JPH0537557Y2 - - Google Patents

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JPH0537557Y2
JPH0537557Y2 JP1988032686U JP3268688U JPH0537557Y2 JP H0537557 Y2 JPH0537557 Y2 JP H0537557Y2 JP 1988032686 U JP1988032686 U JP 1988032686U JP 3268688 U JP3268688 U JP 3268688U JP H0537557 Y2 JPH0537557 Y2 JP H0537557Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車電話などで好適に実施され、
送話音量を調整することができるようにした移動
体用通信装置に関する。
従来の技術 第7図は、典型的な先行技術の自動車電話装置
に用いられるハンドセツト1の正面図である。こ
のハンドセツト1は、キースイツチ群2が配置さ
れた把手3によつて受話器4と送話部5とが連結
されて構成される。
受話器4内には、この受話部4の背面側に臨ん
でスピーカ6が配置されており、このスピーカ6
から通話相手の音声を聴取することができる。こ
の受話部4の正面には、たとえはダイヤル発信時
の電話番号などを表示する表示部7が設けられて
いる。
送話部5内において、この送話部5の背面側に
臨んでマイクロホン8が設けられており、このマ
イクロホン8によつて操作者の音声が収音され
る。送話部5内にはまた、この送話部5の正面側
に臨んでスピーカ9が設けられており、このスピ
ーカ9からは前記キースイツチ群2の操作に対応
したいわゆる確認音や、着信時の呼出音などが発
生され、またこの自動車電話装置がいわゆるハン
ドフリー電話として用いられているときには、こ
のスピーカ9から通話相手の音声が再生される。
このハンドセツト1は、基台10に載置された
ままで使用されるときには、前述のようなハンド
フリー電話として用いることができ、また把手3
の側部に設けられたフツクスイツチ11を押圧操
作することによつて、このハンドセツト1は基台
10から取外すことができ、こうして取外された
ハンドセツト1は通常の電話機の受話器と同様に
取扱うことができる。
上述のような自動車電話装置において、典型的
な先行技術では、電話回線の品質や車室内騒音な
どによつて通話相手側で再生される音声が大き過
ぎたり、あるいは小さくて聞取りにくい場合が生
じる。このため操作者は、マイクロホン8などの
送話部5から口を離したり、あるいは送話部5に
手をかざして大きな声で話すなどして送話音量の
調整を行つている。しかしながら、このような操
作は煩わしく、また、安全運転の観点からも好ま
しくなかつた。
考案が解決しようとする課題 上述のような問題を解決するために、他の先行
技術では、ハンドセツト1の送話部5の側部に、
たとえは第7図において参照符12で示されるよ
うなスライドボリウムを設け、このスライドボリ
ウム12によつて送話音量の調整を行うように構
成されている。この先行技術では、このように送
話音量を調整するための別途な部品を用いてお
り、したがつて構造が複雑化してコストが上昇し
てしまうという新たな問題が発生する。
本考案の目的は、通話相手側において最適な音
量で、かつ、明瞭な再生を行うことができるとと
もに、構造が簡略化され、操作性の向上された移
動体用通信装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、通信装置本体と、 前記通信本体に着脱自在に構成され、取外し時
において前記通信装置本体とのロツク状態を解除
する解除スイツチと、該解除スイツチの操作状態
を検出する検出手段とを備える通話手段とを含む
移動体用通信装置であつて、 送話音量レベルを記憶するメモリと、 前記解除スイツチの操作期間中は、前記メモリ
の記憶内容の増減を周期的に繰返すように制御す
る制御手段とを含むことを特徴とする移動体用通
信装置である。
作 用 本考案に従えば、通話手段は通信装置本体に着
脱自在に構成されており、通話手段に設けられた
解除スイツチを操作することによつて通話手段の
ロツク状態は解除され、通信装置本体から取外し
て通話を行うことができる。通話手段にはまた、
前記解除スイツチの操作状態を検出する検出手段
が設けられており、該通話手段の前記取外し時以
外にこの解除スイツチが操作されると、その操作
期間中は制御手段によつて送話音量レベルを記憶
するメモリの記憶内容が周期的に増減を繰返すよ
うに制御される。こうして通話手段の取外し時以
外に解除スイツチを操作することによつて、送話
音量レベルが周期的に増減される。
したがつて、良好な操作性で最適な送話音量レ
ベルを設定することができ、通話相手は操作者の
音声を最適な音量で、かつ、明瞭に聴取すること
ができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の自動車電話装置2
0の電気的構成を示すブロツク図であり、第2図
はその自動車電話装置20に用いられ、通話手段
であるハンドセツト21の正面図であり、第3図
はハンドセツト21の斜視図である。このハンド
セツト21は、大略的に、キースイツチ群22が
配置された把手23と、この把手23によつて接
続される受話部24と、送話部25とを含んで構
成される。
受話器24内には、この受話部24の背面側に
臨んでスピーカ26が取付けられており、この受
話部24の正面には、ダイヤル発信時の電話番号
