JP4637428B2 - 銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法 - Google Patents

銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4637428B2
JP4637428B2 JP2001527022A JP2001527022A JP4637428B2 JP 4637428 B2 JP4637428 B2 JP 4637428B2 JP 2001527022 A JP2001527022 A JP 2001527022A JP 2001527022 A JP2001527022 A JP 2001527022A JP 4637428 B2 JP4637428 B2 JP 4637428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
layer
current density
aqueous solution
anodization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001527022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003510466A (ja
JP2003510466A5 (ja
Inventor
ビッリ、アルベルト
ホーフェリンク、ステファン
プリッゲ−マイアー、ステファン
Original Assignee
カッパエンメエ イタリー ソシエタ ペル アチオニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カッパエンメエ イタリー ソシエタ ペル アチオニ filed Critical カッパエンメエ イタリー ソシエタ ペル アチオニ
Publication of JP2003510466A publication Critical patent/JP2003510466A/ja
Publication of JP2003510466A5 publication Critical patent/JP2003510466A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4637428B2 publication Critical patent/JP4637428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D11/00Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
    • C25D11/02Anodisation
    • C25D11/34Anodisation of metals or alloys not provided for in groups C25D11/04 - C25D11/32
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/382Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the metal
    • H05K3/385Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the metal by conversion of the surface of the metal, e.g. by oxidation, whether or not followed by reaction or removal of the converted layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31Surface property or characteristic of web, sheet or block

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【0001】
[技術分野]
本発明は、銅材料の表面上に特定の光学的、化学的および機械的特性を有する無機被覆層を形成するための改良された電機化学的方法に関する;本発明はさらにまた、特定の光学的、化学的および機械的性質を有する無機被覆層を備える、少なくともそれの表面上では銅または銅系合金材料から作られている銅製品に関する。
【0002】
[背景技術]
多数のさまざまな用途において銅または銅系合金材料を特定の特性を有する層で被覆する必要があることはよく知られている。さまざまな用途は、通例は被覆層の種々の特徴を必要とする。:たとえば、電線保護においては良好な電機絶縁特性が不可欠であり、太陽エネルギー集積装置においては光学的特性(反射率、光沢等)が極めて重要であり、屋根葺きおよび建築構造においては一般に特定の審美的外観および特定の色が重要である;いずれの場合においても、被覆層はできる限り銅材料に付着性でなければならず(製造工程中または使用時に起こり得る剥離を回避するため)、さらに良好な機械的特性を有していなければならない。
【0003】
