JPH06104828A - 移動通信機のイヤホンマイク端子に端末装置を接続したシステムの自動発着信方式およびイヤホンマイクを利用した移動通信機の自動発着信方式 - Google Patents

移動通信機のイヤホンマイク端子に端末装置を接続したシステムの自動発着信方式およびイヤホンマイクを利用した移動通信機の自動発着信方式

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JPH06104828A
JPH06104828A JP27501092A JP27501092A JPH06104828A JP H06104828 A JPH06104828 A JP H06104828A JP 27501092 A JP27501092 A JP 27501092A JP 27501092 A JP27501092 A JP 27501092A JP H06104828 A JPH06104828 A JP H06104828A
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浩 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動通信機のイヤホンマイク端子に端末装置
を接続してなるシステムの自動発着信方式およびイヤホ
ンマイクを利用した移動通信機の自動発着信方式を提供
する。 【構成】 ファックス端末2の操作部18の発信ボタン
を押すと、制御部17は着信信号検出回路13内のリレ
ー回路が動作してリレー接点26がオン動作しイヤホン
側のレベルが低くなる。これはイヤホンマイク端子を介
してハンディホン1に伝達される。制御回路11はこれ
を検出して発信起動を開始する。一方、ハンディホン1
に着信があると、制御回路11は着信信号発生回路10
を起動して着信信号を発生させる。着信信号検出回路1
3は着信信号を検出すると、リレー接点26を閉じ、イ
ヤホンマイク端子のイヤホン側のレベルが低くなる。こ
れは制御回路11によって検出され、着信信号発生回路
11の動作を停止させ受信可能状態を形成するとともに
ファックス端末2はハンディホンの電話回線に接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車電話,携帯電話等
の移動通信機に設けられているイヤホンマイク端子に、
ファックス,パソコン等の端末装置を接続してなるシス
テムにおける自動発着信方式およびイヤホンマイクを利
用した移動通信機の自動発着信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器およびその回路技術の発展およ
び通信に関する法規制の整備に伴い、自動車電話,携帯
電話等の無線電話システムが近年急速に拡大しつつあ
る。これと相まってファックス,パソコン通信も行われ
るようになってきている。現在、使用されているハンデ
ィホンには使用環境等の条件により通常のスピーカおよ
びマイクでは対応仕切れない場合などを考慮して、イヤ
ホンマイク端子が装備されている。
【0003】図7は従来のハンディホンのイヤホンマイ
ク部分の接続構成を示す概略図である。イヤホンマイク
プラグ33はイヤホン35用の受話とマイク36用の送
話とGNDとの3ピン端子であり、ハンディホンのイヤ
ホンマイク端子34に装着できるように構成されてい
る。このイヤホンマイク端子34にはアンプ40,コン
デンサ41および抵抗42を介して受話回路が、コンデ
ンサ37,抵抗38およびアンプ39を介して送話回路
がそれぞれ接続されている。
【0004】図8は従来のハンディホンの構成を示す回
路図である。操作部57の操作信号に基づき制御回路5
6は復調回路47および変調回路54を制御する。アン
テナ45を介して受信された電波は受信回路46で増幅
等された後、復調回路47で音声信号に復調される。音
声信号はアンプ48で増幅され、スピーカ49より出力
される。一方、マイク51に入力した音声信号はアンプ
53で適宜増幅された後、変調回路54で変調され、送
信回路55を介して送信される。イヤホンマイク端子5
0にイヤホンマイクプラグを差し込むと、イヤホンマイ
クプラグの送話側と受話側の端子がスピーカ49の入力
側とマイク51の出力側に接続され、イヤホンマイクに
よる通話が可能となる。
【0005】このイヤホンマイク端子にファックス等の
端末装置を接続して通信する要請が高まっているが、送
受信できるのはオーディオ信号のみであるので、端末装
