JPH09282286A - スケジュール管理装置及びスケジュール管理システム - Google Patents

スケジュール管理装置及びスケジュール管理システム

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JPH09282286A
JPH09282286A JP9160596A JP9160596A JPH09282286A JP H09282286 A JPH09282286 A JP H09282286A JP 9160596 A JP9160596 A JP 9160596A JP 9160596 A JP9160596 A JP 9160596A JP H09282286 A JPH09282286 A JP H09282286A
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JP
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schedule
communication terminal
mobile communication
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Application number
JP9160596A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Sakota
和之 迫田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスケジュール管理装置では、スケジュ
ールの起動時刻になったことや当該スケジュールの内容
などが装置に付随する表示部にのみ表示されることか
ら、ユーザがこのシステムの装置の近辺にいないとスケ
ジュール起動時刻になったことを知ることができなかっ
た。 【解決手段】 入力内容識別部11はスケジュール情報
の内容から起動時刻となる設定時刻とメッセージを識別
する。設定時刻管理部13は入力内容識別部11で識別
された設定時刻を現在時刻を基に管理する。メッセージ
蓄積部14は入力内容識別部11で識別されたメッセー
ジを蓄積する。メッセージ抽出部15はメッセージ蓄積
部14に蓄積された複数のメッセージの中から設定時刻
管理部13で管理された設定時刻に応じたメッセージを
抽出する。情報変換部16はメッセージ抽出部15で抽
出されたメッセージを音声情報に変換する。自動発呼部
18は番号蓄積部17から読み出された電話番号を自動
的に発呼する。送受信部19は移動通信端末2との間
で、基地局3を介して情報信号の送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人のスケジュー
ル管理を行うスケジュール管理装置及びスケジュール管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個人のスケジュール管理を行うス
ケジュール管理装置としては、図6に示すような構成の
装置が知られている。このスケジュール管理装置30
は、スケジュール情報を受け付けて起動時刻とメッセー
ジに分類する入力部31と、上記起動時刻を管理する設
定時刻管理部32と、通常の時計のような時間管理部3
3と、入力部31からの上記メッセージを蓄積するメッ
セージ蓄積部34と、メッセージ蓄積部34からメッセ
ージを抽出するメッセージ抽出部35と、上記抽出され
たメッセージを文字情報或いは画像情報として表示する
表示部36とからなり、コンピュータ上で実現されるこ
とが多い。
【0003】入力部31はキーボードなどの鍵盤操作卓
やマウスなどのポインティングデバイスによって、ユー
ザからのスケジュール情報を受け付ける。ここで、入力
された情報は、入力部31によって、当該スケジュール
の起動(開始)時刻の情報と、当該スケジュールの用件
を示すメッセージに分類される。起動時刻の情報は設定
時刻管理部32に、また、用件を示すメッセージはメッ
セージ蓄積部34に、各々格納される。以上の処理をも
って、スケジュール情報の入力が終了する。
【0004】時間管理部33は、例えば時計のような機
能を有しており、現時点での時刻を提供する。設定時刻
管理部32と時間管理部33は、その後、時刻の突き合
わせを行う。時間管理部33によって提供される時刻と
設定時刻管理部32に格納されたスケジュールの起動時
刻が一致すると、設定時刻管理部32は該当するスケジ
ュールのメッセージをメッセージ蓄積部34より抽出す
るためにトリガ信号を生成し、これをメッセージ抽出部
35に転送する。上記トリガ信号には、メッセージ蓄積
