JP4604904B2 - 車載機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車載機器を制御する車載機器制御システムに関する。
従来、上述したような車載機器制御システムとして、たとえば特許文献1に開示されたシステムのように、ユーザが車両から離れると自動的にドアを施錠(ロック)するオートロック機能を備えたものが知られている。このシステムでは、オートロックが行われる距離をユーザが指定可能であって、「近距離」が指定されている場合には、車載機から携帯機へのLF通信が成立しなくなったことに基づいてオートロック機能を実行し、「遠距離」が指定されている場合には、携帯機から車載機へのUHF通信が成立しなくなったことに基づいてオートロック機能を実行する。
一方、特許文献2に記載されるように、車両ドアのドアノブに設けられたスイッチが操作されたことをトリガとして、本体装置(車載機)と携帯用送受信機(携帯機)との相互通信を行い、携帯機から正常な応答信号が得られた場合に、車載機によってドアをロックするシステムが知られている。このシステムでは、ドアをロックする際に、携帯機の車室内への置き忘れを防止するために、本体装置から小出力の確認信号と大出力の確認信号とを出力する。すなわち、携帯機による小出力の確認信号の受信可能範囲が車室内とほぼ同じになるように予め設定されるので、小出力の確認信号に対する応答があった場合、携帯機は車室内に置き忘れたものと判断できる。
小出力信号に対する応答がなかった場合には、引き続き大出力の確認信号を送信して、携帯機からの応答の有無が確認される。この大出力の確認信号の受信可能範囲は、車体近傍の所定範囲を含むように設定されるので、大出力の確認信号に対する携帯機からの応答があった場合には、携帯機の保持者が車外にいるものと判断してドアのロックを行う。
特開2003−269023号公報 特開平10−59131号公報
上述したように、車両ドアをロックする方式として、ユーザが車両から離れることで自動的に車両ドアをロックするオートロック方式と、ユーザが車両ドアに設けられたスイッチを操作したことをトリガとするトリガロック方式とがある。
ユーザの利便性を向上するためには、オートロック方式とトリガロック方式のいずれの方式によっても車両ドアをロックできることが望まれる。この場合、ユーザが車両から降車後、車両ドアに設けられたスイッチを操作することなく車両から遠ざかる場合には、オートロック方式によって車両ドアをロックし、車両ドアのスイッチが操作された場合には、トリガロック方式によって車両ドアをロックすることになる。
しかしながら、オートロック方式及びトリガロック方式のいずれの方式でも車両ドアのロックを行うことを可能とする場合、以下に述べる不具合が生じることが予想される。
車両ドアをロックする際には、上記した特許文献2に記載のように、車室内に携帯機を置き忘れて閉じ込めてしまうことを防止するために、車室内に向けてリクエスト信号を送信する車室内送信機を用いて、携帯機が車室内にあるか否かを確認することが好ましい。しかしながら、車室内の全てのエリアを携帯機との通信エリアとするように、車室内送信機のリクエスト信号の送信範囲を設定することは非常に困難である。なぜならば、そのようにリクエスト信号の送信範囲を設定すると、車両ドアの窓からリクエスト信号の送信電波の漏れが生じるためである。
車両ドアをロックするために、ユーザが車両ドアのスイッチを操作したとき、ユーザは比較的、車両の近傍に位置している。このため、リクエスト信号の送信電波漏れが生じると、ユーザの保持する携帯機が、その漏れたリクエスト信号に反応して、レスポンス信号を返送してしまう可能性が生じる。その結果、ユーザは携帯機を保持しているにもかかわらず、車室内に置き忘れていることを示す警報が行われたり、車両ドアのロックが行い得ない事態が生じる。
そのような不具合に対処するため、ユーザが車両ドアのスイッチを操作する際に、携帯機が反応しない程度に車室内送信機の送信出力を落とすと、車室内において、車室内送信機と携帯機との通信が不能となる不感帯エリアが生じてしまう。従って、万一、携帯機がこの不感帯エリア内に存在するときに、ユーザが車両から降車すると、車室内送信機との相互通信が不能であることを条件としてオートロック機能を実行する場合には、そのオートロック機能の実行によって携帯機が車室内に閉じ込められてしまう。あるいは、特許文献1に記載のように車室外をカバーする送信機との通信が成立しなくなったことを条件としてオートロック機能を実行する場合には、オートロック機能が実行されずに車両ドアがロックされないまま車両が放置される事態が発生する。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、オートロック方式とトリガロック方式のいずれの方式によっても適切に車両ドアをロックすることが可能な車載機器制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した車載機器制御システムは、車両側ユニットから送信されるリクエスト信号に応答して、携帯機がIDコードを含むレスポンス信号を返送する相互通信を行うことによって、車両側ユニットが、携帯機からレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してある登録コードと照合し、その照合結果に応じて、車載機器を制御する車載機器制御システムにおいて、
車両側ユニットは、
携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と
車両の車室内を携帯機との通信エリアとし、当該車室内に向けてリクエスト信号を送信する車室内送信機と、
車両ドアに設けられ、当該車両ドアのロックを指示するトリガスイッチと、
トリガスイッチが操作されない場合には、操作された場合に比較して、車室内送信機と携帯機との通信エリアを大きく設定する通信エリア可変手段と、
通信エリア可変手段によって設定された通信エリア内において、車室内送信機から送信されたリクエスト信号に応答するレスポンス信号が受信機にて受信されないことに基づいて、車両ドアをロックするロック制御手段と、
車両ドアの開閉動作を検出するドア開閉検出手段と、を備え、
ロック制御手段は、ドア開閉検出手段によって車両ドアの開閉動作が検出されると、まず、相対的に大きく設定される通信エリア内における、車室内送信機と携帯機との相互通信結果に基づいてドアロック制御を行うオートロック方式によるドアロック制御を実行し、そのオートロック方式によるドアロック制御の実行中に、トリガスイッチの操作が行われると、オートロック方式によりドアロック制御を中断して、相対的に小さく設定される通信エリア内における、車室内送信機と携帯機との相互通信結果に基づいてドアロック制御を行うトリガロック方式によるドアロック制御を割込により開始することを特徴とする。