置との通信は手動動作のみとなっていた。例えば、手動
で発信する場合を例にとると、その操作手順はつぎの通
りになる。 (1)移動通信機に相手先電話番号を入力する。 (2)移動通信機の発信ボタンを押し下げる。 (3)相手ファックス等端末装置の受信音を確認する。 (4)移動通信機のイヤホンマイク端子に自己のファッ
クス等端末装置を接続する。なお、予め自己のファック
ス等端末装置を接続しておくと、相手ファックス等端末
装置の受信音を確認できない。 (5)自己のファックス等端末装置の送信ボタンを押し
下げる。 このように送受信する場合には、煩雑な操作を行う必要
があった。
【0006】本発明の目的は、上記問題を解決するもの
で、移動通信機のイヤホンマイク端子にファックス等の
端末装置を接続してなるシステムの自動発信および着信
を行える方式を提供することにある。本発明の他の目的
は、移動通信機のイヤホンマイク端子にイヤホンマイク
を接続してイヤホンマイクから発着信が行える自動発着
信方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による自動発着信方式は、端末装置の復調回路
の入力端子側に、この入力端子側をアースに直接または
低抵抗を介して接続するためのスイッチを設けるととも
に着信信号を検出するための着信信号検出回路を設け、
さらに端末装置に、発信を行うための操作部と、前記操
作部が操作されたとき、前記スイッチを一定時間または
一定の間隔でオン動作させる端末装置制御手段を備え、
移動通信機に、イヤホンマイク端子のイヤホン側に接続
した着信信号発生回路と、回線から着信があったとき前
記着信信号発生回路より着信信号を発生させる制御と応
答検出信号を受けたとき受信動作を開始する制御とイヤ
ホン側が一定時間または一定の間隔でローレベルになっ
たことを検出したとき発信起動の制御を行う移動通信機
制御手段を備え、前記移動通信機のイヤホンマイク端子
に前記端末装置を接続した状態で、前記端末装置の操作
部を操作することにより、前記スイッチを通じてイヤホ
ンマイク端子のイヤホン側をローレベルにして前記移動
通信機を発信起動させ、回線から着信があったとき、前
記移動通信機が送出する着信信号を前記着信信号検出回
路で検出して前記スイッチをオンさせることにより、前
記移動通信機が受信動作を開始するように構成されてい
る。また、本発明は、端末装置の復調回路の入力端子側
に、この入力端子側をアースに直接または低抵抗を介し
て接続するための第1のスイッチを設けるとともに着信
信号を検出するための着信信号検出回路を設け、端末装
置の変調回路の出力端子側に、この出力端子側をアース
に直接または低抵抗を介して接続するための第2のスイ
ッチを設け、さらに端末装置に、発信を行うための操作
部と、前記操作部が操作されたとき、前記第2のスイッ
チを一定時間または一定の間隔でオン動作させる端末装
置制御手段を備え、移動通信機に、イヤホンマイク端子
のイヤホン側に接続した着信信号発生回路と、回線から
着信があったとき前記着信信号発生回路より着信信号を
発生させる制御と応答検出信号を受けたとき受信動作を
開始する制御とマイク側が一定時間または一定の間隔で
ローレベルになったことを検出したとき発信起動を行う
移動通信機制御手段を備え、前記移動通信機のイヤホン
マイク端子に前記端末装置を接続した状態で、前記端末
装置の操作部を操作することにより、前記第2のスイッ
チを通じてイヤホンマイク端子のマイク側をローレベル
にして前記移動通信機を発信起動させ、回線から着信が
あったとき、前記移動通信機が送出する着信信号を前記
着信信号検出回路で検出して前記第1のスイッチをオン
させることにより、前記移動通信機が受信動作を開始す
るように構成されている。本発明は、さらに前記他の目
的を達成するために、イヤホンマイクのイヤホン側に、
オン動作することによりイヤホン側をローレベルにする
スイッチを設け、前記請求項1記載の移動通信機のイヤ
ホンマイク端子に前記イヤホンマイクを接続し、前記ス
イッチをオン操作することより移動通信機を発着信させ
るように構成されている。本発明は、また、イヤホンマ
イクのマイク側に、オン動作することによりマイク側を
ローレベルにするスイッチを設け、前記請求項2記載の
移動通信機のイヤホンマイク端子に前記イヤホンマイク
を接続し、前記スイッチをオン操作することより移動通
信機を発着信させるように構成されている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、移動通信機のイヤホンマイ
