JP3716137B2 - 複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリーシステム - Google Patents

複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリーシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリーシステムに関し、特に車載用コードレスハンズフリーに対応した移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)、及び車載電話機等の移動通信端末においては、その端末を手に取ることなく通話を可能とするハンズフリーシステムが用いられている。
【0003】
このハンズフリーシステムは自動車運転中に移動通信端末を使用する際に、片手操作を行うことへの安全性を配慮したシステムである。このハンズフリーシステムとしては、例えば移動通信端末が受信した信号を無線にて子機に送信し、子機に備えたイヤフォンにて音声を聞くものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の移動通信端末では、自動車運転中に使用する際の片手操作に対する安全性を配慮するためにハンズフリーシステムが用いられているが、移動通信端末の車載ハンズフリーへの接続がケーブル接続にて行われている。
【0005】
通常、移動通信端末は使用者のポケットまたはバッグに入れられている場合が多く、車載ハンズフリーとして使用する場合、いちいちポケット等から取出してハンズフリー機器との接続を行わなければならず、それ専用のホルダを設置する必要がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、ケーブル接続や専用ホルダの設置を行うことなく、車載ハンズフリーの使い勝手を向上させることができる複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリーシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による複合移動通信端末は、携帯電話の無線機器と、コードレス電話機の親機に無線接続可能なPHS(Personal Handyphone System)の無線機器と、通話相手の音声を出力するスビーカ及び使用者の音声を入力するマイクとを含む複合移動通信端末であって、
前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとの接続を携帯電話の無線機器による通話時とPHSの無線機器による通話時と前記携帯電話の無線機器による通話をハンズフリーにて実現するハンズフリー通話時とに応じて切替える切替え手段と、
自機の待ち受け状態において一定時間毎にPHS公衆基地局及び前記コードレス電話機の親機の検索を行う手段と、
その検索で前記コードレス電話機の親機が検索された時に前記コードレス電話機の親機の待ち受け処理を行う手段とを備え、
前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器を前記切替え手段によって前記PHSの無線機器に接続し、前記PHSの無線機器を介してコードレス電話機の親機に接続することで、前記携帯電話の無線機器前記ハンズフリー通話を実現するためのハンズフリー機器に前記コードレス電話機の親機を介して接続し、
前記切替え手段は、前記携帯電話の無線機器による通話時に前記携帯電話の無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記PHSの無線機器による通話時に前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器とを接続している。
【0008】
本発明による車載ハンズフリーシステムは、携帯電話の無線機器と、コードレス電話機の親機に無線接続可能なPHS(Personal Handyphone System)の無線機器と、通話相手の音声を出力するスビーカ及び使用者の音声を入力するマイクとを含む複合移動通信端末が設置自在な車載ハンズフリーシステムであって、
前記複合移動通信端末に設けられかつ前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとの接続を携帯電話の無線機器による通話時とPHSの無線機器による通話時と前記携帯電話の無線機器による通話をハンズフリーにて実現するハンズフリー通話時とに応じて切替える切替え手段と、
前記複合移動通信端末に設けられかつ自機の待ち受け状態において一定時間毎にPHS公衆基地局及び前記コードレス電話機の親機の検索を行う手段と、