上記のように、請求項1記載の車載機器制御システムにおいては、車両ドアのロックを指示するトリガスイッチが操作されない場合には、操作された場合に比較して、車室内送信機と携帯機との通信エリアが大きく設定される。このため、ユーザがトリガスイッチを操作しないオートロック方式によって車両ドアのロックを行う際には、車室内全体をカバーする通信エリアを設定できる。その一方で、ユーザによるトリガスイッチの操作に基づいて、トリガロック方式によって車両ドアをロックする際には、ユーザが保持する携帯機との通信が不成立となる程度の大きさの通信エリアが設定できる。従って、オートロック方式及びトリガロック方式のいずれの場合であっても、車室内への携帯機の置き忘れを防止しつつ、車両ドアを適切にロックすることが可能になる。
また、車両側ユニットは、車両ドアの開閉動作を検出するドア開閉検出手段を備え、ロック制御手段は、ドア開閉検出手段によって車両ドアの開閉動作が検出された場合に、通信エリア可変手段によって設定された通信エリア内において、車室内送信機からリクエスト信号を送信して、携帯機との相互通信を試みるので、車両ドアをロックすべきか否かを判定することが必要な時に、車室内送信機と携帯機との相互通信を行わせることができる。その結果、車室内送信機及び携帯機とも無駄に電力を消費することを防止できる。
この場合、ロック制御手段は、ドア開閉検出手段によって車両ドアの開閉動作が検出されると、まず、相対的に大きく設定される通信エリア内における車室内送信機と携帯機との相互通信結果に基づいてドアロック制御を行うオートロック方式によるドアロック制御を実行し、そのオートロック方式によるドアロック制御の実行中に、トリガスイッチの操作が行われると、オートロック方式によりドアロック制御を中断して、相対的に小さく設定される通信エリア内における車室内送信機と携帯機との相互通信結果に基づいてドアロック制御を行うトリガロック方式によるドアロック制御を割込により開始する。ユーザによるトリガスイッチの操作は、行われない可能性もあるし、行われるにしても、それがいつであるかは特定できない。このため、ユーザがトリガスイッチの操作を行わない場合に備えて、まずオートロック方式によるドアロック制御を実行し、トリガスイッチが操作された場合に、割込みによりトリガロック方式によるドアロック制御を開始するのである。これにより、携帯機を保持したユーザが車両から離れる場合に、必ず、いずれかの方式によってドアをロックすることができる。
請求項2に記載したように、通信エリア可変手段は、車室内送信機と携帯機との通信エリアを、予め定められた第1の通信エリアと、その第1の通信エリアよりも大きな通信エリアを有するように定められた第2の通信エリアとのいずれかに設定することが好ましい。このように、予め大小2種類の大きさを持つ第1及び第2の通信エリアを定め、いずれかを選択して通信エリアとして設定することにより、それぞれの通信エリアを望ましい大きさのエリアに適切に設定することができる。
なお、請求項3に記載したように、通信エリア可変手段は、車室内送信機からリクエスト信号を送信させる際の送信出力レベルと、携帯機におけるリクエスト信号の受信感度レベルとの少なくとも一方を調整することにより、通信エリアの大きさを変化させることが可能である。
請求項4に記載したように、ロック制御手段は、トリガスイッチが操作されない場合、まず、車室内送信機と携帯機との通信エリアを第1の通信エリアに設定して相互通信を試みても、携帯機からのレスポンス信号が受信されないと、その後、車室内送信機と携帯機との通信エリアを第2の通信エリアに設定して、再度、相互通信を試みることが好ましい。これにより、携帯機の車室内から車室外への移動を追跡するように、携帯機の位置をモニタすることができる。
この場合、請求項5に記載したように、車両側ユニットは、ユーザに対して警報を発する警報発生手段を備え、ロック制御手段は、車室内送信機と携帯機との通信エリアを第1の通信エリアに設定したときに、携帯機からのレスポンス信号が受信された場合、車両ドアをロックすることなく、警報発生手段によって警報を発生させることが好ましい。車室内送信機と携帯機との通信エリアが第1の通信エリアに設定されているときに、携帯機からのレスポンス信号が受信された場合、携帯機は車室内に置き忘れられている可能性が高いためである。
さらに、請求項6に記載したように、ロック制御手段は、車室内送信機と携帯機との通信エリアを第2の通信エリアに設定したときに、携帯機からのレスポンス信号が受信された場合、所定回数だけ相互通信を繰り返し実行し、その所定回数の相互通信において、携帯機から継続してレスポンス信号が受信された場合に、車室内送信機と携帯機との相互通信を終了させ、かつ警報発生手段によって警報を発生させることが好ましい。上述した場合、携帯機は、車室内における第1の通信エリアの不感帯エリアに存在していたり、携帯機を保持しているユーザが車室外の電波漏れエリア内に止まっていたりすることが考えられる。この場合には、車室内送信機及び携帯機における消費電力抑制のため、相互通信を終了させる。また、ユーザに携帯機の位置の確認を促すため、警報を発生させる。
請求項7に記載したように、車両側ユニットは、車両の周囲を携帯機との通信エリアとし、車両の周囲に向けてリクエスト信号を送信する車室外送信機を備え、ロック制御手段は、トリガスイッチが操作されない場合、車室内送信機から送信されたリクエスト信号に応答するレスポンス信号が受信機にて受信されないことを確認し、その後、車室外送信機から送信されるリクエスト信号に対して応答するレスポンス信号の受信が不成立となったタイミングで、車両ドアをロックするようにしても良い。これにより、トリガスイッチが操作されない場合に、携帯機がユーザによって確実に車室外に持ち出されたことを確認した上で、車両ドアをロックすることができる。
この場合、請求項8に記載したように、車両側ユニットは、ユーザに対して警報を発する警報発生手段を備え、ロック制御手段は、車室外送信機から送信するリクエスト信号に応答するレスポンス信号の受信が、所定回数に達したとき、車室外送信機と携帯機との相互通信を終了させ、かつ警報発生手段によって警報を発生させることが好ましい。これにより、車室外送信機及び携帯機における消費電力の抑制を図ることができるとともに、警報によりユーザに携帯機の位置の確認を促すことができる。
