JP2003018654A - 高速移動中の移動局制御方法 - Google Patents
高速移動中の移動局制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】移動局が自身の移動速度を測定し、移動通信網
との間で移動速度に応じて移動端末の使用制限を行う 【解決手段】携帯電話交換局４、基地制御局３および基
地局２を含む移動通信網に接続される移動端末の移動局
１は、無線信号を送受信するアンテナ１１と、受信部１
３が接続され受信無線信号の電界を測定し移動速度を測
定し移動速度情報を出力する移動速度測定部１５と、移
動速度情報が予め設定された速度を超えた時に発着信を
制限する警報情報を出力し基地局２に送信すると同時
に、警報情報により移動局１と基地局２との発呼及び着
呼を制限する制御部１６と、制御部１６で生成された通
話データ等を送信する送信部１４とを有する。
との間で移動速度に応じて移動端末の使用制限を行う 【解決手段】携帯電話交換局４、基地制御局３および基
地局２を含む移動通信網に接続される移動端末の移動局
１は、無線信号を送受信するアンテナ１１と、受信部１
３が接続され受信無線信号の電界を測定し移動速度を測
定し移動速度情報を出力する移動速度測定部１５と、移
動速度情報が予め設定された速度を超えた時に発着信を
制限する警報情報を出力し基地局２に送信すると同時
に、警報情報により移動局１と基地局２との発呼及び着
呼を制限する制御部１６と、制御部１６で生成された通
話データ等を送信する送信部１４とを有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速移動中の移動
局制御方法に関し、特に移動局が移動速度を測定し、速
度に応じて使用制限を行う高速移動中の移動局制御方法
に関する。
局制御方法に関し、特に移動局が移動速度を測定し、速
度に応じて使用制限を行う高速移動中の移動局制御方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動通信システムにおける、高速移動中
の移動局制御方法において、移動局（携帯電話、ＰＨ
Ｓ）の普及に伴い、自動車運転中の移動局の使用による
交通事故の発生や電車、新幹線内での使用による周囲の
人への迷惑が問題となっている。しかし、従来の移動通
信システムでは基地局の送信電波を移動局は無条件で受
けることができるため、上述の問題の解決は使用者の意
識に任されている。上述の問題の解決方法として、例え
ば特開平９−５１５７６号公報には、移動通信システム
における移動局の無線ゾーン毎の区域種別に応じて移動
局の使用制限をするための移動局使用制限方法が記載さ
れている。
の移動局制御方法において、移動局（携帯電話、ＰＨ
Ｓ）の普及に伴い、自動車運転中の移動局の使用による
交通事故の発生や電車、新幹線内での使用による周囲の
人への迷惑が問題となっている。しかし、従来の移動通
信システムでは基地局の送信電波を移動局は無条件で受
けることができるため、上述の問題の解決は使用者の意
識に任されている。上述の問題の解決方法として、例え
ば特開平９−５１５７６号公報には、移動通信システム
における移動局の無線ゾーン毎の区域種別に応じて移動
局の使用制限をするための移動局使用制限方法が記載さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の高速移
動中の移動局制御方法において、その制御方法によって
自動車運転中や電車、新幹線内での移動局の使用を制限
する場所（一般道路、線路沿い）に基地局を設置すると
移動局使用のため駐車場などに停車中の車内や駅のプラ
ットホーム、周辺の歩道などに存在する基地局エリア内
の全ての移動局について使用が制限されてしまう。この
結果、移動通信システムの利便性が損なわれてしまうと
いう課題がある。
動中の移動局制御方法において、その制御方法によって
自動車運転中や電車、新幹線内での移動局の使用を制限
する場所（一般道路、線路沿い）に基地局を設置すると
移動局使用のため駐車場などに停車中の車内や駅のプラ
ットホーム、周辺の歩道などに存在する基地局エリア内
の全ての移動局について使用が制限されてしまう。この
結果、移動通信システムの利便性が損なわれてしまうと
いう課題がある。
【０００４】本発明は、移動局が自身の移動速度を測定
し、速度に応じて使用制限を行う高速移動中の移動局制
御方法を提供することにある。