これまでに銅材料表面上にさまざまな種類のコーティング層を形成するために多種多様な方法が提案されてきた。とくに、化成コーティング法または陽極酸化法が知られている。化成コーティング法では、酸化銅(II)(酸化第二銅、CuO)を形成するために処理すべき銅材料は高濃度のアルカリ塩および酸化剤を備える高温の電解槽中に浸漬させられる:この方法は長い工程所要時間だけではなく試薬のための相当に高額の費用も必要とするので、このためにその生産性は不良である。伝統的な陽極処理法(すなわち、陽極酸化法)では、酸化銅(II)CuOから構成される層が高濃度のアルカリ溶液中で高電流密度で銅材料上に形成される:このようにして形成されたCuOは工程条件(アルカリ濃度、電流密度)における僅かな変動によってさえ即時に再溶解するので、工程管理は極めて困難である。
【0004】
改良された陽極酸化法は米国特許第A-5078844号および米国特許第A-5401382号に開示されている:ヘキサシアノ鉄酸錯塩の酸性電解槽中において低電流密度で陽極処理することによって、頑丈な電気絶縁層が銅表面上に形成される;最終的には、そのような陽極酸化処理に先行して酸化第二銅CuOの薄膜層を形成するために苛性アルカリのアルカリ電解槽中でさらに陽極処理することができる。これらの方法は酸化銅(I)およびヘキサシアノ鉄酸銅(I)または(II)から作られる絶縁複合層の効率的製造を提供するが、それらは相当に長い工程所要時間および高額の費用を必要とし、さらにその上、これらの層は多数の用途には、とくに特定の色、審美的外観および光学的特徴が必要とされる場合には適切ではない。さらにまた欧州特許第A-751233号からたとえば屋根被覆に使用される銅の帯状材または板状材上に濃褐色の被覆層を形成するための褐色着色法が知られている:銅材料は酸化第一銅(Cu2O)層を形成するためにO2を含有する混合大気中において高温(250÷750℃)で熱処理され、さらにそののち酸化条件下でさらに熱処理される、あるいはまた酸化第二銅(CuO)層を形成するために水性アルカリ溶液を用いて処理される。どちらの場合も最終被覆層は主要成分金属に付着したCu2Oから作られた第1層と第1層の上方のCuOから作られた第2層とから構成される。この方法は複合被覆層を形成するために高度の接触時間を必要とし、さらにまた基本的には一部の酸化剤の科学安定性の低下および水質汚染および大気汚染を回避するために不可欠である廃棄物処理の高額の費用を原因とする相当に高額の製造コストを必要とする。
イギリス特許第1052729号公報から、ある処理条件下での水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの溶液などのアルカリ性水溶液内での銅シートの表面の陽極酸化が知られているが、常に0.5A未満の電流密度におけるもので、ゴールデンイエローないしゴールデンレッド被覆Cu 2 Oを顕著に引き起こす。
この特許は、酸化第一銅(Cu 2 O)から形成される連続した一様な層を与え、特許のパラメータを変化させることによって異なる色を得る陽極酸化を提供するものではない。
【0005】
[発明の開示]
本発明の目的は、銅表面上に被覆層を形成するための改良された電気化学的方法を提供することであり、この方法はよく知られている工程に結び付いている上記の欠点を排除できる。とくに、本発明の目的は、電流密度を変化させることによって特定の色、審美的外観および光学的特性、銅基質への付着性の向上および素晴らしい機械的特性を有する被覆層を備えた銅表面を提供することにおいて実際に有効である迅速、単純かつ安価な方法を提供することである。
【0006】
本発明にしたがうと、銅または銅系合金部材の表面上に無機被覆層を生じさせるための電気化学的方法が提供され、本方法は前記部材の陽極酸化を備えることを特徴とするが、このとき前記表面は温度および電流密度の調節工程条件下で前記表面上に連続した実質的に均質な層を形成するために適切な時間に渡ってアルカリ水溶液中の少なくとも1種のアルカリからなる電解槽中に浸漬され、前記層は基本的に結晶構造および前記調節工程条件によって決定された結果として生じる色を有する酸化銅(I)(酸化第一銅、Cu2O)から形成される。
【0007】
とくに、陽極酸化は、好ましくはヒドロキシイオン(たとえば、濃度約50÷450g/lの水酸化ナトリウムNaOHまたは濃度約70÷630g/lの水酸化カリウムKOH)の約1.25÷11.25モル/lの濃度で、水溶液中に単一アルカリ塩しか含有していない槽中で実施される。
【0008】
好ましくは、陽極酸化は水溶液中に少なくとも20重量%の水酸化ナトリウムを含有する槽中において約0.2÷3Vの電池電位(陽極/陰極電位差)とともに少なくとも60℃の温度、0.5÷20A/dm2の電流密度で約5÷120secの時間に渡って実施される。より好ましくは、陽極酸化は水溶液中に30重量%のNaOHを含有する槽中において、約0.100÷0.400μmの厚さを有する層を入手するために適切な約82°÷92℃の温度および約10÷30secの時間に渡って実施される。この層の最終的な色は、前記アルカリ電解槽中の電流密度を0.3÷20A/dm2の範囲内で変化させることによって決定される:とくに、陽極酸化は、褐色を有する層を形成するためには約0.5÷1A/dm2の電流密度で、濃褐色を有する層を形成するためには約2.5÷3A/dm2の電流密度で、濃い黒色およびビロードのような表面効果を有する層を形成するためには約10÷15A/dm2の電流密度で実施される。
