JP4683533B2 - インクジェット記録用油性インク組成物 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、インクジェット記録用油性インク組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式としては、静電誘引力を利用してインクを吐出させる方式(電界制御方式)、ピエゾ素子の駆動圧力を利用してインクを吐出させる方式(ドロップ・オン・デマンド方式又は圧力パルス方式)、さらには高熱によって気泡を形成し、成長させることによって生じる圧力を利用してインクを吐出させる方式(バブル又はサーマルジェット方式)等の各種インクジェット記録方式が知られており、これらの方式により極めて高精度な画像を得ることができる。
【0003】
また、これらのインクジェット記録方式に使用されるインクとしては、主溶剤として水を用いる水性インクと、主溶剤として有機溶剤を用いる油性インクとが一般に用いられている。水性インクを用いた印刷画像は、一般的に耐水性に劣り、耐水表面を有する記録媒体への印刷が困難であるのに対し、油性インクは耐水性に優れた印刷画像を提供することができると共に、耐水性表面を有する記録媒体や上質紙への印刷も容易になるなどの利点を有し、色材に顔料を用いる油性インクは、耐光性にも優れている。
【0004】
しかしながら、従来の油性インクでは、有機溶剤として、一般に、トルエンやキシレン等の芳香族炭化水素、ヘキサンや灯油等の脂肪族炭化水素、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、あるいはプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等が使用されているが、これらの有機溶剤からなるインクを使用してポリ塩化ビニル基材を記録媒体として印字した場合、これらの有機溶剤は沸点や引火点が低く、乾燥が速いためにノズルが詰まりやすいという問題がある。また、インク保存容器やプリンタなどの装置や部品に使用されているプラスチック(例えば、ポリスチレン樹脂やABS樹脂等)に対する溶解・膨潤性の理由からプリンタ仕様にコストがかかるという問題があり、また、ポリ塩化ビニル基材に印字した場合、印字品質、印字の乾燥性に関して満足しうるものではない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ポリ塩化ビニル基材への印字に適し、印字品質、印刷安定性、印字乾燥性、インクの保存安定性のいずれにも優れるインクジェット記録用油性インク組成物の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物は、油性インク組成物中に、色材、および、下記一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル1重量部に対してラクトン系溶剤を0.02〜4重量部の割合で含む混合溶剤を少なくとも50重量%含有し、ポリ塩化ビニル基材への記録、またはインク受容性樹脂により表面処理された記録媒体への記録に使用されるものであることを特徴とする。
一般式(1)
R11−(OC2 H4 )n −OR12
(式中、R11、R12は炭素数1〜3のアルキル基であり、同一でも、異なっていてもよく、nは2〜4の整数である。)
【0007】
ラクトン系溶剤がγ−ラクトン系溶剤であることを特徴とする。
【0008】
γ−ラクトン系溶剤がγ−ブチロラクトン、もしくはγ−バレロラクトンであることを特徴とする。
【0009】
油性インク組成物中に、さらに、下記(2)式で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテル、下記(3)式で示されるポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル、クエン酸トリエチルから選ばれる溶剤の少なくとも1種を0.01〜48重量%含有させたことを特徴とする。
一般式(2)
R21−(OC2 H4 )n −OH
(式中、R21は炭素数1〜6のアルキル基であり、nは3〜6の整数である。)
一般式(3)
R31−(OC3 H6 )n −OH
(式中、R31は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは2〜3の整数である。)
【0010】
色材が顔料であることを特徴とする。
【0011】
油性インク組成物中に、さらに、バインダー樹脂を含有させたことを特徴とする。
バインダー樹脂が(メタ)アクリル樹脂であることを特徴とする。
【0012】
(メタ)アクリル樹脂が、メチルメタクリレートの単独重合体もしくはメチルメタクリレートとブチルメタクリレートの共重合体であることを特徴とする。
【0013】
(メタ)アクリル樹脂の分子量が1万〜15万、かつ、ガラス転移温度(Tg)が40℃以上であることを特徴とする。
【0014】
バインダー樹脂が、(メタ)アクリル樹脂と、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂および/または繊維素系樹脂との併用物であることを特徴とする。
【0015】
インクジェット記録用油性インク組成物におけるポリ塩化ビニル基材への記録が、無処理表面への記録であることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物(以下、油性インク組成物ともいう)は、色材、および、溶剤からなり、溶剤として上記一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル1重量部に対してラクトン系溶剤を0.02〜4重量部の割合で含有する混合溶剤を少なくとも50重量%含有するものであり、好ましくは、さらに、上記(2)式で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテル、上記(3)式で示されるポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル、クエン酸トリエチルから選ばれる溶剤の少なくとも1種を0.01〜48重量%含有するものであることを特徴とし、色材、バインダー樹脂が分散剤と共に溶剤中に適宜、溶解または分散されてなるものである。
