JP2001112057A - 複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリーシステム - Google Patents

複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリーシステム

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JP2001112057A
JP2001112057A JP28498899A JP28498899A JP2001112057A JP 2001112057 A JP2001112057 A JP 2001112057A JP 28498899 A JP28498899 A JP 28498899A JP 28498899 A JP28498899 A JP 28498899A JP 2001112057 A JP2001112057 A JP 2001112057A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル接続や専用ホルダの設置を行うこと
なく、車載ハンズフリーの使い勝手を向上可能な複合移
動通信端末を提供する。 【解決手段】 音声パス切替部9は携帯無線部1と携帯
変復調部2と携帯音声処理部3とによる携帯電話通話
と、PHS無線部4とPHS変復調部5とPHS音声処
理部6とによるPHS通話と、ハンズフリー通話との切
替えを行う。すなわち、音声パス切替部9は携帯電話通
話時にスピーカ7及びマイク8を携帯音声処理部3に接
続し、PHS通話時にスピーカ7及びマイク8をPHS
音声処理部6に接続し、ハンズフリー通話時に携帯音声
処理部3とPHS音声処理部6とを接続することで、上
記の切替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合移動通信端末及
びそれを用いる車載ハンズフリーシステムに関し、特に
車載用コードレスハンズフリーに対応した移動通信端末
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機やPHS(Perso
nal Handyphone System)、及び
車載電話機等の移動通信端末においては、その端末を手
に取ることなく通話を可能とするハンズフリーシステム
が用いられている。
【0003】このハンズフリーシステムは自動車運転中
に移動通信端末を使用する際に、片手操作を行うことへ
の安全性を配慮したシステムである。このハンズフリー
システムとしては、例えば移動通信端末が受信した信号
を無線にて子機に送信し、子機に備えたイヤフォンにて
音声を聞くものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動通
信端末では、自動車運転中に使用する際の片手操作に対
する安全性を配慮するためにハンズフリーシステムが用
いられているが、移動通信端末の車載ハンズフリーへの
接続がケーブル接続にて行われている。
【0005】通常、移動通信端末は使用者のポケットま
たはバッグに入れられている場合が多く、車載ハンズフ
リーとして使用する場合、いちいちポケット等から取出
してハンズフリー機器との接続を行わなければならず、
それ専用のホルダを設置する必要がある。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ケーブル接続や専用ホルダの設置を行うことな
く、車載ハンズフリーの使い勝手を向上させることがで
きる複合移動通信端末及びそれを用いる車載ハンズフリ
ーシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による複合移動通
信端末は、携帯電話機能とコードレス電話機の親機に無
線接続可能なPHS(Personal Handyp
hone System)機能と音声の外部との授受を
行う音声入出力機器とを含む複合移動通信端末であっ
て、前記携帯電話機能と前記PHS機能と前記音声入出
力機器との接続を携帯電話通話とPHS通話とハンズフ
リー通話とに応じて切替える切替え手段を備え、前記P
HS機能を前記コードレス電話機の親機を通して前記携
帯電話機能による通話をハンズフリーにて実現するため
のハンズフリー機器に接続するよう構成している。
【0008】本発明による車載ハンズフリーシステム
は、携帯電話機能とコードレス電話機の親機に無線接続