【0009】
本発明にしたがった方法は、さらにまた陽極酸化工程の前に、銅表面の前処理ステップ(たとえば化学的もしくは熱的前酸化、スキン・パッシング工程、ベンゾトリアゾール抑制等)並びに陽極酸化の後に最終表面処理(たとえば、そののちのスキン・パッシングステップのため)を備えることができる。
【0010】
本発明のある実施形態にしたがうと、陽極酸化は銅表面が電解槽に接触させられると直ちに始まる;あるいはまた、陽極酸化は銅表面が電解槽に接触させられてから約3〜180sec後に開始する。
【0011】
銅もしくは銅系合金部材が板状部材である場合は、前記部材の両面を本発明にしたがった陽極酸化に同時に受けさせることができる。明らかに、本発明の方法は当然ながら板状製品には限定されず、実質的にあらゆる形状および幾何学的構成を有する製品に適用できる。
【0012】
本発明はさらにまた、それの表面では少なくとも銅または銅系合金材料から作られている銅製品に関するが、この製品は前記表面上で連続的な実質的に均質な被覆層(好ましくは約0.100〜0.400μmの厚さを有する)を備えることを特徴とし、前記薄膜は基本的には前記表面に特異的光学特性を与えるために規定の結晶構造を有する酸化銅(酸化第一銅、Cu2O)から形成されている。
【0013】
このため本発明の基礎は、基本的に酸化第一銅Cu2Oを形成して酸化第二銅CuOの形成を回避できるように、伝統的な電解槽中において、調節された条件下で銅表面の陽極酸化を実施することに見ることができる:このため本発明の工程は、上記の知られている工程のすべての短所を克服する改良された電気化学的褐色着色法であると見なすことができる:実際に、本発明にしたがった方法ではアルカリ溶液(たとえば、極めて安価な水性水酸化ナトリウム溶液)および電流(相当に低い消費量)だけが使用される:所望の層は化学的酸化剤および/またはその他の高価な試薬の使用を回避しながら電気化学的に製造される:極めてほんの短い接触時間しか必要とされない(よく知られている工程に比較して著しく短い)ので、このため全行程はよく知られている工程より高速、より単純およびより安価である。本方法は“廃棄物ゼロ”工程であると定義できるが、それは本工程に関与する化学薬品の消費量が極めて少なく、さらにたとえば減圧もしくは逆浸透圧濃縮器を使用することによってさらに抑制できる可能性があるからである。
【0014】
いずれかのよく知られている電気化学的装置は本発明にしたがった方法を実行できる可能性がある:上記で述べたように、電解槽は1種類のアルカリ、好ましくは水酸化ナトリウム(極めて安価)および脱塩水しか含有していない:他のよく知られている褐色着色工程におけるような添加剤または他の化学薬品は全く必要とされない。
【0015】
着色最終層は基本的には、クロノポテンショメトリー(定電流電解法)分析(クーロメトリー(電量分析法)の派生法)によって明らかになるように、微量の酸化銅(II)(CuO)を含有する純粋結晶酸化第一銅Cu2Oから作られている。Cu2O層は、CuO層と比較すると数多くの長所を提供する:それらは銅基質により強力に付着してより良好な機械的挙動を示し、機械的処理中および使用時のどちらにおいてもあらゆる剥離問題を回避させる;それらは一般に酸性雨および大気条件に対してより高度の溶出耐性を示す;それらは優れた光学的性質並びに所望の強度および陰影を備えた褐色を想定できるより心地よい審美的外観を有する;それらは金属拡散に対する効果的障壁を実現する良好な絶縁特性を有し、さらに熱および放射線による影響をほとんど受けない。本発明にしたがった方法は、陽極酸化工程条件(主として電流密度)を単純に制御することでさまざまな色およびその結果として結晶形の酸化層を入手することを可能にする:たとえば黒色クロム(よく知られているように、太陽エネルギー用途のために電気めっきによって銅板に被覆するために伝統的に使用されている)と比較したときに光学特性の向上を示すビロードのような濃い黒色層を入手することさえ可能である。
【0016】
本発明にしたがった方法は、とくに銅の連続帯状材および単一板状材上に(それらの両側で)極めて均質な着色薄層を製造するためにとくに有用であるが、さらにまたあらゆる形状を有する銅製品上に使用することもできる:本方法は連続工程または工業用バッチ工程のいずれにおいても容易に実行できる。本発明の方法はあらゆる種類の銅系材料に適用することができる:たとえば、純銅、銅系合金(真鍮および青銅)、前処理(例、熱的または化学的前酸化、スキン・パッシング、ベンゾトリアゾール抑制)がされている場合、またはされていない場合:脱脂および酸洗いのような前洗浄処理は必要とされない。本発明にしたがって実現された銅表面は、上記の好都合な特徴のおかげで広範囲の工業用途に使用することができる:とくに(だが限定はされない)、本発明の方法は屋根葺き(標準的または勢力的屋根葺き)用の圧延した帯状材または板状材、建築構造において使用される装飾材、エレクトロニクス(黒色化)または電子回路における内層の酸化銅表面のための前酸化銅箔、太陽エネルギー用途のための熱集積装置(伝統的な極めて高価な黒色クロムメッキ銅表面の代わりに)の容易、高速かつ安価な製造を可能にする;本方法はさらにまたたとえば導線、棒材、管材および無機絶縁ケーブルのような円筒形の形状の表面を銅製シージングで被覆するため、並びに銅線および超導電性ケーブルの電気絶縁のためにも使用することができ、その場合にはCu2Oの代わりにCuOを作り出すために適切な時間へ陽極酸化工程を延長させることができる。