【0017】
本発明は、ラクトン系溶剤がポリ塩化ビニル基材に対する浸透性に優れること、また、一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルを併用することによりインクとした際のレベリング性、乾燥性に優れることを見いだしたことに基づく。また、ラクトン系溶剤と一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルは、高沸点、低蒸気圧であり、作業環境に優れるものである。
【0018】
一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル(以下、ポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル)とラクトン系溶剤との混合溶剤(以下、混合溶剤)について説明する。
【0019】
ポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルは、一般式(1)におけるR11、R12が直鎖状又は分枝状のアルキル基のものであり、また、沸点が大気圧下で150℃以上、好ましくは180℃以上のものである。上限値としては特に規定しないが、インクジェット記録用としての機能上240℃程度である。また、20℃での密度は0.9g/cm3 以上のものである。
【0020】
このようなポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルとしては、例えばジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジエチルエーテル、テトラエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルメチルエーテル、テトラエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコール−ジ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコール−ジ−iso −プロピルエーテル等が例示されるが、好ましくはジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテルである。
【0021】
ラクトン系溶剤は、エステル結合による環状構造を持つ化合物であり、5員環構造のγ−ラクトンや6員環構造のδ−ラクトン、7員環構造のε−ラクトン等があり、例えばγ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、γ−ヘキサラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、δ−バレロラクトン、δ−ヘキサラクトン、δ−ヘプタラクトン、δ−オクタラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、ε−カプロラクタムである。
【0022】
ラクトン系溶剤は、本発明の好ましい態様においては、5員環構造のγ−ラクトンであり、さらに好ましい態様においては、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトンである。
【0023】
混合溶剤におけるそれぞれの割合は、一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル1重量部に対してラクトン系溶剤を0.02〜4重量部、好ましくは0.05〜2重量部とするとよい。また、混合溶剤は、油性インク組成物中、少なくとも50重量%含有させるとよく、好ましくは70重量%以上含有させるとよい。これにより、ポリ塩化ビニル基材への浸透性、レベリング性、印字の乾燥性に優れるものとできる。
【0024】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物においては、ノズル部やチューブ内等の機器内での油性インク組成物の揮発抑制、固化防止、また、固化した際の再溶解性を目的として、混合溶剤に加えて、上記一般式(2)、(3)、及びクエン酸トリエチルから選ばれる溶剤の少なくとも1種を併用するとよい。
【0025】
一般式(2)で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテルにおいて、R21が炭素数1〜6、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基のものであり、nは3〜6の整数であり、例えばトリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノメチルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノメチルエーテルの単独、またはそれらの混合物が例示される。大気圧下での沸点が200℃〜305℃、好ましくは240℃〜305℃である。
【0026】
また、上記の一般式(2)の化合物と同様の作用を目的として、室温、大気圧下で液状の下記のごとき非イオン性ポリオキシエチレン誘導体を添加してもよい。