などを表示する表示部27が設けられる。
送話部25内には、この送話部25の背面側に
臨んでマイクロホン28が取付けられており、操
作者の音声はこのマイクロホン28で収音され
る。送話部25内において、この送話部25の正
面側に向けてスピーカ29が配置されており、こ
のスピーカ29は、着信時の呼出し音や、この自
動車電話装置20がいわゆるハンドフリーで用い
られた場合には、通話相手の音声を再生する。
キースイツチ群22は、「0」〜「9」の置数
キー、「*」と「#」との記号キーと、これらの
キーの不所望な操作を防止するためのロツクスイ
ツチ31と、いわゆる短縮ダイヤルによつてダイ
ヤル発信を行う際に操作される短縮スイツチ32
と、通話を開始する際に操作される開始スイツチ
34と、通話を終了する際やダイヤル発信時にお
ける電話番号の誤入力を訂正するための終了/訂
正スイツチ33とを含んで構成される。把手23
の側部には、このハンドセツト21を通信装置本
体である基台35から取外す際に操作され、解除
スイツチであるフツクスイツチ36が設けられて
いる。
上述のように構成されたハンドセツト21を有
する自動車電話装置20は、端子台37を介し
て、たとえばリアトランクなどに設けられる無線
送受信機38に接続され、この送受信機38はア
ンテナ39を介して基地局と交信を行う。
自動車のイグニツシヨンキースイツチが導通さ
れている状態では、これら自動車電話装置20お
よびその送受信機38は電力付勢されており、自
動車が通信を行うことができない範囲に達したと
きには、インタフエイス41を介して処理装置4
2に圏外信号が与えられており、表示部27aに
通信不能であることを表示する。また発呼者側か
らの呼出しがあると、その受信信号に対応して電
力増幅器45を介してスピーカ29が呼動され、
こうして呼出しが行われる。
このように呼出しが行われた状態で、前記開始
スイツチ34を操作することによつて、発呼者側
からの音声をスピーカ29によつて聴取すること
ができる。この場合、ハンドセツト21が基台3
5に載置された状態であるかどうかは、フツクス
イツチ36によつて検出されており、そのフツク
信号に従つてハンドセツト21が基台35に載置
されたままの状態であるときには、前述のように
スピーカ29によつて発呼者の音声が再生され、
またハンドセツト21が取上げられた状態である
ときには、電力増幅器46を介してスピーカ26
から音声を聴取することができる。上述のような
着呼時において、運転操作などの都合で操作者が
直ちに電話通話を行うことができないときには、
終了/訂正スイツチ33が押圧され、これによつ
て処理装置42は基地局に応答保留要求信号を送
信し、一方基地局からはこの応答保留信号が受信
されたときには保留受信信号が返信される。この
保留受信信号が受信されると、表示部27bが点
灯し、保留状態であることが表示される。
またマイクロホン28で収音された音声は、電
力増幅器47で増幅された後、電子ボリウム48
を介して前記送受信機38に与えられる。この電
子ボリウム48の減衰量データは、制御手段であ
る前記処理回路42に関連して設けられるランダ
ムアクセスメモリ(以下、RAMと略称する)5
0の一部分の領域50aに記憶される。処理装置
42に関連してリードオンリメモリ(以下、
ROMと略称する)51が設けられており、この
ROM51に記憶された処理手順に従つて前述し
たような電話通信動作が行われる。
インタフエイス41にはまた、第4図で示され
るようなフツクスイツチ36に関連して設けられ
るスイツチ52のスイツチング態様が、波形整形
回路53を介して与えられており、このスイツチ
52が導通している期間中は、前記RAMの領域
50aに記憶される前記電子ボリウム48の減衰
量データが増減される。スイツチ52と、波形整
形回路53とは検出手段を構成する。
すなわち、スイツチ52が導通すると、第5図
で示されるように、送話音量Vはたとえば1sec毎
に予め定めた値ずつ上昇されてゆき、最大値
MAXに達すると、その最大値MAXに達したこ
とを表す発信音がスピーカ29から発せられ、そ
の後においてもスイツチ52が導通されたままで
あるときには、送話音量Vは前記予め定めた時間
毎に予め定めた値ずつ低下してゆき、最小値
MINに達すると前述と同様に発信音を発生し、
再び上昇してゆく。このようにして送話音量V
は、たとえば16段調の範囲で変化する。
フツクスイツチ36は、押圧操作部36aと、
支持部36bと、押圧操作部36aの背後側に設
けられ、その押圧操作部36aの押圧操作に対応
して前記スイツチ52のアクチユエータ52aを
押圧し、スイツチ52を導通する押圧部36c
と、押圧操作が解除されたときの復帰力を得るた
めに、このフツクスイツチ36を背後側から弾発
的に付勢する板ばね36dと、この板ばね36d
に当接する当接部36eとから構成される。押圧
片36cはまた、押圧操作部36aが押圧操作さ
れると、ハンドセツト21を基台35から取外し
可能とする解除機構55を変位させる。
第6図は、動作を説明するためのフローチヤー
トである。ステツプn1では、開始スイツチ34
が操作されるかあるいはダイヤル発信などによつ
て通話が開始されたかどうかが判断され、そうで
あるときにはステツプn2に移り、送話音量Vす
なわち電子ボリウム48の減衰量が初期設定さ
れ、また音量フラグFが0に設定される。送話音
量Vの初期値は、前回の送話音量がそんまま用い
られてもよく、またたとえば16段調に分割された
音量の中央付近に設定されるようにしてもよい。
また前記フラグFは、フツクスイツチ36が操作