【0017】
上記で述べたように、本発明にしたがった陽極酸化プロセスには前処理、たとえば前酸化処理を先行させることができる:銅基材表面の性質は化学組成および結晶形に関して、並びに厚さに関して酸化被膜の形成に影響をおよぼすことが注目されてきた。
【0018】
同様に前状態調節時間(すなわち、銅製品がアルカリ槽中に入る瞬間と適用された電界にそれが到達する瞬間までの時間)を使用して被覆層の質に影響をおよぼすことができる:前状態調節時間が増加すると、被覆層の最終態様および色が改良される。
【0019】
[図面の簡単な説明]
本発明のさらなる目的および利点は、添付図面を参照しつつ以下の記載から明らかになるであろう。
【0020】
図1は本発明の方法を実施する装置の好ましい実施例の概略を示しており、
図2、3および4は本発明の装置にしたがって製造された3つのサンプルのSEMマイクログラフィー写真であり、結晶構造を示しており、
図5a、5bは本発明したがって製造された3つのサンプル層および比較サンプル間の色の相違(ASTM E 308およびISO 8125にしたがって評価された)を図示している図であり、
図6は本発明にしたがって着色された3つの異なる層および比較基準参照の反射率測定(ASTM E 429による)を図示している。
【0021】
[発明を実施するための最良の形態]
図1を参照すると、本発明の方法の好ましい実施例によれば、電気的に絶縁された繰り出し機(decoiler)2に巻き取られた銅または銅をベースにした合金のストリップ1が、無機層と共にその両側に設けられなければならない。巻き取られたストリップ1は、切断機/結合機3を通過したのちに、公知の予備処理ユニット4に送られる。当該予備処理ユニットは、熱的予備酸化または化学的予備処理ユニット6のための連続炉5であってよく、グリースの除去/ピックリング(pickling)ユニット7、および乾燥ユニット9へと続くスプレイリンスユニット8(いずれも処理流体の再生工程を備えている)を備えている。本発明には必ずしも必要ではないが、予備処理ののち、ストリップ1は、導電ブリッドル(bridle)10(たとえば、公知の解決方法にしたがって直接接地されないが、アース変圧器(earthing transformer)に接続された陽極接続を確実にする)金属導電ロールを介して公知のタイプの陽極電池11に送られる。周知の配置によれば、ストリップ1の両側を酸化するために、当該陽極電池は、たとえば電気的に加熱されたポリプロピレン槽と、多数の平行に対向している不溶性のカソード13と、電池11内に位置付けられる多数のローラ14とを備えており、該ポリプロピレン槽には攪拌器が設けられてもよく、該ポリプロピレン槽はアルカリ電解バス12を含んでいる。該不溶性のカソードは、たとえば銅、白金、白金が被覆されたチタン、またはステンレス鋼から製造される。ひじょうに一様な電界を発生し、ボーダー効果なくストリップの両側の一様な着色を確実にするために、各カソードは一様な表面形状(surface geometry)を有している。個々のカソード13と銅ストリップ1(すなわち、陽極ないしはアノード)とのあいだの距離は約50mmであることが好ましいが、これより短いものや長いものも有害な効果なしに用いられ得る。電池11には電解溶液の再生システム15が設けられている。電池11内で行なわれる陽極処理後、ストリップ1は、高圧水スプレイなどのスプレイリンスユニット16(これにも再生システム17が設けられている)、高温乾燥ユニット18および機械的切断ユニット19を通過し、最終的にストリップ1は巻取り器20に巻き取られる。
【0022】
本発明はつぎの実施例の記載により、より分かりやすく理解されるであろう。
【0023】
[実施例1]
図1を参照して記載され、かつ説明された装置を用いて、本発明の方法により、幅0.6インチで厚さ1.542cmの100インチのコイルの状態で表皮が出されたベンゾトリアゾールで抑制された「レッド(red)」銅が処理された。水溶液中30重量%のNaOHの電解バスが使用された。処理および電池のパラメータを表1にまとめた。
【0024】
【表1】
Figure 0004637428
【0025】
陽極処理中は、攪拌のもとにバスが維持された。2つの銅カソードが用いられたが、明らかなカソード面の面積はそれぞれ1dm2であり、一様な電界を生成し得る公知の幾何学的形状を有していた。暗褐色ないしはダークブラウン(dark brown)の極めて一様かつ粘着性を有する層(比較のためにCB2という)が得られた。
【0026】
[実施例2]
実施例1と同一の装置、電池および銅材料が用いられた。処理および電池のパラメータを表2にまとめる。
【0027】
【表2】
Figure 0004637428
【0028】
褐色の極めて一様かつ粘着性を有する層(比較のためにCB3という)が得られた。
【0029】
[実施例3]
実施例1と同一の装置、電池および銅材料が用いられた。処理および電池のパラメータを表2にまとめた。
【0030】
【表3】
Figure 0004637428
【0031】
濃い黒色ないしはディープブラック(deep black)でベルベット状の外観の極めて一様かつ粘着性を有する層(比較のためにCB4という)が得られた。
