JP2962261B2 - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2962261B2
JP2962261B2 JP9041273A JP4127397A JP2962261B2 JP 2962261 B2 JP2962261 B2 JP 2962261B2 JP 9041273 A JP9041273 A JP 9041273A JP 4127397 A JP4127397 A JP 4127397A JP 2962261 B2 JP2962261 B2 JP 2962261B2
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JP
Japan
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magnetic field
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mobile phone
call
response
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義暢 細沼
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特に着信時において使用者の着呼応答のための操作性を
改良した携帯電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機においては、着信があ
った場合、使用者はこの着信に対して何等かの着呼応答
のための操作をなすことが必要であり、例えば、応答キ
ーを押圧したり、またそれ以外に、携帯電話機のテンキ
ーのいずれか(どのキーでも良)を押圧することにより
着呼ができる様になっている。
【0003】また、他の例としては、特開平6−224
993号公報に開示されている如き技術がある。すなわ
ち、折り畳み構造の携帯電話機において、折り畳み構造
を開く操作により、自動的に着呼できるものがあり、こ
の操作により、自動車の走行中にも安全性を確保できる
様にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のテンキー等のキ
ーを用いて着信に対する着呼をなす方式では、使用者が
運転中等の応答困難な場合でも、携帯電話機を手に取
り、かつテンキー等のキーを押圧するという二段階の操
作が必要となる。また、特開平6−224993号公報
に開示の折り畳み構造を用いて着呼をなす方式でも、使
用者は携帯電話機を手に取り、かつ折り畳み構造を開く
という二段階の操作が必要となる。
【0005】そのために、素早い着信応答に対応でき
ず、かつ運転中においては安全性に問題がある。また、
公共の場所で着呼する場合、上記二段階の操作を行うま
で、着信音が鳴り響くことになり、周囲の人々への迷惑
がかかることは避けられない。
【0006】そこで、本発明はこの様な従来技術の問題
点を解消すべくなされたものであって、その目的とする
ところは、着信から着呼までの操作を簡略化して、いわ
ゆる1タッチのみで自動着呼できる様にした携帯電話機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、着信に
応答して着信音を鳴動せしめる以前に磁界を発生する磁
界発生手段と、この磁界の発生後に前記着信音を鳴動せ
しめる手段と、この着信音の鳴動開始後における前記磁
界のレベル変動を検出する磁界検出手段と、この検出結
果に応じて前記磁界発生手段の動作停止制御をなす制御
手段とを含むことを特徴とする携帯電話機が得られる。
【0008】そして、前記磁界検出手段は、前記着信音
の鳴動前における前記磁界のレベルを記憶する記憶手段
と、この記憶された磁界のレベルと、前記着信音の鳴動
開始後の磁界のレベルとを比較する比較手段とを有する
ことを特徴とする。
【0009】また、前記制御手段は、前記磁界検出手段
による磁界のレベル変動の検出に応答して着呼状態に設
定する手段を有することを特徴とする。
【0010】前記制御手段は、前記磁界検出手段による
磁界のレベル変動の未検出中において、着信の継続を検
出する手段と、この検出結果に応じて前記磁界発生手段
の動作停止制御をなす手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】更にはまた、前記制御手段は、予め着信時
に着呼保留とする着呼保留設定手段と、この着呼保留設
定時に、前記磁界検出手段による磁界のレベル変動の検
出に応答して応答保留処理をなす手段とを有することを
特徴とする。
【0012】本発明の作用を述べる。着信に応答して着
信音発生直前に微少磁界を発生させ、しかる後に着信音
を発生させてこれにより使用者が携帯電話機を手に取る
という行為によって当該微少磁界が乱されてレベル変化
することを検出するもので、この磁界のレベル変化によ
って自動着呼を行う様にしている。
【0013】よって、携帯電話機を手に取るのみの1タ
ッチにて通話可能となり、着信音が鳴り響く状態が短く
なって周囲の人々にかける迷惑もそれだけ軽減可能とな
る。
【0014】また、着呼保留に設定する条件を使用者側
で設定することができる機能が設定されている時に着信
があった時には、携帯電話機を手に取るだけで、磁界の
乱れを認識し、応答保留状態が設定される。これによ
り、例えば、「ただ今電話に出られませんのでしばらく
お待ち下さい」という様なメッセージが自動的に送信さ
れる。特定条件が設定されていなければ、通常の状態に
移行し、携帯電話機を手に取るだけで自動的に着呼し、
通話可能の状態にする。
【0015】このため携帯電話機に着信があった時、使
用者が即座に通話することが困難な状況下、例えば車の
運転中に着信があっても、携帯電話機を手に取ることで
応答保留状態にすることができ、走行中の安全を確保す
ることが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明の実施
例について説明する。
【0017】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図1において、受話器2,送話器3は無線部9を介
してアンテナ1と接続されており、双方向通話が可能と
なっている。制御部10はこの無線部9を含めた各機能
ブロックの制御をなすものである。