例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類であるニッサンノニオンP−208(日本油脂(株)製)等のポリオキシエチレンセチルエーテル類、ニッサンノニオンE−202S、E−205S(日本油脂(株)製)等のポリオキシエチレンオレイルエーテル類、エマルゲン106、108(花王(株)製)等のポリオキシエチレンラウリルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル類であるニッサンノニオンHS−204、HS−205、HS−206、HS−208(日本油脂(株)製)等のポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、ソルビタンモノエステル類であるニッサンノニオンCP−08R(日本油脂(株)製)等のソルビタンモノカプリレート、ニッサンノニオンLP−20R(日本油脂(株)製)等のソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノエステル類であるニッサンノニオンOT−221(日本油脂(株)製)等のポリオキシエチレンソルピタンモノステアレート類、フローレンG−70(共栄社化学(株)製)等のポリカルボン酸系高分子活性剤、エマルゲン707、709(花王(株)製)等のポリオキシエチレン高級アルコールエーテル類、ポエムJ−4581(理研ビタミン(株)製)等のテトラグリセリンオレート類、アデカトールNP−620、NP−650、NP−660、NP−675、NP−683、NP−686(旭電化工業(株)製)等のノニルフェノールエトキシレート、アデカコールCS−141E、TS−230E(旭電化工業(株)製)等の脂肪族リン酸エステル類、ソルゲン30(第一工業製薬(株)製等のソルビタンセスキオレート、ソルゲン40(第一工業製薬(株)製)等のソルビタンモノオレート、ソルゲンTW−20(第一工業製薬(株)製)等のポリエチレングリコールソルビタンモノラウレート、ソルゲンTW−80(第一工業製薬(株)製)等のポリエチレングリコールソルビタンモノオレートが例示される。また、下記式
【0027】
【化1】
【0028】
(式中、0≦p+q≦50、R41、R42、R43、R44はアルキル基、好ましくは炭素数1〜6のアルキル基である。)
で表されるアセチレングリコール系界面活性剤が挙げられる。具体的には、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール等が例示され、市販品としてはサーフイノール104、82、465、485、またはTG(いずれも Air Products and ChemicaIs.1nc.より入手可能)、オルフインSTG、オルフインE1010(日信化学社製)、ニッサンノニオンA−10R、A−13R(日本油脂(株)製)、フローレンTG−740W、D−90(共栄社化学(株)製)、エマルゲンA−90、A−60(花王(株)製)、ノイゲンCX−100(第一工業製薬(株)製)等が例示される。これらのポリオキシエチレン誘導体は単独、または混合して添加してよい。
【0029】
また、一般式(3)で示されるポリプロピレングリコールモノアルキルエーテルとしては、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレンモノメチルエーテル等の単独、またはそれらの混合物が例示され、大気圧下での沸点が170℃〜245℃、好ましくは180℃〜240℃である。
【0030】
上記の一般式(2)、(3)、クエン酸トリエチルの各溶剤は、油性インク組成物に揮発抑制性を付与することにより、インクカートリッジからプリンタへッドヘインク組成物を輸送するチューブ内でのインク組成物の蒸発を抑制してチューブ内での固形分の堆積を防止ないし軽減することができ、含有量としては油性インク組成物中0.01〜48重量%、好ましくは5〜30重量%である。
【0031】
また、上記の一般式(2)、(3)、クエン酸トリエチルの各溶剤は、単独で使用してもよいが、複数組み合わせて添加することにより色材の分散安定性、インク揮発性の制御、及び粘度等の諸物性を調整することができる。
【0032】
次に、本発明のインクジェット記録用油性インク組成物において、上記の溶剤中に分散または溶解させる成分について説明する。
【0033】
色材としては、従来の油性インク組成物に通常用いられている無機顔料又は有機顔料等の顔料、染料の単独、または混合して用いることができる。顔料としてはカーボンブラック、カドミウムレッド、モリブデンレッド、クロムイエロー、カドミウムイエロー、チタンイエロー、酸化クロム、ビリジアン、チタンコバルトグリーン、ウルトラマリンブルー、プルシアンブルー、コバルトブルー、ジケトピロロピロール、アンスラキノン、ベンズイミダゾロン、アンスラピリミジン、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、スレン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、チオインジゴ系顔料、キノフタロン系顔料、又は金属錯体顔料等を用いることができる。染料としては、例えばアゾ染料、金属錯塩染料、ナフトール染料、アントラキノン染料、インジゴ染料、カーボニウム染料、キノンイミン染料、キサンチン染料、シアニン染料、キノリン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、ベンゾキノン染料、ナフトキノン粟料、フタロシアニン染料、又は金属フタロシアニン染料を用いることができ、特に油溶性染料が好ましい。これらの顔料又は染料を単独で用いるか、あるいはそれらの2種又はそれ以上の組み合わせで使用することもできるが、耐候性の観点からは顔料が好ましい。顔料一次粒子の体積平均粒径は、50〜500nm、好ましくは50〜200nmである。
【0034】
色材の含有量は、油性インク組成物中、0.5〜25重量%、好ましくは0.5〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%である。
【0035】
分散剤としては、通常の油性インク組成物、特には、インクジェット記録用油性インク組成物において用いられている任意の分散剤を用いることができる。分散剤としては、有機溶媒の溶解度パラメーターが8〜11であるときに有効に作用する分散剤を用いるのが好ましい。こうした分散剤としては市販品を利用することが可能であり、その具体例としてはヒノアクトKF1−M、T−6000、T−7000、T−8000、T−8350P、T−8000EL(武生ファインケミカル(株)製)等のポリエステル系高分子化合物、solsperse20000、24000、32000、32500、33500、34000、35200(アビシア(株)製)、disperbyk−161、162、163、164、166、180、190、191、192(ビック・ケミー社製)、フローレンDOPA−17、22、33、G−700(共栄社化学(株)製)、アジスパーPB821、PB711(味の素(株)製)、LP4010、LP4050、LP4055、POLYMER400、401、402、403、450、451、453(EFKAケミカルズ社製)の単独、または混合したものを挙げることができる。
