JPH0834497B2 - 無線通話装置 - Google Patents

無線通話装置

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JPH0834497B2
JPH0834497B2 JP62018483A JP1848387A JPH0834497B2 JP H0834497 B2 JPH0834497 B2 JP H0834497B2 JP 62018483 A JP62018483 A JP 62018483A JP 1848387 A JP1848387 A JP 1848387A JP H0834497 B2 JPH0834497 B2 JP H0834497B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電話機に接続して使用する小形・軽量な
携帯機とスピーカを有する固定局とから構成される無線
通話装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の無線電話装置は、固定局と携帯機の間で送受信
を行って通話を実現するものであり、また、携帯機にダ
イヤル,無線送受信部,送話器,受話器,電池等を内蔵
させていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の無線電話装置では、携帯機が大形
で重いものであったため、常時携帯していることが実質
上困難であった。そのため、家庭内の適当な場所に据え
置かれ、使用時は使用者がその場所へ行って使用すると
いう使い方が一般的であった。
また、無線の送信,受信の各回路が固定局と携帯機の
両者に必要となり、高価なものとなるほか、携帯機を手
に持って通話を行わなければならず、ハンズフリーで通
話を行えないという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされた
もので、携帯機を極めて小形・軽量にして着信に対して
その時に居た場所で応答できるようにするとともに、安
価で、かつハンズフリーで通話を可能にする無線通話装
置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の第1の発明にかかる無線通話装置は、マイ
クと、第1のデータを含むパイロット信号および第2の
データを含むパイロット信号を発生するパイロット信号
発生回路と、このパイロット信号発生回路で発生される
パイロット信号中に含まれるデータを設定するデータ設
定手段と、パイロット信号およびマイクから入力された
音声信号を送信する無線送信部と、電源とから構成され
る携帯機と、この携帯機から送出される電波を受信する
無線受信部と、電話回線が接続される電話回線接続端子
と、電話回線からの受信信号を拡声する拡声手段と、こ
の拡声手段と無線受信部が接続されるとともに、電話回
線接続端子に接続される接続端子を備え、携帯機からの
送話信号と、電話回線からの受話信号を分離・混合する
2線/4線変換回路と、無線受信部で復調されたパイロッ
ト信号を検出するパイロット信号検出回路と、このパイ
ロット信号検出回路で検出されるパイロット信号に含ま
れるデータを照合するデータ照合手段と、外部の電話機
が接続される電話機接続端子と、電話回線接続端子に接
続される電話回線と電話機接続端子に接続される電話機
との間を流れる直流電流を検出するループ検知手段と、
このループ検知手段の両端を短絡するか電話回線接続端
子と2線/4線変換回路の接続端子間を接続するかを切り
替える切替手段と、データ照合手段によりパイロット信
号中に第1のデータが含まれていることが検知された時
に切替手段を動作させて電話回線接続端子と2線/4線変
換回路の接続端子とを接続し、パイロット信号中に第2
のデータが検知された時および電話回線と2線/4線変換
回路が接続された状態でループ検知手段により直流電流
が検知された時に、切替手段を復旧させてループ検知手
段の両端を短絡する制御手段とから構成される固定局と
から構成したものである。
また、この発明の第2の発明に係る無線通話装置は、
マイクと、第1のデータを含むパイロット信号および第
2のデータを含むパイロット信号を発生するパイロット
信号発生回路と、このパイロット信号発生回路で発生さ
れるパイロット信号中に含まれるデータを設定するデー
タ設定手段と、パイロット信号およびマイクから入力さ
れた音声信号を送信する無線送信部と、電源とから構成
される携帯機と、この携帯機から送出される電波を受信
する無線受信部と、電話回線が接続される電話回線接続
