JP2000299720A - 携帯電話およびモニタ装置 - Google Patents

携帯電話およびモニタ装置

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JP2000299720A
JP2000299720A JP11106306A JP10630699A JP2000299720A JP 2000299720 A JP2000299720 A JP 2000299720A JP 11106306 A JP11106306 A JP 11106306A JP 10630699 A JP10630699 A JP 10630699A JP 2000299720 A JP2000299720 A JP 2000299720A
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unit
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mobile phone
monitor
input
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JP11106306A
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Tatsuya Nagae
達也 永恵
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ORIENT ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的強い電磁波の送受信を行う第1のユニッ
トと、通信時に操作する第2のユニットとに分割するこ
とにより、比較的強い電磁波の送受信が人体近傍で行わ
れないようにすることで、心配されている電磁波による
人体への影響を低減することができる携帯電話を提供す
る。 【解決手段】親機1は一方(相手局または子機2)から
送信されてきた情報を他方に転送するものとして機能す
るだけであり、通信中にユーザによる特別な操作を必要
としない。一方、子機2において相手局から送信されて
きた情報の出力や、相手局に送信する情報の入力が行わ
れる。すなわち、ユーザは比較的強い電磁波の送受信が
行われる親機1を操作することなく、子機2を操作する
だけで発着信・応答を行える。また、親機1と子機2と
の間では比較的弱い電磁波で通信が行えるので、心配さ
れている電磁波による人体への影響を低減することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線基地局を介
して他の装置と通信が行える携帯電話および携帯電話に
適用されるモニタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電磁波を利用し、無線基地局
を介して他の装置と通信できる携帯電話があった。最
近、小型化および軽量化によって持ち運びに便利な携帯
電話が提案されている。また、携帯電話からインターネ
ット等の各種情報サービスセンタへの接続も行え、携帯
電話の利用範囲も広がっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信に
は比較的強い電磁波が利用されている。一方、携帯電話
の使用時には送受信部が設けられた本体を人体に近接さ
せるため、人体近傍でこの比較的強い電磁波の送受信が
行われており、電磁波による人体への影響が心配されは
じめている。
【0004】この発明の目的は、比較的強い電磁波の送
受信を行う第1のユニットと、通信時に操作する第2の
ユニットとに分割することにより、心配されている電磁
波による人体への影響を低減することができる携帯電話
を提供することにある。
【0005】また、この発明は既存の携帯電話に適用す
ることによって、心配されている電磁波による人体への
影響を低減するモニタ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)この発明にかかる
携帯電話は、第1のユニットと第2のユニットとに分割
され、上記第1のユニットは、上記無線基地局を介して
他の装置との通信を制御する通信制御部を備え、上記第
2のユニットは、キー等が配置された操作部と、マイク
ロホンやスピーカ等が配置され音声による入出力を制御
する音声入出力部と、入出力される情報等を表示する表
示部と、を備え、上記通信制御部は、無線基地局を介し
て他の装置から受信した情報については上記第2のユニ
ットに転送し、上記第2のユニットから受信した情報に
ついては無線基地局を介して他の装置に転送する情報転
送機能を有する(請求項1)。
【0007】上記構成の携帯電話においては、第1のユ
ニットが比較的強い電磁波を利用した通信を実行し、第