請求項9に記載したように、車両側ユニットは、車両の周囲を携帯機との通信エリアとし、車両の周囲に向けてリクエスト信号を送信する車室外送信機を備え、ロック制御手段は、トリガスイッチが操作されたとき、車室内送信機及び車室外送信機を用いて携帯機との相互通信を試みるとともに、車室内送信機からのリクエスト信号に対して応答するレスポンス信号が受信されず、かつ車室外送信機からのリクエスト信号に対して応答する、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたとき、車両ドアをロックすることが好ましい。これにより、トリガスイッチがユーザによって操作されたとき、そのユーザが携帯機を保持していることを確認した上で、車両ドアをロックすることができる。
請求項10に記載したように、ロック制御手段は、トリガロック方式によるドアロック制御を実行した際、車室外送信機と携帯機との相互通信において、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されない場合、中断したオートロック方式によるドアロック制御を再開することが好ましい。
請求項11に記載したように、車両側ユニットは、車両のエンジンの運転状態を制御するエンジン制御手段と、ユーザによってエンジンの始動が指示されたときに、車室内送信機と携帯機との相互通信により、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたときに、エンジン制御手段に対してエンジンの始動を許可する許可手段とを備え、
許可手段による始動許可制御時には、通信エリア可変手段は、車室内送信機と携帯機との通信エリアを、トリガスイッチが操作されたときに設定される通信エリアに設定するように構成しても良い。
これにより、携帯機が車室外にあるにも係わらず、エンジンの始動が可能となる事態の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施形態に係る車載機器制御システムを、図に基づいて説明する。図1は、本実施形態による車載機器制御システムの全体の構成を示す構成図である。
本実施形態における車載機器制御システムは、携帯機1と車両側ユニットとの相互通信によるIDコードの照合結果を基に、各ドアのロック・アンロック状態を制御する。また、車両側ユニットは、車両10のセキュリティ性を向上するために、車両10のエンジン始動の許可・禁止状態等の制御も行う。
図1に示すように、携帯機1は、車両側ユニットの車室外送信機2a〜2dあるいは車室内送信機2eからのリクエスト信号を受信する受信機1a、このリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を送信する送信機1bを備えている。携帯機ECU1cは、上述した受信機1a及び送信機1bと接続され、各種の制御処理を実行する。具体的には、携帯機ECU1cは、受信機1aの受信信号に基づいてリクエスト信号の受信の有無を判定したり、そのリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を生成し、送信機1bから送信させたりする。
車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられた車室外送信機2a〜2d及び車室内に設けられた車室内送信機2eを有する。これらの車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eは、車両側ユニットの照合ECU4からの送信指示信号に基づいてリクエスト信号を送信する。
車室外送信機2a〜2dのリクエスト信号の到達距離は、例えば0.7〜1.0m程度に設定される。車両10の駐車時には、定期的に、リクエスト信号の到達距離に応じた携帯機1との通信エリアが車両10の各ドア11〜14の周囲に形成され、携帯機1の保持者が車両10に接近したことを検知できるようにしている。また、車室内送信機2eによる携帯機1との通信エリアは、エンジンの始動時や、ドアロック時等に車室内をカバーするように形成され、携帯機1が車室内にあるか否かを検知する。なお、車室内送信機2eは、例えば主に前席をカバーする通信エリアを有する前席用車室内送信機と、主に後席をカバーする通信エリアを有する後席用車室内送信機から構成しても良い。この場合、前席用車室内送信機と後席用車室内送信機の各々の通信エリアを組み合わせた合算通信エリアが、車室内全体をカバーすることになる。
本実施形態においては、車室内送信機2eは、出力レベル調整回路2e1を備えており、この出力レベル調整回路2e1によってリクエスト信号送信出力レベルを変化させることが可能である。その結果、車室内送信機2eは、リクエスト信号の送信エリアの大きさ、すなわち、携帯機1との通信エリアの大きさを変化させることができる。
ここで、図2を用いて、車室内送信機2eの通信エリアについて説明する。車室内送信機2eの出力レベル調整回路2e1は、予め2段階にリクエスト信号送信出力レベルを変化させるように設定されている。このリクエスト信号送信出力レベルの2段階のレベルに関しては、リクエスト信号の送信電波が車両ドアの窓を介して漏れることを極力防止することを主眼に置いて低出力レベルが決定され、車室内において、携帯機1との通信不能な不感帯エリアが発生することを防止することを主眼において高出力レベルが決定されている。
従って、リクエスト信号送信出力レベルが低出力レベルである場合、図2に示すように、多少の不感帯エリアの発生を許容しつつ、ほぼ車室内をカバーし、車両ドアの窓を介しての車室外への拡張が防止された第1の車室内通信エリアが形成される。また、リクエスト信号送信出力レベルが高出力レベルである場合、図2に示すように、車室内を完全にカバーしつつ、さらに、車両ドアの窓を介して車室外まで拡張された第2の車室内通信エリアが形成される。
また、車両側ユニットは、車両10の車室内に設けられ、送信機2a〜2eに対する送信指示信号の出力と同期してレスポンス信号受信可能状態にされて、携帯機1から送信されるレスポンス信号を受信する受信機3を有する。受信機3が受信したレスポンス信号は、照合ECU4に出力される。
照合ECU4は、この受信したレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録されている登録コードと一致等、所定の関係を満足するかの照合を行う。そして、照合ECU4は、その照合結果がOKかNGかに応じて、ボデーECU7とともに、ドアのロック・アンロック状態やエンジンの始動の許可・停止等を制御する。