し、速度に応じて使用制限を行う高速移動中の移動局制
御方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の高速移動中の移
動局制御方法は、携帯電話交換局、基地制御局および基
地局を含む移動通信網と、この移動通信網に接続される
移動端末の移動局において、高速移動する前記移動局が
予め設定された速度に達した時に、前記移動局から前記
移動通信網への発呼を制限することを特徴とする。
動局制御方法は、携帯電話交換局、基地制御局および基
地局を含む移動通信網と、この移動通信網に接続される
移動端末の移動局において、高速移動する前記移動局が
予め設定された速度に達した時に、前記移動局から前記
移動通信網への発呼を制限することを特徴とする。
【０００６】また、携帯電話交換局、基地制御局および
基地局を含む移動通信網と、この移動通信網に接続され
る移動端末の移動局において、高速移動する前記移動局
が予め設定された速度に達した時に、前記移動局では前
記移動通信網からの着呼を制限することを特徴とする。
基地局を含む移動通信網と、この移動通信網に接続され
る移動端末の移動局において、高速移動する前記移動局
が予め設定された速度に達した時に、前記移動局では前
記移動通信網からの着呼を制限することを特徴とする。
【０００７】また、前記移動局は、移動速度を測定し移
動速度情報を出力する手段と、前記移動速度情報が予め
設定された速度を超えた時、発着信を制限する警報情報
を出力する手段と、前記警報情報により前記移動局から
前記移動通信網への発呼を制限することを特徴とする。
動速度情報を出力する手段と、前記移動速度情報が予め
設定された速度を超えた時、発着信を制限する警報情報
を出力する手段と、前記警報情報により前記移動局から
前記移動通信網への発呼を制限することを特徴とする。
【０００８】また、前記移動局は、移動速度を測定し移
動速度情報を出力する手段と、前記移動速度情報が予め
設定された速度を超えた時、発信を制限する警報情報を
出力する手段と、前記警報情報により前記移動局では前
記移動通信網からの着呼を制限することを特徴とする。
動速度情報を出力する手段と、前記移動速度情報が予め
設定された速度を超えた時、発信を制限する警報情報を
出力する手段と、前記警報情報により前記移動局では前
記移動通信網からの着呼を制限することを特徴とする。
【０００９】また、前記移動局は、移動速度を測定し移
動速度情報を出力する移動速度測定部と、前記移動速度
情報が予め設定された速度を超えた時に発信を制限する
警報情報を出力する制御部と、前記警報情報により前記
移動局では前記移動通信網への発信を制限することを特
徴とする。
動速度情報を出力する移動速度測定部と、前記移動速度
情報が予め設定された速度を超えた時に発信を制限する
警報情報を出力する制御部と、前記警報情報により前記
移動局では前記移動通信網への発信を制限することを特
徴とする。
【００１０】また、前記移動局では着信時に移動通信網
へ送信されるメッセージに前記警報情報を付加し、前記
移動通信網では移動局からの警報情報を記憶保持し、移
動通信網から警報情報のメッセージが送信された移動局
に呼設定要求があった場合には、発信側端末にたいして
は高速移動中で呼出不可のメッセージを送信して呼の設
定シーケンスを終了することを特徴とする。
へ送信されるメッセージに前記警報情報を付加し、前記
移動通信網では移動局からの警報情報を記憶保持し、移
動通信網から警報情報のメッセージが送信された移動局
に呼設定要求があった場合には、発信側端末にたいして
は高速移動中で呼出不可のメッセージを送信して呼の設
定シーケンスを終了することを特徴とする。
【００１１】また、前記移動局では着信時に移動通信網
へ送信されるメッセージに前記警報情報を付加し、前記
移動通信網では移動局からの警報情報を記憶保持し、移
動通信網から警報情報のメッセージが送信された移動局
に呼設定要求があった場合には、発信側端末にたいして
は高速移動中で呼出不可のメッセージを送信して呼の設
定シーケンスを終了して前記移動との通信が行われない
ようにし、着信側の移動局に対しては発信側端末の電話
番号を通知することを特徴とする。
へ送信されるメッセージに前記警報情報を付加し、前記
移動通信網では移動局からの警報情報を記憶保持し、移
動通信網から警報情報のメッセージが送信された移動局
に呼設定要求があった場合には、発信側端末にたいして
は高速移動中で呼出不可のメッセージを送信して呼の設
