JPH03212045A - コードレス電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は専用置台を備えたコードレス電話装置に関する
。

従来の技術 従来、コードレス電話装置で通話をする場合は、コード
レス子機を必ず手に持って行なうのが通常であった。し
かし、この子機を持たず、両手を自由にして通話ができ
るようにするため、この子機に、マイクとレシーバとを
備えたヘッドセントを接続して、これを実現している。

第２図はへラドセットを接続して、ハンズフリー通話を
実現させたコードレス電話装置の子機の構成を、第３図
はへラドセットの構成を示している。

第２図に示すように、マイク１がマイクアンプ２に接続
され、変調および高周波送信部３はマイクが受けた音声
で変調した電波をアンテナ４より発信させるようになっ
ている。受信および復調部５で受信した音声信号は、レ
シーバ駆動部６を介してレシーバ７を駆動するようにな
っている。なお、図中の８は電波の送受信や交信データ
のやりとりなど子機の動作を制御する制御部、９は前記
ヘットセットの接続操作と連動してレバーおよびマイク
を切りかえる切りかえ部であり、１０はヘッドセットを
接続する接続コネクターである。

第３図において、子機と接続されるプラグ１１が、コー
ド１２を介してマイク１３とレシーバ１４に接続されて
いる。

上記従来例のコードレス電話装置の動作について説明す
る。第２図において、ヘッドセフ）を子機に接続しない
場合は、通常のコードレス電話装置の子機として、マイ
ク１とレシーバ７により、通話することができる。つぎ
に、このヘッドセントのプラグ１１を子機のコネクター
１０に差し込み接続することにより、切りかえ部９によ
ってレシーバ７は外部のレシーバ１４に、マイク１は外
部のマイク１３にそれぞれ切りかえられ、ヘッドセット
によって通話することができる。

このように、上記従来のコードレス電話装置でも、コー
ドレス子機に、内蔵マイクと内蔵レシーバを外部接続の
へッドセノトに切りかえるための切りかえ部およびヘッ
ドセットの接続部を設けることにより、コード付きの専
用ヘッドセットを接続して、ハンズフリー通話をするこ
とができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のコードレス電話装置で
は、コード付きヘッドセットを子機に接続することにな
るため、せっかくのコードレス電話装置にコードをつけ
るという矛盾が生じる。

本来、コードレス電話装置は、電話回線の設置場所など
に拘束されることなく、どこでも自由に通話したいとい
う要望に応えるため、電波を使用してコードによる拘束
から解放されたが、その代償として無線回路や発信用ダ
イアル回路を内蔵させたために重たくなった子機を手に
持たなければ通話できなくなった。これを解決するため
に上記の従来例の方法が考えられたが、コードレス電話
装置の本来の特徴がかなり犠牲になるという課題があっ
た。

本発明は上記課題を解決するもので、従来例のようにコ
ードに拘束されず、自由な場所で、重い子機を持つこと
もなく通話のできるコードレス電話装置を提供するこき
を目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、コードレス子機を
置く専用置台を設け、前記コードレス子機はそのコード
レス子機が前記専用置台に置かれたことを検出して制御
信号を出力する検出手段と、前記制御信号に対応してレ
シーバ感度を切りかえるレシーバ感度切りかえ手段と、
前記制御信号に対応してマイク感度を切りかえるマイク
感度切りかえ手段とを備え、前記感度切りかえは前記子
機が専用置台に置かれているときには前記子機を手持ち
操作するときよりも感度を上げることとする。

作用 本発明は上記した構成により、子機を手に持って通話を
する場合は、子機は従来のコードレス電話装置と何等変
わらない動作を行ない、これを専用置台に置いた場合は
、感度の上がったマイクが子機から離れた位置にある使
用者の声を拾い、また感度の上がったレシーバが子機か
ら離れた位置にある使用者に相手の声を伝える。