ボデーECU7は、車両に搭載された各機器に対して、電源の供給や停止を制御するとともに、各車両ドア11〜14のロック・アンロック状態を制御するための駆動信号を各ドア11〜14に設けられたロック制御部5a〜5dに出力するものである。このボデーECU7には、エンジンを始動する条件が成立したか否かを判定するために、各センサやスイッチ(SW)からの信号が入力されている。具体的には、運転席近傍に設けられ、ユーザがエンジンの始動・停止を指示するために操作するエンジンスイッチ、車両の走行速度を検出する車速センサ、トランスミッションのシフト位置を検出するシフト位置センサ、及び運転車によってブレーキペダルが操作されたときにON信号を出力するストップランプスイッチ、ドアの開閉を検出するためのドアカーテシランプスイッチなどの信号がボデーECU7に入力される。
ボデーECU7は、エンジンを始動する条件が成立したと判定して、各車両搭載機器に電源を供給する場合には、リレー回路8を駆動し、当該リレー回路8を介して、図示しないバッテリから各車両搭載機器へ電源を供給する。
また、車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられ、その各ドア11〜14をロック、アンロックするロック制御部5a〜5dを有する。具体的には、ロック制御部5a〜5dはボデーECU7から送信されるロック信号/アンロック信号に応じて正転/逆転するドアロックモータを有し、このドアロックモータの回転によって各車両ドア11〜14をロック、またはアンロックする。
車両10の各ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dには、タッチセンサ6a1〜6d1が設けられており、携帯機1の保持者が、ドアハンドル6a〜6dに触れて、ドアハンドル6a〜6dに対して操作を行ったことを検出することが可能である。また、ドアハンドル6a〜6dには、プッシュスイッチとして構成されたドアロックスイッチ6a2〜6d2も設けられている。このドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作すると、各ドア11〜14をロックすることができる。また、ドアハンドル6a〜6dは、上述した車室外送信機2a〜2dのアンテナとしての役割も果たしている。
なお、携帯機1の保持者による車両ドア11〜14に対する操作の検出は、タッチセンサ6a1〜6d1によらず、例えば、ドアハンドル6a〜6dが手前に引かれたことを機械的に検出する検出機構等を用いても良い。また、ドアハンドル6a〜6dに、アンロックボタンを設置し、このアンロックボタンの操作により、車両ドア11〜14に対する操作を検出しても良い。また、タッチセンサ6a1〜6d1とドアロックスイッチ6a2〜6d2の一方のみを車両ドア11〜14に設けて、アンロックのための操作部、及びロックのための操作部として兼用しても良い。
本実施形態における車載機器制御システムでは、車両のセキュリティ性を向上するために、エンジンスイッチが操作されたときに、IDコードの照合結果に応じて、エンジンの始動を許可・禁止する制御を行う。すなわち、車両側ユニットにおける照合ECU4は、エンジンの運転状態を制御するエンジン制御装置9に接続され、IDコードの照合結果に応じて、エンジンの始動の許可あるいは禁止を指示する制御信号を出力する。なお、照合ECU4は、ドアロック制御の実行時に、併せてエンジン制御装置9に対してエンジンを始動禁止状態に設定するよう指示する。
さらに、車両側ユニットは、警報機15を有し、車両ドア11〜14をロックする際に、携帯機1が車室内に置き忘れられているか否か等を判定して、置き忘れの可能性がある場合等に、警報機15によって警報を実施する。なお、警報機15による警報は、音声、ブザー、発光等によって行われる。
ここで、上述した車載機器制御システムによる、各ドア11〜14のアンロック制御について簡単に説明する。
車両10のエンジンが停止され、かつ各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている場合、照合ECU4は、所定時間経過毎に車室外送信機2a〜2dに対してリクエスト信号の送信を指示して、携帯機1の保持者が車両10に接近したか否か確認する。
このとき、車室外送信機2a〜2dから、車室外送信機2a〜2dごとに固有の識別コードを含むリクエスト信号が送信され、携帯機1は、その識別コードを含むレスポンス信号を返送するように構成される。これにより、携帯機1の保持者が、いずれの車両ドア11〜14に対して接近しているのかを識別できる。なお、携帯機1の保持者が接近している車両ドア11〜14の位置を識別するには、照合ECU4が、各送信機2a〜2dに対し、時間的にずれたタイミングで順番にリクエスト信号を送信するように指示しても良い。
車室外送信機2a〜2dのいずれかのリクエスト信号に対して、携帯機1がレスポンス信号を返送すると、そのレスポンス信号が、車両側ユニットの受信機3によって受信される。照合ECU4は、そのレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録してある登録コードに一致等、所定の関係を満足するか否か、IDコードの照合を行う。
照合ECU4において、IDコードの照合OKと判定すると、照合ECU4は、レスポンス信号に含まれる識別コードから携帯機1の保持者の位置を判別する。そして、その位置に該当する車両ドア11〜14のタッチセンサ6a1〜6d1を起動することにより、車両ドア11〜14をアンロックスタンバイ状態にするように、ボデーECU7に対して指示を与える。この指示信号に基づいて、ボデーECU7は、車両ドア11〜14のいずれかをアンロックスタンバイ状態に設定する。
携帯機1の保持者が、アンロックスタンバイ状態に設定された車両ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dに触れると、その携帯機1の保持者のドアハンドル操作がタッチセンサ6a1〜6d1によって検出され、その検出信号は照合ECU4に送信される。すると、照合ECU4は、全ての車両ドア11〜14をアンロックすべく、ボデーECU9に指示を与える。この指示信号に基づいて、ボデーECU9は、各車両ドア11〜14のロック制御部5a〜5dにアンロック駆動信号を出力して、各車両ドア11〜14をアンロックする。
次に、本実施形態の特徴部分に係わる、各ドア11〜14のロック制御について説明する。本実施形態では、ユーザが車両から離れることで自動的に車両ドア11〜14をロックするオートロック方式と、ユーザがドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作したことをトリガとして、車両ドア11〜14をロックするトリガロック方式とのいずれの方式によっても、車両ドアをロックすることができるように構成されている。