2のユニットが通信における音声等の入出力処理を実行
する(発着信・応答等が行える。)。このため、ユーザ
は第2のユニットを操作するだけで他の装置と通信が行
えるので、第1のユニットを人体に近接させなくてもよ
い。すなわち、比較的強い電磁波の送受信が行われる第
1のユニットを人体に近接させることなく通信が行え
る。よって、心配されている電磁波による人体への影響
を低減することができる。
【0008】(2)また、上記第1のユニットと上記第
2のユニットとは、無線信号により通信を行う(請求項
2)。
【0009】上記構成では、第1のユニットと第2のユ
ニットとの間における通信を無線信号で行うように構成
しても、第1のユニットと第2のユニットとはユーザが
携帯するものであるため両ユニット間の距離が近く、比
較的弱い電磁波で通信が行える。したがって、人体に近
づける第2のユニットでは比較的弱い電磁波の送受信が
行われるだけであり、心配されている電磁波による人体
への影響を低減できる。また、第1のユニットについて
は比較的取り出しにくいカバン等に入れておいてもよい
ため携帯にも便利である。
【0010】(3)また、上記第1のユニットおよび第
2のユニットには、ID番号が付与されており、上記第
1のユニットは、上記第2のユニットに情報を送信する
際に該情報に上記ID番号を付けて送信し、上記第2の
ユニットは、上記第1のユニットに情報を送信する際に
該情報に上記ID番号を付けて送信する(請求項3)。
【0011】上記構成では、第1のユニットと第2のユ
ニットとの間では、付与されているID番号を用いて通
信を行うようにした。これにより、第1のユニットでは
対応する第2のユニットから送信されてきた情報のみ受
信することができ(対応しない第2のユニットからの情
報については無視できる。)、また第2のユニットでも
対応する第1のユニットから送信されてきた情報のみ受
信することができる(対応しない第1のユニットからの
情報については無視できる。)。したがって、第1のユ
ニットと第2のユニットとの間で混信することがない。
【0012】(4)さらに、上記操作部は、上記表示部
の画面上に配置されたタッチパネルを含んでいる(請求
項4)。
【0013】上記構成では、表示部にタッチパネルを配
置したことにより、表示部を入力部として利用すること
ができる。したがって、従来ダイヤルキー等を配置して
いたスペースを利用して、比較的大きな表示画面の表示
部を設けることができる。これにより、通信時に受信し
た情報等を見やすく表示することができる。なお、タッ
チパネルを配置しているので、適当な画像(例えば、ダ
イヤルキーの画像等)を表示して、ユーザに入力操作を
行わせればよい。
【0014】(5)また、この発明は電磁波を利用し、
無線基地局を介して他の装置と通信が行える携帯電話に
適用されるモニタ装置であって、携帯電話本体に着脱自
在に構成されたアダプタユニットと、キー等が配置され
た操作部、マイクロホンやスピーカ等が配置され音声に
よる入出力を制御する音声入出力部および入出力される
情報等を表示する表示部を有するモニタユニットと、を
備え、前記アダプタユニットは、携帯電話本体が無線基
地局を介して他の装置から受信した情報を上記モニタユ
ニットに転送し、上記モニタユニットから受信した情報
については携帯電話本体に転送する情報転送機能を有す
る。(請求項5) (6)また、上記アダプタユニットと上記モニタユニッ
トとは、無線信号により通信を行う(請求項6)。
【0015】(7)また、上記アダプタユニットおよび
モニタユニットには、ID番号が付与されており、上記
アダプタユニットは、上記モニタユニットに情報を送信
する際に該情報に上記ID番号を付けて送信し、上記モ
ニタユニットは、上記アダプタユニットに情報を送信す
る際に該情報に上記ID番号を付けて送信する(請求項
7)。
【0016】(8)さらに、上記操作部は、上記表示部
の画面上に配置されたタッチパネルを含んでいる(請求
項8)。
【0017】従来の一般的な携帯電話には、受信した情
報等を出力する出力端子および外部機器等からの情報の
入力を受け付ける入力端子が設けられている。上記請求
項5〜8に記載した構成では、モニタ装置においては、
第1のユニットを携帯電話に装着することで、上記請求
項1〜4に記載した発明にかかる携帯電話の第1のユニ
ットとして機能する。また、モニタユニットは上記発明
の携帯電話における第2のユニットとして機能する。し
たがって、本願発明にかかるモニタ装置を従来の携帯電
話装置に適用することにより、上記発明にかかる携帯電
話と同様の効果を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る携帯電話の外観を示す図であり、図1(A)はこの発
明で言う第1のユニットに相当する親機の外観図であ