定シーケンスを終了して前記移動との通信が行われない
ようにし、着信側の移動局に対しては発信側端末の電話
番号を通知することを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例の
ブロック図である。
て図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例の
ブロック図である。
【００１３】図１を参照すると、本実施例による移動通
信システムは、携帯電話交換局４、基地制御局３および
基地局２を含む移動通信網と、この移動通信網に接続さ
れる移動端末の移動局１とにおいて、高速移動する移動
局１が予め設定された速度に達した時に、移動局１と移
動通信網との発呼および着呼を制限するように構成され
る。
信システムは、携帯電話交換局４、基地制御局３および
基地局２を含む移動通信網と、この移動通信網に接続さ
れる移動端末の移動局１とにおいて、高速移動する移動
局１が予め設定された速度に達した時に、移動局１と移
動通信網との発呼および着呼を制限するように構成され
る。
【００１４】移動局１は、無線信号を送受信するアンテ
ナ１１と、受信部１３が接続され受信無線信号の電界を
測定し移動局１の移動速度を測定し移動速度情報を出力
する移動速度測定部１５と、移動速度情報が予め設定さ
れた速度を超えた時に発着信を制限する警報情報を出力
し基地局２に送信すると同時に、警報情報により移動局
１と基地局２との発呼及び着呼を制限する制御部１６
と、警報情報および制御部１６で生成された通話データ
等を送信する送信部１４とを有する。
ナ１１と、受信部１３が接続され受信無線信号の電界を
測定し移動局１の移動速度を測定し移動速度情報を出力
する移動速度測定部１５と、移動速度情報が予め設定さ
れた速度を超えた時に発着信を制限する警報情報を出力
し基地局２に送信すると同時に、警報情報により移動局
１と基地局２との発呼及び着呼を制限する制御部１６
と、警報情報および制御部１６で生成された通話データ
等を送信する送信部１４とを有する。
【００１５】次に本実施例の動作について説明する。図
２は本実施例の動作を説明するための発呼シーケンス
図、図３は本実施例の動作を説明するための着呼シーケ
ンス図である。図２において、通常の発呼シーケンス
は、無線受信状態報告、呼設定、呼設定受付、認証要
求、認証応答、無線チャネル指定、ＴＣＨ起動、呼出、
応答、応答確認および通信の交信手順で行われる。
２は本実施例の動作を説明するための発呼シーケンス
図、図３は本実施例の動作を説明するための着呼シーケ
ンス図である。図２において、通常の発呼シーケンス
は、無線受信状態報告、呼設定、呼設定受付、認証要
求、認証応答、無線チャネル指定、ＴＣＨ起動、呼出、
応答、応答確認および通信の交信手順で行われる。
【００１６】本実施例では、移動局移動局１が電源ON状
態であるとき、移動局１は基地局２からの受信電界を移
動速度測定部１５で測定し、移動局１の移動速度を算出
し、この移動速度情報が予め設定された速度を超えた時
に発着信を制限する警報情報を出力し、この移動局１か
ら基地局２（移動通信網）に発呼が行われた場合に、例
えば発呼シーケンスの無線受信状態報告に移動局１の警
報情報のメッセージを付加して基地局２に送信して着呼
を制限していることを通知する。
態であるとき、移動局１は基地局２からの受信電界を移
動速度測定部１５で測定し、移動局１の移動速度を算出
し、この移動速度情報が予め設定された速度を超えた時
に発着信を制限する警報情報を出力し、この移動局１か
ら基地局２（移動通信網）に発呼が行われた場合に、例
えば発呼シーケンスの無線受信状態報告に移動局１の警
報情報のメッセージを付加して基地局２に送信して着呼
を制限していることを通知する。
【００１７】また、図３において通常の着呼シーケンス
は、ページング、無線受信状態報告、認証要求、認証応
答、無線チャネル指定、ＴＣＨ起動、呼設定、呼出、応
答、応答確認および通信の交信手順で行われる。
は、ページング、無線受信状態報告、認証要求、認証応
答、無線チャネル指定、ＴＣＨ起動、呼設定、呼出、応
答、応答確認および通信の交信手順で行われる。
【００１８】本実施例では、基地局２から移動局１への
着呼が発生した場合に、移動局１は例えば着呼シーケン
スの着信無線状態報告に移動局１の警報情報のメッセー
ジを付加し、基地局２を通して移動通信網へ送信する。
移動通信網では、移動局１より報告された移動速度の警