可能なPHS(Personal Handyphon
e System)機能と音声の外部との授受を行う音
声入出力機器とを含む複合移動通信端末が設置自在な車
載ハンズフリーシステムであって、前記複合移動通信端
末に設けられかつ前記携帯電話機能と前記PHS機能と
前記音声入出力機器との接続を携帯電話通話とPHS通
話とハンズフリー通話とに応じて切替える切替え手段
と、前記携帯電話機能による通話をハンズフリーにて実
現するためのハンズフリー機器と、前記PHS機能に無
線接続されかつ前記ハンズフリー機器に有線接続される
コードレス電話機の親機とを備えている。
【0009】すなわち、本発明の複合移動通信端末は、
携帯電話とPHSの無線機器とを内蔵しており、車載時
にPHSのコードレス機能を使用してハンズフリーシス
テムに対応することで、ハンズフリー機器との面倒な接
続及び端末の固定設置をなくすことが可能となり、車載
ハンズフリーの使い勝手を向上することが可能となる。
【0010】より具体的に、本発明の複合移動通信端末
は、携帯電話及びPHSで通話する場合、音声パス切替
部で携帯電話及びPHSの接続先を切替えることで、つ
まりハンズフリーモード時に携帯電話とPHSとを接続
するよう切替えることで、PHSを通してコードレス電
話機の親機に接続されたハンズフリー機器が使用可能と
なり、ハンズフリーモードでの通話が実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る複合移動通信端末の構成を示すブロック図である。図
1において、本発明の一実施例による複合移動体通信端
末は携帯無線部1と、携帯変復調部2と、携帯音声処理
部3と、PHS無線部4と、PHS変復調部5と、PH
S音声処理部6と、スピーカ7と、マイク8と、音声パ
ス切替部9と、記憶部10と、制御部11と、タイマ1
2と、トーン発生部13と、操作部14と、表示部15
と、携帯のアンテナ16と、PHSのアンテナ17とか
ら構成されている。
【0012】携帯無線部1は信号の送受信を高周波にて
行い、携帯変復調部2は携帯無線部1からの高周波信号
を低周波信号に変換し、与えられた低周波信号を高周波
信号に変換して携帯無線部1に出力する。携帯音声処理
部3は音声信号の処理を行う。
【0013】PHS無線部4は信号の送受信を高周波に
て行い、PHS復調部5はPHS無線部4からの高周波
信号を低周波信号に変換し、与えられた低周波信号を高
周波信号に変換してPHS無線部4に出力する。PHS
音声処理部6は音声信号の処理を行う。スピーカ7は通
話相手の音声を出力し、マイク8は使用者の音声を入力
する。
【0014】音声パス切替部9は携帯無線部1と携帯変
復調部2と携帯音声処理部3とによる携帯電話通話と、
PHS無線部4とPHS変復調部5とPHS音声処理部
6とによるPHS通話と、ハンズフリー通話との切替え
を行う。
【0015】すなわち、音声パス切替部9は携帯電話通
話時にスピーカ7及びマイク8を携帯音声処理部3に接
続し、PHS通話時にスピーカ7及びマイク8をPHS
音声処理部6に接続し、ハンズフリー通話時に携帯音声
処理部3とPHS音声処理部6とを接続することで、上
記の切替えを行う。
【0016】制御部11は複合移動通信端末の各部の制
御を行う。また、制御部11はハードウェア制御部11
aと、携帯通信プロトコル11bと、PHS通信プロト
コル11cと、エアー監視部11dと、インターフェー
ス部11eとから構成されている。
【0017】ハードウェア制御部11aは携帯音声処理
部3とPHS音声処理部6と音声パス切替部9とをそれ
ぞれ制御する。携帯通信プロトコル11bは携帯電話の
通信プロトコルを実現し、PHS通信プロトコル11c
はPHSの通信プロトコルを実現する。
【0018】エアー監視部11dは携帯電話及びPHS
の着信、発信、圏内/圏外等を監視する。インターフェ
ース部11eはトーン発生部13と操作部14と表示部
15とに対するインターフェースとなる。
【0019】記憶部10は携帯電話及びPHSの電話番
号や携帯電話及びPHS固有の情報等を記憶する。タイ
マ12は時間計測を行い、トーン発生部13は着信音等
を発する。操作部14は操作キー等を含み、表示部15
は液晶表示器等で実現される。
【0020】図2は本発明の一実施例による車載ハンズ
フリーシステムの構成を示すブロック図である。図2に
おいては携帯受信エリアと、PHS受信エリアと、車載
PHS屋内受信エリア(コードレス電話機の親機の受信