り、図1(B)はこの発明で言う第2のユニットに相当
する子機の外観図である。また、図2は親機の構成を示
すブロック図であり、図3は子機の構成を示すブロック
図である。なお、この発明の実施形態にかかる携帯電話
は親機1および子機2によって構成され、ユーザは親機
1および子機2を携帯する。親機1は、本体の動作を制
御する制御部11と、比較的強い電磁波で無線基地局と
情報の送受信(通信)を行う第1送信部12および第1
受信部13と、比較的弱い電磁波で子機2と情報の送受
信を行う第2受信部14および第2送信部15と、を備
えている。また、図1において16は無線基地局との通
信に利用するアンテナである。なお、子機2との通信に
利用するアンテナについては図示していない。
【0019】子機2は、本体の動作を制御する制御部2
1と、マイクロホン22aやスピーカ22bを有し音声
の入出力を行う音声入出力部22と、入力操作を行う操
作部23と、入出力された情報を表示する表示部24
と、比較的弱い電磁波で親機1と情報の送受信を行う送
信部25および受信部26と、を備えている。操作部2
3には、表示部24の画面上に配置されたタッチパネル
23aが含まれており、表示部24の画面上で入力操作
が行える。また、操作部2には、本体における電源のオ
ン/オフを切り換える電源キー等の操作キーも設けられ
ている。
【0020】次に、この発明の実施形態にかかる携帯電
話の動作について説明する。この実施形態の携帯電話で
は、親機1が第1受信部13で無線基地局を介して他の
装置(以下、相手局と言う。)から送信されてきた接続
要求を受信する。親機1は、相手局からの接続要求を受
信すると、この接続要求を第2送信部15から子機2へ
転送する。子機2は、受信部26において親機1から転
送されてきた相手局からの接続要求を受信すると、接続
要求を受信した旨の報知(呼び出し音の出力等)を行
う。これにより、他の装置からの接続要求があることを
ユーザに認識させる。ここで、子機2は操作部23に設
けられているオフフックキーが操作されると、送信部2
5から接続許可を親機1へ送信する。親機1は第2受信
部24において子機2からの接続許可を受信すると、こ
の接続許可を無線基地局を介して相手局に送信する。こ
ののち、相手局との通信が開始される。
【0021】一方、この実施形態の携帯電話から発信す
る場合、ユーザはオフフックキーを操作した後、通信を
行う相手局の番号(電話番号)を入力する。このとき、
表示部24には図1(B)に示すダイヤルキーの画像が
表示され、相手局の番号の入力を画面上で受け付ける。
なお、ユーザの入力操作は画面上に配置したタッチパネ
ル23aによって検出される。子機2は、相手局の番号
が入力されると、送信部25から該番号を含む接続要求
を親機1に送信する。親機1は第2受信部14において
この接続要求を受信すると、第1送信部12から無線基
地局へ送信する(この接続要求は無線基地局から相手局
に送信される。)。そして、相手局からの接続許可を受
信すると、相手局との通信が開始される。
【0022】通信中における親機1は、無線基地局を介
して送信されてきた情報を第1受信部13で受信し、こ
れを第2送信部15から子機2へ転送する。また、第2
受信部14で受信した子機2からの情報については、第
1送信部12から無線基地局を介して相手局へ転送す
る。すなわち、親機1は相手局から送信されてきた情報
については、これを子機2に転送するとともに、子機2
から送信されてきた情報については、これを相手局(無
線基地局)に転送する。
【0023】子機2は受信部26において親機1から転
送されてきた情報を受信すると、受信した情報に基づい
てスピーカ22bから音声信号を出力したり、表示部2
4に該情報に基づく表示を行う等の出力処理を実行す
る。一方、マイクロホン22aにおいて入力された音声
や操作部23において入力された情報ついては、送信部
25から親機1へ送信する。
【0024】さらに、親機1および子機2にはID番号
が付与されており、制御部11および制御部21に設け
られている図示していないメモリにこのID番号が記憶
されている。そして、親機1は子機2に情報を送信(転
送)するとき、該情報に記憶しているID番号を付けて
送信しており、子機2は情報を受信したときに該情報に
付けられているID番号と制御部21に記憶しているI
D番号とを比較し、一致していれば該情報について出力
処理を行い、一致していなければ該情報を無視する(出
力処理を行わない。)。また、子機2も同様に親機1に
情報を送信するときには、該情報に記憶しているID番
号を付けて送信し、親機1は情報を受信したときに該情
報に付けられているID番号と制御部11に記憶してい
るID番号とを比較し、一致していれば該情報を無線基
地局を介して相手局に送信し、一致していなければ該情