部34に格納されているメッセージのうち、抽出すべき
メッセージを識別するための情報が含まれている。メッ
セージ抽出部35は、このトリガ信号を解析することに
よって、当該メッセージをメッセージ蓄積部34より抽
出する。抽出されたメッセージはディスプレイ等によっ
て構成されている表示部36に転送される。この表示部
36は上記メッセージを表示する。また、表示部36が
チャイムやアラームなどを鳴らす機能を有していれば、
メッセージの表示に伴いチャイムやアラームなどを鳴ら
すこともある。
【0005】これによって、ユーザが入力したスケジュ
ールの起動時刻になると、当該スケジュールのメッセー
ジを表示部36に表示し、またチャイムやアラームなど
を鳴らし、ユーザに「スケジュールの起動時刻になっ
た」旨を伝達し、さらにそのスケジュールの内容を表示
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のスケジュール管理装置30では、スケジュールの起
動時刻になったことや当該スケジュールの内容などが装
置に付随する表示部36にのみ表示等されることから、
ユーザがこのシステムの装置の近辺にいないとスケジュ
ール起動時刻になったことを知ることができず、ユーザ
が外出しているときなどはリアルタイムで情報を見るこ
とはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスケジュー
ル管理装置は、上記課題を解決するために、スケジュー
ルの起動時刻になると、自動発呼手段によって移動通信
端末と通話回線を設立し、スケジュールの内容であるメ
ッセージを情報変換手段で送信情報に変換し、信号送受
信手段で移動通信端末に向けて送信する。
【0008】このため、スケジュール起動時には、スケ
ジュールの起動情報が移動通信端末に転送されてくるこ
とから、ユーザがスケジュール管理システムの装置近辺
にいないときでも、この情報を得ることが可能となる。
また、同一のスケジュール管理装置を用いて複数の人物
のスケジュール管理を各人のプライバシーを損なうこと
なく行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスケジュール
管理装置及びスケジュール管理システムの実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。先ず、第1の実施
の形態は、図1に示すように、設定時刻になるとメッセ
ージをスケジュール情報として基地局3を介して対象者
の所有する移動通信端末2に送信するスケジュール管理
装置9を備えて成るスケジュール管理システム1であ
る。移動通信端末2は基地局3との間で無線にて通信を
行い、基地局3はスケジュール管理装置9と公衆回線網
5、加入者線8により接続されている。公衆回線網5内
には、例えば交換機6及び7が備えられている。また、
この公衆回線網5と基地局3との間には、無線オペレー
タの交換機4も備えられている。
【0010】移動通信端末2は、街頭に設置されている
多数の基地局のうち信号の送受信が可能な基地局3と無
線で通信を行う。これによって、移動通信端末2は公衆
回線網5に接続されている任意の通信端末や他の移動通
信端末との通話回線の接続が可能となる。
【0011】一方、スケジュール管理装置9は、宅内も
しくは構内に設置され、加入者線8を介して公衆回線網
5に接続されている。スケジュール管理装置9もまた任
意の通信端末や移動通信端末との通話回線の接続が可能
となっている。
【0012】ここで、スケジュールのあらかじめ入力さ
れたスケジュール管理装置9が、入力されたスケジュー
ルの起動時刻となりユーザにその旨を告知する場合を想
定してその動作手順を説明する。なお、スケジュールの
入力等に関する手順は後述する。
【0013】スケジュール管理装置9は、スケジュール
の起動時刻になった旨をユーザに伝えるために、スケジ
ュール管理装置9内に有する後述する機能によって、移
動通信端末2に向けて発呼を行う。ここで、移動通信端
末2が発呼に応答すると、加入者線8、交換機7、交換
機6、交換機4を介して、スケジュール管理装置9と移
動通信端末2との間で通話回線が設立される。その後、
スケジュール管理装置9は、設立された通話回線上で、
これからスケジュール情報を転送する旨を伝えるメッセ
ージを移動通信端末2に向けて送信する。その後、スケ
ジュール管理装置9は、生成したスケジュールのメッセ
ージを音声情報で移動通信端末2に転送し、移動通信端
末2は、通常の通話時に行うのと同様の処理でこの音声
情報をユーザに伝達する。メッセージの伝達が終了し、
