JP2015006279A - ナースコールシステム - Google Patents

ナースコールシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2015006279A
JP2015006279A JP2013133341A JP2013133341A JP2015006279A JP 2015006279 A JP2015006279 A JP 2015006279A JP 2013133341 A JP2013133341 A JP 2013133341A JP 2013133341 A JP2013133341 A JP 2013133341A JP 2015006279 A JP2015006279 A JP 2015006279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
room
corridor lamp
nurse call
nurse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013133341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6196822B2 (ja
Inventor
孝典 西浦
Takanori Nishiura
孝典 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carecom Co Ltd
Original Assignee
Carecom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carecom Co Ltd filed Critical Carecom Co Ltd
Priority to JP2013133341A priority Critical patent/JP6196822B2/ja
Publication of JP2015006279A publication Critical patent/JP2015006279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6196822B2 publication Critical patent/JP6196822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

【課題】有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生した場合であっても、伝送経路に障害が発生していることを検知できるようにする。
【解決手段】各部屋内のナースコール子機(ハンド形子機1a〜1cおよび壁埋込形子機2a〜2c)と廊下灯3a〜3cとの間を部屋毎に有線で接続するとともに、ハンド形子機1と廊下灯3との間を無線で接続し、無線通信範囲を複数の病室A〜Cを含む範囲(病室Bのハンド形子機1bから病室A〜Cの廊下灯3a〜3cに呼出信号が届く範囲)に設定することにより、呼び出しが行われた病室Bにおいて有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生していた場合であっても、他の病室A,Cの廊下灯3a,3cから呼出信号がナースコール親機5に伝送されるようにして、呼び出しが行われた病室Bの廊下灯3bが故障していることを検知できるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、伝送経路の障害診断を行う機能を備えたナースコールシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、ナースセンタに設置するナースコール親機と、ベッドサイド等に設置するナースコール子機と、病室や介護室等の各部屋の入口付近に設置する廊下灯とを備えて構成されている。従来、ナースコール子機から廊下灯を介してナースコール親機に呼出信号を伝送する経路に有線および無線を併用する技術が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
呼出信号の伝送経路を有線および無線の両方で形成することにより、何れか一方の伝送経路に障害が発生しても、もう一方の伝送経路を利用して呼出信号を伝送することが可能である。また、ナースコール子機にて呼び出しが行われた場合に、有線および無線の両方の伝送経路を使って呼出信号を伝送するようにしておけば、何れか一方の伝送経路からしかナースコール親機に呼出信号が届かなくなったときに、他方の伝送経路に障害が発生していることをナースコール親機で検知することもできる。
しかしながら、有線および無線の両方の伝送経路を使って呼出信号を伝送するようにしておいても、有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生した場合には、ナースコール親機に呼出信号が全く届かないので、伝送経路に障害が発生しているか否かを判定することができない(判定する機会も得られない)という問題があった。
