で制御される。この所定間隔の
設定は携帯電話交換局(図示せず)から別の携帯電話交
換局(図示せず)へのサービスエリアの移動、つまりハ
ンドオーバ(端末があるゾーンから別のゾーンに移動す
ることを示す。またゾーン変更があると、位置登録情報
が更新される。)の間隔に依存するため、移動体通信事
業者毎に任意に設定できるものとする。
【0023】送受信制御部3はほぼ数ms間隔で、検出
回路4に対して速度を監視するための監視信号を送出す
る動作を繰返す。送受信制御部3からの監視信号は検出
回路4によって認識される。検出回路4は監視信号の認
識後、すぐさま速度メータ5に対して同様の監視信号を
送出する。
【0024】そこで、検出回路4は速度メータ5からの
速度情報(デジタル信号またはアナログ信号)aの検出
を一定間隔で行う。検出された速度情報aは送受信制御
部3にすぐさま通知される。送受信制御部3には予め設
定された速度判断基準値(例えば、80Km)が設定さ
れており、速度情報aを速度判断基準値と比較すること
で高速移動中か否かが判断される。
【0025】その判断結果が高速移動である(V≧80
Km)ことを示す場合、送受信制御部3は直ちに携帯端
末1からの送受信の禁止処理を行う。同時に、携帯端末
1のダイヤル19にキーロックがかかる。また、その判
断結果が高速移動ではない(V<80Km)ことを示す
場合、送受信制御部3は再度数秒間の監視を行う。
【0026】再度の監視でも、高速移動ではないと判断
された場合、携帯端末1の送受信禁止が解除される。同
時に、携帯端末1のキーロックも解除される。尚、送受
信制御部3によって送受信禁止がかかった場合でも、上
記と同様の間隔で監視が続けられる。
【0027】これに対して、検出回路4がオフ状態にな
っている場合、送受信制御部3は携帯端末1の送受信機
能を通常通り、イネーブルとする。尚、送受信制御部3
及び検出回路4の処理動作はプログラムによって実現可
能であり、そのプログラムは図示せぬ制御メモリに格納
されている。また、制御メモリにはROM(リードオン
リメモリ)やフロッピディスク等が使用可能である。
【0028】図4(a)は図1の携帯端末1が送受信禁
止中に伝言通知を受取った旨を音声にて通知する状態を
示す図であり、図4(b)は図1の携帯端末1が送受信
禁止中に伝言通知を受取った旨を光にて通知する状態を
示す図である。
【0029】これらの図において、携帯端末1は既存の
サービス網(インフラ)によって提供される伝言サービ
スにおいて伝言があると判断された場合、伝言通知を受
取ると、送受信制御部3からの制限を受けることなく、
スピーカ18を使用した音声による通知[図4(a)参
照]、または液晶表示部22を使用した光による通知
[図4(b)参照]を使用者に対して行う。このスピー
カ18を使用した音声通知または液晶表示部22を使用
した光通知は事前に通知方法切替スイッチ21によって
設定が行われているものとする。
【0030】図5は図1の携帯端末1が使用可能な移動
通信システムの構成を示すブロック図である。図におい
て、この移動通信システムは携帯電話交換局(以下、基
地局とする)31〜33と、ホームメモリ34と、固定
網交換機35,36と、一般加入者電話37と、携帯電
話38と、共通線信号網100とから構成されている。
尚、携帯電話交換局31〜33には夫々ゾーン(携帯電
話基地局のサービス範囲を示す)が割当てられている。
【0031】一般加入者電話37または携帯電話38か
らの発呼は共通線信号網100及び固定網交換機35,
36を介して位置登録信号を基に該当するエリアの基地
局31〜33に送信を行う。該当する基地局31〜33
は接続要求の発呼101〜103を行う。接続要求を受
けた携帯端末1は送受信制御部3によって送受信ロック
の状態ではない場合(V<80Km)に限り、通常通り
接続を行う。
【0032】基地局31〜33は一定のタイマで携帯端
末1を監視しており、基地局31〜33のサービスエリ
ア内であれば携帯端末1がいるゾーンの情報をホームメ
モリ34に記憶し、基地局31〜33は携帯端末1が他
のゾーンに移動するとその情報を更新する。基地局31
〜33から携帯端末1への接続要求はその情報を基に行
われる。
【0033】送受信制御部3によって送受信ロックがか
かっている場合、携帯端末1は接続要求のあった基地局
31〜33に対して接続が不可である旨を知らせる信号
を送出する。この信号を受取ったサービス網は既存のサ
ービスによって接続不可である旨を、接続要求を行った
一般加入者電話37または携帯電話38に通知する。
【0034】一般加入者電話37または携帯電話38に
よってサービス網に対して伝言が残された場合、サービ
ス網は直ちに基地局31〜33を介して一般加入者電話
37または携帯電話38に通知を行う。
【0035】伝言通知を受取った携帯端末1は送受信制
御部3からの制限を受けることなく、スピーカ18を使
用した音声による通知または液晶表示部22を使用した
光による通知を行う。
【0036】図6は本発明の一実施例による高速移動検
出処理を示すフローチャートである。これら図1〜図6
を用いて本発明の一実施例による高速移動検出処理につ
いて説明する。
【0037】携帯端末1は検出回路4が上記の設定によ
ってオン状態になっている場合、送受信制御部300か
らあるタイマの間隔で制御される(図6ステップS
2)。このタイマの設定は、例えば基地局31から別の
基地局32へのサービスエリア移動、つまりハンドオー
バの間隔に依存するため、移動体通信事業者毎に任意に