移動通信端末2から終話信号が基地局に送信されると、
スケジュール管理装置9と移動通信端末2との間の通話
回線が切断される。
【0014】スケジュール管理装置9の詳細な構成を図
2に示す。このスケジュール管理装置9は、スケジュー
ル情報を入力する入力部10と、上記スケジュール情報
の内容から起動時刻となる設定時刻とメッセージを識別
する入力内容識別部11と、上記入力内容識別部11で
識別された設定時刻を時間管理部12から与えられる現
在時刻を基に管理する設定時刻管理部13と、上記入力
内容識別部11で識別されたメッセージを蓄積する例え
ばRAMのようなメッセージ蓄積部14と、このメッセ
ージ蓄積部14に蓄積された複数のメッセージの中から
設定時刻管理部13で管理された設定時刻に応じたメッ
セージを抽出するメッセージ抽出部15と、このメッセ
ージ抽出部15で抽出されたメッセージを音声情報に変
換する情報変換部16と、この音声情報に変換されたメ
ッセージの送信先となる移動通信端末2の呼び出し番
号、つまり電話番号を蓄積している例えばRAMのよう
な番号蓄積部17と、この番号蓄積部17から読み出さ
れた上記電話番号を自動的に発呼する自動発呼部18
と、上記移動通信端末2との間で、基地局3を介して情
報信号の送受信を行う送受信部19とを備えて成る。
【0015】ユーザに告知されるスケジュールの情報
は、あらかじめユーザによって入力部10より入力され
る。入力部10は、例えばキーボード等の鍵盤操作卓や
マウス等のポインティングデバイスによってテキストデ
ータとしてユーザが入力する「当該スケジュールの起動
時刻、当該スケジュールの対象となる人物、及びその時
刻に行われるスケジュールの内容を示すメッセージを含
むスケジュール情報」を受け付ける。このスケジュール
情報の受付は、あらかじめ設定されたフォーマットにし
たがって、起動時刻、対象人物、メッセージの三つの情
報がそれぞれ別々に入力され、入力部10はこれらの情
報を別々に入力内容識別部11に転送できる。入力内容
識別部11は、この入力されたスケジュール情報より、
起動時刻と対象人物とメッセージを容易に分類して抽出
し、起動時刻を設定時刻管理部13に、また、対象人物
及びメッセージをメッセージ蓄積部14に各々格納す
る。このとき、メッセージ蓄積部14はテキストデータ
等のディジタル情報の形で上記対象人物及びメッセージ
を格納する。以上の処理をもって、スケジュールの入力
処理が終了する。
【0016】その後、時間管理部12が提供する現在時
刻と設定時刻管理部13に格納された上記起動時刻の一
致を設定時刻管理部13が検出すると、スケジュールの
メッセージをユーザに告知する手順が発生する。メッセ
ージの告知手順を図3に示すフローチャートを参照しな
がら以下に説明する。
【0017】先ず、設定時刻管理部13は、上記現在時
刻と上記起動時刻の一致を検出し、ステップS1に示す
ようにトリガ信号を生成し、メッセージ抽出部15に転
送する。このトリガ信号には、メッセージ蓄積部14に
格納されているメッセージのうち、抽出すべきメッセー
ジを識別するための情報が含まれる。
【0018】メッセージ抽出部15は、ステップS2に
示すように、このトリガ信号を解析することにより、当
該メッセージ及び対象人物をメッセージ蓄積部14より
抽出する。対象人物の情報は自動発呼部18に転送さ
れ、メッセージは情報変換部16に転送される。ここ
で、メッセージ抽出部15より自動発呼部18に転送さ
れた対象人物の情報は、自動発呼部18に「対象人物に
向けて発呼せよ」との主旨のコマンドとなっている。
【0019】メッセージ抽出部15より対象人物の情報
を受け取った自動発呼部18は、この対象人物に対応す
る移動通信端末の電話番号を番号蓄積部17より抽出
し、該当する移動通信端末2へ発呼する。これに移動通
信端末2が応答すると移動通信端末2とスケジュール管
理装置9との間にステップS3に示すように通話回線が
設立される。なお、移動通信端末2が、スケジュール管
理装置9からの呼び出しに応答しなかった場合には、あ
らかじめ指定された時間だけ呼び出した後、スケジュー
ル管理装置9は通話回線を切断する。
【0020】ステップS3に示すように、スケジュール
管理装置9と移動通信端末2との間に通話回線が開設さ
れると、次に、情報変換部16にてあらかじめ用意され
ている「当該呼がスケジュール管理装置9からの呼であ
り、これからスケジュールに関するメッセージを送信す
る」旨をユーザに伝えるプレメッセージ(音声情報)が生
成され、これをステップS4に示すように信号送受信部
19が移動通信端末2に送信する。そして、移動通信端
末2ではステップS5に示すようにこれをユーザに伝達