特開平10−165376号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、有線および無線の両方の伝送経路を用いて呼出信号を伝送するようになされたナースコールシステムにおいて、有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生した場合であっても、伝送経路に障害が発生していることをナースコール親機にて検知できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、各部屋内のナースコール子機と各部屋の廊下灯との間を部屋毎に有線で接続するとともに、ナースコール子機と廊下灯との間を無線で接続し、無線による呼出信号の通信範囲を複数の部屋を含む範囲に設定するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ある部屋内のナースコール子機で呼び出しが行われると、その部屋のナースコール子機から同じ部屋の廊下灯に対して呼出信号が有線および無線で送信されるとともに、その部屋のナースコール子機から他の部屋の廊下灯に対して呼出信号が無線で送信される。そして、これら各部屋の廊下灯からナースコール親機に対して呼出信号がそれぞれ伝送される。
このような構成により、ナースコール子機の呼び出しが行われた部屋において有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生していた場合であっても、他の部屋の廊下灯からは、無線でナースコール子機から受信した呼出信号がナースコール親機に伝送されてくる。そのため、ナースコール親機では、呼出信号の受信をきっかけとして伝送経路の障害の有無を判定することができる。そして、ナースコール子機の呼び出しが行われた部屋の廊下灯からは呼出信号の伝送がないことから、有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生していることを検知することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示す図である。 本実施形態のハンド形子機および廊下灯による無線通信範囲と呼出信号に含まれる呼出経路情報の内容を示す図である。 本実施形態によるナースコール親機の機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態のナースコールシステムは、ハンド形子機1、壁埋込形子機2、廊下灯3、制御機4およびナースコール親機5を備えて構成されている。なお、ハンド形子機1および壁埋込形子機2が特許請求の範囲のナースコール子機に相当する。
ハンド形子機1は、各病室内における各患者のベッドサイドに設置され、看護師の呼び出しを指示するための呼出ボタンを備えている。患者が必要に応じて呼出ボタンを押下すると、ハンド形子機1は呼出信号を出力する。呼出信号の出力は、有線および無線の両方の手段を用いて行う。
ハンド形子機1は、呼出信号を無線で送信する無線送信装置を備えている。ハンド形子機1が無線送信装置により呼出信号を無線で送信する場合、当該ハンド形子機1を一意に識別可能な子機情報を呼出信号に含めて送信する。なお、無線通信の形態は特に限定するものではないが、例えば、ブルートゥース等の近距離無線通信手段を利用することが可能である。
壁埋込形子機2は、各病室内の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機2は、ハンド形子機1が接続される接続端子を備えており、ハンド形子機1と有線(ケーブル等)で接続されている。また、壁埋込形子機2は、廊下灯3にも有線で接続されている。壁埋込形子機2は、ハンド形子機1から呼出信号を受けると、呼出元の識別情報(例えば、壁埋込形子機2の接続端子番号)を含む呼出信号を廊下灯3に出力する。
廊下灯3は、各病室の入口付近外部に設置される。廊下灯3は、複数の壁埋込形子機2が接続される複数の入力ポートを備え、どの入力ポートから呼出信号を受けたかに応じて、呼出信号の供給元である壁埋込形子機2を示す情報(例えば、ベッド番号)を特定する。壁埋込形子機2の接続端子番号およびベッド番号の組み合わせにより子機情報が形成され、呼び出しを行ったハンド形子機1を一意に識別することが可能である。廊下灯3は、この子機情報に対して廊下灯3の識別情報(例えば、部屋番号)を加えて呼出経路情報を生成し、当該呼出経路情報を含む呼出信号を制御機4に出力する。
また、廊下灯3は、ハンド形子機1から呼出信号を無線で受信する無線受信装置を備えている。廊下灯3が無線受信装置によりハンド形子機1から呼出信号を無線で受信した場合、廊下灯3は、その呼出信号に含まれている子機情報に対して廊下灯3の識別情報(例えば、部屋番号)を加えて呼出経路情報を生成し、当該呼出経路情報を含む呼出信号を制御機4に出力する。