設定できるものとする。
【0038】送受信制御部3はほぼ数ms間隔で検出回
路4に対して速度を監視するための監視信号を送出する
動作を繰返す(図6ステップS2,S3)。送受信制御
部3からの監視信号は検出回路4によって認識され、認
識後すぐさま検出回路4から速度メータ5に対して同様
の監視信号が送出される。
【0039】そこで、検出回路4は速度メータ5からの
速度情報(デジタル信号またはアナログ信号)aを一定
間隔で検出する。検出回路4で検出された速度情報aは
送受信制御部3にすぐさま通知される。送受信制御部3
には予め設定された速度判断基準値(例えば、80K
m)が設定されており、高速移動か否かの判断が行われ
る(図6ステップS5,S10)。
【0040】ステップS5の判断で高速移動である(V
≧80Km)と判断されると、送受信制御部3は直ちに
携帯端末1における送受信を禁止する処理を行う(図6
ステップS6)。同時に、携帯端末1のダイヤル19に
キーロックがかかる。
【0041】ステップS5の判断で高速移動ではない
(V<80Km)と判断されると、送受信制御部3は別
のタイマによって再度、数秒間の監視を行う(図6ステ
ップS9)。
【0042】2回にわたる監視後、ステップS10の判
断で高速移動ではないと判断されると、携帯端末1にお
ける送受信の禁止が解除される(図6ステップS1
1)。同時に、携帯端末1のキーロックも解除される。
尚、送受信制御部3によって送信禁止がかかった場合で
も、上記と同様のタイマ間隔で監視が続けられる(図6
ステップS2,S9)。
【0043】検出回路4がオフ状態となっている場合、
送受信制御部3は携帯端末1における送受信を通常通
り、イネーブルとする。
【0044】また、既存のサービス網(インフラ)によ
って提供されている伝言サービスで、伝言があると判断
された場合(図6ステップS7)、携帯端末1は送受信
制御部3からの制限を受けることなく、スピーカ18を
使用した音声による通知、あるいは液晶表示部22を使
用した光による通知を行う(図6ステップS8)。スピ
ーカ18を使用した音声通知または液晶表示部22を使
用した光通知は、事前に通知方法切替スイッチ21によ
って設定される。
【0045】既存サービスによる伝言がないと判断され
た場合(図6ステップS7)、送受信制御部3はクリア
される(図6ステップS1)。尚、高速道路での運用は
全体的にほぼ時速80Km以上で移動すると考えられる
ため、高速道路専用スイッチ42を予めオン状態にする
ことによって、常に接続要求自動抑制機能が動作してい
る状態になっている。
【0046】これによって、監視時に必要となる消費電
力を大幅に低減することが可能となる。尚、この時も携
帯端末1のダイヤル19にはキーロックがかかってい
る。この高速道路専用スイッチ42は必要があれば高速
道路を出た後、手動にてオフ状態に設定し、通常の検出
フロー動作を行うように設定し直す。尚、上記の速度判
断基準値を0kmよりも大きい値を設定することで、自
動車による移動中は送受信を全て禁止することも可能で
ある。
【0047】このように、検出回路4で自動車に搭載さ
れる速度メータ5の出力信号を基に自動車の速度を検出
し、その検出結果に基づいて送受信制御部3が携帯端末
1における送受信の禁止及びその解除を制御することに
よって、事故を引起こす原因となる高速移動時の通話が
禁止されるので、自動車の運転による高速移動中でも、
ドライバが運転に集中できる環境を整えることができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線通信で呼の送受信を行う送受信機能を含む携帯型移動
通信端末の接続要求自動抑制システムにおいて、自動車
に搭載される速度メータの出力信号を基に自動車の速度
を検出し、その検出結果に基づいて送受信機能による送
受信の禁止及びその解除を制御することによって、自動
車の運転による高速移動中でも、ドライバが運転に集中
できる環境を整えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯型移動通信端末の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による高速移動検出処理の概
要を示す図である。
【図3】図1に示す自動認識起動スイッチの携帯端末へ
の接続例を示す図である。
【図4】(a)は図1の携帯端末が送受信禁止中に伝言
通知を受取った旨を音声にて通知する状態を示す図、
(b)は図1の携帯端末が送受信禁止中に伝言通知を受
取った旨を光にて通知する状態を示す図である。
【図5】図1の携帯端末が使用可能な移動通信システム
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例による高速移動検出処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 接続要求自動抑制回路起動スイッチ 3 送受信制御部 4 検出回路 5 車載速度メータ 16 制御部 18 スピーカ 19 ダイヤル 21 通知方法切替スイッチ 22 液晶表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信で呼の送受信を行う送受信機能
    を含む携帯型移動通信端末の接続要求自動抑制システム
    であって、自動車に搭載される速度メータに接続されか
    つ前記速度メータの出力信号を基に前記自動車の速度を
    検出する検出手段と、前記携帯型移動通信端末に設けら