【0036】
本発明の油性インク組成物における分散剤の含有量は、インク組成物中の色材(特には顔料)の含有量に対して、5〜200重量%、好ましくは30〜120重量%であり、分散すべき色材によって適宜選択するとよい。
【0037】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物には、バインダー樹脂を含むことが好ましい。バインダー樹脂としては、溶媒系に溶解性を有するものであり、油性インク組成物の粘度調整、また、ポリ塩化ビニル基材への定着性を目的として添加され、例えばアクリル樹脂、スチレンアクリル樹脂、ロジン変性樹脂、フエノール樹脂、テルペン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、セルロースアセテートブチレート等の繊維素系樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチレン共重合体樹脂等の単独、またはそれらの混合物を用いることができる。
【0038】
バインダー樹脂は(メタ)アクリル樹脂、すなわち、アクリル樹脂またはメタクリル樹脂であることが好ましく、更に好ましい態様では、メチルメタクリレート単独の単独重合体もしくはメチルメタクリレートとブチルメタクリレートとの共重合体である。
【0039】
また、(メタ)アクリル樹脂の分子量は1万〜15万、好ましくは1万〜10万であり、かつ、ガラス転移温度(Tg)は40℃以上であり上限は特に限定はないが、好ましくは105℃である。
【0040】
また、(メタ)アクリル樹脂は、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂および/またはセルロースアセテートブチレート等の繊維素系樹脂と併用することが好ましく、基材に対する密着性により優れるものとでき、また、インクの粘度を調整するためにも有用である。
【0041】
バインダー樹脂の含有量は、色材添加量(重量)に対して0.5〜3倍量、好ましくは0.75〜1.6倍量である。
【0042】
本発明の油性インク組成物には、酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定剤、界面活性剤等を添加してもよい。酸化防止剤としてはBHA(2,3−ブチル−4−オキシアニソール)、BHT(2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール)等が例示され、油性インク組成物中0.01〜3.0重量%である。また、紫外線吸収剤としてはベンゾフェノン系化合物、又はベンゾトリアゾール系化合物を用いることができ、油性インク組成物中0.01〜0.5重量%である。また、界面活性剤としてはアニオン系、カチオン系、両性又は非イオン系のいずれの界面活性剤も用いることができ、油性インク組成物中0.5〜4.0重量%である。
【0043】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物の調製法としては、混合溶媒、または、混合溶媒に一般式(2)、(3)、クエン酸トリエチルから選ばれる溶媒とを混合して油性インク組成物における溶媒とする。その溶媒の一部に、顔料と分散剤を添加し、ボールミル、ビーズミル、超音波、又ぱジェットミル等で混合・分散させて顔料分散液を調製する。得られた顔料分散液に、上記で得た溶媒の残部とバインダー樹脂、その他の添加剤を攪拌下に添加することにより得られる。
【0044】
得られるインクジェット記録用油性インク組成物は、20℃での粘度が2〜10mPa・s、好ましくは3〜5mPa・sに調整される。
【0045】
また、本発明の油性インク組成物における表面張力は、好ましくは20〜50mN/mとするとよい。表面張力が20mN/m未満になるとインク組成物がインクジェット記録用プリンタへッドの表面に濡れ広がるか、又は滲み出してしまい、インク滴の吐出が困難になることがある。また、表面張力が50mN/mを越えると記録媒体の表面において濡れ広がらず、良好な印刷ができないことがある。
【0046】
本発明の油性インク組成物は、撥インク処理された吐出ノズル表面に対して不活性であるという利点を有するので、例えば、撥インク処理された吐出ノズル表面を有するインクジェット記録用プリンタへッドから吐出させるインクジェット記録方法に有利に用いることができる。
【0047】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物が適用される記録媒体としてはプラスチック基材であり、特に硬質または軟質ポリ塩化ビニル基材への記録に適している。ポリ塩化ビニル基材としては、フィルム、シート等が例示される。本発明のインクジェット記録用油性インク組成物は、ポリ塩化ビニル基材における無処理表面への印字を可能とするものであり、従来の受容層を有する記録媒体のごとく、高価な記録媒体の使用を不要とする優れた効果を有するが、勿論、インク受容性樹脂により表面処理されたものでもよい。
【0048】
以下、実施例によって本発明を説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
なお、粘度は、アントンパール社製「AMVn」粘度計を使用して測定した。顔料粒子の粒径は、日機装(株)製「マイクロトラックUPA150」を使用して測定した。
【0049】
【実施例1】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 40.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 28.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ トリエチレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 11.0重量部