【0032】
[実施例4]
叙上の実施例1〜3で製造されたすべてのサンプルが、化学的組成を決定するために(X線回折および質量分析によって)テストされ、(1990年フローレンスで開催された第11回国際コロージョン コングレスの議事録第5巻129頁に刊行され、1990年にイタリア共和国ミラノのイタリア金属学会で編集された、ア ビリ、エ マリネリ、エルレ ペドッチ、ジ ロビーダ著、「サーフェイス キャラクタライゼーション アンド コロージョン ビヘイビアー オブ Cu−Cu2O−CuOシステム」に詳細に記載された方法にしたがい、0.1モルのNa2CO3の溶液中において一定の電流密度で外面の銅を減少させることによって質量分析を行なって)厚さが得られ、(SEMマイクログラフィーおよびX線回折分析によって)結晶構造が得られた。主な試験結果を表4にまとめた。
【0033】
【表4】
Figure 0004637428
【0034】
本発明による層の結晶形体は、図2〜4に示されており、当該図は3つのサンプルCEB2、CEB3およびCEB4のSEMマイクログラフィー写真である。
【0035】
光学的特性を評価するためのテストも行なわれた。実施例1〜3において得られたサンプルと比較サンプルのあいだの色の相違(ASTM E 308およびISO 8125にしたがって評価された)の図解が図5に与えられている。ここに、比較参照基準は、CuB_NAT(商品名)と称する天然の銅(大気露出10年後)、TECUOREF(商品名)と称する人工で褐色にされた銅(Tecu-Oxid(登録商標)のもとで市場に出され、実質的にヨーロッパ特許出願公開第751233号にしたがって製造されたシート)、硫酸バリウムBaSO4(板、白色体)である。本発明にしたがって製造された3つの異なる着色層と比較参照基準の反射率の測定(ASTM E 429による)を表5にまとめた。同一の結果の図解が図6に示される。
【0036】
【表5】
Figure 0004637428
【0037】
本発明にしたがって製造された3つの異なる着色層と比較参照基準のグロスナンバー(gloss number)測定(ASTM D 523による)を表6にまとめた。
【0038】
【表6】
Figure 0004637428
【0039】
本発明の方法により製造されたすべてのサンプルが、機械的挙動を評価するためにテストされた。関連する結果を表7にまとめた。
【0040】
【表7】
Figure 0004637428
【0041】
もっとも有効な制御プロセス条件を評価するためにプロセス条件を変化させて、本発明の方法にしたがって他のテストを行なった。この一連のテストは、評価されるべき好ましい条件を可能にする(表8にまとめた)。
【0042】
【表8】
Figure 0004637428
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を実施する装置の好ましい実施例の概略を示しており、
【図2】 本発明の装置にしたがって製造されたサンプルのSEMマイクログラフィー写真であり、結晶構造を示している。
【図3】 本発明の装置にしたがって製造されたサンプルのSEMマイクログラフィー写真であり、結晶構造を示している。
【図4】 本発明の装置にしたがって製造されたサンプルのSEMマイクログラフィー写真であり、結晶構造を示している。
【図5a】 本発明したがって製造された3つのサンプル層および比較サンプル間の色の相違(ASTM E 308およびISO 8125にしたがって評価された)を図示している図である。
【図5b】 本発明したがって製造された3つのサンプル層および比較サンプル間の色の相違(ASTM E 308およびISO 8125にしたがって評価された)を図示している図である。
【図6】 本発明にしたがって着色された3つの異なる層および比較基準参照の反射率測定(ASTM E 429による)を図示している。

Claims (10)

  1. 銅または銅をベースにした合金エレメントの表面上に無機被覆層を製造するための電気化学的方法であって、
    前記方法が前記エレメントの陽極酸化工程を備え、
    前記表面上に連続的な実質的に一様な層を形成するのに適した時間間隔のあいだ制御された製造条件下で、前記表面が、前記陽極酸化工程が水酸化物イオンの1.25÷11.25モル/リットルの濃度で水溶液中に前記単一アルカリ塩のみを含むアルカリ電解バス内に置かれ、
    前記制御された製造条件によって決定される結晶構造およびその結果生じる色を有し、かつ0.1÷0.400μmの厚さとを有する酸化第一銅(Cu2O)から基本的に形成され、前記陽極酸化工程が、褐色の色を有する層を形成するために0.5÷1A/dm2の電流密度、濃褐色とベルベット状の表面効果を有する層を形成するために1.75÷3A/dm2の電流密度、ディープブラックの色とベルベット状の効果を有する層を形成するために10÷15A/cm2の電流密度で行なわれる
    ことを特徴とする電気化学的方法。
  2. 前記水溶液中のアルカリ塩が50÷450グラム/リットルの濃度の水酸化ナトリウム(NaOH)または70÷630グラム/リットルの濃度の水酸化カリウムである請求項1記載の方法。