報情報を保持し、警報情報のメッセージが送信された移
動局１に呼設定要求があった場合には、発信側端末にた
いしては高速移動中で呼出不可のメッセージを送信し
て、呼の設定シーケンスを終了し、移動局との通信が行
われないようにし、着信側の移動局に対しては発信側端
末の電話番号を通知する。
着呼が発生した場合に、移動局１は例えば着呼シーケン
スの着信無線状態報告に移動局１の警報情報のメッセー
ジを付加し、基地局２を通して移動通信網へ送信する。
移動通信網では、移動局１より報告された移動速度の警
報情報を保持し、警報情報のメッセージが送信された移
動局１に呼設定要求があった場合には、発信側端末にた
いしては高速移動中で呼出不可のメッセージを送信し
て、呼の設定シーケンスを終了し、移動局との通信が行
われないようにし、着信側の移動局に対しては発信側端
末の電話番号を通知する。
【００１９】次に、図４を参照して発明の他実施例につ
いて説明する。他実施例では、移動局１の制御部１６は
制限速度設定部１６２と速度比較部１６１を持つ。速度
比較部１６１は、移動速度測定部１５により測定された
移動局１の速度と制限速度設定部１６２に予め設定され
た速度を比較し、定された移動局１の移動速度が設定さ
れた移動速度以上であった場合は電源供給部１７へ電源
切断信号を送信する。電源供給部１７は電源切断信号を
受信すると移動局に供給する電源を切断する。
いて説明する。他実施例では、移動局１の制御部１６は
制限速度設定部１６２と速度比較部１６１を持つ。速度
比較部１６１は、移動速度測定部１５により測定された
移動局１の速度と制限速度設定部１６２に予め設定され
た速度を比較し、定された移動局１の移動速度が設定さ
れた移動速度以上であった場合は電源供給部１７へ電源
切断信号を送信する。電源供給部１７は電源切断信号を
受信すると移動局に供給する電源を切断する。
【００２０】次に、図５を参照して発明の他実施例の動
作を示すフローチャートについて説明する。移動局の電
源が投入される（ステップＡ１）と、移動速度測定部１
６２は移動局１の移動速度の計測を開始し（ステップＡ
２）、測定結果を制御部１６に出力する。制御部１６で
は測定された移動速度と予め設定された移動局の速度を
比較し（ステップＡ３）、測定された速度が設定された
速度以上であった場合は、移動局の電源は切断される
（ステップＡ４）。比較の結果、測定された速度が設定
された速度より小さかった場合は、移動速度の計測を再
び行う（ステップＡ２）。移動局の速度が設定された速
度より小さい間は、速度の計測、比較の動作が継続して
行われる。
作を示すフローチャートについて説明する。移動局の電
源が投入される（ステップＡ１）と、移動速度測定部１
６２は移動局１の移動速度の計測を開始し（ステップＡ
２）、測定結果を制御部１６に出力する。制御部１６で
は測定された移動速度と予め設定された移動局の速度を
比較し（ステップＡ３）、測定された速度が設定された
速度以上であった場合は、移動局の電源は切断される
（ステップＡ４）。比較の結果、測定された速度が設定
された速度より小さかった場合は、移動速度の計測を再
び行う（ステップＡ２）。移動局の速度が設定された速
度より小さい間は、速度の計測、比較の動作が継続して
行われる。
【００２１】次に、図６を参照して他実施例の動作につ
いて説明する。時刻Ｔ１で移動局の電源が投入後、時刻
Ｔ２までは移動局の移動速度が設定速度より小さいた
め、移動局の電源はＯＮである。時刻Ｔ２から時刻Ｔ５
までは、移動局の移動速度が設定速度以上のため、移動
局の電源は強制的にＯＦＦになる。再び時刻Ｔ３で使用
者により移動局の電源がＯＮとなった場合でも、移動局
の移動速度は設定速度以上のため、移動局の電源は強制
的にＯＦＦとなる（時刻Ｔ４）。時刻Ｔ５以降は、移動
局の移動速度は設定速度より小さいため、移動局の電源
をＯＮにすることが可能である。
いて説明する。時刻Ｔ１で移動局の電源が投入後、時刻
Ｔ２までは移動局の移動速度が設定速度より小さいた
め、移動局の電源はＯＮである。時刻Ｔ２から時刻Ｔ５
までは、移動局の移動速度が設定速度以上のため、移動
局の電源は強制的にＯＦＦになる。再び時刻Ｔ３で使用
者により移動局の電源がＯＮとなった場合でも、移動局
の移動速度は設定速度以上のため、移動局の電源は強制
的にＯＦＦとなる（時刻Ｔ４）。時刻Ｔ５以降は、移動
局の移動速度は設定速度より小さいため、移動局の電源
をＯＮにすることが可能である。