以下、本実施形態におけるロック制御について、図3及び図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3のフローチャートは、オートロック方式によるロック制御を示し、図4のフローチャートは、トリガロック方式によるロック制御を示すものである。
まず、図3のステップS10では、携帯機1の保持者が車両から降車したことを検出するために、車両ドア11〜14が開閉されたか否かを判定する。なお、車両ドア11〜14が開閉されたか否かは、例えば図示しないカーテシランプスイッチからの信号に基づいて判定できる。この判定処理において、車両ドア11〜14が開閉されたと判定された場合のみ、ステップS20以降の処理が実行される、従って、車両ドア11〜14をロックすべきか否かを判定することが必要な時に限って、ステップS20以降の処理によって車室内送信機2eと携帯機1との相互通信を行わせることができる。その結果、車室内送信機2e及び携帯機1とも無駄に電力を消費することを防止できる。なお、この場合、併せて、エンジンが停止されたことを、車室内送信機2eと携帯機1との相互通信を行わせる条件として採用しても良い。
ステップS20では、車室内送信機2eから低出力レベルでリクエスト信号を送信する。これにより、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアは、第1の車室内通信エリアとなる。このとき、受信機3において、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されると、携帯機1が車室内に置き忘れられている可能性が高い。従って、ステップS30では、ステップS20におけるリクエスト信号の送信に応答して、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたか否かを判定し、この判定結果が「Yes」である場合、ステップS110に進んで、警報機15により携帯機1の置き忘れ警報を実施する。
ここで、車両側ユニットにおける各送信機2a〜2eと携帯機1との双方向通信における通信手順について、詳しく説明する。なお、以下の説明では、携帯機1が車両側ユニットにおける車室外送信機2aと通信する場合を例として説明する。
通信が開始される以前は、携帯機1は、スリープ状態にある。そのため、車室外送信機2aは、携帯機1をウエイクアップさせるための起動要求信号を送信する。携帯機1は、この起動要求信号によってウエイクアップし、第1のアクノリッジ信号(以下、第1のACK信号)を返送する。受信機3が第1のACK信号を受信すると、車室外送信機2aは、車両ごとに異なる車両IDコードを含み、携帯機1が同じ車両IDコードを有する場合に第2のACK信号の返送を要求する第1の送信要求信号を送信する。携帯機1は、第1の送信要求信号を受信すると、その第1の送信要求信号に含まれる車両IDコードと同様の車両IDコードを有している場合に、第2のACK信号を返送する。
受信機3が第2のACK信号を受信すると、車室外送信機2aは、送信機ごとに異なるコードを含み、IDコードの送信を要求する第2の送信要求信号を送信する。携帯機1は、この第2の送信要求信号に含まれるコードを利用してレスポンスコードを作成し、このレスポンスコード及びIDコードを含む応答信号を送信する。なお、車室外送信機2aが起動要求信号及び第1の送信要求信号を送信したときに、携帯機1から第1及び第2のACK信号が返送されないと、通信エリア内に携帯機1は存在しないとみなして、通信を終了する。
上述したように、レスポンスコードは、送信機ごとに異なるコードを利用して作成されるので、電子キーECU4は、このレスポンスコードから、携帯機1がいずれの送信機2a〜2eからの信号に応答して応答信号を送信したかを把握できる。なお、上述した通信処理において、起動要求信号と第1及び第2の送信要求信号とが、送信機から送信されるリクエスト信号に該当し、第1及び第2のACK信号と応答信号とが、携帯機1から送信されるレスポンス信号に該当する。
ただし、上述したように、送信機ごとに異なるコードを利用せずとも、例えば、各送信機からリクエスト信号を送信するタイミングをずらすことによって、携帯機1がいずれの送信機からのリクエスト信号に応答してレスポンス信号を返送したかを把握することも可能である。また、車室内送信機2eと車室外送信機2a〜2dとのリクエスト信号送信時期は異なり、かつ車室内送信機2eは、携帯機1が車室内に存在することが確認できれば良いので、上述したコードを利用しなくとも良い。さらに、上述した通信手順において、車両側ユニットからの第1の送信要求信号の送信、及びそれに対応する携帯機1からの第2のACK信号の送信は、省略されても良い。
上述した通信手順に従って、携帯機1からIDコードを含むレスポンス信号を受信すると、照合ECU4は、そのレスポンス信号に含まれるIDコードが、予め登録してある登録コードと一致する等、所定の関係を満足するか否かを判定する。そして、所定の関係を満足する場合には、IDコードの照合OK、満足しない場合には、IDコードの照合NGと判別される。
ステップS30にて、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されないと判定された場合、ステップS40にて、車室内送信機2eから高出力レベルでリクエスト信号を送信する。これにより、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアは、完全に車室内をカバーするとともに、車両ドアの窓を介して漏れるリクエスト信号の送信電波によって車室外まで拡張された第2の車室内通信エリアとなる。そして、ステップS50において、ステップS40で送信されたリクエスト信号に応答して、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたか否かを判定する。
ステップS40にて、高出力レベルでリクエスト信号が送信されるので、携帯機1を保持したユーザが車両10の近傍にいる場合には、ステップS50での判定結果が「Yes」となる場合がある。この場合には、処理はステップS60に進んで、レスポンス信号の受信回数が所定回数となったか否かを判定する。このステップS60の判定において、所定回数未満と判定されると、ステップS40からの処理を繰り返し実行する。
そして、携帯機1を保持したユーザが車両10から遠ざかると、ステップS50において、レスポンス信号が受信されないと判定されるようになる(レスポンス信号の受信不成立)。この場合、携帯機1はユーザによって車室外に持ち出されたのであるから、ステップS70に進んで、車両10の全ての車両ドア11〜14が閉じられているか否かを判定する。このとき、いずれかの車両ドア11〜14が開いていると判定した場合、ステップS80に進んで、警報機15を用いて、車両ドアを確認するように警報を発する。この警報によってユーザが車両ドアを閉めた場合には、ステップS70において全てのドアが閉じられていると判定される。この場合、処理はステップS90に進む。