このように、廊下灯3がハンド形子機1から壁埋込形子機2を介して有線で呼出信号を受信した場合と、廊下灯3からハンド形子機1から無線で呼出信号を受信した場合とで子機情報の内容が変わるので、有線/無線の伝送経路を識別することが可能である。なお、有線の伝送経路を用いて呼出信号を送信する場合も、無線で呼出信号を送信する場合と同様の子機情報を用いるようにしてもよい。ただし、この場合は子機情報の内容が同じになるので、有線/無線の伝送経路を識別することができなくなる。この場合、廊下灯3は、有線/無線の伝送経路を識別する経路識別情報を更に加えて呼出経路情報を生成するのが好ましい。
制御機4は、廊下灯3とナースコール親機5との間に有線で接続され、廊下灯3から供給された呼出信号をナースコール親機5に出力する。ナースコール親機5は、ナースセンタに設置されている。このナースコール親機5は、ナースコール子機を識別するための子機情報と、そのナースコール子機を使用している患者の情報(氏名、年齢、部屋番号、ベッド番号など)とを対応付けた患者テーブルを図示しないメモリに保持している。
ナースコール親機5は、制御機4から呼出信号を入力すると、看護師の呼び出しを行うべく所定の呼出音をスピーカから出力する。また、ナースコール親機5は、制御機4から入力した呼出信号に含まれる子機情報に基づき患者テーブルを参照して患者情報を特定し、当該患者情報をモニタ画面に表示する。また、ナースコール親機5は、制御機4から入力した呼出信号に含まれる呼出経路情報に基づいて、ハンド形子機1から廊下灯3までの伝送経路における障害の有無を判定する(これについては詳細を後述する)。
図2は、ハンド形子機1および廊下灯3による無線通信範囲と呼出信号に含まれる呼出経路情報の内容を示す図である。図2に示すように、本実施形態のナースコールシステムでは、各部屋(病室A〜C)内のナースコール子機(ハンド形子機1および壁埋込形子機2)と各部屋の廊下灯3との間を部屋毎に有線で接続している。すなわち、病室A内のハンド形子機1aおよび壁埋込形子機2aを病室Aの廊下灯3aに有線で接続し、病室B内のハンド形子機1bおよび壁埋込形子機2bを病室Bの廊下灯3bに有線で接続し、病室C内のハンド形子機1cおよび壁埋込形子機2cを病室Cの廊下灯3cに有線で接続している。
また、本実施形態では、ハンド形子機1と廊下灯3との間を無線で接続し、無線による呼出信号の通信範囲を複数の部屋を含む範囲に設定している。具体的に、無線による呼出信号の通信範囲は、1つの部屋(例えば、病室B)内に設置されたハンド形子機1bから、同じ病室Bの入口付近外部に設置された廊下灯3bおよび両隣の病室A,Cの入口付近外部に設置された廊下灯3a,3cに対して呼出信号を伝送可能な範囲に設定している。病室A,C内に設置されたハンド形子機1a,1cから廊下灯3に対する通信範囲も同様に設定する。
このようにすると、有線および無線の伝送経路に全く障害が発生していない場合には、病室B内のハンド形子機1bで呼び出しが行われると、病室Bのハンド形子機1bから同じ病室Bの廊下灯3bに対して呼出信号が有線および無線で送信されるとともに、病室Bのハンド形子機1bから両隣の病室A,Cの廊下灯3a,3cに対して呼出信号が無線で送信される。そして、これら各部屋A〜Cの廊下灯3a〜3cから制御機4を介してナースコール親機5に対して呼出信号がそれぞれ伝送される。
このとき、ハンド形子機1bにより呼び出しが行われた病室Bの廊下灯3bからは、有線および無線による2つの呼出信号が伝送される。ここで、有線による呼出信号に含まれる呼出経路情報は、ハンド形子機1b→壁埋込形子機2b→廊下灯3bという内容になっている。また、無線による呼出信号に含まれる呼出経路情報は、ハンド形子機1b→廊下灯3bという内容になっている。
一方、病室Aの廊下灯3aからは、無線による呼出信号のみが伝送される。その呼出信号に含まれる呼出経路情報は、ハンド形子機1b→廊下灯3aという内容になっている。また、病室Cの廊下灯3cからも、無線による呼出信号のみが伝送される。その呼出信号に含まれる呼出経路情報は、ハンド形子機1b→廊下灯3cという内容になっている。
図3は、本実施形態によるナースコール親機5の機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態のナースコール親機5は、その機能構成として、呼出信号受信部51、患者テーブル記憶部52、呼出処理部53および障害判定部54を備えている。
呼出信号受信部51は、制御機4から伝送されてくる呼出信号を受信する。本実施形態では、図2に示したように、1つの部屋のハンド形子機1で呼び出しが行われた場合でも、その両隣の部屋を含む複数の部屋の廊下灯3から制御機4を介して複数の呼出信号が伝送されてくる。呼出信号受信部51は、これら複数の呼出信号を受信する。
患者テーブル記憶部52は、上述した患者テーブルを記憶する。呼出処理部53は、呼出信号受信部51により受信された呼出信号に含まれている子機情報に基づいて、患者テーブル記憶部52に記憶されている患者テーブルを参照して患者情報を特定し、当該患者情報(患者の氏名、年齢、部屋番号、ベッド番号など)をモニタ画面に表示する。呼出処理部53は、これと同時に呼出音をスピーカから出力する。