上記組成の溶媒の一部に、カーボンブラック(三菱化学(株)製「MA−8」)3.5重量部と分散剤(ポリエステル系高分子化合物、武生ファインケミカル(株)製「ヒノアクトKF1−M」)2.0重量部とを添加し、ディゾルバーで3,000rpmにて1時間攪拌した後、ジルコニアビーズ(2mm)を充填したビーズミルで予備分散した。得られる顔料粒子の平均粒径は5μm以下であった。
【0050】
更に、ジルコニアビーズ(0.3mm)を充填したナノミルで本分散を行ない、顔料分散液を得た。この本分散により得られる顔料粒子の平均粒径は60nmであった。
【0051】
得られた顔料分散液を4,000rpmで攪拌しながら、バインダー樹脂(ローム&ハース社製「パラロイドB−99N」、分子量15,000、Tg=82℃、メチルメタクリレートとブチルメタクリレートとの共重合樹脂)3.0重量部と上記で作製した混合溶媒の残部とを添加して本発明のインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.1mPa・s(20℃)。
【0052】
【実施例2】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ トリエチレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.0mPa・s(20℃)。
【0053】
【実施例3】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0054】
【実施例4】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 52.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 12.0重量部
・ クエン酸トリエチル ・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0055】
【実施例5】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ トリエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 50.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 11.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.1mPa・s(20℃)。
【0056】
【比較例1】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 5.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 55.0重量部
・ トリエチレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 12.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.4mPa・s(20℃)。
【0057】
【比較例2】
溶媒として下記の組成とした。
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 33.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度3.9mPa・s(20℃)。
【0058】
【比較例3】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ トリプロピレングリコールジメチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.4mPa・s(20℃)。
【0059】
【比較例4】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジブチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ トリエチレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 11.0重量部
実施例1における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.0mPa・s(20℃)。
【0060】
実施例1〜実施例5、比較例1〜比較例4で調製したインクをインクジェットプリンタ(MJ−8000C;セイコーエプソン社製)に装填し、ポリ塩化ビニルフィルム(ビューカル900:リンテック社製)に印字した。
【0061】
得られた実施例1〜実施例6、比較例1〜比較例4の印字についての評価を下記の如くに行い、その結果を表1に示す。
【0062】
(1) 印字品質
ベタ印刷及び細線印刷を実施し、その再現性を目視により評価した。その結果を下記の表1の評価項目1に示す。
評価A:滲みが発生しない。
評価B:滲みが若干あるが、意匠性は損なわれない。
評価C:大きく滲み、画像を形成しない。
【0063】
(2) 印刷安定性評価
室温下で、連続印刷を実施し、ドット抜け、飛行曲がり及びインクの飛び散りの有無を観察した。
評価A:48時間の連続試験期間内で、ドット抜け、飛行曲がり又はインクの飛び散りの発生が10回未満であった。
評価B:48時間の連続試験期間内で、ドット抜け、飛行曲がり又はインクの飛び散りの発生が10回以上、20回未満であった。
評価C:24時間の連続試験期間内で、ドット抜け、飛行曲がり又はインクの飛び散りの発生が20回以上であった。
【0064】
(3) 乾燥性
ベタ印刷を行ない、30℃で乾燥するまでの時間を計測した。
評価A:5分以内
評価B:5分〜10分
評価C:10分以上。
【0065】
(4) インクの保存安定性評価
インク組成物をガラス瓶に50g分取し、密閉した状態で、60℃にて1週間放置した。放置後のインク組成物の粘度と粒度分布の物性を測定した。
評価A:粘度及び粒度分布の測定値の差が放置前後で5%未満であった。
