JP2983326B2 - 携帯無線電話装置 - Google Patents
携帯無線電話装置Info
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- JP2983326B2 JP2983326B2 JP10292291A JP10292291A JP2983326B2 JP 2983326 B2 JP2983326 B2 JP 2983326B2 JP 10292291 A JP10292291 A JP 10292291A JP 10292291 A JP10292291 A JP 10292291A JP 2983326 B2 JP2983326 B2 JP 2983326B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線基地局を介し、セ
ルラー式、大ゾーン式等の無線電話システムの中で用い
られる無線電話機などの携帯無線電話装置に関するもの
である。
ルラー式、大ゾーン式等の無線電話システムの中で用い
られる無線電話機などの携帯無線電話装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】近年、無線基地局等のサービス地域の拡
大に伴い、一般の有線電話回線の無いところでも通話可
能な携帯無線電話機の利用者が急増してきている。
大に伴い、一般の有線電話回線の無いところでも通話可
能な携帯無線電話機の利用者が急増してきている。
【０００３】以下、図面を参照しながら従来の携帯無線
電話機について説明を行う。図４は従来の携帯無線電話
機の構成図であり、図４において、１は携帯無線電話機
の本体ケースであって、この本体ケース１の背面に電池
ボックスの装着部２が形成され、この電池ボックスの装
着部２に電池ボックス３が着脱自在に取り付けられるよ
う構成されている。本体ケース１の側部には操作ボタン
４、各種状況を表示する表示部５、音声入力用のマイク
６、通信相手からの音声出力用のスピーカ７が設けら
れ、本体ケース１の上部には伸縮自在なアンテナ８が取
り付けられている。さらに、本体ケース１内部には無線
基地局を介してアンテナ８により無線電波を送受信し音
声信号としてマイク６およびスピーカ７を通して入出力
する無線部９と、特定の電話番号等を記憶しておくアド
レスメモリ10と、操作ボタン４の入力により装置を動作
させるとともに、装置内部の信号を処理する制御部11が
内蔵されている。
電話機について説明を行う。図４は従来の携帯無線電話
機の構成図であり、図４において、１は携帯無線電話機
の本体ケースであって、この本体ケース１の背面に電池
ボックスの装着部２が形成され、この電池ボックスの装
着部２に電池ボックス３が着脱自在に取り付けられるよ
う構成されている。本体ケース１の側部には操作ボタン
４、各種状況を表示する表示部５、音声入力用のマイク
６、通信相手からの音声出力用のスピーカ７が設けら
れ、本体ケース１の上部には伸縮自在なアンテナ８が取
り付けられている。さらに、本体ケース１内部には無線
基地局を介してアンテナ８により無線電波を送受信し音
声信号としてマイク６およびスピーカ７を通して入出力
する無線部９と、特定の電話番号等を記憶しておくアド
レスメモリ10と、操作ボタン４の入力により装置を動作
させるとともに、装置内部の信号を処理する制御部11が
内蔵されている。
【０００４】以上のように構成された携帯無線電話機に
ついて以下その動作を説明する。従来例では、アンテナ
８を本体ケース１内に収納した状態にて携帯し、必要に
応じてアンテナ８を引き延ばし、操作ボタン４により電
池ボックス３より供給される電源をＯＮにし、表示部５
にて無線電波の送受信処理を行う無線部９と無線基地局
との電波の電界強度等の状況を確認し、操作ボタン４の
ダイヤルキーを押してダイヤル入力するか、または、既
に数桁の電話番号等を記憶しているアドレスメモリ10か
ら発呼したい電話番号を呼び出して制御部11を介して発
呼する。
ついて以下その動作を説明する。従来例では、アンテナ
８を本体ケース１内に収納した状態にて携帯し、必要に
応じてアンテナ８を引き延ばし、操作ボタン４により電
池ボックス３より供給される電源をＯＮにし、表示部５
にて無線電波の送受信処理を行う無線部９と無線基地局
との電波の電界強度等の状況を確認し、操作ボタン４の
ダイヤルキーを押してダイヤル入力するか、または、既
に数桁の電話番号等を記憶しているアドレスメモリ10か
ら発呼したい電話番号を呼び出して制御部11を介して発
呼する。
【０００５】発呼者の音声はマイク６により入力され、
無線部９、アンテナ８を介して送信される。また、受信
時はアンテナ８、無線部９を介しスピーカ７より音声出
力される。着信した際は操作ボタン４にて通話処理を行
い制御部11を介し回線を接続し発呼者と通話を開始す