本実施形態では、複数の部屋の廊下灯3から制御機4を介して複数の呼出信号が伝送されてくるが、これらは殆ど時間差なしに送られてくる。呼出処理部53は、所定の短い時間以内に呼出信号受信部51にて受信された複数の呼出信号を1つの呼び出しとみなし、1つの呼出処理を実行する。図2に示したように、4つの呼出信号に含まれる子機情報は全て、実際に呼び出しに使われたハンド形子機1bを示したものであるから、この子機情報に基づいて患者テーブルから患者情報を特定することが可能である。
障害判定部54は、呼出信号受信部51が呼出信号を受信したときに、当該呼出信号、すなわち、複数の部屋の廊下灯3から制御機4を介して伝送されてきた複数の呼出信号に基づいて、複数の部屋におけるハンド形子機1と廊下灯3との間の伝送経路の障害の有無を判定する。図2の例で言うと、障害判定部54は、病室A〜Cの廊下灯3a〜3cから伝送されてきた呼出信号に含まれる呼出経路情報に基づいて、病室A〜Cにおけるハンド形子機1a〜1cと廊下灯3a〜3cとの間の伝送経路の障害の有無を判定する。
例えば、障害判定部54は、呼出信号受信部51が4つの呼出信号を全て受信している場合は、障害は発生していないと判定する。また、呼出経路情報が1b→2b→3bとなっている有線による呼出信号のみ受信しておらず、他の3つの呼出信号を呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、ハンド形子機1bと廊下灯3bとの間で断線故障が発生していると判定する。すなわち、呼出信号受信部51にて受信した3つの呼出信号に含まれる呼出経路情報から何れも無線による呼出信号であることが分かり、かつ、呼出信号の発生源が病室Bのハンド形子機1bであることも特定できるので、ハンド形子機1bと廊下灯3bとの間で断線故障が発生していると判定することが可能である。
また、病室Bの廊下灯3bを経由する2つの呼出信号(呼出経路情報が1b→2b→3bとなっている有線による呼出信号、および、呼出経路情報が1b→3bとなっている無線による呼出信号)を受信しておらず、他の病室A,Cの廊下灯3a,3cを経由する2つの呼出信号のみを呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、病室Bの廊下灯3bが故障していると判定する。すなわち、呼出信号受信部51にて受信した2つの呼出信号に含まれる呼出経路情報から病室A,Cを特定することが可能なので、その間の病室Bから何も呼出信号が届いていないということから、病室Bの廊下灯3bが故障していると判定することが可能である。
さらに、呼出経路情報が1b→3aとなっている無線による呼出信号のみ受信しておらず、他の3つの呼出信号を呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、病室Aの廊下灯3aが故障していると判定する。すなわち、呼出信号受信部51にて受信した3つの呼出信号に含まれる呼出経路情報から呼出信号の送信元が病室B,Cであることを特定することができ、かつ、病室Bから有線および無線による呼出信号を受信していることも特定できる。これにより、病室Bが3つの中の中央の病室であり、呼出信号を受信できている病室Cから見て病室Bを挟んで反対側に隣接する病室Aから呼出信号を受信できていないことを特定することができるので、病室Aの廊下灯3aが故障していると判定することが可能である。
同様に、呼出経路情報が1b→3cとなっている無線による呼出信号のみ受信しておらず、他の3つの呼出信号を呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、病室Cの廊下灯3cが故障していると判定する。病室Aの廊下灯3aと病室Cの廊下灯3cは、呼び出しが行われたハンド形子機1bの病室Bに設置されたものではない。このように本実施形態では、廊下灯3aや廊下灯3cに関して、自室A,C以外の別の病室Bで呼び出しが行われたときに故障の有無を判定することができる。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、各部屋内のナースコール子機(ハンド形子機1および壁埋込形子機2)と各部屋の廊下灯3との間を部屋毎に有線で接続するとともに、ハンド形子機1と廊下灯3との間を無線で接続し、無線による呼出信号の通信範囲を複数の部屋を含む範囲に設定するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、呼び出しが行われた部屋において有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生していた場合であっても、他の部屋の廊下灯3からは、ハンド形子機1から無線で受信した呼出信号がナースコール親機5に伝送されてくる。そのため、ナースコール親機5では、呼出信号の受信をきっかけとして伝送経路の障害の有無を判定することができる。そして、呼び出しが行われた部屋において有線および無線の両方の伝送経路に障害が発生している(廊下灯3が故障している)ことを検知することができる。