評価B:粘度及び粒度分布の測定値の差が放置前後で10%未満であった。
評価C:粘度及び粒度分布の測定値の差が放置前後で10%以上であった。
【0066】
【表1】
【0067】
表から、本発明の本発明のインクジェット記録用油性インク組成物は、評価項目の全てに満足できるものであった。なお、比較例1、2は印字品質、乾燥性がともに悪く、また、比較例1はインクの保存安定性にやや問題があった。また、比較例3は、印字品質、乾燥性がともに悪く、また、印刷安定性、インクの保存安定性ともにやや問題があった。また、比較例4は印刷安定性、インクの保存安定性が悪く、また、印字品質にやや問題があった。
【0068】
【実施例6】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 52.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 30.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
上記組成の溶媒の一部にカーボンブラック(C.I.PIGMENT BLACK 7)3.0重量部と分散剤(ポリエステル系高分子化合物、アビシア(株)製「solsperse32000」)2.0重量部とを添加し、ディゾルバーで3,000rpmにて1時間攪拌した後、ジルコニアビーズ(2mm)を充填したビーズミルで予備分散した。得られる顔料粒子の平均粒径は5μm以下であった。
【0069】
更に、ジルコニアビーズ(0.3mm)を充填したナノミルで本分散を行ない、顔料分散液を得た。この本分散により得られる顔料粒子の平均粒径は60nmであった。
【0070】
得られた顔料分散液を4,000rpmで攪拌しながら、バインダー樹脂(ローム&ハース社製「パラロイドB−99N」)3.0重量部と上記で作製した混合溶媒の残部とを添加して本発明のインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度3.9mPa・s(20℃)。
【0071】
【実施例7】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度3.9mPa・s(20℃)。
【0072】
【実施例8】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 50.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 12.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0073】
【実施例9】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 50.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 12.0重量部
・ クエン酸トリエチル ・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0074】
【実施例10】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ トリエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.0mPa・s(20℃)。
【0075】
【実施例11】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0076】
【実施例12】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.5重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて上記組成の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂をローム&ハース社製「パラロイドB−60」(分子量60,000、Tg=75℃、メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共重合体)とし添加量を2.5重量部に代えて使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.1mPa・s(20℃)。
【0077】
【実施例13】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 63.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて上記組成の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂をDegussa Roehm社製「DEGALAN M825」(分子量80,000、Tg=105℃、ポリメチルメタクリレート)とし添加量を2.0重量部に代えて使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.4mPa・s(20℃)。
【0078】
【実施例14】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ヘキサラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0079】
【実施例15】
溶媒として下記の組成とした。
・ δ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0080】
【実施例16】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.5重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて上記組成の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂をローム&ハース社製「パラロイドB−67」(分子量60,000、Tg=50℃、ポリイソブチルメタクリレート)とし添加量を2.5重量部に代えて使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.1mPa・s(20℃)。