る。
無線部９、アンテナ８を介して送信される。また、受信
時はアンテナ８、無線部９を介しスピーカ７より音声出
力される。着信した際は操作ボタン４にて通話処理を行
い制御部11を介し回線を接続し発呼者と通話を開始す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の携帯無線電話機では、一般に無線基地局を有す
るサービス会社の通話料金が高価なため室内等の有線電
話回線の有るところでは有線電話回線に接続されたコー
ドレス電話機等が利用されている。したがって、携帯無
線電話機とコードレス電話機の二台の電話機が必要とな
り、また、アドレスメモリ10に記憶する電話番号等の情
報も利用者が別々に入力しなければならないという問題
点を有していた。
た従来の携帯無線電話機では、一般に無線基地局を有す
るサービス会社の通話料金が高価なため室内等の有線電
話回線の有るところでは有線電話回線に接続されたコー
ドレス電話機等が利用されている。したがって、携帯無
線電話機とコードレス電話機の二台の電話機が必要とな
り、また、アドレスメモリ10に記憶する電話番号等の情
報も利用者が別々に入力しなければならないという問題
点を有していた。
【０００７】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、有線電話回線に接続されたコー
ドレス電話機の親機を介し、携帯無線電話装置をコード
レス電話機の子機として安価な有線電話回線の通話料金
で利用でき、また特定の電話番号等を記憶するアドレス
メモリの共用化を図ることが可能な携帯無線電話装置を
提供することを目的としている。
ためになされたもので、有線電話回線に接続されたコー
ドレス電話機の親機を介し、携帯無線電話装置をコード
レス電話機の子機として安価な有線電話回線の通話料金
で利用でき、また特定の電話番号等を記憶するアドレス
メモリの共用化を図ることが可能な携帯無線電話装置を
提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯無線電話
装置の装置本体の電池ボックス装着部に制御部と接続す
る外部インターフェイスを設け、前記電池ボックス装着
部にコードレス用無線部と、コードレス用アンテナと、
コードレス用電池部と、前記外部インターフェイスと接
合するアダプタ側インターフェイスからなりコードレス
電話機の親機と無線電波の送受信を行うコードレス用ア
ダプタを着脱自在に装着するよう構成している。
装置の装置本体の電池ボックス装着部に制御部と接続す
る外部インターフェイスを設け、前記電池ボックス装着
部にコードレス用無線部と、コードレス用アンテナと、
コードレス用電池部と、前記外部インターフェイスと接
合するアダプタ側インターフェイスからなりコードレス
電話機の親機と無線電波の送受信を行うコードレス用ア
ダプタを着脱自在に装着するよう構成している。
【０００９】
【作用】本発明は上記した構成により、装置本体より脱
着可能な電池ボックス装着部にコードレス用アダプタを
装着することにより、一般の有線電話回線に接続された
コードレス電話機の親機を介し、携帯無線電話装置をコ
ードレス電話機の子機として、安価な有線電話の通話料
金で利用でき、また、制御部のアドレスメモリを共用化
して携帯無線電話機とコードレス電話機の子機との両方
に利用することができるものである。
着可能な電池ボックス装着部にコードレス用アダプタを
装着することにより、一般の有線電話回線に接続された
コードレス電話機の親機を介し、携帯無線電話装置をコ
ードレス電話機の子機として、安価な有線電話の通話料
金で利用でき、また、制御部のアドレスメモリを共用化
して携帯無線電話機とコードレス電話機の子機との両方
に利用することができるものである。
【００１０】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１において、本体ケース１、電池
ボックスの装着部２、電池ボックス３、操作ボタン４、
表示部５、音声入力用のマイク６、音声出力用のスピー
カ７、アンテナ８、無線電波を送受信する無線部９、電
話番号等を記憶しておくアドレスメモリ10、操作ボタン
４の入力により装置を動作させるとともに、装置内部の
信号を処理する制御部11は、従来例と同一である。この
図１において従来例と相違する点は制御部11と接続する
外部インターフェイス12が設けられている点である。
しながら説明する。図１において、本体ケース１、電池
ボックスの装着部２、電池ボックス３、操作ボタン４、
表示部５、音声入力用のマイク６、音声出力用のスピー
カ７、アンテナ８、無線電波を送受信する無線部９、電
話番号等を記憶しておくアドレスメモリ10、操作ボタン
４の入力により装置を動作させるとともに、装置内部の