ク端子にファックス等の端末装置を接続してなるシステ
ムを自動的に発着信できる。また、イヤホンマイク端子
に接続したイヤホンマイクによって移動通信機を操作す
ることなく手元で発着信を行える。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明による自動発着信方式を採用し
たシステム構成を示す図で、ハンディホンとファックス
端末を接続した状態を示す斜視図である。ハンディホン
1のイヤホンマイク端子3にファックス端末2のイヤホ
ンマイクプラグが接続されている。この状態でファック
ス端末2の電源を投入し、操作部18の発信ボタン18
aを押せば、自動的にハンディホン1の発信機能が起動
される。また、待ち受け状態ではハンディホン1に回線
より着呼があると、自動的にファックス端末2は受信可
能状態となる。
【0010】図2は本発明によるシステムの自動発着信
方式の実施例を示す回路ブロック図である。図2の上段
部分にはハンディホン1の構成が、図2の下段部分には
ファックス端末2の構成がそれぞれ示されている。イヤ
ホンマイク端子3のイヤホン側の端子3aはコンデンサ
6を介してスピーカ5の入力端子5aに接続されてい
る。また、マイク側の端子3bはコンデンサ7を介して
マイク8の出力端子8aに接続されている。
【0011】制御回路11はハンディホン1を統括的に
制御しており、回線に対する発信,相手電話番号送出,
通話,切断,保留,着信制御を行う。着信信号発生回路
10は制御回路11の制御の下に着信信号を出力し、そ
の出力はイヤホンマイク端子3のイヤホン側に接続され
ている。イヤホンマイク端子3のイヤホン側は応答を検
出するために制御回路11に接続されている。制御回路
11は無線回線から着信があると、着信信号発生回路1
0を構成するトランジスタQをオン→オフ→オン制御す
る。また、イヤホンマイク端子のイヤホン側がH→Lに
変化すると、その変化を検出して発信起動の制御を行
う。メモリ回路12はプッシュボタン1a(図1参照)
より入力される相手電話番号を一時的に記憶するもの
で、一時記憶された相手電話番号は制御回路11の指示
の下に読み出され回線に送出される。
【0012】つぎにファックス端末の構成を説明する。
ファックス端末2は送信および受信のために操作するた
めのボタンおよび発信ボタン18aよりなる操作部18
がパネルに設けられている。操作部18の各ボタンの押
し下げ情報は制御部17に入力される。制御部17はフ
ァックス端末2を統括的に制御しており、データ送信時
には駆動部21を動作させて図示しない原稿等を読取部
20で読み取り、読み取ったデータを変調回路22に送
出する。また、データ受信時には受信した情報を印字部
19によってハードコピーする。さらに操作部18の発
信ボタン18aが押し下げられると、着信信号検出回路
13内のリレー回路を動作させてコイルLを介してアー
スに接続するリレー接点(スイッチ)26を一定時間閉
成する。ファックス端末2は電話回線に接続するための
電話回線用端子27の他に、ハンディホン1に接続する
ためのイヤホンマイクプラグ29を備えている。イヤホ
ンマイクプラグ27のイヤホン側すなわち受信側はコン
デンサ14,アンプ15を介して復調回路16に接続さ
れている。復調回路16で復調された受信データは制御
部17に入力される。着信信号検出回路13はこのイヤ
ホンマイクプラグ29のイヤホン側に接続され、着信信
号の検出を行う。着信信号を検出すると、上述のリレー
回路を動作させてリレー接点26を閉成する。
【0013】一方、送信時のデータは変調回路22によ
って変調され、アンプ23で適正レベルまで増幅され
る。そしてアンプ23の変調信号がコンデンサ24を介
して上記イヤホンマイクプラグ29のマイク側に出力さ
れる。電話回線用端子27はリレー接点25およびトラ
ンス28を介してアンプ15の入力側とアンプ23の出
力側に接続されている。ファックス端末2はハンディホ
ン1によるファックス通信ではなく、通常のファックス
通信を行う場合は電話回線用端子37に電話回線が接続
される。
【0014】つぎにファックス端末側からの自動発信動
作および自動着信動作について説明する。まず、ハンデ
ィホン1のプッシュボタン1aによって相手電話番号を
メモリ回路12に入力しておく。ファックス端末2の発
信ボタン18aを押し下げると、制御部17はその情報
を受けて着信信号検出回路13内のリレー回路を作動さ
せリレー接点26は一定時間オンする。これによりイヤ