する。
【0021】このプレメッセージの送信が終了すると、
メッセージ抽出部15より抽出されたメッセージを受け
取った情報変換部16は、ステップS6に示すようにテ
キスト情報のメッセージを既存のシンセサイザ等を用い
て音声情報に変換する。
【0022】音声情報に変換されたメッセージは、上記
の手順で開設されたスケジュール管理装置9と移動通信
端末2とを結ぶ通話回線を経由してステップS7に示す
ように移動通信端末2に転送される。
【0023】そして、移動通信端末2は、受信した音声
情報によるメッセージをステップS8に示すようにユー
ザに伝達する。
【0024】したがって、第1の実施の形態となるスケ
ジュール管理システム1によれば、スケジュールの起動
情報が移動通信端末2に転送されてくることから、ユー
ザがスケジュール管理装置9近辺にいないときでも、こ
の情報を得ることが可能となる。また、複数人数のスケ
ジュール管理も一つのスケジュール管理装置で、容易に
実現することが可能となる。
【0025】なお、この第1の実施の形態となるスケジ
ュール管理システム1では、スケジュールの入力を手書
きの文字入力で受け付けるスケジュール管理装置9を用
いてもよい。この場合、入力部10は、光学式文字読み
取り(optical character reader、OCR)のように光
学的に文字を読み取る機能、もしくはタッチペンに対応
しタッチペンによって入力された文字を読み取るタブレ
ットを有し入力された文字を認識する機能のいずれかを
有し、ユーザよりの手書きの文字情報を受け付ける。入
力部10は、入力された手書きの文字情報を文字認識機
能によりテキスト情報に変換する。このとき、入力され
る情報は、あらかじめ設定されたフォーマットにしたが
って、起動時刻、対象人物、メッセージの三つの情報が
それぞれ別々に入力され、入力部10はこれらの情報を
別々に入力内容識別部11に転送することができる。し
たがって、入力内容識別部11では、起動時刻、対象人
物、メッセージの分類が容易になされる。
【0026】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態も図1に示すように、設定時
刻になるとメッセージをスケジュール情報として基地局
3を介して対象者の所有する移動通信端末2に送信する
スケジュール管理装置を備えて成るスケジュール管理シ
ステムであるが、移動通信端末2を所持する受信者に認
証のための鍵情報を要求し、この鍵情報が正当である場
合に、上記受信者をメッセージ伝送対象者と判定して、
メッセージを送信する。上記鍵情報が不当なものである
と判定した場合には、通話回線を切断することもある。
このため、この第2の実施の形態は、図4に示すような
スケジュール管理装置20を構成してなる。なお、この
図4において、図2と対応し、同一の動作をする構成要
素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0027】特に、このスケジュール管理装置20が上
記スケジュール管理装置9と異なるのは、上記移動通信
端末2から告知相手を識別させる鍵情報を上記信号送受
信部23を介して受信し、該鍵情報が正当であると告知
相手認証部24が認識した場合に限ってメッセージをス
ケジュール情報として上記移動通信端末2に送信する点
である。
【0028】この第2の実施の形態に用いられるスケジ
ュール管理装置20において、スケジュールのメッセー
ジをユーザに告知する手順が発生した場合のメッセージ
の告知手順を図5に示すフローチャートを参照しながら
以下に説明する。
【0029】先ず、メッセージ抽出部21に設定時刻管
理部13がステップS11に示すようにトリガ信号を入
力すると、メッセージ抽出部21はステップS12に示
すようにメッセージ蓄積部14より該当するメッセージ
及び対象人物を抽出する。また、メッセージ抽出部21
は、第一の実施の形態に用いられたスケジュール管理装
置9のメッセージ抽出部15と同様に、対象人物の情報
を自動発呼部18に、また、メッセージを情報変換部2
2に転送する。さらに、メッセージ抽出部21は、対象
人物の情報を告知相手認証部24にも転送する。その
後、上記第一の実施の形態に用いられたスケジュール管
理装置9と同様の手順で、ステップS13に示すよう
に、スケジュール管理装置20と移動通信端末2との間
に通話回線が開設されるが、この通話回線の開設が行わ
れると、自動的に当該呼の受信者の認証手順が発生し、
以下に示す手順によって受信者の認証が行われる。
【0030】ステップS14に示すように、情報変換部
22において、あらかじめ決められている「当該呼がス