エリア)とを示している。
【0021】上記の携帯電話エリア内にはコードレス電
話機の親機22と、携帯基地局(携帯CS)23と、P
HS公衆基地局(PHS公衆CS)24−1〜24−3
とが設置されている。
【0022】尚、コードレス電話機の親機22の車載P
HS屋内受信エリア及びPHS公衆CS24−1〜24
−3のPHS受信エリアは各々近傍に図示する円形エリ
アで示している。
【0023】また、コードレス電話機の親機22にはハ
ンズフリー機器21が接続されており、複合移動通信端
末20がコードレス電話機の親機22を介してハンズフ
リー機器21に接続することでハンズフリー機能が実現
される。複合移動通信端末20は上述した図1に示す構
成となっている。
【0024】図3はPHSのサービスの概要を示す図で
ある。図3において、PHSのサービスとしては自営サ
ービスと、トランシーバサービスと、公衆サービスとが
ある。自営サービスには事務所用構内交換機に接続する
自営サービスAと、家庭用コードレス電話機に接続する
自営サービスBと、家庭用アンテナを介して公衆システ
ムに接続する自営サービスCと、事務所用アンテナを介
して公衆システムに接続する自営サービスDとがある。
トランシーバサービスはトランシーバに接続するサービ
スである。公衆サービスは屋外公衆基地局(公衆CS)
に接続するサービスである。
【0025】本発明の一実施例による複合移動通信端末
20はPHSが接続可能なコードレス電話機の親機22
を車載用のハンズフリー機器21に接続して使用すると
ころに特徴がある。
【0026】また、本発明の一実施例による複合移動通
信端末20では説明を簡単にするために、複合移動通信
端末20のPHSのサービスとして公衆サービス及び自
営サービスCのみが登録されている場合について説明を
行う。さらに、自営サービスCとしては車載用のハンズ
フリー機器21が接続されたコードレス電話機の親機2
2とのみ通信を行うものとする。
【0027】図4は本発明の一実施例による複合移動通
信端末20の電源ON時のPHSのCS検索動作を示す
フローチャートであり、図5は本発明の一実施例による
複合移動通信端末20の待ち受け時のPHSのCS検索
動作を示すフローチャートである。これら図1〜図4を
参照して本発明の一実施例による複合移動通信端末20
の動作について説明する。
【0028】まず、複合移動通信端末20の電源をON
にすると、携帯電話及びPHS各々の機能がそれぞれ立
上り、無線基地局との位置登録動作等が行われ、待ち受
け状態に移行する。ここで、PHSのCS検索動作につ
いて図4を用いて説明する。
【0029】複合移動通信端末20は電源ONでCS検
索を行う(図4ステップS1)。ここでのCS検索はP
HS公衆CS24−1〜24−3及びコードレス電話機
の親機22の両方の検索を行う。
【0030】複合移動通信端末20は検索終了後にCS
があるかどうかを判定し(図4ステップS2)、CSが
全くなければ圏外と判断し、圏外処理を行い(図4ステ
ップS6)、待ち受けモードに移行する。
【0031】複合移動通信端末20はCSがあれば、そ
のCSにコードレス電話機の親機22があるかどうかを
判定し(図4ステップS3)、コードレス電話機の親機
22がなければ公衆待ち受け処理を行い(図4ステップ
S5)、待ち受けモードに移行する。また、複合移動通
信端末20はそのCSにコードレス電話機の親機22が
あれば、コードレス電話機待受処理を行い(図4ステッ
プS4)、待ち受けモードに移行する。
【0032】図5に示す処理動作は待ち受け(モード)
状態におけるCSの検索フローであり、複合移動通信端
末20は一定時間毎にCSの検索を行っている。まず、
複合移動通信端末20はタイマ12のセットを行い(図
5ステップS11)、タイムアウト判定でタイムアウト
と判定すると(図5ステップS12)、圏内/圏外判定
を行う(図5ステップS13)。
【0033】複合移動通信端末20は圏外の場合に圏外
タイムアウト状態へ移行し、圏内の場合に現在待ち受け
ているCSの判定を行う(図5ステップS14)。複合
移動通信端末20は待ち受けているCSがコードレス電
話機の親機22であれば、CS検索を行わないで待ち受
けモードに戻る。
【0034】また、複合移動通信端末20は現在待ち受
けているCSがPHS公衆CS24−1〜24−3であ
れば、コードレス電話機の親機22の検索を行う(図5
ステップS15)。複合移動通信端末20はコードレス
電話機の親機22の検索終了後に、コードレス電話機の
親機22の判定を行う(図5ステップS16)。
【0035】複合移動通信端末20はコードレス電話機
の親機22があれば、現在待ち受けているPHS公衆C
S24−1〜24−3の圏外処理を行って、検索したコ
ードレス電話機の親機22の待ち受け処理を行い(図5
ステップS17)、待ち受けモードに移行する。複合移
動通信端末20はコードレス電話機の親機22がなけれ
ば、待ち受けモードに戻る。尚、上述したCS検索処理
及び検索判定は制御部11のエアー監視部11dで行わ
れる。
【0036】図6は図1の音声パス切替部9の内部構成
を示すブロック図であり、図7は図1の音声パス切替部
9の接続状態を示す図である。これら図6及び図7を参
照して本発明の一実施例による複合移動通信端末20に
おけるPHS通話と携帯電話通話とハンズフリー通話と
の音声パスの切替え動作について説明する。
【0037】ここで、音声パス切替部9内部には接続端
子A〜Fが配設されており、接続端子Aは携帯音声処理
部3の出力に接続され、接続端子Bは携帯音声処理部3
の入力に接続されている。また、接続端子Cはスピーカ
7に接続され、接続端子Dはマイク8に接続されてい
る。さらに、接続端子EはPHS音声処理部6の出力に
接続され、接続端子FはPHS音声処理部6の入力に接
続されている。
【0038】まず、複合移動通信端末の待ち受け時に
は、音声パス切替部9の内部において、図7の[1]に
示すように、接続端子A〜F各々の間の接続を行わな
い。複合移動通信端末20で携帯電話通話を行う場合に
は、音声パス切替部9の内部において、図7の[2]に
示すように、接続端子Aと接続端子Cとを接続し、接続
端子Bと接続端子Dとを接続する。つまり、音声パス切
替部9では携帯電話通話時に携帯音声処理部3の出力を
スピーカ7に接続し、携帯音声処理部3の入力をマイク
8に接続する。
【0039】また、複合移動通信端末20でPHS通話
を行う場合には、音声パス切替部9の内部において、図
7の[3]に示すように、接続端子Cと接続端子Eとを
接続し、接続端子Dと接続端子Fとを接続する。つま
り、音声パス切替部9ではPHS通話時にPHS音声処
理部6の出力をスピーカ7に接続し、PHS帯音声処理
部6の入力をマイク8に接続する。
【0040】さらに、複合移動通信端末20でハンズフ
リー接続を行う場合には、音声パス切替部9の内部にお
いて、図7の[4]に示すように、接続端子Aと接続端
子Fとを接続し、接続端子Bと接続端子Eとを接続す
る。
【0041】つまり、音声パス切替部9ではハンズフリ
ー接続時に携帯音声処理部3の出力をPHS音声処理部
6の入力に接続し、携帯音声処理部3の入力をPHS帯
音声処理部6の出力に接続する。これによって、複合移
動通信端末20がPHS機能を介してコードレス電話機
の親機22に接続され、コードレス電話機の親機22を
通してハンズフリー機器21に接続されることとなる。
【0042】次に、本発明の一実施例による複合移動通
信端末20におけるハンズフリー時の着信動作及び発信
動作について以下に説明する。
【0043】本発明の一実施例による複合移動通信端末
20においてはハンズフリー時の発信の場合、コードレ
ス電話機の親機22に、待ち受けている複合移動通信端
末20のPHSへ着信をかける。
【0044】この場合、PHS通信プロトコル部11c
からエアー監視部11dにその旨が伝えられ、エアー監
視部11dはPHS通信プロトコル部11cから受け取
った電話番号で携帯通信プロトコル部11bに発信をか
けるとともに、ハードウェア制御部11aを介して音声
パス切替部9をハンズフリー時の接続に切替える。これ
によって、複合移動通信端末20はコードレス電話機の
親機22を介してハンズフリー機器21に接続される。
【0045】また、本発明の一実施例による複合移動通
信端末20においてはハンズフリー時の着信の場合、ま
ず複合移動通信端末20の携帯電話への着信がかかり、
エアー監視部11dが待ち受けているコードレス電話機
の親機22に対して着信転送をかけるとともに、ハード
ウェア制御部11aを介して音声パス切替部9をハンズ
フリー時の接続に切替える。これによって、複合移動通
信端末20はコードレス電話機の親機22を介してハン
ズフリー機器21に接続される。
【0046】このように、使用者が車載ハンズフリーを
使用する場合、従来の方法であれば、移動体端末と車載
ハンズフリー機器とをケーブルで接続する必要があり、
ケーブル接続を安定するために移動機本体の専用ホルダ
等への設置が必要であるが、本発明のように、複合移動
通信端末20のPHS部のコードレス通信機能を車載時
のハンズフリー通話に使用することで、使用者の使い勝
手を向上させることができる。すなわち、複合移動通信
端末20のPHS部のコードレス機能を用いることで、
コードレス電話機の親機22を通して車載のハンズフリ
ー機器21をコードレス化することができる。
【0047】尚、上述した説明では複合移動通信端末に
携帯無線部1と携帯変復調部2と携帯音声処理部3とか
らなる携帯電話機能と、PHS無線部4とPHS変復調
部5とPHS音声処理部6とからなるPHS機能とを搭
載している場合について述べたが、携帯電話機能の代わ
りにPHS機能をもう1系統搭載することによって、上
記と同様のハンズフリーシステムを構成することがで
き、車載のハンズフリー機器21へのコードレス化が可
能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯電話機能とコードレス電話機の親機に無線接続可能な
PHS機能と音声の外部との授受を行う音声入出力機器
とを含む複合移動通信端末において、携帯電話機能とP
HS機能と音声入出力機器との接続を携帯電話通話とP
HS通話とハンズフリー通話とに応じて切替える切替え
手段を備え、PHS機能をコードレス電話機の親機を通
して携帯電話機能による通話をハンズフリーにて実現す
るためのハンズフリー機器に接続することによって、ケ
ーブル接続や専用ホルダの設置を行うことなく、車載ハ
ンズフリーの使い勝手を向上させることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による複合移動通信端末の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による複合移動通信端末を用
いたシステム構成を示すブロック図である。
【図3】PHSのサービスの概要を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による複合移動通信端末の電
源ON時のPHSのCS検索動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施例による複合移動通信端末の待
ち受け時のPHSのCS検索動作を示すフローチャート
である。
【図6】図1の音声パス切替部の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図7は図1の音声パス切替部の接続状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 携帯無線部 2 携帯変復調部 3 携帯音声処理部 4 PHS無線部 5 PHS変復調部 6 PHS音声処理部 7 スピーカ 8 マイク 9 音声パス切替部 10 記憶部 11 制御部 11a ハードウェア制御部 11b 携帯通信プロトコル 11c PHS通信プロトコル 11d エアー監視部 11e インターフェース部 12 タイマ 13 トーン発生部 14 操作部 15 表示部 16 携帯のアンテナ 17 PHSのアンテナ 20 複合移動通信端末 21 ハンズフリー機器 22 コードレス電話機の親機 23 携帯基地局 24−1〜24−3 PHS公衆基地局 A〜F 接続端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機能とコードレス電話機の親機
    に無線接続可能なPHS(Personal Hand
    yphone System)機能と音声の外部との授
    受を行う音声入出力機器とを含む複合移動通信端末であ
    って、前記携帯電話機能と前記PHS機能と前記音声入
    出力機器との接続を携帯電話通話とPHS通話とハンズ
    フリー通話とに応じて切替える切替え手段を有し、前記
    PHS機能を前記コードレス電話機の親機を通して前記
    携帯電話機能による通話をハンズフリーにて実現するた
    めのハンズフリー機器に接続するよう構成したことを特
    徴とする複合移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記切替え手段は、前記携帯電話通話時
    に前記携帯電話機能と前記音声入出力機器とを接続し、
    前記PHS通話時に前記PHS機能と前記音声入出力機
    器とを接続し、前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話
    機能と前記PHS機能とを接続するよう構成したことを
    特徴とする請求項1記載の複合移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記コードレス電話機の親機に対して待
    ち受け可能な時に前記PHS機能を圏外とするよう構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の複
    合移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記ハンズフリー通話時に外部に対して
    発信を行う場合、前記切替え手段を介して前記PHS機
    能から前記携帯電話機能に転送をかけるよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の
    複合移動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記ハンズフリー通話時に外部からの着
    信を行う場合、前記切替え手段を介して前記携帯電話機
    能から前記PHS機能に転送をかけるよう構成したこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の複
    合移動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機能は、前記PHS機能を
    含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    記載の複合移動通信端末。
  7. 【請求項7】 携帯電話機能とコードレス電話機の親機
    に無線接続可能なPHS(Personal Hand
    yphone System)機能と音声の外部との授
    受を行う音声入出力機器とを含む複合移動通信端末が設
    置自在な車載ハンズフリーシステムであって、 前記複合移動通信端末に設けられかつ前記携帯電話機能
    と前記PHS機能と前記音声入出力機器との接続を携帯
    電話通話とPHS通話とハンズフリー通話とに応じて切
    替える切替え手段と、 前記携帯電話機能による通話をハンズフリーにて実現す
    るためのハンズフリー機器と、 前記PHS機能に無線接続されかつ前記ハンズフリー機
    器に有線接続されるコードレス電話機の親機とを有する
    ことを特徴とする車載ハンズフリーシステム。
  8. 【請求項8】 前記切替え手段は、前記携帯電話通話時
    に前記携帯電話機能と前記音声入出力機器とを接続し、
    前記PHS通話時に前記PHS機能と前記音声入出力機
    器とを接続し、前記ハンズフリー通話時に前記携帯電話
    機能と前記PHS機能とを接続するよう構成したことを
    特徴とする請求項7記載の車載ハンズフリーシステム。
  9. 【請求項9】 前記複合移動通信端末は、前記コードレ
    ス電話機の親機に対して待ち受け可能な時に前記PHS
    機能を圏外とするよう構成したことを特徴とする請求項
    7または請求項8記載の車載ハンズフリーシステム。
  10. 【請求項10】 前記ハンズフリー通話時に外部に対し
    て発信を行う場合、前記切替え手段を介して前記PHS
    機能から前記携帯電話機能に転送をかけるよう構成した
    ことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載
    の車載ハンズフリーシステム。
  11. 【請求項11】 前記ハンズフリー通話時に外部からの
    着信を行う場合、前記切替え手段を介して前記携帯電話
    機能から前記PHS機能に転送をかけるよう構成したこ
    とを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載
    の車載ハンズフリーシステム。
  12. 【請求項12】 前記携帯電話機能は、前記PHS機能
    を含むことを特徴とする請求項7から請求項11のいず
    れか記載の車載ハンズフリーシステム。
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