ホンマイクのイヤホン側はローレベルになり、ハンディ
ホン1の制御回路11はその変化を検出し、発信起動を
行う。制御回路11は発信起動後、メモリ回路12の相
手電話番号を読み出し回線に送り出す。回線より着信が
あった場合には制御回路11は着信信号発生回路10の
トランジスタQをオン→オフ→オン制御することにより
着信信号を発生させる。ファックス端末2の着信信号検
出回路13は着信信号を検出すると、リレー回路を作動
させてリレー接点26をオンさせる。なお、スイッチ2
5も同時に閉じるが、電話回線用端子27には回線が接
続されていないので、イヤホンマイク側はこのために影
響を受けることはない。これにより、コイルLを介して
イヤホンマイク端子3のイヤホン側が接地され、ハンデ
ィホン1のA部分の電位が下がる。制御回路11はA部
分の電位降下により応答信号を検出し、着信信号発生回
路10の動作を停止させるとともにファックス信号の受
信の準備を行う。一方、ファックス端末2も着信信号検
出回路13からの検出信号を受けて駆動部21および印
字部19を起動し受信の準備を行う。以後、受信が開始
されることとなる。
【0015】図3は本発明によるシステムの自動発着信
方式の他の実施例を示す回路ブロック図である。本図
は、発信のためのリレー接点をイヤホン側(図2の実施
例)ではなくマイク側に設けた例である。図3の上段部
分にはハンディホン1の構成が、図3の下段部分にはフ
ァックス端末2の構成がそれぞれ示されている。図2と
同じ符号を付した回路部分は同じ構成である。
【0016】制御回路36はハンディホン1を統括的に
制御しており、回線に対する発信,相手電話番号送出,
通話,切断,保留,着信制御を行う。着信信号発生回路
35は制御回路36の制御の下に着信信号を出力し、そ
の出力はイヤホンマイク端子3のイヤホン側に接続され
ている。イヤホンマイク端子3のイヤホン側は応答を検
出するために制御回路36に接続されている。制御回路
36は無線回線から着信があると、着信信号発生回路3
5を構成するトランジスタQをオン→オフ→オン制御す
る。また、イヤホンマイク端子のマイク側は、抵抗37
を介して電源+Bに接続され、さらに発信制御信号を検
出するために制御回路36に接続されている。制御回路
36は発信制御信号がH→Lに変化すると、その変化を
検出して発信起動の制御を行う。
【0017】つぎにファックス端末の構成を説明する。
ファックス端末2の操作部18,制御部17,駆動部2
1,読取部20,印字部19,復調回路16,増幅器1
5,23,コンデンサ14,24,電話回路用端子2
7,切換スイッチ25,トランス28の構成は図2と同
じである。イヤホンマイク端子のイヤホン側に着信に対
し応答を示すためのリレー接点39が接続されている。
また、マイク側には発信を示すためのリレー接点38が
接続されている。制御部17は発信ボタン18aが押し
下げられると、その内部のリレー回路を動作させてコイ
ルLを介してアースに接続するリレー接点(スイッチ)
38を一定時間閉成する。
【0018】自動発信する場合にはハンディホン1のプ
ッシュボタン1aによって相手電話番号をメモリ回路1
2に予め入力しておく。ファックス端末2の発信ボタン
18aを押し下げると、制御部17は内蔵するリレー回
路を作動させリレー接点38は一定時間オンする。これ
によりイヤホンマイクのマイク側はローレベルになり、
ハンディホン1の制御回路36はマイク側の変化を検出
し、発信起動を行う。制御回路36は発信起動後、メモ
リ回路12の相手電話番号を読み出し回線に送り出す。
回線より着信があった場合には制御回路36は着信信号
発生回路35のトランジスタQをオン→オフ→オン制御
することにより着信信号を発生させる。ファックス端末
2の着信信号検出回路13は着信信号を検出すると、リ
レー回路を作動させてリレー接点39をオンさせる。こ
れにより、制御回路36は応答信号を検出し、着信信号
発生回路35の動作を停止させるとともにファックス信
号の受信の準備を行う。
【0019】図4はイヤホンマイク端子を利用した移動
通信機の発着信方式の実施例を示す図で、図2の移動通
信機に用いるイヤホンマイクの概略図である。イヤホン
マイクプラグ44のイヤホン端子側に直流コンデンサ3
3に並列に発着信スイッチ30が設けられている。スピ
ーカ5およびマイク8ではなくイヤホンマイクを用いて
通話する場合の発信および着信操作が、手元で可能にな
る。発着信動作は、発着信スイッチ30をオンさせる。