【００２２】なお、上述の他実施例では、所定速度以上
の速度で移動する移動局の電源を切断する構成とした
が、移動局に電源を切断することを促すメッセージをデ
ィスプレイに表示させるようにしても良いし、電源断に
限らず、送信信号を移動局で止めるなど、移動局の機能
を一部停止する使用制限でも良い。
の速度で移動する移動局の電源を切断する構成とした
が、移動局に電源を切断することを促すメッセージをデ
ィスプレイに表示させるようにしても良いし、電源断に
限らず、送信信号を移動局で止めるなど、移動局の機能
を一部停止する使用制限でも良い。
【００２３】また、電源切断を促す警報音を発生させる
機能を移動局に持たせるようにすれば、強制的に電源を
切断しなくても移動局を所持する使用者が自発的に電源
を切断することが期待できる。また、移動局の移動速度
の測定法として、通信を行っている基地局からの受信電
界を測定し、単位時間あたりの受信レベル落ち込みを測
定することにより移動局の速度を検出する方法がある。
機能を移動局に持たせるようにすれば、強制的に電源を
切断しなくても移動局を所持する使用者が自発的に電源
を切断することが期待できる。また、移動局の移動速度
の測定法として、通信を行っている基地局からの受信電
界を測定し、単位時間あたりの受信レベル落ち込みを測
定することにより移動局の速度を検出する方法がある。
【００２４】また、受信電界をパラメータとせず、伝送
遅延量から移動局の移動速度を測定する方法あるいは、
同様の機能を実現する他の方法であっても良い。
遅延量から移動局の移動速度を測定する方法あるいは、
同様の機能を実現する他の方法であっても良い。
【００２５】また、新幹線のデッキなど移動局の使用を
許可される場合は、特定の操作により、所定速度以上の
速度で移動する移動局から移動通信網へアクセスできる
ようにしてもよい。
許可される場合は、特定の操作により、所定速度以上の
速度で移動する移動局から移動通信網へアクセスできる
ようにしてもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯電話交換局、基地制御局および基地局を含む移動通
信網と、この移動通信網に接続される移動端末の移動局
において、高速移動する前記移動局が予め設定された速
度に達した時に、前記移動局と前記移動通信網との発着
呼を制御することにより、高速道路、電車や新幹線で所
定速度以上の速度で移動する自動車運転中や電車内客席
での移動局の使用が制限できる。
携帯電話交換局、基地制御局および基地局を含む移動通
信網と、この移動通信網に接続される移動端末の移動局
において、高速移動する前記移動局が予め設定された速
度に達した時に、前記移動局と前記移動通信網との発着
呼を制御することにより、高速道路、電車や新幹線で所
定速度以上の速度で移動する自動車運転中や電車内客席
での移動局の使用が制限できる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】本実施例の動作を説明するための発呼シーケン
ス図である。
ス図である。
【図３】本実施例の動作を説明するための着呼シーケン
ス図である。
ス図である。
【図４】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図５】他の実施例の移動局動作を説明するためのフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図６】他の実施例の移動局動作を説明するための相関
図である。
図である。
１ 移動局
２ 基地局
３ 基地制御局
４ 携帯電話交換局
１１ アンテナ
１３ 受信部
１４ 送信部
１５ 移動速度測定部
１６ 制御部
１７ 電源供給部
１６１ 速度比較部
１６２ 制限速度設定部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5K027 AA11 CC08 EE00 HH11 HH14
HH26
5K067 AA35 BB04 DD27 DD28 DD43
DD44 DD51 EE02 EE10 EE16
FF05 FF07 FF16 FF20 FF23
FF27 GG21 HH12 HH21 HH22
5K101 LL12 RR00
Claims (7)
- 【請求項１】 携帯電話交換局、基地制御局および基地
局を含む移動通信網と、この移動通信網に接続される移
動端末の移動局において、高速移動する前記移動局が予