実施例 以下、本発明の一実施例のコードレス電話装置の子機に
ついて、第１図を参照しながら説明する。

図において、２２は子機をハンズフリー操作するときに
子機を置く専用台で、子機とは別の筐体に属する。子機
は以下のように構成されている。

マイク１１がマイクアンプ１２に接続され、そのアンプ
出力が変調送信部１３の変調入力端に接続される。変調
送信部１３の高周波出力端はアンテナ１１に接続される
。また、アンテナ１１は復調受信部１５にも接続され、
その復調受信部１５の音声出力端はレシーバ駆動部１６
の入力端に接続される。レシーバ駆動部１６の出力端は
レシーバ１７に接続される。検出部２０は子機が専用置
台２２に置かれているときに、その状態に対応した第１
の制御信号出力を制御部１８に入力する。制御部１８は
子機の送信および受信動作の制御を集中的に行なうが、
前記第１の制御信号入力に対応した第２の制御信号を切
りかえ部２１に出力する。切りカえ部２１は前記第２の
制御信号を受けて切りかえ信号をマイクアンプ１１およ
びレシーパ駆動部１６に出力する。マイクアンプ１１と
レシーバ駆動部１６はその切りかえ信号を受けて感度が
切りかわるようになっている。

上記構成において動作を説明すると、子機を手持ちで操
作するときは、通常の動作を行なう。

子機をハンズフリー操作のために専用置台２２に置くと
、検出部２０が専用台に置かれたことを検出して第１の
制御信号を制御部１８に出力する。制御部１８はその第
１の制御信号を受けて第２の制御信号を切りかえ部２１
に出力し、切りかえ部２１はその第２の制御信号を受け
て切りかえ信号をレシーバ駆動部１６とマイクアンプ１
２に出力する。レシーバ駆動部１６とマイクアンプ１２
はそれぞれ感度が手持ち操作のときよりも高くなるよう
に切りかわる。

このように、本発明の実施例のコードレス電話機によれ
ば、子機が専用置台に置かれてハンズフリー操作される
ときには、子機から離れた位置にある通話者の声が感度
の上がったマイクで収音されるとともに、通話相手の声
も感度の上がったレシーバで子機から離れた位置にある
通話者に伝わるので、コードを有するヘッドセットを使
用することな（ハンズフリーに通話操作ができる。

また、手持ち操作でないので、複数の通話者の通話参加
も可能となる。

なお、切りかえ部２１は前記第２の制御信号でなく、検
出部２０の第１の制御信号を直接に受けて動作する構成
でもよく、また、切りかえ部２１は独立せずに駆動部１
６およびアンプ１１の中に含まれた構成でもよい。

専用置台は子機内蔵の二次電池の充電器を兼ねたもので
も、コードレス親機でも、ハンズフリー通話専用のもの
であってもよい。さらに、子機の充電器を兼ねたもので
あるときに、検出部２０の機能は充電電圧の有無でも置
きかえることができる。

また、音響構造によっては、ハウリング防止回路の追加
を必要とする。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明のコードレス
電話装置はハンズフリーに操作するときに子機を置く専
用置き台を設け、子機には専用置台に置かれたことを検
出して対応する制御信号を出力する検出手段と、その制
御信号に対応してレシーバ感度およびマイク感度を上げ
る切りかえ手段を設けることにより、コードつきへラド
セットを用いることなくハンドフリーに通話ができ、設
置場所を選ばず、重い子機から解放され、さらに、複数
の人の通話参加も可能となる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
の子機のブロック図、第２図は従来のコードレス電話装
置の子機のブロック図、第３図は従来のコードレス電話
装置の子機に使用するヘッドセットの構成を示す図であ
る。 １１・・・・・・マイク、１７・・・・・・レシーバ　
２０・・・・・・検出部（検出手段）、２１・・・・・
・切りかえ部（切りかえ手段）、２２・・・・・・専用
置台。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コードレス子機を置く専用置台を設け、前記コードレス
   子機はそのコードレス子機が前記専用置台に置かれたこ
   とを検出して制御信号を出力する検出手段と、前記制御
   信号に対応してレシーバ感度を切りかえるレシーバ感度
   切りかえ手段と、前記制御信号に対応してマイク感度を
   切りかえるマイク感度切りかえ手段とを備え、前記感度
   切りかえは前記子機が専用置台に置かれているときには
   前記子機を手持ち操作するときの感度より高感度にする
   ようにしたコードレス電話装置。