ステップS90では、全ての車両ドア11〜14をロックするように、各ドアロック制御部5a〜5dに指示する。このように、全ての車両ドア11〜14が閉扉されていることが確認された場合に、全ての車両ドア11〜14を同時期にロックさせるので、車両ドア11〜14のロック忘れを防止することができる。また、このドアロックと同時に、照合ECU4は、エンジン制御装置9に対してエンジンを始動禁止状態に設定するよう指示する。
なお、ステップS60の判定処理において、レスポンス信号の受信回数が所定回数に達したと判定された場合には、携帯機1が車両の近傍にあり続ける状況であるため、ステップS100に進んで、携帯機1の位置を確認するように警報する。すなわち、上述した状況では、携帯機1は、車室内における第1の通信エリアの不感帯エリアに存在していたり、携帯機1を保持しているユーザが車室外の電波漏れエリア内に止まっていたりすることが考えられる。この場合には、車室内送信機2e及び携帯機1における消費電力抑制のため、相互通信を終了させるのである。また、警報により、ユーザに携帯機1の位置の確認を促すのである。
上述したように、オートロック方式によるドアロック制御においては、まず、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアが第1の通信エリアに設定して相互通信を試みても、携帯機1からのレスポンス信号が受信されない場合、その後、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアを第2の通信エリアに設定して、再度、相互通信を試みるようにしている。これにより、携帯機1の車室内から車室外への移動を追跡するように、携帯機1の位置をモニタすることができる。
ただし、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアが第2の通信エリアに設定して、相互通信を試みることにより、携帯機1が車室内に置き忘れられているかどうかを確認することができるので、第1の通信エリアによる相互通信の試行は省略しても良い。
上述したオートロック方式によるドアロック制御処理中に、ドアロックスイッチ6a2〜6d2が操作された場合、割込処理により、トリガロック方式によるドアロック制御が実行される。すなわち、ドアロックスイッチ6a2〜6d2の操作(図4のステップS120)に応じて、図3のフローチャートに示すオートロック方式によるドアロック制御が中断され、図4のフローチャートに示す処理が開始される。
ステップS130では、車室内送信機2eから低出力レベルでリクエスト信号を送信する。これにより、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアは、上述した第1の車室内通信エリアとなり、車室外へのリクエスト信号の送信電波漏れを防止できる。従って、携帯機1の保持者が、ドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作するために、車両の近傍に止まっていても、携帯機1が車室内送信機2eからのリクエスト信号に応答してレスポンス信号を返送することを防止できる。
ステップS140では、ステップS130におけるリクエスト信号の送信に応答して、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたか否かが判定される。この判定処理において「Yes」と判定された場合、ユーザは携帯機1を車室内に置き忘れている可能性があるので、図3のフローチャートのステップS110に進んで、警報機15により携帯機1の置き忘れ警報を実施する。
一方、ID照合がOKとなるレスポンス信号が受信されないと判定されると(レスポンス信号受信不成立)、ステップS150に進む。ステップS150では、操作されたドアハンドル6a〜6dに対応する車室外送信機2a〜2d、もしくはすべての車室外送信機2a〜2dからリクエスト信号を送信させる。そして、ステップS160では、ステップS50にて送信されたリクエスト信号に応答して、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号を受信したか否かを判定する。
ステップS160の判定処理において、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたと判定されると、ドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作したユーザは携帯機1を保持しているとみなされるので、図3のフローチャートのステップS70の処理に進む。一方、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されない場合、ドアロックスイッチ6a2〜6d2は、携帯機1を保持した正規のユーザ以外の第三者によって操作された可能性が高いため、上述したオートロック方式によるドアロック制御における中断した処理に復帰する。このように、ドアロックスイッチ6a2〜6d2が操作されたときに、車室内送信機2eと携帯機1との相互通信に加え、車室外送信機2a〜2dと携帯機1との相互通信を試みることにより、携帯機1の車室内への置き忘れのみでなく、携帯機1を保持したユーザによる操作であるか確認することができる。そして、携帯機1を保持したユーザ以外の第三者による操作である場合には、中断したオートロック方式によるドアロック制御を再開するので、オートロック方式によるドアロック制御を継続させることができる。
以上、説明したように、本実施形態による車載機器制御システムにおいては、トリガロック方式によるドアロック制御時の車室内通信エリアの大きさを、オートロック方式によるドアロック制御時の車室内通信エリアの大きさよりも小さく設定した。すなわち、オートロック方式による車両ドアロック制御時には、車室内全体をカバーする第2の通信エリアを設定する一方で、トリガロック方式による車両ドアロック制御時には、車両10の近傍に位置するユーザが保持する携帯機1との通信が不成立となる程度の大きさを持つ第1の通信エリアを設定した。従って、オートロック方式及びトリガロック方式のいずれの場合であっても、車室内への携帯機1の置き忘れを防止しつつ、車両ドア11〜14を適切にロックすることが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々、変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、オートロック方式による車両ドアロック制御時に、まず、第1の通信エリアにおいて車室内送信機2eと携帯機1との相互通信を試みて、レスポンス信号が受信されなければ、第2の通信エリアにおいて、再度、車室内送信機2eと携帯機1との相互通信を試みた。そして、この第2の通信エリアにおける相互通信においても、携帯機1からのレスポンス信号が受信されなくなると、車両ドア11〜14をロックするようにした。