め設定された速度に達した時に、前記移動局から前記移
動通信網への発呼を制限することを特徴とする高速移動
中の移動局制御方法。 - 【請求項２】 携帯電話交換局、基地制御局および基地
局を含む移動通信網と、この移動通信網に接続される移
動端末の移動局において、高速移動する前記移動局が予
め設定された速度に達した時に、前記移動局では前記移
動通信網からの着呼を制限することを特徴とする高速移
動中の移動局制御方法。 - 【請求項３】 前記移動局は、移動速度を測定し移動速
度情報を出力する手段と、前記移動速度情報が予め設定
された速度を超えた時、発着信を制限する警報情報を出
力する手段と、前記警報情報により前記移動局から前記
移動通信網への発呼を制限することを特徴とする請求項
１記載の高速移動中の移動局制御方法。 - 【請求項４】 前記移動局は、移動速度を測定し移動速
度情報を出力する手段と、前記移動速度情報が予め設定
された速度を超えた時、発信を制限する警報情報を出力
する手段と、前記警報情報により前記移動局では前記移
動通信網からの着呼を制限することを特徴とする請求項
２記載の高速移動中の移動局制御方法。 - 【請求項５】 前記移動局は、移動速度を測定し移動速
度情報を出力する移動速度測定部と、前記移動速度情報
が予め設定された速度を超えた時に発信を制限する警報
情報を出力する制御部と、前記警報情報により前記移動
局では前記移動通信網への発信を制限することを特徴と
する請求項２記載の高速移動中の移動局制御方法。 - 【請求項６】 前記移動局では着信時に移動通信網へ送
信されるメッセージに前記警報情報を付加し、前記移動
通信網では移動局からの警報情報を記憶保持し、移動通
信網から警報情報のメッセージが送信された移動局に呼
設定要求があった場合には、発信側端末にたいしては高
速移動中で呼出不可のメッセージを送信して呼の設定シ
ーケンスを終了することを特徴とする請求項５記載の高
速移動中の移動局制御方法。 - 【請求項７】 前記移動局では着信時に移動通信網へ送
信されるメッセージに前記警報情報を付加し、前記移動
通信網では移動局からの警報情報を記憶保持し、移動通
信網から警報情報のメッセージが送信された移動局に呼
設定要求があった場合には、発信側端末にたいしては高
速移動中で呼出不可のメッセージを送信して呼の設定シ
ーケンスを終了して前記移動との通信が行われないよう
にし、着信側の移動局に対しては発信側端末の電話番号
を通知することを特徴とする請求項６記載の高速移動中
の移動局制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001200905A JP2003018654A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 高速移動中の移動局制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001200905A JP2003018654A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 高速移動中の移動局制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003018654A true JP2003018654A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19037949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001200905A Pending JP2003018654A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 高速移動中の移動局制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003018654A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005094136A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Nec Access Technica Ltd | Ｔｖ受信機能付き携帯電話機及びそれのｔｖ視聴制御方法 |
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