信号を処理する制御部11は、従来例と同一である。この
図１において従来例と相違する点は制御部11と接続する
外部インターフェイス12が設けられている点である。
【００１１】図２は本実施例の携帯無線電話装置を有線
電話回線に接続されたコードレス電話機の親機を介し、
コードレス電話機の子機として利用する場合の構成図、
図３は、本実施例の回路構成を示すブロック図である。
電話回線に接続されたコードレス電話機の親機を介し、
コードレス電話機の子機として利用する場合の構成図、
図３は、本実施例の回路構成を示すブロック図である。
【００１２】13は、有線電話回線に接続されたコードレ
ス電話機の親機、14は、前記電池ボックスの装着部２に
装着するコードレス用アダプタである。コードレス用ア
ダプタ14は、コードレス電話機の親機13と無線通信を行
うコードレス用無線部15とコードレス用アンテナ16とを
有し、前記装置本体側の外部インターフェイス12に接続
するためのアダプタ側インターフェイス17が取り付けら
れ、内部にコードレス用電池18が収納できるようになっ
ている。
ス電話機の親機、14は、前記電池ボックスの装着部２に
装着するコードレス用アダプタである。コードレス用ア
ダプタ14は、コードレス電話機の親機13と無線通信を行
うコードレス用無線部15とコードレス用アンテナ16とを
有し、前記装置本体側の外部インターフェイス12に接続
するためのアダプタ側インターフェイス17が取り付けら
れ、内部にコードレス用電池18が収納できるようになっ
ている。
【００１３】以上のように構成された携帯無線電話装置
について以下その動作を説明する。従来例の携帯無線電
話機として使用する場合は前記従来例と同様であるから
詳細は省略する。
について以下その動作を説明する。従来例の携帯無線電
話機として使用する場合は前記従来例と同様であるから
詳細は省略する。
【００１４】本発明の携帯無線電話装置をコードレス電
話機の子機として使用する場合は、図２に示すように電
池ボックス装着部２の電池ボックス３を外し、コードレ
ス用アダプタ14を装着し、電池ボックス装着部２の外部
インターフェイス12にアダプタ側インターフェイス17を
接合して装置本体の制御部11によりコードレス用アダプ
タ14を制御可能にする。
話機の子機として使用する場合は、図２に示すように電
池ボックス装着部２の電池ボックス３を外し、コードレ
ス用アダプタ14を装着し、電池ボックス装着部２の外部
インターフェイス12にアダプタ側インターフェイス17を
接合して装置本体の制御部11によりコードレス用アダプ
タ14を制御可能にする。
【００１５】そして、操作ボタン４によりコードレス用
電池18より供給される電源をＯＮにし、表示部５にてコ
ードレス電話機の親機13と送受信処理を行うコードレス
用無線部15との電波の電界強度等の状況を確認し、操作
ボタン４のダイヤルキーを押してダイヤル入力するか、
または、既に数桁の電話番号を記憶しているアドレスメ
モリ10から発呼したい電話番号を呼び出して制御部11を
介して発呼する。
電池18より供給される電源をＯＮにし、表示部５にてコ
ードレス電話機の親機13と送受信処理を行うコードレス
用無線部15との電波の電界強度等の状況を確認し、操作
ボタン４のダイヤルキーを押してダイヤル入力するか、
または、既に数桁の電話番号を記憶しているアドレスメ
モリ10から発呼したい電話番号を呼び出して制御部11を
介して発呼する。
【００１６】発呼者の音声はマイク６より入力され、コ
ードレス用無線部15、コードレス用アンテナ16を介し、
コードレス電話機の親機13に送信され、一般の有線電話
回線を介して相手側の電話機に電送される。また、有線
電話回線を介して相手側からの出力信号はコードレス電
話機の親機13のアンテナから送信した電波をコードレス
用アンテナ16で受信し、コードレス用無線部15を介して
スピーカ７より音声出力される。
ードレス用無線部15、コードレス用アンテナ16を介し、
コードレス電話機の親機13に送信され、一般の有線電話
回線を介して相手側の電話機に電送される。また、有線
電話回線を介して相手側からの出力信号はコードレス電
話機の親機13のアンテナから送信した電波をコードレス
用アンテナ16で受信し、コードレス用無線部15を介して
スピーカ７より音声出力される。
【００１７】なお、着信した際は操作ボタン４にて通話
処理を行い制御部11を介し回線を接続し発呼者と通話を
開始する。
処理を行い制御部11を介し回線を接続し発呼者と通話を
開始する。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明は、従来の携帯無
線電話機と同様に無線基地局を介して一般の有線電話回
線がない場合でも利用できるとともに、有線電話回線が
あるところではコードレス用アダプタを装置本体の電池