しかしながら、図5のフローチャートに示すように、さらに、車室外送信機2a〜2dと携帯機1との相互通信を行わせて、携帯機1からのレスポンス信号が受信されなくなったときに、車両ドア11〜14をロックするようにしても良い。すなわち、図5のステップS170に示すように、車室外送信機2a〜2dからリクエスト信号を送信させ、このリクエスト信号に応答して、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたか否かをステップS180にて判定する。ユーザが車両10から降車した直後は、また車室外送信機2a〜2dと携帯機1との通信が成立するが、通常、レスポンス信号の受信回数がステップS190にて判定される所定回数に達する以前に、ユーザは車両10から離れて、レスポンス信号の受信が不成立となる。この場合、図3のフローチャートのステップS70〜S90の処理を実行して車両ドア11〜14をロックする。
このように、車室外送信機2a〜2dと携帯機1との相互通信において、携帯機1からのレスポンス信号の受信が不成立となったタイミングで車両ドア11〜14をロックすることにより、携帯機1がユーザによって車室外送信機2a〜2dと携帯機1との通信エリア外まで持ち出されたことを確認した上で、車両ドアをロックすることができる。
さらに、上述したように、オートロック方式において、第1の通信エリアにおける車室内送信機2eと携帯機1との相互通信の実施は任意であり、図5のフローチャートに示す例においても、それは当て嵌まる。すなわち、図6のフローチャートに示すように、オートロック方式による車両ドアロック制御では、第2の通信エリアにおける車室内送信機2eと携帯機1との相互通信、及び車室外送信機2a〜2dと携帯機1との相互通信において、ともに携帯機1からのレスポンス信号の受信が不成立となったことを条件として、車両ドア11〜14をロックするようにしても良い。
また、上述した実施形態では、車室内送信機2eにおけるレスポンス信号送信出力レベルを変化させることにより、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアを、第1の通信エリアと第2の通信エリアとのいずれかに設定した。しかしながら、車室内送信機2eと携帯機1との通信エリアの大きさは、携帯機1における受信感度によって変化させることも可能である。
携帯機1における受信感度を、第1の通信エリアに対応する低感度と第2の通信エリアに対応する高感度に切り換えるためには、上述した送信機2a〜2eと携帯機1との通信手順における起動要求信号、もしくは第1の送信要求信号を利用する。すなわち、車室内送信機2eは、携帯機1に対して低感度での受信を指示する起動要求信号A(若しくは第1の送信要求信号A)と、高感度での受信を指示する起動要求信号B(若しくは第1の送信要求信号B)との2種類の信号を送信する。これにより、携帯機1の受信感度を低感度と高感度のいずれかに任意に切り換えることが可能になる。
さらに、車室内送信機2eのリクエスト信号送信出力レベルの調整と、携帯機1における受信感度の切り換えを同時に行っても良い。
また、上述した実施形態においては、車両側ユニットにおける照合ECU4は、IDコードの照合結果に応じて、エンジン制御装置9に対してエンジンの始動の許可あるいは禁止を指示する制御信号を出力する。これは、携帯機1を保持した正規のユーザが車両に乗車していることを、エンジン始動の条件とするために行っているものであるが、携帯機1からIDコードを含むレスポンス信号を受信するための車室内送信機2eとの通信エリアは、第1の通信エリアに設定されることが好ましい。これにより、携帯機1が車室外にあるにも係わらず、エンジンの始動が可能となる事態の発生を防止することができる。
さらに、上述した実施形態において、車両ドアがロックされた場合、車両側において例えばハザードランプを点灯したり、携帯機1にブザーやライトを設けて音や光を発生させて、ドアロックが行われたことをユーザに報知するようにしても良い。これは、特に、オートロック方式によるドアロック制御時には、ユーザは何らロックのための操作を行わないので、ロック忘れの防止のために有効である。
第1実施形態における車載機器制御システムの全体の構成を示す構成図である。 車室内送信機の通信エリアについて説明するための説明図である。 オートロック方式によるドアロック制御を示すフローチャートである。 トリガロック方式によるドアロック制御を示すフローチャートである。 ドアロック制御の変形例を示すフローチャートである。 ドアロック制御のその他の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯機
1a 受信機
1b 送信機
1c 携帯機ECU
2a〜2d 車室外送信機
2e 車室内送信機
3 受信機
4 照合ECU
6a2〜6d2 ドアロックスイッチ
10 車両

Claims (11)

  1. 車両側ユニットから送信されるリクエスト信号に応答して、携帯機がIDコードを含むレスポンス信号を返送する相互通信を行うことによって、前記車両側ユニットが、前記携帯機からレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してある登録コードと照合し、その照合結果に応じて、車載機器を制御する車載機器制御システムにおいて、
    前記車両側ユニットは、
    前記携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と
    車両の車室内を前記携帯機との通信エリアとし、当該車室内に向けて前記リクエスト信号を送信する車室内送信機と、
    車両ドアに設けられ、当該車両ドアのロックを指示するトリガスイッチと、
    前記トリガスイッチが操作されない場合には、操作された場合に比較して、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを大きく設定する通信エリア可変手段と、
    前記通信エリア可変手段によって設定された通信エリア内において、前記車室内送信機から送信されたリクエスト信号に応答するレスポンス信号が前記受信機にて受信されないことに基づいて、前記車両ドアをロックするロック制御手段と、