されると、0であるときには音量が上昇し、1で
あるときには音量が低下することを表す。
ステツプn3で通話が終了したかどうかが判断
され、そうでないとき、すなわち通話が継続され
ているときにはステツプn4に移り、フツクスイ
ツチ36が操作されてスイツチ52が導通してい
るかどうかが判断され、そうであるときにはステ
ツプn5に移る。ステツプn5では前記フラグFが
0であるかどうかが判断され、そうであるときに
はステツプn6に移り、送話音量Vが最大値MAX
に達しているかとうかが判断され、そうであると
きにはステツプn7で前記発信音を発生するとと
もに、フラグFを1に反転する。ステツプn6に
おいて、送話音量Vが最大値MAXに達していな
いときには、ステツプn8で送話音量が1階調だ
け上昇される。
ステツプn5においてフラグFが0でないとき
には、ステツプn9に移り、送話音量Vが最小値
MINに達しているかどうかが判断され、そうで
あるときにはステツプn10で前記発信音が発生さ
れるとともに、フラグFが0に反転される。ステ
ツプn9において、送話音量Vが最小値MINに
達していないときには、ステツプn11で送話音量
Vが1階調だけ減少される。ステツプn4におい
てフツクスイツチ36が操作されていないときに
はステツプn3に戻り、このようにしてフツクス
イツチ36が操作されるまで待機する。
ステツプn7,n8,n10,n11からはステツプn12
に移り、処理装置42内のタイマが起動され、ス
テツプn13でフツクスイツチ36の操作が継続さ
れているかどうかが判断され、そうであるときに
はステツプn14で前記タイマのカウント値が予め
定めた時間、たとえば1secが通過したかどうかが
判断され、そうでないときにはステツプn13に戻
る。
ステツプn13において、フツクスイツチ36が
操作されていないときには、ステツプn15で前記
フラグFを反転する。このステツプn15と、ステ
ツプn14において前記予め定めた時間が経過した
ときにはステツプn3に戻り、このようにして送
話音量Vの調整が行われる。
このように本考案では、通話中において操作さ
れることのないフツクスイツチ36を用いて、こ
のフツクスイツチ36の操作に対応して送話音量
Vが周期的に増減するように構成したので、従来
の技術の項で述べたような送話音量Vを調整する
ための別途な構成を必要とせず、したがつて構造
を簡略化することができるとともに、良好な操作
性で送話音量を変化することができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、通話中において
操作されることのない解除スイツチを用いて、通
話手段の取外し時以外にこの解除スイツチが操作
されると、その操作期間中は送話音量レベルを記
憶するメモリの記憶内容が周期的に増減を繰返す
ようにして、送話音量レベルを変化するようにし
たので、送話音量レベルを変化するための特別な
構成を用いることなく、良好な操作性で最適な送
話音量レベルを設定することができ、通話相手は
操作者の音声を最適な音量で、かつ、明瞭に聴取
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の自動車電話装置2
0の電気的構成を示すブロツク図、第2図は自動
車電話装置20に用いられるハンドセツト21の
正面図、第3図はハンドセツト21の斜視図、第
4図はフツクスイツチ36付近を拡大して示す断
面図、第5図は送話音量Vの変化動作を説明する
ための波形図、第6図は第5図に示された送話音
量Vに変化動作を説明するためのフローチヤー
ト、第7図は先行技術の自動車電話装置に用いら
れるハンドセツト1の正面図である。 20……自動車電話装置、21……ハンドセツ
ト、22……キースイツチ群、24……受話器、
25……送話部、26,29……スピーカ、27
……表示部、28……マイクロホン、34……開
始スイツチ、35……基台、36……フツクスイ
ツチ、38……送受信機、41……インタフエイ
ス、42……処理装置、50……RAM、51…
…ROM、52……スイツチ、53……波形整形
回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通信装置本体と、 前記通信本体に着脱自在に構成され、取外し時
    において前記通信装置本体とのロツク状態を解除
    する解除スイツチと、該解除スイツチの操作状態
    を検出する検出手段とを備える通話手段とを含む
    移動体用通信装置であつて、 送話音量レベルを記憶するメモリと、 前記解除スイツチの操作期間中は、前記メモリ
    の記憶内容の増減を周期的に繰返すように制御す
    る制御手段とを含むことを特徴とする移動体用通
    信装置。
JP1988032686U 1988-03-11 1988-03-11 Expired - Lifetime JPH0537557Y2 (ja)

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JP1988032686U JPH0537557Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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Publication Number Publication Date
JPH01135839U JPH01135839U (ja) 1989-09-18
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