ケジュール管理装置20からの呼であり認証のための鍵
情報の転送を要求する」旨をユーザに伝えるプレメッセ
ージ(音声情報)が生成され、これを信号送受信部23
が、移動通信端末2に、通話回線を用いて送信する。移
動通信端末2では、ステップS15に示すように、受信
したこのプレメッセージをユーザに伝達する。ユーザの
鍵情報が、ステップS16に示すように、音声もしくは
テンキー等移動通信端末2が備えるボタンの操作によっ
て入力されると、移動通信端末2は、ステップS17に
示すように、これを通話回線を用いてスケジュール管理
装置20に転送する。信号送受信部23は、この送信さ
れてきた鍵情報を受信し、告知相手認証部24に転送す
る。告知相手認証部24は、先にメッセージ抽出部21
から転送されてきた対象人物の情報と、信号送受信部2
3から転送されてきた鍵情報とを、「対象人物と対象人
物の鍵情報の対応表」のような設定鍵情報記憶部25を
参照することによってステップS18に示すように認証
し、移動通信端末2から送信されてきた鍵情報が正当な
ものであるか否かの判定をステップS19に示すように
行う。ここで、告知相手認証部24が鍵情報は正当なも
のである(YES)と判定した場合には、上記スケジュ
ール管理装置9の手順と同様、情報変換部22に、ステ
ップS20に示すように、抽出したメッセージを音声に
変換させ、これを信号送受信部23からステップS21
に示すように、移動通信端末2に送信させる。そして、
移動通信端末2はステップS22に示すように、受信し
た音声情報をユーザに伝達する。一方、鍵情報が不当な
ものである(NO)と告知相手認証部24が判定した場
合には、ステップS14に戻り再びプレメッセージを送
信させるか、または通話回線を切断させる。
【0031】したがって、スケジュール管理装置20を
用いた第2の実施の形態となるスケジュール管理システ
ムによれば、移動通信端末2の保有者の認証の後にスケ
ジュールの情報が転送されることから、例えば、移動通
信端末2の持主が移動通信端末2を落としたりしても、
当人のスケジュールを第三者に聞かれることがほとんど
なく、スケジュール管理をプライバシーを損なうことな
く行うことが可能となる。
【0032】なお、この第2の実施の形態となるスケジ
ュール管理システムでは、メッセージの転送に先立って
行われる告知相手の認証を音声認証により行ってもよ
い。この場合について以下に説明する。なお、スケジュ
ール管理装置20から移動通信端末2へのプレメッセー
ジの送信までの手順は、上記の説明と同様であることか
ら省略する。
【0033】スケジュール管理情報のメッセージの転送
に先立ち、スケジュール管理装置20は移動通信端末2
に対して認証のためにユーザの鍵情報の送信を要求する
プレメッセージを送信する。
【0034】ユーザは、このプレメッセージを聞いた後
に、移動通信端末2に音声を入力し、これをもって鍵情
報の入力とする。入力された音声は、通常の通話のため
の信号と同様に扱われ、移動通信端末2からスケジュー
ル管理装置20に送信される。スケジュール管理装置2
0側では、ユーザの音声(鍵情報)を信号送受信部23
で受信し、これを告知相手認証部24に転送する。告知
相手認証部24には、あらかじめ、スケジュール管理装
置20でスケジュール管理を行う各人物の音声の特徴を
示すパラメータと、当該人物の対応表が蓄積されてい
る。また、告知相手認証部24は、音声による個人認証
を行う機能を備えており、入力された音声情報より個人
情報を抽出する。告知相手認証部24は、入力された音
声情報より抽出された個人情報と、上記対応表を用い
て、判定当該音声を発した人物を判定する。この送信さ
れてきた音声情報の判定の結果で選れた人物と、先にメ
ッセージ抽出部21から転送されてきた対象人物が一致
すれば、移動通信端末2から送信されてきた鍵情報が正
当なものであるとみなし、情報変換部22にて、抽出し
たメッセージを音声に変換し、これを信号送受信部23
から移動通信端末2に送信する。一方、双方が一致しな
かったり、上記の音声認証を行う手順において人物が特
定されなかった場合には、鍵情報を不当なものとみな
し、再びプレメッセージを送信するか、または通話回線
を切断する。
【0035】このように、告知相手の認証が音声認証を
用いて行われる場合には、ユーザの音声の個人情報をパ
ラメータ形式であらかじめスケジュール管理装置20に
蓄積しておくことによって、ユーザは、告知相手認証の
手続きに際して音声を入力するだけですみ煩わしい手続
きをふむ必要がなくなる。
【0036】なお、本発明に係るスケジュール管理装置
