JP3397997B2 - 移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置

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JP3397997B2 JP33073796A JP33073796A JP3397997B2 JP 3397997 B2 JP3397997 B2 JP 3397997B2 JP 33073796 A JP33073796 A JP 33073796A JP 33073796 A JP33073796 A JP 33073796A JP 3397997 B2 JP3397997 B2 JP 3397997B2
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正美 増原
保 高塚
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の操作が困
難な移動中の着信を制御する移動通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話等の移動通信装置が普及
し広く利用されている。ところで、移動通信装置は、移
動時であっても発着信できるという利点がある反面、自
動車による移動中などの運転者自身が発着信を行う場面
など好ましくない状況も存在する。
【0003】これに対して使用者の着信応答動作が好ま
しくない状況あるいは不能であるような運転状況時に着
信者の操作によることなく着信制御を行う移動通信着信
制御方式が提案されている。特開平4−216221に
開示された移動通信着信制御方式は、自動車に速度セン
サを設置し、該センサから走行速度に応じて着信応答可
能か不能かを判断し、着信時に不能と判断された場合に
は移動局から着信応答保留信号を無線基地局に送信し、
該無線基地局において通信を保留するという技術が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動通信着信制御方式によれば、移動検出装置を自動車
に設置する必要があるため、特定の車両でしか使用でき
ないという問題があった。また、無線基地局において着
信保留が自動的になされるため、移動局の所有者は、後
で知ることができても着信があった時点でそのことを認
識できないという問題があった。あるいは保留を解除す
る操作を必要とするので、例えば運転を継続している場
合には保留に対応できない場合があるという問題があっ
た。
【0005】また、検出装置と移動局を連結する必要が
あるため使用者にとって取扱が複雑になるという問題も
あった。本発明は上記の点に鑑み、移動中の着信応答
を、使用者の操作を必要とせず確実に安全に報知するこ
とができる移動通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため本発明の移動通信装置は、移動検出と連動した着信
処理をするか否かを示す設定値をユーザ操作により設定
する設定手段と、本移動通信装置が移動中であるか否か
を、GPS(グローバル ポジショニングシステム)等か
らの無線信号を受信した信号に基き検出する検出手段
と、着信があった際に、前記設定値が前記移動検出と連
動した着信処理をすることを示し、かつ移動中であると
検出された場合には、リンガー出力を禁止する禁止手段
と、禁止後に無線回線を接続し、所定のメッセージを発
信者に通知する通知手段と、メッセージ通知後に無線回
線を切断する切断手段と、切断直後に使用者に着信処理
をした旨を報知する報知手段とを備えることを特徴とす
る移動通信装置。
【0007】また、前記移動通信装置は、さらに、通知
手段による通知後に、発信者からのコメント入力を記録
するコメント記録手段を備え、前記切断手段はコメント
記録後に切断し、前記報知手段はさらに記録されたコメ
ントを報知するよう構成してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態におけ
る移動通信装置の構成を示すブロック図である。本移動
通信装置は、移動検出切換部11、移動検出部12、メ
ッセージ発生部13、コメント記録部14、着信応答報
知部15、コントローラ16、RF部17、アンテナ1
8を備え、移動検出と連動した着信処理を行うよう構成
されている。
【0009】移動検出切換部11は、使用者の操作に従
って、移動検出と連動した着信処理をするか否かを示す
設定値を設定し、前記着信処理をするか否かつまりコン
トローラ16の動作を切り換える。設定値がオンであれ
ば前記着信処理を有効とし、オフであれば通常の着信動
作となる。移動検出部12は、本移動通信装置が移動中
であるか否かを検出する。具体的には、GPS(Global
Positioning System)により移動を検出する方法、あ
るいは受信電界強度(RSSI:Recieved Signal Stren
gth Indicator)信号の変化を検出する方法による。精
度が良い点ではGPSによる検出が望ましく、また、コ
ストが低い点では受信電界強度による検出も有用であ
る。
【0010】メッセージ発生部13は、移動検出と連動
した着信処理において、自動的にオフフックされた後、
発信者に対して例えば「現在移動中ですので後でかけ直
します。あなたの電話番号をボタン入力して下さい。」
などのメッセージを発生する。コメント記録部14は、
メッセージ発生部13のメッセージ発生後に、発信者か
らのコメントを記録する。具体的には、発信者によるプ
ッシュボタンによる電話番号入力を受け、プッシュボタ
ン信号の組み合わせを記録する。
【0011】着信応答報知部15は、メッセージ発生又
はコメント記録されてオンフックされた直後に、使用者
に対して着信処理を行った旨を報知する。例えば「電話
番号を受信しました。電話番号は○○○・・・です」等
の報知を行う。コントローラ16は、移動検出切換部1
1の設定値がオンであれば移動検出と連動した前記着信
処理を行い、オフであれば通常の着信動作を行う。
【0012】RF部17は、アンテナ18を介して無線
による送受信を行う。図2は、上記コントローラ16の
制御による本移動通信装置の前記着信処理及び通常の処
理を示すフローチャートである。コントローラ16は、
着信時に(ステップ21)移動検出切換部11の設定値
がオフであれば(ステップ22)、リンガー音を鳴動
(ステップ30)させて通常の通話処理を行う(ステッ
プ31)。また、設定値がオンであっても(ステップ2