ボックス装着部に装着することにより、有線電話回線に
接続されたコードレス電話機の親機を介し装置本体をコ
ードレス電話機の子機として通話することができ、１台
で携帯無線電話装置としてもコードレス電話機の子機と
しても利用でき、しかも特定の電話番号を記憶するアド
レスメモリを両者で使用することが可能である。
線電話機と同様に無線基地局を介して一般の有線電話回
線がない場合でも利用できるとともに、有線電話回線が
あるところではコードレス用アダプタを装置本体の電池
ボックス装着部に装着することにより、有線電話回線に
接続されたコードレス電話機の親機を介し装置本体をコ
ードレス電話機の子機として通話することができ、１台
で携帯無線電話装置としてもコードレス電話機の子機と
しても利用でき、しかも特定の電話番号を記憶するアド
レスメモリを両者で使用することが可能である。
【図１】本発明の一実施例における携帯無線電話装置を
従来の携帯無線電話機と同様に利用する場合を示す構成
図である。
従来の携帯無線電話機と同様に利用する場合を示す構成
図である。
【図２】本発明の携帯無線電話をコードレス電話機の子
機として利用する場合を示す構成図である。
機として利用する場合を示す構成図である。
【図３】本発明の携帯無線電話装置の回路を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図４】従来の携帯無線電話機を示す構成図である。
２ 電池ボックス装着部 11 制御部 12 外部インターフェイス 13 コードレス電話機の親機 14 コードレス用アダプタ 15 コードレス用無線部 16 コードレス用アンテナ 17 アダプタ側インターフェイス 18 コードレス用電池
Claims (1)
- 【請求項１】 携帯無線電話装置の装置本体の電池ボッ
クス装着部に制御部と接続する外部インターフェイスを
設け、前記電池ボックス装着部にコードレス用無線部
と、コードレス用アンテナと、コードレス用電池部と、
前記外部インターフェイスと接合するアダプタ側インタ
ーフェイスからなりコードレス電話機の親機と無線電波
の送受信を行うコードレス用アダプタを着脱自在に装着
するよう構成した携帯無線電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10292291A JP2983326B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 携帯無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10292291A JP2983326B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 携帯無線電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334133A JPH04334133A (ja) | 1992-11-20 |
| JP2983326B2 true JP2983326B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=14340349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10292291A Expired - Fee Related JP2983326B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 携帯無線電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2983326B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06311104A (ja) * | 1993-04-26 | 1994-11-04 | Nec Corp | 携帯電話装置 |
| US9509823B2 (en) | 2013-03-25 | 2016-11-29 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Cordless telephone system and handset thereof |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP10292291A patent/JP2983326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04334133A (ja) | 1992-11-20 |
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