なお、上記実施形態では、無線による呼出信号の通信範囲として、1つの部屋内に設置されたナースコール子機から、同じ部屋の入口付近外部に設置された廊下灯および両隣の部屋の入口付近外部に設置された廊下灯に対して呼出信号を伝送可能な範囲を設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、1つの部屋内に設置されたナースコール子機から、同じ部屋の入口付近外部に設置された廊下灯および片隣の部屋の入口付近外部に設置された廊下灯に対して呼出信号を伝送可能な範囲を設定するようにしてもよい。
例えば、図2の例において、無線による呼出信号の通信範囲として、病室B内に設置されたハンド形子機1bから、同じ病室Bの入口付近外部に設置された廊下灯3bおよび片隣の病室Cの入口付近外部に設置された廊下灯3cに対して呼出信号を伝送可能な範囲を設定する。
この場合、障害判定部54は、呼出信号受信部51が3つの呼出信号を全て受信している場合は、障害は発生していないと判定する。また、呼出経路情報が1b→2b→3bとなっている有線による呼出信号のみ受信しておらず、他の2つの呼出信号を呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、ハンド形子機1bと廊下灯3bとの間で断線故障が発生していると判定する。
また、病室Bの廊下灯3bを経由する2つの呼出信号(呼出経路情報が1b→2b→3bとなっている有線による呼出信号、および、呼出経路情報が1b→3bとなっている無線による呼出信号)を受信しておらず、病室Cの廊下灯3cを経由する呼出信号のみを呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、病室Bの廊下灯3bが故障していると判定する。
さらに、呼出経路情報が1b→3cとなっている無線による呼出信号のみ受信しておらず、病室Bの廊下灯3bを経由する2つの呼出信号を呼出信号受信部51が受信している場合、障害判定部54は、病室Cの廊下灯3cが故障していると判定する。ただし、この判定を行えるようにするためには、病室Bのハンド形子機1の通信範囲が病室B,Cの範囲であることをデータとしてあらかじめナースコール親機5に記憶しておく必要がある。
これに対して、図2のように無線による呼出信号の通信範囲を両隣の病室A,Cの範囲に設定しておけば、通信範囲のデータをあらかじめナースコール親機5に記憶しておかなくても両隣の病室A,Cの廊下灯3a,3cに関する故障判定を行うことができるというメリットを有する。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ハンド形子機
2 壁埋込形子機
3 廊下灯
4 制御機
5 ナースコール親機
51 呼出信号受信部
54 障害判定部

Claims (3)

  1. ナースセンタに設置するナースコール親機と、各部屋内に設置するナースコール子機と、上記各部屋の入口付近外部に設置する廊下灯とを備え、上記ナースコール子機から上記廊下灯を介して上記ナースコール親機に呼出信号を伝送するようになされたナースコールシステムであって、
    上記各部屋内のナースコール子機と上記各部屋の廊下灯との間を部屋毎に有線で接続するとともに、上記ナースコール子機と上記廊下灯との間を無線で接続し、無線による呼出信号の通信範囲を複数の部屋を含む範囲に設定したことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 上記無線による呼出信号の通信範囲は、1つの部屋内に設置されたナースコール子機から、同じ部屋の入口付近外部に設置された廊下灯および両隣の部屋の入口付近外部に設置された廊下灯に対して上記呼出信号を伝送可能な範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 上記ナースコール親機は、上記複数の部屋の廊下灯から伝送されてくる呼出信号に基づいて、上記複数の部屋における上記ナースコール子機と上記廊下灯との間の伝送経路の障害の有無を判定する障害判定部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のナースコールシステム。
JP2013133341A 2013-06-26 2013-06-26 ナースコールシステム Active JP6196822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013133341A JP6196822B2 (ja) 2013-06-26 2013-06-26 ナースコールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013133341A JP6196822B2 (ja) 2013-06-26 2013-06-26 ナースコールシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015006279A true JP2015006279A (ja) 2015-01-15