は、装置として単体で実現される場合の他に、スケジュ
ール管理装置の機能の一部がコンピュータ上で実現さ
れ、スケジュール管理装置としての機能が、複数の装置
構成で実現されてもよい。
【0037】また、移動通信端末が、画像や文字を表示
する手段を有している場合、情報変換部は、メッセージ
を文字情報、画像情報に変換してもよい。この場合、メ
ッセージは、文字情報、画像情報として移動通信端末に
送信されて、移動通信端末の表示部に表示される。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るスケジュール管理装置は、
スケジュールの起動時刻になると、自動発呼手段によっ
て移動通信端末との間で通話回線を設立し、スケジュー
ルの内容であるメッセージを情報変換手段で送信情報に
変換し、信号送受信手段で移動通信端末に向けて送信す
るので、スケジュール起動時には、スケジュールの起動
情報が移動通信端末に転送されてくることから、ユーザ
がスケジュール管理装置近辺にいないときでも、この情
報を得ることが可能となる。また、同一のスケジュール
管理装置を用いて複数の人物のスケジュール管理を各人
のプライバシーを損なうことなく行うことが可能とな
る。
【0039】また、スケジュールの入力を手書きの文字
で行ってもよいので、キーボードやポインティングデバ
イスなどを用いなくても、スケジュールの入力が可能と
なる。
【0040】また、移動通信端末から告知相手を識別さ
せる鍵情報を受信し、該鍵情報が正当であると認識した
場合にのみ上記メッセージをスケジュール情報として送
信するので、移動通信端末の保有者の認証の後にスケジ
ュールの情報を転送することになるので、移動通信端末
の持主が移動通信端末を落としたりしても、当人のスケ
ジュールを第三者に聞かれることがほとんどなく、スケ
ジュール管理をプライバシーを損なうことなく行うこと
が可能となる。
【0041】また、告知相手認証の手続きに際して、ユ
ーザは音声を鍵情報として入力するだけでもよいので、
煩わしい手続きを不要とする。
【0042】本発明に係るスケジュール管理システム
は、このようなスケジュール管理装置を備えるので、ユ
ーザがスケジュール管理装置近辺にいないときでも、こ
の情報を得ることが可能となる。また、同一のスケジュ
ール管理装置を用いて複数の人物のスケジュール管理を
各人のプライバシーを損なうことなく行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態となるスケジュ
ール管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記スケジュール管理システムに用いられるス
ケジュール管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】上記第1の実施の形態のスケジュール管理シス
テムにおける動作の流れを説明するためのフローチャー
トである。
【図4】本発明の第二の実施の形態となるスケジュール
管理システムに用いられるスケジュール管理装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】上記第二の実施の形態となるスケジュール管理
システムにおける動作の流れを説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】従来のスケジュール管理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 スケジュール管理システム、2 移動通信端末、3
基地局、9 スケジュール管理装置、10 入力部、
11 入力内容識別部、12 時間管理部、13 設定
時刻管理部、14 メッセージ蓄積部、15 メッセー
ジ抽出部、16情報変換部、17 番号蓄積部、18
自動発呼部、19 信号送受信部、20 スケジュール
管理装置、23 告知相手認証部、24 設定鍵情報記
憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 303 G06F 15/21 L

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定時刻になるとメッセージをスケジュ
    ール情報として対象者の所有する移動通信端末に送信す
    ることにより対象者のスケジュールを管理するスケジュ
    ール管理装置であって、 上記スケジュール情報を入力する入力手段と、 上記スケジュール情報の内容から設定時刻とメッセージ
    を識別する識別手段と、 上記識別手段で識別された設定時刻を現在の時刻を基に