前記複合移動通信端末に設けられかつその検索で前記コードレス電話機の親機が検索された時に前記コードレス電話機の親機の待ち受け処理を行う手段と、
前記ハンズフリー通話を実現するためのハンズフリー機器と、
前記PHSの無線機器に無線接続されかつ前記ハンズフリー機器に有線接続されるコードレス電話機の親機とを備え、
前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器を前記切替え手段によって前記PHSの無線機器に接続し、前記PHSの無線機器を介してコードレス電話機の親機に接続することで、前記携帯電話の無線機器を前記コードレス電話機の親機を介して前記ハンズフリー機器に接続し、
前記切替え手段は、前記携帯電話の無線機器による通話時に前記携帯電話の無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記PHSの無線機器による通話時に前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器とを接続している。
【0009】
すなわち、本発明の複合移動通信端末は、携帯電話とPHSの無線機器とを内蔵しており、車載時にPHSのコードレス機能を使用してハンズフリーシステムに対応することで、ハンズフリー機器との面倒な接続及び端末の固定設置をなくすことが可能となり、車載ハンズフリーの使い勝手を向上することが可能となる。
【0010】
より具体的に、本発明の複合移動通信端末は、携帯電話及びPHSで通話する場合、音声パス切替部で携帯電話及びPHSの接続先を切替えることで、つまりハンズフリーモード時に携帯電話とPHSとを接続するよう切替えることで、PHSを通してコードレス電話機の親機に接続されたハンズフリー機器が使用可能となり、ハンズフリーモードでの通話が実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による複合移動通信端末の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による複合移動体通信端末は携帯無線部1と、携帯変復調部2と、携帯音声処理部3と、PHS無線部4と、PHS変復調部5と、PHS音声処理部6と、スピーカ7と、マイク8と、音声パス切替部9と、記憶部10と、制御部11と、タイマ12と、トーン発生部13と、操作部14と、表示部15と、携帯のアンテナ16と、PHSのアンテナ17とから構成されている。
【0012】
携帯無線部1は信号の送受信を高周波にて行い、携帯変復調部2は携帯無線部1からの高周波信号を低周波信号に変換し、与えられた低周波信号を高周波信号に変換して携帯無線部1に出力する。携帯音声処理部3は音声信号の処理を行う。
【0013】
PHS無線部4は信号の送受信を高周波にて行い、PHS復調部5はPHS無線部4からの高周波信号を低周波信号に変換し、与えられた低周波信号を高周波信号に変換してPHS無線部4に出力する。PHS音声処理部6は音声信号の処理を行う。スピーカ7は通話相手の音声を出力し、マイク8は使用者の音声を入力する。
【0014】
音声パス切替部9は携帯無線部1と携帯変復調部2と携帯音声処理部3とによる携帯電話通話と、PHS無線部4とPHS変復調部5とPHS音声処理部6とによるPHS通話と、ハンズフリー通話との切替えを行う。
【0015】
すなわち、音声パス切替部9は携帯電話通話時にスピーカ7及びマイク8を携帯音声処理部3に接続し、PHS通話時にスピーカ7及びマイク8をPHS音声処理部6に接続し、ハンズフリー通話時に携帯音声処理部3とPHS音声処理部6とを接続することで、上記の切替えを行う。
【0016】
制御部11は複合移動通信端末の各部の制御を行う。また、制御部11はハードウェア制御部11aと、携帯通信プロトコル11bと、PHS通信プロトコル11cと、エアー監視部11dと、インターフェース部11eとから構成されている。
【0017】
ハードウェア制御部11aは携帯音声処理部3とPHS音声処理部6と音声パス切替部9とをそれぞれ制御する。携帯通信プロトコル11bは携帯電話の通信プロトコルを実現し、PHS通信プロトコル11cはPHSの通信プロトコルを実現する。
【0018】
エアー監視部11dは携帯電話及びPHSの着信、発信、圏内/圏外等を監視する。インターフェース部11eはトーン発生部13と操作部14と表示部15とに対するインターフェースとなる。
【0019】
記憶部10は携帯電話及びPHSの電話番号や携帯電話及びPHS固有の情報等を記憶する。タイマ12は時間計測を行い、トーン発生部13は着信音等を発する。操作部14は操作キー等を含み、表示部15は液晶表示器等で実現される。