なお、スイッチ操作時の異音発生を防止するために直流
コンデンサ33に直列に低抵抗を挿入すると良い。
【0020】図5はイヤホンマイク端子を利用した移動
通信機の発着信方式の他の実施例を示す図で、図3の移
動通信機に用いるイヤホンマイクの概略図である。イヤ
ホンマイクプラグ40のマイク端子とGND端子の間に
発信スイッチ41が設けられている。このイヤホンマイ
クを用いて発信する場合、発信スイッチ41のオンによ
って手元での操作が可能になる。着信は自動的に行われ
る。なお、イヤホン側とマイク側にそれぞれスイッチを
設けて各々受信用と発信用のスイッチとすることも可能
である。図6は図4および図5のイヤホンマイクの外観
を示す斜視図である。イヤホンマイクのケーブルの先端
にはイヤホン31または42が設けられ、ケーブルの中
間部にマイク32または43および発着信スイッチ30
または発信スイッチ41が設けられている。
【0021】以上、移動通信機に接続する端末装置とし
てファックス端末の例について説明したが、パソコン端
末についても同様に実施できる。また、着信信号発生回
路が発生する着信信号は一定時間リレー接点をオンさせ
る例について説明したが、一定間隔でオンさせる信号で
も良い。なお、着信の場合、ファックス端末接続後、発
信側が送ってくる信号がファックス信号として有効でな
い場合はスイッチ26,39を開くように動作させ、移
動通信機側がこれを応答検出することにより、通信を遮
断できる。さらに自動発信時の相手先電話番号は移動通
信機のメモリ回路に予め入力しておき、これを読み出し
送出する実施例について説明したが、他の方法によって
も相手先電話番号を送出することができる。例えば、リ
レー接点26または38を断続させることによりダイヤ
ルパルスを発生し、相手先電話番号を送ることができ
る。ダイヤルパルスを用いずに相手先電話番号を送出す
るには、端末側にFSK信号発生器を、移動通信器側に
FSK信号検出回路をそれぞれ設け、リレー接点26ま
たは38をオンして自動発信を起動した後にFSK信号
を送受信することにより実現できる。これら自動発着信
方式は自動的にデータを送信するテレメータシステムに
応用が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
移動通信機のイヤホンマイク端子に端末装置を接続した
システムにおいて自動発信および自動着信が可能にな
る。また、移動通信機のイヤホンマイクからの自動発信
および着信が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動発着信方式を採用したシステ
ム構成を示す図である。
【図2】本発明によるシステムの自動発着信方式の実施
例を示す回路ブロック図である。
【図3】本発明によるシステムの自動発着信方式の他の
実施例を示す回路ブロック図である。
【図4】イヤホンマイク端子を利用した移動通信機の発
着信方式の実施例を示す図で、発着信スイッチ付きのイ
ヤホンマイクの概略図である。
【図5】イヤホンマイク端子を利用した移動通信機の発
着信方式の他の実施例を示す図で、発信スイッチをマイ
ク側に備えたイヤホンマイクの概略図である。
【図6】図4および図5のイヤホンマイクの外観を示す
斜視図である。
【図7】従来のハンディホンのイヤホンマイク接続部の
構成を説明するための概略図である。
【図8】従来の移動通信機の回路の一例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】 1 ハンディホン 2 ファックス端末 3 イヤホンマイク端子 4,9,15,23 アンプ 5 スピーカ 6,7,14,24,33 コンデンサ 8,32,43 マイク 37 抵抗 10 着信信号発生回路 11 制御回路 12 メモリ回路 13 着信信号検出回路 16 復調回路 17 制御部 18 操作部 19 印字部 20 読取部 21 駆動部 22 変調回路 29,40,44 イヤホンマイクプラグ 30 発着信スイッチ 31,42 イヤホン 41 発信スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置の復調回路の入力端子側に、こ
    の入力端子側をアースに直接または低抵抗を介して接続
    するためのスイッチを設けるとともに着信信号を検出す
    るための着信信号検出回路を設け、 さらに端末装置に、発信を行うための操作部と、前記操
    作部が操作されたとき、前記スイッチを一定時間または