報を無視する(相手局に送信しない。)。
【0025】このように、親機1および子機2は対応す
る親機1または子機2から送信されてきた情報について
は適正に処理し、他の親機1または子機2から送信され
てきた情報については無視する。したがって、親機1と
子機2との間で混信することがなく、また、他人が所有
する親機1や子機2に通信している情報が漏洩するとい
う問題も生じない。
【0026】なお、相手局との通信を終了するときに
は、オンフックキーを操作すればよい。
【0027】以上のように、親機1は一方(相手局また
は子機2)から送信されてきた情報を他方に転送するも
のとして機能するだけであり、ユーザが通信中に操作す
る必要がない。一方、子機2が相手局から送信されてき
た情報の出力や、相手局に送信する情報の入力を受け付
ける。すなわち、ユーザは発着信・応答を子機2を操作
するだけでよい。したがって、ユーザは通信時に子機2
を操作できればよい(親機1を操作する必要がな
い。)。よって、親機1については比較的簡単に取り出
すことができないカバン等に入れて携帯していても特に
問題が生じることはなく、子機2については比較的簡単
に取り出すことができるシャツや上着のポケット等に入
れておけば相手局との通信が簡単に行える。
【0028】また、この実施形態にかかる携帯電話で
は、無線基地局と通信を行う親機1と、通信時に情報の
入出力を行う子機2とに分離したため、比較的強い電磁
波で通信を行う親機1を人体に近接させることがない。
また、親機1および子機2はユーザが携帯するものであ
ることから、親機1と子機2との間では比較的弱い電磁
波で通信が行える。すなわち、通信時に操作する子機2
では比較的弱い電磁波による送受信が行われるため、心
配されている電磁波による人体への影響を低減すること
ができる。
【0029】さらに、親機1と子機2との間における通
信にID番号を用いるようにしたので、親機1と子機2
との間で混信することがなく、他人に通信している情報
が漏洩することが防止できる。
【0030】なお、上記の実施形態では、親機1と子機
2とが比較的弱い電磁波で通信するものであるとして説
明を行ったが、親機1と子機2とを信号ケーブルで接続
し、該信号ケーブルを利用して通信を行う構成としても
よい。このようにすれば、心配されている電磁波による
人体への影響を一層低減することができる。
【0031】また、表示部24の画面上にタッチパネル
23aを配置し、ダイヤルキーの操作等を画面上で行え
るようにしたため、子機2本体にダイヤルキー等を配置
する必要がない。そして、従来の携帯電話においてダイ
ヤルキーが配置されていたスペースを利用して、子機2
を大型化することなく比較的大きな画面の表示部24を
設けている。特に最近では、インターネットや各種情報
サービス(例えば、株式情報等)に接続することがあ
り、通信により相手局から獲得する情報量が多くなって
きており、画面が小さいと1画面に表示できる情報量が
少ないため何度も画面を切り換えなければならず、通信
により獲得した情報を簡単に確認することができなかっ
た。一方、本実施形態の携帯電話では本体を大型化する
ことなく、表示部24の画面を比較的大きしたので、通
信により獲得した情報を簡単に確認することができる。
【0032】次に、この発明にかかるモニタ装置の実施
形態について説明する。この実施形態のモニタ装置は、
従来の携帯電話に着脱自在のアダプタユニット3と上記
アダプタユニット3と比較的弱い電磁波により通信を行
うモニタユニットとからなる。図4はアダプタユニット
の外観図であり、図5はアダプタユニットの構成を示す
ブロック図である。また、この実施形態におけるモニタ
ユニットは上記の実施形態における子機2である。ここ
では、上記実施形態における子機2をモニタユニット2
と言い換えて以下の説明を行う。
【0033】アダプタユニット3は、図6に示すように
従来の携帯電話5に対して着脱自在である。従来より実
用化されている一般的な携帯電話5には外部機器との間
で情報の入出力を行うための入出力端子が設けられてい
る。一方、アダプタユニット3には、本体の動作を制御
する制御部31と、装着された携帯電話5の上記入出力
端子と接続される入出力部32と、モニタユニット2か
ら送信されてきた情報を受信する受信部33と、モニタ
ユニット2へ情報を送信する送信部34と、が備えられ
ている(図5参照)。なお、図4に示す32aは、携帯
電話5の入出力端子との接続部として機能するコネクタ
である。携帯電話5は、底部に入出力端子が設けられて
おり、図6に示すようにアダプタユニット3を装着した
ときに、コネクタ32aによって入出力部32と携帯電
話5の入出力端子とが接続される。
【0034】次に、この実施形態にかかるモニタ装置の
動作について説明する。携帯電話5は周知のように無線
基地局を介して他の装置(以下、相手局と言う。)から