【0018】サウンダ4は着信音を鳴動するためのもの
であり、テンキースイッチ5はダイアル用のテンキーを
有する。外部インタフェース用コネクタ6は種々の外部
機器との接続を可能にするためのコネクタを示してい
る。
【0019】磁界発生部13は制御部10の制御の下に
動作するものであり、着信に応答してサウンダ4の鳴動
前に微少磁界を発生する。この微少磁界の発生のための
手段は周知の構成を用い得るが、例えばコイルに対して
着信に応答して所定の電流を流すことにより、ある強度
の磁界が携帯電話機の周囲に発生する様にすることがで
きる。
【0020】磁界検出回路12はこの磁界のレベル状態
(レベル変化をも含む)を検出するものであり、制御部
10の指示により、検出制御が行われる。記憶部11は
磁界検出回路12により検出された磁界のレベルデータ
を一時記憶するものである。
【0021】尚、7はLCD表示部、8はLCDドライ
バを示している。
【0022】図1の実施例の動作について図2のフロー
チャートを用いて説明する。
【0023】携帯電話機に着信があると、サウンダ4に
よる着信音の鳴動の前に、磁界発生部13にて磁界を発
生し(ステップ100)、その時の磁界を磁界検出回路
12にて検出し(ステップ110)、磁界レベルを記憶
部11に記憶する(ステップ120)。この時、磁界レ
ベルが記憶部11に記憶されていない時、再びステップ
110に戻り磁界レベルを記憶部11に記憶するまで、
前記動作が繰り返される。
【0024】磁界レベルが記憶部11に記憶されたこと
を認識すると、サウンダ4が動作して着信音を発生し
(ステップ140)、磁界検出回路12が引き続き動作
し(ステップ150)、着信音が発生した後の磁界レベ
ルを検出する。この時の検出された磁界レベルと記憶部
11に記憶された磁界レベルとが制御部10にて比較さ
れ、磁界の変化が検出される。
【0025】磁界の変化が検出されない時、着信データ
の有無を判断し(ステップ180)、着信データがあれ
ばステップ150に戻って、再度、磁界の変化があるま
で検出する動作を繰り返し、着信データがなくなれば直
ちに磁界発生を終了する。
【0026】例えば、携帯電話機を手にとる行為で検出
回路12にて磁界の変化が認識されると、特定条件の設
定の有無を判断し(ステップ170)、着呼保留に設定
する条件を使用者側で設定することができる機能が特定
条件として設定されていれば応答保留状態(ステップ2
00)、特定条件が解除されていれば応答着呼状態(ス
テプ190)に自動的にする動作を行い、磁界の発生を
終了させる。
【0027】尚、ステップ170において、着呼保留が
設定されていれば、ステップ200の応答保留におい
て、例えば「ただ今電話に出られませんので、しばらく
お待ち下さい」という様なメッセージを自動的に送出す
る様にすることができる。
【0028】
【発明の効果】第1の効果は、磁界の変化により自動的
に着呼するということである。これにより、例えば使用
者が通話を行うのに困難な状況下でも携帯電話機を手に
取るという行為だけで容易に応答保留状態にすることが
できる様になる。その理由は、手に取る行為が微少の磁
界の変化をもたらす原因となるからである。
【0029】第2の効果は、すぐに着呼できるというこ
とである。これにより、公共の場所で着呼する動作を行
うまで着信音が鳴り響くことがなくなり、周囲の人々へ
の迷惑を軽減することができる様になる。その理由は、
手に取るだけで自動的に着呼できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の携帯電話機のブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例の携帯電話機の動作フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受話器 3 送話器 4 サウンダ 5 テンキースイッチ 6 外部インタフェース用コネクタ 7 表示部 8 LCDドライバ 9 無線部 10 制御部 11 記憶部 12 磁界検出回路 13 磁界発生部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信に応答して着信音を鳴動せしめる以
    前に磁界を発生する磁界発生手段と、この磁界の発生後
    に前記着信音を鳴動せしめる手段と、この着信音の鳴動
    開始後における前記磁界のレベル変動を検出する磁界検
    出手段と、この検出結果に応じて前記磁界発生手段の動
    作停止制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする携
    帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記磁界検出手段は、前記着信音の鳴動
    前における前記磁界のレベルを記憶する記憶手段と、こ
    の記憶された磁界のレベルと、前記着信音の鳴動開始後
    の磁界のレベルとを比較する比較手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記磁界検出手段によ
    る磁界のレベル変動の検出に応答して応答状態に設定す
    る手段を有することを特徴とする請求項1または2記載
    の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記磁界検出手段によ
    る磁界のレベル変動の未検出中において、着信の継続
    検出する手段と、この検出結果に応じて前記磁界発生手
    段の動作停止制御をなす手段とを有することを特徴とす
    る請求項1〜3いずれか記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、予め着信時に着呼保留
    とする着呼保留設定手段と、この着呼保留設定時に、前
    記磁界検出手段による磁界のレベル変動の検出に応答し
    て応答保留処理をなす手段とを有することを特徴とする
    請求項1〜4いずれか記載の携帯電話機。
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JPH10243057A JPH10243057A (ja) 1998-09-11
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