    前記車両ドアの開閉動作を検出するドア開閉検出手段と、を備え、
    前記ロック制御手段は、前記ドア開閉検出手段によって車両ドアの開閉動作が検出されると、まず、相対的に大きく設定される通信エリア内における、前記車室内送信機と携帯機との相互通信結果に基づいてドアロック制御を行うオートロック方式によるドアロック制御を実行し、そのオートロック方式によるドアロック制御の実行中に、前記トリガスイッチの操作が行われると、前記オートロック方式によりドアロック制御を中断して、相対的に小さく設定される通信エリア内における、前記車室内送信機と携帯機との相互通信結果に基づいてドアロック制御を行うトリガロック方式によるドアロック制御を割込により開始することを特徴とすることを特徴とする車載機器制御システム。
  2. 前記通信エリア可変手段は、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを、予め定められた第1の通信エリアと、その第1の通信エリアよりも大きな通信エリアを有するように定められた第2の通信エリアとのいずれかに設定することを特徴とする請求項1に記載の車載機器制御システム。
  3. 前記通信エリア可変手段は、前記車室内送信機から前記リクエスト信号を送信させる際の送信出力レベルと、前記携帯機における前記リクエスト信号の受信感度レベルとの少なくとも一方を調整することにより、前記通信エリアの大きさを変化させることを特徴とする請求項2に記載の車載機器制御システム。
  4. 前記ロック制御手段は、前記トリガスイッチが操作されない場合、まず、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを前記第1の通信エリアに設定して相互通信を試みても、前記携帯機からのレスポンス信号が受信されないと、その後、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを前記第2の通信エリアに設定して、再度、相互通信を試みることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車載機器制御システム。
  5. 前記車両側ユニットは、ユーザに対して警報を発する警報発生手段を備え、
    前記ロック制御手段は、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを前記第1の通信エリアに設定したときに、前記携帯機からのレスポンス信号が受信された場合、前記車両ドアをロックすることなく、前記警報発生手段によって警報を発生させることを特徴とする請求項4に記載の車載機器制御システム。
  6. 前記ロック制御手段は、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを前記第2の通信エリアに設定したときに、前記携帯機からのレスポンス信号が受信された場合、所定回数だけ前記相互通信を繰り返し実行し、その所定回数の相互通信において、前記携帯機から継続してレスポンス信号が受信された場合に、前記車室内送信機と前記携帯機との相互通信を終了させ、かつ前記警報発生手段によって警報を発生させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車載機器制御システム。
  7. 前記車両側ユニットは、車両の周囲を前記携帯機との通信エリアとし、前記車両の周囲に向けて前記リクエスト信号を送信する車室外送信機を備え、
    前記ロック制御手段は、前記トリガスイッチが操作されない場合、前記車室内送信機から送信されたリクエスト信号に応答するレスポンス信号が前記受信機にて受信されないことを確認し、その後、前記車室外送信機から送信されるリクエスト信号に対して応答するレスポンス信号の受信が不成立となったタイミングで、前記車両ドアをロックすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車載機器制御システム。
  8. 前記車両側ユニットは、ユーザに対して警報を発する警報発生手段を備え、
    前記ロック制御手段は、前記車室外送信機から送信するリクエスト信号に応答するレスポンス信号の受信が、所定回数に達したとき、前記車室外送信機と前記携帯機との相互通信を終了させ、かつ前記警報発生手段によって警報を発生させることを特徴とする請求項7に記載の車載機器制御システム。
  9. 前記車両側ユニットは、車両の周囲を前記携帯機との通信エリアとし、前記車両の周囲に向けて前記リクエスト信号を送信する車室外送信機を備え、
    前記ロック制御手段は、前記トリガスイッチが操作されたとき、前記車室内送信機及び前記車室外送信機を用いて前記携帯機との相互通信を試みるとともに、前記車室内送信機からのリクエスト信号に対して応答するレスポンス信号が受信されず、かつ前記車室外送信機からのリクエスト信号に対して応答する、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたとき、前記車両ドアをロックすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車載機器制御システム。
  10. 前記ロック制御手段は、トリガロック方式によるドアロック制御を実行した際、前記車室外送信機と前記携帯機との相互通信において、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されない場合、中断したオートロック方式によるドアロック制御を再開することを特徴とする請求項9に記載の車載機器制御システム。
  11. 前記車両側ユニットは、
    車両のエンジンの運転状態を制御するエンジン制御手段と、
    ユーザによってエンジンの始動が指示されたときに、前記車室内送信機と前記携帯機との相互通信により、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号が受信されたときに、前記エンジン制御手段に対してエンジンの始動を許可する許可手段とを備え、
    前記許可手段による始動許可制御時には、前記通信エリア可変手段は、前記車室内送信機と前記携帯機との通信エリアを、前記トリガスイッチが操作されたときに設定される通信エリアに設定することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の車載機器制御システム。
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