    管理する設定時刻管理手段と、 上記識別手段で識別されたメッセージを蓄積するメッセ
    ージ蓄積手段と、 上記メッセージ蓄積手段に蓄積された複数のメッセージ
    の中から上記設定時刻管理手段で管理された設定時刻に
    応じたメッセージを抽出するメッセージ抽出手段と、 上記メッセージ抽出手段で抽出されたメッセージを送信
    情報に変換する情報変換手段と、 上記送信情報の送信先となる上記移動通信端末の呼び出
    し番号を蓄積する番号蓄積手段と、 上記番号蓄積手段から読み出された上記移動通信端末の
    呼び出し番号を自動的に発呼する自動発呼手段と、 上記移動通信端末との間で情報信号の送受信を行う信号
    送受信手段とを備えることを特徴とするスケジュール管
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記入力手段には上記スケジュール情報
    がテキストデータとして入力され、上記メッセージ蓄積
    手段、上記情報変換手段にも該テキストデータの形でメ
    ッセージが供給されることを特徴とする請求項1記載の
    スケジュール管理装置。
  3. 【請求項3】 上記入力手段は手書き文字情報を文字認
    識機能で認識し、テキストデータに変換することを特徴
    とする請求項1記載のスケジュール管理装置。
  4. 【請求項4】 上記情報変換手段は、上記メッセージを
    音声情報に変換することを特徴とする請求項1記載のス
    ケジュール管理装置。
  5. 【請求項5】 上記移動通信端末から告知相手を識別さ
    せる鍵情報を上記信号送受信手段を介して受信し、該鍵
    情報が正当であると告知相手認証手段が認識した場合に
    限って上記メッセージをスケジュール情報として送信す
    ることを特徴とする請求項1記載のスケジュール管理装
    置。
  6. 【請求項6】 上記告知相手認証手段は、音声による認
    証機能を備えて成り、上記移動通信端末からの音声によ
    る鍵情報を認証することを特徴とする請求項5記載のス
    ケジュール管理装置。
  7. 【請求項7】 設定時刻になるとメッセージをスケジュ
    ール情報として対象者の所有する移動通信端末に送信す
    るスケジュール管理装置を備えて成るスケジュール管理
    システムであって、 上記スケジュール管理装置は、 上記スケジュール情報を入力する入力手段と、 上記スケジュール情報の内容から設定時刻とメッセージ
    を識別する識別手段と、 上記識別手段で識別された設定時刻を管理する現在の時
    刻を基に管理する設定時刻管理手段と、 上記識別手段で識別されたメッセージを蓄積するメッセ
    ージ蓄積手段と、 上記蓄積手段に蓄積された複数のメッセージの中から上
    記設定時刻管理手段で管理された設定時刻に応じたメッ
    セージを抽出するメッセージ抽出手段と、 上記メッセージ抽出手段で抽出されたメッセージを送信
    情報に変換する情報変換手段と、 上記送信情報の送信先となる上記移動通信端末の呼び出
    し番号を蓄積する番号蓄積手段と、 上記番号蓄積手段から呼び出された上記移動通信端末の
    呼び出し番号を自動的に発呼する自動発呼手段と、 上記移動通信端末との間で情報信号の送受信を行う信号
    送受信手段とを備えて成ることを特徴とするスケジュー
    ル管理システム。
  8. 【請求項8】 上記スケジュール管理装置には、基地局
    が有線接続されていることを特徴とする請求項7記載の
    スケジュール管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072052A (ko) * 2000-07-14 2000-12-05 왕해주 인터넷 무선 일정관리방법 및 그 시스템
KR20030021502A (ko) * 2001-09-06 2003-03-15 주식회사 큐서베이 통신망을 이용한 기념일 관련 부가 정보 제공 시스템
JP2003162513A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Shiseido Co Ltd スケジュールシステム
KR100447065B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-04 에스케이텔레텍주식회사 약속메시지의 송·수신방법 및 이를 이용한이동통신단말기

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