端子と、音声信号を拡声する拡声手段と、この拡声手段
と無線受信部が接続されるとともに、電話回線接続端子
に接続される接続端子を備え、携帯機からの送話信号
と、電話回線からの受話信号を分離・混合する2線/4線
変換回路と、無線受信部で復調されたパイロット信号を
検出するパイロット信号検出回路と、このパイロット信
号検出回路で検出されるパイロット信号に含まれるデー
タを照合するデータ照合手段と、外部の電話機が接続さ
れる電話機接続端子と、電話回線接続端子に接続される
電話回線と電話機接続端子に接続される電話機との間を
流れる直流電流を検出するループ検知手段と、このルー
プ検知手段の両端を短絡するか電話回線接続端子と2線
/4線変換回路の接続端子間を接続するかを切り替えると
ともに、拡声手段に電話回線からの受話信号を入力する
か、外部の音源装置からの音声信号を入力するかを切り
替える切替手段と、データ照合手段によりパイロット信
号中に第1のデータが含まれていることが検知された時
に切替手段を動作させて電話回線接続端子と2線/4線変
換回路の接続端子とを接続するとともに、電話回線から
の受話信号を拡声手段に入力し、パイロット信号中に第
2のデータが検知された時および電話回線と2線/4線変
換回路が接続された状態でループ検知手段により直流電
流が検知された時に切替手段を復旧させて検知手段の両
端を短絡する制御手段とから構成される固定局とから構
成したものである。
〔作用」 この発明の第1の発明においては、電話回線接続端子
が電話回線に、電話機接続端子が電話機に接続され、着
信があると電話機により着信が報知され、使用者が携帯
機からデータ設定手段により第1のデータを含むパイロ
ット信号を送出すると、このパイロット信号が無線受信
部で受信,復調されたのち、パイロット信号検出回路を
介してデータ照合手段に入力されてデータの照合がとら
れる。そして、第1のデータが含まれていることが検知
されると、制御手段により切替手段が動作させられ、電
話回線接続端子と2線/4線変換回路の接続端子とが接続
され、拡声手段から受話信号が拡声され、携帯機からの
送話信号が電話回線に送出されるようになる。また、こ
の後、電話機のハンドセットがオフフックされるとルー
プ検知手段により直流電流が検知され、切替手段が制御
手段により動作させられ、ループ検知手段の両端が短絡
され、ハンドセットでの通話が可能になる。また、携帯
機から第2のデータを含むパイロット信号が送出された
ときにも、制御手段により切替手段が動作させられて電
話回線接続端子と2線/4線変換回路間の接続が切り離さ
れる。
この発明の第2の発明においては、電話回線接続端子
が電話回線に、電話機接続端子が電話機に接続され、着
信があると電話機により着信が報知され、使用者が携帯
機からデータ設定手段により第1のデータを含むパイロ
ット信号を送出すると、このパイロット信号が無線受信
部で受信,復調されたのち、パイロット信号検出回路を
介してデータ照合手段に入力されてデータの照合がとら
れる。そして、第1のデータが含まれていることが検知
されると、制御手段により切替手段が動作させられ、電
話回線接続端子と2線/4線変換回路の接続端子とが接続
されるとともに、拡声手段に電話回線からの受話信号が
入力され、拡声手段から受話信号が拡声され、携帯機か
らの送話信号が電話回線に送出されるようになる。ま
た、この後、電話機のハンドセットがオフフックされる
とループ検知手段により直流電流が検知され、切替手段
が制御手段により動作させられ、ループ検知手段の両端
が短絡され、ハンドセットでの通話が可能になる。ま
た、携帯機から第2のデータを含むパイロット信号が送
出されたときには、制御手段により切替手段が動作させ
られて電話回線接続端子と2線/4線変換回路間の接続が
切り離されるほか、拡声手段に外部の音源装置からの音
声信号が入力されるようになる。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの発明の無線通話装置の一実
施例の構成図で、第1図は固定局、第2図は携帯機を示
している。
これらの図において、1は固定局、2は電話機、3は
電話回線が接続される電話回線接続端子、4は前記電話
機2が接続される電話機接続端子、5は整流用ダイオー
ドブリッジ、6は2線/4線変換回路、6aは前記2線/4線
変換回路6の受話信号出力端子、6bは前記2線/4線変換
回路6の送話信号出力端子、6cは前記2線/4線変換回路
6の接続端子で、電話回線接続端子3に接続される。7
は受話信号の拡声手段、8はスピーカ増幅回路、9はス