    れかつ前記検出手段の検出結果に基づいて前記送受信機
    能による送受信の禁止及びその解除を行う送受信制限手
    段とを有することを特徴とする接続要求自動抑制システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記送受信制限手段は、前記検出手段で
    検出された前記自動車の速度が予め設定された所定速度
    を越えたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が
    前記所定速度を越えたと判定した時に前記送受信機能に
    よる送受信を禁止する手段とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の接続要求自動抑制システム。
  3. 【請求項3】 前記送受信制限手段によって前記送受信
    が禁止されている時に前記携帯型移動通信端末に対する
    伝言が入力されたことを通知する通知手段を含むことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の接続要求自動
    抑制システム。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、予め設定された一定間
    隔で前記自動車の速度を検出するよう構成したことを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の接続要
    求自動抑制システム。
  5. 【請求項5】 無線通信で呼の送受信を行う送受信機能
    を含む携帯型移動通信端末の接続要求自動抑制方法であ
    って、自動車に搭載される速度メータの出力信号を基に
    前記自動車の速度を検出するステップと、検出された前
    記自動車の速度に基づいて前記送受信機能による送受信
    の禁止及びその解除を行うステップとを有することを特
    徴とする接続要求自動抑制方法。
  6. 【請求項6】 前記送受信機能による送受信の禁止及び
    その解除を行うステップは、検出された前記自動車の速
    度が予め設定された所定速度を越えたか否かを判定する
    ステップと、前記所定速度を越えたと判定された時に前
    記送受信機能による送受信を禁止するステップとを含む
    ことを特徴とする請求項5記載の接続要求自動抑制シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記送受信が禁止されている時に前記携
    帯型移動通信端末に対する伝言が入力されたことを通知
    するステップを含むことを特徴とする請求項5または請
    求項6記載の接続要求自動抑制システム。
  8. 【請求項8】 前記自動車の速度を検出するステップ
    は、予め設定された一定間隔で前記自動車の速度を検出
    するようにしたことを特徴とする請求項5から請求項7
    のいずれか記載の接続要求自動抑制システム。
  9. 【請求項9】 無線通信で呼の送受信を行う送受信機能
    を含む携帯型移動通信端末の接続要求自動抑制制御プロ
    グラムを記録した記録媒体であって、前記接続要求自動
    抑制制御プログラムは前記送受信機能の送受信動作を制
    御する制御手段に、自動車に搭載される速度メータの出
    力信号を基に前記自動車の速度を検出させ、その検出結
    果に基づいて前記移動通信端末の送受信機能による送受
    信の禁止及びその解除を行わせることを特徴とする接続
    要求自動抑制制御プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記接続要求自動抑制制御プログラム
    は前記制御手段に、検出された前記自動車の速度が予め
    設定された所定速度を越えたか否かを判定させ、前記自
    動車の速度が前記所定速度を越えたと判定した時に前記
    送受信機能による送受信を禁止させることを特徴とする
    請求項9記載の接続要求自動抑制制御プログラムを記録
    した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記接続要求自動抑制制御プログラム
    は前記制御手段に、前記送受信が禁止されている時に前
    記携帯型移動通信端末に対する伝言が入力されたことを
    通知させることを特徴とする請求項9または請求項10
    記載の接続要求自動抑制制御プログラムを記録した記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 前記接続要求自動抑制制御プログラム
    は前記制御手段に、予め設定された一定間隔で前記自動
    車の速度を検出させることを特徴とする請求項9から請
    求項11のいずれか記載の接続要求自動抑制システム。
JP9155175A 1997-06-12 1997-06-12 接続要求自動抑制システム及び接続要求自動抑制方法並びに接続要求自動抑制制御プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JPH114479A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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