送信されてきた接続要求を受信することができるととも
に、任意の相手局に対して接続要求を送信することがで
きる。携帯電話5が受信した接続要求はアダプタユニッ
ト3に入力される。アダプタユニット3は接続要求が入
力されると、この接続要求を送信部34からモニタユニ
ット2へ転送する。モニタユニット2は、受信部26に
おいてアダプタユニット3から転送されてきた接続要求
を受信すると、接続要求を受信した旨の報知(呼び出し
音の出力等)を行う。これにより、他の装置からの接続
要求があることをユーザに認識させる。ここで、モニタ
ユニット2は操作部23に設けられているオフフックキ
ーが操作されると、送信部25から接続許可をアダプタ
ユニット3へ送信する。アダプタユニット3は受信部3
3においてモニタユニット2からの接続許可を受信する
と、この接続許可を入出力部32から携帯電話5に入力
する。携帯電話5はここで入力された接続許可を基地局
を介して相手局に送信する。こののち、相手局との通信
が開始される。
【0035】一方、この実施形態のモニタ装置側から発
信する場合、ユーザはモニターユニット2においてオフ
フックキーを操作した後、通信を行う相手局の番号(電
話番号)を入力する。このとき、表示部24には図1
(B)に示すダイヤルキーの画像が表示され、相手局の
番号の入力を画面上で受け付ける。なお、ユーザの入力
操作は画面上に配置されているタッチパネル23aによ
り検出される。モニタユニット2は、相手局の番号が入
力されると、送信部25から該番号を含む接続要求をア
ダプタユニット3に送信する。アダプタユニット3は受
信部33においてこの接続要求を受信すると、この接続
要求を入出力部32から携帯電話5に入力する。携帯電
話5は入力された接続要求を無線基地局へ送信する(こ
の接続要求は無線基地局から相手局に送信される。)。
そして、携帯電話5において相手局からの接続許可を受
信すると、相手局との通信が開始される。
【0036】通信中における携帯電話5は、無線基地局
を介して相手局から送信されてきた情報をアダプタユニ
ット3に入力する。アダプタユニット3は、入出力部3
2に携帯電話5から入力された情報を送信部34からモ
ニタユニット2へ転送する。モニタユニット2は受信部
26においてアダプタユニット3から転送されてきた情
報を受信すると、受信した情報に基づいてスピーカ22
bから音声信号を出力したり、表示部24に該情報に基
づく表示を行う等の出力処理を実行する。
【0037】また、モニタユニット2はマイクロホン2
2aに入力された音声や操作部23において入力された
情報を送信部25からアダプタユニット3へ送信する。
アダプタユニット3は受信部33でモニタユニットから
の情報を受信すると、これを入出力部32から携帯電話
5に入力する。携帯電話5はアダプタユニットから入力
された情報を相手局(無線基地局)に転送する。
【0038】さらに、アダプタユニット3およびモニタ
ユニット2にもID番号が付与されており、上記した親
機1と子機2と同様にアダプタユニット3とモニタユニ
ット2との間における通信もこのID番号を用いて行わ
れており、アダプタユニット3とモニタユニット2との
間で混信することがない。
【0039】このように、この実施形態ではアダプタユ
ニット3が装着された携帯電話5が上記の実施形態にお
ける親機1と同様に機能し、モニタユニット2が上記の
実施形態おける子機2と同様に機能する。したがって、
上記の実施形態の携帯電話と同様の効果を奏する。しか
も、この実施形態にかかるモニタ装置は、アダプタユニ
ット3に無線基地局との通信を行う機能が必要でないた
め(この機能は既存の携帯電話5が有している。)、上
記実施形態の携帯電話よりも製造コストが安価になる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明の携帯電話によ
れば、無線基地局と通信を行う第1のユニットとユーザ
が操作する第2のユニットに分割したため、比較的強い
電磁波の送受信が人体に近接させる第2のユニットでは
行われない。したがって、電磁波による人体への影響を
低減することができる。
【0041】また、この発明のモニタ装置によれば、既
存の携帯電話を利用することで、心配されている電磁波
による人体への影響を低減することができるとともに、
製造コストも安価にできる。
【0042】さらに、第1のユニットと第2のユニット
との間における通信、およびモニタ装置とアダプタユニ
ットとの間における通信にID番号を用いるようにした
ので、第1のユニットと第2のユニットとの間およびモ
ニタ装置とアダプタユニットとの間で混信が生じること
がなく、他人に通信している情報が漏洩することもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である携帯電話の外観を示