ピーカ、10は無線受信部、11は受信アンテナ、12は高周
波増幅回路,復調回路からなる受信回路、13は前記受信
回路12と前記2線/4線変換回路6の送話信号入力端子6b
間のバッファ回路で、音声周波数帯域の信号を通過させ
るバンドパスフィルタ特性を有している。14はパイロッ
ト信号検出回路、15はデータ照合手段、16は前記電話回
線接続端子3と前記電話機接続端子4間を流れる直流電
流を検出するループ検知手段、17は切替手段、17aは前
記切替手段17の接点、18は制御手段、19は携帯機、20は
マイク、21はパイロット信号発生回路、22は第1および
第2のデータを発生させるデータ発生回路、23はパイロ
ット信号の基本周波数を発生する発振回路、24は第1の
データ設定手段、25は第2のデータ設定手段、26は無線
送信部、27は無線送信回路で、パイロット信号,マイク
20から入力される音声信号の変調回路および高周波増幅
回路から構成される。28は送信アンテナ、29は電池であ
る。
次に動作について説明する。
この発明の無線通話装置が使用されていない時は、切
替手段17の接点17aは図のb側に閉じている。すなわ
ち、電話回線接続端子3と電話機接続端子4は切替手段
17の接点17aにより接続されており、電話機2の特性に
何等影響を与えることなく電話機2を使用することがで
きる。着信があると、電話回線を通して送られてくる呼
出信号は、電話回線接続端子3,接点17a,電話機接続端子
4を経て電話機2に送られ、この電話機2内のベルまた
はトーリンガを鳴動し、着信状態であることが報知され
る。
この時、使用者が第2図に示した携帯機19の第1のデ
ータ設定手段24を押下することにより、第1のデータを
含むパイロット信号が無線送信部26を介して空間に送出
される。このパイロット信号は固定局1の無線受信部10
で受信・復調される。そして、パイロット信号と同調す
るように構成されたパイロット信号検出回路14がパイロ
ット信号の中に含まれたデータ情報をデータ照合手段15
に入力する。。このデータ情報はデータ照合手段15で照
合され、第1のデータであることが確認されるので、制
御手段18は切替手段17を動作させてその接点17aをa側
に閉じ、電話回線と2線/4線変換回路6との間に直流ル
ープを閉結する。
これらの動作により、発呼側から送られてくる受話信
号は拡声手段7のスピーカ9から受聴され、携帯機19の
マイク20から入力された送話信号は無線受信部10で復調
されバッファ回路13を介して2線/4線変換回路6の送話
信号入力端子6bに入力され電話回線側に送出される。
以後、第1のデータおよび第2のデータを含まないパ
イロット信号が継続して送出されるが、パイロット信号
の周波数を音声周波数帯域外の周波数(例えば4kHz以
上)に設定し、バッファ回路13に音声周波数帯域の信号
を通過させるバンドパスフィルタ特性を持たせているこ
とによって、パイロット信号と送話信号を分離でき、2
線/4線変換回路6には送話信号のみを入力することがで
きる。
このようなスピーカ9と携帯機19による通話状態から
復旧して終話するには、携帯機19の第2のデータ設定手
段25を押下すればよく、この操作により、第2のデータ
を含むパイロット信号が無線送信部26を介して空間に送
出される。そのパイロット信号は固定局1の無線受信部
10で受信・復調され、パイロット信号と同調するように
構成されたパイロット信号検出回路14により、パイロッ
ト信号の中に含まれたデータ情報がデータ照合手段15に
入力される。このデータ情報はデータ照合手段15で照合
され、第2のデータであることが確認されるので、制御
手段18は切替手段17を動作させてその接点17aをb側に
閉じ、直流ループを解放させる。
一方、スピーカ9と携帯機19による通話状態から電話
機2を用いた通話に切り替えるには、電話機2をオフフ
ックすればよい。すなわち、電話機2がオフフックされ
ると、局から供給される直流電流はループ検知手段16を
通して電話機に流入する。ループ検知手段16が直流電流
が流れていることを制御手段18に伝えると、制御手段18
は切替手段17を動作させてその接点17aをb側に閉じ
る。この動作により2線/4線変換回路6は切り離され、
局から供給される直流電流は全て電話機2に供給され、
電話機2による通常の通話が可能となる。
次に直流ループの検知について説明する。
第3図はループ検知手段16の一実施例の構成図であ
る。
この図において、第1図と同一符号は同一部分を示
し、3a,3bは電話回線接続端子、4a,4bは電話機接続端