【0020】
図2は本発明の一実施例による車載ハンズフリーシステムの構成を示すブロック図である。図2においては携帯受信エリアと、PHS受信エリアと、車載PHS屋内受信エリア(コードレス電話機の親機の受信エリア)とを示している。
【0021】
上記の携帯電話エリア内にはコードレス電話機の親機22と、携帯基地局(携帯CS)23と、PHS公衆基地局(PHS公衆CS)24−1〜24−3とが設置されている。
【0022】
尚、コードレス電話機の親機22の車載PHS屋内受信エリア及びPHS公衆CS24−1〜24−3のPHS受信エリアは各々近傍に図示する円形エリアで示している。
【0023】
また、コードレス電話機の親機22にはハンズフリー機器21が接続されており、複合移動通信端末20がコードレス電話機の親機22を介してハンズフリー機器21に接続することでハンズフリー機能が実現される。複合移動通信端末20は上述した図1に示す構成となっている。
【0024】
図3はPHSのサービスの概要を示す図である。図3において、PHSのサービスとしては自営サービスと、トランシーバサービスと、公衆サービスとがある。自営サービスには事務所用構内交換機に接続する自営サービスAと、家庭用コードレス電話機に接続する自営サービスBと、家庭用アンテナを介して公衆システムに接続する自営サービスCと、事務所用アンテナを介して公衆システムに接続する自営サービスDとがある。トランシーバサービスはトランシーバに接続するサービスである。公衆サービスは屋外公衆基地局(公衆CS)に接続するサービスである。
【0025】
本発明の一実施例による複合移動通信端末20はPHSが接続可能なコードレス電話機の親機22を車載用のハンズフリー機器21に接続して使用するところに特徴がある。
【0026】
また、本発明の一実施例による複合移動通信端末20では説明を簡単にするために、複合移動通信端末20のPHSのサービスとして公衆サービス及び自営サービスCのみが登録されている場合について説明を行う。さらに、自営サービスCとしては車載用のハンズフリー機器21が接続されたコードレス電話機の親機22とのみ通信を行うものとする。
【0027】
図4は本発明の一実施例による複合移動通信端末20の電源ON時のPHSのCS検索動作を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施例による複合移動通信端末20の待ち受け時のPHSのCS検索動作を示すフローチャートである。これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例による複合移動通信端末20の動作について説明する。
【0028】
まず、複合移動通信端末20の電源をONにすると、携帯電話及びPHS各々の機能がそれぞれ立上り、無線基地局との位置登録動作等が行われ、待ち受け状態に移行する。ここで、PHSのCS検索動作について図4を用いて説明する。
【0029】
複合移動通信端末20は電源ONでCS検索を行う(図4ステップS1)。ここでのCS検索はPHS公衆CS24−1〜24−3及びコードレス電話機の親機22の両方の検索を行う。
【0030】
複合移動通信端末20は検索終了後にCSがあるかどうかを判定し(図4ステップS2)、CSが全くなければ圏外と判断し、圏外処理を行い(図4ステップS6)、待ち受けモードに移行する。
【0031】
複合移動通信端末20はCSがあれば、そのCSにコードレス電話機の親機22があるかどうかを判定し(図4ステップS3)、コードレス電話機の親機22がなければ公衆待ち受け処理を行い(図4ステップS5)、待ち受けモードに移行する。また、複合移動通信端末20はそのCSにコードレス電話機の親機22があれば、コードレス電話機待受処理を行い(図4ステップS4)、待ち受けモードに移行する。
【0032】
図5に示す処理動作は待ち受け(モード)状態におけるCSの検索フローであり、複合移動通信端末20は一定時間毎にCSの検索を行っている。まず、複合移動通信端末20はタイマ12のセットを行い(図5ステップS11)、タイムアウト判定でタイムアウトと判定すると(図5ステップS12)、圏内/圏外判定を行う(図5ステップS13)。
【0033】
複合移動通信端末20は圏外の場合に圏外タイムアウト状態へ移行し、圏内の場合に現在待ち受けているCSの判定を行う(図5ステップS14)。複合移動通信端末20は待ち受けているCSがコードレス電話機の親機22であれば、CS検索を行わないで待ち受けモードに戻る。
【0034】