2)、移動検出部12により移動中でないと検出された
場合(ステップ23:No)には、通常の通話処理を行
う。
【0013】また、コントローラ16は、着信時に(ス
テップ21)移動検出切換部11の設定値がオンであり
(ステップ22)、かつ移動検出部12により移動中で
あると検出された場合(ステップ23:Yes)には、リン
ガー音の鳴動を禁止して回線接続(オフフック)し(ス
テップ24、25)、メッセージ発生部13によるメッ
セージを発信者に送信し(ステップ26)、発信者から
のコメントを受信した場合にはコメント記録部14に記
録し(ステップ27)、一旦回線を切断する(ステップ
28)。ここまでの処理は使用者には知らせずに行われ
るので、運転中の使用者に何らの対応操作を必要としな
いし、また運転者の注意を削ぐこともない。
【0014】さらに、オンフック直後にコントローラ1
6は着信応答をした旨を使用者に報知する(ステップ2
9)。これにより使用者は着信応答がなされたことを認
識するので、適切な対応をとることができる。また、コ
メント入力されている場合には、その発信者に応じた対
応をとることができる。なお、上記の実施形態の移動通
信装置は、携帯電話機、PHS(Personal Handy phone
System)など各種の移動電話機として利用される。
【0015】コメント記録部14は、プッシュボタン信
号の記録だけでなく、音声の記録であってもよい。さら
に、上記ステップ27において、所定時間コメント入力
がない場合には、コメント記録することなくオフフック
する(ステップ28)ようにすればよい。
【0016】また、コメント記録部14を備えていない
場合には、メッセージ送出(ステップ26)の後、直ち
にオフフックする(ステップ28)ようにすればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の移動通信装置は、移動検出と連
動した着信処理をするか否かを示す設定値をユーザ操作
により設定する設定手段と、本移動通信装置が移動中で
あるか否かを、GPS(グローバル ポジショニング シ
ステム)等からの無線信号を受信した信号に基き検出す
る検出手段と、着信があった際に、前記設定値が前記移
動検出と連動した着信処理をすることを示し、かつ移動
中であると検出された場合には、リンガー出力を禁止す
る禁止手段と、禁止後に無線回線を接続し、所定のメッ
セージを発信者に通知する通知手段と、メッセージ通知
後に無線回線を切断する切断手段と、切断直後に使用者
に着信処理をした旨を報知する報知手段とを備えて構成
されている。この構成によれば、移動中と検出された場
合には、その旨のメッセージ送信とオフフックとがなさ
れた後に、着信処理がなされた旨が使用者に報知され
る。オフフックされるまでの処理は、使用者には知らせ
ずに行われるので、運転中の使用者に何らの対応操作を
必要としないし、もし運転者があせって受話操作を行お
うとしても既に切断されているので、運転者の注意を削
ぐこともない。切断後直ちに報知されるので、使用者は
適切な対応をとることができる。
【0018】また、前記移動通信装置は、さらに、通知
手段による通知後に、発信者からのコメント入力を記録
するコメント記録手段を備え、前記切断手段はコメント
記録後に切断し、前記報知手段はさらに記録されたコメ
ントを報知するよう構成したので、コメント入力に応じ
て使用者は適切な対応をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における移動通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における移動検出と連動した着信処
理及び通常処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 移動検出切換部 12 移動検出部 13 メッセージ発生部 14 コメント記録部 15 着信応答報知部 16 コントローラ 17 RF部 18 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−115680(JP,A) 特開 平4−373347(JP,A) 特開 平6−62108(JP,A) 特開 平4−126641(JP,A) 特開 平8−204811(JP,A) 特開 平8−47042(JP,A) 特開 平9−44794(JP,A) 特開 昭60−84032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04B 7/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動検出と連動した着信処理をするか否
    かを示す設定値をユーザ操作により設定する設定手段
    と、 本移動通信装置が移動中であるか否かを、GPS(グロー
    バル ポジショニングシステム)等からの無線信号を受
    信した信号に基き検出する検出手段と、 着信があった際に、前記設定値が前記移動検出と連動し
    着信処理をすることを示し、かつ移動中であると検出
    された場合には、リンガー出力を禁止する禁止手段と、 禁止後に無線回線を接続し、所定のメッセージを発信者
    に通知する通知手段と、 メッセージ通知後に無線回線を切断する切断手段と、切断直後 に使用者に着信処理をした旨を報知する報知手
    段と を備えることを特徴とする移動通信装置。
  2. 【請求項2】 前記移動通信装置は、さらに、 通知手段による通知後に、発信者からのコメント入力を
    記録するコメント記録手段を備え、 前記切断手段はコメント記録後に切断し、前記報知手段
    はさらに記録されたコメントを報知することを特徴とす
    る請求項1記載の移動通信装置。
JP33073796A 1996-12-11 1996-12-11 移動通信装置 Expired - Lifetime JP3397997B2 (ja)

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JPH10173740A JPH10173740A (ja) 1998-06-26
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JP3495934B2 (ja) * 1999-01-08 2004-02-09 矢崎総業株式会社 事故防止システム

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