  3. 前記陽極酸化工程が、水溶液中に少なくとも20重量%の水酸化ナトリウム(NaOH)を含むバス内で、少なくとも60℃の温度、0.3÷20A/dm2の電流密度、0.2÷3Vの電池の電位(アノード/カソード間の電位差)で、かつ5÷120秒間行なわれることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記陽極酸化工程が、水溶液中に少なくとも30重量%の水酸化ナトリウム(NaOH)を含むバス内で、82÷92℃の温度で、かつ10÷30秒間行なわれることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記層の最終の色が、0.5÷20A/cm2の範囲でアルカリ電解バス内の電流密度を設定することにより決定されることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記陽極酸化工程の前に、前記表面の予備処理工程をさらに備えてなることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の方法。
  7. 前記陽極酸化工程の後に、最終の表面処理工程をさらに備えてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の方法。
  8. 前記表面が前記電解バスと接触するように置かれたとき、ただちに前記陽極酸化工程を開始することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の方法。
  9. 前記表面が前記電解バスと接触するように置かれた後、前記陽極酸化工程が3÷180秒間処理することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の方法。
  10. 前記エレメントが板状のエレメントであり、前記エレメントの両方の表面が同時に陽極酸化を受けることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の方法。
JP2001527022A 1999-09-29 1999-09-29 銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法 Expired - Fee Related JP4637428B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IT1999/000307 WO2001023646A1 (en) 1999-09-29 1999-09-29 An electrochemical method for forming an inorganic covering layer on a surface of a copper material

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010158142A Division JP5520151B2 (ja) 2010-07-12 2010-07-12 銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003510466A JP2003510466A (ja) 2003-03-18
JP2003510466A5 JP2003510466A5 (ja) 2009-06-18
JP4637428B2 true JP4637428B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=11333125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001527022A Expired - Fee Related JP4637428B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US6749738B2 (ja)
EP (1) EP1226289B1 (ja)
JP (1) JP4637428B2 (ja)
KR (1) KR20020074143A (ja)
CN (1) CN1236109C (ja)
AT (1) ATE261006T1 (ja)
AU (1) AU6120999A (ja)
CA (1) CA2386129C (ja)
DE (1) DE69915395D1 (ja)
DK (1) DK1226289T3 (ja)
ES (1) ES2217812T3 (ja)
HU (1) HU224454B1 (ja)
PL (1) PL192904B1 (ja)
PT (1) PT1226289E (ja)
RU (1) RU2232212C2 (ja)
WO (1) WO2001023646A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4870699B2 (ja) * 2008-03-10 2012-02-08 日立ビアメカニクス株式会社 銅の表面処理方法およびプリント配線板の表面処理方法
CN102157592A (zh) * 2011-01-06 2011-08-17 上海晶澳太阳能科技有限公司 一种太阳能电池组件内用导线及其加工工艺