また、複合移動通信端末20は現在待ち受けているCSがPHS公衆CS24−1〜24−3であれば、コードレス電話機の親機22の検索を行う(図5ステップS15)。複合移動通信端末20はコードレス電話機の親機22の検索終了後に、コードレス電話機の親機22の判定を行う(図5ステップS16)。
【0035】
複合移動通信端末20はコードレス電話機の親機22があれば、現在待ち受けているPHS公衆CS24−1〜24−3の圏外処理を行って、検索したコードレス電話機の親機22の待ち受け処理を行い(図5ステップS17)、待ち受けモードに移行する。複合移動通信端末20はコードレス電話機の親機22がなければ、待ち受けモードに戻る。尚、上述したCS検索処理及び検索判定は制御部11のエアー監視部11dで行われる。
【0036】
図6は図1の音声パス切替部9の内部構成を示すブロック図であり、図7は図1の音声パス切替部9の接続状態を示す図である。これら図6及び図7を参照して本発明の一実施例による複合移動通信端末20におけるPHS通話と携帯電話通話とハンズフリー通話との音声パスの切替え動作について説明する。
【0037】
ここで、音声パス切替部9内部には接続端子A〜Fが配設されており、接続端子Aは携帯音声処理部3の出力に接続され、接続端子Bは携帯音声処理部3の入力に接続されている。また、接続端子Cはスピーカ7に接続され、接続端子Dはマイク8に接続されている。さらに、接続端子EはPHS音声処理部6の出力に接続され、接続端子FはPHS音声処理部6の入力に接続されている。
【0038】
まず、複合移動通信端末の待ち受け時には、音声パス切替部9の内部において、図7の[1]に示すように、接続端子A〜F各々の間の接続を行わない。複合移動通信端末20で携帯電話通話を行う場合には、音声パス切替部9の内部において、図7の[2]に示すように、接続端子Aと接続端子Cとを接続し、接続端子Bと接続端子Dとを接続する。つまり、音声パス切替部9では携帯電話通話時に携帯音声処理部3の出力をスピーカ7に接続し、携帯音声処理部3の入力をマイク8に接続する。
【0039】
また、複合移動通信端末20でPHS通話を行う場合には、音声パス切替部9の内部において、図7の[3]に示すように、接続端子Cと接続端子Eとを接続し、接続端子Dと接続端子Fとを接続する。つまり、音声パス切替部9ではPHS通話時にPHS音声処理部6の出力をスピーカ7に接続し、PHS帯音声処理部6の入力をマイク8に接続する。
【0040】
さらに、複合移動通信端末20でハンズフリー接続を行う場合には、音声パス切替部9の内部において、図7の[4]に示すように、接続端子Aと接続端子Fとを接続し、接続端子Bと接続端子Eとを接続する。
【0041】
つまり、音声パス切替部9ではハンズフリー接続時に携帯音声処理部3の出力をPHS音声処理部6の入力に接続し、携帯音声処理部3の入力をPHS帯音声処理部6の出力に接続する。これによって、複合移動通信端末20がPHS機能を介してコードレス電話機の親機22に接続され、コードレス電話機の親機22を通してハンズフリー機器21に接続されることとなる。
【0042】
次に、本発明の一実施例による複合移動通信端末20におけるハンズフリー時の着信動作及び発信動作について以下に説明する。
【0043】
本発明の一実施例による複合移動通信端末20においてはハンズフリー時の発信の場合、コードレス電話機の親機22に、待ち受けている複合移動通信端末20のPHSへ着信をかける。
【0044】
この場合、PHS通信プロトコル部11cからエアー監視部11dにその旨が伝えられ、エアー監視部11dはPHS通信プロトコル部11cから受け取った電話番号で携帯通信プロトコル部11bに発信をかけるとともに、ハードウェア制御部11aを介して音声パス切替部9をハンズフリー時の接続に切替える。これによって、複合移動通信端末20はコードレス電話機の親機22を介してハンズフリー機器21に接続される。
【0045】
また、本発明の一実施例による複合移動通信端末20においてはハンズフリー時の着信の場合、まず複合移動通信端末20の携帯電話への着信がかかり、エアー監視部11dが待ち受けているコードレス電話機の親機22に対して着信転送をかけるとともに、ハードウェア制御部11aを介して音声パス切替部9をハンズフリー時の接続に切替える。これによって、複合移動通信端末20はコードレス電話機の親機22を介してハンズフリー機器21に接続される。
【0046】
このように、使用者が車載ハンズフリーを使用する場合、従来の方法であれば、移動体端末と車載ハンズフリー機器とをケーブルで接続する必要があり、ケーブル接続を安定するために移動機本体の専用ホルダ等への設置が必要であるが、本発明のように、複合移動通信端末20のPHS部のコードレス通信機能を車載時のハンズフリー通話に使用することで、使用者の使い勝手を向上させることができる。すなわち、複合移動通信端末20のPHS部のコードレス機能を用いることで、コードレス電話機の親機22を通して車載のハンズフリー機器21をコードレス化することができる。