す図である。
【図2】この発明の実施形態である携帯電話にかかる親
機の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施形態である携帯電話にかかる子
機の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施形態であるモニタ装置の外観を
示す図である。
【図5】この発明の実施形態であるモニタ装置にかかる
アダプタユニットの構成を示すブロック図である。
【図6】携帯電話にこの実施形態のモニタ装置にかかる
アダプタユニットを装着した状態を示す図である。
【符号の説明】
1−親機 2−子機(モニタユニット) 3−アダプタユニット 5−携帯電話 11−制御部 12−第1送信部 13−第1受信部 14−第2受信部 15−第2送信部 21−制御部 22−音声入出力部 23−操作部 24−表示部 25−送信部 26−受信部 31−制御部 32−入出力部 33−受信部 34−送信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を利用し、無線基地局を介して他
    の装置と通信が行える携帯電話において、 第1のユニットと第2のユニットとに分割され、 上記第1のユニットは、上記無線基地局を介して他の装
    置との通信を制御する通信制御部を備え、 上記第2のユニットは、キー等が配置された操作部と、
    マイクロホンやスピーカ等が配置され音声による入出力
    を制御する音声入出力部と、入出力される情報等を表示
    する表示部と、を備え、 上記通信制御部は、無線基地局を介して他の装置から受
    信した情報については上記第2のユニットに転送し、上
    記第2のユニットから受信した情報については無線基地
    局を介して他の装置に転送する情報転送機能を有する携
    帯電話。
  2. 【請求項2】 上記第1のユニットと上記第2のユニッ
    トとは、無線信号により通信を行う請求項1に記載の携
    帯電話。
  3. 【請求項3】 上記第1のユニットおよび第2のユニッ
    トには、ID番号が付与されており、 上記第1のユニットは、上記第2のユニットに情報を送
    信する際に該情報に上記ID番号を付けて送信し、 上記第2のユニットは、上記第1のユニットに情報を送
    信する際に該情報に上記ID番号を付けて送信する請求
    項2に記載の携帯電話。
  4. 【請求項4】 上記操作部は、上記表示部の画面上に配
    置されたタッチパネルを含む請求項1、2または3のい
    ずれかに記載の携帯電話。
  5. 【請求項5】 電磁波を利用し、無線基地局を介して他
    の装置と通信が行える携帯電話に適用されるモニタ装置
    であって、 携帯電話本体に着脱自在に構成されたアダプタユニット
    と、 キー等が配置された操作部、マイクロホンやスピーカ等
    が配置され音声による入出力を制御する音声入出力部お
    よび入出力される情報等を表示する表示部を有するモニ
    タユニットと、を備え、 前記アダプタユニットは、携帯電話本体が無線基地局を
    介して他の装置から受信した情報を上記モニタユニット
    に転送し、上記モニタユニットから受信した情報につい
    ては携帯電話本体に転送する情報転送機能を有するモニ
    タ装置。
  6. 【請求項6】 上記アダプタユニットと上記モニタユニ
    ットとは、無線信号により通信を行う請求項5に記載の
    モニタ装置。
  7. 【請求項7】 上記アダプタユニットおよびモニタユニ
    ットには、ID番号が付与されており、 上記アダプタユニットは、上記モニタユニットに情報を
    送信する際に該情報に上記ID番号を付けて送信し、 上記モニタユニットは、上記アダプタユニットに情報を
    送信する際に該情報に上記ID番号を付けて送信する請
    求項6に記載のモニタ装置。
  8. 【請求項8】 上記操作部は、上記表示部の画面上に配
    置されたタッチパネルを含む請求項5、6または7のい
    ずれかに記載のモニタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240683A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Tokai Rika Co Ltd Idアダプタ、車両用セキュリティ解除システム及び車両用セキュリティシステムの解除方法
JP5519844B1 (ja) * 2013-07-31 2014-06-11 パナソニック株式会社 コードレス電話システム

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