JP6196822B2 JP6196822B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=52337103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013133341A Active JP6196822B2 (ja) 2013-06-26 2013-06-26 ナースコールシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6196822B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017033851A1 (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視システムの中央処理装置および該方法ならびに被監視者監視システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10165376A (ja) * 1996-12-10 1998-06-23 Keakomu:Kk ナースコールシステム
JP2009135680A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP3174726U (ja) * 2012-01-23 2012-04-05 株式会社テクノスジャパン コンソールおよび該コンソールを用いた看護ネットワークシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10165376A (ja) * 1996-12-10 1998-06-23 Keakomu:Kk ナースコールシステム
JP2009135680A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP3174726U (ja) * 2012-01-23 2012-04-05 株式会社テクノスジャパン コンソールおよび該コンソールを用いた看護ネットワークシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017033851A1 (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視システムの中央処理装置および該方法ならびに被監視者監視システム
JPWO2017033851A1 (ja) * 2015-08-24 2018-06-14 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視システムの中央処理装置および該方法ならびに被監視者監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6196822B2 (ja) 2017-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007124312A (ja) ナースコールシステム
JP2015029526A (ja) ナースコールシステム
JP6196822B2 (ja) ナースコールシステム
JP5957368B2 (ja) ナースコールシステム
JP5832025B2 (ja) 呼出機能付き携帯端末
JP5939612B2 (ja) ナースコールシステム
JP2008187471A (ja) ナースコールシステム
JP7101442B2 (ja) ナースコールシステム
JP2010172451A (ja) ナースコールシステム
JP6046956B2 (ja) ナースコールシステム
JP6579576B2 (ja) ナースコールシステム
JP5822344B2 (ja) ナースコールシステム
JP2006218112A (ja) ナースコールシステム
JP2017017453A (ja) インターホン装置およびインターホンシステム
JP2009055274A (ja) ナースコールシステム
JP2017195911A (ja) ナースコールシステム
JP2014220671A (ja) ナースコールの画像表示制御システム
JP2005236437A (ja) ナースコールシステム
JP2012199741A (ja) ナースコールシステムおよび呼出音制御装置
JP2010130478A (ja) 緊急通報システム
JP2005210173A (ja) ナースコールシステム
JP6223150B2 (ja) ナースコールシステム
JP5229817B2 (ja) ナースコールシステム
JP5069915B2 (ja) ナースコールシステム
JP2015058259A (ja) ナースコールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6196822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250