    一定の間隔でオン動作させる端末装置制御手段を備え、 移動通信機に、イヤホンマイク端子のイヤホン側に接続
    した着信信号発生回路と、回線から着信があったとき前
    記着信信号発生回路より着信信号を発生させる制御と応
    答検出信号を受けたとき受信動作を開始する制御とイヤ
    ホン側が一定時間または一定の間隔でローレベルになっ
    たことを検出したとき発信起動の制御を行う移動通信機
    制御手段を備え、 前記移動通信機のイヤホンマイク端子に前記端末装置を
    接続した状態で、前記端末装置の操作部を操作すること
    により、前記スイッチを通じてイヤホンマイク端子のイ
    ヤホン側をローレベルにして前記移動通信機を発信起動
    させ、 回線から着信があったとき、前記移動通信機が送出する
    着信信号を前記着信信号検出回路で検出して前記スイッ
    チをオンさせることにより、前記移動通信機が受信動作
    を開始するように構成したことを特徴とする移動通信機
    のイヤホンマイク端子に端末装置を接続したシステムの
    自動発着信方式。
  2. 【請求項2】 端末装置の復調回路の入力端子側に、こ
    の入力端子側をアースに直接または低抵抗を介して接続
    するための第1のスイッチを設けるとともに着信信号を
    検出するための着信信号検出回路を設け、 端末装置の変調回路の出力端子側に、この出力端子側を
    アースに直接または低抵抗を介して接続するための第2
    のスイッチを設け、 さらに端末装置に、発信を行うための操作部と、前記操
    作部が操作されたとき、前記第2のスイッチを一定時間
    または一定の間隔でオン動作させる端末装置制御手段を
    備え、 移動通信機に、イヤホンマイク端子のイヤホン側に接続
    した着信信号発生回路と、回線から着信があったとき前
    記着信信号発生回路より着信信号を発生させる制御と応
    答検出信号を受けたとき受信動作を開始する制御とマイ
    ク側が一定時間または一定の間隔でローレベルになった
    ことを検出したとき発信起動を行う移動通信機制御手段
    を備え、 前記移動通信機のイヤホンマイク端子に前記端末装置を
    接続した状態で、前記端末装置の操作部を操作すること
    により、前記第2のスイッチを通じてイヤホンマイク端
    子のマイク側をローレベルにして前記移動通信機を発信
    起動させ、 回線から着信があったとき、前記移動通信機が送出する
    着信信号を前記着信信号検出回路で検出して前記第1の
    スイッチをオンさせることにより、前記移動通信機が受
    信動作を開始するように構成したことを特徴とする移動
    通信機のイヤホンマイク端子に通信装置を接続したシス
    テムの自動発着信方式。
  3. 【請求項3】 前記移動通信機が発信起動した後、前記
    端末装置から前記移動通信機側にダイヤルパルスまたは
    FSK信号により相手電話番号情報を送出することを特
    徴とする請求項1または2記載の移動通信機のイヤホン
    マイク端子に通信装置を接続したシステムの自動発着信
    方式。
  4. 【請求項4】 イヤホンマイクのイヤホン側に、オン動
    作することによりイヤホン側をローレベルにするスイッ
    チを設け、前記請求項1記載の移動通信機のイヤホンマ
    イク端子に前記イヤホンマイクを接続し、 前記スイッチをオン操作することより移動通信機を発着
    信させるように構成したことを特徴とするイヤホンマイ
    クを利用した移動通信機の自動発着信方式。
  5. 【請求項5】 イヤホンマイクのマイク側に、オン動作
    することによりマイク側をローレベルにするスイッチを
    設け、前記請求項2記載の移動通信機のイヤホンマイク
    端子に前記イヤホンマイクを接続し、 前記スイッチをオン操作することより移動通信機を発着
    信させるように構成したことを特徴とするイヤホンマイ
    クを利用した移動通信機の自動発着信方式。
  6. 【請求項6】 前記イヤホンマイクは、ケーブルの先端
    にイヤホンを設け、ケーブルの中間にマイクおよび前記
    スイッチを設けたことを特徴とする請求項4または請求
    項5記載のイヤホンマイクを利用した移動通信機の自動
    発着信方式。
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