【0081】
【実施例17】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂を、ローム&ハース社製「パラロイドB−60」(分子量60,000、Tg=75℃、メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共重合体)2.4重量部と日本ユニオンカーバイド社製「UCAR Solution Vinyl VROH」(分子量15,000、Tg=65℃、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂)0.6重量部とに代えて使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.3mPa・s(20℃)。
【0082】
【実施例18】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂を、ローム&ハース社製「パラロイドB−60」(分子量60,000、Tg=75℃、メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共重合体)2.9重量部とイーストマンケミカル社製「CAB381−0.1」」(分子量20,000、Tg=123℃、繊維素系樹脂)0.1重量部とに代えて使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.3mPa・s(20℃)。
【0083】
【実施例19】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−バレロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.7重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂として、ローム&ハース社製「パラロイドB−66」(分子量7,000、Tg=50℃、メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共重合体)2.3重量部を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.3mPa・s(20℃)。
【0084】
【比較例5】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 5.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 55.0重量部
・ トリエチレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 12.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.4mPa・s(20℃)。
【0085】
【比較例6】
溶媒として下記の組成とした。
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 33.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 11.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度3.9mPa・s(20℃)。
【0086】
【比較例7】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ トリプロピレングリコールジメチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 11.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.4mPa・s(20℃)。
【0087】
【比較例8】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジブチルエーテル ・・・ 48.0重量部
・ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 13.0重量部
・ トリエチレングリコールモノメチルエーテル ・・・ 11.0重量部
実施例6における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.0mPa・s(20℃)。
【0088】
【実施例20】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 62.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
上記組成の溶媒の一部に色材としてC.I.PIGMENT BLUE(15:3)3.0重量部と分散剤(ポリエステル系高分子化合物、アビシア(株)製「solsperse32000」)2.0重量部とを添加し、ディゾルバーで3,000rpmにて1時間攪拌した後、ジルコニアビーズ(2mm)を充填したビーズミルで予備分散した。得られる顔料粒子の平均粒径は5μm以下であった。
【0089】
更に、ジルコニアビーズ(0.3mm)を充填したナノミルで本分散を行ない、顔料分散液を得た。この本分散により得られる顔料粒子の平均粒径は130nmであった。
【0090】
得られた顔料分散液を4,000rpmで攪拌しながら、バインダー樹脂(ローム&ハース社製「パラロイドB−99N」)3.0重量部と上記で作製した混合溶媒の残部とを添加して本発明のインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度3.9mPa・s(20℃)。
【0091】