【0047】
尚、上述した説明では複合移動通信端末に携帯無線部1と携帯変復調部2と携帯音声処理部3とからなる携帯電話機能と、PHS無線部4とPHS変復調部5とPHS音声処理部6とからなるPHS機能とを搭載している場合について述べたが、携帯電話機能の代わりにPHS機能をもう1系統搭載することによって、上記と同様のハンズフリーシステムを構成することができ、車載のハンズフリー機器21へのコードレス化が可能となる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、携帯電話機能とコードレス電話機の親機に無線接続可能なPHS機能と音声の外部との授受を行う音声入出力機器とを含む複合移動通信端末において、携帯電話機能とPHS機能と音声入出力機器との接続を携帯電話通話とPHS通話とハンズフリー通話とに応じて切替える切替え手段を備え、PHS機能をコードレス電話機の親機を通して携帯電話機能による通話をハンズフリーにて実現するためのハンズフリー機器に接続することによって、ケーブル接続や専用ホルダの設置を行うことなく、車載ハンズフリーの使い勝手を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による複合移動通信端末の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による複合移動通信端末を用いたシステム構成を示すブロック図である。
【図3】PHSのサービスの概要を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による複合移動通信端末の電源ON時のPHSのCS検索動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による複合移動通信端末の待ち受け時のPHSのCS検索動作を示すフローチャートである。
【図6】図1の音声パス切替部の内部構成を示すブロック図である。
【図7】図7は図1の音声パス切替部の接続状態を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯無線部
2 携帯変復調部
3 携帯音声処理部
4 PHS無線部
5 PHS変復調部
6 PHS音声処理部
7 スピーカ
8 マイク
9 音声パス切替部
10 記憶部
11 制御部
11a ハードウェア制御部
11b 携帯通信プロトコル
11c PHS通信プロトコル
11d エアー監視部
11e インターフェース部
12 タイマ
13 トーン発生部
14 操作部
15 表示部
16 携帯のアンテナ
17 PHSのアンテナ
20 複合移動通信端末
21 ハンズフリー機器
22 コードレス電話機の親機
23 携帯基地局
24−1〜24−3 PHS公衆基地局
A〜F 接続端子

Claims (10)

  1. 携帯電話の無線機器と、コードレス電話機の親機に無線接続可能なPHS(Personal Handyphone System)の無線機器と、通話相手の音声を出力するスビーカ及び使用者の音声を入力するマイクとを含む複合移動通信端末であって、
    前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとの接続を携帯電話の無線機器による通話時とPHSの無線機器による通話時と前記携帯電話の無線機器による通話をハンズフリーにて実現するハンズフリー通話時とに応じて切替える切替え手段と、
    自機の待ち受け状態において一定時間毎にPHS公衆基地局及び前記コードレス電話機の親機の検索を行う手段と、
    その検索で前記コードレス電話機の親機が検索された時に前記コードレス電話機の親機の待ち受け処理を行う手段とを有し、
    前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器を前記切替え手段によって前記PHSの無線機器に接続し、前記PHSの無線機器を介してコードレス電話機の親機に接続することで、前記携帯電話の無線機器前記ハンズフリー通話を実現するためのハンズフリー機器に前記コードレス電話機の親機を介して接続し、
    前記切替え手段は、前記携帯電話の無線機器による通話時に前記携帯電話の無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記PHSの無線機器による通話時に前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器とを接続することを特徴とする複合移動通信端末。