RU2483146C1 (ru) * 2011-10-03 2013-05-27 Российская Федерация, от имени которой выступает Министерство промышленности и торговли Российской Федерации (Минпромторг РФ) Способ микродугового оксидирования присадочных прутков из титанового сплава для антифрикционной наплавки
ES2619427T3 (es) * 2012-10-30 2017-06-26 Hydro Aluminium Rolled Products Gmbh Banda de aluminio revestido y método de fabricación
CN103014815B (zh) * 2012-11-28 2016-05-04 常州大学 铜导线辊式快速阳极氧化处理方法
WO2015040998A1 (ja) * 2013-09-20 2015-03-26 三井金属鉱業株式会社 銅箔、キャリア箔付銅箔及び銅張積層板
JP5870148B2 (ja) * 2013-11-27 2016-02-24 Jx金属株式会社 キャリア付銅箔、プリント回路板の製造方法、銅張積層板、銅張積層板の製造方法、及び、プリント配線板の製造方法
EP3178095B1 (en) 2014-08-07 2019-10-02 Henkel AG & Co. KGaA High temperature insulated aluminum conductor
TW201621092A (zh) * 2014-08-07 2016-06-16 亨克爾股份有限及兩合公司 供電陶瓷塗布高張力電纜金屬線之裝置
CN104233433B (zh) * 2014-10-03 2016-09-14 上海工程技术大学 一种制备氧化亚铜薄膜的方法
US10636924B2 (en) * 2014-11-26 2020-04-28 Sunpower Corporation Solar module interconnect
CN106410227B (zh) * 2016-12-12 2019-01-15 珠海格力电器股份有限公司 一种氧化铜及其制备方法
CN106591922B (zh) * 2017-02-05 2018-05-08 桂林理工大学 一种Cu2O纳米薄膜的制备方法
CN107177876A (zh) * 2017-05-11 2017-09-19 云南民族大学 一种电沉积制备氧化亚铜锂电池薄膜材料的方法
JP6985745B2 (ja) * 2018-06-20 2021-12-22 ナミックス株式会社 粗化処理銅箔、銅張積層板及びプリント配線板
WO2020049695A1 (ja) 2018-09-06 2020-03-12 Ykk株式会社 ファスナー部材
JP7409602B2 (ja) * 2019-05-09 2024-01-09 ナミックス株式会社 複合銅部材
CN113649042B (zh) * 2021-07-20 2023-10-10 青岛农业大学 光催化电极制备方法、光催化反应器及污染流体处理方法
JP7095193B1 (ja) 2022-03-29 2022-07-04 セイコーホールディングス株式会社 装飾部品及び装飾部品の製造方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1052729A (ja) * 1964-10-06
US3528896A (en) * 1968-04-17 1970-09-15 Olin Corp Process for electrochemically cleaning and brightening copper alloy and brass strip
DD131044B1 (de) * 1977-02-21 1982-11-24 Heinz Fink Verfahren zur elektrolytischen erzeugung eines oxidischen haftbelages auf kupferfolien
JPS558487A (en) * 1978-07-05 1980-01-22 Mitsubishi Electric Corp Surface treating method of copper
JPS55106670U (ja) * 1979-01-23 1980-07-25
IL58214A (en) * 1979-09-10 1982-11-30 Yeda Res & Dev Process for the production of optically selective surfaces
JPS607037B2 (ja) * 1980-03-19 1985-02-21 積水化学工業株式会社 銅もしくは銅合金材の着色方法
JPS607038B2 (ja) * 1980-03-19 1985-02-21 積水化学工業株式会社 銅もしくは銅合金材の着色方法
JPS5831099A (ja) * 1981-08-18 1983-02-23 Furukawa Electric Co Ltd:The 銅線、条体の黒色化法
JPS63250494A (ja) * 1987-04-03 1988-10-18 Kobe Steel Ltd 黒色被膜付き銅