子、PD1,PD2は発光ダイオード、PT1,PT2は受光トランジ
スタで、発光ダイオードPD1と受光トランジスタPT1、発
光ダイオードPD2と受光トランジスタPT2はホトカプラを
構成している。Rは抵抗素子、V+は電源端子、G1は波
形成形機能を持たせたゲート回路である。
ここで、発光ダイオードPD1,PD2を逆方向に並列接続
してあるのは、電話回線の直流供給電流の極性がどちら
であってもどちらか一方が動作するようにするためであ
る。
前述したように、待ち受け状態では切替手段17の接点
17aはb側に閉じている。この状態で、電話機2がオフ
フックしても切替手段17の接点17aは動作せず、電話回
線を介して送られてくる直流電流は、例えば電話回線接
続端子3a→電話機接続端子4a→電話機2→電話機接続端
子4b→切替手段17の接点17a→電話回線接続端子3bのよ
うに、外部に接続される電話機2の直流特性に応じて流
れることになる。
待ち受け状態において、着信があり携帯機19から応答
すると、前述のように切替手段17が動作しその接点17a
はa側に閉じ(電話機2はオンフック状態)、拡声手段
7のスピーカ9と携帯機19で通話できる。この状態から
電話機2をオフフックすると、発光ダイオードPD1また
はPD2を介して電話機2に直流電流が流れるようにな
る。この直流電流によりどちらかのホトカップリングさ
れた受光トランジスタPT1またはPT2がオンになり、ゲー
ト回路G1を通して制御手段18にオン情報が伝えられる。
そして、制御手段18は、切替手段17を復旧させ、その接
点17aをb側に閉じて、発光ダイオードPD1,PD2を短絡
し、供給される直流電流がすべて電話機2に流れるよう
にする。
このような構成にしていることにより、この発明の無
線通話装置を接続しても外部の電話機2の性能に影響を
与えることがない。
第4図はこの発明の第2の発明における固定局の他の
実施例の構成図である。
この図において、第1図と同一符号は同一部分を示
し、9aは拡声手段を構成するための外部のスピーカ、17
bは前記切替手段17の接点で、スピーカ増幅回路8の出
力と外部の音源装置30の出力とを切り替えてスピーカ9
に入力する。
基本的な動作は上記実施例とほぼ同様であるが、この
実施例では、電話の待ち受け状態で、接点17bが図のa
側に閉じているため、ラジオ,ステレオ等の外部の音源
装置30を動かして外部のスピーカ9aから音楽等を聴くこ
とができる。そして、外部の音源装置30を動かしてい
る,いないにかかわらず、電話の着信があると電話機2
内の着信報知手段(図示せず)が動作するため、携帯機
19の第1のデータ設定手段24を押下すれば前述した動作
を同じ動作で2線/4線変換回路6が電話回線と接続され
る。これと同時に、切替手段17の接点17bも動作してb
側に閉じて受話信号をスピーカ9aに入力する。すなわ
ち、いままで外部の音源装置30からの音楽等を聴いてい
た場合でも、自動的にスピーカ9aから受話信号が受聴で
きるようになる。
したがって、このような構成とすることにより、ラジ
オ,ステレオ等を聴くためのスピーカを電話の受話信号
の受聴用としても使用できる。また、スピーカを設置す
る場所を適当に選択することもでき、経済性,設置の自
由度が向上する。
なお、上記実施例では、データ設定手段を2つのボタ
ンから構成した例を示したが、1個のボタンで構成し、
第1の押下で第1のデータ、第2の押下で第2のデー
タ、第3の押下で第1のデータというように交互に第1
のデータと第2のデータを送出できるように構成しても
よい。
〔発明の効果〕
この発明の第1の発明は以上説明したとおり、マイク
と、第1のデータを含むパイロット信号および第2のデ
ータを含むパイロット信号を発生するパイロット信号発
生回路と、このパイロット信号発生回路で発生されるパ
イロット信号中に含まれるデータを設定するデータ設定
手段と、パイロット信号およびマイクから入力された音
声信号を送信する無線送信部と、電源とから構成される
携帯機と、この携帯機から送出される電波を受信する無
線受信部と、電話回線が接続される電話回線接続端子
と、電話回線からの受信信号を拡声する拡声手段と、こ
の拡声手段と無線受信部が接続されるとともに、電話回
線接続端子に接続される接続端子を備え、携帯機からの
送話信号と、電話回線からの受話信号を分離・混合する
2線/4線変換回路と、無線受信部で復調されたパイロッ
ト信号を検出するパイロット信号検出回路と、このパイ
ロット信号検出回路で検出されるパイロット信号に含ま
れるデータを照合するデータ照合手段と、外部の電話機
が接続される電話機接続端子と、電話回線接続端子に接
続される電話回線と電話機接続端子に接続される電話機
との間を流れる直流電流を検出するループ検知手段と、
このループ検知手段の両端を短絡するか電話回線接続端
子と2線/4線変換回路の接続端子間を接続するかを切り
替える切替手段と、データ照合手段によりパイロット信
号中に第1のデータが含まれていることが検知された時
に切替手段を動作させて電話回線接続端子と2線/4線変
換回路の接続端子とを接続し、パイロット信号中に第2
のデータが検知された時および電話回線と2線/4線変換
回路が接続された状態でループ検知手段により直流電流
が検知された時に、切替手段を復旧させてループ検知手
段の両端を短絡する制御手段とから構成される固定局と
から構成したので、一部の電話機と電話回線間に電話機
の性能に影響を与えることなく接続して、無線通話を容
易に実現させることができるうえ、着信に対して、その
時点にいた場所で応答してハンズフリーで通話でき、そ
れまでの作業を続けながら通話することができるという
効果がある。
また、この発明の第2の発明は以上説明したとおり、
マイクと、第1のデータを含むパイロット信号および第
2のデータを含むパイロット信号を発生する7パイロッ
ト信号発生回路と、このパイロット信号発生回路で発生
されるパイロット信号中に含まれるデータを設定するデ
ータ設定手段と、パイロット信号およびマイクから入力
された音声信号を送信する無線送信部と、電源とから構
成される携帯機と、この携帯機から送出される電波を受
信する無線受信部と、電話回線が接続される電話回線接
続端子と、音声信号を拡声する拡声手段と、この拡声手
段と無線受信部が接続されるとともに、電話回線接続端
子に接続される接続端子を備え、携帯機からの送話信号
と、電話回線からの受話信号を分離・混合する2線/4線
変換回路と、無線受信部で復調されたパイロット信号を
検出するパイロット信号検出回路と、このパイロット信
号検出回路で検出されるパイロット信号に含まれるデー
タを照合するデータ照合手段と、外部の電話機が接続さ
れる電話機接続端子と、電話回線接続端子に接続される
電話回線と電話機接続端子に接続される電話機との間を
流れる直流電流を検出するループ検知手段と、このルー
プ検知手段の両端を短絡するか電話回線接続端子と2線
/4線変換回路の接続端子間を接続するかを切り替えると
ともに、拡声手段に電話回線からの受話信号を入力する
か、外部の音源装置からの音声信号を入力するかを切り
替える切替手段と、データ照合手段によりパイロット信
号中に第1のデータが含まれていることが検知された時
に切替手段を動作させて電話回線接続端子と2線/4線変
換回路の接続端子とを接続するとともに、電話回線から
の受話信号を拡声手段に入力し、パイロット信号中に第
2のデータが検知された時および電話回線と2線/4線変
換回路が接続された状態でループ検知手段により直流電
流が検知された時に切替手段を復旧させて検知手段の両
端を短絡する制御手段とから構成される固定局とから構
成したので、拡声手段の一部または全部を外部の音源装
置のものを利用でき、上記第1の発明の効果に加えて、
安価に構成でき、設置の自由度も向上するという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の第1の発明の無線通話
装置の一実施例の構成図、第3図はループ検知手段の一
実施例の構成図、第4図はこの発明の第2の発明におけ
る固定局の一実施例の構成図である。 図中、1は固定局、2は電話機、3,3a,3bは電話回線接
続端子、4は電話機接続端子、5は整流用ダイオードブ
リッジ、6は2線/4線変換回路、6aは受話信号出力端
子、6bは送話信号入力端子、6cは接続端子、7は拡声手
段、8はスピーカ増幅回路、9,9aはスピーカ、10は無線
受信部、11は受信アンテナ、12は受信回路、13はバッフ
ァ回路、14はパイロット信号検出回路、15はデータ照合
手段、16はループ検知手段、17は切替手段、17a,17bは
接点、18は制御手段、19は携帯機、20はマイク、21はパ
イロット信号発生回路、22はデータ発生回路、23は発振
回路、24は第1のデータ設定手段、25は第2のデータ設
定手段、26は無線送信部、27は無線送信回路、28は送信
アンテナ、29は電池、30は外部の音源装置である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクと、第1のデータを含むパイロット
    信号および第2のデータを含むパイロット信号を発生す
    るパイロット信号発生回路と、このパイロット信号発生
    回路で発生されるパイロット信号中に含まれるデータを
    設定するデータ設定手段と、パイロット信号および前記
    マイクから入力された音声信号を送信する無線送信部
    と、電源とから構成される携帯機と、この携帯機から送
    出される電波を受信する無線受信部と、電話回線が接続
    される電話回線接続端子と、前記電話回線からの受信信
    号を拡声する拡声手段と、この拡声手段と前記無線受信
    部が接続されるとともに、前記電話回線接続端子に接続
    される接続端子を備え、前記携帯機からの送話信号と、
    前記電話回線からの受話信号を分離・混合する2線/4線
    変換回路と、前記無線受信部で復調されたパイロット信
    号を検出するパイロット信号検出回路と、このパイロッ
    ト信号検出回路で検出されるパイロット信号に含まれる
    データを照合するデータ照合手段と、外部の電話機が接
    続される電話機接続端子と、前記電話回線接続端子に接
    続される前記電話回線と前記電話機接続端子に接続され
    る前記電話機との間を流れる直流電流を検出するループ
    検知手段と、このループ検知手段の両端を短絡するか前
    記電話回線接続端子と前記2線/4線変換回路の前記接続
    端子間を接続するかを切り替える切替手段と、前記デー
    タ照合手段によりパイロット信号中に前記第1のデータ
    が含まれていることが検知された時に前記切替手段を動
    作させて前記電話回線接続端子と前記2線/4線変換回路
    の前記接続端子とを接続し、パイロット信号中に前記第
    2のデータが検知された時および前記電話回線と2線/4
    線変換回路が接続された状態で前記ループ検知手段によ
    り直流電流が検知された時に、前記切替手段を復旧させ
    て前記ループ検知手段の両端を短絡する制御手段とから
    構成される固定局とから構成したことを特徴とする無線
    通話装置。
  2. 【請求項2】マイクと、第1のデータを含むパイロット
    信号および第2のデータを含むパイロット信号を発生す
    るパイロット信号発生回路と、このパイロット信号発生
    回路で発生されるパイロット信号中に含まれるデータを
    設定するデータ設定手段と、パイロット信号および前記
    マイクから入力された音声信号を送信する無線送信部
    と、電源とから構成される携帯機と、この携帯機から送
    出される電波を受信する無線受信部と、電話回線が接続
    される電話回線接続端子と、音声信号を拡声する拡声手
    段と、この拡声手段と前記無線受信部が接続されるとと
    もに、前記電話回線接続端子に接続される接続端子を備
    え、前記携帯機からの送話信号と、前記電話回線からの
    受話信号を分離・混合する2線/4線変換回路と、前記無
    線受信部で復調されたパイロット信号を検出するパイロ
    ット信号検出回路と、このパイロット信号検出回路で検
    出されるパイロット信号に含まれるデータを照合するデ
    ータ照合手段と、外部の電話機が接続される電話機接続
    端子と、前記電話回線接続端子に接続される前記電話回
    線と前記電話機接続端子に接続される前記電話機との間
    を流れる直流電流を検出するループ検知手段と、このル
    ープ検知手段の両端を短絡するか前記電話回線接続端子
    と前記2線/4線変換回路の前記接続端子間を接続するか
    を切り替えるとともに、前記拡声手段に前記電話回線か
    らの受話信号を入力するか、外部の音源装置からの音声
    信号を入力するかを切り替える切替手段と、前記データ
    照合手段によりパイロット信号中に前記第1のデータが
    含まれていることが検知された時に前記切替手段を動作
    させて前記電話回線接続端子と前記2線/4線変換回路の
    前記接続端子とを接続するとともに、前記電話回線から
    の受話信号を前記拡声手段に入力し、パイロット信号中
    に前記第2のデータが検知された時および前記電話回線
    と2線/4線変換回路が接続された状態で前記ループ検知
    手段により直流電流が検知された時に前記切替手段を復
    旧させて前記検知手段の両端を短絡する制御手段とから
    構成される固定局とから構成したことを特徴とする無線
    通話装置。
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