【実施例21】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 60.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例20における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用し、また、色材をC.I.PIGMENT RED122に代えて3.0重量部、また、分散剤を分散剤(ポリエステル系高分子化合物、アビシア(株)製「ソルスパース33500」)に代えて4.0重量部使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.2mPa・s(20℃)。
【0092】
【実施例22】
溶媒として下記の組成とした。
・ γ−ブチロラクトン ・・・ 20.0重量部
・ ジエチレングリコールジエチルエーテル ・・・ 60.0重量部
・ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル・・・ 10.0重量部
実施例20における溶媒組成に代えて、上記組成の溶媒を使用し、また、色材をC.I.PIGMENT YELLOW150に代えて3.0重量部、また、分散剤を分散剤(ポリエステル系高分子化合物、アビシア(株)製「ソルスパース33500」)に代えて4.0重量部使用した以外は同様にしてインクジェット記録用油性インク組成物を調製した。粘度4.3mPa・s(20℃)。
【0093】
実施例6〜実施例22、比較例5〜比較例8で調製したインクをインクジェットプリンタ(MJ−8000C;セイコーエプソン社製)に装填し、ポリ塩化ビニルフィルム(ビューカル900:リンテック社製)に印字した。
【0094】
得られた実施例6〜実施例22、比較例5〜比較例8の印字についての評価を、上記と同様に行った。その結果を表2、表3に示す。
【0095】
【表2】
【0096】
【表3】
【0097】
表から、本発明の本発明のインクジェット記録用油性インク組成物は、評価項目の全てに満足できるものであった。なお、比較例5、6は印字品質、乾燥性がともに悪く、また、比較例5はインクの保存安定性にやや問題があった。また、比較例7は、印字品質、乾燥性がともに悪く、また、印刷安定性、インクの保存安定性ともにやや問題があった。また、比較例8は印刷安定性、インクの保存安定性が悪く、また、印字品質にやや問題があった。
【0098】
本発明のインクジェット記録用油性インク組成物は、ポリ塩化ビニル基材への印字に適し、印字品質、印刷安定性、印字乾燥性、インクの保存安定性のいずれにも優れるものである。
Claims (11)
- 油性インク組成物中に、色材、および、下記一般式(1)で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル1重量部に対してラクトン系溶剤を0.02〜4重量部の割合で含む混合溶剤を少なくとも50重量%含有し、ポリ塩化ビニル基材への記録、またはインク受容性樹脂により表面処理された記録媒体への記録に使用されるものであることを特徴とするインクジェット記録用油性インク組成物。
一般式(1)
R11−(OC2 H4 )n −OR12
(式中、R11、R12は炭素数1〜3のアルキル基であり、同一でも、異なっていてもよく、nは2〜4の整数である。) - ラクトン系溶剤がγ−ラクトン系溶剤であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- γ−ラクトン系溶剤がγ−ブチロラクトン、もしくはγ−バレロラクトンであることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- 油性インク組成物中に、さらに、下記(2)式で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテル、下記(3)式で示されるポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル、クエン酸トリエチルから選ばれる溶剤の少なくとも1種を0.01〜48重量%含有させたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
一般式(2)
R21−(OC2 H4 )n −OH
(式中、R21は炭素数1〜6のアルキル基であり、nは3〜6の整数である。)
一般式(3)
R31−(OC3 H6 )n −OH
(式中、R31は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは2〜3の整数である。) - 色材が顔料であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- 油性インク組成物中に、さらに、バインダー樹脂を含有させたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- バインダー樹脂が(メタ)アクリル樹脂であることを特徴とする請求項6記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- (メタ)アクリル樹脂が、メチルメタクリレートの単独重合体もしくはメチルメタクリレートとブチルメタクリレートの共重合体であることを特徴とする請求項7記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- (メタ)アクリル樹脂の分子量が1万〜15万、かつ、ガラス転移温度(Tg)が40℃以上であることを特徴とする請求項7記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- バインダー樹脂が、(メタ)アクリル樹脂と、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂および/または繊維素系樹脂との併用物であることを特徴とする請求項6記載の記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
- ポリ塩化ビニル基材への記録が、無処理表面への記録であることを特徴とする請求項1記載の記載のインクジェット記録用油性インク組成物。
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