JPH0750566B2 (ja) * 1987-07-27 1995-05-31 古河電気工業株式会社 コイル巻線用耐熱耐酸化性導体
JP2866697B2 (ja) * 1990-02-19 1999-03-08 臼井国際産業株式会社 銅材表面における強靭な電気絶縁層の形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6749738B2 (en) 2004-06-15
CN1380914A (zh) 2002-11-20
PL354489A1 (en) 2004-01-26
ES2217812T3 (es) 2004-11-01
CA2386129C (en) 2010-03-16
CA2386129A1 (en) 2001-04-05
JP2003510466A (ja) 2003-03-18
AU6120999A (en) 2001-04-30
PL192904B1 (pl) 2006-12-29
PT1226289E (pt) 2004-07-30
RU2002111346A (ru) 2004-02-27
EP1226289A1 (en) 2002-07-31
CN1236109C (zh) 2006-01-11
US20030102227A1 (en) 2003-06-05
HUP0203533A2 (en) 2003-05-28
RU2232212C2 (ru) 2004-07-10
DE69915395D1 (de) 2004-04-08
ATE261006T1 (de) 2004-03-15
WO2001023646A1 (en) 2001-04-05
HU224454B1 (hu) 2005-09-28
KR20020074143A (ko) 2002-09-28
DK1226289T3 (da) 2004-07-12
EP1226289B1 (en) 2004-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4637428B2 (ja) 銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法
KR100407732B1 (ko) 결절상구리/니켈합금피막을포함하는복합호일,이를포함하는인쇄회로기판및결절상구리/니켈합금피막의전착방법
US4789437A (en) Pulse electroplating process
US5322975A (en) Universal carrier supported thin copper line
CN108060442A (zh) 一种铜铝复合排表面制备锌铜复合镀层的方法
JP2003510466A5 (ja)
US20040108211A1 (en) Surface treatment for a wrought copper foil for use on a flexible printed circuit board (FPCB)
KR20060073941A (ko) 마그네슘 또는 마그네슘 합금으로 이루어진 제품 및 이의제조방법
JP5520151B2 (ja) 銅材料の表面上に無機被覆層を形成するための電気化学的方法
KR100553233B1 (ko) 경금속 합금 표면을 위한 피복 방법
US3989605A (en) Method for continuous electrolytic coloring of aluminum articles
JP3229701B2 (ja) 銅素材表面における電気絶縁層の形成方法
US4552627A (en) Preparation for improving the adhesion properties of metal foils
JPH03240999A (ja) 銅材表面における強靭な電気絶縁層の形成方法
JPH11217693A (ja) グレー発色アルミニウム材とその着色体の製造方法
JPS586800B2 (ja) インサツカイロヨウドウハクオヒヨウメンシヨリスル ホウホウ
Balasubramanian et al. Influence of addition agents for ac anodizing in sulphuric acid electrolytes
JP2000355795A (ja) アルミニウムおよびアルミニウム合金の表面処理方法
JP2953474B2 (ja) アルミニウムおよびアルミニウム合金の電解処理方法
JP3506826B2 (ja) アルミニウム材及びその製造方法
JPH11256394A (ja) 陽極処理したアルミニウムまたはアルミニウム合金の着色物品の製造方法およびそれにより製造された着色物品
JP2002220697A (ja) マグネシウム合金の皮膜生成方法及びその電解液
US3112250A (en) Anodizing method and solutions
JP5074145B2 (ja) 表面処理アルミニウム材料の製造方法および表面処理アルミニウム材料の製造装置
JPH04311575A (ja) マグネシウム合金への表面処理下地調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4637428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees