JPH0411395Y2 - - Google Patents

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JPH0411395Y2
JPH0411395Y2 JP1988032682U JP3268288U JPH0411395Y2 JP H0411395 Y2 JPH0411395 Y2 JP H0411395Y2 JP 1988032682 U JP1988032682 U JP 1988032682U JP 3268288 U JP3268288 U JP 3268288U JP H0411395 Y2 JPH0411395 Y2 JP H0411395Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車電話や船舶電話などの移動体
通信に好適に実施される電話装置に関する。
従来の技術 第4図は、典型的な先行技術の自動車電話装置
に用いられるハンドセツト1の正面図である。こ
のハンドセツト1は、キースイツチ群2が配置さ
れた把手3によつて受話部4と送話部5とが連結
されて構成される。
受話部4内には、この受話部4の背面側に望ん
でスピーカ6が配置されており、このスピーカ6
から通話相手の音声を聴取することができる。受
話部4の正面には、電話番号などを表示する表示
部7が設けられる。
送話部5内において、この送話部5の背面側に
臨んでマイクロホン8が設けられており、このマ
イクロホン8によつて操作者の音声が収音され
る。送話部5内にはまた、この送話部5の正面側
に臨んでスピーカ9が設けられており、このスピ
ーカ9からは前記キースイツチ群2の操作に対応
したいわゆる確認音や、着信時の呼出音などが発
生され、またこの自動車電話装置がいわゆるハン
ドフリー電話として用いられているときには、こ
のスピーカ9から通話相手の音声が再生される。
前記キースイツチ群2には、「0」〜「9」の
置数キーと、「*」と「#」との記号キーと、こ
れらのキーの不所望な操作を防止するロツクスイ
ツチ11と、着呼して通話を開始するときに操作
される開始スイツチ12と、通話の終了時または
電話番号の入力操作の誤りなどを訂正する際に操
作される終了/訂正スイツチ13と、前記着呼時
において運転操作などの都合で直ちに応答できな
いときに操作される保留スイツチ14と、短縮番
号などによつてダイヤル発信を行うための短縮ス
イツチ15とが配置されている。
前記保留スイツチ14が操作され、これによつ
て応答保留信号が自動車電話の基地局に送信され
て受付けられると、保留対応信号が返信され、こ
の保留対応信号が受信されると表示部7bが点灯
する。
考案が解決しようとする課題 上述のようなハンドセツト1では、限られたス
ペース上で多くのキースイツチ群2が配置される
ため、頻繁に操作されるスイツチ11〜15にお
いて、特に終了/訂正スイツチ13はその使用頻
度に対して大きさが小さく、操作性に劣る。また
これら頻繁に操作されるスイツチ11〜15と同
様のスイツチをハンドルの内側に設けて遠隔操作
を行うような構成としたときには、それらのスイ
ツチからの配線の本数が多くなつてしまい、取付
作業が繁雑になつてしまう。
本考案の目的は、操作性の向上された電話装置
を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、着呼時に通話開始操作手段を操作す
ることによつて通話状態となる電話装置におい
て、 着呼を検出する着呼検出手段と、 前記着呼時以外には予め定める機能を実現する
所定の操作手段の操作を検出する操作検出手段
と、 前記着呼検出手段によつて着呼が検出された状
態で、前記操作検出手段によつて前記所定の操作
手段の操作が検出されたときには、動作状態を通
話保留状態に切換える制御手段とを含むことを特
徴とする電話装置である。
作 用 本考案に従えば、着呼検出手段によつて着呼状
態となつたことが検出されている状態で、通話開
始操作手段を操作することによつて電話通話を開
始することができる。また、運転操作などの都合
で直ちに通話を行うことができないときには、通
話保留状態に切換えることができる。
このような通話保留状態への切換えは、操作検
出手段によつて所定の操作手段の操作が検出され
たときに、制御手段によつて動作状態が切換えら
れて行われる。前記所定の操作手段は、着呼時以
外では所定の機能を実現するために用いられ、た
とえばダイヤル番号の訂正や、通話終了時に操作
される操作手段である。
したがつてこのように前記所定の操作手段にこ
の通話保留状態とするための機能を付加すること
によつて、通話保留状態を選択するための専用の
操作手段を設ける必要はなく、そのような通話保
留状態の切換機能を兼ね備えた操作手段を大きく
形成することができ、このようにして頻繁に操作
される操作手段を大きく形成することによつて操
作性を向上することができる。またこれらの操作
手段とは別に、同様の操作手段を設けて遠隔操作
を行う場合においては、それらの遠隔操作のため
の操作手段からの配線数を減少することができ、
取付作業を簡略化することができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の自動車電話装置2
0の電気的構成を示すブロツク図であり、第2図
はその自動車電話装置20に用いられるハンドセ
ツト21の正面図である。このハンドセツト21
は、大略的に、キースイツチ群22が配置された
把手23と、この把手23によつて接続される受
話部24と、送話部25とを含んで構成される。
受話部24内には、この受話部24の背面側に
臨んでスピーカ26が取付けられており、またこ
の受話部24の正面には、電話番号などを表示す
る表示部27が設けられる。
送話部25内には、この送話部25の背面側に
臨んでマイクロホン28が取付けられており、操
作者は音声はこのマイクロホン28で収音され
る。送話部25内において、この送話部25の正
面側に向けてスピーカ29が配置されており、こ
のスピーカ29は、呼出音や、この自動車電話装
置20がいわゆるハンドフリーで用いられた場合
には、通話相手の音声を再生する。
キースイツチ群22は、「0」〜「9」の置数
キーと、「*」と「#」との記号キーと、これら
キーの不所望な操作を防止するロツクスイツチ3
1と、短縮番号によつてダイヤル発信する際に操
作される短縮スイツチ32と、通話の終了時や入
力した電話番号の訂正時などに操作される終了/
訂正スイツチ33と、通話開始操作手段であり、
通話を開始するときに操作される開始スイツチ3
4とを含んで構成される。把手23の側部には、
このハンドセツト21を基台35から取外す際に
操作されるフツクスイツチ36が設けられてい
る。
上述のように構成されたハンドセツト21を有
する自動車電話装置20は、端子台37を介し
て、たとえばリアトランクなどに設けられる無線
送受信機38に接続され、この送受信機38はア
ンテナ39を介して基地局と交信を行う。
自動車のイグニシヨンキースイツチが導通され
ている状態では、これら自動車電話装置20およ
びその送受信機38は電力付勢されており、自動
車電話が通信を行うことができない範囲に達した
ときには、インタフエイス41を介して制御手段
である処理装置42に圏外信号が与えられ、表示
部27aに通信不能であることを表示する。
また発呼者側からの呼出しがあると、その受信
信号に対応して電力増幅器45を介してスピーカ
29が呼動され、こうして呼出しが行われる。こ
のように呼出しが行われた状態で、前記開始スイ
ツチ34を操作することによつて、発呼者からの
音声をスピーカ29によつて聴取することができ
る。この場合、ハンドセツト21が基台35に載
置された状態であるかどうかはフツクスイツチ3
6によつて検出されており、そのフツク信号に従
つてハンドセツト21が基台35に載置されたま
まの状態であるときには、前述のようにスピーカ
29によつて発呼者の音声が再生され、またハン
ドセツト21が取上げられた状態であるときに
は、電力増幅器46を介してスピーカ26から音
声を聴取することができる。またマイクロホン2
8で収音された音声は、電力増幅器47で増幅器
された後、前記無線送受信機38を介して送信さ
れ、こうして電話通話が行われる。
上述のような呼出しがあつた場合において、運
転者が運転操作などの都合によつてすぐに電話通
話を行うことができないときには、所定の操作手
段であるたとえば終了/訂正スイツチ33が操作
され、これに対応して前記制御手段であるととも
に操作検出手段である処理装置42からは応答の
保留を要求する応答保留要求信号が導出され、こ
の応答保留要求信号が前記基地局で受付けられる
と保留対応信号が返信され、表示部27に保留状
態であることを表す「HOLD」の文字が表示さ
れる。この応答保留要求信号が受付けられると、
発呼者側にはたとえば音楽の再生が行われたり、
直ちに通話できる状態でない旨を表す音声が再生
される。
一方、自動車電話の通話可能な圏内である状態
において、キースイツチ群22を操作することに
よつて、ダイヤル信号が発生されて呼出しが行わ
れて、被呼者が応答したときには上述のような電
話通話を行うことができる。この場合、短縮スイ
ツチ32と置数キーとを操作することによつて、
ランダムアクセイメモリ(以下、RAMと略称す
る)49に記憶されている電話番号が処理装置4
2に読出され、ダイヤル発信が行われる。処理装
置42に関連して、前述のような電話通話に関す
る処理手順を記憶するリードオンリメモリ(以
下、ROMと略称する)48が設けられている。
このように構成されたハンドセツト21では、
従来の技術においては着呼時に操作されることの
ない終了/訂正スイツチ33に、動作状態を保留
状態に切換える機能を兼ね備え、こうして、保留
状態に切換えるための専用の操作スイツチを省略
することができる。これによつて、終了/訂正ス
イツチ33を大型化して、操作頻度の高いこの終
了/訂正スイツチ33の操作性が向上されてい
る。またスイツチ31〜34と同様の機能を有す
るスイツチをハンドル付近に設け、遠隔操作を行
う場合においても、それらのスイツチからの配線
数を少なくすることができ、構造および取付作業
を簡略化することができる。さらにまた保留状態
であることは表示部27に「HOLD」と表示す
ることによつて表示されるため、従来の技術の項
で述べたような専用の表示部を設ける必要はな
く、表示部27bを他の機能表示のために用いる
ことができる。
第3図は、動作を説明するためのフローチヤー
トである。ステツプn1で着信状態となると、ス
テツプn2で開始スイツチ34が操作されたかど
うかが判断され、そうであるときにはステツプ
n3に移り、マイクロホン28およびスピーカ2
6または29に関連する構成を能動化し、通話状
態とする。ステツプn4で終了/訂正スイツチ3
3が操作されると、ステツプn5で終話状態とし
てステツプn1に戻り、こうして通常の着信動作
が行われる。
ステツプn2において開始スイツチ34が操作
されないときにはステツプn6に移り、終了/訂
正スイツチ33が操作されたかどうかが判断さ
れ、そうであるときにはステツプn7で応答保留
要求信号を導出し、この応答保留要求信号が基地
局で受付けられ、ステツプn8で返信されてきた
保留対応信号が受信されると、ステツプn9で表
示部27に「HOLD」と保留表示を行う。ステ
ツプn10では、開始スイツチ34が操作されたか
どうかが判断され、そうであるときにはステツプ
n11で前記ステツプn9における保留表示を消灯し
て前記ステツプn3に移り、こうして保留動作か
ら通常の通話状態に移る。
ステツプn10において開始スイツチ34が操作
されていないときにはステツプn12に移り、終
了/訂正スイツチ33が操作されたかどうかが判
断され、そうでないときにはステツプn13で再び
前記保留対応信号が受信されているかどうかが判
断され、そうであるときにはステツプn10に戻つ
て待機を継続し、そうでないとき、すなわち発呼
者が呼出を取り止めたとき、およびステツプn12
において終了/訂正スイツチ33が操作されたと
き、すなわち操作者が応答することを取り止めた
ときにはステツプn14に移り、前記保留表示を消
灯し、前記ステツプn5に移り、こうして保留中
の終話動作が行われる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、着呼状態となる
と、着呼時以外には予め定める機能を実現するた
めの所定の操作手段の操作が検出されたときに、
通話保留状態に切換えられるようにしたので、通
話保留状態に切換えるための専用の操作手段を設
ける必要はなく、したがつてそのような通話保留
状態の選択機能を兼ね備えた操作手段を大きく形
成することができ、このようにして頻繁に操作さ
れる操作手段を大きく形成することによつて操作
性を向上することができる。またこれらの操作手
段とは別に、同様の操作手段を設けて遠隔操作を
行う場合においては、それらの遠隔操作のための
操作手段からの配線数を減少することができ、取
付け作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の自動車電話装置2
0の電気的構成を示すブロツク図、第2図は自動
車電話装置20に用いられるハンドセツト21の
正面図、第3図は動作を説明するためのフローチ
ヤート、第4図は先行技術の自動車電話装置に用
いられるハンドセツト1の正面図である。 20……自動車電話装置、21……ハンドセツ
ト、22……キースイツチ群、24……受話部、
25……送話部、26,29……スピーカ、2
7,27a,27b……表示部、28……マイク
ロホン、33……終了/訂正スイツチ、34……
開始スイツチ、36……フツクスイツチ、38…
…送受信機、39……アンテナ、41……インタ
フエイス、42……処理装置、48……ROM、
49……RAM。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 着呼時に通話開始操作手段を操作することによ
    つて通話状態となる電話装置において、 着呼を検出する着呼検出手段と、 前記着呼時以外には予め定める機能を実現する
    所定の操作手段の操作を検出する操作検出手段
    と、 前記着呼検出手段によつて着呼が検出された状
    態で、前記操作検出手段によつて前記所定の操作
    手段の操作が検出されたときには、動作状態を通
    話保留状態に切換える制御手段とを含むことを特
    徴とする電話装置。
JP1988032682U 1988-03-11 1988-03-11 Expired JPH0411395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988032682U JPH0411395Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988032682U JPH0411395Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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Publication Number Publication Date
JPH01135849U JPH01135849U (ja) 1989-09-18
JPH0411395Y2 true JPH0411395Y2 (ja) 1992-03-23

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ID=31259234

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JP1988032682U Expired JPH0411395Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2524213B2 (ja) * 1989-03-25 1996-08-14 アルパイン株式会社 自動車電話器
FR2872658B1 (fr) * 2004-06-30 2006-11-03 Renault Sas Systeme de communication telephonique pour vehicule

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JPS61141239A (ja) * 1984-12-13 1986-06-28 Fujitsu Ten Ltd 電話装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01135849U (ja) 1989-09-18

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