  2. 前記コードレス電話機の親機が検索された時に前記PHS公衆基地局の圏外処理を行いかつ検索された前記コードレス電話機の親機の待ち受け処理を行うことを特徴とする請求項1記載の複合移動通信端末。
  3. 前記ハンズフリー通話時に外部に対して発信を行う場合、前記切替え手段を前記ハンズフリー通話時の接続に切替え、前記コードレス電話機の親機からの発信を前記PHSの無線機器を介して前記携帯電話の無線機器に転送することを特徴とする請求項1または請求項2記載の複合移動通信端末。
  4. 前記ハンズフリー通話時に外部からの着信を行う場合、前記切替え手段を前記ハンズフリー通話時の接続に切替え、前記携帯電話の無線機器への着信を前記PHSの無線機器を介して前記コードレス電話機の親機に転送することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の複合移動通信端末。
  5. 前記携帯電話の無線機器は、前記PHSの無線機器を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の複合移動通信端末。
  6. 携帯電話の無線機器と、コードレス電話機の親機に無線接続可能なPHS(Personal Handyphone System)の無線機器と、通話相手の音声を出力するスビーカ及び使用者の音声を入力するマイクとを含む複合移動通信端末が設置自在な車載ハンズフリーシステムであって、
    前記複合移動通信端末に設けられかつ前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとの接続を携帯電話の無線機器による通話時とPHSの無線機器による通話時と前記携帯電話の無線機器による通話をハンズフリーにて実現するハンズフリー通話時とに応じて切替える切替え手段と、
    前記複合移動通信端末に設けられかつ自機の待ち受け状態において一定時間毎にPHS公衆基地局及び前記コードレス電話機の親機の検索を行う手段と、
    前記複合移動通信端末に設けられかつその検索で前記コードレス電話機の親機が検索された時に前記コードレス電話機の親機の待ち受け処理を行う手段と、
    前記ハンズフリー通話を実現するためのハンズフリー機器と、
    前記PHSの無線機器に無線接続されかつ前記ハンズフリー機器に有線接続されるコードレス電話機の親機とを有し、
    前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器を前記切替え手段によって前記PHSの無線機器に接続し、前記PHSの無線機器を介してコードレス電話機の親機に接続することで、前記携帯電話の無線機器を前記コードレス電話機の親機を介して前記ハンズフリー機器に接続し、
    前記切替え手段は、前記携帯電話の無線機器による通話時に前記携帯電話の無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記PHSの無線機器による通話時に前記PHSの無線機器前記スピーカ及び前記マイクとを接続し、前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話の無線機器と前記PHSの無線機器とを接続することを特徴とする車載ハンズフリーシステム。
  7. 前記複合移動通信端末は、前記コードレス電話機の親機が検索された時に前記PHS公衆基地局の圏外処理を行いかつ検索された前記コードレス電話機の親機の待ち受け処理を行うことを特徴とする請求項6記載の車載ハンズフリーシステム。
  8. 前記ハンズフリー通話時に外部に対して発信を行う場合、前記切替え手段を前記ハンズフリー通話時の接続に切替え、前記コードレス電話機の親機からの発信を前記PHSの無線機器を介して前記携帯電話の無線機器に転送することを特徴とする請求項6または請求項7記載の車載ハンズフリーシステム。
  9. 前記ハンズフリー通話時に外部からの着信を行う場合、前記切替え手段を前記ハンズフリー通話時の接続に切替え、前記携帯電話の無線機器への着信を前記PHSの無線機器を介して前記コードレス電話機の親機に転送することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の車載ハンズフリーシステム。
  10. 前記携帯電話の無線機器は、前記PHSの無線機器を含むことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載の車載ハンズフリーシステム。
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